JP2010082472A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パチンコ機1は、その本体の前面側に開閉式の前面枠5を有しており、この前面枠5は遊技盤をその手前側から覆っているが、中央に大きく形成された開口窓30を通じて前面側から遊技領域12が視認可能となっている。前面枠5の左右側縁部には、多数の装飾ランプが配設されており、遊技の進行に伴って装飾ランプが点灯・点滅され、所定の演出的な発光動作が行われる。特に大当りなどの特別な遊技状態になると、装飾ランプが特別なパターンで点灯・点滅するので、演出的な効果が高まって遊技意欲の向上につながる。
【選択図】 図1
Description
この種の遊技機では一般的に、遊技の成果として大量の利益(例えば大量出玉)を得られる可能性が高いほど、それだけ遊技者が高い期待感をもちながら遊技できるため、より長時間・長期間にわたって遊技を継続できる傾向がある。またホール運営者の立場からみれば、遊技者が遊技をより長く続けてくれる遊技機、いわゆる稼働率の高い遊技機であるほど導入対象として望ましいものであるといえる。
このように、たとえ大量の利益が得られる可能性が高かったとしても、通常遊技時に大当り発生までの道のりが長くなると、遊技者はそれまで間が持たなくなって遊技をやめてしまう傾向にある。この点をカバーするため、例えば多種多様のリーチ演出によって大当りまでの期待感を盛り上げる演出技術が知られている(特許文献1参照。)。この演出技術は、リーチパターンによる演出表示が1回終わると、その後に通常変動表示がされた回数をカウントしておき、このカウント数に応じて次のリーチパターン演出表示の態様(図柄やキャラクタ画像の態様)を変更するものである。
また別の演出技術として、大当りまでの期待感を連続的に持たせるため、いわゆる連続演出を採用したものがある(特許文献2参照。)。通常のリーチ演出では、1回ごとのリーチ演出で行われる変動だけでしか期待がもてないという欠点があるが、始動保留の消化に伴う連続演出を用いた技術では、連続的なリーチ変動の過程を通じて大当りへの期待感をだんだんと高めていくことができる。
本発明の遊技機は、遊技の進行に伴い所定の抽選契機が生じると、所定の確率で遊技者に利益を付与すべきか否かの抽選を行う利益抽選手段と、前記利益抽選手段による抽選に当選した場合、遊技者にいかなる種類の利益を付与すべきかを判別する利益判別手段と、前記利益判別手段の判別結果が基礎的な条件に合致すると、遊技者に対して基礎的な利益を付与する基礎利益付与手段と、前記利益判別手段の判別結果が特別の条件に合致すると、遊技者に対して前記基礎的な利益に別の価値を付加した高付加価値利益を付与する高付加価値利益付与手段と、前記高付加価値利益手段により付加される前記別の価値として、前記利益抽選手段による抽選に際して前記所定の確率が相対的に低い低確率遊技様態から、前記所定の確率を相対的に高く設定した高確率遊技様態への変更を行う当選確率変更手段と、遊技の進行状態に応じて所定の演出動作を行う演出動作手段と、遊技者に対して前記基礎的な利益が付与される場合と前記高付加価値利益が付与される場合とで、前記演出動作手段が行う演出動作を同一の内容か、もしくは近似した内容として制御する利益付与演出手段とを備えたものである。
なお解決手段1において、利益付与演出手段の「演出動作を同一の内容か、もしくは近似した内容として制御する」という構成は、「演出動作を同一の内容として制御する」という第1の構成要素と、「演出動作を近似した内容として制御する」という第2の構成要素との2つに分けて考えることもできる。したがって、利益付与演出手段が第1の構成要素を有する態様であっても、第2の構成要素だけを有する態様であっても、いずれの態様も本発明の遊技機の範囲に含まれる。
本発明の遊技機は上記の解決手段1において、前記利益判別手段の判別結果とは無関係に、遊技様態が前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれであるかに関する情報を提供するべく前記演出動作手段の演出動作を制御する情報提供演出手段をさらに備えることができる。
上記の解決手段1,2において、前記利益付与演出手段は、予め用意された複数種類の演出態様の中から選択された少なくとも1種類の演出態様に基づいて前記演出動作を制御するとともに、前記複数種類の演出態様をその種類ごとに前記基礎的な利益または前記高付加価値利益のいずれか1つに対応付けて区別する一方で、前記複数種類の演出態様を部分的に重複した内容に設定していることが好ましい。
なお、解決手段3では「複数種類の演出様態をその種類ごとに基礎的な利益または高付加価値利益のいずれか1つに対応付けて区別する」としているが、これに代えて「複数種類の演出態様の中には、基礎的な利益および高付加価値利益の両方に同時に対応付けられているものが一部にある」としてもよい。
