JP2010093650A - 端末、画像表示方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレーム間予測を用いて圧縮された画像データの視聴開始時やチャンネル切替直後の待ち時間の解消。
【解決手段】ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信し、前記受信した画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換し、前記非予測フレームを先頭フレームとして、後続するフレームを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末、画像表示方法及びプログラムに関し、特に、動画像、静止画像等の少なくとも一つを含むコンテンツの符号化圧縮されたストリームを受信する機能を備えた端末、その画像表示方法及びプログラムに関する。
近年、ワンセグ(1seg)放送やデジタル地上波放送等のほか、ネットワーク環境等においても、動画像、静止画等を含むマルチメディアコンテンツが配信されるようになってきており、こうした環境でコンテンツを視聴することを想定したIPTV(Internet Protocol TeleVision)等が普及している。
IPネットワークを介して、これらのコンテンツを配信するときは、ネットワークの負荷を軽減するために、IPネットワーク上をマルチキャストプロトコルまたはブロードキャストプロトコルで配信する技術が検討されている。また、ネットワークの帯域幅は、NGN(Next Generation Network)やモバイルでのLTE(Long Term Evolution)技術により、有線ネットワークやモバイルネットワークにおいて、今後、拡大・高速化されていくことが予想される。
特許文献1には、テレビ放送を受信し、パケット交換網、インターネット、公衆回線交換網等の通信網を介して、携帯端末にマルチキャストする放送送信サーバが開示されている。
特許文献2には、映像伝送システムにおける映像切替の際の静止画状態を短くするために、映像復号器からの映像切替指示に応じて原画像から映像符号化データの生成を開始する映像符号器のうち、指定された少なくとも一つの映像符号器から送信された映像符号化データを復号した映像が安定したことを検出してから映像出力する映像伝送システムが開示されている。
特許文献3には、映像表示する1フレームの画面における動画を含む映像に対しては、動画フレーム補完を伴うフレームレート変換を実施し、静止画によるOSD(On Screen Display)画像に対しては、動画フレーム補完を伴わないフレームレート変換を実施し、動画映像上にOSD画像を重ねて表示しても、画質の劣化の少ないテレビジョン受信機が開示されている。また、同文献の段落0016には、このテレビジョン受信機が備えるスケーリング部にて、解像度の変換を行うことが記載されている。
特開2002−185943号公報 特開2004−193961号公報 特開2008−160591号公報
上記特許文献2の段落0006以下に記載されているように、画像を圧縮符号化して伝送する方式では、視聴開始時やチャンネル切替直後に、受信端末側で画像が速やかに表示されないという問題点がある。特に、アナログ放送に慣れたユーザは、この待ち時間に、違和感、ストレスを感じ、待ちきれずに切断処理を行ってしまうことも考えられる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ワンセグ放送、デジタル地上波放送、モバイルネットワーク、インターネット、有線ネットワーク環境、IPTV環境等の種々の圧縮符号化されて伝送される画像を受信する端末側で、視聴開始時やチャンネル切替時に生じる待ち時間を解消できる端末、画像表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する受信部と、前記受信部にて受信された画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換してから出力する第1の変換部と、を備える端末が提供される。
本発明の第2の視点によれば、ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信し、前記受信した画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換し、前記非予測フレームを先頭フレームとして、後続するフレームを表示する画像表示方法が提供される。
