JP2010074663A - 自己診断機能を有する電子機器、電子機器の自己診断処理方法、およびプログラム - Google Patents

自己診断機能を有する電子機器、電子機器の自己診断処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器の故障原因を効率的に特定可能な自己診断機能を有する電子機器を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機10の内部の診断対象に対して診断処理を行う診断実行部44と、診断処理により検出された診断対象の異常に関して、複数の項目からなる異常情報を記録するし、異常情報に含まれる複数の項目から選択された所定の項目を基準として、記録された複数の異常情報に対してソート処理を行う診断結果処理部46と、ソート処理された複数の異常情報をソート処理された順序で表示する表示制御部48と、を備える。これにより、ユーザは、異なる項目を選択し、選択した項目によりソート処理されて表示される複数の異常情報に基づいて、異常の発生傾向を多角的な観点から分析可能となり、電子機器の故障原因を効率的に特定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自己診断機能を有する電子機器、電子機器の自己診断処理方法、およびプログラムに関する。
従来、テレビジョン受像機、モニタ装置、液晶プロジェクタ、測定機器等、自己診断機能を有する電子機器が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
この種の電子機器は、電子機器の内部に生じている異常を自己診断処理により検出すると、異常の種類、種類毎の発生頻度、異常の発生日時等、異常に関する情報(以下では、適宜、異常情報とも称する。)をメモリ等に順次記録する。そして、電子機器は、所定のユーザ操作等に応じて、メモリに記録されている異常情報を読み出して、異常の発生日時の順序で表示する。これにより、電子機器の保守・修理者であるユーザは、電子機器に表示される異常情報を分析することで、故障原因を特定し、故障原因に応じて適切な保守・修理を行う。
特許第3721568号公報
しかし、電子機器の高機能化に伴って、電子機器に発生する異常の種類が多様化し、異常情報の情報量も増加することで、異常情報の分析自体も複雑化している。従来の自己診断処理方法によれば、ユーザは、発生日時の順序で表示される異常情報のみでは、異常の発生傾向を時系列的な観点からしか分析できない。そして、異常の発生傾向を、例えば異常の種類または発生頻度等、他の観点から分析し、故障原因の特定に有益な情報を容易に得ることができない。このため、ユーザは、異常の発生傾向を多角的な観点から分析できず、故障原因を効率的に特定することが困難となる場合がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子機器の故障原因を効率的に特定可能な、新規かつ改良された、自己診断機能を有する電子機器、電子機器の自己診断処理方法、およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、電子機器の内部の診断対象に対して診断処理を行う診断処理部と、診断処理により検出された診断対象の異常に関して、複数の項目からなる異常情報を記録する記録処理部と、異常情報に含まれる複数の項目から選択された所定の項目を基準として、記録された複数の異常情報に対してソート処理を行うソート処理部と、ソート処理された複数の異常情報をソート処理された順序で表示する表示処理部と、を備える、自己診断機能を有する電子機器が提供される。
かかる構成によれば、電子機器は、異常情報に含まれる複数の項目から選択された所定の項目を基準として、複数の異常情報をソート処理して表示する。これにより、ユーザは、異なる項目を選択し、選択した項目によりソート処理されて表示される複数の異常情報に基づいて、異常の発生傾向を多角的な観点から分析可能となり、電子機器の故障原因を効率的に特定することができる。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によれば、電子機器の内部の診断対象に対する診断処理により検出された診断対象の異常に関して、各々に複数の項目からなる予め記録された複数の異常情報に対して、異常情報に含まれる複数の項目から選択された所定の項目を基準としてソート処理を行うソート処理ステップと、ソート処理された複数の異常情報をソート処理された順序で表示する表示処理ステップと、を含む、電子機器の自己診断処理方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の第3の観点によれば、上記第2の観点による自己診断処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、電子機器の故障原因を効率的に特定可能な、自己診断機能を有する電子機器、電子機器の自己診断処理方法、およびプログラムを提供することができる。