あるいは上記の解決手段1,2において、前記情報提供演出手段は、予め用意された複数種類の演出態様の中から選択された少なくとも1種類の演出態様に基づいて前記演出動作を制御するとともに、前記複数種類の演出態様をその種類ごとに前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれか1つに対応付けて区別する一方で、前記複数種類の演出態様を部分的に重複した内容に設定していることが好ましい。
なお、解決手段4では「複数種類の演出様態をその種類ごとに低確率遊技様態または高確率遊技様態のいずれか1つに対応付けて区別する」としているが、これに代えて「複数種類の演出態様の中には、低確率遊技様態および高確率遊技様態の両方に同時に対応付けられているものが一部にある」としてもよい。
上記の解決手段4において、前記複数種類の演出態様は、観念的に異なる内容で表現された複数の演出画像群を含み、各演出画像により表現される観念的な内容から遊技様態が前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれにあるかが推測可能であることが好ましい。
あるいは上記の解決手段4において、前記複数種類の演出態様は、前記低確率遊技様態に対応付けられた演出画像群を有する第1種演出態様と、前記高確率遊技様態に対応付けられた内容の演出画像群を有する第2種演出態様とを有するものであり、前記第1種演出態様および前記第2種演出態様には、前記各演出画像群の一部に同一内容の演出画像が設けられているものであってもよい。
(低確率遊技様態または高確率遊技様態)に応じて第1種演出態様の演出画像または第2種演出態様の演出画像が選択されることになるが、その一部には両方の遊技様態に共通した内容の演出画像が存在するため、当該演出画像に遊技者が接すると、そのときの遊技様態の見極めはますます難しくなる。したがって、たとえ常に演出画像の内容を注意深く観察している遊技者であっても、演出動作の内容から一概に遊技様態を推測することが難しくなり、遊技者はますます想像力をかき立てられて遊技意欲を維持し続けることができる。
本発明の遊技機は、別途独立の構成を有することもできる。例えば、遊技の進行に伴い所定の抽選契機が生じると、所定の確率で遊技者に利益を付与すべきか否かの抽選を行う利益抽選手段と、前記利益抽選手段による抽選に当選した場合、遊技者にいかなる種類の利益を付与すべきかを判別する利益判別手段と、前記利益判別手段の判別結果が基礎的な条件に合致すると、遊技者に対して基礎的な利益を付与する基礎利益付与手段と、前記利益判別手段の判別結果が特別の条件に合致すると、遊技者に対して前記基礎的な利益に別の価値を付加した高付加価値利益を付与する高付加価値利益付与手段と、前記高付加価値利益付与手段により付加される別の価値として、前記抽選の実行に際して前記所定の確率が相対的に低い低確率遊技様態から、前記所定の確率を相対的に高く設定した高確率遊技様態への変更を行う当選確率変更手段と、前記抽選が行われると、その当落結果の発表に向かって一連の演出動作を実行した後に前記当落結果の発表に対応した演出動作を行う当落結果演出手段と、前記抽選ごとの当落結果に対応した内容とは無関係に、遊技様態が前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれであるかに関する情報を提供するための演出動作を行う情報提供演出手段とを備えた遊技機である。
上記の解決手段1から7において、前記利益抽選手段は、少なくとも前記基礎的な利益または前記高付加価値利益にそれぞれ対応付けられた2種類の当選結果を予め用意しており、前記利益判別手段は、前記利益抽選手段による抽選で前記高付加価値利益に対応付けられた種類の当選結果が得られた場合に前記特別の条件に合致したと判別する。
本発明の遊技機は、例えば遊技球を媒体として遊技を行う弾球式遊技機に好適する。このための構成として、本発明の遊技機は上記の解決手段1から8において、所定の発射操作に応じて遊技媒体としての遊技球を遊技盤面に向けて発射する球発射手段と、前記遊技盤面に形成され、発射された遊技球が流下する遊技領域と、前記遊技領域内に配設されて遊技球が流入可能な入賞口と、前記入賞口に遊技球が入賞したことを検出する入賞検出手段と、遊技球の入賞に応じて規定個数の賞球を払い出す賞球払出手段と、前記遊技領域内に配設され、所定の可動体を作動させることで遊技球が流入可能となる入賞装置と、前記入賞検出手段により入賞が検出されたことを契機として所定の変動期間にわたって図柄を変動表示させた後に停止表示可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段により停止表示された図柄が特定の図柄表示態様であった場合に特別遊技状態に移行させる特別遊技状態移行手段とを備え、前記利益抽選手段は、前記入賞口に遊技球が流入したことを契機に前記抽選を行い、前記基礎的な利益は、前記特別遊技状態に移行すると前記入賞装置の可動体が特定の動作パターンで動作することで前記入賞装置への遊技球の入賞が可能となるものであり、前記高付加価値利益付与手段は、前記特別遊技状態が終了した後に前記当選確率変更手段による前記高確率遊技様態への変更を前記別の価値として追加する。
