JP2010088935A - 係着システム用フィンガグリップとこれを作製する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえば使い捨ておむつ等の使い捨て品目を、経済的であるために高速度で作製する。
【解決手段】メカニカルファスナー用のフィンガグリップおよびこれを形成する方法が開示される。メカニカルファスナーは、係着部材領域に一体型係着部材216とフィンガグリップ領域に少なくとも1つの突起218とを備えた熱可塑性樹脂の支持体層202を有する。係着部材216は、単位面積当たりの係着部材体積を規定する。少なくとも1つの突起218は、単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定する。単位面積当たりのフィンガグリップ体積は単位面積当たりの係着部材体積に実質的に等しい。支持体層は、フィンガグリップ領域の支持体厚さにほぼ等しい係着領域の支持体厚さを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、衣類および他の品目用の係着システムに関し、特に、たとえば、手術着、おむつ、失禁用衣類等の使い捨て品目に使用される一体的に形成されたフィンガグリップを備えたメカニカルファスナーの係着タブに関する。
使い捨ておむつは一般に、薄い可撓性のある低密度のポリエチレン支持体フィルムまたは不織フィルムラミネートと、支持体フィルムの内部に吸収性コアと、コアに重なり合う多孔性上部シートとを有する。おむつの両端は一般に、着用者のウエストのまわりに前後へ向けて延在する。クロージャーシステムは一般におむつの縁に隣接して位置決めされる。クロージャーシステムは一般に、おむつを着用者に保持するための感圧接着剤テープまたはメカニカルファスナーのストリップまたはタブである。接着剤系ファスナー用の様々なフィンガグリップ構成が、特許文献1(Karami)、特許文献2(Tritsch)、特許文献3(Cepuritis)、特許文献4(Tritsch)、特許文献5(Roessler et al.)および特許文献6(Roessler et al.)に開示されている。
メカニカルファスナーは、使い捨て衣類を開けて再度留めるために繰り返し使用することができる一方、接着剤係着テープタブの接着には干渉するであろう油、粉または残骸物によって汚染を受けるのが少ないという利点を有する。様々なフィンガグリップ配列がメカニカルファスナーに形成されて、使い捨て品目を開けて再度留めるのを容易にする。
特許文献7(Roessler et al.)には、着用者の身体のまわりに留めるためにテープまたはフックタブを有する後部ウエスト部分に2つの耳部分を備えたおむつが開示されている。テープタブの自由端部分は、末端にグリップ部分を提供するために、その上に任意に折ることができる。
特許文献8(Zoia et al.)には、支持体から突出する複数のフック部材を有する使い捨て衣類に使用するための一体のポリマーフックファスナーが開示されている。支持体の小さな部分がフック部材の一方の側から突出し、タブアセンブリをはがすのを容易にするために、手で掴めるように位置決めされる。
特許文献9(Kuen)には、ひだをつけた調整可能なストラップ部材を備えた衣類が開示されている。フックパッチがひだをつけた材料および弾性のある材料の端を越えて延在するように、フックパッチは位置決めされる。フックパッチは、丸みを帯びてフックのない自由端を含んでもよい。
特許文献10には、グリップタブを備えた使い捨て吸収性品目用の接着剤/機械的係着システムが開示されている。グリップタブは、ユーザの領域の側方向外側の縁をそれ自体の上に且つメカニカルファスナー部材の一部上に折り返すことによって形成される。
特許文献11には、使い捨て衣類に使用するための機械的係着テープの作製方法が開示されている。インターロック材料が支持体に取り付けられる。インターロック材料は、支持体の第2の縁から間隔をおかれ、フィンガタブを形成する。
特許文献12には、支持シートに結合されたメカニカルファスナー要素を有する複合材料が予めラミネートされたクロージャーテープシステムが開示されている。メカニカルファスナーには、中に配置されるメカニカルファスナーなしで自由端が構成されてもよい。
特許文献13には、分離可能ファスナーの表面に耳を形成するための装置および方法が開示されている。プレスロールが、分離可能ファスナーを超音波ホーンに対して押圧し、加熱された係着要素を支持体に溶融または溶接する。分離可能ファスナー上の平らな部分が後の過程で耳を形成する。プレスロールのロール幅は形成される平らな部分の幅とほぼ同一であり、プレスロールのピッチは平らな部分のピッチと同一である。プレスロールと超音波ホーンとの間の隙間を調整して、係着溶接と支持体との良好な溶融を保証し、それによって、良好な滑らかな面を有する平らな部分を提供する。プレスロールおよび超音波ホーンは別の作製ステップを行うための追加器具を表し、これは、コストを加え高体積ファスナーの作製を遅延する。
米国特許第3,893,460号 米国特許第3,937,221号 米国特許第4,043,340号 米国特許第4,084,592号 米国特許第5,288,546号 米国特許第5,399,219号 米国特許第5,176,670号 米国特許第5,053,028号 米国特許第5,304,162号 欧州特許第0 563 458号 国際特許出願公開第WO95/05140号 国際特許出願公開第WO96/21413号 カナダ特許出願第2,087,990号 米国特許第4,290,174号 米国特許第4,984,339号 国際特許出願公開第WO94/23610号 米国特許出願第08/781,783号 米国特許第5,315,740号 米国特許第5,339,499号 米国特許第5,551,139号 米国特許第5,604,963号 米国特許第3,408,705号 米国特許第4,322,875号 米国特許第5,040,275号 米国特許第4,894,060号
