JP2010085458A - トナーシール部材、トナー収容器及び画像形成装置 - Google Patents

トナーシール部材、トナー収容器及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で高いシール性を得ることができ、コスト低減にも寄与できるトナーシール部材を提供する。
【解決手段】トナーシール部材66は、円形状の外形を有し、その中央部にはトナー受渡し口の挿入を可能とする切込み70が形成されている。切込み70は、図中左右に延びる横切込み線70aと、上下に延びる縦切込み線70bとからなる十字状に形成されている。切込み70はトナーシール部材66の厚み方向において、外側(表面)66aと内側(内面)66bの両方に、かつ、位置が一致しないように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置内で生じた廃トナー等を収容するトナー収容器、該トナー収容器の開口部に設けられるトナーシール部材、該トナー収容器を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを含む複合機等の画像形成装置に関する。
画像形成装置本体に着脱可能な廃トナー回収容器は、装置本体から外される際に、容器内の廃トナーが容器の外へ出て周囲を汚すことがないよう、回収口(開口部)にシール部材が設けられている。
シール部材には、装置本体や装置本体に設置されたクリーニングユニット等の廃トナー排出口を迎え入れられるように、切込みが設けられており、回収容器を装置本体に設置する際、廃トナー排出口が回収容器へ挿入されるのに合わせ、シール部材の切込み部は変形・開口する。
また、回収容器が装置本体から外される際は、廃トナー排出口が回収容器から抜出されるのに合わせて、シール部材はその弾性力で復元し、回収口を塞ぎ、容器内の廃トナーが外に出て周囲を汚染するのを防いでいる。
シール部材に設けられた切込みは、復元後はしっかり塞がり、トナーをシールすることが望まれる。
特許文献1には、現像剤収納容器のシール部材に対し「複数のシール部材を重ねて構成し、かつ、それぞれのシール部材に設けられたスリットをずらした位置に設ける」ことで、密閉性を向上させ、着脱時のトナー汚染を軽減させたシール構造が開示されている。
特許第4022351号公報
特許文献1に開示されたシール構造では、複数のシール部材を重ねて構成しているため、構成が複雑で製造コスト、ひいては装置コストの上昇を避けられなかった。
本発明は、簡単な構成で高いシール性を得ることができ、コスト低減にも寄与できるトナーシール部材の提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なトナー収容器の開口部に設けられ、装置本体もしくは装置本体に設置されたユニットのトナー受渡し口を迎え入れるための切込みを有するトナーシール部材において、シール部材を厚み方向に見たときの切込み線が、該シール部材の外側と内側とで一致しないことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載のトナーシール部材において、前記切込みは、シール部材の厚さ方向に対して斜めに設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載のトナーシール部材において、前記切込みのシール部材外側の切込み線が、前記トナー受渡し口の略中央を通ることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれかに記載のトナーシール部材において、多孔質体からなることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載のトナーシール部材において、前記切込みが、シール部材を厚み方向において斜めに押し潰した状態で入れられたことを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載のトナーシール部材において、前記切込みが、シール部材を厚み方向においてねじって押し潰した状態で入れられたことを特徴とする。
請求項7記載の発明では、画像形成装置の装置本体に対し着脱可能で、その開口部には装置本体に設置されたユニットのトナー受渡し口を迎え入れるための切込みを有するトナーシール部材が設けられているトナー収容器において、前記トナーシール部材が、請求項1〜6のいずれかに記載のトナーシール部材であることを特徴とする。
請求項8記載の発明では、請求項7記載のトナー収容器において、前記開口部を複数有し、各開口部に設けられたトナーシール部材が請求項1〜6のいずれかに記載のトナーシール部材であることを特徴とする。
