JP2010081628A - 国境地域において、国内ネットワークを優先化するネットワーク選択方法および装置 - Google Patents

国境地域において、国内ネットワークを優先化するネットワーク選択方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】国境地域で、国内ネットワークを優先して、ネットワーク選択するのに好適な方法および装置を提供する。
【解決手段】移動局は、国内MCCを有する国内通信ネットワークと関連する。しかし、国内ネットワークの国以外にいれば、移動局は、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。タイマーの期限満了後、移動局は、該移動局の動作範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査する。国内MCCを有する国内通信ネットワークが利用可能であると識別された場合は、移動局は国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークが利用可能であると識別された場合は、非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。
【選択図】図6

Description

(関連特許)
本出願は、2003年11月12日に出願され、本明細書で参照され、本明細書に組み込まれる米国暫定特許出願番号第60/519,517号、発明の名称「国境地域における国内ネットワーク優先化のネットワーク選択方法および装置」の優先権を主張するものである。
(技術分野)
本出願は、一般的に、移動局、および、移動局において使用されるネットワーク選択方法に関する。
携帯移動局のような移動通信機器は、電話コールの送受信および/または無線通信ネットワークへの送受信が可能である。この送受信が可能となる前に、移動局はその地理的カバーエリアで利用可能な複数の通信ネットワークの一つを選択し、登録する。選択されたネットワークを登録後に、移動局は、その局が「陣取る」ネットワークの特定の無線通信チャネルにおいて、アイドルモードで動作し、コールやメッセージをモニターする。ネットワーク選択」は、その一つの通信ネットワークを選択するために、移動局によって実行される特定のプロセスであって、それを介して登録と動作が行われる。
携帯電話の動作およびネットワーク選択スキームは、携帯移動局および関連システムの挙動を支配する標準仕様に記載されている。携帯標準でよく知られているものの一つが、移動通信グローバルシステム(GSM)標準である。GSM03.22/欧州通信規格協会(ETSI)TX 100 930、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)からの技術仕様(TS)23.122、および、他の関連する標準仕様が、携帯の動作とネットワーク選択に関する詳細が多数記載されている。これらの資料は、移動局が様々な地域や国の間を移動し、ローミングする際も、ネットワークで(公衆陸上移動ネットワークまたはPLMN)のカバーを維持するため、とくに、連続的に電話サービスを提供するため、移動局がいかなる挙動をするかを述べている。
伝統的に、移動局は、その移動局の取り巻くカバーエリア内にある全ての利用可能な通信ネットワークを最初に読み取って識別することで、ネットワーク選択を実行する。各ネットワークは、単一の移動国コード(MCC)および移動ネットワークコード(MNC)のペアによって、特定される。移動局の「国内ネットワーク」(HPLMN)が利用可能なら、移動局は通常、国内ネットワークを選択し、それとともに作動する。HPLMNが利用可能でなければ、移動局は通常、移動局のメモリに格納された優先ネットワークリストで優先度の最も高い通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。幾つかの優先ネットワークリストがあり得るが、移動局の加入者識別モジュール(SIM)カードに格納された優先PLMNリスト(PPLMNリスト)を通常は指す。例えば、PPLMNリストはユーザ制御PPLMN(U−PPLMN)リストとオペレータ制御PLMN(O−PPLMN)リストとを含み得る。上述のネットワーク選択方法は、「自動」ネットワーク選択方法として、通常は称されている。この自動選択方法の代替として、移動局に可視的に表示されたリストに載った複数の利用可能なネットワークから、移動局のエンドユーザが手動で選択する能力を備えていることがある。この従来型ネットワーク選択方法は、「手動」ネットワーク選択方法として、称され得る。
移動局の従来型ネットワーク選択技術において、幾つかの問題がある。それは、特に、HPLMNでの動作に関するものである。例えば、仕様によると、移動局は、その移動局の現在サービス対象外の国にある任意のネットワークを選択することを考えてはならない。サービス国は、移動局をサービスする現在のネットワークのMCCによって、識別される。この動作は、二国の国境において、移動局は両国からのネットワークを「見る(see)」ことが可能であるから、重大な問題となっている。このシナリオにおいて、移動局は、その移動局の現在サービスしているネットワークのMCCと異なるMCCを有する全てのネットワーク(移動局自身のHPLMNを含む)を無視して動作する。このような従来型動作は、ETSI仕様23.122に記載されている。
したがって、その結果から、従来技術の欠点を克服するネットワーク選択方法および装置に対するニーズがある。
国境地域において、国内ネットワーク優先化するネットワーク選択方法と装置が、本明細書で記載される。一つの実施例において、移動局は、国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連している。しかしながら、国内ネットワークの国の外にいると、携帯局は、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。タイマの時間が切れると、携帯局は走査を行い、その移動局が作動しているカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別する。国内MCCを有する国内通信ネットワークが、利用可能であると識別されたら、移動局は国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。そうでなく、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークが、利用可能であると識別されたら、移動局は非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。
(項目1)
国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連する移動局によって、通信ネットワークを選択する方法であって、該方法は、
訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと、
タイマーの期限満了後、
該移動局の動作範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査することと、
該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと、
さもなくば、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと
を包含する、方法。
(項目2)
前記国内MCCが第一の国と関連し、前記訪問先MCCが、該第一の国と国境を共有する第二の国と関連する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記タイマーが周期タイマーを備える、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記タイマーが周期タイマーを備え、前記走査、選択および作動の行為が、該周期タイマーの期限満了に応答して実行される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記通信ネットワークが、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を備える、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記通信ネットワークが、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、項目1に記載の方法。