本発明の第3の視点によれば、ユーザの要求に従い、ユーザからの表示開始要求又は局切替要求に応じて、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する処理と、前記受信した画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換する処理とを、コンピュータに実行させ、該コンピュータに接続された表示装置に、前記非予測フレームを先頭として、後続するフレームを表示させるプログラムが提供される。
本発明によれば、視聴開始時や切替時における画像の表示待ち時間を短縮することが可能になる。その理由は、受信した先頭フレーム又は切替直後のフレームが予測フレームであっても非予測フレームに切り替えてから表示するよう構成したことにある。
[発明の概要]
はじめに、本発明の概要について説明する。本発明は、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する機能を有する端末に適用される。画像データは、例えば、放送局からの放送、あるいは、ネットワーク上に配されたコンテンツサーバ等からマルチキャスト/ブロードキャスト等により配信される。これらコンテンツを受信する端末としては、例えば、画像表示装置や画像表示装置に接続されるセットトップボックス、TVチューナー、あるいは、画像表示機能を備えた携帯端末、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーション端末等の通信機能を備えた各種の情報処理装置が含まれる。
本発明に係る端末は、ユーザからの接続要求、受信要求を受け、上記放送局やコンテンツサーバから画像データの受信を開始する。その際に、本発明に係る端末は、受信した画像データの先頭フレームを非予測フレームに変換し、前記フレーム以外は変換せずにそのまま出力する変換部を備え、該非予測フレームへの変換を行ってから、所定の表示装置に受信した動画像や静止画像を表示する。上記により、ユーザの視聴開始要求から実際に画像が表示されるまでの時間を大幅に短縮することが可能になる。
更に、本発明に係る端末は、ユーザからの視聴する番組やコンテンツの切替要求を受けた場合にも、切り替え直後のフレームを非予測フレームに変換してから、所定の表示装置に受信した動画像や静止画像を表示する。上記により、ユーザの切替要求から実際に切替後の画像が表示されるまでの時間を大幅に短縮することが可能になる。
続いて、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。はじめに、端末側に、画像の解像度変換又は画質改善機能を追加した第1、第2の実施形態について説明する。以下、(1)上記解像度変換又は画質改善処理を常に実施する構成を第1の実施形態とし、(2)予め定めたパラメータを参照して上記解像度変換又は画質改善処理を実行するか否かを判断する構成を第2の実施形態として説明する。なお、上記パラメータとしては、ユーザの指示、予め定められた設定、受信した動画像または静止画像の解像度、画面サイズ又はビットレート、ネットワークの帯域等の少なくとも一つあるいは組み合わせて用いることができる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る端末の構成を表したブロック図である。図1を参照すると、呼制御部301と、音声パケット受信部280と、動画パケット受信部290と、音声復号部302と、Iフレーム変換部303と、超解像度変換部204と、表示部205とを備えた端末の構成が示されている。このうち、Iフレーム変換部303及び超解像度変換部204が、第1、第2の変換部に相当する。
本実施形態の端末は、有線ネットワーク、モバイルネットワークやインターネットを通して、動画又は静止画コンテンツを受信することが可能となっている。ここでは、ここでは、ネットワークはパケットネットワークとするが、モバイル回線交換ネットワークなどにも適用することができる。
呼制御部301は、予め定められたプロトコルに従って、前記ネットワーク上のコンテンツ配信元のサーバ等と通信し、ユーザから指示されたコンテンツの配信を要求する。具体的には、呼制御部301は、ユーザからの接続指示又はチャンネル切り替え指示もしくはコンテンツ切替指示に応じて、コンテンツの配信元のコンテンツサーバとの間で、例えば、RTSP(Real Time Streaming Protocol)やSIP(Session Initiation Protocol)等を用いてセッション制御信号をやりとりし、接続要求又はチャンネル切り替え要求もしくはコンテンツ切替要求を前記コンテンツサーバに伝える処理を行う。