請求項9記載の発明では、請求項7又は8記載のトナー収容器において、前記トナーは重合トナーであることを特徴とする。
請求項10記載の発明では、請求項7又は8記載のトナー収容器において、前記トナーが装置本体内で回収される廃トナーであり、該廃トナーには現像装置からのキャリアが含まれることを特徴とする。
請求項11記載の発明では、トナー画像を担持して回転する像担持体と、前記像担持体上のトナー画像を被転写体に転写する転写装置と、トナー画像の転写後に前記像担持体上に残留したトナーを廃トナーとして回収するクリーニング装置と、該クリーニング装置で回収した廃トナーを貯留する廃トナー回収容器と、を備える画像形成装置において、前記廃トナー回収容器が、請求項7〜10のいずれかに記載のトナー収容器であることを特徴とする。
本発明によれば、簡単かつ低コストな構成でトナー収容器を装置本体から外したときの容器内トナーの流出による汚染を低減することができる。
開口部が複数あるトナー収容器、特に廃トナー回収容器においては、装置本体からの着脱時には、それぞれの開口部からのトナー流出を防ぐ必要があり、装置本体から外された後、移送される場合などには、開口部をキャップ等で密閉することがある。開口部が複数あるトナー収容器では、複数箇所にキャップをする間のシール性が、トナー汚染防止のために重要となるが、本発明のシール部材を用いることで、シール性を改善し、容器内トナーの流出による汚染を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
まず、9に基づいて各実施形態に共通する画像形成装置としてのカラー複写機の構成の概要を説明する。
カラー複写機100の画像形成部10には、補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)による画像を担持可能な像担持体としてのドラム状の感光体1Y、1M、1C、1Kが、転写装置5の中間転写体としての中間転写ベルト50の展張面に沿って並置されている。
感光体1Yについて代表して説明すると、感光体1Yの周囲には、帯電装置2、潜像形成装置としての書き込み装置3、現像装置4、転写装置5、及びクリーニング装置6が配置されている。他の感光体1M、1C、1Kについても同様の構成を有しており、それぞれに対応する色別の符号を付して区別し、説明は省略する。
中間転写ベルト50は、ローラ30、31、32で支持され、その内側には各感光体1に対応して1次転写手段としての1次転写ローラ33Y、33M、33C、33Kが配置されている。ローラ32に対向する位置には、中間転写ベルト50上の重ね合わせ画像を記録媒体上に一括転写するための2次転写手段としての2次転写ローラ34が配置されている。
かかる構成において、以下の動作で画像形成が行われる。
画像形成のための一連のプロセスについて、ネガ−ポジプロセスで説明を行なう。なお、全ての感光体、現像装置に共通する内容の場合には感光体を単に符号1で示し、現像装置を符号4で示す。
有機光導電層を有する感光体1は、除電ランプ(図示せず)等で除電され、後述する帯電部材を有する帯電装置2で均一にマイナスに帯電される。
帯電装置2による感光体1の帯電が行われる際には、後述する電圧印加装置から上記帯電部材に、感光体1を所望の電位に帯電させるに適した適当な大きさの電圧又はこれに交流電圧を重畳した帯電電圧が印加される。
帯電された感光体1は、レーザー光学系等の書き込み装置3によって照射されるレーザー光で潜像形成(露光部電位の絶対値は、非露光部電位の絶対値より低電位となる)が行われる。
レーザー光は半導体レーザーから発せられて、高速で回転する多角柱の多面鏡(ポリゴンミラー)等により感光体1の表面を、感光体1の回転軸方向に走査する。
このようにして形成された潜像が、現像装置4にある現像剤担持体としての現像スリーブ上に供給されたトナー粒子、又はトナー粒子及びキャリア粒子の混合物からなる現像剤により現像され、トナー可視像が形成される。
潜像の現像時には、上記電圧印加装置から上記現像スリーブに、感光体1の露光部と非露光部の間にある、適当な大きさの電圧又はこれに交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される。
各色に対応した感光体1Y、1M、1C、1K上に形成されたトナー像は、1次転写手段としての1次転写ローラ33Y、33M、33C、33Kにより中間転写ベルト50上に順次重ねて転写される。このとき、1次転写ローラ33には、転写バイアスとしてトナー帯電の極性と逆極性の電位が印加されることが好ましい。その後、中間転写ベルト50は感光体1から分離され、転写像が得られる。
