JP2010103908A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信帯域内にノイズ成分が混入した場合でも、精度良くシンボルタイミングを検出する。
【解決手段】ノイズ検出器9は、シンボルタイミングが検出される前の受信待機中に入力される入力信号からノイズ成分を検出する。相関値算出部100は、マルチキャリア信号のプリアンブル部を構成するシンボルの時間軸上の波形を示す所定の第1の時間軸波形パターンからノイズ成分の周波数帯域が含まれていない第2の時間軸波形パターンを用いて、マルチキャリア信号の相関値を算出する。シンボルタイミング検出器30は、相関値算出部100により算出された相関値を基に、シンボルタイミングを検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、マルチキャリア信号を受信する受信装置に関するものである。
相関器を用いた同期確立方法においては、通信帯域内に周期的ノイズ成分が混入した場合、相関値のパターンが乱れ、シンボルタイミングを正確に検出ことができなくなり、タイミングの誤検出あるいは、パケットロスが生じるという課題がある。
そこで、特許文献1には、自己相関処理によって受信した通信信号を同期補足する場合に、通信信号に周期性雑音が含まれていても同期補足を可能とすることを目的として(段落[0008])、下記の通信装置が開示されている。
まず、送信機が、周波数帯域の異なる4つの周波数ブロックを用いて同期信号を生成し、この同期信号を含む通信信号を受信機に送信する。次に、受信機がこの同期信号を4つの周波数ブロックに対応する周波数帯域を通過するバンドパスフィルタ41a〜41dを用いて4つの系統に分離し、後段に接続された4つの相関処理部42a〜42dに出力する。次に、相関処理部42a〜42dは、バンドパスフィルタ41a〜41dから出力された同期信号を自己相関処理して、同期信号の周期性を抽出する。次に、同期判定回路134が、相関処理部42a〜42dによる周期性の抽出結果を用いて、同期補足点を検出する。
特開2006−5390号公報
しかしながら、特許文献1では、自己相関処理が用いられているが、自己相関処理では相関波形のピークが緩やかに現れるため、同期補足点を高精度で検出することが困難である。
本発明の目的は、通信帯域内にノイズ成分が混入した場合でも、精度良くシンボルタイミングを検出することができる受信装置を提供することである。
(1)本発明の一局面による受信装置は、マルチキャリア信号を受信する受信装置であって、シンボルタイミングが検出される前の受信待機中に入力される入力信号からノイズ成分を検出するノイズ検出器と、前記マルチキャリア信号のプリアンブル部を構成するシンボルの時間軸上の波形を示す所定の第1の時間軸波形パターンから前記ノイズ成分の周波数帯域が除去された第2の時間軸波形パターンを用いて、前記入力信号の相関値を算出する相関値算出部と、前記相関値算出部により算出された相関値を基に、前記マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する検出器とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、受信待機中に入力されたノイズ成分の周波数帯域が除去された第2の時間軸波形パターンを用いて入力信号の相関値が算出され、この相関値を基に、シンボルタイミングが検出されている。そのため、シンボルタイミングを精度よく検出することができる。
(2)前記第1の時間軸波形パターンは、前記シンボルの生成に用いられる複数のサブキャリアの時間軸上の波形を示し、前記相関値算出部は、前記複数のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンをそれぞれ記憶する複数の記憶部と、前記複数の記憶部に対応して設けられ、対応する記憶部に記憶された時間軸波形パターンを用いて前記マルチキャリア信号の相関値を算出する複数の相関器とを備え、前記ノイズ検出器は、前記第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部に対応する相関器を選択し、前記検出器は、前記ノイズ検出器により選択された相関器が算出した相関値を基に、シンボルタミングを検出することが好ましい。
