JP2010088115A - 効率的なハーフトーンスクリーン生成のためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】SIMD処理をサポートするDSPによってもたらされる処理能力をさらに活用できる、ハーフトーン化処理を最適化するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】第1データ幅を有する第1ハーフトーンパターンを、第2データ幅を利用するSIMD可能なプロセッサを用いて、画像データにハーフトーン化処理240を実行するための方法を提供する。ここで、第2データ幅は前記第1データ幅の整数倍ではない。いくつかの実施形態では、当該方法は、反復して操作でき、第1ハーフトーンパターン内の開始位置に基づいて、反復のためのハーフトーンパターンを生成するステップからなる。ここで、生成されたハーフトーンパターンは、第2データ幅を有してもよい。画像データは、消費し尽くされるまで、または画像データがプロセッサ内のレジスタの全幅を占めるまで、反復して取り込まれる。そして、ハーフトーン計算処理が、生成されたハーフトーンパターンを使用して、画像データについて実行される。
【選択図】図2
【解決手段】第1データ幅を有する第1ハーフトーンパターンを、第2データ幅を利用するSIMD可能なプロセッサを用いて、画像データにハーフトーン化処理240を実行するための方法を提供する。ここで、第2データ幅は前記第1データ幅の整数倍ではない。いくつかの実施形態では、当該方法は、反復して操作でき、第1ハーフトーンパターン内の開始位置に基づいて、反復のためのハーフトーンパターンを生成するステップからなる。ここで、生成されたハーフトーンパターンは、第2データ幅を有してもよい。画像データは、消費し尽くされるまで、または画像データがプロセッサ内のレジスタの全幅を占めるまで、反復して取り込まれる。そして、ハーフトーン計算処理が、生成されたハーフトーンパターンを使用して、画像データについて実行される。
【選択図】図2
Description
本発明は、印刷分野、より詳細には、効率的なハーフトーンスクリーン生成のためのシステムおよび方法に関する。
ハーフトーンスクリーンは、印刷時の、色調変化を伴う画像へ適用される様々なサイズのドットパターン、または、カラー画像へ適用される等しいサイズのドットからなる。デジタルハーフトーン化は、一般的に、ハーフトーンセル内のドット発生の頻度を変化させる一方、空間的に周期性のある、一定サイズのドットを使用する。プリンタにはグレーインクがないので、プリンタは色調変化を伴う白黒画像を近似するために、意図的に間隔をもって置かれた黒いドットの集まりを使用しなくてはならない。遠くから見ると、ハーフトーンは人間の目には、連続して色調された画像として見える。人間の目は、ハーフトーンセル内の情報を平均化し、セル内のインクのついた領域とインクの付けられていない領域の割合として近似される、はっきりとした「グレーレベル」を視覚にとらえる。人間の目はまた、画像が連続した色調画像であるかのような幻想を作り出すように、等しい間隔をもって置かれる隣接セル間の「グレーレベル」の移行を平均化する。
最新のプリンタでは、ハーフトーンセルのサイズは、ハーフトーンスクリーンの解像度(しばしば、1インチあたりのドットライン数または「lpi」と表現される)と、プリンタの最大解像度(しばしば、1インチあたりのドット数または「dpi」と表現される)とのトレードオフとなる。
ハーフトーンセルはいくつかのレーザープリンタのドットの数からなるので、より多くのハーフトーンセルを使用することによって、セル内の色調変化のよりスムーズな表現を可能とするが、セル間でより粗い遷移をもたらす。反対に、ハーフトーンセルがより小さいサイズである場合、セル内の色調変化の表現が限られるが、セル間の遷移はそれほど粗くない。たとえば、最大解像度600dpiのプリンタで60lpiのハーフトーン解像度が選択された場合、それぞれのハーフトーンセルは、600/60=10dpiの最大解像度を持つ。ハーフトーングリッドは10×10または100レーザープリンタドットにより、白黒画像のグレースケール値の100通りの表現を可能とする。カラー画像では、ハーフトーン化はそれぞれのカラープレーンに対して実行され、上記ハーフトーングリッドは、それぞれのプレーンについて100通りの異なる色調変化の表現を可能とする。
一般的に、最近のプリンタではハーフトーン化は、より低い解像度の画像を得るために、ハーフトーンパターンまたはスクリーンをより高い解像度画像へ繰り返し適用することによって実行される。多くのプリンタにおいて、ハーフトーン化は、デジタルシグナルプロセッサ(「DSP」)の処理能力という利点を享受している。多くの最近のDSPは、単一命令複数データ(「SIMD」)タイプの並列処理をサポートする。SIMD並列処理では、単一命令が複数のデータストリームに対して動作する。たとえば、比較動作は、単一命令サイクル内の4つの異なるデータ演算子に対して実行され、4つの結果を同時に生成する。
同じハーフトーンパターンが、メモリ内の画像の異なる区域へ繰り返し適用されるので、ハーフトーン化はSIMD並列処理に適している。しかし、ハーフトーンセルのサイズは、DSPによってサポートされるデータサイズへ対応しない可能性もあるので、DSPを有する処理装置の使用は最適とはいえない。DSPのデータ幅とは、単一命令サイクルでDSPによって処理され得る、最大データサイズである。一般的には、DSPのデータ幅は2の乗数であり、DSPによっては、データ幅は4バイトから256バイトにわたる。