中間転写ベルト50上に転写された重ね合わせトナー像は、給紙装置(以下、「給紙バンク」ともいう)200から給送された紙などの記録媒体上に2次転写ローラ34により一括転写される。
給紙装置200の選択された給紙カセットから給紙された記録媒体はレジストローラ対36で一旦停止されて斜めずれを修正された後、2次転写ローラ34の2次転写部位へ所定のタイミングで搬送される。
重ね合わせ画像を一括転写された記録媒体は、搬送ベルト37で搬送され、定着装置7に送られてここで熱と圧力によりトナー像を定着される。定着を終えた記録媒体は排紙ローラ対38により排紙トレイ8に排出・スタックされる。両面コピーの場合には、両面ユニット39へ搬送され、再びレジストローラ対36へ向けて搬送される。
1次転写後感光体1上に残存するトナー粒子は、装置本体に設置されたユニットとしてのクリーニング装置6により除去・回収され、2次転写後中間転写ベルト50上に残存するトナー粒子はクリーニング装置35により除去・回収される。
本実施形態では、画像形成装置として、中間転写ベルト50を用いて2次転写する構成としたが、記録媒体を搬送ベルトで搬送しながら複数の感光体1のトナー像を順次記録媒体上に重ね転写する構成としてもよい。
各感光体1や現像装置4等を一体に構成し、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして構成することもできる。
図10に示すように、給紙バンク200内には、クリーニング装置6により回収された廃トナーを収容するトナー収容器としての廃トナー回収容器60が着脱自在に設けられている。
ここでは分かり易いように1つの感光体1のみを示している。クリーニング装置6には、クリーニングケース内に収容された廃トナーを感光体1の軸方向に沿って搬送する搬送スクリュ62が設けられており、搬送スクリュ62で搬送された廃トナーは内部に搬送スクリュを有する中継搬送路64によって廃トナー回収容器60に収容されるようになっている。
中継搬送路64の先端部であるトナー受渡し口(排出口)64aは、廃トナー回収容器60の上面に設けられたトナーシール部材66を貫いて廃トナー回収容器60内に挿入されている。中継搬送路64はフレキシブル性を有しており、廃トナー回収容器60を給紙バンク200に装着した後にトナー受渡し口64aを上方から挿入できるようになっている。廃トナー68を廃棄する場合には、トナー受渡し口64aを引き抜いて廃トナー回収容器60を給紙バンク200から引き出す。
図10では1つの感光体1からの廃トナー回収経路を示しているが、実際には中継搬送路64及びトナー受渡し口64aは各感光体毎に存在し、これに対応して廃トナー回収容器60には4つの開口部60aが設けられている。
もちろん、各中継搬送路64を合流させて1つのトナー受渡し口64aを挿入する構成としてもよい。また、トナー受渡し口64aを上方から挿入する構成としたが、これに限定される趣旨ではなく、廃トナー回収容器60の側面に開口部60aを形成して横方向から挿入する構成としてもよい。
図1及び図2に基づいてトナーシール部材66についての第1の実施形態を説明する。
本実施形態に係るトナーシール部材66は、図1に示すように、円形状の外形を有し、その中央部にはトナー受渡し口64aの挿入を可能とする切込み70が形成されている。
切込み70は、図中左右に延びる横切込み線70aと、上下に延びる縦切込み線70bとからなる十字状に形成されている。切込み70はトナーシール部材66の厚み方向において、外側(表面)66aと内側(内面)66bの両方に、かつ、位置が一致しないように形成されている。
すなわち、横切込み線70aについて説明すると、外側と内側では寸法mずれており(縦切込み線70bにおいても同様)、全体として断面が階段状となるように形成されている。
トナーシール部材66は、図2に示すように、廃トナー回収容器60の上面に形成された開口部60aを塞ぐように接着等の手段により固定されている。
トナー受渡し口64aを切込み70に対向させて押し込むと、図2(a)に示すように、トナーシール部材66は押し広げられて開口し、トナー受渡し口64aが廃トナー回収容器60内に開口部60aが密閉された状態で挿入される。
トナー受渡し口64aを引き抜くと、トナーシール部材66は弾性力で復元して元の形状に戻り、開口部60aからのトナー流出が抑制される。これにより、廃トナー回収容器60を装置本体から、すなわち給紙バンク200から取り出すときに廃トナーが開口部60aから流出して装置本体内や周辺の環境を汚染することを低減できる。
切込み70の切込み線がトナーシール部材66の表と裏で一致しないため、復元後の切込み70による隙間が厚み方向にまっすぐにならず、廃トナーの収容容器外部への漏れが高精度に抑制される。換言すれば、切込み70が表裏で一致しないことにより、廃トナーの流出の阻害度が高められる。
