JP2010073430A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用灯具では、光学上や見栄え上課題となる場合がある。
【解決手段】この発明は、半導体型光源3および給電ホルダ4および固定部材5がヒートシンク部材2の収容凹部57中に収容されている。半導体型光源3の発光体30がヒートシンク部材2の上面56とほぼ同一面に位置する。給電ホルダ4および固定部材5がヒートシンク部材2の上面56よりも下にもしくはヒートシンク部材2の上面56とほぼ同等の位置に位置する。この結果、この発明は、光学や見栄えが向上される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、光源としてたとえばLEDなどの半導体型光源を使用する車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、この車両用灯具について説明する。従来の車両用灯具は、開口を有する鉛直パネル部とユニット取付部とからなるブラケットと、合成樹脂製アッシーケース内にダイオードを収容したLEDアッシーとしての発光素子と、開口を介して発光素子をユニット取付部に固定保持する板状ばね部材と、を備え、発光素子のLEDアッシーケースのコネクタ挿着口に給電コネクタを装着してなるものである。従来の車両用灯具は、発光素子のLEDを発光点灯させると、LEDからの光が外部に照射されて外部を照明する。
ところが、従来の車両用灯具は、アッシーケース内にダイオードを収容してなる発光素子を、開口を介してユニット取付部に板状ばね部材により固定保持するものである。このために、従来の車両用灯具は、発光素子のダイオードがユニット取付部の上面より下に位置して、発光素子のアッシーケースや板状ばね部材がユニット取付部の上面より上に位置すると、アッシーケースや板状ばね部材がダイオードからの光の照射の妨げとなって光学上課題となる場合があり、しかも、灯具の正面側(前側)からアッシーケースや板状ばね部材が見えて見栄え上課題となる場合がある。
特開2007−48695号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来の車両用灯具では、光学上や見栄え上課題となる場合があるという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、上面に収容凹部が設けられているヒートシンク部材と、ヒートシンク部材の収容凹部の上面に載置されている半導体型光源と、半導体型光源をヒートシンク部材側に押さえかつ半導体型光源に給電する給電ホルダと、ヒートシンク部材に固定されていて給電ホルダをヒートシンク部材に固定してかつ半導体型光源を給電ホルダとヒートシンク部材との間に挟み込んで固定する固定部材と、を備え、半導体型光源および給電ホルダおよび固定部材がヒートシンク部材の収容凹部中に収容されていて、半導体型光源の発光体がヒートシンク部材の上面とほぼ同一面に位置し、給電ホルダおよび固定部材がヒートシンク部材の上面よりも下にもしくはヒートシンク部材の上面とほぼ同等の位置に位置する、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、半導体型光源が、基板と、基板に設けられている発光体および導電部材と、からなり、給電ホルダが、ヒートシンク部材の上面よりも下の位置で半導体型光源の導電部材に電気的に当接する導電性部材のコンタクトと、コンタクトを保持しかつヒートシンク部材の上面よりも下の位置で半導体型光源の基板をヒートシンク部材との間に挟み込んで固定する絶縁性部材のハウジングと、から構成されている、ことを特徴とする。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)は、ハウジングが、上下2段層からなる中央部と周縁部とであって、上面がヒートシンク部材の上面よりも下にもしくはヒートシンク部材の上面とほぼ同等の位置に位置する中央部と、上面が中央部の上面よりも下に位置する周縁部と、からなり、ハウジングの中央部には、半導体型光源が位置する開口部と、開口部の縁から突出して半導体型光源の導電部材に電気的に弾性当接するコンタクトの接続部と、半導体型光源の基板をヒートシンク部材側に押さえる押さえ凸部と、がそれぞれ設けられていて、ハウジングの周縁部の上面には、ハウジングをヒートシンク部材側に押える固定部材がカバーされていて、固定部材の上面がヒートシンク部材の上面よりも下に位置する、ことを特徴とする。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)は、ヒートシンク部材の収容凹部のうち半導体型光源が載置されている上面には、半導体型光源の一方向の位置を決める位置決め部と、位置決め部の位置決め方向に対して交差する方向にスプリング力が作用するスプリング部と、スプリング部のスプリング力作用方向に半導体型光源を挟んでスプリング部に対向していてスプリング部のスプリング力により半導体型光源が押し当てられるのを受ける受部と、がそれぞれ設けられていて、半導体型光源を間に挟み込んで相対向する給電ホルダとヒートシンク部材とには、ヒートシンク部材と給電ホルダの相互位置を決める位置決め部がそれぞれ設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、半導体型光源の発光体がヒートシンク部材の上面とほぼ同一面に位置し、給電ホルダおよび固定部材が半導体型光源の発光体およびヒートシンク部材の上面よりも下に位置するので、給電ホルダおよび固定部材が半導体型光源の発光体からの光の妨げとなるようなことが無く、光学上課題となる場合が無く、しかも、灯具の正面側(前側)から給電ホルダおよび固定部材が見えるようなことが無く、見栄え上課題となる場合が無い。