(項目7)
国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連する移動局であって、該移動局は、
無線トランシーバと、
該無線トランシーバに結合されたアンテナと、
該無線トランシーバに結合された1つ以上のプロセッサと
を備え、
該1つ以上のプロセッサが、
訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと、
タイマーの期限満了後、
該移動局の作動範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査することと、
該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと、
さもなくば、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することとによって、通信するための通信ネットワークを選択するように構成されている、移動局。
(項目8)
前記国内MCCが第一の国と関連し、前記訪問先MCCが、該第一の国と国境を共有する第二の国と関連する、項目7に記載の移動局。
(項目9)
前記タイマーが周期タイマーを備える、項目7に記載の移動局。
(項目10)
前記タイマーが周期タイマーを備え、前記走査、選択および作動の行為が、該周期タイマーの期限満了に応答して実行される、項目7に記載の移動局。
(項目11)
前記通信ネットワークが、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を備える、項目7に記載の移動局。
(項目12)
前記通信ネットワークが、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、項目7に記載の移動局。
(項目13)
第一の国と関連する第一の移動国コード(MCC)を有する第一の通信ネットワークと、
第二の国と関連する第二のMCCを有する第二の通信ネットワークと、
該第一の通信ネットワークと該第二の通信ネットワークで動作可能な1つ以上の移動局とを備える、通信システムであって、
該1つ以上の移動局は、その国内通信ネットワークとして指定された該第一の通信ネットワークを有し、
該1つ以上の移動局が、
第二のMCCを有する第二の通信ネットワークを選択し、それとともに作動するように、
タイマーの期限満了後、該移動局の作動範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査するように、
該第一のMCCを有する該第一の通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該第一の通信ネットワークを選択し、それとともに作動するように、および、
さもなくば、該第二のMCCを有する該第二の通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該第二の通信ネットワークを選択し、それとともに作動するように動作する、通信システム。
(項目14)
前記第一の国が前記第二の国と国境を共有する、項目13に記載の通信システム。
(項目15)
前記タイマーが周期タイマーを備える、項目13に記載の通信システム。
(項目16)
前記タイマーが周期タイマーを備え、前記走査、選択および作動の行為が、該周期タイマーの期限満了に応答して実行される、項目13に記載の通信システム。
(項目17)
前記通信ネットワークが、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を備える、項目13に記載の通信システム。
(項目18)
前記通信ネットワークが、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、項目13に記載の通信システム。
(項目19)
国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連する移動局によって、通信ネットワークを選択する方法であって、該方法は、
訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと、
該移動局の動作範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査することと、
該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することと
を包含する、方法。
(項目20)
さもなくば、前記訪問先MCCを有する前記非国内通信ネットワークが、前記走査によって利用可能であると識別された場合、前記非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動することを、さらに包含する、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記国内MCCが第一の国と関連し、前記訪問先MCCが、該第一の国と国境を共有する第二の国と関連する、項目19に記載の方法。
(項目22)
前記走査の行為が、タイマーの期限満了後に実行される、項目19に記載の方法。
(項目23)
前記走査、選択および作動の行為が、周期タイマーの期限満了に応答して実行される、項目19に記載の方法。
(項目24)
前記通信ネットワークが、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を備える、項目19に記載の方法。
(項目25)
前記通信ネットワークが、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、項目19に記載の方法。
図1は、無線通信ネットワークに通信する移動局を含む通信システムのブロック図である。 図2は、無線通信ネットワークに使用される移動局のより詳細な例である。 図3は、移動局と通信するシステムの特定構造である。 図4は、移動局が、第一の移動国コード(MCC)を有する訪問先のネットワークに現在登録され、そのネットワークを介して通信している図である。これは、第二のMCCを有するその移動の国内ネットワークが利用可能とされている場合においてである。 図5は、本標準に従う通信ネットワークの選択方法を記載した流れ図である。 図6は、国境地域において国内ネットワーク優先化を有する通信ネットワークの選択方法を記載した流れ図である。
本発明の実施形態の簡単な説明は、添付図面を参考にして、以下に例として、記載される。
移動局による通信ネットワークの選択方法および装置について、本明細書で記載される。一つの例証となる方法において、移動局は国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連している。本方法は、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動するステップ、ならびに、周期タイマーが期限満了した後に、該移動局の動作しているカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査するステップを含み、該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該国内通信ネットワークを選択して、それとともに作動し、また、さもなければ、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが、該走査によって利用可能であると識別された場合、該非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する方法である。