たとえば使い捨ておむつ等の使い捨て品目は、経済的であるために高速度で作製されなければならない。したがって、おむつの作製業者には、すべての必要な要素、たとえば、機械的係着部分、フィンガグリップおよび接着剤部分を含むアセンブリの形態のクロージャーテープの単一のロールを直接、作製のラインに装着することが望ましい。クロージャーテープは、一般に所望の長さに対応する間隔で切断され、おむつの1つの部分に沿った適切な位置に接着される。機械取扱特性の均一性は、メカニカルファスナーを使い捨て品目に高速度で加えるために必須である。
本発明は、高速作製過程に使用される高度の機械的安定性を呈するメカニカルファスナーと、これを作製する方法とに関する。メカニカルファスナーは、従来のおむつ作製器具を使用する使い捨ておむつの高速作製に特に有用である。本発明によって作製されるメカニカルファスナーは、高速作製用途のためにより均一な機械取扱を呈する。
本発明の1つの実施態様は、メカニカルファスナーのフィンガグリップを作製することに関する。ステム領域が、アレイ状のステム群のネガティブである複数のキャビティを有する型で形成される。フィンガグリップ領域は、少なくとも1つの突起のネガティブである少なくとも1つの窪みを有する型で形成される。溶融熱可塑性樹脂が型に加えられ、ステムおよび少なくとも1つの突起と一体型である支持体層を形成し、両方とも支持体層から遠位に突出する。ステム領域は、単位面積当たりのステム体積を規定する。突起は、単位面積当たりのフィンガグリップ体積が単位面積当たりのステム体積に実質的に等しいように、単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定する。支持体層は、フィンガグリップ領域の支持体厚さに実質的に等しいステム領域の支持体厚さを含む。メカニカルファスナーは型から取り外される。
溶融熱可塑性樹脂を加えるステップは、キャビティと少なくとも1つの窪みを実質的に満たすかまたは部分的に満たすかのいずれかを含む。熱可塑性樹脂の粘度および他の処理パラメータを調整して、キャビティおよび窪みが部分的に満たされるかまたは完全に満たされるかを制御する。メカニカルファスナーは型から取り外すステップは、樹脂を固化することができ、支持体層を型から連続して抜き取ることを含む。
熱可塑性樹脂は、分子的に配向可能な樹脂を含むことが好ましい。樹脂が固化するのを可能にするステップは、キャビティのまわりの型を冷却して樹脂の分子配向を適所で凍結させるステップを含む。溶融熱可塑性樹脂を型に加えるステップは、熱可塑性樹脂を型のキャビティおよび窪みに連続して射出することを含む。
1つの実施態様において、ステム群の末端は変更されて、メカニカルファスナーの係着部分を形成する。あるいは、ステム群を形成するステップは、ステム群の末端に係着部分を同時に形成するステップを含む。突起は、係着部分の高さにほぼ等しい高さを有することができる。1つの実施態様において、突起の少なくとも一部は、直立ステム群の高さにほぼ等しい高さを有する。
単位面積当たりのフィンガグリップ体積と単位面積当たりのステム体積との間の比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。ステム領域の支持体層の厚さとフィンガグリップ領域の支持体層の厚さとの比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。単位面積は約1平方センチメートルであることが好ましい。
フィンガグリップ領域の突起は、様々なサイズ、形状および深さを取ってもよい。隣接する突起は、サイズ、形状または深さを変動することもでき、均一に間隔をおいても不規則に間隔をおいてもよい。結果として得られるメカニカルファスナーは、次いで、高速作製用途に使用するためにロール形態で収集されてもよい。突起の高さは、完成品の巻きを容易にするために、任意に完成した係着部材の高さと同一であってもよい。
別の実施態様において、支持体層は、係着領域に長手方向に延在する複数のリブとフィンガグリップ領域に長手方向に延在する少なくとも1つの突起とを備えて押出成形される。リブおよび突起は、その長さ方向に沿って横方向にスリットを入れられる。支持体層は長手方向に伸ばされ、複数の不連続な係着部材と複数の不連続な突起とを形成する。不連続な係着部材は単位面積当たりの係着部材体積を規定する。不連続な突起は、単位面積当たりのフィンガグリップ体積が単位面積当たりの係着部材体積に実質的に等しいように、単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定する。支持体層は、フィンガグリップ領域の支持体厚さに実質的に等しい係着領域の支持体厚さを有することが好ましい。1つの実施態様において、不連続な突起の少なくとも一部が係着部材とほぼ同一の高さを有することが好ましい。
単位面積当たりのフィンガグリップ体積と単位面積当たりのステム体積との間の比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。ステム領域の支持体層の厚さとフィンガグリップ領域の支持体層の厚さとの比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。
別の実施態様において、メカニカルファスナー用のフィンガグリップを作製する方法は、支持体層を提供することを含み、支持体層は、後面と、前面と、係着領域の支持体層の前面から遠位に突出する複数のポリマー係着部材と、を有する。機械的係着部材の一部は、選択的に変更されて、複数の非機能的係着部材を有するフィンガグリップ領域を形成する。支持体層は、係着領域の支持体厚さに実質的に等しいフィンガグリップ領域の支持体厚さを規定するが、それぞれ非機能的係着部材と係着部材とを除く。非機能的係着部材は単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定し、係着部材は単位面積当たりの係着体積を規定する。単位面積当たりのフィンガグリップ体積の単位面積当たりの係着体積に対する比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.90〜約1.10の間がより好ましい。