この構成によれば、複数の記憶部は、第1の時間軸波形パターンを構成する複数のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンをそれぞれ記憶している。各相関器は、対応する記憶部に記憶された時間軸波形パターンを用いてサブキャリア信号の相関値を算出する。ノイズ検出器は、第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部に対応する相関器を選択する。検出器は、ノイズ検出器により選択された相関器により算出された相関値を基に、シンボルタイミングを検出する。そのため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(3)前記複数の記憶部に対応して各相関器の前段に設けられ、対応する記憶部に記憶された時間軸波形パターンの周波数帯域を通過する複数のフィルタと、前記複数のフィルタの中から、前記ノイズ成分の周波数帯域を制限するフィルタを選択するフィルタ選択部とを備えることが好ましい。
この構成によれば、ノイズ成分の周波数帯域を含まない時間軸波形パターンを記憶する記憶部に対応する相関器にのみ入力信号が入力されると共に、この入力信号には入力先の相関器に対応する時間軸波形パターンの周波数帯域のみが含まれているため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(4)前記第1の時間軸波形パターンは、前記シンボルの生成に用いられる複数のサブキャリアの時間軸上の波形を示し、前記相関値算出部は、前記複数のサブキャリアのうち、前記ノイズ成分の周波数帯域を含まないサブキャリアを用いて前記第2の時間軸波形パターンを生成するパターン生成器と、前記パターン生成器により生成された第2の時間軸波形パターンを用いて前記入力信号の相関値を算出する相関器とを備えることが好ましい。
この構成によれば、パターン生成器は、ノイズ成分の周波数帯域を含まないサブキャリアを用いて第2の時間軸波形パターンを生成する。相関器は、この第2の時間軸波形パターンを用いてサブキャリア信号の相関値を求める。そのため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(5)前記相関器の前段に設けられ、フィルタ係数を用いて前記入力信号をフィルタ処理する可変フィルタと、前記ノイズ成分の周波数帯域を前記入力信号から除去するための前記フィルタ係数を算出する係数算出部とを備えることが好ましい。
この構成によれば、相関器には、ノイズ成分の周波数帯域が除去された入力信号が入力されるため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(6)前記入力信号をアナログデジタル変換するA/D変換器と、前記A/D変換器によりA/D変換された入力信号のゲインを調節するACG回路とを更に備えることが好ましい。
この構成によれば、A/D変換され、ゲインが調節された入力信号を用いてシンボルタイミングを検出することができる。
本発明によれば、受信待機中に入力されたノイズ成分の周波数帯域が除去された時間軸波形パターンを用いて入力信号の相関値が算出され、この相関値を基に、シンボルタイミングが検出されている。そのため、シンボルタイミングを精度よく検出することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示す受信装置は、例えば802.11a規格の受信装置であり、周波数軸上で直交関係を有する狭帯域の複数のサブキャリアをデジタル変調して多重化するマルチキャリア信号を受信する受信装置である。
図1に示す受信装置は、アナログフロントエンド部1、可変利得増幅部2、A/D(アナログ/デジタル)変換部3、GI(ガードインターバル)除去部4、FFT(高速フーリエ変換)部5、復調部6、AGC(自動利得制御)部7、タイミング検出器8、及びノイズ検出器9を備えている。
アナログフロントエンド部1は、所定の伝送路を介して入力信号を受信し、所定のアナログ処理を行う。ここで、アナログフロントエンド部1は、例えば、低雑音増幅回路で入力信号を増幅し、次に、ローパスフィルタで入力信号に含まれる高周波ノイズを除去し、次に、周波数変換回路で入力信号を中間周波数に変換し、次に、増幅回路で入力信号を増幅するアナログ処理を実行する。