このように、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、光学性能を満足することができ、光学系が向上され、しかも、意匠性が向上される。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、半導体型光源の発光体およびヒートシンク部材の上面よりも下の位置で、給電ホルダのコンタクトが半導体型光源の導電部材に電気的に当接し、かつ、給電ホルダのハウジングが半導体型光源の基板をヒートシンク部材との間に挟み込んで固定するものである。このために、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、給電ホルダのコンタクトおよびハウジングが半導体型光源の発光体からの光の妨げとなるようなことが無く、光学上課題となる場合が無く、しかも、灯具の正面側(前側)から給電ホルダおよび固定部材が見えるようなことが無く、見栄え上課題となる場合が無い。このように、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用灯具は、光学性能を満足することができ、光学系が向上され、しかも、意匠性が向上される。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、給電ホルダのハウジングが中央部と周縁部との上下2段層からなるので、給電ホルダのハウジングの周縁部の上面にカバーされている固定部材の上面が給電ホルダのハウジングの中央部の上面、すなわち、半導体型光源の発光体およびヒートシンク部材の上面よりも下にもしくはヒートシンク部材の上面とほぼ同等の位置に位置する。また、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、半導体型光源の発光体およびヒートシンク部材の上面よりも下の位置で、給電ホルダのハウジングの中央部のコンタクトの接続部が半導体型光源の導電部材に電気的に当接し、かつ、給電ホルダのハウジングの中央部の押さえ凸部が半導体型光源の基板をヒートシンク部材との間に挟み込んで固定する。このために、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、固定部材と給電ホルダのコンタクトおよびハウジングとが半導体型光源の発光体からの光の妨げとなるようなことが無く、光学上課題となる場合が無く、しかも、灯具の正面側(前側)から給電ホルダおよび固定部材が見えるようなことが無く、見栄え上課題となる場合が無い。このように、この発明(請求項3にかかる発明)の車両用灯具は、光学性能を満足することができ、光学系が向上され、しかも、意匠性が向上される。
さらにまた、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、ヒートシンク部材の位置決め部とスプリング部と受部とにより、ヒートシンク部材と半導体型光源とを位置決めすることができ、また、ヒートシンク部材と給電ホルダとの位置決め部により、ヒートシンク部材と給電ホルダとを位置決めすることができ、さらに、ヒートシンク部材を介して半導体型光源と給電ホルダとを位置決めすることができる。この結果、この発明(請求項4にかかる発明)の車両用灯具は、ヒートシンク部材と半導体型光源と給電ホルダとを相互に高精度に位置決めすることができ、しかも、高精度に位置決めされたヒートシンク部材と半導体型光源と給電ホルダとを固定部材により固定されるので、半導体型光源からの光を高精度に制御することができ、配光を高精度に制御することができる。
以下に、この発明にかかる車両用灯具の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、この明細書および特許請求の範囲において、「上」とは、この発明にかかる車両用灯具を組み付ける際において、引力方向の「上」である。さらに、この明細書および特許請求の範囲において、「上、下、前、後、左、右」とは、この発明にかかる車両用灯具を自動車に取り付けた際の自動車の「上、下、前、後、左、右」である。
以下、この実施例における車両用灯具の構成について説明する。図において、符号1は、この実施例における車両用灯具である。前記車両用灯具1は、たとえば、自動車用前照灯であって、プロジェクタタイプのユニット構造をなす。前記車両用灯具1は、図1〜図3に示すように、ヒートシンク部材2と、半導体型光源3と、給電ホルダ4と、固定部材5と、リフレクタ6と、投影レンズ7と、図示しない自動車用前照灯のランプハウジングおよびランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)と、から構成されている。
前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3および前記給電ホルダ4および前記固定部材5および前記リフレクタ6および前記投影レンズ7は、ランプユニットを構成する。1個もしくは複数個の前記ランプユニットは、自動車用前照灯の前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズにより区画されている灯室内に、たとえば光軸調整機構を介して配置されている。
前記ヒートシンク部材2は、たとえば、樹脂や金属性ダイカストなどの熱伝導率が高い材料からなる。前記ヒートシンク部材2は、図3に示すように、前部が半円筒形状のフレーム形状をなし、後部が直方体形状のブロック形状をなす。前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の上面56は、ほぼ平面をなし、かつ、前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の下部は、フィン形状をなす。一方、前記ヒートシンク部材2のフレーム形状の前部は、上半分が開口し、下半分が半円筒形に閉塞する。前記ヒートシンク部材2のフレーム形状の前部の閉塞部には、窓部64が設けられている。