別の実施態様において、メカニカルファスナー用のフィンガグリップを作製する方法は、支持体層を含む前駆物質ウェブを提供することを含み、支持体層は、後面と、前面と、ステム領域の支持体層の前面から遠位に突出する複数のポリマーステムと、を有する。ステム群の一部は、選択的に変更されて、複数の変更されたステムを有するフィンガグリップ領域を形成する。支持体層は、ステム領域の支持体厚さに実質的に等しいフィンガグリップ領域の支持体厚さを規定するが、それぞれ変更されたステムとステムとを除く。残りのポリマーステムは、ポリマーステムの末端が変更されてその末端に係着部材を形成するように、ニップの一部に沿って加熱部材と支持表面との間に係合する。変更されたステムは、非機能的フィンガグリップ領域を規定する。フィンガグリップ領域の変更されたステムは単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定し、ステム群は単位面積当たりのステム体積を規定する。単位面積当たりのフィンガグリップ体積の単位面積当たりのステム体積に対する比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.90〜約1.10の間がより好ましい。
係着部材を選択的に変更するステップは、しぼのある表面を有するカレンダーロールでフィンガグリップ領域の係着部材の一部を選択的にカレンダーしてもよい。あるいは、ステム群および/または係着部材は、部分的に圧潰されるかまたは変形されて、フィンガグリップ領域にしぼのある表面を与えてもよい。ニップギャップは、カレンダーロールと係着部材との間に維持されることができ、係着部材をフィンガグリップ領域の支持体層に部分的に溶融して、そのため部分的に溶融された係着部分はしぼのある表面を規定する。1つの実施態様において、フィンガグリップ領域は、係着部材の高さにほぼ等しい高さを有する。
本発明はまた、本発明の方法によるフィンガグリップ領域を有するファスナーを使用するおむつを形成する方法にも関する。
本発明はまた、係着部材領域に一体型係着部材とフィンガグリップ領域に少なくとも1つの突起とを備えた熱可塑性樹脂の支持体層を含むメカニカルファスナーにも関する。係着部材は単位面積当たりの係着部材体積を規定する。少なくとも1つの突起は、単位面積当たりのフィンガグリップ体積が単位面積当たりの係着部材体積に実質的に等しいように、単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定する。支持体層は、フィンガグリップ領域の支持体厚さに実質的に等しい係着領域の支持体厚さを有する。
1つの実施態様において、突起は、係着部分の高さにほぼ等しい高さを有する。単位面積当たりのフィンガグリップ体積と単位面積当たりの係着体積との間の比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。係着部材領域の支持体層の厚さとフィンガグリップ領域の支持体層の厚さとの比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。
本発明は、本発明によるメカニカルファスナーを有するおむつにも関する。
本発明によるメカニカルファスナーを作製するための例としての方法の概略図である。 支持体層から突出するステムを有する前駆物質ウェブに係着部分を形成するための例としての方法の概略図である。 本発明の方法に使用される回転円筒形型の概略図である。 本発明の方法に使用される別の回転円筒形型の概略図である。 本発明の別の方法によって作製された前駆物質ウェブである。 図5の前駆物質ウェブから作製された別のメカニカルファスナーである。 本発明よって作製されたメカニカルファスナーのロールの斜視図である。 本発明による別の方法に使用されるカレンダーロールの概略図である。 フィンガグリップ領域を形成するために変更されたステムの一部を備えた例としてのメカニカルファスナーである。 本発明によって作製されたメカニカルファスナーを使用する例としての使い捨て品目である。
本発明は、高速作製過程に使用される高度の機械的安定性を呈する一体的フィンガグリップを備えたメカニカルファスナーと、それを作製する方法とに関する。メカニカルファスナーは、作製ラインに対する重要な修正なしで、使い捨て品目の高速作製のために連続してほどかれることが可能である。メカニカルファスナーはまた、部分的に、フィンガグリップ領域の支持体厚さにほぼ等しいステム領域の支持体厚さを有する支持体層のため、より均一な機械取扱を呈する。メカニカルファスナーにフィンガグリップを形成する方法は、ファスナーの性質によって変動する。そのようであるため、下記の実施態様は例示目的のみを意図する。
図1は、本発明の方法を実行するための例としての装置12の概略図である。熱可塑性樹脂の供給ストリーム30が押出機32内へ供給され、押出機32から加熱された樹脂がダイ34を通って回転円筒形型36へ供給される。熱可塑性樹脂は型36へ均一に加えられることが好ましい。円筒形型36のキャビティ38と窪み78、92、93とは、それぞれ、本発明のステム領域とフィンガグリップ領域とを形成するように配列される(図3、4参照)。ダイ34は、ダイと型との間に密封を提供するために、型36の外径と等しい外径を有することが好ましい。型のキャビティ38と窪み78、92、93とに樹脂を急速に流し込むことは、流れの方向に平行な分子配向を誘導する。型は水冷却され、この配向を適所に凍結させることが好ましい。1つの実施態様において、樹脂はキャビティ38を部分的に満たすのみである。結果として得られるステム群が所望のサイズおよび形状になるように、キャビティのサイズは大きくなってもよい。