伝送路としては、例えば、有線又は無線のいずれを採用してもよい。有線としては、種々の通信線や電力線搬送通信に用いられる電力線等を採用することができる。
図2(A)はマルチキャリア信号のデータ構造を示し、図2(B)は図2(A)に示すプリアンブル部41のデータ構造を示し、図2(C)は図2(A)に示すデータ部43のデータ構造を示した図である。
図2(A)に示すようにマルチキャリア信号は、IEEE802.11a規格のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)信号であり、プリアンブル部41、ヘッダ部42、及びデータ部43を備えている。プリアンブル部41は、例えばPLCP(Physical Layer Convergence Protocol)プリアンブルであり、受信同期を確立するためのプリアンブル信号を格納する。ヘッダ部42は、ヘッダ情報を格納する。データ部43は、送信対象のデータを格納する。
図2(B)に示すように、プリアンブル部41は、ショートプリアンブル部411及びロングプリアンブル部412を備えている。ショートプリアンブル部411は、ショートトレーニングシンボル(STS)を格納する。ロングプリアンブル部412は、ロングトレーニングシンボル(LTS)を格納する。STS及びLTSは、それぞれ、受信側で既知の固定パターン信号である。STSは、主に、シンボルタイミングを検出するシンボル同期や、AFC(Automatic Frequency Control、自動周波数制御)の粗調整に利用される。LTSは、主に、AFCの微調整やチャネル推定に利用される。
802.11a規格では、ショートプリアンブル部411は、10個のSTSが格納され、1個のSTSの期間は、0.8μSである。また、ロングプリアンブル部412は、2個のLTSが格納され、1個のLTSの期間は、3.2μSである。そして、本実施の形態では、10個のSTSを用いてシンボルタイミングを検出する。
ヘッダ情報は、物理レイヤにおいてパケット信号を受信処理する上で必要な情報であり、例えば、データ部43の伝送速度やデータ長が含まれる。
データ部43は、例えば、データ信号432を収容する所定数のOFDMシンボルと、パイロット信号(PS)433を収容する所定数のOFDMシンボルとを備えている。各OFDMシンボルは、先頭に設けられたガードインターバル(GI、Guard Interval)431を含む。GI431は、シンボル間干渉を回避するために設けられた冗長信号である。また、GI431は、データ信号432の後端の一定期間(PS433の場合にはPS433の後端の一定期間)をコピー(複写)した信号である。
例えば、802.11a規格では、OFDMシンボルの期間は、4μSであり、GI431の期間は、0.8μSである。
図1に戻り、可変利得増幅部2は、AGC部7からのAGC信号に応じて制御された利得でアナログフロントエンド部1から出力された入力信号を増幅し、AD変換部3へ出力する。AD変換部3は、可変利得増幅部2から出力された入力信号をA/D変換し、GI除去部4、AGC部7、タイミング検出器8、及びノイズ検出器9に出力する。
タイミング検出器8は、AD変換部3から出力された入力信号を用いて、キャリア周波数同期及びシンボルタイミング同期を行う。GI除去部4は、タイミング検出器8により検出されたシンボルタイミングに基づいてOFDMシンボルからGIを除去し、FFT部5へ出力する。
ここで、キャリア周波数同期は、送受信装置間のキャリア周波数誤差を調整し、送受信装置間のキャリア周波数の同期を取ることである。
FFT部5は、タイミング検出器8で検出されたシンボルタイミングに基づいてFFTウィンドウを開き、GIが除去されたOFDMシンボルを高速フーリエ変換(FFT)し、復調部6へ出力する。復調部6は、FFT部5から出力されたOFDMシンボルに対し、所定の信号処理を行い、目的の情報を取り出す。ここで、所定の信号処理としては、例えば、チャネル推定、チャネル等化、位相トラッキング、サブキャリア復調、軟判定、デインターリーブ、及びビタビ復号等が挙げられる。
AGC部7は、AD変換部3から出力される入力信号に基づいて可変利得増幅部2の利得を算出し、この利得で可変利得増幅部2を制御するためのAGC信号を生成し、このAGC信号を可変利得増幅部2へ出力する。これにより、可変利得増幅部2は、入力信号を後段の各ブロックの処理に適したレベルとなるように増幅することができる。