たとえば、それぞれのピクセルが1バイト長ある10×10ハーフトーンセルの、128ビット(16バイト)データ幅を有するSIMD DSPのDSP処理の実行は、論理的には並列してなされる。しかし、上記例のような、ハーフトーンセルのサイズによって通常構成される処理は、10ピクセルのみがパラレルに処理される。しかし、そのような分配は、それぞれのセルの処理の間、16バイト中6バイトが使用されないこととなり、プリンタのパフォーマンスに影響し得る、最適でないDSP使用となる。したがって、SIMD処理をサポートするDSPによってもたらされる処理能力をさらに活用できる、ハーフトーン化処理を最適化するシステムおよび方法の必要性がある。
開示される実施形態と整合して、第1データ幅にある第1ハーフトーンパターンを使用して、第2データ幅を利用するSIMD可能なプロセッサによって、画像データについてハーフトーン化処理を実行するためのシステム、方法、および装置が提供される。ここで、第2データ幅は、第1データ幅の整数倍ではない。いくつかの実施形態では、この方法は反復して操作でき、第1ハーフトーンパターン内の開始位置に基づいて、反復のためのハーフトーンパターンを生成するステップを含む。ここで、生成されたハーフトーンパターンは、第2データ幅にあってもよい。画像データは、処理し尽くされるまで、または画像データがプロセッサ内のレジスタの全幅を占めるまで、反復して取り込まれる。そして、ハーフトーン計算処理が、生成されたハーフトーンパターンを使用して、画像データについて実行される。
開示される実施形態はまた、コンピュータ読取り可能な媒体およびメモリにコーディングされるプログラムに関する。これらおよびその他の実施形態は、さらに次の図を参照して説明される。
開示される実施形態と整合して、SIMD可能なプロセッサ上で画像データにハーフトーン化処理を実行するためのシステム、方法、および装置が提供される。
図1は、ハーフトーン化のための、システムの例示的なブロック図を示す。開示される実施形態と整合性のあるコンピュータソフトウェアアプリケーションは、図1に示されるシステムのように、一つ以上のコンピュータまたはプリンタに実装される。このようなシステムは、従来の通信プロトコルおよび/またはデータポートインターフェースを使用して情報交換を可能とする通信リンクを介して接続される。
図1に示されるように、例示的なシステム100は、計算装置110、ネットワーク140、プリンタ170を含む。さらに、計算装置110およびプリンタ170は、一例としてインターネットのような、ネットワーク140を使用して通信する。計算装置110は、コンピュータワークステーション、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、または、ネットワークでつながれた環境で使用され得るその他の計算装置である。プリンタ170は、計算装置110およびその他の装置(図示せず)へも接続可能なプラットフォームである。計算装置110およびプリンタ170は、プリンタ170上で実行される処理操作の制御および設定を可能とするソフトウェア(図示せず)を実行することができる。
計算装置110および/またはプリンタ170は、着脱式メディアドライブ150を含む。着脱式メディアドライブ150は、たとえば、ポータブルハードドライブ、CD−ROMドライブ、DVD ROMドライブ、CD±RW、または、DVD±RWドライブ、USBフラッシュドライブ、メモリスティック、フロッピードライブ、および/または開示される実施形態と整合性のある、その他のいかなる着脱式メディアドライブも含む。ソフトウェアアプリケーションの一部は着脱式メディア上にあり、着脱式メディアドライブ150を使用して、計算装置110またはプリンタ170によって、読み取られ実行される。いくつかの実施形態では、アプリケーションによって生成された結果または記録は、着脱式メディア上にも保存される。
接続120は、計算装置110およびプリンタ170を接続し、従来の通信プロトコルおよび/またはデータポートインターフェースを使用する、有線または無線通信として実装される。一般的に、接続120は、装置間のデータ転送を可能とする、いかなる通信チャネルでもよい。一実施形態では、たとえば、装置は、適切な接続120を介するデータ転送のためのUSB,SCSI、FIREWIRE、シリアルおよび/またはパラレルポートのような、従来のデータポートによって提供される。通信リンクは、無線または有線リンク、または、計算装置110およびプリンタ170間の通信を可能とする、いかなる組合せでもよい。
ネットワーク140は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、または、インターネットを含んでもよい。例示的なプリンタ170はネットワークプリンタであり、ネットワーク140に接続され得る。いくつかの実施形態では、例示的なプリンタ170のような印刷装置110は、ローカルまたは専用プリンタであり、計算装置110および/またはその他の周辺機器(図示せず)へ直接接続される。例示的なプリンタ170のような印刷装置はまた、図1に示されるように、着脱式メディアドライブ150を有する。システム100は、開示される実施形態と整合して、複数の印刷装置およびその他の周辺機器(図示せず)を含んでもよい。
プリンタ170は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、または、それらのいくつかの組合せによって制御される。印刷装置170は、プリントコントローラ175内のメモリ装置にあるファームウェアまたはソフトウェアによって制御される。一般的に、プリントコントローラ175は、内的または外的プリンタ170である。いくつかの実施形態では、プリンタ170はまた、計算装置110上で稼動するプリンタドライバのようなソフトウェアによって、一部制御される。