さらに、呼制御部301は、SDP(Session Description Protocol)等を用いて端末の能力情報を前記コンテンツサーバに伝える。前記コンテンツサーバから受信するSDPには、コンテンツサーバから送出されるビデオ信号及び音声信号に関する能力情報が記載されている。
上記SIP、RTSP及びSDPの詳細は、それぞれ、IETF RFC3261、RFC2326およびIETF RFC 2327等を参照することができる。
前記呼制御部301が受信した能力情報は、Iフレーム変換部303、音声復号部302、動画パケット受信部290、音声パケット受信部280に出力される。
音声コーデックに関する能力情報としては、AMR(Adaptive Multi−Rate)音声コーデックが挙げられる。AMRの詳細は、3GPP TS26.090規格などを参照することができる。
音声パケット受信部280は、ネットワークから音声RTPパケットを受信し、呼制御部301から入力された音声信号に関する能力情報を参照して、RTPパケットのペイロード部に格納されている音声ストリームを読み出して出力する。
音声復号部302は、呼制御部301から入力された音声信号に関する能力情報を参照して、音声パケット受信部280から音声ストリームを入力し、音声を復号して出力する。
動画パケット受信部290は、ネットワークから、接続要求又はチャンネル切り替え後速やかにビデオRTPパケットを受信し、呼制御部301から入力されたビデオ信号に関する能力情報を参照して、RTPパケットのペイロード部に格納されているビデオストリームを読み出してIフレーム変換部303に出力する。
Iフレーム変換部303は、呼制御部301から入力されたビデオ信号に関する能力情報を参照して、動画パケット受信部290から入力されたビデオストリームを一旦復号する。さらに、Iフレーム変換部303は、入力直後の先頭のフレームのみについてIフレーム(非予測フレーム)であるか否かを判別し、Iフレームでない場合はIフレームに再符号化し、符号化後のストリームを出力する。入力直後の先頭のフレームがIフレームである場合は、変換せずに入力したストリームをそのまま出力する。2フレーム以降のフレームに関しては、Iフレーム変換部303は、上記のような変換や再符号化を行わずに入力したストリームをそのまま出力する。
ここで、Iフレームに再符号化する場合は、呼制御部301から入力された能力情報に従い再符号化する。例えば、能力情報がH.264 BPP@L1.2、画面解像度はQVGA、ビットレートは384 kbps、フレームレートは15 fpsを表している場合、Iフレーム変換部303は、これらのパラメータに従って再符号化を行う。
超解像度変換部204は、Iフレーム変換部303から復号化後のビデオストリームに超解像度処理を施して表示部205に出力する。例えば、QVGAの解像度をVGAの解像度に拡大することが考えられる。このような超解像度処理を実現する手法としては、(a)対象画像フレームに対し参照画像として複数枚の画像フレームを使用して画素数を増やしながら解像度を拡大する方法と、(b)対象画像フレーム内で異なる箇所の画素を使い画素数を増やす方法が提案されている。本発明では、特に限定するものではなく、端末の割り当て可能な資源量(演算量とメモリ量)といった制約の中で、最適な方法を選択することができる。
(a)過去の参照フレームを用いる場合は、以下のようにして解像度を拡大する。超解像度変換部204は、Iフレーム変換部303の中の復号部から各マクロブロック毎の動きベクトルを入力し、このマクロブロックに含まれる画素に対し、前記動きベクトルを元に再探索して詳細な動きベクトルを求め、これを過去の参照画像フレームの画素に適用し動きベクトルだけ移動させて対象フレームの画素を増やす構成をとることもできる。もちろん動きベクトルを使わない構成を採ることもできる。
(b)また、対象フレームのみを用いる場合は、以下のようにして解像度を拡大する。超解像度変換部204は、エッジ部分を検出し、エッジ近傍の画素を適用して画素を増やしたり、エッジ近傍の画素に補正を加えたりすることで解像度感を高めたりエッジを検出して強調するような処理を行なうことにより画質を改善する。
上記のような解像度のほか、画質の改善処理を行うこともできる。例えば、超解像度変換部204に、動き方向を推定することにより時間方向のフレーム画像を補間させ、フレームレートを向上させることもできる。これにより、例えば、15fpsのビデオストリームを30fpsのビデオストリームに拡張することができる。
表示部205は、超解像度変換部204から変換後の動画信号を入力し、所定の表示装置に表示を行う。