図3は、本発明の実施の形態1によるタイミング検出器8の詳細な構成及びノイズ検出器9を示すブロック図である。タイミング検出器8は、相関値算出部100及びシンボルタイミング検出器30(検出器)を備えている。
相関値算出部100は、3個の相関器11〜13、及び3個の記憶部21〜23を備えている。そして、相関値算出部100は、マルチキャリア信号のプリアンブル部41を構成するシンボルの時間軸上の波形を示す所定の第1の時間軸波形パターンからノイズ成分の周波数帯域が除去された第2の時間軸波形パターンを用いて、マルチキャリア信号の相関値を算出する。
IEEE802.11a規格では、STSの生成に用いられる複数のサブキャリアとしては、マルチキャリア信号の生成に用いられる合計64本のサブキャリアのうち、所定の12本のサブキャリアが用いられている。第1の時間軸波形パターンは、これら12本のサブキャリアを逆フーリエ変換して得られた波形である。具体的にはこれら12本のサブキャリアには、それぞれ、(13/6)1/2×{1+j,-1-j,1+j,-1-j, -1-j,1+j,-1-j,-1-j,1+j,1+j,1+j,1+j}のシンボルが与えられている。以下、これら12本のサブキャリアにはこれらのシンボルが与えられていることを前提にして説明する。
なお、図3では、相関器11〜13の個数及び記憶部21〜23の個数を3個としたが、これは一例であり、2個以上であれば3個以外の個数を採用してもよい。また、相関器11〜13を特に区別しない場合は、相関器11〜13に対して10の符号を付す。また、記憶部21〜23を特に区別しない場合は、記憶部21〜23に対して20の符号を付す。
記憶部20は、マルチキャリア信号のプリアンブル部41を構成するSTSの生成に用いられる12本のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンを記憶する。
ここで、記憶部21〜23は、それぞれ、これら12本のサブキャリアを例えば4本ずつ組み合わせることで得られる3種類の周波数帯域の異なるサブキャリアの時間軸波形パターンを記憶している。具体的には、記憶部21〜23は、下記のような時間軸波形パターンPA〜PCを記憶している。
図4(A)〜(C)は、それぞれ、記憶部21〜23が記憶する時間軸波形パターンPA〜PCの周波数スペクトルの一例を示した図である。時間軸波形パターンPAは、12本のサブキャリアのうち、図4(A)に示す低域側から数えて1本目から4本目までの4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
また、時間軸波形パターンPBは、12本のサブキャリアのうち、図4(B)に示す中域の4本、すなわち、低域側から数えて5本目から8本目までの4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
時間軸波形パターンPCは、12本のサブキャリアのうち、図4(C)に示す高域側の4本、すなわち、低域側から数えて9本目から12本目の4本のサブキャリアの組を逆フーリエ変換することで得られる波形である。
なお、図4の時間軸波形パターンPA〜PCは一例に過ぎず、記憶部21〜23は、例えば、12本のサブキャリアから4本以外の所定本数(例えば8本、11本等)のサブキャリアを組み合わせた周波数帯域の異なる3種類の時間軸波形パターンを記憶してもよい。
図3に戻り、相関器10は、対応する記憶部20に記憶された時間軸波形パターンを用いて入力信号の相関値を算出する。ここで、相関器10は、例えばマッチトフィルタにより相関値を算出する。
図5は、マッチトフィルタの説明図である。マッチトフィルタを採用する場合、記憶部20は、時間軸波形パターンを所定のサンプリング周期TSでサンプリングすることで得られるN個のフィルタ係数m〜mN−1予め記憶する。
そして、相関器10は、例えばA/D変換部3によりサンプリング周期TSでサンプリングされた入力信号R〜RN−1のそれぞれにフィルタ係数m〜mN−1を乗じ、得られた値を加算することで相関値Vを求める。すなわち、相関値Vは、V=Σi=0〜N−1・Rにより算出される。ここで、サンプリング周期TSとしては、例えば1個のSTSの期間に所定回(例えば16回)、相関値Vを算出することができる値を採用することができる。