例示的プリンタ170は、中央処理装置(「CPU」)176、DSP179、ファームウェア171、メモリ172、入出力ポート175、プリントエンジン177、着脱式メディアドライブ150、および、二次記憶装置173を接続する、バス174を含む。例示的なプリンタ170はまた、文書を印刷または処理するアプリケーションの一部を実行することができる、アプリケーション特定回路(ASICs)、および/またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)178を含む。例示的なプリンタ170はまた、I/Oポート175および接続120を使用する計算装置110内の二次記憶、または、その他のメモリへアクセスできる。いくつかの実施形態では、プリンタ170はまた、プリンタオペレーティングシステムおよびその他の適切なアプリケーションソフトウェアを含むソフトウェアを実行できる。例示的なプリンタ170は、その他のオプションのうち、ペーパーサイズ、出力トレイ、カラー選別、およびプリンタ解像度等をユーザによって設定可能とする。
例示的なCPU176は、汎用プロセッサ、特別仕様のプロセッサ、または、組み込まれたプロセッサである。CPU176は、メモリ172および/またはファームウェア171を有する、制御情報および命令を含むデータを交換できる。いくつかの実施形態では、CPU176は、SIMDタイプの命令をサポートし、ハーフトーン化のためのアルゴリズムのようなSIMD処理を使用するアルゴリズムを実行することができる。たとえば、コンピュータ110上で稼動するプリンタドライバは、開示する実施形態と整合性のある方法で、ハーフトーン化処理を実行するための、コンピュータ110上のCPUによってサポートされるSIMD命令を使用する。
DSP179はCPU176へ接続され、CPU176制御下で動作する。一実施形態では、CPU176は、実行される処理のタイプ、および、メモリ172内のデータの位置および境界をDSP179へ示す。DSP179はデータをフェッチし、要求される処理を実行し、メモリ領域に結果を保存し、そして、結果の位置をCPU176へ示す。いくつかの実施形態では、DSP179は、CPU176へ直接結果を送信する。いくつかの実施形態では、DSP179は、データ演算対象に対して並列に処理を実行することができる。たとえば、DSP179はSIMDタイプの命令をサポートし、開示される実施形態と整合性のある方法でハーフトーン化を実行する際、演算対象についてSIMDタイプ処理を実行する。いくつかの実施形態では、プリンタ170はより多くのまたはより少ない要素を含むことができ、開示されるシステムおよび方法は適宜変更され得る。たとえば、DSP179がない場合、CPU176がSIMDタイプの命令を使用するハーフトーン化を実行する。いくつかの実施形態では、コンピュータ110上のCPUは、SIMDタイプ命令をサポートし、並列でハーフトーン化処理を実行するようにも使用される。
メモリ172は、SDRAMまたはRDRAMのような、しかしこれに限られない、どのようなタイプのダイナミックランダムアクセスメモリ(「DRAM」)でもよい。ファームウェア171は、立ち上げシーケンスや、画像処理、トラッピング、文書処理およびその他のコードを含む事前に定義されたルーチン命令を含むがこれに限られない、命令およびデータを保持する。いくつかの実施形態では、ファームウェア171内のコードおよびデータは、CPU176によって動作される前に、メモリ172へコピーされる。ファームウェア171でのルーチンは、リストを表示するために計算装置110から受信されるページ記述を翻訳するコードを含む。いくつかの実施形態では、ファームウェア171は、表示リスト中の表示コマンドを適切なラスタライズされたビットマップへ変換し、当該ビットマップをメモリ172へ保存するというラスタライズルーチンを含む。ファームウェア171はまた、圧縮、トラッピング、および、メモリ管理ルーチンを含む。ファームウェア171内のデータおよび命令は、一つ以上のコンピュータ110、ネットワーク140、プリンタ170へ接続された着脱式メディア、および/または二次記憶173を使用して、アップグレード可能である。
例示的なCPU176は、命令およびデータを受けて動作し、プリント文書を生成するために、ASIC/FPGA178およびプリントエンジン177へ制御およびデータを提供する。ASIC/FPGA178はまた、プリントエンジン177へ制御およびデータを提供する。DSP179および/またはFPGA/ASIC178はまた、一つ以上の翻訳、トラッピング、圧縮、ラスタライズアルゴリズムの一部を実行する。
例示的な二次記憶173は、内的または外的ハードディスク、メモリスティック、あるいはシステム200によって使用され得るその他いかなるメモリ記憶装置であってもよい。いくつかの実施形態では、表示リストは一つ以上のプリンタ170、計算装置110、およびサーバ130にあり、どこで文書処理が発生するかによって、それらの間で転送される。表示リストを保存するメモリは専用メモリであるか、または、汎用メモリの一部を形成するか、それらの組合せでもよい。いくつかの実施形態では、表示リストを保持するメモリは、必要に応じてダイナミックに割り当て、管理、開放される。プリンタ170は、中間印刷データを印刷可能な最終データ形式へ変換し、この最終形式に従って印刷する。
図2は、プリントファイルを処理するための、例示的な処理フロー200を示す。図2に示されるように、例示的なアプリケーション210によって生成されるプリンタファイルは、対象検知モジュール220によって処理される。例示的なアプリケーション210は、Word、Adobe Acrobatのような文書処理アプリケーションか、またはその他の印刷可能な出力を生成できるいかなるアプリケーションでもよい。プリンタファイルは、画像データ、グラフィックスデータ、テキストデータを含む、複数対象ファイルでもよい。例示的な計算装置110は、文書データを第1印刷データへ変換する。いくつかの実施形態では、第1印刷データは、文書のPDL記述に相当する。それから、第1印刷データは、中間印刷データへの変換のために、プリンタ170へ送信され得る。