図8、図10、図11に示すように、前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の上面56の後半部には、四角形の収容凹部57が設けられている。前記収容凹部57の上面58は、平面をなしていて、前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の上面56よりも一段下がっている。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57の上面58の中央には、四角形の載置台8が一体に設けられている。前記載置台8の上面59は、平面をなしていて、前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の上面56よりも一段下がっていて、かつ、前記収容凹部の上面58よりも一段上がっている。前記載置台8は、前記半導体型光源3の長方形の基板9とほぼ同等の四角形をなし、前記半導体型光源3の前記基板9が上から直接載置されるものである。なお、前記載置台8は、設けなくても良い。この場合においては、前記収容凹部57の上面58が載置面となる。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57の上面58のうち前記載置台8の後側の左右両側には、2個の四角柱形状の位置決め部(ストッパ)10、10がそれぞれ一体に設けられている。前記位置決め部10、10は、前記半導体型光源3の位置を決めるものであって、前記半導体型光源3の前記載置台8の上面59上における一方向、すなわち、左右方向の位置を決めるものである。2個の前記位置決め部10、10は、平面の一側面が対向していて、かつ、前記半導体型光源3の前記基板9の長辺の距離分離れている。2個の前記位置決め部10、10は、図11に示すように、相対向する側の上端部が傾斜面をなしていて、前記半導体型光源3を前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に載置し易いように構成されている。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57の上面58のうち前記載置台8の前側の中央部には、細長い四角形の収納溝11が設けられている。図9〜図11に示すように、前記収納溝11中には、U字形状のスプリングのスプリング部12が上から圧入されている。前記スプリング部12は、前記位置決め部10、10の位置決め方向(左右方向)に対して前記載置台8の上面59上において交差する方向、すなわち、前後方向にスプリング力が作用するものである。前記スプリング部12は、後側の垂直部の長さが前側の垂直部の長さよりも長く、前記後側の垂直部の上端部13が前記ヒートシンク部材2の前記載置台8の上面59から上に突出している。前記後側の垂直部の上端部13は、前側に若干傾斜していて、前記半導体型光源3を前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に載置し易いように構成されている。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57の上面58のうち前記載置台8の後側の中央部には、細長い四角柱形状の受部(ストッパ)14が一体に設けられている。前記受部14は、前記スプリング部12のスプリング力作用方向、すなわち、後方向に前記半導体型光源3を挟んで前記スプリング部12に対向していて、前記スプリング部12のスプリング力により前記半導体型光源3の前記基板9が押し当てられるのを受けるものである。前記受部14は、図11に示すように、前側の上端部が傾斜面をなしていて、前記半導体型光源3を前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に載置し易いように構成されている。
図3に示すように、前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の前半部の上端部には、シェード15が一体に設けられている。前記シェード15には、配光パターン(図示せず)のカットオフライン(図示せず)を形成するエッジ16が設けられている。前記エッジ16は、前記ヒートシンク部材2のフレーム形状の前部とブロック形状の後部との境に設けられている。前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部の上面56は、前記シェード15の上面でもある。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57のうち前記受部14よりも後側の部分には、凹形状の収納部17が設けられている。前記収納部17の上面60は、前記収容凹部57の上面58よりも一段下がっている。前記収納部17は、前記給電ホルダ4のうち少なくとも光源側コネクタ34を収納するものである。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57の上面58のうち前記載置台8の左右両側の中央部から若干離れた箇所には、位置決め部の円形凹部21、21がそれぞれ設けられている。前記円形凹部21、21は、前記給電ホルダ4の円形凸部22、22と共に、前記ヒートシンク部材2と前記給電ホルダ4の相互位置を決めるものである。図に示すように、前記2個の円形凹部21、21と前記2個の円形凸部22、22のうちの1個を長円形としても良いし、または、2個を円形としても良い。