図1は、通信システム100のブロック図である。本システム100は、無線通信ネットワーク104を介して通信する移動通信デバイス102を含む。移動通信デバイス102は、可視ディスプレイ112、キーボード114、および、可能なら1つ以上の補助ユーザインターフェース(UI)116を含むことが好ましく、各補助UI116は制御装置106に結合される。また、制御装置106は、無線周波数(RF)トランシーバ回路網108およびアンテナ110とも結合されている。
最新の通信デバイスにおいては、制御装置106は、メモリ構成要素(図示せず)内でオペレーティングシステムソフトウェアを動かす中央処理演算装置(CPU)として組み込まれている。制御装置106は移動局102の全動作を通常は制御する。それに対し、通信機能と関連する信号処理操作は、RFトランシーバ回路網108内で、典型的には実行される。制御装置106は、受信情報、格納情報、ユーザ入力などを表示するため、デバイスディスプレイ112と、連動する。キーボード114は、電話式押しボタンあるいは完全な英数字キーボードであり得る。このキーボード114は、一般的に、移動局102に格納するためのデータ、ネットワーク104に送信する情報、電話コールを行うための電話番号、移動局102で実行されるコマンド、そして、可能ならば、その他様々なユーザ入力を入れるために供される。
移動局102はアンテナ110を介した無線リンクによって、ネットワーク104に通信信号を送り、ネットワーク104から通信信号を受ける。RFトランシーバ回路網108は、基地局120の機能と類似の機能を、例えば、変調/復調、ならびに、可能ならば、符号化/復号化および暗号化/解読を含む機能を実行する。また、RFトランシーバ回路網108は、基地局120によって実行される機能に加え、ある種の機能を実行し得ることも考えられる。RFトランシーバ回路網108は、特定の無線ネットワーク、あるいは、移動局102の動作を意図するネットワークにおいて適応されることは、当業者にとっては明らかである。
移動局102は、1つ以上の再充電可能な電池132を受け取る電池インターフェース134を含む。電池132は、移動局102内の電気回路網に(その全てでなくとも、そのほとんどに)電力を提供し、電池インターフェース134は、電池132との機械的および電気的接続を備える。電池インターフェース134は、デバイスへの電力を調節する調節器136と結合されている。移動局102が完全動作中、RFトランシーバ回路網108のRF送信器は、ネットワークに送信中のみ、キーがオンまたはスイッチオンになっているが、それ以外のときは、電力保存のため、オフになっている。このような送信器の断続的動作は、移動局102の電力消費に劇的な影響を与える。同様に、RFトランシーバ回路網108のRF受信器は、典型的には、定期的にオフとなっている。これは、指定された時間帯の間に、信号または情報(たとえ、あっても)を受け取る必要が生じるまで、電力を保存するためである。
移動局102は、単一ユニットから構成され得る。単一ユニットとしては、例えば、データ通信機器、携帯電話、データおよび音声通信能力を有する多機能通信機器、無線通信可能な携帯情報端末機器(PDA)または内蔵モデム組み込みコンピュータなどがある。代替的に、移動局102は、複数の個別構成要素を備えた多モジュールユニットでもあり得るが、無線モデムと接続されたコンピュータなどのデバイスに決して限定されない。特に、例えば、図1の移動局のブロック図において、RFトランシーバ回路網108およびアンテナ110は、ラップトップコンピュータのポートに挿入され得る無線モデムユニットとして、実現され得る。この場合は、ラップトップコンピュータは、ディスプレイ112、キーボード114、1つ以上の補助UI116、および、コンピュータのCPUとして組み込まれた制御装置106を含むであろう。また、通常は無線通信可能でないコンピュータなどの装置が、上述したデバイスの一つのような単一ユニットデバイスのRFトランシーバ回路網108とアンテナ110とに接続し、それらの制御を効果的に実行するように適合され得ることも、考えられる。このような移動局は、図4に示す移動局402と関連して、後述されるように、より特定的な実行もあり得る。
移動局102は、加入者識別モジュール(SIM)を用いて、動作する。このSIMは、SIMインターフェース142に接続または挿入されている。SIM140は、移動局102のエンドユーザ(または加入者)を識別し、デバイスをその他の物から個人化するために使用される従来型の「スマートカード」の一つの形式である。SIM140がなければ、移動端末は、無線ネットワーク104を介した通信が十分に動作しない。SIM140を移動端末に挿入すると、エンドユーザは自分の加入している任意で全部のサービスにアクセス可能となる。加入者を識別するために、SIM140は、国際移動加入者識別(IMSI)など幾つかのユーザパラメータを含む。さらに、SIM140は、典型的には4桁の個人識別番号(PIN)によって保護されている。このPINは、移動局の中に格納され、エンドユーザのみにしか知られていない。SIM140を使うと有利な点は、エンドユーザが必ずしも、任意の一つの物理的な移動端末によって拘束されない点である。典型的には、移動端末を個人化する唯一の要素は、SIMカードである。したがって、ユーザのSIMで動作することを備えた任意の移動端末を用いて、ユーザは加入したサービスにアクセス可能である。SIM140は、一般的に、プロセッサと情報を格納するメモリとを含む。SIMおよびそのインターフェース標準は、周知である。SIMインターフェース142を有する標準のGSMデバイスとの連動のためには、従来型SIM140は、6本の接続を有する。典型的なSIM140は、IMSIや優先ネットワークリストなどの様々な情報を格納する。
移動局102は、無線通信ネットワーク104内で、このネットワークを介して、通信する。図1に示す実施形態において、無線ネットワーク104は、移動通信グローバルシステム(GSM)および汎用パケット無線サービス(GPRS)に従って動作する。無線ネットワーク104は、関連アンテナタワー118、移動切り替えセンター(MSC)122、国内位置登録(HLR)132、汎用パケット無線サービス(GPRS)支援ノード(SGSN)126、および、ゲートウェーGPRS支援ノード(GGSN)128を備えた基地局120を含む。MSC122は、基地局120と、公衆切り換え電話ネットワーク(PSTN)124などの陸上ネットワークとに結合されている。SGSN126は、基地局120と、GGSN128とに結合されている。次いで、このGGSN128は、公共または民間データネットワーク130(インターネットなど)に結合されている。HLR132は、MSC122と、SGSN126とに結合されている。
その関連制御装置とアンテナタワー118を含む基地局120は、一般に「セル」と呼ばれる特定のカバーエリア用の無線ネットワークカバーを提供する。基地局120は、アンテナタワー118を介して、そのセル内にある移動局から通信信号を送信し、通信信号を受信する。基地局120は、通常、移動局に送信されるべき信号を変調、ならびに、可能ならば、符号化および/または暗号化するなどの機能を、その制御装置の制御下で、特に、一般的には設定された通信プロトコルおよびパラメータに従って、実行する。基地局120は、そのセル内の移動局102から受信した任意の通信信号を、必要なら、同様に、復調、ならびに、可能ならば、復号化および解読する。通信プロトコルおよびパラメータは、異なるネットワーク間で、変化し得る。例えば、一つのネットワークは、他のネットワークと異なった変調スキームを用い、異なった周波数で動作し得る。
図1の通信システム100に示す無線リンクは、典型的には、異なる無線周波数(RF)チャネルである1以上の異なるチャネル、および、無線ネットワーク104と移動局102間で使われる関連プロトコルを表している。RFチャネルは、典型的には、移動局102の全帯域幅に制限があり、電池残量も限られているため、保存されるべき有限のリソースである。現行の無線通信は、所望のネットワークカバー範囲の拡がり全体に応じて、何百ものセル(この各セルは個別の基地局120およびトランシーバによってサービスされる)を含み得ることは、当業者なら理解される。全ての基地局制御装置および基地局は、多数のネットワーク制御装置で制御された多数のスイッチとルーター(図示せず)によって、接続され得る。
