JP2010092641A - メス端子 - Google Patents

メス端子 Download PDF

Info

Publication number
JP2010092641A
JP2010092641A JP2008259301A JP2008259301A JP2010092641A JP 2010092641 A JP2010092641 A JP 2010092641A JP 2008259301 A JP2008259301 A JP 2008259301A JP 2008259301 A JP2008259301 A JP 2008259301A JP 2010092641 A JP2010092641 A JP 2010092641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male terminal
female terminal
tip
spring
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2008259301A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Ishida
恵子 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2008259301A priority Critical patent/JP2010092641A/ja
Publication of JP2010092641A publication Critical patent/JP2010092641A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ボックス部を無くしても、オス端子との安定した接触状態を得ることのできるメス端子を提供する。
【解決手段】1枚の帯板を長さ方向に折り曲げることで形成されたメス端子であって、基端に電線に対する接続部20が設けられた下板11と、該下板の先端から略U字状の湾曲部13を介して下板の上側に被さるように折り返された上板15とを有する。U字状の湾曲部の先端面には、オス端子の先端タブ部を挿入するための差込口14が貫通形成され、下板の長さ方向の途中に、上板に向かってへ字状に湾曲形成され、オス端子の先端タブ部の下面に押圧接触する第1バネ部12が設けられ、上板の自由端17側に、オス端子の先端タブ部の上面に押圧接触する第2バネ部16が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、オス端子を受け入れるボックス部を無くした簡単な構造のメス端子に関するものである。
一般に、コネクタハウジングに収容するメス端子は、先端にオス端子を受け入れるための角筒状のボックス部を有しており、そのボックス部の内部にバネ片を有している。
図4は、例えば特許文献1に記載の従来のメス端子の要部の構成を示す斜視図、図5は同メス端子にオス端子を挿入した状態を示す要部の斜視図である。
このメス端子110は、先端に角筒状のボックス部112を有し、そのボックス部112の内底部に、へ字状に屈曲したバネ片114を備えており、ボックス部112の上壁118とバネ片114の頂点116との間に、前方から挿入されてきたオス端子130を挟持するようになっている。
この場合、オス端子130をボックス部112に挿入すると、バネ片114の頂点116にオス端子130の下面が接触すると共に、ボックス部112の上壁118にオス端子130の上面が接触することになり、下側と上側の2点A、Bで確実に良好な接触状態を維持することができる。特に上側の点Bでは、上壁118の内面の広い範囲でオス端子130の上面を支持するので、安定した接触状態を保つことができる。
特開2003−59565号公報
ところで、ボックス部112を設ける場合は、ボックス部112を形成するための加工手間がかかる上、ボックス部112を形成する分だけ材料が余計に必要であり歩留まりも悪くなるため、コスト高になる。
そこで、ボックス部112を省略することが考えられる。図6はボックス部を省略した場合を示している。このようにボックス部がないと、バネ片114の頂点116がオス端子130の下面に接触するだけとなるため、点Aの1点だけでオス端子130とメス端子110が接触することになり、接触が不安定になってしまうという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、ボックス部を無くしても、オス端子との接触状態を安定にすることのできるメス端子を提供することを目的とする。
請求項1の発明のメス端子は、1枚の帯板を長さ方向に折り曲げることで形成されたメス端子であって、基端に電線に対する接続部が設けられた下板と、該下板の先端から略U字状の湾曲部を介して前記下板の上側に被さるように前記下板の基端方向に向けて折り返された上板と、を有し、前記U字状の湾曲部の先端面に、接続相手であるオス端子の先端タブ部を挿入するための差込口が貫通形成され、前記下板の長さ方向の途中に、前記上板に向かってへ字状に湾曲形成され、前記差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の下面に押圧接触する第1バネ部が設けられ、前記上板の自由端側に、前記差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の上面に押圧接触する第2バネ部が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のメス端子であって、前記第1バネ部が前記第2バネ部より前側に間隔をおいて配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のメス端子であって、前記第1バネ部の前側の前記下板上または前記上板上に、前記差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の上面または下面に押圧接触する第3バネ部が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、1枚の帯板を長さ方向に折り曲げるだけでメス端子を形成しており、複雑にプレス成形する必要のあるボックス部を無くしているので、構造の単純化により、製作コストの低減を図ることができる。また、端子1個あたりの材料使用量を少なくすることができるので、歩留まりの向上を図ることができ、材料コストを削減することができる。また、ボックス部を無くした場合、オス端子との接触が不安定になってしまうことがあるが、本発明の場合、差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の下面と上面を第1バネ部と第2バネ部の2点で押圧支持することができるので、接触状態を安定化させることができる。