前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57のうち、前記収容凹部57中に前記位置決め部(前記円形凹部21、21と前記円形凸部22、22)により位置決めされた状態で収容セットされている前記給電ホルダ4の給電固定部33の外側側面に相当する部分には、前記固定部材5の4枚の垂直板部50が挿入する挿入孔55が設けられている。図12に示すように、前記挿入孔55の途中の壁面には、段部形状の係合部54が設けられている。
前記半導体型光源3は、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源(この実施例ではLED)を使用する。前記半導体型光源3は、図3〜図7、図9〜図11に示すように、長方形の板形状の前記基板9と、前記基板9の一面(上面)に固定されている円形の板形状の台座23と、前記台座23の一面(上面)に固定されている微小な直方体形状の光源チップ(半導体チップ)の発光体30と、前記発光体30および前記台座23を覆う半球形状(ドーム形状)の光透過部材(レンズ)31と、前記基板9の一面(上面)の相対向する2辺すなわち左右両端部の中央にそれぞれ設けられている導電部材32、32と、から構成されている。前記半導体型光源3の前記発光体30は、図9に示すように、前記ヒートシンク部材2の上面56とほぼ同一面に位置する。
前記給電ホルダ4は、図3〜図6、図9〜図19に示すように、前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3の上にセットされているものであって、給電固定部33と、光源側コネクタ34と、からなる。前記給電ホルダ4の前記給電固定部33は、前記ヒートシンク部材2の前記収納凹部57の上面58のうち前側部分と後側部分とを除いた中間のほとんどの部分上に載置する大きさであって、前記載置台8および前記位置決め部10、10および前記収納溝11および前記受部14および前記円形凹部21、21を覆うことができ、かつ、前記挿入孔55を覆わない程度の大きさである。一方、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34は、前記ヒートシンク部材2の前記収納部17中に収納される大きさである。
前記給電ホルダ4の前記給電固定部33は、前記半導体型光源3を前記ヒートシンク部材2側に押さえ、かつ、前記半導体型光源3に給電するものである。また、前記給電ホルダ4の前記給電固定部33は、前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57中に収容されている。一方、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34は、前記給電固定部33のうち前記半導体型光源3からの光が照射される方向(前方向)と反対側(後側)の部分に一体に設けられていて、電源側コネクタ20と電気的に接続するものである。また、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34は、前記ヒートシンク部材2の前記収納部17中に収納されている。前記光源側コネクタ34には、前記電源側コネクタ20のロック部18がロックされる四角形のロック孔24が設けられている。また、前記光源側コネクタ34には、前記電源側コネクタ20が差し込まれる差込孔44が設けられている。
また、前記給電ホルダ4は、前記半導体型光源3の前記導電部材32、32に電気的に当接する弾性を有する導電性部材の2個のコンタクト35A、35Bと、前記2個のコンタクト35A、35Bを図6、図19に示す状態で保持しかつ前記半導体型光源3の前記基板9を前記ヒートシンク部材2の前記載置台8との間に挟み込んで固定する絶縁性部材のハウジング19と、から構成されている。前記2個のコンタクト35A、35Bは、図6、図19に示す状態で、前記ハウジング19中に一体に成形(インサート成形) されている。もしくは、水平方向に上下に2分割した前記ハウジング19の間に挟み込まれて固定されている。前記2個のコンタクト35A、35Bは、+側のコンタクト35Aと、−側のコンタクト35Bと、からなる。
前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の前記ハウジング19は、上下2段層からなる中央部25と周縁部26とから構成されている。前記中央部25の上面27は、前記ヒートシンク部材2の上面56よりも下に位置する。もしくは、前記中央部25の上面27は、前記ヒートシンク部材2の上面56とほぼ同等の位置に位置する。前記周縁部26の上面28は、前記中央部25の上面27よりも下に位置する。前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34の上面は、前記周縁部26の上面28とほぼ同等の位置に位置する。また、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34の下面は、前記給電固定部33の下面よりも一段下がっている。
図15に示すように、前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の前記ハウジング19の前記中央部25には、前記半導体型光源3が位置する開口部40が設けられている。前記開口部40の縁には、前記ヒートシンク部材2の上面56よりも下の位置で、前記半導体型光源3の前記導電部材32、32に電気的に弾性当接する前記2個のコンタクト35A、35Bの接続部36、36、36、36が突出して設けられている。また、前記開口部40の縁には、前記ヒートシンク部材2の上面56よりも下の位置で、前記半導体型光源3の前記基板9を前記ヒートシンク部材2の前記載置台8側に押さえる押さえ凸部41、41、41、41が設けられている。