いくつかの実施形態では、文書のPDL記述から、より低いレベルのプリンタ特有コマンド列を有する最終印刷データへの変換処理は、対象の表示リストを有する中間印刷データの生成を含む。表示リストは、一つ以上のテキスト、グラフィックス、および画像データ対象を保持し、表示リスト内の一つ以上のデータ対象タイプは、ユーザ文書内の対象へ相当する。中間印刷データの生成に寄与する表示リストは、メモリ172か二次記憶173に保存される。対象検出モジュール220は、画像レンダーモジュール230によって受信される、コマンドレベルのコードを生成する。
いくつかの実施形態では、例示的な画像レンダーモジュール230は、ハーフトーン240を使用して第2サイズのコード化されたデータへ変換される、第1サイズのピクセルデータを生成する。たとえば、しきい値ハーフトーンルックアップテーブルが、ハーフトーン化を実行し、8ビットピクセルデータを4ビットへ減少するように使用される。ハーフトーン化240は、連続的に色調変化された画像を、意図的に配置されたドットの連続を使用することによってレンダーされた画像へ変換するために使用される。光またはカラーの階調をシミュレートするために、あるセルサイズごとのドット、1インチごとのドット(「dpi」)の相対濃度が変えられる。高濃度のドットは、より暗い画像部分を生成する。
標準的なハーフトーン化技術は、画像ファイルサイズを減少することができるが、印刷画質の低下にもつながる。たとえば、8ビットピクセルは、4ビットにコード化されたハーフトーンデータへ変換される。4ビットが16個の値を表す一方、8ビットは256個の値を表す。したがって、8ビットデータを4ビットデータへ変換する一つの仕組みは、0〜15,16〜31,32〜47,・・・,226〜239,240〜255のように、8ビットデータを16値域へ量子化することである。それぞれの16値域は、4ビット空間では、0から15までの個別の値を割り当てられる。ピクセルの8ビット値の値域が一度決定されると、ピクセルは、その値域に対応する4ビット値が割り当てられる。その他様々なハーフトーン化の方法がよく知られており、開示される実施形態は、当業者によって明らかな、適切な変更によって、それらの方法へ適用される。
一つのハーフトーン化方法は、しきい値ハーフトーンルックアップテーブル内の対応する数値郡と、ピクセル値とを比較する方法である。たとえば、8ビットピクセルデータは、新たな4ビット値を複数のしきい値と比較し、結果を4ビットの2進数へ変換することによって、その4ビット値を引き継ぐ。いくつかの実施形態では、2分探索アルゴリズムおよびその他よく知られる技術が、比較回数を抑えるために使用される。ハーフトーン変換は、ピクセル毎のビットサイズを減少することによってデータファイルのサイズを減少し、所望の画像を印刷するプリンタ170によって使用可能なコード化されたプリンタファイルを生成する。
いくつかの実施形態では、コード化されたデータは、下流モジュールおよび/またはプロセス250への付加処理のために出力される。たとえば、一実施形態では、処理が計算装置110内のCPUで稼動するプリンタドライバを使用して実行される場合、データは、プリンタ170へ送信される前に圧縮される。その他の実施形態では、処理がプリンタ上で実行される場合、それは、プリンタエンジン177を使用する印刷媒体上に印刷される前に、トラッピングのような付加処理のために送信される。
図3Aは、例示的なハーフトーンルックアップテーブルを使用する、ピクセルデータ値の例示的な2ビットハーフトーンエンコーディングを示す。図3Aに示されるように、3つの例示的な8ビット入力ピクセルIx,1310、Ix,2312、および、Ix,3314は、120、150、および78の値をそれぞれ持つ。例示的な従来の2ビットしきい値ハーフトーンルックアップテーブル320は、それぞれのピクセルについて3つのしきい値を含む。図3Aに示される例では、Ix,1310についての3つのしきい値Hx,y,3、Hx,y,2、およびHx,y,1は、それぞれ180、100、80となる。しきい値は、8ビットピクセルIx,1を2ビットへ変換するために使用される。
図3Bは、例示的な8ビットピクセル値を2ビットハーフトーンへコード化されたデータへ変換する、例示的な方法を示す。いくつかの実施形態では、図3Bに示されるプロセスは、それぞれのピクセルIx,yへ適用される。プロセスは、以下にピクセルIx,1310、Ix,2312、およびIx,3314について記載される。ステップ360では、Ix,yがHx,y,3より大きい場合、結果の2ビットにコード化された値は3、または、[11]2となる。Ix,yがHx,y,3より大きくない場合、ピクセル値は、ステップ365でHx,y,2と比較される。Ix,yがHx,y,2より大きい場合、コード化された値は2、または、[10]2に設定される。ピクセル値Ix,yがHx,y,2より大きくない場合、ピクセル値は、ステップ370でHx,y,1と比較される。Ix,yがHx,y,1より大きい場合、コード化された値は1、または、[01]2となる。ステップ350では、Ix,yは3つ全てのしきい値より小さいと決定され、結果としてコード化された2ビット値は0、または、[00]2となる。上記プロセスはまた、Ix,1310、Ix,2312、およびIx,3314へ適用される。したがって、値120を持つIx,1310は、値100を持つHx,y,2より大きい。ゆえに、Ix,1310は、2または[10]2とコード化される。同様に、比較処理は、ピクセルIx,2312については3または[11]2、ピクセルIx,3314については1または[01]2というコード化された値を生成する。