以下に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[テレビジョン受像機10の構成]
まず、図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る自己診断機能を有する電子機器の一例であるテレビジョン受像機10の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機10の構成を示すブロック図である。なお、本発明は、テレビジョン受像機10に限らず、モニタ装置、液晶プロジェクタ、測定機器等、自己診断機能を有する各種の電子機器にも同様に適用可能である。
テレビジョン受像機10は、衛星波アンテナ50および地上波アンテナ52に接続される。テレビジョン受像機10は、衛星波チューナ部12、復調・誤り訂正部14、デマルチプレクサ16、AVデコーダ18、地上波チューナ部20、信号処理部22、画像・音声処理部24、表示部26、スピーカ28、診断対象30、自己診断処理部32、システムコントローラ34、内部メモリ36、フラッシュメモリ38、インタフェース部40、および書換え制御部42を有する。
ここで、診断対象30は、テレビジョン受像機10の内部の特定の構成要素を表すものではなく、自己診断処理の対象となる構成要素を概念的に表すものである。診断対象30は、例えば、信号処理部22、表示部26などの各構成要素、または特定の1以上のデバイス等である。
衛星波アンテナ50は、衛星デジタル放送を受信するためのアンテナであり、衛星からのデジタル放送信号を所定の周波数の放送信号に変換するダウンコンバータを有している。地上波アンテナ52は、アナログ/デジタル地上波放送を受信するためのアンテナである。
衛星波チューナ部12は、ダウンコンバータから入力される放送信号から所定のチャンネルの放送信号の中間周波数信号(IF信号)を取り出す。復調・誤り訂正部14は、衛星波チューナ部12から入力されるIF信号に対して復調・誤り訂正処理を行い、トランスポートストリーム(TS)をデマルチプレクサ16に出力する。デマルチプレクサ16は、復調・誤り訂正部14から入力されるTSから、所定のチャンネルで放送される番組のデータを分離し、AVデコーダ18に出力する。AVデコーダ18は、デマルチプレクサ16から入力されるデータから、映像信号および音声信号を復号処理し、復号処理後のデータを信号処理部22に出力する。
地上波チューナ部20は、地上波アンテナ52から入力される放送信号から所定のチャンネルの放送信号を取り出す。そして、地上波チューナ部20は、地上波アナログ放送の受信に際しては、放送信号中の映像信号および音声信号に対してアナログ復調処理を行い、復調処理後の信号を信号処理部22に出力する。また、地上波チューナ部20は、地上波デジタル放送の受信に際しては、衛星デジタル放送の受信に際してデジタル放送受信部(衛星波チューナ部12、復調・誤り訂正部14、デマルチプレクサ16、AVデコーダ18)により行われる処理と略同様の処理を行う。
信号処理部22は、AVデコーダ18または地上波チューナ部20から入力される映像信号および音声信号に対して信号処理を行い、信号処理後の映像信号および音声信号を画像・音声処理部24に出力する。画像・音声処理部24は、信号処理部22から入力される映像信号を表示部26に出力し、音声信号をスピーカ28に出力する。
自己診断処理部32は、例えば、テレビジョン受像機10の起動時、ユーザからの処理要求時、または自己診断処理が可能な状態で所定の周期毎に、テレビジョン受像機10の内部の診断対象30に対する自己診断処理を行う。システムコントローラ34は、例えば、フラッシュメモリ38に書き込まれたプログラムにより動作し、信号処理部22、画像・音声処理部24、表示部26、自己診断処理部32、内部メモリ36、およびインタフェース部40等を制御する。
フラッシュメモリ38は、システムコントローラ34に所定の制御プロセスを実行させるために必要なプログラム等のデータを格納している。インタフェース部40は、外部記録メディア54をテレビジョン受像機10に接続するためのインタフェースを提供し、テレビジョン受像機10と外部記録メディア54との間でデータの伝達を可能にする。書換え制御部42は、インタフェース部40を介して、外部記録メディア54に格納されているデータを読取り、読取りデータによりフラッシュメモリ38に格納されているデータを書換える。
