JP2010101580A - 極低温冷媒再凝縮装置および超電導磁石装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存の冷却設備に適用させやすく、通電時におけるガス冷却式電流リードの冷却不足を防ぐことができ、かつ液体冷媒の無駄な消費を抑えることができる極低温冷媒再凝縮装置、および該装置が搭載された超電導磁石装置を提供すること。
【解決手段】極低温冷媒再凝縮装置2は、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を再凝縮させる冷凍機12と、冷凍機12により再凝縮された液体冷媒を冷媒槽6に戻す冷媒導入管14と、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を大気へ放出させるガス放出の動作と当該ガス放出を阻止する動作とを動的に切り替えるガス放出手段16とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】極低温冷媒再凝縮装置2は、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を再凝縮させる冷凍機12と、冷凍機12により再凝縮された液体冷媒を冷媒槽6に戻す冷媒導入管14と、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を大気へ放出させるガス放出の動作と当該ガス放出を阻止する動作とを動的に切り替えるガス放出手段16とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷媒槽に溜められた液体冷媒により対象物を冷却し、この対象物に電気的に接続された電流リードを前記液体冷媒の気化したガスにより冷却する冷却設備に適用される極低温冷媒再凝縮装置、および該装置が搭載された超電導磁石装置に関する。
超電導コイル等に電流を供給するための電流リードは、極低温部への熱侵入の主要因となるため、冷却が必要である。電流リードの冷却方法としては、冷凍機によって熱伝導で冷却する方式と、ヘリウムなどのガスにより冷却する方式(ガス冷却方式)とがある。
後者の場合、電流リードの冷却には、超電導コイル等を冷却する液体冷媒の気化ガスが用いられる。電流リードを冷却した気化ガスは、一般に、大気へ放出される。液体ヘリウムを用いる超電導磁石装置では、電流リードを冷却し大気に放出されたヘリウムを補充するため、毎月数百リッターの液体ヘリウムを注液する必要があり、ヘリウム価格高騰のおり、装置の運転コストを増大させている。一方で、気化したヘリウムを回収して再凝縮する装置が特許文献1〜3に開示されている。
特許第3043009号公報
特許第2836221号公報
特許第2551067号公報
ところで、前述のガス冷却方式の電流リードの場合、自己からの熱侵入で液体冷媒を気化させ、その気化ガスにより自己を冷却するように設計されている。非通電時は、熱伝導による熱侵入、通電時には、さらに抵抗による発熱で、液体冷媒を気化させる。このため、非通電時と通電時とでは、電流リードの冷却に必要なガスの流量は大きく異なる。従って、気化ガスを再凝縮させる装置においては、再凝縮だけではなく、電流リードの冷却も考慮する必要がある。
しかしながら、特許文献1〜3の装置は、再凝縮は行っているものの、電流リードの冷却が考慮されておらず、通電時に冷却不足で電流リードを焼損させてしまう可能性がある。一方、電流リードの冷却不足を防ぐためには、通電時に必要なガス流量にあわせて冷凍機の容量を大きくしなければならず、コストやサイズの増大を招く。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、既存の冷却設備に適用させやすく、通電時におけるガス冷却式電流リードの冷却不足を防ぐことができ、かつ液体冷媒の無駄な消費を抑えることができる極低温冷媒再凝縮装置、および該装置が搭載された超電導磁石装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による極低温冷媒再凝縮装置は、冷媒槽に溜められた液体冷媒により対象物を冷却し、この対象物に電気的に接続された電流リードを前記液体冷媒の気化したガスにより冷却する冷却設備に適用される極低温冷媒再凝縮装置であって、前記電流リードを冷却した気化ガスを再凝縮させる冷凍機と、前記冷凍機により再凝縮された液体冷媒を前記冷媒槽に戻す冷媒導入管と、前記電流リードを冷却した気化ガスを大気へ放出させるガス放出の動作と当該ガス放出を阻止する動作とを動的に切り替えるガス放出手段とを具備することを特徴とする。
本発明の他の態様による極低温冷媒再凝縮装置は、冷媒槽に溜められた液体冷媒により対象物を冷却し、この対象物に電気的に接続された電流リードを前記液体冷媒の気化したガスにより冷却する冷却設備に適用される極低温冷媒再凝縮装置であって、前記電流リードを冷却した気化ガスを再凝縮させる冷凍機と、前記冷凍機により再凝縮された液体冷媒を前記冷媒槽に戻す冷媒導入管と、前記電流リードを冷却した気化ガスを前記冷媒槽へ戻すガス循環の動作と当該ガス循環を阻止する動作とを動的に切り替えるガス循環手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、既存の冷却設備に適用させやすく、通電時におけるガス冷却式電流リードの冷却不足を防ぐことができ、かつ液体冷媒の無駄な消費を抑えることができる極低温冷媒再凝縮装置、および該装置が搭載された超電導磁石装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
最初に、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