前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の下面、すなわち、前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57の上面58に相対向する面には、位置決め部としての2個の円形凸部22、22が、前記ヒートシンク部材2の前記2個の円形凹部21、21に対応して設けられている。
前記2個のコンタクト35A、35Bは、図6、図13、図14、図19に示すように、前記半導体型光源3の前記導電部材32、32に垂直方向(上から下)に電気的に当接するそれぞれ2個の接続部36、36、36、36と、前記電源側コネクタ20と水平方向(前後方向)に電気的に接続するオスターミナル部42、42と、前記接続部36、36、36、36と前記オスターミナル部42、42とを水平方向に配置して電気的に接続配線する接続配線部37、37、38、38、39、39と、からなる。
前記接続配線部は、水平板部37、37と、前記水平板部37、37と前記接続部36、36、36、36との間の垂直板部38、38と、前記水平板部37、37と前記オスターミナル部42、42との間の垂直板部39、39と、からなる。図6、図19に示すように、前記水平板部37、37には、円形の透孔が設けられている。前記円形の透孔は、前記給電ホルダ4をインサート成形した際に、前記円形の透孔中に前記ハウジング19の樹脂の一部が挿入されて、前記ハウジング19と前記2個のコンタクト35A、35Bとを確実に固定するものである。
前記接続部36、36、36、36は、二股形状の水平板部の先端部をVないしU字形状に折り曲げてなるものである。前記二股形状の水平板部は、弾性を有する。前記2個のコンタクト35A、35Bの接続部36、36、36、36は、前記給電固定部33の前記開口部40の縁から突出していて、かつ、相互に対向している。前記2個の接続部36、36、36、36は、前記半導体型光源3の前記基板9の前記導電部材32、32に上から電気的に弾性当接して、前記半導体型光源3に給電し、かつ、前記半導体型光源3の前記基板9を前記ヒートシンク部材2の前記載置台8側に弾性押圧するものである。
一方、前記2個のコンタクト35A、35Bの前記オスターミナル部42、42は、前記光源側コネクタ34の前記差込孔44中に突出している。前記オスターミナル部42、42は、前記電源コネクタ20のメスターミナル部43、43に着脱可能にかつ電気的に接続するものである。
前記電源コネクタ20は、たとえば、既製品の自動車用のコネクタを使用するものである。前記電源コネクタ20は、図13に示すように、電源側に電気的に接続されている前記ハーネス29、29と、前記ハーネス29、29を加締めなどで電気的に接続すると共に固定する前記メスターミナル部43、43と、前記ハーネス29、29および前記メスターミナル部43、43を一体成形(インサート成形)するケーシング46と、から構成されている。前記ケーシング46には、弾性部47が一体に設けられている。前記弾性部47には、前記ロック部18が一体に設けられている。
図13(A)は、前記光源側コネクタ34と前記電源側コネクタ20とが接続されている状態を示す縦断面図である。図13(B)は、前記光源側コネクタ34と前記電源側コネクタ20との接続が解除されている状態を示す縦断面図である。図13(B)に示すように、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34の前記差込孔44中に前記電源側コネクタ20の前記ケーシング46を差し込んで、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34の前記ロック孔24中に前記電源側コネクタ20のロック部18をロックさせることにより、前記給電ホルダ4の前記光源側コネクタ34の前記オスターミナル部42、42と前記電源側コネクタ20の前記メスターミナル部43、43とが電気的に接続する。また、図13(A)に示すように、前記電源コネクタ20の前記弾性部47を実線矢印方向に押し下げて、前記光源側コネクタ34の前記ロック孔24と前記電源側コネクタ20のロック部18とのロック状態を解除させて、前記光源側コネクタ34の前記差込孔44中から前記電源側コネクタ20の前記ケーシング46を抜き出すことにより、前記光源側コネクタ34の前記オスターミナル部42、42と前記電源側コネクタ20の前記メスターミナル部43、43との電気的接続を解除することができる。なお、前記光源側コネクタ34の前記ロック孔24を調整することにより、前記光源側コネクタ34の前記ロック孔24と前記電源側コネクタ20の前記ロック部18とのロック状態を、車種に合わせて、解除できない状態とすることができる。
ここで、図14に示すように、前記ヒートシンク部材2のうち前記半導体型光源3からの光が照射される方向と反対側、すなわち、背面側(後側)の部分には、背面部材48(図14中の二点鎖線で示される部分)が設けられていて、また、前記背面部材48には、前記光源側コネクタ34が収容されている収容孔65が設けられている車両用灯具の灯具の場合もある。前記背面部材48は、たとえば、ヒートシンク部材、ランプハウジング、ブラケットなどである。また、前記背面部材48は、車種によって、厚さが薄い背面部材48Aや厚さが厚い背面部材48Bなどがある。
前記固定部材5は、弾性を有しかつ熱伝導率が高い部材からなり、前記給電ホルダ4の前記給電固定部33上にカバーされているカバー部材から構成されている。前記固定部材5は、前記給電ホルダ4の上にカバーされていて、かつ、前記ヒートシンク部材2に固定されていて、前記給電ホルダ4を前記ヒートシンク部材2に固定して、かつ、前記半導体型光源3を前記給電ホルダ4と前記ヒートシンク部材2との間に挟み込んで固定するものである。