[自己診断機能]
次に、図2を参照しながら、本実施形態に係るテレビジョン受像機10の自己診断機能について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機10の自己診断機能を説明するためのブロック図である。
図2には、図1に示したテレビジョン受像機10の構成要素の一部として、診断対象30、自己診断処理部32、システムコントローラ34、表示部26、内部メモリ36、およびコマンダ56が示されている。
診断対象30は、自己診断処理の対象を概念的に示しており、例えば、テレビジョン受像機10の内部の1以上のデバイス等を含み、自己診断処理の内容に応じて変化してもよい。
自己診断処理部32は、診断対象30に対する自己診断処理を実行する診断実行部44、診断結果の判定、異常情報の記録、異常情報のソート処理等を行う診断結果処理部46、および異常情報の表示を制御する表示制御部48を有する。ここで、診断実行部44は、診断処理部として機能する。診断結果処理部46は、記録処理部およびソート処理部として機能する。表示制御部48は、表示処理部として機能する。
システムコントローラ34は、フラッシュメモリ38からロードされるプログラムにより所定の制御プロセスを実行することで、自己診断処理部32、表示部26、内部メモリ36、インタフェース部40の動作を制御する。また、システムコントローラ34は、コマンダ56等を介して入力(受信)されるユーザからの処理要求に応じて、他の上記構成要素の動作を制御する。
表示部26は、自己診断処理部32からシステムコントローラ34を介して入力される異常情報を、番組の映像と同時に、または単独で表示する。内部メモリ36は、自己診断処理の診断結果から得られる異常情報を格納している。内部メモリ36は、不揮発性メモリであり、テレビジョン受像機10の電源が投入されていない状態でも、異常情報を保持する。コマンダ56は、例えば、チャンネルの選局処理、自己診断処理等、所定の処理をテレビジョン受像機10に実行させるための処理要求を、図示されていない受光部等を介してシステムコントローラ34に送信する。
診断実行部44は、動作可能な状態にある診断対象30に対して自己診断処理を行い、診断対象30の異常を検出する。ここで、診断対象30の異常とは、例えば、特定の診断対象30の電流、電圧の値等の診断項目がテレビジョン受像機10の仕様上の制限値を超えているような場合を意味し、特定の診断対象30の異常により電子機器が直ちに故障するような場合を意味するものではない。
診断結果処理部46は、自己診断処理の診断結果を判定し、診断結果が異常の検出を示していると判定すると、検出された異常に関する異常情報を不揮発性の内部メモリ36に記録する。異常情報は、検出された異常の種類、異常の種類毎の発生頻度、異常の発生日時等を含む。なお、内部メモリ36に記録されている異常情報は、必要に応じてユーザにより消去されるように構成されてもよい。
診断結果処理部46は、異常の発生日時の順序で異常情報を内部メモリ36に記録する。診断結果処理部46は、ユーザからの処理要求等に応じて、内部メモリ36から異常情報を読み出し、読み出した異常情報を表示部26に出力する。ここで、診断結果処理部46は、ユーザからの処理要求等に応じて、読み出した異常情報に対して、異常の種類、種類毎の発生頻度、発生日時等、所定の項目をソート基準としてソート処理を行い、ソート処理後の異常情報を表示制御部48に出力する。
表示制御部48は、診断結果処理部46から入力される異常情報を表示部26に出力する。表示制御部48は、診断結果処理部46から入力される異常情報に応じて、内部メモリ36に記録されている順序、または診断結果処理部46によりソート処理された順序で異常情報を表示部26に出力する。
[自己診断処理]
次に、図3、図4A〜4Cを参照しながら、本実施形態に係るテレビジョン受像機10による自己診断処理について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機10による自己診断処理を示すフロー図である。図4A〜4Cは、自己診断処理により検出された異常情報の表示例を示す図である。