上記のプロセスは、CPU176またはDSP179においてSIMDタイプの処理を使用することによって、並列に実行されることに注意すべきである。CPU176またはDSP179のデータ幅は、複数の演算対象が並列に比較されるように区分化されている。
図4は、SIMD処理用に区分化され得る128ビットデータ幅を持つ、例示的なDSP179またはCPU176内の一レジスタ400を示す。図4に示されるように、レジスタ410が区分化されていない場合、レジスタ400は、128ビットデータ幅を持つ一つの演算対象を保持することができる。64ビットの演算対象が見つかった場合、レジスタは2つのサブレジスタ420へ区分化され、それぞれが一つの64ビット演算対象を保持し、処理は2つの演算対象に対して並列して実行される。同様に、図4に示される通り、4つの32ビット演算対象、8つの16ビット演算対象、および、16個の8ビット演算対象について処理できるように、レジスタ400は、それぞれ、4つのサブレジスタ430、8つのサブレジスタ440、および、16個のサブレジスタ450へ、それぞれ区分化される。
図5は、例示的なハーフトーンエンコーディングのための、SIMD処理を使用する従来システムにおけるデータフローを示すブロック図である。図5に示されるように、レジスタ400は、16個のサブレジスタ450へ分割され、それぞれはハーフトーンコード化のための8ビットピクセルを含む。図5に示されるように、ハーフトーンスクリーンは、10ピクセル長でもよい。したがって、サブレジスタ450−1内のそれぞれのピクセルIx,y[0]からIx,y[9]は、サブレジスタ450−2内の対応するしきい値Hx,y,1[0]からHx,y,1[9]と、命令タイプの一プロセッササイクル内に同時に比較される。そして、コード化された結果は、対応する出力サブレジスタ450−3へ格納される。しかし、図5に示されるように、これはサブレジスタ11から15が使用されない結果をとなる。
図6Aは、開示される実施形態と整合性のある、SIMD処理用に設定されたDSP179内において、複数回反復するための例示的なハーフトーンパターン分布600−Aを示す。図6Aでは、単純化および説明する目的のみのため、それぞれのピクセルが1バイト長であると仮定する。開示されるアルゴリズムへの変更は、その他のピクセルワードサイズについて当業者には明らかであろう。図6Aにさらに示されるように、例示的なDSP179のデータ幅Bは16バイトであり、10×10ハーフトーンスクリーンに対応してハーフトーンスクリーン幅Mは10バイトであり、画像幅Wは100ピクセルであると仮定する。
図6Aのそれぞれの行は、開示される実施形態によるハーフトーン化のためのアルゴリズムの反復中のハーフトーンパターンを含む、レジスタ450−2を示す。図6Aに示されるように、それぞれのセルは、レジスタ450−2内のバイトに相当する。反復における反復カウンタiの値は、左に示される。DSP179レジスタまたはバッファ内の次のハーフトーンパターンの始点(または前パターンの終点)は、強調された線によって画定される。セルの上端の番号は、ハーフトーンパターン内のバイト番号を示す。たとえば、「0」は最初のバイトを示し、「9」は最後のバイトを示す。
ベースハーフトーンパターンは、反復0のセル0から9の内容を含む。図6Aに示されるように、生成されたハーフトーンパターンは、ベースハーフトーンパターンから得られる。生成されたハーフトーンパターンは、レジスタ450−2の全幅が使用されるように、レジスタ450−2の全幅に亘って分布される。生成されたハーフトーンパターンは、反復のためのベースハーフトーンパターン内の開始位置を決定し、そして生成されたハーフトーンパターンを得るための開始位置を使用することによって、反復ごとに計算される。いくつかの実施形態では、反復のための生成されたハーフトーンパターンは、(a)ベースハーフトーンパターンの一部を開始位置から終了位置へ移し、(b)ベースハーフトーンパターンを上記ステップ(a)で得られた部分へ繰り返し連結し、(c)パターンがDSPのデータ幅Bへはまるように、上記ステップ(b)で得られた連結されたパターンの最後尾を切り落とすステップからなる。それぞれの反復のための第1セルの上端の番号は、ハーフトーンパターンのための開始(バイト)箇所を表す。
たとえば、反復カウンタi=0である最初の反復では、バイト0から9はハーフトーンパターンを保持し、レジスタ450−2の次のセル(10から15)がハーフトーンパターンのバイト0から5を保持する。ハーフトーンパターンはレジスタの全幅を使用して継続して反復されるので、ハーフトーン値の正しい計算処理を確証するために、次の反復のためのハーフトーンパターンは適切な開始位置(バイト、ピクセル、ビット、その他)で開始するように調整され得る。よって、生成されたハーフトーンパターンは、レジスタの全幅を占め得る。計算処理中、適切なピクセル値がレジスタ450−1(図示せず)へ取り込まれ、ハーフトーン値は使用されるハーフトーン化方法に基づいて計算される。
したがって、図6Aに示されるように、反復カウンタi=1となる2回目の反復では、ハーフトーンパターンはバイト6で開始する。2回目の反復では、レジスタ450−2に示される16のセルは、ハーフトーンパターンのバイト6から9を含み、ハーフトーンパターンのバイト0から9が続き、パターンのバイト0から1が順に続く。繰り返しになるが、2回目の反復のために、適切なピクセルがハーフトーン計算処理のためにレジスタ450−1へ取り込まれ得る。開始バイトが6である2回目の反復では、生成されたハーフトーンパターンは、(i)ベースハーフトーンパターンのバイト6から9を占め、(ii)ベースハーフトーンパターンを2度上記(i)のパターンへ連結し、(iii)生成されたパターンを得るために、連結されたパターンの最後の8バイトを切り落とすステップからなる。