トナーシール部材66は、弾性、シール性に優れ、永久変形しにくいウレタンフォーム等の多孔質体で形成されている。これにより復元後のシール性を向上させることができる。
図3及び図4に基づいて第2の実施形態を説明する。なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説明は省略して要部のみ説明する(以下の他の実施形態において同じ)。
本実施形態に係るトナーシール部材72は、図3に示すように、四角形状の外形を有し、その中央部にはトナー受渡し口64aの挿入を可能とする切込み74が形成されている。
切込み74は、図中左右に延びる横切込み線74aと、上下に延びる縦切込み線74bとからなる十字状に形成されている。切込み74はトナーシール部材72の厚み方向において、外側(表面)72aと内側(内面)72bの両方に、かつ、一致しないように形成されている。
切込み74は、トナーシール部材72の厚さ方向に対して斜めに形成されている。
すなわち、横切込み線74aについて説明すると、外側と内側では寸法mずれており(縦切込み線74bにおいても同様)、全体として断面が傾斜面となるように形成されている。
第1の実施形態に係る階段状の切込み70の場合、図4(a)に示すように、変形回復後に一方の片が他方の片に乗り上げてシール性が低下する虞があるが、本実施形態の如く斜めの切込み72の場合、図4(b)に示すように、回復後に多少ずれを生じても切込み面が一定の範囲に亘って合わさるため、廃トナーの流出の阻害度が高いシール性を維持することができる。
すなわち、シール部材の切込みが厚み方向斜めに設けられており、切込み部は斜面で構成されているため、切込み部の復元の際、斜面の重なり合わせとなるため、ずれが生じても面と面が合いやすく、シール性を向上させることができる。また、復元動作も、切込み部の面どうしがすべることでスムーズに復元することができる。
図5及び図6に基づいて第3の実施形態を説明する。
本実施形態では、変形回復後のトナーシール部材の各片の乗り上げを防止することを目的としている。ここでは、斜めの切込み74を有するトナーシール部材72を例に説明する。
図6(a)に示すように、外側の切込み線74a、74bがトナー受渡し口64aの中央部位Nからずれている場合、トナー受渡し口64aが抜出される際の変形回復時に、回動半径の短い方の片H1が長い方の片H2よりも早く復元して、図6(b)に示すように片H2に片H1が乗り上げた状態となり、切込み74が合わなくなる可能性がある。
換言すれが、合わさっている状態において各片の外側で対向する部位の復元距離が異なるため、乗り上げが生じる懸念がある。
乗り上げが生じると切込み部の合わせはずれてしまい、シール性が低下して廃トナーの流出を起こす虞がある。
これを防止すべく、本実施形態では、図5(a)に示すように、外側の外側の切込み線74a、74bがトナー受渡し口64aの略中央を通るように形成されている。
このようにすれば、図5(b)に示すように、各片の外側における対向位置が同時的に変位して回復するため、乗り上げることなく切込み74は合わさる。
図7に基づいて、第4の実施形態(トナーシール部材への切込み形成方法)について説明する。斜めの切込み74を有するトナーシール部材72を例に説明する。
切込みを入れる前のシール部材に対し、図7(a)に示すように矢印Aの方向にずらしながら厚み方向に圧縮した状態で、図7(b)に示す如く切込みを形成する。シール部材の圧縮力を解放すると、図7(c)に示すように斜めの切込み部が形成される。この方法によれば容易かつ確実に斜めの切込みを形成することができる。
図8は、トナーシール部材への切込み形成方法の他例(第5の実施形態)を示している。
本実施形態では、図8(a)に示すように、シール部材を矢印Bの方向にねじりながら圧縮し、図8(b)に示すごとく切込み74'を形成することで、シール部材に斜めにねじれた切込み部を形成することができる。この方法によれば容易かつ確実に斜めねじれの切込みを形成することができる。
上記各実施形態ではタンデム型の画像形成装置における廃トナー回収について述べたが、モノクロ画像形成装置の廃トナー回収においても同様に実施することができる。
また、廃トナーの回収に限らず、トナーの収納容器における接続部のシール構造に適用できる。
トナーとしては、重合法を用いた重合トナーをもちいてもよい。重合トナーは、粉砕法で製造されたトナーと比較して、角張った部分が少なく、また平均粒子径が小さく揃っているため流動性がよく、トナー収容器からの流出度も高いが、本発明に係るトナーシール部材を用いることにより、重合トナーを用いた場合であっても低コストな構成で高精度なシール性を得ることができる。