上記の解決手段1から9において、前記高付加価値利益付与手段は、遊技者に対して前記基礎的な利益を付与した後、前記利益抽選手段による抽選に際して前記低確率遊技様態よりも前記所定の確率を倍以上(または2倍以上)に高く設定する利益を前記別の価値として追加することができる。
上記の解決手段1から10において、本発明の遊技機は前記当選確率変更手段により遊技様態が変更されて前記高確率遊技様態になっている場合、前記高確率遊技様態を維持し続けるための遊技様態維持抽選を実行する維持抽選手段と、前記維持抽選手段による遊技様態維持抽選に落選した場合、前記高確率遊技様態から前記低確率遊技様態に変更させる遊技様態転落手段とをさらに備えていてもよい。
あるいは、解決手段1から10において、本発明の遊技機は前記当選確率変更手段により遊技様態が変更されて前記高確率遊技様態になっている場合、前記高確率遊技様態から前記低確率遊技様態へ変更させるべきか否かを決定するための遊技様態転落抽選を実行する転落抽選手段と、前記転落抽選手段による遊技様態転落抽選に当選した場合、前記高確率遊技様態から前記低確率遊技様態に変更させる遊技様態転落手段とをさらに備えている。
上記の解決手段1から12において、本発明の遊技機は遊技者に対して前記基礎的な利益または前記高付加価値利益のいずれが付与されるかに関する情報を遊技機外部に向けて開示することなく秘匿する利益情報秘匿手段をさらに備える。
あるいは上記の解決手段1から13において、本発明の遊技機は前記当選確率変更手段または前記遊技様態転落手段により前記低確率遊技様態と前記高確率遊技様態との間で遊技様態の変更が行われたか否かに関する情報を遊技機外部に向けて開示することなく秘匿する遊技様態情報秘匿手段をさらに備える。
上記の解決手段1から14において、前記当選確率変更手段は、遊技者に対して前記高付加価値利益が付与された場合とは別の契機で前記低確率遊技様態から前記高確率遊技様態への変更が可能であってもよい。
図1および図2は、一実施形態となるパチンコ機1の構成を具体的に示している。パチンコ機1は枠体および遊技盤4から構成され、枠体には外枠2をはじめ本体枠3、前面枠5等が含まれている。このうち外枠2は、上下左右の枠材を矩形に組み合わせて構成されており、その前側下部には、本体枠3の下面を受けるための下受板6が備えられている。外枠2の一側縁部(この例では左側縁部)には、ヒンジ機構7を介して本体枠3の一側端部(この例では左側端部)が装着されており、図示のように本体枠3は外枠2の手前側にて開閉可能となっている。この本体枠3は、前枠体8と遊技盤装着枠9、機構装着枠10を合成樹脂材によって一体成形することで構成されている。このうち前枠体8は、本体枠3の前面側に位置して形成されており、その外形は、下受板6を除く外枠2の外郭形状に合致する大きさを有している。
図3は、上記の遊技盤4を単独で示している。図3に示されているように、遊技領域12内には多数の障害釘(参照符号なし)が所定のゲージ配列をなして設けられているほか、その途中の適宜位置に風車40が設けられている。遊技領域12のほぼ中央位置には、ひときわ大きく目を引くセンター役物42が配設されており、このセンター役物42のデザインによってパチンコ機1の機種やゲームコンセプト等が特徴付けられている。
本実施形態では、センター役物42の上縁部のうち、上記のキャラクタ体42aの左側に4つの多色LED52が配列されており、これらLED52の配列が特別図柄表示装置として機能することができる。また、キャラクタ体42aの右側にある4つのLED54の配列は、始動保留ランプ(保留4個まで)となっている。
(例えばホール開店時の遊技様態確認)だけに用いられる。
次に、各当り態様の詳細は以下の通りである。
(1)「通常(非確変)大当り」は、例えば最大30秒間にわたってアタッカ装置46を一定パターンで開閉させるラウンド動作を10ラウンドまで繰り返すものであり、このようなラウンド動作の繰り返しは「大当り遊技」と称されている。遊技者は、大当り遊技の間に遊技球を大入賞口に入賞させることで、多くの賞球を獲得することができる(基礎的な利益)。なお、各ラウンド動作は30秒間が経過するか、10個の入賞球がカウントされるかのいずれかの条件を満たすと終了する。また大当り遊技は、ラウンド動作が10回終わると終了となる。
本実施形態では、上記(2)の「確変大当り」、または(3)の「短開放確変当り」によって確率変動状態(高確率状態)になると、毎回の始動入賞を契機として確率変動状態の維持抽選(転落抽選)が行われるものとなっている。維持抽選は一定確率(例えば640分の1)で行われ、この維持抽選で落選すると、内部的に高確率状態から低確率状態(通常確率)へ引き戻される処理が行われる。
図5は、パチンコ機1の動作を制御するための制御構成を概略的に示している。パチンコ機1の制御は、大きく分けて主基板のグループと周辺基板のグループとで分担されており、このうち主基板のグループが遊技動作(入賞検出や当り判定、特別図柄表示、賞球払出等)を制御しており、周辺基板のグループが演出動作(発光装飾や音響出力、液晶表示等)を制御している。この他にも、パチンコ機1には電源基板や発射制御基板、インタフェース基板等が装備されているが、いずれも公知のものを適用できるため、ここでは図示とともに詳細な説明を省略する。