なお、相関器10は、バッファを備え、このバッファに最新の入力信号であるRN−1から、過去一定期間の入力信号を保存しておく。そして、最新の入力信号RN−1が入力されると、バッファから入力信号R〜RN−1を読み出し、読み出した入力信号R〜RN−1とフィルタ係数m〜mN−1とを用いてマッチトフィルタを行えばよい。
図3に戻り、ノイズ検出器9は、シンボルタイミングが検出される前の受信待機中に入力される入力信号からノイズ成分を検出する。
ここで、アナログフロントエンド部1、可変利得増幅部2、AD変換部3、AGC部7、タイミング検出器8、及びノイズ検出器9は、受信待機中も処理を行っている。
そして、ノイズ検出器9は、以下のようにしてノイズ成分を検出する。まず、受信待機中において一定期間経過する毎に、AD変換部3から出力される入力信号をフーリエ変換し、所定の各周波数帯域のノイズ成分の強度を帯域別ノイズ強度として求める。
或いは、ノイズ検出器9は、受信待機中において一定期間経過する毎に、AD変換部3から出力される入力信号をそれぞれ通過帯域の異なる複数の帯域通過フィルタに入力して、複数の周波数帯域に分離し、所定の各周波数帯域のノイズ成分の強度を帯域別ノイズ強度として求める。
そして、ノイズ検出器9は、時間軸波形パターンPA〜PCのそれぞれの周波数帯域に含まれる帯域別ノイズ強度の合計値を求め、合計値が最も小さい時間軸波形パターンを記憶する記憶部20に対応する相関器10を選択する。
図6は、ノイズ検出器9により検出されたノイズ成分を示したグラフである。図6において、縦軸は強度を示し、横軸はサブキャリアの番号を示している。図6の場合、サブキャリア信号の生成に用いられる64本のサブキャリアのうち、57番目のサブキャリアの周波数帯域でノイズ成分が発生している。
この場合、ノイズ検出器9は、この57番目のサブキャリアを使用することなく生成された時間軸波形パターンを記憶する記憶部20に対応する相関器10を選択することになる。
図3に戻り、シンボルタイミング検出器30は、ノイズ検出器9により選択された相関器10が算出した相関値Vのピークレベルを基に、マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する。
図7(A)はプリアンブル部41のデータ構造を示し、図7(B)は相関器10が算出する相関値Vを示したグラフである。なお、図7(B)のグラフにおいて、縦軸は相関値Vを示し、横軸は時間を相関値Vのサンプル数で示している。
図7に示すt1〜t10は、相関器10に入力されるショートプリアンブル部411に格納される10個のSTSを示している。
図7(B)に示すように相関値Vは、t1〜t10に対応して10個のピークが現れている。この10個のピークが現れた時刻は、サブキャリア信号と時間軸波形パターンとが実質的に重なった時刻を示している。
そして、シンボルタイミング検出器30は、特定した相関器10により算出される相関値Vのピークを検出し、検出したピークの間隔からピーク周期TPを検出し、t10に対応する10回目のピークを検出した後、ピーク周期TPが経過した時刻Tjにおいて、11回目のピークを検出しなかった場合、この時刻Tjをピーク周期TPが経過した時刻Tjをシンボルタイミングとして検出する。
ここで、相対値としては、ピークレベルVPを所定時間における相関値Vの平均値Vaveで割った値(=ピークレベルVP/平均値Vave)を採用してもよいし、ピークレベルVP−平均値Vaveを採用してもよい。また、相対値を用いる代わりにピークレベルVPのみを用いてシンボルタイミングを検出してもよい。
なお、ノイズ検出器9が複数の相関器10を選択した場合、シンボルタイミング検出器30は、選択された相関器10のうち、最大のピークレベルVPを算出する相関器10により算出された相関値Vを用いてシンボルタイミングを検出すればよい。
次に、本受信装置の動作について説明する。ノイズ検出器9は、受信待機中において、一定期間経過する毎に、ノイズ成分が入力されたか否かを判定する。そして、ノイズ検出器9は、ノイズ成分が入力されたと判定すると、ノイズ成分の周波数帯域を含まない時間軸波形パターンを用いて相関値Vを算出する相関器10を選択する。