ネットワークオペレータに登録された全ての移動局102に対して、不変データ(移動局102のユーザプロファイルなど)および一時的データ(移動局102の現在位置など)がHLR132に格納される。移動局102への音声コールの場合、HLR132は、移動局102の現在位置を決定するために、クエリされる。MSC122の訪問位置記録(VLR)は、ロケーションエリアのグループの担当であり、その現在担当エリアにあるこれら移動局のデータを格納する。これは、より高速なアクセスのために、HLR132からVLRに送信された永続的な移動局データの一部を含む。しかしながら、MSC122のVLRは、一時的識別などのローカルデータを割り当て、格納することもあり得る。選択的に、MSC122のVLRは、GPRSと非GPRSのサービスと機能(例えば、SGSN126を介せば、より効率的に実行され得る回線交換コール用の呼び出し、および、GPRSと非GPRSを組み合わせたロケーション更新)とをより効率的に協調するように促進され得る。
GPRSネットワークの一部であると、サービングGPRS支援ノード(SGSN)126は、MSC122と同じ階層レベルであり、移動局の個々のロケーションを追跡する。また、SGSN126は、安全機能およびアクセス制御を実行する。ゲートウェーGPRS支援ノード(GGSN)128は、外部パケット交換ネットワークとの相互作用を提供し、IPベースのGPRS基幹ネットワークを介して、SGSN(例えば、SGSN126など)と接続している。SGSN126は、既存のGSMと同じアルゴリズム、キーおよび基準に基づいて、データ確認および暗号設定手順を実行する。従来の動作では、セル選択は、移動局102に、ある特定のセルを選択するように指示し、移動局102によって、あるいは、基地局120によって、自発的に実行され得る。移動局102は、ルーティングエリア(routing area)として知られている別のセルまたは別のセルグループをいつ再選択するかを無線ネットワーク104に知らせる。
GPRSサービスにアクセスするために、移動局102は、無線ネットワーク104に自身の存在を知らせるため、まず、GPRS「アタッチ(attach)」として知られている行為を実行することで行う。この操作は、移動局102とSGSN126との間に論理的リンクを確立し、移動局102が、例えば、SGSNを介したページ(page)、入ってくるGPRSデータの通知、あるいは、GPRS上のSMSメッセージなどを受信できるようにする。GPRSデータを送受信できるように、移動局102は、自身が使いたいパケットデータアドレスを活性化するのを援助する。この操作によって、移動局102は、GGSN128に知られるようになり、外部データネットワークとの相互作用が、それ以後、開始され得る。ユーザデータは、例えば、カプセル化やトンネリングを使って、移動局102と外部データネットワークとの間を、ユーザが気付かない間に、伝達される。データパケットは、GPRS特定プロトコル情報を備え、移動局102とGGSN128との間を伝達される。
上述から明らかなように、無線ネットワークは固定ネットワーク構成要素を含む。また、その構成要素には、RFトランシーバ、増幅器、基地局制御装置、ネットワークサーバ、および、ネットワークに接続したサーバを含む。無線ネットワークは、図1には明示されていないが、おそらく他のネットワークを含む他のシステムと接続され得ることは、当業者には理解される。ネットワークは、普通、継続ベースで(たとえ、実際にはパケットデータが交換されていなくとも)、何らかの呼び出しとシステム情報を最低少なくとも、送信する。ネットワークが多くのパーツから構成されているが、これらのパーツは、同時に全て働く結果、無線リンクで、所定の動きとなる。
図2は、図1で用いられる好ましい移動局200の詳細なブロック図である。移動局200は、他のコンピュータシステムとの通信能力を含む音声とデータ通信能力を有する双方向通信デバイスであることが、好ましい。移動局200によって提供される機能によって、これは、データ伝達デバイス、双方向ページャ、データ伝達能力を有する携帯電話、無線インターネット装置、または、データ通信デバイス(電話能力有りまたは無し)であると、みなされ得る。
移動局200が双方向通信可能である場合、通常は、通信サブシステム211が組み込まれている。このサブシステム211には、受信器212、送信器214、および、関連構成要素を含む。関連構成要素は、例えば、1つ以上のアンテナ素子(内蔵または組み込みが好ましい)216と218、局部発振器(LO)213、および、デジタル信号プロセッサ(DSP)220である。通信サブシステム211は、図1に示されるRFトランシーバ回路網108とアンテナ110と類似するものである。通信技術分野の当業者であれば、明らかなように、通信サブシステム211の特定の設計は、移動局200が動作を想定している通信ネットワークに依存する。
ネットワークアクセスの要求は、使用されるネットワークの種類によっても変化する。GPRSネットワークにおいて、例えば、ネットワークアクセスは、移動局200の加入者またはユーザと関連している。したがって、GPRSデバイスは、GPRSネットワーク上で動作するために、一般的には「SIM」262と称される加入者識別モジュールを要求する。このようなSIM262がSIMインターフェース264に挿入されないと、GPRSデバイスは、完全には機能しない。ローカル通信機能または非ネットワーク通信機能(これらを有すれば)が動作し得るが、移動局610は、ネットワークを介した通信の任意の機能を実行できない。SIM262は、図1と関連して記載されたこれらの特徴を含む。
移動局200は、任意の時間に、同一または異なるネットワークと関連する複数の基地局202の1つと接続して、動作する。移動局200は、必要とされるネットワーク登録または活性化手続き完了後、選択されたネットワークで信号を送受信する。本出願のネットワーク選択は図6と関連して、以下に記載される。ネットワークを介してアンテナ216によって受信された信号は、受信器212に入力される。受信器212は、信号増幅、周波数ダウン変換、フィルタリング、チャネル選択、および、図2に示すようなアナログデジタル(A/D)変換などの通常の受信器機能を実行し得る。受信信号のA/D変換は、DSP220で実行される復調や復号化などのより複雑な通信機能を可能にする。同様にして、送信されるべき信号は、例えば、DSP220によって、変調や符号化も含み、処理される。これらDSPで処理された信号は、デジタルアナログ(D/A)変換、周波数アップ変換、フィルタリング、増幅、および、アンテナ218を介した通信ネットワークでの送信のため、送信器214に入力される。DSP220は、通信信号を処理するのみならず、受信器と送信器の制御をも提供する。例えば、受信器212と送信器214の通信信号に適用されるゲインは、DSP220によって実行される自動ゲイン制御アルゴリズムを介して、順応的に制御され得る。
移動局200は、移動局200の動作全体を制御するマイクロプロセッサ238(図1の制御装置106の一つの実施)を含む。データ通信と音声通信とを少なくとも含む通信機能は、通信サブシステム211を介して、実行される。マイクロプロセッサ238は、追加デバイスサブシステムと相互作用する。このサブシステムは、例えば、ディスプレイ222、フラッシュメモリ224、ランダムアクセスメモリ(RAM)226、補助入出力(I/O)サブシステム228、シリアルポート230、キーボード232、スピーカ234、マイク236、短距離通信サブシステム240、および、242で一般に指定される任意の他のサブシステムである。データ線と制御線260は、SIMインターフェース264とマイクロプロセッサ238間に延び、その間でデータを通信し、制御する。図2に示されるサブシステムの幾つかは、通信関連の機能を実行する。これに対し、他のサブシステムは、「常駐」またはデバイス上での機能を提供し得る。とりわけ、キーボード232とディスプレイ222のようなサブシステムは、通信ネットワークでの送信用にテキストメッセージを入力するなどの通信関連機能、および、計算機や作業リストなどのデバイス常駐機能の双方の機能に、例えば、用いられ得る。マイクロプロセッサ238で使われるオペレーティングシステムソフトウェアは、フラッシュメモリ224のような永久記憶装置に格納されること好ましい。フラッシュメモリ224は、代替的に、読み出し専用メモリ(ROM)または類似の記憶素子(図示せず)であり得る。オペレーションシステム、特定のデバイスアプリケーション、または、その一部が、RAM226のような揮発性記憶装置の中に、一時的にロードされ得ることは、当業者には理解される。