いくつかの実施形態では、「ローテーション」処理が可能であるプロセッサにおいては、生成されたパターンは、(1)第2ハーフトーンパターンを得るために、第1ハーフトーンパターンをRビットローテーションさせ、ここで、Rは反復のための第1ハーフトーンパターン内の開始位置のビット箇所を表し、(2)第2データ幅以上の連結されたパターンを得るために、第2ハーフトーンパターンを繰り返し連結し、(3)結果として生成されるパターンが第2データ幅となるように、連結されたパターンのいかなる終端部も切り落とすステップによって得られる。上記の例では、反復0(最初の反復)にはR=1、そして反復1(2回目の反復)にはR=48となる。2回目の反復のための生成されたパターンはバイト6(7バイト目)で開始し、それぞれのバイトは8ビット幅であるので、ベースパターンは上記ステップ(1)においてR=8×6=48ビットだけローテーションされ得る。
いくつかの実施形態では、上記記載のプロセスは、画像の各ピクセル行について繰り返される。一般的に、1ピクセル行、または幅Wの画像の走査線を処理するには、処理はN回繰り返される。ここで、Nは、
を満たす最小の整数であり、BはDSP179のデータ幅である。したがって、図6Aの例では、B=16、W=100、N=7であり、画像内の1行を処理するには7回の反復が行われる。図6Aは、1行についてのハーフトーンパターンが反復6で終了する場合を示す。いくつかの実施形態では、次の行が、次の反復中に開始する。いくつかの実施形態では、次行のためのハーフトーンパターンが、前行の終点の直後に繰り返される。
さらに、それぞれの反復iのための開始バイトSは、
として計算される。ここで、「mod」は整数除算後の余りを指し、BはDSP179のデータ幅を指す。ゆえに、iが1から6へ変化するに従って、対応する反復の開始バイトは、数式2を使用して計算され、i=1、2、3、4、5、および6の場合、S=6、2、8、4、0をそれぞれ生成する。いくつかの実施形態では、数式2は、それぞれの反復のハーフトーンパターンの開始バイトSを計算するために使用される。
いくつかの実施形態では、画像内の各行の処理が新たに開始する場合、新たな反復として、反復カウンタiを0へリセットすることによって、各々の反復のための開始バイトを計算するために使用される。いくつかの実施形態では、画像内の次行のためのハーフトーンパターンは、前行の終点の直後に続き、反復カウンタiは、画像内の全行が処理されるまで単調に増加する。そのような実施形態では、画像内の行kの開始点に対応するオフセットOkは、
として計算される。ここで、最初の行は、k=0である。Okは、新たな行の開始点に対応するレジスタ450−1内のピクセルを確定するのに有用である。数式3を使用することによって、図6Aの例においてk=1となる第2行は、オフセットO1=(1*100) mod 16=100 mod 16=4となる。ゆえに、たとえば図6Aでは、レジスタ450−1内のバイト4は、画像内の2行目の開始点のピクセルを保持する。
従来では(図5に示されるように)、画像幅100とDSP179データ幅16バイトである画像のための、10×10スクリーンを使用するハーフトーンプロセスでは、10回の反復を要する。
図6Aに関して開示される方法を使用することによって、7回だけの反復が必要とされる。さらに、画像が100行有する場合、従来アルゴリズムでは10*100=1000回の反復を要する一方で、上記に開示される方法では、(100/16)*100=625回の反復で済む。
図6Bは、ハーフトーンスクリーン幅M=3に対応する、DSP179データ幅B=16、画像幅W=50、ハーフトーンスクリーンサイズ3×3である、その他の例を示す。数式1においてN=4を使用する。ゆえに、図6Bに示されるように、反復カウンタiが0から3まで変化する4回の反復が、画像の一行を処理するために使用される。さらに、iが1から3へ変化するに連れて、対応する反復のための開始バイトは数式2を使用して計算され、i=1、2、および3の場合、S=1、2、および0がそれぞれ生成される。k=1となる、2行目について数式3を使用することによって、図6Bの例では、オフセットO1=(1*50) mod 15=50 mod 16=2となる。よって、図6Bの例では、レジスタ450−1のバイト2は、画像内の2行目の開始ピクセルを保持する。画像幅W=50はハーフトーン幅Mの整数倍ではないので、最後のハーフトーンパターンは切り落とされ2ビットとなる。いくつかの実施形態では、全てのハーフトーンパターンが使用され、使用されていないハーフトーン値についての計算処理はされない。
Sはあるデータ幅BおよびハーフトーンサイズMについての値の有限集合をとるので、反復内のハーフトーンパターンは、(B mod M)回の反復ごとに繰り返される。したがって、いくつかの実施形態では、値0から[(B mod M)−1]についての正しいバイトで開始するハーフトーンパターンは、テーブル内に格納され、その反復に必要とされるパターンに基づいて直接レジスタ450−2へ取り込まれる。たとえば、図6Aの反復0から5のそれぞれに示されるハーフトーンパターンは、テーブルの行0から5のそれぞれへ格納される。適切なパターンが値(i mod B)に基づいてアクセスされ、ハーフトーン化計算処理に使用される。
いくつかの実施形態では、正しいバイトで始まる一つ以上の上記ハーフトーンパターンが事前に計算され、DSP179のレジスタファイル内のレジスタに格納される。DSP179内の適切なレジスタが、ハーフトーン化計算処理における演算対象として使用される。いくつかの実施形態では、上記パターンは、高速メモリまたはキャッシュに格納され、使用時にレジスタへ取り込まれる。