まず、システムコントローラ34は、自己診断処理を実行すべきかを判断する(ステップS10)。システムコントローラ34は、処理を実行すべきであると判断すると、診断実行部44に処理の実行を指示し、処理を実行すべきでないと判断すると、ステップS10の処理に復帰する。ここで、自己診断処理は、例えば、テレビジョン受像機10の起動時、ユーザからの処理要求時、または自己診断処理が可能な状態で所定の周期毎に実行される。
処理の実行を指示されると、診断実行部44は、診断対象30に対する自己診断を実行する(S12)。ここで、診断対象30は、例えば、所定の周期毎に実行される処理では、主要なデバイスとして設定され、ユーザからの処理要求時に実行される処理では、全てのデバイスとして設定される等、自己診断処理の内容に応じて変化されてもよい。
診断実行部44は、全ての診断対象30に対する自己診断を完了すると、診断結果を診断結果処理部46に出力する。診断結果は、診断対象30毎に設定されている1以上の診断項目について、自己診断により異常が検出されたかを示す情報を含む。
診断結果を入力されると、診断結果処理部46は、診断結果に含まれる情報に基づいて、1以上の診断対象30について異常が検出されたかを判定する(S14)。診断結果処理部46は、異常が検出されたと判定すると、検出された異常についての異常情報を異常の発生日時の順序で内部メモリ36に記録する(S16)。一方、診断結果処理部46は、異常が検出されていないと判定すると、ステップS18の処理に移行する。
そして、異常情報が検出されて異常情報が内部メモリ36に記録され、または異常情報が検出されなければ、診断対象30に対する一連の自己診断処理が完了する。
ここで、異常情報は、検出された異常の種類、種類毎の発生頻度、発生日時等の情報を含む。また、異常情報は、例えば、異常の発生日時の前後でテレビジョン受像機10の内部で実行されていた処理に関する情報などの詳細情報を含んでもよい。異常情報に含まれる情報は、診断結果に含まれる情報自体を含んでもよく、診断結果に含まれる情報から処理された情報を含んでもよい。
一連の自己診断処理が完了すると、システムコントローラ34は、異常情報の表示処理を実行すべきかを判断する(S18)。システムコントローラ34は、処理を実行すべきであると判断すると、診断結果処理部46に処理の実行を指示し、処理を実行すべきでないと判断すると、ステップS10の処理に復帰する。ここで、表示処理は、例えば、ユーザからの処理要求時、または自己診断処理の完了後などに実行される。
処理の実行を指示されると、診断結果処理部46は、内部メモリ36から異常情報を読み出し、表示制御部48に出力する。表示制御部48は、内部メモリ36に記録されている順序で異常情報を表示部26に出力する。表示部26は、例えば図4に示すように、出力された順序(発生日時の昇順または降順)、つまり異常の発生日時の順序で異常情報を表示する(S20)。
図4Aには、発生日時の昇順で表示された異常情報が示されている。図4Aには、異常の種類(異常コード、異常名)、種類毎の発生頻度、発生日時(年月日および時分を表す12桁の数字)を含む異常情報が示されている。これにより、ユーザは、表示されている異常情報に基づいて、異常の発生傾向を時系列的な観点から分析することができる。
なお、全ての異常情報が表示部26の画面上に表示しきれない場合には、所定のユーザ操作等に応じて、表示されていない異常情報が続けて表示される。また、所定のユーザ操作等によって、ユーザにより選択されている異常情報の詳細情報が表示されたり、昇順の表示と降順の表示とが切替えられたりするようにしてもよい。
異常情報が表示されると、システムコントローラ34は、異常情報のソート処理に対するユーザからの処理要求を確認する(S22)。システムコントローラ34は、処理要求を確認すると、診断結果処理部46に処理の実行を指示し、処理要求を確認していなければ、ステップS28の処理に移行する。ユーザは、ソート処理に対する処理要求に際して、ソート基準となる所定の項目を選択する。ここで、所定の項目とは、異常情報として内部メモリ36に記録されている、例えば、異常の種類、種類毎の発生頻度、発生日時等の項目のうちのいずれかである。
処理の実行を指示されると、診断結果処理部46は、内部メモリ36から異常情報を読み出し、選択された所定の項目をソート基準としてソート処理を行う(S24)。そして、診断結果処理部46は、ソート処理後の異常情報を表示制御部48に出力する。
ソート処理後の異常情報を入力されると、表示制御部48は、ソート処理された順序で異常情報を表示部26に出力する。表示部26は、例えば図4Bまたは図4Cに示すように、出力された順序、つまりソート処理された順序で異常情報を表示する(S26)。