マイクロプロセッサ238は、そのオペレーションシステム機能に加え、移動局200にソフトアプリケーションの実行を可能とすることが好ましい。基本デバイス動作を制御する所定のアプリケーションセットは、データと音声通信アプリケーション(例えば、ネットワーク選択スキーム)を少なくとも含み、通常は、製造時に移動局200にインストールされる。移動局200にロードされ得る好ましいアプリケーションは、個人情報管理(PIM)アプリケーションであり得る。PIMアプリケーションは、ユーザに関連するデータ項目(例えば、Eメール、行事日程、ボイスメール、約束、作業項目などあるが、これらに限定されない)を組織し、管理する能力を有する。当然、1つ以上のメモリ記憶装置が移動局200およびSIM262で利用可能であって、これは、PIMデータ項目などの情報の格納を容易にする。
PIMアプリケーションは、無線ネットワークを介して、データ項目を送受信する能力を有することが好ましい。好ましい実施形態においては、PIMデータ項目は、途切れることなく、無線ネットワークを介して、ホストコンピュータシステムに格納および/または関連した移動局ユーザの対応するデータ項目と、一体化され、同調され、更新される。こうして、このような項目を考慮して、移動局200にミラー化された(mirrored)ホストコンピュータを生成する。これは、ホストコンピュータシステムが、移動局ユーザのオフィスコンピュータシステムである場合に、とりわけ有利である。追加のアプリケーションは、また、ネットワーク、補助I/Oサブシステム228、シリアルポート230、短距離通信サブシステム240、あるいは、任意の他の適切なサブシステム242を介して移動局200にロードされ得る。そして、マイクロプロセッサ238による実行のために、RAM226または好ましくは不揮発性記憶装置(図示せず)内に、ユーザによってインストールされ得る。このようなアプリケーションのインストールにおける柔軟性は、移動局200の機能性を高め、オンデバイス機能、通信関連機能、あるいは、その双方の機能の強化を提供し得る。例えば、安全な通信アプリケーションであれば、移動局200を用いて実行される電子商取引機能などの金融取引を可能とし得る。
データ通信モードにおいて、テキストメッセージやウェブページのダウンロードなどの受信信号は、通信サブシステム211によって実行され、マイクロプロセッサ238に入力される。マイクロプロセッサ238は信号をディスプレイ222または代替的に補助I/Oデバイス228に出力するため、生成することが好ましい。さらに、移動局200のユーザは、例えば、ディスプレイ222と連動するキーボード232と、おそらくは補助I/Oデバイス228とを用いて、Eメールメッセージやショートメッセージサービス(SMS)メッセージなどのデータ項目を作成し得る。キーボード232は、完全な英数字キーボードおよび/または電話式押しボタンであることが好ましい。これらの作成された項目は、通信サブシステム211を介した通信ネットワークで、送信され得る。
音声通信において、移動局200の動作全体は、実質的に同様であるが、受信される信号はスピーカ234へ出力され、送信用信号はマイク236によって生成される点で異なる。音声メッセージ録音サブシステムなどの代替的な音声またはオーディオI/Oサブシステムも、また、移動局200で実行され得る。音声またはオーディオ信号出力は、主としてスピーカ234で達成されることが好ましいが、ディスプレイ222は、例えば、呼び出し方の識別情報、音声コールの継続時間、または、他の音声コール関連情報などの表示を提供するために使われ得る。
図2のシリアルポート230は、通常は、携帯情報端末機器(PDA)型通信デバイスで実行される。このデバイスにとって、ユーザのデスクトップコンピュータとの同期は、望ましい(たとえ、選択的であっても)構成要素である。シリアルポート230は、ユーザが外部デバイスまたはソフトアプリケーションを介して、好みの設定を可能とし、無線通信ネットワーク以外を介した情報やソフトウェアのダウンロードを提供し、移動局200の能力を増強する。代替ダウンロード経路が、直接それゆえ確実で信頼性ある接続を介して、移動局200向けの暗号化キーをロードするために、例えば、使われ得る。これは、移動局200に安全なデバイス通信を提供するためである。
図2の短距離通信サブシステム240は、追加の選択的構成要素である。このサブシステム240は、移動局200と、必ずしも同様のデバイスである必要のない別システムや別デバイスとの間の通信を提供する。例えば、サブシステム240は、同様に起動されるシステムやデバイスとの通信を提供するために、赤外線デバイス、および、関連回路や構成要素、あるいは、ブルートゥースTM通信モジュールを含み得る。ブルートゥースは、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標である。
移動局200は、また、1つ以上の再充電可能電池256を受け取るため、電池インターフェース254を含む。このような電池256は、移動局200の電気回路網の全体にではなくとも、その大部分に電力を提供する。そして、電池インターフェース254は、電池256と機械的電気的接続を提供する。電池インターフェース254は、全体の回路網で電力を調節する調節器(図2に図示せず)と結合されている。
図3は、移動局と通信する特定のシステム構造を示す。特に、図3は、GPRSネットワークのようなIPベースの無線データネットワークの基本構成要素を示す。移動局200は、無線パケットデータネットワーク345と通信する。さらに、無線音声ネットワーク(図示せず)とも通信可能であり得る。音声ネットワークは、例えば、GSMやGPRSネットワークなどと類似するIPベースの無線ネットワーク345と関連することも、あるいは、代替的に、完全に別個なネットワークであることもあり得る。GPRSのIPベースのデータネットワークは、このネットワークがGSM音声ネットワークに、事実上のオーバーレイ(overlay)であることで、ユニークである。このため、GPRS構成要素は、基地局320のような既存のGSM構成要素を拡げるか、ネットワークエントリ点305として高度ゲートウェーGPRS支援ノード(GGSN)のような追加されるべき追加構成要素を必要とするかのいずれかである。
図3に示すように、ゲートウェー340は、内部または外部のアドレス分析構成要素335、および、1つ以上のネットワークエントリ点305とに結合され得る。データパケットは、移動局200に送信されるべき情報のソースであるゲートウェー340から、ネットワーク345を介して、送信される。これは、ゲートウェー340から移動局200への無線ネットワークトンネル325を設定することによってである。この無線トンネル325を形成するために、ユニークなネットワークアドレスは移動局200と関連している。しかしながら、IPベースの無線ネットワークにおいて、ネットワークアドレスは、典型的には、特定の移動局200に、永久的に割り当てられない。しかし、その代わりに、必要に応じて、ダイナミックに割り当てられる。このように、移動局200にとっては、ネットワークアドレスを得ること、および、ゲートウェー340にとっては、無線トンネル325確立のため、このアドレスを決定することは好ましい。
ネットワークエントリ点305は、数多くのゲートウェー、共同サーバ、および、例えば、インターネットなど大容量接続の中において、多重送信および逆多重送信で、一般的に使われる。これらネットワークエントリ点305は、通常はほとんどない。なぜなら、ネットワークエントリ点305は、外部で利用可能な無線ネットワークサービスを中央化することを意図しているからである。ネットワークエントリ点305は、ゲートウェーと移動局との間のアドレス割り当ておよびアドレス照合を補助するアドレス分析構成要素335の何らかの形式を用いることが多い。本例において、アドレス分析構成要素335は、ダイナミックホスト構成プロトコル(DHCP)として描かれているが、これはアドレス分析メカニズムを提供する一つの方法である。