本実施形態の端末の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。ユーザからの接続要求操作、受信要求操作、あるいは、チャンネル切替要求操作を受けると、端末の呼制御部301がコンテンツの配信要求をすると、コンテンツサーバよりコンテンツ配信が開始され、動画パケット受信部290は受信したビデオストリームをIフレーム変換部303に出力する(ステップS001)。
Iフレーム変換部303は、動画パケット受信部290で受信されたビデオストリームを復号し(ステップS002)、更に、入力直後の先頭のフレームのみについてIフレーム(非予測フレーム)であるか否かを判別する(ステップS003)。ここで、Iフレームでない場合、Iフレーム変換部303は、Iフレーム(非予測フレーム)への変換が必要であると判断し、非予測フレームへの変換を行う(ステップS004)。
このようにして、少なくとも、入力直後の先頭のフレームが非予測フレームに変換されたビデオストリームが超解像度変換部204に入力される。超解像度変換部204は、入力されたビデオストリームに対し、予め定めた超解像度変換処理を行い表示部205に出力する(ステップS005)。
最後に、表示部205が入力されたビデオ信号に基づいて画像を表示する。
以上のように、本実施形態によれば、端末、IPTVのセットトップボックス、TV受信機で、ユーザの接続要求により。フレーム間予測を用いて圧縮されたコンテンツを受信する場合や、ユーザの切替要求により、他のコンテンツに切り替える場合に、瞬時に画像を表示することが可能となる。従って、アナログ放送に慣れたユーザでも感覚的にストレスを生じさせないようにすることができる。
更に、本実施形態では、解像度や画質を拡張して表示する超解像度変換部204を備えているため、高画質のコンテンツを提供することが可能となることはもちろんとして、Iフレーム変換部303で非予測フレームへの変換が行われた場合の画質をより引き上げることが可能になる。
[第2の実施形態]
続いて、予め定めたパラメータを参照して上記解像度変換又は画質改善処理を実行するか否かを判断する機構を有する本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る端末の構成を表したブロック図である。図4は、本発明の第2の実施形態に係る端末の動作を表したフローチャートである。図3、図4において、図1と同一の符号を付した構成要素は図1と同じ動作をするので説明は省略する。以下、呼制御部351と、超解像度変換部304の機能及び動作(図4のステップS006)を中心に説明する。
呼制御部351は、上述した第1の実施形態の呼制御部301と同様にユーザからの要求をコンテンツサーバに伝えるとともに、超解像度変換部304に対し、超解像度変換処理を実行するか否かを示すON/OFFの指示を行う。前記ON/OFFの指示は次の2種の少なくとも一方に基づいて決定される。
一つはユーザからのON/OFF要求である。もう一つは、呼制御部351が能力情報のパラメータと、予め定めた超解像度変換処理の実行条件とを照合して得られた結果である(図4のステップS006参照)。
上記超解像度変換処理の実行条件としては、例えば、解像度や画面サイズがVGA未満の場合は、超解像度変換をONとし、それ以上の場合はOFFとする条件を設定することが考えられる。また例えば、ビットレートが512kbps未満の場合は超解像度変換をONとしそれ以上の場合はOFFとする、等としてもよい。また、Iフレーム変換部303にて非予測フレームへの変換を行った場合はONとする等を、予め動作条件を設定しておいてもよい。
超解像度変換部304は、呼制御部351からの超解像度変換処理を実行するか否かの指示に基づき、Iフレーム変換部303から出力された復号化後のビデオストリームに超解像度変換処理を適宜実行して表示部205に出力する(図4のステップS005参照)。例えば、超解像度変換処理=ONとの指示を受けた場合、超解像度変換部304は、画面解像度を拡大しながら画質を改善する処理を実施し、変換処理後のビデオストリームを表示部205に出力する。
同様に例えば、超解像度変換処理=ONとの指示を受けた場合、超解像度変換部304に、QVGAの解像度をVGAの解像度に拡大するよう動作させることもできる。
一方、超解像度変換処理=OFFとの指示を受けた場合、超解像度変換部304は、Iフレーム変換部303より出力されたビデオストリームをそのまま表示部205に出力する。
以上のとおり、本実施形態によれば、ユーザの要求による場合はもちろんのこと、端末の能力の範囲で、配信されたコンテンツの解像度や画質を引き上げた上で出力することが可能になる。