図4Bには、異常の種類が昇順で表示された異常情報が示されている。図4Cには、種類毎の発生頻度が高頻度から低頻度の順序で表示された異常情報が示されている。これにより、ユーザは、表示されている異常情報に基づいて、異常の発生傾向を異常の種類または種類毎の発生頻度の観点からも分析することができる。
ソート処理後の異常情報が表示されると、システムコントローラ34は、表示処理に対するユーザからの終了要求を確認する(S28)。システムコントローラ34は、所定のユーザ操作等により終了要求を確認すると、表示処理を終了し(S30)、ステップS10の処理に復帰し、終了要求を確認しなければ、ステップS22の処理に復帰する。
以上説明したように、本実施形態に係る診断処理方法によれば、テレビジョン受像機10は、異常情報に含まれる複数の項目のうちユーザに選択された所定の項目をソート基準として、複数の異常情報をソート処理して表示する。これにより、ユーザは、異なる項目をソート基準として選択し、異なるソート基準によりソート処理されて表示される複数の異常情報に基づいて、異常の発生傾向を多角的な観点から分析可能となり、電子機器の故障原因を効率的に特定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、本発明がテレビジョン受像機10に適用される場合について説明した。しかし、本発明は、テレビジョン受像機10に限らず、モニタ装置、液晶プロジェクタ、測定機器等、自己診断機能および異常情報を表示するための表示機能を有する各種の電子機器にも同様に適用可能である。
本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機の自己診断機能を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機による自己診断処理を示すフロー図である。 発生日時の順序で表示された異常情報の表示例を示す図である。 種類の順序で表示された異常情報の表示例を示す図である。 発生頻度の順序で表示された異常情報の表示例を示す図である。
符号の説明
10 テレビジョン受像機
32 自己診断処理部
44 診断実行部
46 診断結果処理部
48 表示制御部

Claims (5)

  1. 自己診断機能を有する電子機器であって、
    前記電子機器の内部の診断対象に対して診断処理を行う診断処理部と、
    前記診断処理により検出された前記診断対象の異常に関して、複数の項目からなる異常情報を記録する記録処理部と、
    前記異常情報に含まれる前記複数の項目から選択された所定の項目を基準として、前記記録された複数の異常情報に対してソート処理を行うソート処理部と、
    前記ソート処理された複数の異常情報をソート処理された順序で表示する表示処理部と、
    を備える、自己診断機能を有する電子機器。
  2. 前記異常情報は、前記診断対象の異常の種類、前記診断対象の異常の種類毎の発生頻度、前記診断対象の異常の発生日時のうち少なくとも2つ以上の項目からなる、請求項1に記載の自己診断機能を有する電子機器。
  3. 前記電子機器は、テレビジョン受像機である、請求項1に記載の自己診断機能を有する電子機器。
  4. 電子機器の自己診断処理方法であって、
    前記電子機器の内部の診断対象に対する診断処理により検出された前記診断対象の異常に関して、各々に複数の項目からなる予め記録された複数の異常情報に対して、前記異常情報に含まれる前記複数の項目から選択された所定の項目を基準としてソート処理を行うソート処理ステップと、
    前記ソート処理された複数の異常情報をソート処理された順序で表示する表示処理ステップと、
    を含む、電子機器の自己診断処理方法。
  5. 電子機器の自己診断処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電子機器の自己診断処理方法は、
    前記電子機器の内部の診断対象に対する診断処理により検出された前記診断対象の異常に関して、各々に複数の項目からなる予め記録された複数の異常情報に対して、前記異常情報に含まれる前記複数の項目から選択された所定の項目を基準としてソート処理を行うソート処理ステップと、
    前記ソート処理された複数の異常情報をソート処理された順序で表示する表示処理ステップと、
    を含むプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018164257A (ja) * 2018-04-09 2018-10-18 シャープ株式会社 表示装置および表示方法

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