請求項2の発明によれば、差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部を、間隔をあけた位置で上側と下側から押さえるので、差込口での支持を含めて、互いに離れた3箇所での支持が可能となり、安定した接触状態を得ることができる。
請求項3の発明によれば、更に第3バネ部がオス端子の先端タブ部に押圧接触するので、より安定した接触状態を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態のメス端子の構成を示す斜視図、図2は同メス端子にオス端子を接続する場合の作用説明図で、図2(a)は接続する前の状態を示す側面図、図2(b)は接続した後の状態を示す側面図である。
この第1実施形態のメス端子10は、1枚の一定幅の帯板を長さ方向に折り曲げることで形成したものであり、基端に電線に対する接続部20が設けられた下板11と、この下板11の先端から略U字状の湾曲部13を介して、下板11の上側に被さるように下板11の基端方向に向けて折り返された上板15と、を有している。
U字状の湾曲部13の先端面には、接続相手であるオス端子30の先端タブ部31を挿入するための差込口14が貫通形成されている。また、下板11の長さ方向の途中には、上板15に向かってへ字状に湾曲形成され、差込口14から挿入されたオス端子30の先端タブ部31の下面に押圧接触する第1バネ部12が設けられている。
また、上板15の自由端17側には、差込口14から挿入されたオス端子30の先端タブ部31の上面に押圧接触する第2バネ部16が設けられている。第1バネ部12は、第2バネ部16よりも前側に間隔をおいて配置され、第2バネ部16は、下板11に向けてやや凸に湾曲している。
この場合、図2(a)に示すように、自由状態において、オス端子30の先端タブ部31の挿入ラインLよりも上側に第1バネ部12の上向きの頂点12aが位置し、同ラインLよりも下側に第2バネ部16の下向きの頂点16aが位置するように、第1、第2バネ部12、16の曲げ寸法や差込口14の位置などが決められている。
また、電線に対する接続部20には、被覆電線Wの先端の露出導体Waに加締められる導体加締片21と、被覆Wbを有する部分に加締められる被覆加締片22とが設けられている。
また、下板11の第1バネ部12から外れた箇所の下面には、図2(a)に示すように、オスコネクタハウジング60の端子収容室61に後部からメス端子10を挿入した際に、端子収容室61内の段部62に係合することで、メス端子10を抜け止めする切り起こし片18が設けられている。
なお、オス端子30も、メスコネクタハウジング70の端子収容室71に後部から挿入され、ランス72により抜け止めされている。このメスコネクタハウジング70の前部には、オスコネクタハウジング60を受け入れるフード部73が設けられている。
次に作用を説明する。
コネクタハウジング60、70〔図2(a)参照〕同士の嵌合に伴って、オス端子30とメス端子10が接続される場合、図2(b)に示すように、オス端子30の先端タブ部31がメス端子10の差込口14から挿入される。すると、先端タブ部31は、挿入ラインL〔図2(a)参照〕に沿って挿入され、第1バネ部12を押し下げ、第2バネ部16を押し上げながら、奥に進んでいき、メス端子10と接続される。
この状態で、差込口14から挿入されたオス端子30の先端タブ部31の下面と上面に、メス端子10の第1バネ部12と第2バネ部16が2点B、Aで押圧接触するので、安定した接触状態が得られる。特に、差込口14から挿入されたオス端子30の先端タブ部31は、間隔をあけた位置で上側と下側から押さえ付けられるので、差込口14での支持を含めて、互いに離れた3箇所での支持となり、安定した接触状態が得られる。
また、このメス端子10は、1枚の帯板を長さ方向に折り曲げるだけで形成されており、複雑にプレス成形する必要のあるボックス部が省略されているので、構造が単純であり、製作コストの低減が図れる。また、端子1個あたりの材料使用量も少なくできるので、歩留まりの向上を図ることができ、材料コストも削減することができる。
なお、図3に示す第2実施形態のメス端子10Bのように、第1バネ部12の前側の下板11上に、差込口14から挿入されたオス端子30の先端タブ部31の上面に押圧接触する第3バネ部19を設けてもよい。そうすれば、更に第3バネ部19が、C点でオス端子30の先端タブ部31に押圧接触するので、より安定した接触状態を得ることができる。
この図3の例では、第3バネ部19を、下板11上に第1バネ部12と同形状のものとして設けているが、上板15側に同様の形状の第3バネ部を設け、オス端子30の先端タブ部31の上面に押圧接触するようにしてもよい。
また、オス端子30の先端タブ部31の先端は、差込口14に挿入しやすいように尖らせたり面取りしておくのがよい。
本発明の第1実施形態のメス端子の構成を示す斜視図である。 同メス端子にオス端子を接続する場合の作用説明図で、(a)は接続する前の状態を示す側面図、(b)は接続した後の状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態のメス端子にオス端子を接続する場合の作用説明図で、(a)は接続する前の状態を示す側面図、(b)は接続した後の状態を示す側面図である。 従来のメス端子の要部の構成を示す斜視図である。 同メス端子にオス端子を挿入した状態を示す要部の斜視図である。 従来のメス端子からボックス部を取り除いた状態を示す斜視図である。
符号の説明
10,10B メス端子
11 下板
12 第1バネ部
13 U字状の湾曲部
14 差込口
15 上板
16 第2バネ部
17 自由端
19 第3バネ部
20 電線に対する接続部
30 オス端子
31 先端タブ部