前記固定部材5は、図3、図4、図9〜図12、図16〜図19に示すように、長方形板形状の水平板部49と、前記水平板部49の4角部から垂直もしくはほぼ垂直に折り曲げてなる4枚の垂直板部50と、からなる。前記水平板部49の中央部には、長方形開口部51が設けられている。前記水平板部49の左右両側部の中間部には、下側に若干湾曲した形状をなす弾性押圧部52がそれぞれ設けられている。前記弾性押圧部52は、前記固定部材5を前記ヒートシンク部材2に上から押し込むことにより前記給電ホルダ4の前記給電固定部33を上から前記ヒートシンク部材2側に弾性押圧するものである。
前記4枚の垂直板部50には、四角板形状(四角爪形状)の弾性係合部53がそれぞれ設けられている。前記弾性係合部53の左右両側と上側とが前記垂直板部50から切り離されていて、かつ、前記弾性係合部53の下側が前記垂直板部50と繋がっていて、前記弾性係合部53は、上側が外側に若干向くように下側において折り曲げられている。前記弾性係合部53は、前記弾性押圧部52が前記給電ホルダ4を上から前記ヒートシンク部材2側に弾性押圧した時点で、前記ヒートシンク部材2の係合部54に弾性係合することにより、前記固定部材5が前記ヒートシンク部材2に固定され、かつ、前記弾性押圧部52と共に前記給電ホルダ4を前記ヒートシンク部材2に固定するものである。
前記固定部材5の前記水平板部49は、前記給電ホルダ4の前記ハウジング19の前記給電固定部33の前記周縁部26の上面28にカバーされている。前記固定部材5の前記水平板部49の上面61は、前記ヒートシンク部材2の上面56よりも下に位置する。前記固定部材5は、薄鋼板の場合においては1枚の薄鋼板をプレス折曲加工により構成され、また、樹脂の場合においては一体成形により構成されている。すなわち、前記固定部材5は、1個の部品からなるものである。
前記リフレクタ6は、光不透過性の樹脂部材などから構成されている。また、前記リフレクタ6は、図1〜図3に示すように、前側部分が半円形に開口し、かつ、下側部分が開口し、一方、前側部分から中央部分(上側部分)を経て後側部分までが閉塞している。前記リフレクタ6は、スクリューやボルトナットや加締めや嵌合固定などの適宜な固定手段により前記ヒートシンク部材2に取り付けられる。前記リフレクタ6のうち少なくとも中央部分のほぼ後半分から後側部分までの閉塞部の凹内面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて反射面45が設けられている。
前記反射面45は、収束型の楕円反射面である。すなわち、前記反射面45は、楕円を基本(基準、基調)とする自由曲面(NURBS曲面)の反射面である。前記の楕円を基本とする自由曲面(NURBS曲面)の反射面とは、図3の垂直断面が楕円をなし、かつ、図示しない水平断面が放物線ないし変形放物線をなす反射面からなるものである。前記反射面45は、第1焦点(図示せず)と、第2焦点(図示せず)と、光軸(図示せず)と、を有する。前記第2焦点は、水平断面上の焦線、すなわち、上(平面)から見て両端が前側に位置し中央が後側に位置するような湾曲した焦線となる。前記反射面45の自由曲面(NURBS曲面)は、「Mathematical Elements for Computer Graphics」(Devid F. Rogers、J Alan Adams)に記載されているNURBSの自由曲面(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)である。なお、前記反射面45は、第1焦点と第2焦点と光軸とを有する単なる回転楕円面からなる反射面であっても良い。この場合、第2焦点は、焦線ではなく焦点となる。前記リフレクタ6の前記反射面45は、前記半導体型光源3からの光を反射させるものである。
前記投影レンズ7は、図1〜図3に示すように、正面視の形状が円形をなす非球面レンズの凸レンズである。前記投影レンズ7の前方側(外部側)は、曲率が大きい(曲率半径が小さい)凸非球面をなし、一方、前記投影レンズ7の後方側(前記半導体型光源3側)は、曲率が小さい(曲率半径が大きい)凸非球面をなす。このような投影レンズ7を使用することにより、前記投影レンズ7の焦点距離が小さくなるので、その分、この実施例における車両用灯具1の前記投影レンズ7の光軸方向の寸法がコンパクトとなる。なお、前記投影レンズ7の後方側は、平非球面(平面)をなすものであってもよい。
前記投影レンズ7は、図1〜図3に示すように、前記ヒートシンク部材2のフレーム形状の前部に固定されている。すなわち、前記投影レンズ7の周縁凸部のうち下半分が前記ヒートシンク部材2の半円筒形のフレーム形状の前部の前端に適宜な固定手段により固定されている。このために、前記投影レンズ7の上半分と前記リフレクタ6との間には、隙間62が形成されていて、また、前記投影レンズ7の下半分と前記ヒートシンク部材2のブロック形状の後部との間には、隙間63が形成されている。この結果、前記隙間62、63および前記ヒートシンク部材2のフレーム形状の前部の閉塞部の前記窓部64により、空気の流れ(熱対流)が生じて放熱効果を向上させることができる。
前記投影レンズ7は、前側焦点(前記半導体型光源3側の焦点であって、図示せず)および後側焦点(外部側の焦点であって、図示せず)と、前記前側焦点と前記後側焦点とを結ぶ光軸(図示せず)とを有する。前記反射面45の光軸と前記投影レンズ7の光軸とは、一致もしくはほぼ一致する。前記投影レンズ7の前側焦点は、レンズ焦点(物空間側の焦点面であるメリジオナル像面)である。前記投影レンズ7の前記レンズ焦点は、前記反射面45の第2焦点もしくはその近傍に位置する。なお、前記半導体型光源3の光は、高い熱を持たないので、前記投影レンズ7として樹脂製のレンズを使用することができる。前記投影レンズ7は、この例ではアクリルを使用する。前記投影レンズ7は、前記リフレクタ6の前記反射面45からの反射光を外部(車両の前方)に投影(照射)するものである。