凝固した樹脂は、抜取ロール44によって型36から抜き取られる。前駆物質ウェブ42は、支持体層46と一体的に形成された直立ステム48と突起64とのアレイを含む。支持体層と一体的なアレイ状の直立ステムを形成するための様々な作製方法は、特許文献14(Kalleberg)、特許文献15(Provost,et al)および特許文献16(Miller,et al)に記載されている。
図2に例示されるように、前駆物質ウェブ42はカレンダーロール52A、52Bの間のニップを通って供給され、そのため、ロール52Aは、ステム48の末端の所定の部分に接触する。1つの実施態様において、ニップギャップは、突起64が変形されないように維持されることが好ましい。加熱ロール52Aの温度は、ニップの機械的圧力下でステム48の末端を容易に変える温度に維持される。前駆物質ウェブ42にキャップを形成する他の方法は、「ヘッドステムファスナーにキャップを形成するための方法および装置(Method and Apparatus for Capping Headed Stem Fasteners)」という発明の名称の特許文献17に開示されている。
末端を高温に維持すると、ステム48が溶融し分子配向が混乱する。そのような接触の間および/またはその次の冷却時に、係着部分18がステム48の末端に形成される。メカニカルファスナー54の係着部分18は多様な形状を取ることができ、たとえば、マッシュルーム形状、傘、ネイルヘッド、ゴルフティーおよびJ字型である。マッシュルーム形状の係着部分は、一般に、平らな、平坦な、またはわずかに凸状の上面と、ヘッドのすぐ下でステムの直径より大きい最大断面と、を有する。あるいは、ステムの係着部分は、たとえば、特許文献15(Provost,et al.)、特許文献18(Provost)、特許文献19(Kennedy)、特許文献20(Tominaga)および特許文献21(Akeno)に例示されているように、成形過程の間に形成されるかまたは成形されてもよい。
形状づけられた係着部分は、直径対厚さ比率が高い。個々のフックの小さなサイズと狭い間隔あけまたは高密度によって、剪断でループ材料により堅く係合することができる。このようにして、メカニカルファスナー54は、従来のニットまたは不織布または不規則に織られたまたは不織材料によってループが提供されるときに、フックおよびループ係着に特に有用であり、これらは、フックおよびループファスナーのループ部分としての使用に特に適合されず、さらに公知の先行技術のヘッドファスナーによって係合されない。
メカニカルファスナー54、たとえばヘッドステムファスナーは、低コストの使い捨て品目、たとえばおむつに特に有用である。おむつに使用する際に、ヘッドステムファスナーのフックの高さは均一であり、高さ約0.1mm〜1.3mmが好ましく、高さ約0.2mm〜0.5mmがより好ましい。フックは、ステム領域の1平方センチメートル当たり60〜1,600フックである支持体上の密度を有することが好ましく、1平方センチメートル当たり約125〜700フックであることがより好ましい。ステムは、フックの係着部分に隣接する直径が0.1mm〜0.6mmであることが好ましく、0.1mm〜0.3mmであることがより好ましい。ヘッドは、各側でステムを越えて半径方向に平均約0.01mm〜0.25mm突出することが好ましく、平均約0.025mm〜0.13mm突出することがより好ましく、外面と内面との間の平均厚さ(すなわち、ステムの軸に平行な方向で測定)は約0.01mm〜0.25mmがであること好ましく、約0.025mm〜0.13mmであることがより好ましい。ヘッドは、平均直径(すなわちヘッドとステムの軸を半径方向に測定)の平均ヘッド厚さに対する比率は、1.5:1〜12:1が好ましく、2.5:1〜6:1がより好ましい。良好な可撓性と強度との両方を有するために、メカニカルファスナーの支持体は、厚さ0.025mm〜0.5mmが好ましく、特に、ファスナーがポリプロピレン製かまたはポリプロピレンとポリエチレンとのコポリマー製である場合は、0.06mm〜0.25mmがより好ましい。使用によっては、より堅い支持体を使用することもでき、または支持体にはフックとは反対側の面に感圧接着剤の層が塗布されてもよく、それによって支持体はさらなる支持体または支持体に接着されることが可能であり、そのため支持体は次いで支持体の強度に当てにすることができ、フックを固定するのを助ける。相反する使用のために、フックは、係合したときに側方向に滑るのを防ぐように分配されることが好ましい。たとえば、同譲受人の特許文献22(Kayser et al)、特許文献23(Brown)および特許文献24(Eckhardt et al)を参照のこと。
本発明の方法によって作製されたメカニカルファスナーは、先行技術のメカニカルファスナーの作製で実現可能なよりも速いライン速度で作製することができるため、安価であり得る。ファスナーは、保管および輸送に便利なように、ロールとして巻き上げることが可能な、長く幅の広いウェブで作製されることが可能である。そのようなロールのファスナーは、係着部分とは反対の支持体の表面に感圧接着剤の層を有することができ、これはロール形態のメカニカルファスナーの下にあるラップの係着部分に剥離可能に接着することができ、したがってロール形態の感圧接着剤の層を保護するための剥離ライナーは必要ではない。ロール形態で感圧接着剤が接着される係着部分の限られた領域は、使用のために準備されるまでメカニカルファスナーをロール形態に維持し、次いで、ロールから容易にほどくことができる。所望の長さの片をロールから切り取ることができ、衣類のフラップ等の品目に接着剤または他の方法で接着され、フラップを剥離可能に係着ることができる。