最初に、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る極低温冷媒再凝縮装置が搭載された超電導磁石装置の構成の一例を示す図である。
図1に示されるように、超電導磁石装置1には、極低温冷媒再凝縮装置2が搭載される。
超電導磁石装置1は、クライオスタット3、真空容器4、輻射シールド5、冷媒槽6、ガス冷却式電流リード7、液体冷媒8、および超電導コイル9を有する。一方、極低温冷媒再凝縮装置2は、断熱容器11、冷凍機12、熱交換器13、冷媒導入管14、ガス配管15、およびガス放出手段16を有する。
超電導磁石装置1側のクライオスタット3は、真空容器4、輻射シールド5、冷媒槽6から構成され、外部電源から電流が供給されるガス冷却式電流リード7を備えている。ガス冷却式電流リード7は、自己からの熱侵入で液体冷媒8を気化させ、その気化ガスにより自己を冷却するように設計されている。冷媒槽6には、液体ヘリウムなどの液体冷媒8が貯められ、この液体冷媒8の中に冷却対象となる超電導コイル9が配置されている。この超電導コイル9には、電流を供給するガス冷却式電流リード7が電気的に接続されている。ガス冷却式電流リード7からの熱侵入で液体冷媒8から気化されたガス10は、ガス冷却式電流リード7を冷却した後、極低温冷媒再凝縮装置2へと導入される。
極低温冷媒再凝縮装置2側では、断熱容器11の中に冷凍機12が備えられ、この冷凍機12には熱交換器13が備えられている。冷凍機12は、ガス配管15を通じて導入されるガス10を冷却する。冷却されることで比重が重くなったガス10は、断熱容器11内下部へと導かれ、熱交換器13で再凝縮される。再凝縮された液体冷媒は、冷媒導入管14を通じて冷媒槽6へ戻される。
なお、冷媒導入管14の先端は、液体冷媒8の液中に配置される。このように配置することにより、冷媒導入管14をガス10が上昇する逆流が起こりにくくなる。従って、ガス冷却式電流リード7を流れるガス10の循環が妨げられることがなく、安定的にガス冷却式電流リード7を冷却することができる。
また、冷凍機12には、例えば、周知のGM(ギフォード・マクマホン)冷凍機、GM−JT(ジュール・トムソン)冷凍機、GM型パルス冷凍機、スターリング型パルス冷凍機、もしくはスターリング冷凍機を適用することができる。これらの中でも、室温のガスヘリウムを再凝縮する冷凍機としては、GM型パルスチューブ冷凍機が適している。GM型パルスチューブ冷凍機は、蓄冷式冷凍機の一種であり、冷媒ガスとして一般にヘリウムガスが使用されている。基本的な構成として、冷凍機は蓄冷器の他にヘリウムガスを圧縮する圧力振動源、および冷媒ガスの圧力変動と位置変動(変位)の時間差を制御する位置調節機構から構成されている。このGM型パルスチューブ冷凍機を、冷凍機12に適用することにより、再凝縮効率が高い極低温冷媒再凝縮装置2を実現することができる。
超電導コイル9を励磁する場合には、ガス冷却式電流リード7を介して外部電源により通電する。通電時には、ガス冷却式電流リード7が自己発熱するために、非通電時と比べて冷却に必要なガス10の流量は増加するが、極低温冷媒再凝縮装置2での再凝縮量が少ないとガス10の流量が不足してしまうことが考えられる。そのような事態にならないよう、極低温冷媒再凝縮装置2側には、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を必要に応じて放出させるガス放出手段16が備えられる。このガス放出手段16は、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を必要に応じて大気へ放出させるガス放出の動作と当該ガス放出を阻止する動作とを動的に切り替える機能を有する。これにより、液体冷媒8を無駄に消費することなく、ガス冷却式電流リード7を冷却するために必要な流量を確保することができる。
ガス冷却式電流リード7のガス10の流量が不足しているかどうかは、(1)ヘリウム槽6の内部圧力が設定したレベルを超えているか否か、(2)ガス冷却式電流リード7の温度が設定したレベルを超えているか否か、(3)ガス冷却式電流リード7の励磁電流が設定したレベルを超えているか否か、もしくは、(4)ガス冷却式電流リード7を含む電気回路の一部の電圧の絶対値が設定したレベルを超えているか否か、の少なくとも1つを判定することにより把握することができる。
前述の(1)〜(4)の少なくとも1つを判定できるようにするため、例えば図2に示されるように、対象の物理量を計測して設定値との比較を行ない、その比較結果を示す信号(計測値が設定値を超えたことを示す信号、又は、計測値が設定値を超えていないことを示す信号、あるいは、計測値そのものを示す信号)をガス放出手段16へ伝える検出部21を所定の場所に設置しておく。
これにより、ガス放出手段16は、図3に示されるように、検出部21を通じて状態監視を行い(ステップS11)、計測される物理量の値が設定したレベルを超えているときには(ステップS12のYES)、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を大気へ放出させ(ステップS13)、一方、この設定したレベルを超えていないときには(ステップS12のNO)、当該ガスが大気へ放出されることを阻止する(ステップS14)。以降、このような動作を繰り返す。
なお、ガス放出手段16においてガス放出を実行する際には、計測される物理量の値と設定値との差に応じてガス放出の量を増減させるようにしてもよい。
この第1の実施形態によれば、ガス放出手段16がガス10を必要に応じて放出させるので、ガス冷却式電流リード7の冷却不足を抑えることができ、かつ液体冷媒8の無駄な消費を抑制することができる。また、このようなガス放出手段16は、既存の冷却設備に大きな変更を加えることなく比較的簡単に設置することができる。
