JP2010077633A - 排水管カバー - Google Patents

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Mitsuhisa Fujino
光久 藤野
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Abstract


【課題】竪樋用の排水管カバーにおいて、排水管カバーと排水管との間がガタツキ少なく保持できる排水管カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】排水管カバー10は円筒部11とカバー部12から成り、円筒部11の上端部11aに竪樋13の下端部13aを挿入し、円筒部11の下端部11dが排水管14に挿入される。カバー部12はドーナツ円形状の天面部12aと、天面部12aの外周縁12bに側面部12cが形成される。排水管カバー10と排水管14の間のガタツキが生じないようにカバー部12の天面部12aの裏面に五組の突起16が直径Q=3mmの円柱状に形成される。突起16は天面部12aの中心Pと同心円周上に角度α=72度の正五角形状に形成し、排水管14の外側面14bに沿って設けられる。このため、突起16によって排水管14の外側面14bをガタなく拘束することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物に用いられる竪樋用の排水管カバーに関し、詳しくは、排水管カバーと排水管の水平方向のガタツキを少なくする排水管カバーに関する。
従来、竪樋の取付現場においては、竪樋の上端部を予め軒樋に連結した状態で下端部を所定の位置で切断し、この下端部に排水管カバーを挿入した後に排水管カバーを下方にスライドして排水管に装着している。ところが、排水管と竪樋の軸心がずれていると竪樋と排水管を連通させることが困難であった。
この問題を解決する方法が特許文献1に開示されている。図5に示すように、竪樋2の下端部と、地中に埋設された排水管3の上端部31との間に排水管カバー4が介在されて竪樋2と排水管3が連通される。なお、竪樋2の軸心62と排水管3の軸心63は同心である。排水管カバー4は円筒部41と、この円筒部41に円錐状テーパー面を介して同心状に連結された断面円形のカバー部42とから形成される。化粧カバー部42の下端面は円筒部41の下端面より突設される。
排水管3に備えるアダプター5は先細りの短円筒状であり、上端受け口51の内径は排水管カバー4の円筒部41の外径の約1.5倍の大径で、下端差し口52の外径は排水管3の上端部31の内径よりわずか小径である。アダプター5の高さ方向の長さは、排水管カバー4の円筒部41の下端面と排水管3の上端面との間隔より、受け口51および差し口52の長さ分だけ長く形成される。受け口51および差し口52の軸は同心である。
排水管3の上端部31にアダプター5の差し口52が挿入され、受け口51内に排水管カバー4の円筒部41の下端部が位置するように配設されることにより、竪樋2と排水管3とが排水管カバー4およびアダプター5を介して連通される。このとき、アダプター5の受け口51の内径が排水管カバー4の円筒部41の外径より大きいので、排水管3と竪樋2の軸心がずれている場合でも同一のアダプター5を適用して竪樋2と排水管3とを連通させることができる。
特開平8−284344号公報
ところが、風等の外力で水平方向にガタツクため安定性が不足するという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来技術の問題に鑑みなされたものであって、竪樋用の排水管カバーにおいて、排水管カバーと排水管との間でガタツキ少なく保持できる排水管カバーを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上端部に竪樋を挿入し下端部が円筒状の排水管に挿入される円筒部と、この円筒部に固着されて前記排水管を蔽囲するカバー部と、から成る排水管カバーであって、前記排水管の上端部の外側面を拘束するように前記カバー部の裏面に突起を少なくとも三組備え、前記突起は前記円筒部と同心で同一円周上に形成されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記排水管の上端部の外側面を拘束するように前記カバー部の裏面に突起を少なくとも三組備え、前記突起は前記円筒部と同心で同一円周上に形成される。このため、前記カバー部を前記排水管に同心の状態に覆ったときに少なくとも三組の突起が前記排水管の外側面を囲んで拘束する状態になるので、前記カバー部を前記排水管にガタツキ無く安定して保持することができる。
また、前記排水管カバーと排水管が偏心している場合でも、隣接する二組の突起を用いて前記排水管の内側面を保持するとともにこの二組の係止突起に対向する前記排水管の内側面を前記筒状部で保持することで前記排水管の内側面が三点保持された状態となるので、前記カバー部を前記排水管に安定してガタツキなく保持することができる。
以下に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
<排水管カバーの構成>
図1、図2、図3に示すように、排水管カバー10は円筒部11とカバー部12から成る。円筒部11は異径連通管で上端部11aから第一中間部11bまで高さH1=120mm、外径T4=67mmで形成され、第一中間部11bから第二中間部11cまで高さH2=4mmで下降する間に外径T4=67mmから外径T2=53mmまで徐々に縮径するとともに下端部11dまで高さS1=36mm、外径T2=53mmの円筒で形成される。
上端部11aから第一中間部11bまでの円筒部11の内面には下方向に内径が徐々に狭く成るようにテーパーが形成され、円筒部11の上端部11aから竪樋13(直径T5)の下部13aを挿入する際に、このテーパーによって竪樋13は円筒部11に挿入し易く且つ固着し易くなっている。そして、円筒部11の下端部11dは下端部11dが地面Gレベルより下方となるように排水管14に挿入される。排水管14は硬質塩化ビニール管であるVP(塩ビ厚肉管)やVU(塩ビ薄肉管)で三種類の呼び径VU50、VU/VP65、VU/VP75が用いられるので、排水管カバー10は排水管14の三種類の外径T1=60mm、76mm、89mmに対応するように形成される。