主基板は、主制御基板56と払出制御基板58とからなり、このうち主制御基板56は遊技盤4の裏面側に配設されている。もう一方の払出制御基板58は、賞球装置とともに本体枠3の裏面側に配設されている。主制御基板56および払出制御基板58は、それぞれCPU56c,58cをはじめとして、これらに内蔵のRAM56d,58dやROM56e,58e等の電子部品を装備しており、これら電子部品によって各種の遊技制御プログラムを実行する。主制御基板56と払出制御基板58との間では、それぞれの入出力インタフェース56a,58aを介して双方向通信が実施されており、例えば主制御基板56が賞球コマンドを送信すると、これに応えて払出制御基板58から主制御基板56にACK信号が返される。
周辺基板には、サブ統合基板68のほかに例えば複数の電飾制御基板70,72や波形制御基板74等が含まれる。上記の主制御基板56とサブ統合基板68との間では、それぞれの入出力インタフェース56aと入力インタフェース68aとの間で一方向だけの通信が行われており、例えば主制御基板56からサブ統合基板68へのコマンドの送信はあっても、その逆は行われない。
次に、主制御基板56(CPU)で実行される制御処理の例について説明する。
先ず図6は、始動入賞処理のルーチンを示している。この始動入賞処理では、遊技中に始動入賞が有るか否かが判断される(ステップS101)。具体的には、上記の入球装置44に対応する入賞スイッチ64(始動口スイッチ)から検出信号が入力されると、始動入賞有りと判断され(YES)、特に検出信号の入力がなければ、始動入賞は無いものと判断される(NO)。
次に図7は、始動入賞に伴う遊技作動処理のルーチンを示している。この遊技作動処理では、最初に始動保留が有るか否かが判断される(ステップS201)。具体的には、保留数カウンタの数値が0でない場合、始動保留が有ると判断され(YES)、次に特別図柄が未変動状態か否かが判断される(ステップS202)。このとき特別図柄表示装置60にて未だ変動表示(LED52の点滅による変動表示)が開始されていなければ(YES)、次に保留シフト処理が実行される(ステップS203)。
次に、図7の遊技作動処理で行われる図柄変動処理(ステップS204)の詳細について説明する。
図8は、上記の図柄変動処理に含まれる特図変動設定処理Aの内容を示している。この特図変動設定処理Aでは主に、抽選結果によって特別図柄表示装置60による変動時間の設定や停止時の表示パターンの選択が行われる。具体的には、既に取得されている当り判定用乱数に基づいて抽選の結果が判断され(ステップS301)、当選(当り)であった場合(YES)は当り時変動設定処理(ステップS302)が実行される。なお、ここでいう「当選」は、上記(1)通常大当りや(2)確変大当り、(3)短開放確変当り、(4)短開放当りのいずれかに該当していることを意味する。
(YES)、可変変動設定処理(ステップS304)が実行される。逆に、可変変動用乱数の値が1024以上であれば(NO)、ステップS305またはステップS306の各判断を経て変動タイマがセットされる。変動タイマは、特別図柄表示装置60による変動時間を設定するためのタイマであり、具体的には、現在の始動保留数が0であれば(ステップS305=YES)、所定の変動タイマが比較的長めの10秒にセットされる(ステップS307)。同様に、始動保留数が1であれば(ステップS306=YES)、変動タイマが比較的中程度の8秒にセットされ、そして始動保留数が2以上でれば(ステップS306=NO)、変動タイマが比較的短めの6秒にセットされる(いわゆる保留時短)。いずれにしても、変動タイマがセットされると、続いて特別図柄の停止パターンが選択される(ステップS310〜S312)。停止パターンは、図4中でいずれの当り態様にも該当しない点灯・消灯表示パターンの中から適宜選択される。
ここで、ステップS304の可変変動設定処理は、従来の「外れリーチ変動」の考え方に基づくものである。すなわち、基本的に抽選で外れた場合は特別図柄の変動時間が始動保留数に応じて次第に短縮されるが(ステップS307〜S309)、外れの場合であっても、ときには始動保留数に関係なく変動時間を長短に変更したり、特別図柄の停止パターンを変更したりすることで、あからさまに外れ変動であることを遊技者に気付かせにくくするものである。この可変変動設定処理では、例えば以下の表2で表されるテーブルによって変動時間が振り分けられている。
図9は、上記の当り時変動設定処理(図8中のステップS302)の内容を示している。ここでは抽選結果が当りである場合に、大きく分けて「通常大当り」の場合と「確変大当り」の場合とで変動時間の設定が共通化されるとともに、「短開放確変当り」の場合と「短開放当り」の場合とで変動時間の設定が共通化されるものとなっている。