図7は、開示する実施形態と整合する、画像の1行に対するハーフトーン化のための、例示的な方法のフローチャートを示す。ステップ710では、反復カウンタiの値は、0へ初期化される。次に、ステップ720では、代入Nの数が数式1に従って計算される。ステップ730では、反復カウンタiの現在値の開始点バイトSの値が数式2に従って計算される。いくつかの実施形態では、開始バイトSを持つ適切なハーフトーンパターンは、テーブルからDSP179またはCPU176上のレジスタへ取り込まれる。ステップ750では、ハーフトーン化のためのピクセル値が、DSP179またはCPU176上の第2レジスタへ取り込まれる。ルーチン760では、ハーフトーン化計算処理は、使用中のハーフトーン化アルゴリズムに従って実行され、結果は格納される。次に、ステップ770では、反復カウンタの値がインクレメントされる。ステップ780では、反復カウンタの値が、Nと比較される。N>iの場合、アルゴリズムは終了し、そうでなければ、アルゴリズムは続く反復のためのステップ730へ戻る。
さらに、開示される実施形態と整合性のある方法は、プログラムモジュール、ハードウェアモジュール、またはプログラムおよびハードウェアの組合せを使用して、適宜実装される。そのようなモジュールは、実行される際に、ここに開示されるステップおよび形態を実行する。当該モジュールは、図示される例示的なフローチャートを参照して開示される形態を含む、上に記載されおよび付随する図に示される処理、ステージ、および手順は、当業者が開示される実施形態およびその改良を実施するのを可能とするだけ十分に開示される。
上記の形態および側面は、様々な環境で実装される。そのような環境および関連するアプリケーションが、様々なプロセスおよび処理を実行するために特有に構築される。または、それらは、汎用コンピュータ、または機能性を提供するプログラムコードによって選別的に起動されまたは再設定された計算プラットフォームを含む。ここに開示されるプロセスは、本質的にどの特定のコンピュータおよび印刷装置にも関連せず、これらのプロセスの特徴はハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアのいかなる適した組合せによって実装される。たとえば、様々な汎用機が使用され、本方法および技術を実行する特定印刷装置やシステムを再設定または構築することが、より便利かもしれない。
本実施形態はまた、開示される方法、プロセス、および実施形態と整合性のある、様々なコンピュータ実装操作を実行するためのプログラム命令またはプログラムコードを含む、コンピュータによって読取り可能な媒体に関連する。プログラム命令は、特別に設計および構築され、または、それらはよく知られる種のものでコンピュータソフトウェア技術に精通する者に利用可能かもしれない。プログラム命令の例は、たとえば、コンパイラによって生成されたマシンコード、インタープリタ、ファームウェア、およびマイクロコードを使用するコンピュータによって実行され得る上流コードを有するファイルを含む。
その他の実施形態は、仕様の考慮およびここに開示される実施形態の実施から、当業者に明らかであろう。仕様および例は例示としてのみに、以下のクレームによって示される本来の範囲および思想によるものと意図されている。したがって、本発明は、以下のクレームによってのみ限定される。
110 計算装置、
120 接続、
140 ネットワーク、
150 着脱式メディアドライブ、
174 バス、
200 システム、
310 入力ピクセル、
400,410 レジスタ、
450−1,450−2 サブレジスタ。
120 接続、
140 ネットワーク、
150 着脱式メディアドライブ、
174 バス、
200 システム、
310 入力ピクセル、
400,410 レジスタ、
450−1,450−2 サブレジスタ。
Claims (21)
- 第1データ幅を有する第1ハーフトーンパターンを、第2データ幅を利用するSIMD可能なプロセッサを用いて、画像データにハーフトーン化処理を実行するための方法であって、当該方法は少なくとも一回の反復を含み、前記第2データ幅は前記第1データ幅の整数倍ではなく、
前記方法は、
前記第1ハーフトーンパターン内の開始位置に基づいて、前記第2データ幅を有する、前記反復のためのハーフトーンパターンを生成するステップと、
前記画像データが処理し尽くされるまで、または、画像データ幅が前記第2データ幅に等しくなるまで、前記プロセッサ内のレジスタへ少なくとも一回の反復のために前記画像データを取り込むステップと、
前記生成されたハーフトーンパターンを使用して前記画像データについてハーフトーン計算処理を実行するステップと、
を含むハーフトーン化処理実行方法。 - 前記第1ハーフトーンパターンの開始位置に基づいて前記反復のためにハーフトーンパターンを生成するするステップは、
前記第2ハーフトーンパターンを得るために、Rビットだけ前記第1ハーフトーンパターンをローテーションするステップと、ここで、前記Rは前記ローテーションのための前記第1ハーフトーンパターン内の開始位置のビット箇所であり、
前記第2データ幅以上の、連結されたパターンを得るために、前記第2ハーフトーンパターンを繰り返し連結するステップと、
結果生成されるパターンが前記第2データ幅を有するように、前記連結されたパターンのいかなる終端部も切り落とすステップと、
をさらに含む、請求項1に記載のハーフトーン化処理実行方法。 - 前記方法は、プリンタへ接続されるデジタルシグナルプロッセサを使用して実行される、請求項1または2に記載のハーフトーン化処理実行方法。
- 前記ハーフトーン化処理は、しきい値ハーフトーン化を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のハーフトーン化処理実行方法。
- テーブル内の前記第1ハーフトーンパターンの個別の開始位置に対応する、個別の前記生成されたハーフトーンパターンを格納するステップをさらに含む、請求項2に記載のハーフトーン化処理実行方法。
- 個別のプロッセサレジスタ内の前記第1ハーフトーンパターンの個別の開始位置に対応する、前記個別の生成されたハーフトーンパターンを格納するステップをさらに含む、請求項2に記載のハーフトーン化処理実行方法。