[第3の実施形態]
続いて、本発明をワンセグ、地上デジタルなどの放送波を通して、動画または静止画コンテンツを受信する機能を備えた端末に適用した本発明の第3、第4の実施形態について説明する。以下、先の第1、第2の実施形態と同様に、(1)上記解像度変換又は画質改善処理を常に実施する構成を第3の実施形態とし、(2)予め定めたパラメータを参照して上記解像度変換又は画質改善処理を実行するか否かを判断する構成を第3の実施形態として説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る端末の構成を表したブロック図である。図5において、図1と同一の符号を付した構成要素は図1と同じ動作をするので説明は省略する。以下、デジタル復調部400及び制御部401の機能及び動作を中心に説明する。
デジタル復調部400は、放送電波を受信して、例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)等によりデジタル復調する。デジタル復調部400は、さらに多重分離を行い、能力情報、動画ストリーム、音声ストリームに分離し、能力情報を制御部401へ、動画ストリームをIフレーム変換部303へ、音声ストリームを音声復号部302へ、それぞれ出力する。
制御部401は、ユーザからの受信要求操作やチャンネル切替要求操作をデジタル復調部400に出力する。
能力情報は、Iフレーム変換部303、音声復号部302に出力される。Iフレーム変換部303、音声復号部302及び超解像度変換部204は、それぞれ、第1の実施形態と同様に動作する。
以上のように本発明は、放送波でコンテンツを受信する機能を備えた端末にも適用可能であり、視聴開始時やチャンネル切替時の待ち時間解消、及び、解像度や画質の引き上げが可能になる。
[第4の実施形態]
続いて、予め定めたパラメータを参照して上記解像度変換又は画質改善処理を実行するか否かを判断する機構を有する本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る端末の構成を表したブロック図である。図6において、図1、図5と同一の符号を付した構成要素は図1、図5と同じ動作をするので説明は省略する。以下、制御部411と、超解像度変換部304を中心に説明する。
制御部411は、ユーザから入力された接続指示またはチャンネル切替指示をデジタル復調部400に出力する。また、第3の実施形態と同様、制御部411には、デジタル復調部400にて分離された能力情報が入力される。
制御部411は、上記に加えて、超解像度変換部304に対し、超解像度変換処理を実行するか否かを示すON/OFFの指示を行う。前記ON/OFFの指示は、上記した第2の実施形態と同様に、ユーザの指示や能力情報から抽出したパラメータに基づいて、決定される。
超解像度変換部304は、上記した第2の実施形態と同様に、制御部411からの超解像度変換処理を実行するか否かの指示に基づき、Iフレーム変換部303から出力された復号化後のビデオストリームに超解像度変換処理を適宜実行して表示部205に出力する。
以上のように、上記した第2の実施形態相当の構成は、放送波でコンテンツを受信する機能を備えた端末にも適用可能であり、ユーザの指示、能力情報や端末の能力等を考慮してコンテンツの解像度や画質を引き上げた上で出力することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。
例えば、上記した第1、第2の実施形態では、C−Plane(Control−Plane)処理を行う呼制御部と、U−Plane(User−Plane)処理を行う各パケット受信部、各変換部、表示部等を単一の端末に配置することを前提に説明したが、C−Plane処理とU−Plane処理とを各々別々の装置に分離する構成を採ることもできる。この構成によれば、C−PlaneとU−Planeを独立に、スケーラビリティをもたせることができる。
また、上記した実施形態では、コンテンツサーバがRTPパケットに圧縮符号化ストリームを格納して端末に配信するものとして説明したが、圧縮符号化ストリームをファイル形式に格納して、HTTPやTCPプロトコルを用いて端末に送出する構成においても適用可能である。ここで、ファイル形式としては、例えば、3GPファイルフォーマットが知られており、詳細は、3GPP TS26.244規格を参照することができる。
また、上記した実施形態では、動画コンテンツを表示することを前提に説明したが、静止画を切り替えて表示するコンテンツについても同様の構成を採ることができる。