次に、ノイズ検出器9により選択された相関器10は、対応する時間軸波形パターンを用いて入力信号の相関値Vをサンプリング周期TSで算出する。次に、シンボルタイミング検出器30は、ノイズ検出器9により選択された相関器10により算出された相関値Vを用いてシンボルタイミングを検出する。
このように、本受信装置によれば、受信待機中に入力されたノイズ成分の周波数帯域が除去された第2の時間軸波形パターンを用いて入力信号の相関値Vが算出され、この相関値Vを基に、シンボルタイミングが検出されている。そのため、シンボルタイミングを精度よく検出することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による受信装置は、相関器11〜13の前段にフィルタ61〜63を設けたことを特徴とする。図8は、本発明の実施の形態2によるタイミング検出器8の詳細な構成及びノイズ検出器9のブロック図を示している。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一のものは、説明を省略する。
図8に示すタイミング検出器8は、図3の構成に加えて、相関器11〜13の前段に3個のフィルタ61〜63と、フィルタ選択器50とが更に設けられている。なお、フィルタ61〜63を特に区別しない場合は、フィルタ61〜63に対して60の符号を付す。
フィルタ61〜63は、それぞれ、対応する記憶部21〜23が記憶する時間軸波形パターンPA〜PCの周波数帯域を通過するバンドパスフィルタにより構成されている。
例えば、時間軸波形パターンPA〜PCとして図4(A)〜(C)のものを採用する場合について以下説明する。
STSの周波数帯域としては例えば0〜32MHzのものを採用することができる。そして、図5(A)に示す時間軸波形パターンPAの周波数帯域として例えば0〜10MHzのものを採用することができ、図5(b)に示す時間軸波形パターンPBの周波数帯域として例えば12〜20MHzものを採用することができ、図5(C)に示す時間軸波形パターンPCの周波数帯域として例えば22〜32MHzのものを採用することができる。
この場合、フィルタ選択器50は、ノイズ検出器9の制御の下、フィルタ61〜63の中から、ノイズ成分の周波数帯域を制限するフィルタを選択する。実施の形態1では、ノイズ検出器9は、第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部20に対応する相関器10を選択していた。一方、実施の形態2では、それに加えて、ノイズ検出器9は、第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部20に対応するフィルタ60を選択するようにフィルタ選択器50に指示する。そして、フィルタ選択器50は、この指示に従って、ノイズ検出器9により選択されたフィルタ60を選択する。
これにより、第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部20に対応する相関器10にのみ入力信号が入力されることになる。
このように、実施の形態2による受信装置によれば、第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部20に対応する相関器10にのみ入力信号が入力されると共に、この入力信号には入力先の相関器10に対応する時間軸波形パターンの周波数帯域のみが含まれているため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による受信装置は、パターン生成器200を備えることを特徴とする。図9は、本発明の実施の形態3によるタイミング検出器8の詳細な構成及びノイズ検出器9を示すブロック図である。
図9に示すように、相関値算出部100は、相関器10及びパターン生成器200を備えている。パターン生成器200は、STSの生成に用いられる12本のサブキャリアのうち、ノイズ成分の周波数帯域を含まないサブキャリアを逆フーリエ変換することで第2の時間軸波形パターンを生成する。
ノイズ検出器9は、例えば受信待機中に入力される入力信号から所定の各周波数帯域のうちノイズ成分が載っている周波数帯域を特定する。ここで、ノイズ検出器9は、各周波数帯域のうち、強度が所定のノイズ閾値を超えている周波数帯域をノイズ成分が載っている周波数帯域として特定する。