この実施例における車両用灯具1は、以上のごとき構成、すなわち、前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3(前記基板9および前記発光体30および前記光透過部材31および台座23から構成されている)および前記給電ホルダ4(前記2個のコンタクト35A、35Bおよび前記ハウジング19から構成されている)および前記固定部材5および前記リフレクタ6および前記投影レンズ7の各構成部品からなる。以下、前記の各構成部品の組付方について説明する。
まず、図8に示す前記ヒートシンク部材2の前記収納溝11中にU字形状の前記スプリング部12を、湾曲部を下にしてかつ長さが長い垂直部を後側にして、上から圧入する(図10、図11、図19参照)。
つぎに、前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に前記半導体型光源3を上から直接載置させる(図7、図10、図11、図19参照)。このとき、前記ヒートシンク部材2の前記位置決め部10、10および前記受部14をガイドとして、前記半導体型光源3が前記位置決め部10、10の間、および、前記スプリング部12の後側の垂直部の上端部13と前記受部14との間に挟み込まれる。また、前記スプリング部12のスプリング力により、前記半導体型光源3は、前記位置決め部10、10の位置決め方向(左右方向)に対して前記載置台8の平面上において交差する方向、すなわち、後方向に前記受部14側に押し当てられている。この結果、前記半導体型光源3は、前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に、前記載置台8の平面上における相互に交差する2方向(左右方向および前後方向)の位置が決められた状態で、直接載置されることとなる。
前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に前記半導体型光源3を上から直接載置させる際に、前記ヒートシンク部材2の上面から上に突出している前記スプリング部12の前記後側の垂直部の上端部13が前側に若干傾斜していて、また、前記受部14の前側の上端部が傾斜面をなしていて、さらに、2個の前記位置決め部10、10の相対向する側の上端部が傾斜面をなしているので、前記半導体型光源3の前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上への直接載置が容易である。
なお、ヒートシンク部材2の前記収納溝11中にU字形状の前記スプリング部12を圧入する作業と、前記ヒートシンク部材2の前記載置台8上に前記半導体型光源3を上から直接載置させる作業とは、その手順を逆に行っても良い。
つづいて、前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3上に前記給電ホルダ4を上からセットする(図5、図6、図10、図11、図19参照)。すなわち、前記ヒートシンク部材2の前記収容凹部57および前記収納部17中に前記給電ホルダ4の前記給電固定部33および前記コネクタ側部分34を上から収納させる。また、前記ヒートシンク部材2の円形凹部21、21中に前記給電ホルダ4の円形凸部22、22を上から嵌合させる(図17参照)。さらに、前記半導体型光源3の前記導電部材32、32上に前記給電ホルダ4の前記接続部36、36、36、36を弾性当接させる(図5、図6、図17参照)。さらにまた、前記半導体型光源3の前記基板9の4つの角の上に前記給電ホルダ4の前記4個の押さえ凸部41、41、41、41をセットする(図15、図16参照)。このとき、前記ヒートシンク部材2の前記円形凹部21、21中に前記給電ホルダ4の前記円形凸部22、22が嵌合しているので、前記ヒートシンク部材2と前記給電ホルダ4との相互の位置が決められる。また、前記ヒートシンク部材2と前記半導体型光源3とは、前記位置決め部10、10と前記スプリング部12および前記受部14とにより相互の位置が決められている。このために、前記半導体型光源3と前記給電ホルダ4とは、前記ヒートシンク部材2を介して、相互の位置が決められている。すなわち、前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3および前記給電ホルダ4は、相互に位置が決められている。さらに、前記給電ホルダ4の前記接続部36、36、36、36が記半導体型光源3の前記基板9の上の前記導電部材32、32上に弾性当接することにより、前記半導体型光源3への給電が可能となる。さらにまた、前記給電ホルダ4の前記押さえ凸部41、41、41、41が前記半導体型光源3の前記基板9の4つの角の上にセットされることにより、前記半導体型光源3が前記ヒートシンク部材2側に押さえられる。
それから、前記ヒートシンク部材2の前記挿入孔55中に前記固定部材5の前記垂直板部50を上から挿入する。また、前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の前記周縁部26上に前記固定部材5の前記水平板部49を上からカバーする(図4、図10、図11、図19参照)。すると、前記固定部材5の前記垂直板部50が前記ヒートシンク部材2の前記挿入孔55中に挿入されているとき、前記固定部材5の前記弾性係合部53が内側に撓んだ状態にある。前記固定部材5の前記弾性押圧部52が前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の前記周縁部26の上に弾性押圧した時点で、内側に撓んだ状態にある前記固定部材5の前記弾性係合部53が弾性復帰して外側に突出して前記ヒートシンク部材2の前記係合部54に弾性係合する。この結果、前記固定部材5の前記弾性押圧部52と前記弾性係合部53とが、前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の前記周縁部26と前記ヒートシンク部材2の前記係合部54とを上下から弾性挟持して、前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3および前記給電ホルダ4が前記固定部材5により固定される。