また、画像データの圧縮符号化方式としては、H.263、MPEG−4、H.264など、各種の圧縮符号化方式でも対応することができる。例えばMPEG−4の詳細は、ISO/IEC 14496−2 Information Technology Coding of Audio Visual Object−Part 2: Visual規格などを参照することができる。
また、上記した実施形態では、マルチキャストやブロードキャストを用いるものとして説明したが、ユニキャストでコンテンツを配信する場合にも当然に適用することが可能である。
本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の構成を示すブロック図である。
符号の説明
204、304 超解像度変換部
205 表示部
280 音声パケット受信部
290 動画パケット受信部
302 音声復号部
303 Iフレーム変換部
301、351 呼制御部
400 デジタル復調部
401、411 制御部

Claims (9)

  1. フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する受信部と、
    前記受信部にて受信された画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換してから出力する第1の変換部と、を備える端末。
  2. 更に、前記第1の変換部から出力された画像の解像度変換又は画質改善処理を行う第2の変換部を備える請求項1に記載の端末。
  3. 前記第2の変換部は、ユーザの指示、予め定められた設定、受信した動画像又は静止画像の解像度、画面サイズ、ビットレート又はネットワークの帯域の少なくとも一つのパラメータにより、前記解像度変換又は画質改善処理を実行するか否かを決定する請求項2に記載の端末。
  4. フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する受信部と、
    ユーザの指示、予め定められた設定、受信した動画像又は静止画像の解像度、画面サイズ、ビットレート又はネットワークの帯域の少なくとも一つのパラメータに基づいて、前記受信した画像データから得られる画像の解像度変換又は画質改善処理を実行する第2の変換部と、を備えることを特徴とする端末。
  5. 前記受信部は、放送波、パケット網、又は、回線交換網を介して画像データを受信する請求項1乃至3いずれか一に記載の端末。
  6. ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信し、
    前記受信した画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換し、
    前記非予測フレームを先頭フレームとして、後続するフレームを表示する画像表示方法。
  7. ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信し、
    ユーザの指示、予め定められた設定、受信した動画像又は静止画像の解像度、画面サイズ、ビットレート又はネットワークの帯域の少なくとも一つのパラメータに基づいて、前記受信した画像データから得られる画像の解像度変換又は画質改善処理を実行すべきか否かを判定し、
    前記判定結果に基づいて解像度変換又は画質改善処理を実施してから、画像を表示する画像表示方法。
  8. ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する処理と、
    前記受信した画像データの最初の予測フレーム又はユーザの切替要求による切替直後の予測フレームを非予測フレームに変換する処理とを、コンピュータに実行させ、該コンピュータに接続された表示装置に、前記非予測フレームを先頭として、後続するフレームを表示させるプログラム。
  9. ユーザの要求に従い、フレーム間予測を用いて圧縮された画像データを受信する処理と、
    ユーザの指示、予め定められた設定、受信した動画像又は静止画像の解像度、画面サイズ、ビットレート又はネットワークの帯域の少なくとも一つのパラメータに基づいて、前記受信した画像データから得られる画像の解像度変換又は画質改善処理を実行すべきか否かを判定する処理と、
    前記判定結果に基づいて解像度変換又は画質改善処理を実施する処理とを、コンピュータに実行させ、該コンピュータに接続された表示装置に画像を表示させるプログラム。
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