Claims (3)

  1. 1枚の帯板を長さ方向に折り曲げることで形成されたメス端子であって、
    基端に電線に対する接続部が設けられた下板と、該下板の先端から略U字状の湾曲部を介して前記下板の上側に被さるように前記下板の基端方向に向けて折り返された上板と、を有し、
    前記U字状の湾曲部の先端面に、接続相手であるオス端子の先端タブ部を挿入するための差込口が貫通形成され、前記下板の長さ方向の途中に、前記上板に向かってへ字状に湾曲形成され、前記差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の下面に押圧接触する第1バネ部が設けられ、前記上板の自由端側に、前記差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の上面に押圧接触する第2バネ部が設けられていることを特徴とするメス端子。
  2. 請求項1に記載のメス端子であって、
    前記第1バネ部が前記第2バネ部より前側に間隔をおいて配置されていることを特徴とするメス端子。
  3. 請求項2に記載のメス端子であって、
    前記第1バネ部の前側の前記下板上または前記上板上に、前記差込口から挿入されたオス端子の先端タブ部の上面または下面に押圧接触する第3バネ部が設けられていることを特徴とするメス端子。
JP2008259301A 2008-10-06 2008-10-06 メス端子 Abandoned JP2010092641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008259301A JP2010092641A (ja) 2008-10-06 2008-10-06 メス端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008259301A JP2010092641A (ja) 2008-10-06 2008-10-06 メス端子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010092641A true JP2010092641A (ja) 2010-04-22

Family

ID=42255181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008259301A Abandoned JP2010092641A (ja) 2008-10-06 2008-10-06 メス端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010092641A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200468003Y1 (ko) * 2011-12-16 2013-07-22 김성철 일괄체결형 터미널단자

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS3820086B1 (ja) * 1960-05-26 1963-09-30
JPS52103692A (en) * 1976-02-27 1977-08-31 Fujitsu Ltd Jack terminal
JPS5613684A (en) * 1979-07-16 1981-02-10 Nippon Burndy Kk Method of manufacturing pressure contact type contact for coated wire
JP2004139826A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Yazaki Corp 端子構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS3820086B1 (ja) * 1960-05-26 1963-09-30
JPS52103692A (en) * 1976-02-27 1977-08-31 Fujitsu Ltd Jack terminal
JPS5613684A (en) * 1979-07-16 1981-02-10 Nippon Burndy Kk Method of manufacturing pressure contact type contact for coated wire
JP2004139826A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Yazaki Corp 端子構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200468003Y1 (ko) * 2011-12-16 2013-07-22 김성철 일괄체결형 터미널단자

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5375564B2 (ja) 端子金具
US6447345B2 (en) Receptacle terminal
EP2309603A1 (en) Female terminal fitting and method of connecting it
JP6342608B2 (ja) 雌端子
US7942708B2 (en) Electrical connector and terminal for electrical connector
US8523619B2 (en) Terminal fitting
JPH07326416A (ja) 端子及びコネクタ
JP2009176617A (ja) 端子および端子の接続構造
JP2009038012A (ja) レセプタクル端子
JP2019149335A (ja) 端子及びハーネス
JP3814221B2 (ja) 雄側端子金具
JP2009517822A (ja) ガイド手段を備えた電気端子
JP3620014B2 (ja) 雌端子及びその製造方法
JP2004362973A (ja) 端子金具
JP4379231B2 (ja) 雌端子金具
US20030224668A1 (en) Terminal fitting
JP2004253166A (ja) 雌端子
JP2010092641A (ja) メス端子
JP4314106B2 (ja) メス端子
KR200467486Y1 (ko) 리셉터클 터미널
US7980864B2 (en) Connector for flexible printed circuit board
JP2007141769A (ja) 端子金具および端子金具の製造方法
JP2007194047A (ja) 端子金具
JP7114053B2 (ja) メス端子
JP2003346958A (ja) 雌端子金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20130311

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20130312