次に図10は、上記の図柄変動処理(図7中のステップS204)に含まれる特図変動実行処理Bの内容を示している。先の特図変動設定処理Aによって特別図柄の変動が開始されると、ここでは変動期間中であるか否かが判断される(ステップS501)。具体的には、変動期間中であるか否かは上記の変動タイマを参照することで判断可能であり、変動タイマが作動していると、それによって変動期間中である(YES)と判断され、逆に変動タイマが停止していれば、変動期間中でない(NO)と判断される。
図11は、上記の遊技作動処理に含まれる当り判定処理(図7中のステップS206)の内容を示している。この当り判定処理は、抽選結果が当選の場合に実行され、抽選に外れた場合は実行されない。ここでは抽選結果が当りである場合に、その当りの種類に応じてアタッカ装置46の動作パターンが設定されるものとなっている。
(YES)されて短開放当り処理(ステップS606)が実行される。この短開放当り処理では、内部的に条件装置を作動させないが、見た目上は「短開放確変当り」と同じか、もしくは近似した内容となる挙動を実現するため、単にアタッカ装置46を作動させて大入賞口を最初に0.3秒間だけ開放させるとともに、これを閉止して2秒間のインターバルをおいた後、再度0.3秒間だけ大入賞口を開放させて元どおり閉止する処理が行われる。
図12は、上記の当り判定処理に含まれる大当り処理(図11中のステップS605)の内容を示している。内部的に条件装置が作動して大当り処理が実行されると、先ず所定のラウンドカウンタが初期化される(ステップS701)。このラウンドカウンタは例えばRAM56d内に確保されており、この初期化に伴ってラウンドカウンタの値はリセットされる。なお、ラウンドカウンタは大当り遊技中のラウンド数をカウントするためのものであり、その値が設定最大回数に達すると大当り処理が終了となる。
既に述べたように本実施形態のパチンコ機1では、「確変大当り」、または「短開放確変当り」による大当り遊技が終了すると、そこからの遊技様態がいわゆる「確変(高確率時)」に変更されるものとなっている(低確率遊技様態→高確率遊技様態)。つまりこの場合、上記の遊技様態フラグに「1」がセットされ、それ以降は内部的な遊技様態が「確変」に変更されることになる。そして、遊技様態が「確変」にある間は、大当りの抽選確率が通常(低確率時)の5倍になるため、遊技者は次の大当りを高確率で連続的に引き当てることが可能となっている。
以上をまとめると、一実施形態のパチンコ機1における遊技には以下の特徴が見出される。
(1)通常の遊技様態(低確率時)で初めて「大当り」になったとしても、特別図柄の停止時の表示を見ただけでは、遊技者には果たしてそれが「通常大当り」であるか、「確変大当り」であるかの判別が容易に付かない。そして、その後も通常状態(低確率時)と確変状態(高確率時)とで特別図柄の変動表示の態様(変動時間等)が同様(または近似していてもよい)であるため、特別図柄の変動表示を見ても遊技者が「確変中」であることを判別できない。このため遊技者は、大当り遊技の終了後に遊技様態が「確変」に移行したことを期待しつつ、次の「大当り」を引き当てるまでの期待感や遊技意欲を高く維持することができる。なお、パチンコ機1の仕様上、「確変大当り」の振り分け率が16分の12であり、「通常大当り」の振り分け率が16分の2であることに鑑みると、多くの場合は大当り後に「確変」に移行したことを期待しやすいと考えられる。
以上のように、いつの間にか遊技様態が「確変」に移行することがパチンコ機1の興趣性を高める要因となっているが、本実施形態ではさらに別の趣向が凝らされている。具体的には、内部的に遊技様態が「確変」に移行した場合、例えば毎回の始動入賞を契機として「確変」を維持し続けるための抽選(維持抽選)か、あるいは、「確変」から通常の遊技様態に変更させるべきか否かの抽選(いわゆる降格・転落等の抽選)が行われる(維持抽選手段,転落抽選手段)。
以上は、純粋に主制御基板56による遊技動作の制御に関する処理の内容であるが、サブ統合基板68は主制御基板56から制御情報コマンドを受け取ると、これに基づいて各種の演出処理を実行することができる。
以下、本実施形態のパチンコ機1における遊技演出処理について詳細に説明する。
図14は、遊技演出処理の基本的な流れを示している。この遊技演出処理はサブ統合基板68(CPU68c)において実行され、ここでの処理から派生してその他の電飾制御基板70,72や波形制御基板74等がそれぞれの処理(ランプの点灯、液晶表示装置51の駆動、スピーカ14,36の駆動等)を実行するものとなっている。
(1)特別図柄変動情報コマンド・・・特別図柄の可変変動用乱数(可変変動カウンタ)の値(0〜65535)または始動保留数に対応したコマンドである。このコマンドパターンに基づいて、サブ統合基板68では特別図柄の変動パターン(例えば、変動時間や保留残数等)が認識される。
(2)特別図柄当落情報コマンド・・・当り判定用乱数に対応した当落結果を表すコマンドである。このコマンドパターンに基づいて、サブ統合基板68では特別図柄抽選による当落結果(当選か落選か、当選の場合はどの種類であるか等)が認識される。
