JP2010103602A - スピーカおよびそれを用いた携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、スピーカが電磁波による影響を受けにくくし、電磁波障害を発生しない優れたスピーカを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、プロテクタ29と磁気回路24と止め金具34とが電気的に接続されて同電位となるように構成されたスピーカであり、更に、携帯電話への装着時に、携帯電話本体の内部に設けられたグランド38と接続するように搭載することができるようにしたものである。
これにより、スピーカの電磁波シールド効果を向上させ、その影響を受けにくくし、電磁波障害を発生しない構成とすることで、このスピーカを使用した携帯電話等の電子機器の電磁波障害をなくすことができるものである。
【選択図】図4

Description

本発明は各種音響機器や情報通信機器に使用されるスピーカおよびそれを用いた携帯電話に関するものである。
従来の技術を図6により説明する。図6は従来のスピーカの断面図である。図6に示すように、着磁されたマグネット1を上部プレート2およびヨーク3により挟み込んで内磁型の磁気回路4を構成している。この磁気回路4のヨーク3にフレーム6を結合している。
このフレーム6の内周縁部に、振動板7を結合し、この振動板7にボイスコイル8を結合するとともに、上記磁気回路4の磁気ギャップ5にボイスコイル8がはまり込むように配置している。そして、この振動板7を覆うように樹脂材料からなるプロテクタ9をフレーム6に結合している。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭61−258600号公報
上述のスピーカは、そのセットである携帯電話等の電子機器に使用されることが多かった。この場合、スピーカが電磁波による影響を受けたときは、スピーカのボイスコイル8から電磁波が入り、携帯電話等の電子機器のアンプにより増幅され、雑音成分を発生し、電磁波障害を発生するという課題を有するものであった。
本発明は、前記した課題を解決し、スピーカが電磁波による影響を受けにくくし、電磁波障害を発生しない優れたスピーカを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明は、磁気回路に結合された樹脂フレームと、この樹脂フレームの内周縁部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記振動板を覆うように前記フレームに結合されたプロテクタとを備えたスピーカであって、前記プロテクタは導電性材料からなり、その両側面には舌片部が設けられ、前記舌片部の端部に設けた取り付け部に、導電性材料からなるバネ性の接続端子を有する止め金具を挿入し、前記磁気回路を押圧して結合するように組み立てたことを特徴とするスピーカである。
そして、このスピーカを携帯電話等に装着するにあたり、このスピーカの前記接続端子が携帯電話本体の内部に設けられたグランドに接続するように搭載することにより、電磁波のシールド効果を向上させ、電磁波障害の発生をなくすことができるものである。
以上のように本発明は、プロテクタと磁気回路と止め金具とが、電気的に接続されて同電位となるように構成されたスピーカであり、かつ、携帯電話への装着時に、止め金具に設けたバネ性の接続端子が、携帯電話本体の内部に設けられたグランドと接続するように搭載することができるようにしたものである。
これにより、スピーカの電磁波シールド効果を向上させ、その影響を受けにくくし、電磁波障害を発生しない構成とすることで、このスピーカを使用した携帯電話等の電子機器の電磁波障害をなくすことができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態におけるスピーカの上面斜視図、図2は本発明の一実施の形態におけるスピーカの裏面斜視図、図3は本発明の一実施の形態におけるスピーカの構成部品分解斜視図、図4は本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図、図5は本発明の一実施の形態におけるスピーカを携帯電話に装着した際の状態図を示す。
本発明のスピーカの内部構成は、図4に示すように、着磁されたマグネット21を上部プレート22およびヨーク23により挟み込んで内磁型の磁気回路24を構成している。そして、この磁気回路24は下フレーム31に固着され結合されている。
振動板27はその両端を上フレーム30の内周縁部に固着されている。この振動板27には、ボイスコイル28の一端を結合するとともに、ボイスコイル28の反対の一端を、上記磁気回路24の磁気ギャップ25にはまり込むように配置している。更に、この振動板27を覆うようにプロテクタ29が配され、このプロテクタ29は上フレーム30の内周縁部に固着されている。そして、フレーム26は、上フレーム30と下フレーム31を嵌め合わせて結合して構成される。