(第2の実施形態)
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る極低温冷媒再凝縮装置が搭載された超電導磁石装置の構成の一例を示す図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付している。以下では、図1と共通する要素についての詳細な説明を省略し、異なる要素を中心に説明する。
図1では、ガス放出手段16が極低温冷媒再凝縮装置2側に備えられる例を示したが、図4では、ガス放出手段16の代わりに、ガス循環手段17が備えられる。すなわち、極低温冷媒再凝縮装置2側には、電流リード7を冷却したガス10を必要に応じてガス配管15の途中からバイパスさせて冷媒槽6へ戻すガス循環手段17が備えられる。このガス循環手段17は、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を冷媒槽6へ戻すガス循環の動作と当該ガス循環を阻止する動作とを動的に切り替える機能を有する。これにより、液体冷媒8を無駄に消費することなく、ガス冷却式電流リード7を冷却するために必要な流量を確保することができる。
ガス冷却式電流リード7のガス10の流量が不足しているかどうかは、前述の(1)〜(4)を判定することにより把握することができる。
前述の(1)〜(4)の少なくとも1つを判定できるようにするため、例えば図5に示されるように、対象の物理量を計測して設定値との比較を行ない、その比較結果を示す信号(計測値が設定値を超えたことを示す信号、又は、計測値が設定値を超えていないことを示す信号、あるいは、計測値そのものを示す信号)をガス循環手段17へ伝える検出部22を所定の場所に設置しておく。
これにより、ガス循環手段17は、図6に示されるように、検出部22を通じて状態監視を行い(ステップS21)、計測される物理量の値が設定したレベルを超えているときには(ステップS22のYES)、ガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を冷媒槽6へ戻し(ステップS23)、一方、この設定したレベルを超えていないときには(ステップS22のNO)、当該ガスが冷媒槽6へ戻ることを阻止する(ステップS24)。以降、このような動作を繰り返す。
なお、ガス循環手段17においてガス循環を実行する際には、計測される物理量の値と設定値との差に応じてガス循環の量を増減させるようにしてもよい。
この第2の実施形態によれば、ガス循環手段17がガス冷却式電流リード7を冷却したガス10を必要に応じて冷媒槽6へ戻すので、ガス冷却式電流リード7の冷却不足を抑えることができ、かつ液体冷媒8の無駄な消費を抑制することができる。また、このようなガス循環手段17は、既存の冷却設備に大きな変更を加えることなく比較的簡単に設置することができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…超電導磁石装置、2…極低温冷媒再凝縮装置、3…クライオスタット、4…真空容器、5…輻射シールド、6…冷媒槽、7…ガス冷却式電流リード、8…液体冷媒、9…超電導コイル、10…ガス、11…断熱容器、12…冷凍機、13…熱交換器、14…冷媒導入管、15…ガス配管、16…ガス放出手段、17…ガス循環手段、21,22…検出部。
Claims (13)
- 冷媒槽に溜められた液体冷媒により対象物を冷却し、この対象物に電気的に接続された電流リードを前記液体冷媒の気化したガスにより冷却する冷却設備に適用される極低温冷媒再凝縮装置であって、
前記電流リードを冷却した気化ガスを再凝縮させる冷凍機と、前記冷凍機により再凝縮された液体冷媒を前記冷媒槽に戻す冷媒導入管と、前記電流リードを冷却した気化ガスを大気へ放出させるガス放出の動作と当該ガス放出を阻止する動作とを動的に切り替えるガス放出手段とを具備することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。 - 請求項1に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス放出手段は、前記冷媒槽の内部圧力が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを大気へ放出させ、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが大気へ放出されることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項1に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス放出手段は、前記電流リードの温度が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを大気へ放出させ、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが大気へ放出されることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項1に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス放出手段は、前記電流リードに流れる電流が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを大気へ放出させ、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが大気へ放出されることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項1に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス放出手段は、前記電流リードを含む電気回路の一部の電圧の絶対値が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを大気へ放出させ、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが大気へ放出されることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 冷媒槽に溜められた液体冷媒により対象物を冷却し、この対象物に電気的に接続された電流リードを前記液体冷媒の気化したガスにより冷却する冷却設備に適用される極低温冷媒再凝縮装置であって、