押出成形に適切な実際にいずれの配向可能な熱可塑性樹脂を使用して、メカニカルファスナーを作製することができる。押出成形されることが可能であり且つ有用であるべき熱可塑性樹脂として、ポリエステル、たとえば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリアミド、たとえば、ナイロン、ポリ(スチレン−アクリロニトリル)、ポリ(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)、ポリオレフィン、たとえば、ポリプロピレン、ポリエチレン、および可塑性ポリ塩化ビニルが挙げられる。好適な熱可塑性樹脂は、ポリエチレンを17.5%を含み30のメルトフローインデックスを有するポリプロピレンとポリエチレンとの衝撃コポリマーであり、たとえば、テキサス州Seadriftのユニオンカーバイド社(Union Carbide Company)がSRD7−560として販売しているものである。
図3は、本発明の方法を実施するために使用される例としての回転円筒形型70を例示する。型70は、1つまたはそれ以上のステム領域72を含むことが好ましく、型70の表面に形成された複数のキャビティ38を具備する。フィンガグリップ領域76はステム領域72に隣接して位置することが好ましい。フィンガグリップ領域76は、型70の表面に少なくとも1つの窪み78を含む。
型70のステム領域72は、直立ステム48のアレイのネガティブである複数のキャビティ38を有する。キャビティ38の体積は、結果として得られる直立ステム48がメカニカルファスナー54の単位面積当たりのステム体積を規定するように制御されることが好ましい。同様に、窪み78の体積は、結果として得られるフィンガグリップ領域64がメカニカルファスナー54の単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定するように制御される。ステム体積およびフィンガグリップ体積は支持体層46を除く。ファスナー54の均一な機械取扱を維持するために、単位面積は一般に約1平方センチメートルである。
1つの実施態様において、型70は、結果として得られる品目の材料の体積がフィンガグリップ領域76およびステム領域72に実質的に等しいように設計されるが、これは必須ではない。表面張力、熱可塑性樹脂の粘性、閉じこめられた空気の圧縮、キャビティ38および窪み78の形状および他の要因により、溶融樹脂は、必ずしもキャビティ38、78を完全には満たさない。これらの変数のいずれかを調整して、単位面積当たりのフィンガグリップが単位面積当たりのステム体積に実質的に等しいという結果を達成することができる。
ファスナー54の単位面積当たりのフィンガグリップの単位面積当たりのステム体積に対する比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。ステム領域72の支持体厚さは、フィンガグリップ領域76の支持体厚さに実質的に等しい。ステム領域72の支持体層とフィンガグリップ領域76との厚さの比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましく、約1.0がもっとも好ましい。
フィンガグリップ領域76の窪み78は様々な形状、サイズおよび深さを取ることができる。窪み78は、型70から形成される前駆物質ウェブのステムが突起64上に対応して形成する係着部分なしでキャップを形成することができるように、キャビティ38の深さ「d」よりも少ない深さ「D」を有することが好ましい(図7参照)。窪み78は、型70に均一にまたは不均一に間隔をおかれてもよい。さらに、単位面積当たりのフィンガグリップ体積が単位面積当たりのステム体積に実質的に等しい限り、隣接する窪み78は、同一のまたは異なる体積、形状および深さを規定することができる。
別の実施態様において、窪み78は、キャビティ74の深さ「d」とほぼ等しい深さ「D」を有することができる。結果として得られる突起64の形状は、次のキャップを形成するステップの間に非機能的係着部分が形成されるようなものである。たとえば、アンダーカットを備えた機能的係着部分18ではなく、平らな領域が突起64に形成される。ステム領域と同一の高さを備えたフィンガグリップ領域を形成することは、アイドルロール上をより均一に通るというようないくつかの機械取扱利点を提供する。係着部材が直接成形される(特許文献15参照)別の実施態様において、結果として得られる突起がメカニカルファスナーの高さとほぼ等しい高さを有するように、窪み78は深さ「D」を有し、キャビティ38は深さ「d」を有することができる。
図4は、ステム領域72とフィンガグリップ領域76とを有する別の円筒形型90を例示する。キャビティ38は、上述のように、ステム領域72のすぐ近くに形成される。フィンガグリップ領域76には、図3に示される窪み78ではなく、三角形の窪み92および単一の大きな窪み93が形成される。また、キャビティ38の体積は、型90から形成される直立ステム48が、単位面積当たりのステム体積を規定するように制御され、窪み92、93の体積は、フィンガグリップ領域が、メカニカルファスナーの単位面積当たりのステム体積にほぼ等しい単位面積当たりのフィンガグリップを規定するように制御される。
本発明による別の方法において、図5に例示される前駆物質ウェブ200は、特許文献25(Nestegard et al.)に開示された押出ダイから押し出された熱可塑性樹脂である。押出ダイは、係着領域206に、支持体層202と上方に突出する間隔をおいたリブ204とを形成する形状の開口を有する。押出ダイは、フィンガグリップ領域212にリブ204にほぼ平行に延在する1つまたはそれ以上の長手方向の突起210を形成する。リブ204および突起210は、その長さ方向に沿って間隔をおいた位置でカッターによって横方向にスリットを入れられるかまたは切られて、不連続な部分208、214を形成する。切断後、支持体層202は長手方向に伸ばされ、図6に例示されたメカニカルファスナー220を形成する。不連続な部分208は係着領域206で係着部材216を形成する。不連続な部分214はフィンガグリップ領域212で一連の不連続な突起218を形成する。