カバー部12は円形ドーナツ状の天面部12a(内径T2=53mm、内径T3=94mm)と、天面部12aの外周縁12bから高さS3=16mmで形成される側面部12cとから成る。ここで、天面部12aは円筒部11の中間部11bの位置に固着され、天面部12aは外周縁12bに向かって徐々に下降し、側面部12cは地面Gに向かって徐々に裾広がりに形成される。
排水管14の上端部14aが地面Gから高さS2で突出するとともに、排水管14に円筒部11の下端部11dが挿入された状態で上端部14aがカバー部12の高さS3内に納まるように、高さS1>高さS3>高さS2の関係に形成される。
そして、排水管カバー10と排水管14の間にガタツキが生じないように、排水管14を拘束するための突起16が排水管カバー10に設けられる。突起16は直径Q=3mmの円柱状で、円形ドーナツ状の天面部12aの裏面における略中央部で同じ円周上(直径T)に五組設けられ、五組の突起16は天面部12aの中心Pと同心で角度α=72度の正五角形状に形成される。より詳しくは、突起16が排水管14を拘束するために、排水管14の外側面14b(直径T1=76mm)に沿うような円周上に五組設けられるので、直径T=T1+Q=79mmである。
排水管カバー10や突起16は耐腐食性を考慮してステンレス材や亜鉛鍍金鋼板や硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹脂が用いられる。
<排水管カバーの作用>
「排水管14の外径T1=76mm場合」
図3に示すように、カバー部12が排水管14(外径T1=76mm)を覆ったときに五組の突起16が直径T=79mmの円周上に配置されるので、五組の突起16が排水管14の外側面14bを囲んで拘束するので、カバー部12を排水管14にガタツキ無く安定して保持することができる。なお、突起16の数は最低三組設ければ排水管14の外側面14bをガタツクことなく拘束することができる。より詳しくは、三組の突起16で形成される三角形領域の中に天面部12aの中心Pを包含するように三組の突起16を配置すると、三組の突起16によって排水管14の外側面14bを囲んで拘束することができる。
「排水管14の外径T1=76mmで、カバー部12と偏心する場合」
図4に示すように、カバー部12と排水管14のそれぞれの中心P、P1が間隔9mmで偏心する場合、排水管14とカバー部12の側面部12cとの間に最大で隙間H=18mmが生じる。この場合、二組の隣接する突起16aで排水管14の内側面を保持するとともに、二組の突起16aに対向する排水管14の内側面14cで円筒部11を保持することで排水管14の内側面14cが三点保持された状態となるので、排水管14にカバー部12をガタツキ少なくして保持することができる。
「排水管14の外径T1=89mmの場合」
排水管14の直径が大きく外径T1=89mmの場合は、天面部12aの内径T3=94mmなので側面部12cとの隙間5mmでガタツキが少ないので、突起16を使用しなくても排水管14は排水管カバー10の側面部12cに保持できる。
「排水管14の外径T1=60mmの場合」
排水管14の直径が小さく外径T1=60mmの場合は、円筒部11の下端部11c側の外径T2=53mmなので、円筒部11との隙間7mmでガタツキが少ないので、突起16を使用しなくても排水管14を排水管カバー10の円筒部11で保持できる。
上記のように、直径の異なる三種類の排水管14に対して排水管カバー10が共通使用できるので、排水管カバー10の在庫を減らせるためコストダウンできる。
なお、突起16の数が6組以上に増えればカバー部12と排水管14のガタツキをさらに小さくできるが突起16間のピッチが狭くなるので排水管14を隣接する突起16間に保持することが困難となる。逆に、突起16の数を減らせば排水管14を隣接する突起16間に保持し易くなるがガタツキが大きくなる。このため、突起16の数は最大で6組ぐらいが実用的上限である。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
たとえば、排水管カバー10の円筒部11は異径連通管でなく上端部11aから下端部11cまで同径円筒で形成してもよい。円筒部11の内面にテーパーが形成されない場合もある。円柱状の突起16は自由端にかけて若干先細りに形成すると排水管14の外側面14bに沿ってスライド挿入し易くなる。突起16の直径はQ=3mmに拘らない。円柱状排水管カバー10は竪樋13の断面形状に対応して円筒形状以外に矩形筒形状でも使用できる。
本発明の実施形態における、排水管カバー10と竪樋13と排水管14の組付け状態を示す側面断面図である。 本発明の実施形態における、排水管カバー10の下方から見た斜視図である。 本発明の実施形態における、図1のA−A断面矢視図である。 本発明の実施形態における、図3において、カバー部12と排水管14が偏心している場合の排水管14と突起16の関係を示す図である。 従来例における、排水管カバー4の状態を示す側面断面図である。
符号の説明
10 排水管カバー
11 円筒部
11a 上端部
11d 下端部
12 カバー部
12a 天面部
12b 外周縁
12c 側面部
13 竪樋
13a 下端部
14 排水管
14b 外側面
16 突起

Claims (1)

  1. 上端部に竪樋を挿入し下端部が円筒状の排水管に挿入される円筒部と、この円筒部に固着されて前記排水管を蔽囲するカバー部と、から成る排水管カバーであって、
    前記排水管の上端部の外側面を拘束するように前記カバー部の裏面に突起を少なくとも三組備え、前記突起は前記円筒部と同心で同一円周上に形成されることを特徴とする排水管カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104961A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 排水管カバー
JP2019007136A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 積水化学工業株式会社 雨水排水装置

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