図6の例では、サブキャリア信号の生成に用いられる64本のサブキャリアのうち、57番目のサブキャリアの周波数帯域でノイズ成分の強度がノイズ閾値を超えている。この場合、ノイズ検出器9は、57番目のサブキャリアの周波数帯域にノイズ成分が載っていると判定する。
なお、ノイズ検出器9は、AGC部7が設定した利得で増幅されたノイズ成分のレベルとノイズ閾値のレベルとの相対的な関係が維持されるように、AGC部7が設定した利得を考慮してノイズ閾値を設定すればよい。例えば、ノイズ検出器9は、AGC部7で40dBの利得が設定された場合のノイズ閾値のレベルが100であったとすると、AGC部7が34dBの利得を設定した場合、利得が6dB下がったため、ノイズ閾値のレベルを25(=100×0.25)とすればよい。
図10は、パターン生成器200の処理の説明図であり、STSの生成に用いられる12本のサブキャリアの周波数スペクトルを示したグラフである。図10において、縦軸は強度を示し、横軸は周波数を示している。
この場合、12番目のサブキャリアの周波数帯域にノイズ成分が載っている。そのため、パターン生成器200は、12番目のサブキャリアを除去して、残りの1番目から11番目までのサブキャリアを逆フーリエ変換し、第2の時間軸波形パターンを生成する。
なお、12本のサブキャリアのうち、ノイズ成分の周波数帯域に一致するサブキャリアが存在しない場合、パターン生成器200は、周波数帯域がノイズ成分の周波数帯域に近いサブキャリアを特定し、特定したサブキャリアを12本のサブキャリアの中から除去すればよい。
また、ノイズ成分の周波数帯域が複数存在する場合、パターン生成器200は、周波数帯域がノイズ成分の各周波数帯域に近い複数本のサブキャリアを特定し、特定したサブキャリアを12本のサブキャリアの中から除去すればよい。
図9に戻り、相関器10は、パターン生成器200により生成された第2の時間軸波形パターンを用いて入力信号の相関値Vを算出する。なお、相関器10の処理の詳細は、実施の形態1、2の相関器10と同一であるため、詳しい説明は省略する。
このように、実施の形態3による受信装置によれば、パターン生成器200は、ノイズ成分の周波数帯域を含まないサブキャリアを用いて第2の時間軸波形パターンを生成する。相関器10は、この第2の時間軸波形パターンを用いてサブキャリア信号の相関値Vを求める。そのため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4による受信装置は、実施の形態3の受信装置に対して、更に可変フィルタ70及びフィルタ生成器80を設けたことを特徴とする。図11は、本発明の実施の形態4によるタイミング検出器8の詳細な構成及びノイズ検出器9のブロック図を示している。
可変フィルタ70は、相関器10の前段に設けられ、フィルタ生成器80により生成されたフィルタ係数を用いて入力信号をフィルタ処理する。ここで、可変フィルタ70は、所定行×所定列でフィルタ係数が配列されたデジタルフィルタである。
フィルタ生成器80は、ノイズ検出器9により検出されたノイズ成分の周波数帯域を入力信号から除去するためのバンドストップフィルタのフィルタ係数を算出する。
具体的には、フィルタ生成器80は、ノイズ検出器9からノイズ成分の周波数帯域が通知され、通知された周波数帯域を用いてフィルタ係数を算出する。
パターン生成器200は、第1の時間軸波形パターンにフィルタ生成器で生成されたフィルタ係数を用いたフィルタ処理を施し、第2の時間軸波形パターンを生成する。或いは、パターン生成器200は、実施の形態3と同一の手法を用いて第2の時間軸波形パターンを生成してもよい。
これにより、相関器10には、ノイズ成分の周波数帯域が除去された入力信号が入力される。
このように、実施の形態4の受信装置によれば、相関器10には、ノイズ成分の周波数帯域が除去された入力信号が入力されるため、シンボルタイミングを精度良く検出することができる。
本発明の実施の形態1による受信装置の構成を示すブロック図である。 マルチキャリア信号のデータ構造を示した図である。 本発明の実施の形態1によるタイミング検出器の詳細な構成及びノイズ検出器を示すブロック図である。 記憶部が記憶する時間軸波形パターンの周波数スペクトルの一例を示した図である。 マッチトフィルタの説明図である。 ノイズ検出器により検出されたノイズ成分を示したグラフである。 (A)はプリアンブル部のデータ構造を示し、図7(B)は相関器が算出する相関値を示したグラフである。 本発明の実施の形態2によるタイミング検出器の詳細な構成及びノイズ検出器のブロック図を示している。 本発明の実施の形態3によるタイミング検出器の詳細な構成及びノイズ検出器を示すブロック図である。 パターン生成器の処理の説明図であり、STSの生成に用いられる12本のサブキャリアの周波数スペクトルを示したグラフである。 本発明の実施の形態4によるタイミング検出器の詳細な構成及びノイズ検出器のブロック図を示している。