不連続な係着部分216は、単位面積当たりの係着部材体積を規定する。不連続な突起218は、単位面積当たりのフィンガグリップ体積が単位面積当たりの係着部材体積にほぼ等しいように、単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定する。単位面積当たりのフィンガグリップ体積および単位面積当たりの係着部材体積は、支持体層202の体積を除く。支持体層202は、フィンガグリップ領域の支持体厚さに実質的に等しい係着領域の支持体厚さを有することが好ましい。不連続な突起218は、様々な形状およびサイズを取ってもよい。図6に例示された実施態様において、突起218は係着部材208と同一の高さであり、結果として得られるメカニカルファスナーのより均一な機械取扱を促進する。
図7は、ステム領域72とフィンガグリップ領域76との両方を有する本発明によって作製されたフックストリップ54のロールを例示する。フィンガグリップ領域76は、一連の突起64を含む。本発明の方法は、結果として、比較的均一な厚さを有する支持体46を得る。感圧接着剤62が、係着部分18とは反対側の支持体46の反対表面に任意に塗布されてもよい。支持体に加えられるために引き出されるまで、感圧接着剤62は、ロール60の係着部分18に剥離可能に接着する。したがって、支持体層46上の接着剤層62は剥離ライナーを必要としない。接着剤62に接着する係着部分18の限定した領域は、十分な接着を提供し、一方ロール60は機械取扱の間に容易にほどくことができる。
図8に例示される本発明の別の実施態様において、ウェブ101は、たとえば、ステムの前駆物質ウェブまたは特許文献16(Miller,et al)に開示されているような完全に形成されたメカニカルファスナーであり、フィンガグリップ領域110を形成するためにカレンダーロール100に当てられてもよい。カレンダーロール100上の隆起した部分102は、ウェブ101のステムまたは係着部分を非機能的構成に変える。カレンダーロール100のこの機能は、機能的係着部材部材18を形成するために行われた、図2のカレンダー52a、52bのステムにキャップを形成する機能とは識別すべきである。単一ロールでロール100の圧潰/変更機能とロール52a、52bのキャップを形成する機能とを組み合わせることもできる。
ロール100の窪み104は、係着領域103のステムまたは係着部材の一部を変更されないままにする。隆起した部分102は、ウェブ101に与えられるしぼ106を有することが好ましい。しぼは、フィンガグリップ領域110の審美性およびグリップ特性を改良する。あるいは、ステムおよび/または完全に形成されたメカニカルファスナーが、均しカレンダーロールを使用して、部分的のみに圧潰されるかまたは変形されて、フィンガグリップ領域110にしぼを与えてもよい。ステムおよび/または完全に形成されたメカニカルファスナーを圧潰するか変形するかまたは変更することは、係着部分の形成を防ぐか、または係着部分を非作用的にすることを指す。
熱、超音波エネルギ、圧力またはこれらの組み合わせが一般にロール100および/またはウェブ101に加えられ、ステムまたは係着部分を非作用的にするのを助ける。フィンガグリップ領域110の変更されたステムまたは係着部材が単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定するが、支持体層46を除く。係着領域103のステムまたは係着部材が単位面積当たりの係着体積を規定するが、支持体層46を除く。単位面積当たりの係着体積は、単位面積当たりのフィンガグリップ体積に実質的に等しいことが好ましい。
図9は、図8のロール100を使用するカレンダー/変更した後のサンプルのウェブ101を例示する。フィンガグリップ領域110の係着部材112の選択された列は変更され、しぼパターン114は、結果として得られる突起116上にエンボスされる。係着領域103の隣接する係着部材は変更されないままである。図9の実施態様において、各突起116は、個別の係着部材112の体積に実質的に等しいフィンガグリップ体積を規定する。別の実施態様において、係着116は重なり合ってもよい。突起116の群は、単位面積当たりの係着部材体積に実質的に等しい単位面積当たり(たとえば、cm2)のフィンガグリップ体積を規定する。単位面積当たりのフィンガグリップ体積と単位面積当たりの係着部材体積との間の比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。
支持体層46は、係着領域103の支持体厚さに実質的に等しいフィンガグリップ領域110の支持体厚さを有することが好ましく、それぞれ突起116と係着部材112を規定する材料とを除く。係着領域103における支持体層46の厚さとフィンガグリップ領域110における支持体層46の厚さとの比率は、約0.75〜約1.25の間が好ましく、約0.9〜約1.1の間がより好ましい。図2に例示されるように、直立ステムに係着部分を形成する前にカレンダーロール100がフィンガグリップ領域110を形成する実施態様において、結果として得られる突起116の高さは、係着部分の形成を干渉しないように、ステム112の高さより低いことが好ましい。