無線データネットワーク345の中央内部構成要素は、ネットワークルータ315である。一般に、ネットワークルータ315は、特定のネットワーク特有のものであるが、代替的に、標準的な市販のハードウェアからも構成され得る。ネットワークルータ315の目的は、比較的大きなネットワークで実行されている何千もの基地局320を、ネットワークエントリ点305に戻る長距離接続のため、中央ロケーションに中央化することである。ネットワークにおいて、ネットワークルータ315の多数の階層があり、マスターとスレーブのネットワークルータ315が存在する場合もあり得る。しかし、これらの場合いずれも、機能は同様である。しばしば、ネットワークルータ315は、ネームサーバ307(ここに示されている場合、インターネットで使われるよなダイナミックネームサーバ(DNS)307)にアクセスし、データメッセージをルーティングして、目的地を照合する。基地局320は、上述のように、移動局200のような移動局への無線リンクを提供する。
無線トンネル325のような無線ネットワークトンネルは、IPパケットのデリバー用に、必要なメモリ、ルーティング、アドレスリソースを割り当てるため、無線ネットワーク345の至るところで、開かれている。GPRSにおいて、このようなトンネル325は、「PDPコンテクスト」(すなわち、データセッション)と称されるもの一部として、確立される。無線トンネル325を開くためには、移動局200は、無線ネットワーク345と関連した特定技術を使わなくてはならない。このような無線トンネル325を開くステップには、ドメインを指示する移動局200、または、ネットワークエントリ点305が無線トンネル325を開きたいと願うエントリ点305を要求し得る。本例において、トンネルは、まず、ネットワークルータ315に到達する。このルータ315は、どのネットワークエントリ点305が、提供されたドメインとマッチするかを決定するため、ネームサーバ307を使う。多数の無線トンネルが、冗長性のために、あるいは、ネットワークにある異なるゲートウェーやサービスにアクセスするために、一つの移動局200から開かれ得る。一度、ドメインネームが見つかると、トンネルはネットワークエントリ点305に拡がり、必要なリソースは、その途中にあるノードのそれぞれに割り当てられる。次いで、ネットワークエントリ点305は、アドレス分析(またはDHCP335)構成要素を使い、移動局200に対して、IPアドレスを割り当てる。IPアドレスが、移動局200に割り当てられ、ゲートウェー340に通信されたとき、ようやく、情報はゲートウェー340から移動局200に転送され得る。
無線トンネル325は、典型的には、移動局200のカバー圏のプロファイルと活動状況に依存し、限られた寿命を有する。無線ネットワーク345は、不活動な時間またはカバー圏外にある時間が、ある期間を過ぎると、無線トンネル325を取り外す。これは、無線トンネル325によって保たれたリソースを、他のユーザのために、取り戻すためである。この主たる理由は、無線トンネル325が最初に開かれたときに、一時的に移動局200に保存されたIPアドレスを再要求するからである。一度、IPアドレスが失われ、無線トンネル325が取り外されると、ゲートウェー340は、伝送制御プロトコル(TCP)上であれ、ユーザデータプロトコル(UDP)上であれ、移動局200にIPデータパケットを起動する能力を全て失う。
本アプリケーションにおいて、「IPベースの無線ネットワーク」(無線通信ネットワークの一つの特定なタイプ)は、(1)Qualcommによって開発され、運営されている符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、(2)欧州郵便電気通信主官庁会議,(CEPT)の規格委員会によって開発された移動通信グローバルシステム(GSM)とともに使われ、CEPTによって開発された汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワーク、(3)GSM進化用エンハンストデータレート(EDGE)や国際移動電気通信システム(UTMS)などの将来の第三世代(3G)ネットワークを含み得るが、これらに限定されない。特定のIPベースの無線ネットワークがここまでに記載されてきたが、本出願の通信再確立スキームは、無線パケットデータネットワークの任意のふさわしいタイプで利用され得ることは、理解されるべきである。
図3と関連して示し、記載された構造基盤は、同じ地理的領域において提供され、利用可能な多数の異なる通信ネットワークの各一を代表し得る。これら通信ネットワークの一つは、移動局によって選択され、通信のために、自動または手動で選択される。
図4は、移動局200が、「B」国にある訪問先ネットワーク406に現在登録され、このネットワーク406を介して通信中で、それに引き続き、「A」国内にある自身の国内ネットワーク402が利用可能となる場合を示す図である。国境450がA国とB国とを分離している。A国の国内ネットワーク402は、基地局404を有し、移動局200はこの基地局404を介して通信し得る。国内ネットワーク402は、第一の移動国コード(MCC)と第一の移動ネットワークコード(MNC)とに、関連する。第一のMCCは、A国に対応する。一方、B国にある訪問先ネットワーク406は、基地局408を有し、移動局200はこの基地局408を介して通信し得る。訪問先ネットワーク406は、第二のMCCと第二のMNCとに、関連する。第二のMCCは、B国に対応し、第一のMCCとは異なる。MNC/MCCのペアは、任意のネットワークを一意的に識別する。このペアは、基地局によって同報通信され、走査動作中に、移動局200によって受信される。
移動局200が、B国の訪問先ネットワーク406によって、サービス開始された状況を考える。仕様に則って、周期的な走査中に、移動局200は、現在の「サービス対象」B国にない任意のネットワークの選択を考えてはならない。すなわち、移動局200は、訪問先ネットワーク406の第二のMCCを同報通信しない任意のネットワークを選択してはならない。この動作は、二国(例えば、A国とB国)の国境(例えば、国境450)において、移動局200が両国からのネットワークを「見る」ことのできる場で、重大な問題を引き起こす。このシナリオにおいて、移動局200は、その移動局の現在のサービス対象ネットワークのMCCと異なるMCCを有する全てのネットワーク(移動局自身の国内ネットワーク402を含む)を無視して動作する。
図5は、現在の標準に基づく通信ネットワーク選択方法を、さらに記載する流れ図である。このような従来型動作は、ETSI仕様文書23.122に記載されている。スタートブロック502から始まり、移動局はB国の訪問先ネットワーク(例えば、図4の訪問先ネットワーク406)で動作する(ステップ504)。B国の訪問先ネットワークは、移動局の国内ネットワークではない。国内ネットワークは第一のMCCを有し、訪問先ネットワークは第一のMCCとは異なる第二のMCCを有する。
移動局はその国内ネットワークで動作していないから、周期的に「国内ネットワークタイマー」(またはHPLMNタイマー)がセットされ、移動局がその国内ネットワークを求め、周期的走査を実行し得るように稼動している。国内ネットワークタイマーが期限満了にならない(ステップ506)と、移動局はこのような期限満了になるのを待ち続ける。国内ネットワークタイマーが、ステップ506で期限満了になると、移動局はそのカバーエリア圏内にある利用可能な全てのネットワークを識別するために、走査動作を実行する(ステップ508)。利用可能なネットワークは、国境沿いのA国内にある移動局の国内ネットワーク(例えば、図4の国内ネットワーク402)をも含み得ることには留意されたい。