(3)遊技様態情報コマンド・・・遊技様態フラグ(0または1)に対応したコマンドである。このコマンドパターンに基づいて、サブ統合基板68では現状の遊技様態が低確率遊技様態であるか高確率遊技様態であるかが認識される。
(ステージ)の選択が行われる。演出場面には例えば3種類のものが用意されており、ここではその中から1種類の演出場面が選択されるものとなっている。既に述べたとおり、本実施形態のパチンコ機1では、現在の遊技様態が「確変」であるか否かが遊技者に明示されていないが、その代わり演出画像を通して内部的な遊技様態がどうなっているかを遊技者が探求・推測等できる余地を残している。このためステージ選択処理では、内部的な遊技様態の変更や遊技の進行状況に合わせて演出場面を適宜切り替えることで、遊技様態の変更があったことを遊技者に想起させたり、通常遊技中の目先を変えたりすることができる。
(図23)を用いて後に説明する。
ここで、本実施形態の演出処理で用いられる「ステージ」の意味合いについて明らかにしておく。本実施形態の演出処理でいう「ステージ」とは、液晶表示装置51において通常画像として表示される演出場面の基本的な概念・主題を識別するためのものであり、遊技者は通常画像としての演出場面に接しながら、そこから何からの概念・主題等の観念的な内容を感じ取って遊技を進行していくことになる。
(傾向1)「低確率時モードA,B」に滞在中は、総じて観念的には遊技者の期待度が低くなる「ステージa」が比較的高い確率(頻度)で選ばれやすい。
(傾向2)「低確率時モードA」から「低確率時モードB」に切り替わると、現状と同一のステージが選ばれやすくなるか、あるいは、観念的に遊技者の期待度が高くなる「ステージc」が選ばれる確率(頻度)が高くなる。
(傾向3)ただし「低確率時モードB」に滞在中は、現状で「ステージc」が選ばれている場合に次の移行先として必ず別の「ステージa,b」が選ばれるので、全体的に「ステージc」が選ばれやすいとはいっても、見た目上は「ステージc」の演出場面が継続しにくくなっているといえる。
(傾向4)「高確率時モードB」に滞在中は、現状で「ステージa〜c」のいずれが選択されていても、ほぼ均等な割合(頻度)で「ステージa〜c」が次の移行先に選ばれやすい。
本実施形態では上記のステージ選択処理(図18,図22)が実行されることにより、例えば以下の利点を生じる。
図22は、様態潜伏演出処理の具体的な内容を示している。ここでは先ず、遊技様態情報コマンドに基づいて高確率遊技様態であるか否かが判断される(ステップS301d)。このときコマンドパターンが高確率遊技様態を表すものであった場合(YES)と、そうでなかった場合(NO)とではその後の処理内容が異なったものとなる。
(ステップS306d)。なお、実際にモード値を割り当てたり、格納したりする処理はこれより後のステップS307d,S309dで行われるが、その前のステップS306dでは、過去に実行されたステップS308dおよびステップS309dの結果から、モード記憶エリアにモード値が格納されてないかどうか(モード値=0?)が判断される。このときモード値が格納されていなければ(=0)、次にステップS307dに進んで演出内容の振り分けが行われる。
(演出期間)まで持ち越されることになる。
図24および図25は、高確率遊技様態および低確率遊技様態に共通して表示される演出画像の例を示している。先ず図24では、基本的な演出場面において表示されている競走馬の他に、追加画像として「蝶々が1匹飛来」する演出内容(モード値=「02」)が表示されている。実際の演出処理上、このとき追加画像として表示される「蝶々」は例えば画面の右側から出現し、競走馬の周囲をひらひら飛び回りながら動画的に表示される。
図26から図28は、低確率遊技様態で表示される演出画像の例を示している。先ず図26では、基本的な演出場面において表示されている競走馬の他に、追加画像として「蜂が1匹飛来」する演出内容(モード値=「03」)が表示されている。ここでも同様に、追加画像として表示される「蜂」は例えば画面の左側から出現し、競走馬の周囲をぶんぶん飛び回りながら動画的に表示される。同様に図27では、競走馬の他に追加画像として「蜂が3匹飛来」する演出内容(モード値=「27」)が表示されている。
特に図示していないが、高確率遊技様態の場合だけに表示される演出画像例として、上記の表19中に示されている「花火が打ち上げられる」ものや「白馬が合流」するもの、はたまた「UFOが出現」するもの等がある。これら演出内容は出現率(振り分け率)が極めて低く設定(256分の1〜256分の2程度)されているため、いわゆる「プレミアム的」な演出としての位置付けとなっている。これらプレミアム演出が表示された場合は、それだけで高確率遊技様態であることが確定するため、プレミアム演出に接しただけで遊技者の期待感はいよいよ現実のものとなり、いきおい遊技に対するモチベーションも高まることになる。
上記のように高確率遊技様態の場合は「連続演出」が行われるが、連続演出フラグが「0」になる前に様態維持抽選で落選し、「連続演出」の途中で低確率遊技様態に転落することもあり得る。例えば、図24の演出画像例(「蝶々が1匹飛来」)を用いて「連続演出」が行われていた場合を想定する。このときの連続演出フラグの値が「03」であったとすると、ロジック上はモード値「02」が格納されたまま持ち越されるので、高確率遊技様態が続く限り、あと残り3回分の特図変動まで「連続演出」が継続して行われることが予定されている。