本発明の第1の実施形態におけるトナーシール部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は断面図である。 トナーシール部材の使用動作を示す図である。 第2の実施形態におけるトナーシール部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は断面図である。 (a)は階段状の切込みを有するトナーシール部材の復元後の問題点を示す断面図、(b)は第2の実施形態におけるトナーシール部材の復元後の優位性を示す断面図である。 第3の実施形態におけるトナーシール部材の使用動作を示す図である。 切込み線の位置が中央からずれている場合の不具合を説明するための図である。 切込みの形成方法を示す図である。 切込みの形成方法の他例を示す図である。 画像形成装置の概要構成図である。 トナー収容器の設置状態を示す図である。
符号の説明
1 像担持体としての感光体
6 クリーニング装置
33 転写装置としての1次転写ローラ
50 被転写体としての中間転写ベルト
60 トナー収容器としての廃トナー回収容器
60a 開口部
66、72 トナーシール部材
64a トナー受渡し口
70、74、74’ 切込み
70a、70b、74a、74b 切込み線

Claims (11)

  1. 画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なトナー収容器の開口部に設けられ、装置本体もしくは装置本体に設置されたユニットのトナー受渡し口を迎え入れるための切込みを有するトナーシール部材において、
    シール部材を厚み方向に見たときの切込み線が、該シール部材の外側と内側とで一致しないことを特徴とするトナーシール部材。
  2. 請求項1記載のトナーシール部材において、
    前記切込みは、シール部材の厚さ方向に対して斜めに設けられていることを特徴とするトナーシール部材。
  3. 請求項1又は2記載のトナーシール部材において、
    前記切込みのシール部材外側の切込み線が、前記トナー受渡し口の略中央を通ることを特徴とするトナーシール部材。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のトナーシール部材において、
    多孔質体からなることを特徴とするトナーシール部材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のトナーシール部材において、
    前記切込みが、シール部材を厚み方向において斜めに押し潰した状態で入れられたことを特徴とするトナーシール部材。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のトナーシール部材において、
    前記切込みが、シール部材を厚み方向においてねじって押し潰した状態で入れられたことを特徴とするトナーシール部材。
  7. 画像形成装置の装置本体に対し着脱可能で、その開口部には装置本体に設置されたユニットのトナー受渡し口を迎え入れるための切込みを有するトナーシール部材が設けられているトナー収容器において、
    前記トナーシール部材が、請求項1〜6のいずれかに記載のトナーシール部材であることを特徴とするトナー収容器。
  8. 請求項7記載のトナー収容器において、
    前記開口部を複数有し、各開口部に設けられたトナーシール部材が請求項1〜6のいずれかに記載のトナーシール部材であることを特徴とするトナー収容器。
  9. 請求項7又は8記載のトナー収容器において、
    前記トナーは重合トナーであることを特徴とするトナー収容器。
  10. 請求項7又は8記載のトナー収容器において、
    前記トナーが装置本体内で回収される廃トナーであり、該廃トナーには現像装置からのキャリアが含まれることを特徴とするトナー収容器。
  11. トナー画像を担持して回転する像担持体と、前記像担持体上のトナー画像を被転写体に転写する転写装置と、トナー画像の転写後に前記像担持体上に残留したトナーを廃トナーとして回収するクリーニング装置と、該クリーニング装置で回収した廃トナーを貯留する廃トナー回収容器と、を備える画像形成装置において、
    前記廃トナー回収容器が、請求項7〜10のいずれかに記載のトナー収容器であることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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