図10は、本発明の方法によって作製されるファスナー54とともに使用される例としてのおむつ120を例示する。おむつ120は、一般に、外側の液体不浸透ポリマーフィルム124と内側の吸収層126とを有する矩形ラミネート122を含む。メカニカルファスナー54の支持体層46は、接着剤または他の適切な手段で中央部分128に接着される。フィンガグリップ76、110は、中央部分128から遠位に延在するように配置される。中央部分128の他方の端130は、適切な位置でおむつ120に装着される。係着部分18はおむつ120の前部分でループ部分132に係合するように配置される。フィンガグリップ領域76、110は、ループ部分132には接着しないままであり、係着部分18をループ部分132から外するのを容易にする。
フィンガグリップ領域を備えて成形されたファスナーが、図1〜2の方法を使用して作製された。図3に例示されたようなツールに、交互の、1平方インチ当たり1600ピンの密度を有する係着部材領域と、1平方インチ当たり900窪みの密度を有するフィンガグリップ領域とが構成された。係着部材領域は幅41.28mm(1.625インチ)であり、フィンガグリップ領域は幅9.53mm(0.375インチ)であり、ツールの周囲のまわりに延在する交互の帯に配置された。溶融熱可塑性樹脂の押出品、すなわち、テキサス州Seadriftのユニオンカーバイド社が販売のSRD7−587樹脂、をツールに加えて、ステム領域とフィンガグリップ領域とを作製した。押出温度は218.5℃(425°F)であった。ツールの表面速度は、13メートル/分であった。材料の平均坪量は130g/m2であった。前駆物質ウェブはツールから取り外され、次にキャップを形成され、係着部材領域に機能的フックを形成した。支持体層は、フィンガグリップ領域と係着部材領域との両方で約110マイクロメートルの厚さであった。フィンガグリップ領域は、係着部材として機能しない角錘または隆起を含んだ。
ミネソタ州セントポールの3Mが販売の製品番号XMH−4156に類似した、1平方インチ当たり2,500係着部材を備えたヘッドステムファスナーを、テキサス州Seadriftのユニオンカーバイド社が販売のSRD7−463樹脂を使用して、準備した。シートは、図8のように、カレンダーに供給された。高温缶が銅メッキされ、直径を増加し、ステップパターンが銅に切り込まれた。カレンダーの突起は、幅19.05mm(0.75インチ)、高さ3.175mm(0.125インチ)であった。突起は63.5mm(2.5インチ)の間隔をおいて置かれた。カレンダーニップ圧は、約137.9kPa(20psi)〜約413.6kPa(60psi)の間を変動し、カレンダーロールの油加熱は、約115.6〜149℃(240〜300°F)の間を変動した。好適なサンプルは、137.9℃(280°F)と137.9kPa(20psi)との組み合わせを使用して準備した。
本明細書に開示された特許および特許出願は、発明の背景に開示されたものも含めて、その内容をここに引用したものとする。本発明は、ここに記載のいくつかの実施態様を参照した記載されたきた。本発明の請求の範囲から逸脱することなく実施態様に多くの変更をなすことができることは当業者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、ここに記載された構造に限定されるべきではなく、請求の範囲の文言によって記載された構造およびそれらの構造の等価物のみに限定されるべきである。

Claims (22)

  1. メカニカルファスナー用のフィンガグリップを作製する方法であって、
    アレイ状のステム群のネガティブである複数のキャビティを有する型にステム領域を形成するステップと、
    少なくとも1つの突起のネガティブである少なくとも1つの窪みを有する該型にフィンガグリップ領域を形成するステップと、
    溶融熱可塑性樹脂を該型に加えて、該ステム群および該少なくとも1つの突起と一体的である支持体層を形成するステップであって、該ステム群と該少なくとも1つの突起との双方は該支持体層から遠位に突出し、該ステム領域は単位面積当たりのステム体積を規定し、該少なくとも1つの突起は単位面積当たりのフィンガグリップ体積が該単位面積当たりのステム体積に実質的に等しいように該単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定し、該支持体層が該フィンガグリップ領域における支持体厚さにほぼ等しい該ステム領域における支持体厚さを有するようにするステップと、
    該メカニカルファスナーを該型から取り外すステップと、
    を具備する方法。
  2. 前記溶融熱可塑性樹脂を加える前記ステップは、前記複数のキャビティと前記少なくとも1つの窪みとを実質的に満たすことを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記ステム群の末端を変更して前記メカニカルファスナーの係着部分を形成するステップをさらに具備する請求項1記載の方法。
  4. 前記単位面積当たりのステム体積に対する前記単位面積当たりのフィンガグリップ体積の比率は、約0.75〜約1.25の間であり、前記フィンガグリップ領域の支持体層厚さに対する前記ステム領域の支持体厚さの比率は、約0.75〜約1.25の間である請求項1記載の方法。
  5. 少なくとも1つの突起を形成する前記ステップは、間隔をおいた複数の突起を形成するステップからなる請求項1記載の方法。
  6. メカニカルファスナー用のフィンガグリップを作製する方法であって、
    係着領域にて長手方向に延びる複数のリブとフィンガグリップ領域にて長手方向に延びる少なくとも1つの突起とを備えた支持体層を押出成形するステップと、
    該リブおよび該突起にそれらの長さ方向に沿って横方向にスリットを入れるステップと、
    該支持体層を長手方向に引き伸ばして複数の不連続な係着部材と複数の不連続な突起とを形成するステップであって、該不連続な係着部材は単位面積当たりの係着部材体積を規定し、該不連続な突起は単位面積当たりのフィンガグリップ体積が該単位面積当たりの係着部材体積に実質的に等しいように該単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定し、該支持体層が該フィンガグリップ領域における支持体厚さに実質的に等しい該係着領域における支持体厚さを有するようにするステップと、