図3に示すように、プロテクタ29は導電性材料の金属からなり、その両側面には下方に向かって伸びる舌片部32を有し、この舌片部32の先端部には後で述べる止め金具34を保持するための取り付け部33を有している。取り付け部33は、矩形状の打ち抜き穴としているが、止め金具34を固定できる形状ならば、特にこだわらない。
止め金具34は、バネ性を有する導電性材料の金属からなり、プロテクタ29の取り付け部33と固定する部位とほぼ直角方向に、バネ性を有する接続端子35を設けている。
これらプロテクタ29と止め金具34をフレーム26に組み付けて構成されたスピーカ40の外観斜視図を、図1、図2に示す。
図1はスピーカ40を上面から見た外観斜視図であるが、プロテクタ29の側面の舌片部32は、フレーム26の側面に沿って挿入され、上フレーム30と下フレーム31を挟み込むようにして、止め金具34と取り付け部33にて固定保持されている。
図2はスピーカ40を裏面から見た外観斜視図であるが、止め金具34はプロテクタ29の側面の舌片部32の取り付け部33で固定保持され、バネ性を有する止め金具34は磁気回路24を構成しているヨーク23の底面を押圧するように保持されている。これにより、プロテクタ29と磁気回路24のヨーク23と止め金具34とは、電気的に接続されて同電位に維持される。
ここで、プロテクタ29と止め金具34は導電性材料である金属で説明したが、樹脂材料の表面に導電性材料をコーティングしたようなもので、導電性を有するものであれば良いのはもちろんである。
次に、このスピーカ40を携帯電話に装着した際の状態について、図5を用いて説明する。
本スピーカ40を携帯電話本体に装着するにあたっては、本体内に設けられた回路基板37上に本スピーカ40を設置し、スピーカ40のバネ端子36が回路基板37上に設けた入出力配線パターン39に接続するとともに、本スピーカ40下部の止め金具34に設けた接続端子35が、回路基板37上に設けたグランド38に接続されるように設置する。
こうすることにより、プロテクタ29と磁気回路24のヨーク23と止め金具34とグランド38は、電気的に同電位(ゼロ電位)となることにより、スピーカの電磁波シールド効果を向上させ、その影響を受けにくくし、電磁波障害を発生しない構成とすることができる。
この実施の形態では、携帯電話の本体内に設けられた回路基板37上に設けたグランド38に接続させる構成を説明したが、他の実施の形態としては、携帯電話本体の筺体に設けたグランドに接続させるように装着してもよい。
このようにスピーカが電磁波による影響を受けにくくし、電磁波障害を発生しない構成とすることで、このスピーカを使用した携帯電話等の電子機器の電磁波障害をなくすことができる。
本発明にかかるスピーカおよび携帯電話は、電磁波障害対策が必要な映像音響機器や情報通信機器、ゲーム機器等の電子機器、さらには自動車等の装置に適用できる。
本発明の一実施の形態におけるスピーカの上面斜視図 本発明の一実施の形態におけるスピーカの裏面斜視図 本発明の一実施の形態におけるスピーカの構成部品分解斜視図 本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図 本発明の一実施の形態におけるスピーカを携帯電話に装着した際の状態図 従来のスピーカの断面図
符号の説明
21 マグネット
22 上部プレート
23 ヨーク
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27 振動板
28 ボイスコイル
29 プロテクタ
30 上フレーム
31 下フレーム
32 舌片部
33 取り付け部
34 止め金具
35 接続端子
36 バネ端子
37 回路基板
38 グランド
39 入出力配線パターン
40 スピーカ

Claims (4)

  1. 磁気回路に結合された樹脂フレームと、この樹脂フレームの内周縁部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記振動板を覆うように前記フレームに結合されたプロテクタとを備えたスピーカであって、前記プロテクタはその両側面に舌片部が設けられ、前記舌片部の端部に設けた取り付け部に止め金具を挿入し、前記磁気回路を押圧して結合するように組み立てたことを特徴とするスピーカ。
  2. プロテクタおよび止め金具を導電性材料で構成した請求項1に記載のスピーカ。
  3. 止め金具には更にバネ性の接続端子を設けて構成した請求項2に記載のスピーカ。
  4. 請求項3に記載のスピーカの接続端子が携帯電話本体の内部に設けられたグランドに接続するように搭載された携帯電話。
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