符号の説明
1 アナログフロントエンド部
2 可変利得増幅部
3 AD変換部
4 GI除去部
5 FFT部
6 復調部
7 AGC部
8 タイミング検出器
9 ノイズ検出器
10、11、12、13 相関器
200 パターン生成器
20、21、22、23 記憶部
30 シンボルタイミング検出器
50 フィルタ選択器
60、61、62、63 フィルタ
70 可変フィルタ
80 フィルタ生成器
100 相関値算出部

Claims (6)

  1. マルチキャリア信号を受信する受信装置であって、
    シンボルタイミングが検出される前の受信待機中に入力される入力信号からノイズ成分を検出するノイズ検出器と、
    前記マルチキャリア信号のプリアンブル部を構成するシンボルの時間軸上の波形を示す所定の第1の時間軸波形パターンから前記ノイズ成分の周波数帯域が除去された第2の時間軸波形パターンを用いて、前記入力信号の相関値を算出する相関値算出部と、
    前記相関値算出部により算出された相関値を基に、前記マルチキャリア信号のシンボルタイミングを検出する検出器とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1の時間軸波形パターンは、前記シンボルの生成に用いられる複数のサブキャリアの時間軸上の波形を示し、
    前記相関値算出部は、
    前記複数のサブキャリアを組み合わせることで予め生成された周波数帯域の異なる複数種類の時間軸波形パターンをそれぞれ記憶する複数の記憶部と、
    前記複数の記憶部に対応して設けられ、対応する記憶部に記憶された時間軸波形パターンを用いて前記マルチキャリア信号の相関値を算出する複数の相関器とを備え、
    前記ノイズ検出器は、前記第2の時間軸波形パターンを記憶する記憶部に対応する相関器を選択し、
    前記検出器は、前記ノイズ検出器により選択された相関器が算出した相関値を基に、シンボルタミングを検出することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記複数の記憶部に対応して各相関器の前段に設けられ、対応する記憶部に記憶された時間軸波形パターンの周波数帯域を通過する複数のフィルタと、
    前記複数のフィルタの中から、前記ノイズ成分の周波数帯域を制限するフィルタを選択するフィルタ選択部とを備えることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記第1の時間軸波形パターンは、前記シンボルの生成に用いられる複数のサブキャリアの時間軸上の波形を示し、
    前記相関値算出部は、
    前記複数のサブキャリアのうち、前記ノイズ成分の周波数帯域を含まないサブキャリアを用いて前記第2の時間軸波形パターンを生成するパターン生成器と、
    前記パターン生成器により生成された第2の時間軸波形パターンを用いて前記入力信号の相関値を算出する相関器とを備えることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  5. 前記相関器の前段に設けられ、フィルタ係数を用いて前記入力信号をフィルタ処理する可変フィルタと、
    前記ノイズ成分の周波数帯域を前記入力信号から除去するための前記フィルタ係数を算出する係数算出部とを備えることを特徴とする請求項4記載の受信装置。
  6. 前記入力信号をアナログデジタル変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器によりA/D変換された入力信号のゲインを調節するACG回路とを更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の受信装置。
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