- 前記方法は、少なくとも一つの全体画像に前記ハーフトーン化処理を実行するために使用される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のハーフトーン化処理実行方法。
- 前記テーブルは、前記プリンタ内在のメモリに格納される、請求項5に記載のハーフトーン化処理実行方法。
- 前記方法は、
前記プリンタへ接続されたコンピュータと、
前記プリンタへ接続されたプリントコントローラと、
前記プリンタと、
の一つ以上を使用して実行される、請求項1〜8に記載のハーフトーン化処理実行方法。 - 第1データ幅を有する第1ハーフトーンパターンを、第2データ幅を利用するSIMD可能なプロセッサに用いて、画像データにハーフトーン化処理を実行させるための方法におけるプロセスをプロセッサにより実行させるためのコンピュータプログラムであって、当該方法は少なくとも1回の反復を含み、前記第2データ幅は前記第1データ幅の整数倍ではなく、
前記プロセスは、
前記第1ハーフトーンパターン内の開始位置に基づいて、前記第2データ幅を有する、前記反復のためのハーフトーンパターンを生成するステップと、
前記画像データが処理し尽くされるまで、または、画像データ幅が前記第2データ幅に等しくなるまで、前記プロセッサ内のレジスタへ少なくとも一回の前記反復のために前記画像データを取り込むステップと、
前記生成されたハーフトーンパターンを使用して前記画像データについてハーフトーン計算処理を実行するステップと、
を含む、コンピュータプログラム。 - 前記第1ハーフトーンパターンの開始位置に基づいて前記反復のためにハーフトーンパターンを生成するするステップは、
前記第2ハーフトーンパターンを得るために、Rビットだけ前記第1ハーフトーンパターンをローテーションするステップと、ここで、前記Rは前記反復のための前記第1ハーフトーンパターン内の開始位置のビット箇所であり、
前記第2データ幅以上の、連結されたパターンを得るために、前記第2ハーフトーンパターンを繰り返し連結するステップと、
結果生成されるパターンが前記第2データ幅を有するように、前記連結されたパターンのいかなる終端部も切り落とすステップと、
をさらに含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム。 - 前記方法は、プリンタへ接続されるデジタルシグナルプロッセサを使用して実行される、請求項10または11に記載のコンピュータプログラム。
- テーブル内の前記第1ハーフトーンパターンの個別の開始位置に対応する、個別の前記生成されたハーフトーンパターンを格納するステップをさらに含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
- 個別のプロッセサレジスタ内の前記第1ハーフトーンパターンの個別の開始位置に対応する、前記個別の生成されたハーフトーンパターンを格納するステップをさらに含む、請求項11に記載のコンピュータプログラム。
- 前記方法は、少なくとも一つの全体画像に前記ハーフトーン化処理を実行するために使用される、請求項10〜14のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
- プリンタへ接続されたコンピュータを有するシステムであって、前記コンピュータおよび前記プリンタは第1データ幅を有する第1ハーフトーンパターンを、第2データ幅を利用するSIMD可能なプロセッサに用いて、画像データにハーフトーン化処理を実行するための方法におけるステップを実行し、
当該方法は少なくとも一回の反復を含み、前記第2データ幅は前記第1データ幅の整数倍ではなく、
前記方法は、
前記第1ハーフトーンパターン内の開始位置に基づいて、前記第2データ幅を有する、前記反復のためのハーフトーンパターンを生成するステップと、
前記画像データが処理し尽くされるまで、または、画像データ幅が前記第2データ幅に等しくなるまで、前記プロセッサ内のレジスタへ少なくとも一回の反復のために前記画像データを取り込むステップと、
前記生成されたハーフトーンパターンを使用して前記画像データについてハーフトーン計算処理を実行するステップと、
を含むシステム。 - 前記第1ハーフトーンパターンの開始位置に基づいて前記反復のためにハーフトーンパターンを生成するするステップは、
前記第2ハーフトーンパターンを得るために、Rビットだけ前記第1ハーフトーンパターンをローテーションするステップと、ここで、前記Rは前記反復のための前記第1ハーフトーンパターン内の開始位置のビット箇所であり、
前記第2データ幅以上の、連結されたパターンを得るために、前記第2ハーフトーンパターンを繰り返し連結するステップと、
結果生成されるパターンが前記第2データ幅を有するように、前記連結されたパターンのいかなる終端部も切り落とすステップと、
をさらに含む、請求項16に記載のシステム。 - テーブル内の前記第1ハーフトーンパターンの個別の開始位置に対応する、個別の前記生成されたハーフトーンパターンを格納するステップをさらに含む、請求項17に記載のシステム。
- 個別のプロッセサレジスタ内の前記第1ハーフトーンパターンの個別の開始位置に対応する、前記個別の生成されたハーフトーンパターンを格納するステップをさらに含む、請求項17に記載のシステム。
- 前記方法は、少なくとも一つの全体画像に前記ハーフトーン化処理を実行するために使用される、請求項16〜19のいずれか一項に記載のシステム。
- 請求項10〜15のいずれか一項のコンピュータプログラムを格納する、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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