前記電流リードを冷却した気化ガスを再凝縮させる冷凍機と、前記冷凍機により再凝縮された液体冷媒を前記冷媒槽に戻す冷媒導入管と、前記電流リードを冷却した気化ガスを前記冷媒槽へ戻すガス循環の動作と当該ガス循環を阻止する動作とを動的に切り替えるガス循環手段とを具備することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。 - 請求項6に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス循環手段は、前記冷媒槽の内部圧力が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを前記冷媒槽へ戻し、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが冷媒槽へ戻ることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項6に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス循環手段は、前記電流リードの温度が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを前記冷媒槽へ戻し、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが冷媒槽へ戻ることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項6に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス循環手段は、前記電流リードに流れる電流が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを前記冷媒槽へ戻し、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが冷媒槽へ戻ることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項6に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記ガス循環手段は、前記電流リードを含む電気回路の一部の電圧の絶対値が設定したレベルを超えているときには前記電流リードを冷却したガスを前記冷媒槽へ戻し、この設定したレベルを超えていないときには当該ガスが冷媒槽へ戻ることを阻止することを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記冷媒導入管の先端が前記液体冷媒中に配置されていることを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置
- 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の極低温冷媒再凝縮装置において、前記冷凍機がGM型パルスチューブ冷凍機であることを特徴とする極低温冷媒再凝縮装置。
- 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の極低温冷媒再凝縮装置が搭載された超電導磁石装置。
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JP2008274510A JP2010101580A (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 極低温冷媒再凝縮装置および超電導磁石装置 |
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Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
CN104034076A (zh) * | 2013-03-06 | 2014-09-10 | 住友重机械工业株式会社 | 超低温冷却装置 |
CN104252942A (zh) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | 株式会社东芝 | 超导磁铁装置 |
JP2015124919A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 大陽日酸株式会社 | 低温液化ガスの蒸発ガス再液化装置 |
JP2017026216A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 大陽日酸株式会社 | 循環式ヘリウム再凝縮装置、及び循環式ヘリウム再凝縮方法 |
-
2008
- 2008-10-24 JP JP2008274510A patent/JP2010101580A/ja not_active Withdrawn
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