現在の標準によると、移動局は、ネットワーク選択技術(例えば、優先化ネットワークリストに基づく)を用いて、B国内のこれらのネットワークから選択しなくてはならない(ステップ510)。A国の国内ネットワークが利用可能でも、これら現在の標準で示されるステップ510では、移動局はこの国内ネットワークを選択しない。現在の標準は、MCCが以前に使ったネットワークのMCCとマッチすべきことを要求する。しかし、このシナリオにおいては、そうではない。このように、国内ネットワークは、ステップ510で、移動局によって選択されない。国内ネットワークタイマーは再セットされ(ステップ512)、そして、本方法はステップ506に戻り続ける。国内ネットワークタイマーが、引き続き、期限満了になると、移動局は再びA国の国内ネットワークを選択し損なう。
図6は、国境地域において、国内ネットワーク優先化を有する通信ネットワーク選択方法を記載する流れ図である。このような方法は、図1〜図4と関連して示され、述べられたデバイスや構成要素と結び付けられて、用いられ得る。例えば、ステップは、図2の移動局200のマイクロプロセッサ238や通信サブシステム211によって、実行され得る。図6のスタートブロック602から始まり、移動局は、B国の訪問先ネットワークで動作する(ステップ604)(例えば、図4の訪問先ネットワーク406)B国の訪問先ネットワークは、移動局の国内ネットワークではない。国内ネットワークは第一のMCCを有し、訪問先ネットワークは、第一のMCCと異なる第二のMCCを有する。
移動局はその国内ネットワークで動作していないから、周期的に「国内ネットワークタイマー」(またはHPLMNタイマー)がセットされ、移動局がその国内ネットワークを求め、周期的走査を実行し得るように稼動している。国内ネットワークタイマーが期限満了にならない(ステップ606)と、移動局はこのような期限満了になるのを待ち続ける。国内ネットワークタイマーが、ステップ606で期限満了になると、移動局はそのカバーエリア圏内にある利用可能な全てのネットワークを識別するために、走査動作を実行する(ステップ608)。利用可能なネットワークは、国境沿いのA国内にある移動局の国内ネットワーク(例えば、図4の国内ネットワーク402)をも含み得る。
本技術において、移動局は、利用可能なネットワークの走査リストを国内ネットワークと比較し、国内ネットワークが利用可能であるかどうかを識別する(ステップ610)。移動局は、国内MNC/MCCペアと、走査リストのMNC/MCCペアを比較して、この識別を行う。国内ネットワークがステップ610でテストされた結果、利用可能であるなら、移動局は国内ネットワークを選択し、登録する(ステップ612)。国内ネットワークのMCCは、移動局が以前に動作していた訪問先ネットワークのMCCと異なるという事実にも関わらず、国内ネットワークが選択される。ステップ610で、国内ネットワークが利用可能であるないなら、移動局は、ネットワーク選択技術(例えば、その優先化ネットワークリストに基づく)を用いて、B国のこれらネットワークから選択する(ステップ614)。国内ネットワークが利用可能でないとき、同じ訪問先ネットワークが利用可能であると仮定すると、移動局は、訪問先ネットワークで動作し続ける。タイマーは、ここでリセットされ(ステップ616)、この方法はステップ606へと繰り返す。
このユニークな動作は、国境地域において、移動局が双方の国からネットワークを「見る」ことができるときに生じた問題を解決する点で有利である。移動局は、もはや、自身の国内ネットワークを無視して動作することはない。ここで、その移動局自身の国内ネットワークは、上述のシナリオにおけるその現在サービス対象ネットワークのMCCと異なるMCCを有する。
最終コメント。国境地域において国内ネットワークを優先化するネットワーク選択方法と選択装置が、上記で述べられてきた。上述した一つの説明例において、移動局は、国内MCCを有する国内通信ネットワークと関連している。しかしながら、移動局は、国内ネットワークの国の外にある場合、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。タイマーが期限満了すると、移動局は、移動局が動作する範囲のカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために走査する。国内MCCを有する国内通信ネットワークが、利用可能であると識別されると、移動局は、国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。さもなくば、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークが、利用可能であると識別されると、移動局は、非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。
国内MCCを有する国内通信ネットワークと関連する移動局によって、通信ネットワークを選択する関連方法は、訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する行為と、移動局の動作範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査する行為とを包含する。そして、国内MCCを有する国内通信ネットワークが、走査によって利用可能であると識別されたら、国内通信ネットワークを選択し、それとともに作動する。
通信システムは、第一の国と関連する第一のMCCを有する第一の通信ネットワークと、第二の国と関連する第二のMCCを有する第二の通信ネットワークとを備える。第一の通信ネットワークと第二の通信ネットワークで動作可能な1以上の移動局は、その国内通信ネットワークとして指定された第一の通信ネットワークを有する。その1以上の移動局は、第二のMCCを有する第二の通信ネットワークを選択し、それとともに作動するように、タイマーの期限満了後、移動局の作動範囲にあるカバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために、走査するように、動作する。これは、第一のMCCを有する第一の通信ネットワークが、その走査によって利用可能であると識別された場合、第一の通信ネットワークを選択し、それとともに作動するように、および、さもなくば、第二のMCCを有する第二の通信ネットワークが、その走査によって利用可能であると識別された場合、第二の通信ネットワークを選択し、それとともに作動するように、動作することによる。
上述した本発明の実施形態は、実施例として、意図されている。ここに添付した請求項によってのみ定義される本発明の範囲から逸脱しない範囲で、特定の実施形態に、改変、変更およびバリエーションは、当業者によって実行され得る。
(産業上の応用)
本発明は、ネットワーク選択方法と選択機器とを提供する。

Claims (15)

  1. 国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連する移動局によって通信ネットワークを選択する方法であって、
    該方法は、
    訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、該非国内通信ネットワークとともに作動することであって、該訪問先MCCは、該国内通信ネットワークの国内MCCとは異なる、ことと、
    該訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークとともに作動することに応答して、周期的な国内公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)タイマーをセットし、実行することと、
    該訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークとともに作動している間において該周期的なHPLMNタイマーの各期限満了に応答して、
    カバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために走査することであって、該移動局は、該カバーエリア内で動作している、ことと、
    走査のステップから、該複数の通信ネットワークと関連する複数の移動ネットワークコード(MNC)およびMCCのペアを受け取ることと、
    該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別された場合には、該国内通信ネットワークを選択し、該国内通信ネットワークとともに作動することと、