本実施形態では上記の様態潜伏演出処理(図23)が実行されることにより、例えば以下の利点を生じる。
図29は、変動演出処理の内容を具体的に示している。本実施形態では、例えば特別図柄の変動表示に同期して何らかの演出が行われるものとなっているが、必ずしも特別図柄に同期している必要はない。
非大当り演出態様設定処理(ステップS403d)では、サブ統合基板68において独自に取得された変動演出用カウンタの値に基づき、最初に変動演出そのものを実行するか否かの抽選が行われる。抽選確率(演出出現率)は、そのときの特別図柄変動情報コマンドのモード別で異なる。具体的には、特別図柄の通常変動によって比較的短い変動時間が設定されている場合は抽選確率が低く設定されており、そこから変動時間の設定が長くなるほど、抽選確率は高くなるように設定されている。
(256分の240=16分の15の出現率)、そのときのカウンタ値に基づいて表中の中欄に規定されるモード値(01〜08)が割り当てられるものとなっている。なお表23中、モード値「03」は上記の表21と同じ演出内容であり、またモード値「04」,「06」,「07」は上記の表22と同じ演出内容である。
上記の非大当り演出態様設定処理では、最初に変動演出そのものを実行するか否かの抽選が行われていたが、大当り演出態様設定処理では必ず変動演出が実行されるものとなっている。なお、「大当り」の場合は特別図柄の変動タイマが比較的長時間(最長で60000ms)に設定されているため、それだけ大がかりな演出の実施が可能となっている。
本実施形態では上記の変動演出処理(図29)が実行されることにより、例えば以下の利点を生じる。
4 遊技盤
42 センター役物
44 入球装置(入賞口、始動入賞口)
46 アタッカ装置(入賞装置、球入賞手段)
46a 開閉部材(可動体)
52 LED
56 主制御基板(利益抽選手段、利益判別手段、基礎利益付与手段、高付加価値利益付与手段、低付加価値利益付与手段、小利益付与手段)
Claims (12)
- 遊技の進行に伴い所定の抽選契機が生じると、所定の確率で遊技者に利益を付与すべきか否かの抽選を行う利益抽選手段と、
前記利益抽選手段による抽選に当選した場合、遊技者にいかなる種類の利益を付与すべきかを判別する利益判別手段と、
前記利益判別手段の判別結果が基礎的な条件に合致すると、遊技者に対して基礎的な利益を付与する基礎利益付与手段と、
前記利益判別手段の判別結果が特別の条件に合致すると、遊技者に対して前記基礎的な利益に別の価値を付加した高付加価値利益を付与する高付加価値利益付与手段と、
前記高付加価値利益手段により付加される前記別の価値として、前記利益抽選手段による抽選に際して前記所定の確率が相対的に低い低確率遊技様態から、前記所定の確率を相対的に高く設定した高確率遊技様態への変更を行う当選確率変更手段と、
遊技の進行状態に応じて所定の演出動作を行う演出動作手段と、
遊技者に対して前記基礎的な利益が付与される場合と前記高付加価値利益が付与される場合とで、前記演出動作手段が行う演出動作を同一の内容か、もしくは近似した内容として制御する利益付与演出手段とを具備したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記利益判別手段の判別結果とは無関係に、遊技様態が前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれであるかに関する情報を提供するべく前記演出動作手段の演出動作を制御する情報提供演出手段をさらに備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1または2に記載の遊技機において、
前記利益付与演出手段は、予め用意された複数種類の演出態様の中から選択された少なくとも1種類の演出態様に基づいて前記演出動作を制御するとともに、前記複数種類の演出態様をその種類ごとに前記基礎的な利益または前記高付加価値利益のいずれか1つに対応付けて区別する一方で、前記複数種類の演出態様を部分的に重複した内容に設定していることを特徴とする遊技機。 - 請求項1または2に記載の遊技機において、
前記情報提供演出手段は、予め用意された複数種類の演出態様の中から選択された少なくとも1種類の演出態様に基づいて前記演出動作を制御するとともに、前記複数種類の演出態様をその種類ごとに前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれか1つに対応付けて区別する一方で、前記複数種類の演出態様を部分的に重複した内容に設定していることを特徴とする遊技機。 - 請求項4に記載の遊技機において、