    を具備する方法。
  7. 前記単位面積当たりの係着部材体積に対する前記単位面積当たりのフィンガグリップ体積の比率は、約0.75〜約1.25の間であり、前記係着領域の支持体厚さと前記フィンガグリップ領域の支持体厚さとの比率は、約0.75〜約1.25の間である請求項6記載の方法。
  8. 前記単位面積当たりの係着部材体積に対する前記単位面積当たりのフィンガグリップ体積の比率は、約0.90〜約1.10の間であり、前記係着領域と前記フィンガグリップ領域との支持体厚さの比率は、約0.90〜約1.10の間である請求項6記載の方法。
  9. 複数の不連続な突起を形成する前記ステップは、間隔をおいた複数の突起を形成するステップからなる請求項6記載の方法。
  10. メカニカルファスナー用のフィンガグリップを作製する方法であって、
    支持体層を有するメカニカルファスナーを用意するステップであって、該支持体層が、後面と、前面と、係着領域における該支持体層の該前面から遠位に突出する複数のポリマー製係着部材とを有してなるメカニカルファスナーを用意するステップと、
    該複数の係着部材の一部分を選択的に変更して、複数の非機能的係着部材を有するフィンガグリップ領域を形成するステップであって、該支持体層が、該係着領域における支持体厚さに実質的に等しい該フィンガグリップ領域における支持体厚さを、それぞれ該係着部材と該非機能的係着部材とを除いて規定するようにするステップと、
    を具備する方法。
  11. 前記係着部材を選択的に変更する前記ステップは、カレンダーロールと前記係着部材との間にニップギャップを維持して、該係着部材を前記支持体層に部分的に溶融するステップであって、該部分的に溶融した係着部分が凹凸面を規定するようにするステップを含む請求項10記載の方法。
  12. 前記係着部材を選択的に変更する前記ステップは、前記係着部材を選択的に変更して、該係着部材の高さにほぼ等しい高さを有するフィンガグリップ領域を提供することを含む請求項10記載の方法。
  13. メカニカルファスナー用のフィンガグリップを作製する方法であって、
    支持体層を有する前駆体ウェブを用意するステップであって、該支持体層が、後面と、前面と、ステム領域における該支持体層の該前面から遠位に突出する複数のポリマーステムとを有してなる前駆体ウェブを用意するステップと、
    該複数のポリマーステムの一部分を選択的に変更して、複数の変更されたステムを形成するフィンガグリップ領域を形成するステップであって、該支持体層が、該ステム領域における支持体厚さに実質的に等しい該フィンガグリップ領域における支持体厚さを、それぞれ該ステムと該変更されたステムとを除いて規定し、該変更されたステムが非機能的フィンガグリップ領域を規定するようにするステップと、
    該複数のステムをニップの一部分に沿って加熱部材と支持面との間に圧縮係合させてそれらの末端に係着部材を形成するステップと、
    を具備する方法。
  14. 前記フィンガグリップ領域の前記ステムを選択的に変更する前記ステップは、カレンダーロールと前記ステムとの間にニップギャップを維持して、該ステムの一部分を前記支持体層に部分的に溶融するステップであって、該部分的に溶融したステムが凹凸面を規定するようにするステップを含む請求項13記載の方法。
  15. 前記フィンガグリップ領域の前記ステムを選択的に変更する前記ステップは、該ステムの一部分を選択的に変更して、前記係着部材の高さにほぼ等しい高さを有するフィンガグリップ領域を提供するステップを含み、該フィンガグリップ領域の該変更されたステムは単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定し、該ステムは単位面積当たりのステム体積を規定し、該単位面積当たりのステム体積に対する該単位面積当たりのフィンガグリップ体積の比率は、約0.75〜約1.25の間である請求項13記載の方法。
  16. メカニカルファスナーであって、係着部材領域における一体的な係着部材群およびフィンガグリップ領域における少なくとも1つの突起を有する熱可塑性樹脂製の支持体層を備え、該係着部材群は単位面積当たりの係着部材体積を規定し、該少なくとも1つの突起は単位面積当たりのフィンガグリップ体積が該単位面積当たりの係着部材体積に実質的に等しいように該単位面積当たりのフィンガグリップ体積を規定し、該支持体層は該フィンガグリップ領域における支持体厚さにほぼ等しい該係着部材領域における支持体厚さを有してなるメカニカルファスナー。
  17. 前記突起は、前記係着部材の高さにほぼ等しい高さを有する請求項16記載の物品。
  18. 前記単位面積当たりの係着部材体積に対する前記単位面積当たりのフィンガグリップ体積の比率は、約0.75〜約1.25の間であり、前記フィンガグリップ領域の支持体厚さに対する前記係着領域の支持体厚さの比率は、約0.75〜約1.25の間である請求項16記載の物品。
  19. 前記単位面積当たりの係着部材体積に対する前記単位面積当たりのフィンガグリップ体積の比率は、約0.90〜約1.10の間であり、前記フィンガグリップ領域の支持体厚さに対する前記係着領域の支持体厚さの比率は、約0.90〜約1.10の間である請求項16記載の物品。
  20. 前記少なくとも1つの突起は複数の突起からなる請求項16記載の物品。
  21. 前記係着部分領域は前記フィンガグリップ領域に隣接する請求項16記載の物品。
  22. 請求項16記載のメカニカルファスナーを有するおむつ。
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