    該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別されなかった場合で、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別された場合に、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークとの作動を継続することと、
    該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別されなかった場合で、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが該走査によって利用可能でないと識別された場合に、該移動局の優先順位の付けられたネットワークリストに基づいて該複数の通信ネットワークのうちの1つを選択することと
    を包含する、方法。
  2. 前記国内MCCは、第一の国と関連し、前記訪問先MCCは、該第一の国と国境を共有する第二の国と関連する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記優先順位の付けられたネットワークリストは、優先公衆陸上移動ネットワーク(PPLMN)リストを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記通信ネットワークは、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記通信ネットワークは、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、請求項1に記載の方法。
  6. 国内移動国コード(MCC)を有する国内通信ネットワークと関連する移動局であって、該移動局は、
    無線トランシーバと、
    該無線トランシーバに結合されたアンテナと、
    該無線トランシーバに結合された1つ以上のプロセッサと
    を備え、
    該1つ以上のプロセッサは、
    訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークを選択し、該非国内通信ネットワークとともに作動することであって、該訪問先MCCは、該国内通信ネットワークの国内MCCとは異なる、ことと、
    該訪問先MCCを有する非国内通信ネットワークとともに作動することに応答して、周期的な国内公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)タイマーをセットし、実行することと、
    該該周期的なHPLMNタイマーの各期限満了に応答して、
    カバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために走査することであって、該移動局は、該カバーエリア内で動作している、ことと、
    走査のステップから、該複数の通信ネットワークと関連する複数の移動ネットワークコード(MNC)およびMCCのペアを受け取ることと、
    該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別された場合には、該国内通信ネットワークを選択し、該国内通信ネットワークとともに作動することと、
    該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別されなかった場合で、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別された場合に、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークとの作動を継続することと、
    該国内MCCを有する該国内通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別されなかった場合で、該訪問先MCCを有する該非国内通信ネットワークが該走査によって利用可能でないと識別された場合に、該移動局の優先順位の付けられたネットワークリストに基づいて該複数の通信ネットワークのうちの1つを選択することと
    によって、通信のために介する通信ネットワークを選択するように構成されている、移動局。
  7. 前記国内MCCは、第一の国と関連し、前記訪問先MCCは、該第一の国と国境を共有する第二の国と関連する、請求項6に記載の移動局。
  8. 前記優先順位の付けられたネットワークリストは、優先公衆陸上移動ネットワーク(PPLMN)リストを含む、請求項6に記載の移動局。
  9. 前記通信ネットワークは、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を含む、請求項6に記載の移動局。
  10. 前記通信ネットワークは、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、請求項6に記載の移動局。
  11. 第一の国と関連する第一の移動国コード(MCC)を有する第一の通信ネットワークと、
    第二の国と関連する第二のMCCを有する第二の通信ネットワークと、
    該第一の通信ネットワークおよび該第二の通信ネットワークで動作可能な1つ以上の移動局と
    を備える、通信システムであって、
    該1つ以上の移動局は、該第一の通信ネットワークを該1つ以上の移動局の通信ネットワークとして指定しており、
    該1つ以上の移動局は、
    該第一のMCCとは異なる該第二のMCCを有する該第二の通信ネットワークを選択し、該第二の通信ネットワークとともに作動することと、
    該第二のMCCを有する第二の通信ネットワークとともに作動することに応答して、周期的な国内公衆陸上移動ネットワーク(HPLMN)タイマーをセットし、実行することと、
    該第二のMCCを有する第二の通信ネットワークとともに作動している間において該周期的なHPLMNタイマーの各期限満了に応答して、
    カバーエリア内の複数の通信ネットワークを識別するために走査することであって、該移動局は、該カバーエリア内で動作している、ことと、
    該走査から、該複数の通信ネットワークと関連する複数の移動ネットワークコード(MNC)およびMCCのペアを受け取ることと、
    該第一のMCCを有する該第一の通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別された場合には、該第一の通信ネットワークを選択し、該第一の通信ネットワークとともに作動することと、
    該第一のMCCを有する該第一の通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別されなかった場合で、該第二のMCCを有する該第二の通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別された場合に、該第二のMCCを有する該第二の通信ネットワークとの作動を継続することと、
    該第一のMCCを有する該第一の通信ネットワークが該走査によって利用可能であると識別されなかった場合で、該第二のMCCを有する該第二の通信ネットワークが該走査によって利用可能でないと識別された場合に、該移動局の優先順位の付けられたネットワークリストに基づいて該複数の通信ネットワークのうちの1つを選択することと
    を実行するように動作する、通信システム。
  12. 前記第一の国は、前記第二の国と国境を共有する、請求項11に記載の通信システム。
  13. 前記優先順位の付けられたネットワークリストは、優先公衆陸上移動ネットワーク(PPLMN)リストを含む、請求項11に記載の通信システム。
  14. 前記通信ネットワークは、公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)を含む、請求項11に記載の通信システム。
  15. 前記通信ネットワークは、移動通信グローバルシステム(GSM)に従って動作する、請求項11に記載の通信システム。
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