前記複数種類の演出態様は、観念的に異なる内容で表現された複数の演出画像群を含み、各演出画像により表現される観念的な内容から遊技様態が前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれにあるかが推測可能であることを特徴とする遊技機。 - 請求項4に記載の遊技機において、
前記複数種類の演出態様は、前記低確率遊技様態に対応付けられた演出画像群を有する第1種演出態様と、前記高確率遊技様態に対応付けられた内容の演出画像群を有する第2種演出態様とを有するものであり、前記第1種演出態様および前記第2種演出態様には、前記各演出画像群の一部に同一内容の演出画像が設けられていることを特徴とする遊技機。 - 遊技の進行に伴い所定の抽選契機が生じると、所定の確率で遊技者に利益を付与すべきか否かの抽選を行う利益抽選手段と、
前記利益抽選手段による抽選に当選した場合、遊技者にいかなる種類の利益を付与すべきかを判別する利益判別手段と、
前記利益判別手段の判別結果が基礎的な条件に合致すると、遊技者に対して基礎的な利益を付与する基礎利益付与手段と、
前記利益判別手段の判別結果が特別の条件に合致すると、遊技者に対して前記基礎的な利益に別の価値を付加した高付加価値利益を付与する高付加価値利益付与手段と、
前記高付加価値利益付与手段により付加される別の価値として、前記抽選の実行に際して前記所定の確率が相対的に低い低確率遊技様態から、前記所定の確率を相対的に高く設定した高確率遊技様態への変更を行う当選確率変更手段と、
前記抽選が行われると、その当落結果の発表に向かって一連の演出動作を実行した後に前記当落結果の発表に対応した演出動作を行う当落結果演出手段と、
前記抽選ごとの当落結果に対応した内容とは無関係に、遊技様態が前記低確率遊技様態または前記高確率遊技様態のいずれであるかに関する情報を提供するための演出動作を行う情報提供演出手段とを具備したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1から7のいずれかに記載の遊技機において、
前記利益抽選手段は、少なくとも前記基礎的な利益または前記高付加価値利益にそれぞれ対応付けられた2種類の当選結果を予め用意しており、
前記利益判別手段は、前記利益抽選手段による抽選で前記高付加価値利益に対応付けられた種類の当選結果が得られた場合に前記特別の条件に合致したと判別することを特徴とする遊技機。 - 請求項1から8のいずれかに記載の遊技機において、
所定の発射操作に応じて遊技媒体としての遊技球を遊技盤面に向けて発射する球発射手段と、
前記遊技盤面に形成され、発射された遊技球が流下する遊技領域と、
前記遊技領域内に配設されて遊技球が流入可能な入賞口と、
前記入賞口に遊技球が入賞したことを検出する入賞検出手段と、
遊技球の入賞に応じて規定個数の賞球を払い出す賞球払出手段と、
前記遊技領域内に配設され、所定の可動体を作動させることで遊技球が流入可能となる入賞装置と、
前記入賞検出手段により入賞が検出されたことを契機として所定の変動期間にわたって図柄を変動表示させた後に停止表示可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段により停止表示された図柄が特定の図柄表示態様であった場合に特別遊技状態に移行させる特別遊技状態移行手段とを備え、
前記利益抽選手段は、前記入賞口に遊技球が流入したことを契機に前記抽選を行い、
前記基礎的な利益は、前記特別遊技状態に移行すると前記入賞装置の可動体が特定の動作パターンで動作することで前記入賞装置への遊技球の入賞が可能となるものであり、
前記高付加価値利益付与手段は、前記特別遊技状態が終了した後に前記当選確率変更手段による前記高確率遊技様態への変更を前記別の価値として追加することを特徴とする遊技機。 - 請求項1から9のいずれかに記載の遊技機において、
前記高付加価値利益付与手段は、遊技者に対して前記基礎的な利益を付与した後、前記利益抽選手段による抽選に際して前記低確率遊技様態よりも前記所定の確率を倍以上に高く設定する利益を前記別の価値として追加することを特徴とする遊技機。 - 請求項1から10のいずれかに記載の遊技機において、
前記当選確率変更手段により遊技様態が変更されて前記高確率遊技様態になっている場合、前記高確率遊技様態を維持し続けるための遊技様態維持抽選を実行する維持抽選手段と、
前記維持抽選手段による遊技様態維持抽選に落選した場合、前記高確率遊技様態から前記低確率遊技様態に変更させる遊技様態転落手段とをさらに備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1から10のいずれかに記載の遊技機において、
前記当選確率変更手段により遊技様態が変更されて前記高確率遊技様態になっている場合、前記高確率遊技様態から前記低確率遊技様態へ変更させるべきか否かを決定するための遊技様態転落抽選を実行する転落抽選手段と、
前記転落抽選手段による遊技様態転落抽選に当選した場合、前記高確率遊技様態から前記低確率遊技様態に変更させる遊技様態転落手段とをさらに備えたことを特徴とする遊技機。
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