すなわち、前記固定部材5の前記弾性係合部53が前記ヒートシンク部材2の前記係合部54に弾性係合することにより、前記固定部材5は、前記ヒートシンク部材2に固定される。また、前記給電ホルダ4の前記給電固定部33の前記周縁部26が前記固定部材5前記水平板部49および前記弾性押圧部52と前記ヒートシンク部材2の前記収納凹部57の上面58との間に挟み込まれることにより、前記給電ホルダ4は、前記固定部材5により前記ヒートシンク部材2に固定されている。さらに、前記半導体型光源3の前記基板9の4つの角が前記給電ホルダ4の前記押さえ凸部41、41、41、41と前記ヒートシンク部材2の前記載置台8の上面59との間に挟み込まれることにより、前記半導体型光源3は、前記ヒートシンク部材2に固定されている。
そして、前記ヒートシンク部材2に前記リフレクタ6を上からセットして、適宜な固定手段により、前記ヒートシンク部材2に前記リフレクタ6を固定する。また、前記ヒートシンク部材2に前記投影レンズ7を上からセットして、適宜な固定手段により、前記ヒートシンク部材2に前記投影レンズ7を固定する(図1、図2、図3参照)。
このようにして、前記ヒートシンク部材2および前記半導体型光源3および前記給電ホルダ4および前記固定部材5および前記リフレクタ6および前記投影レンズ7の各構成部品を組み付けることにより、この実施例における車両用灯具1が構成される。なお、この実施例における車両用灯具1は、図面では省略するが、自動車用前照灯の前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズにより区画されている灯室内のブラケット(図示せず)に複数個取り付けても良い。
この実施例における車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、図13に示すように、電源側コネクタ20を車両用灯具1の給電ホルダ4の光源側コネクタ34の差込孔44中に差し込んで、電源側コネクタ20のメスターミナル部43と車両用灯具1の給電ホルダ4の光源側コネクタ34のオスターミナル部42とを電気的に接続する。
そして、車両用灯具1の半導体型光源3の発光体30を点灯発光させる。すると、半導体型光源3の発光体30から光が放射される。この光は、半導体型光源3の光透過部材31を透過してリフレクタ6の反射面45で反射され、この反射光が反射面45の第2焦点に集中する。第2焦点に集中する反射光の一部は、シェード15によりカットオフされる。このシェード15によりカットオフされなかった反射光は、カットオフラインを有する所定の配光パターンが形成される。なお、シェード15に反射面を設けることにより、このシェード15によりカットオフされた反射光をシェード15の反射面により反射させて、所定の補助配光パターンを形成することができる。
所定の配光パターン(もしくは、所定の配光パターンと所定の補助配光パターン)は、投影レンズ7を透過して、たとえば、すれ違い用配光パターン(もしくは、すれ違い用配光パターンとオーバーヘッドサイン用配光パターン)として自動車(車両)前方に投影(照射)されて路面などを照明する。
この実施例における車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この発明この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3の発光体30がヒートシンク部材2の上面56すなわちシェード15の上面56とほぼ同一面に位置し、給電ホルダ4および固定部材5が半導体型光源3の発光体30およびヒートシンク部材2の上面56すなわちシェード15の上面56よりも下に位置するので、給電ホルダ4および固定部材5が半導体型光源3の発光体30からの光の妨げとなるようなことが無く、光学上課題となる場合が無く、しかも、灯具の正面側(前側)から給電ホルダ4および固定部材5が見えるようなことが無く、見栄え上課題となる場合が無い。このように、この実施例における車両用灯具1は、光学性能を満足することができ、光学系が向上され、しかも、意匠性が向上される。
また、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3の発光体30およびヒートシンク部材2の上面56すなわちシェード15の上面56よりも下の位置で、給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bが半導体型光源3の導電部材32、32に電気的に当接し、かつ、給電ホルダ4のハウジング19が半導体型光源3の基板9をヒートシンク部材2との間に挟み込んで固定するものである。このために、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bおよびハウジング19が半導体型光源3の発光体30からの光の妨げとなるようなことが無く、光学上課題となる場合が無く、しかも、灯具の正面側(前側)から給電ホルダ4および固定部材5が見えるようなことが無く、見栄え上課題となる場合が無い。このように、この実施例における車両用灯具1は、光学性能を満足することができ、光学系が向上され、しかも、意匠性が向上される。
さらに、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4のハウジング19が中央部25と周縁部26との上下2段層からなるので、給電ホルダ4のハウジング19の周縁部26の上面28にカバーされている固定部材5の水平板部49の上面61が給電ホルダ4のハウジング19の中央部25の上面27、すなわち、半導体型光源3の発光体30およびヒートシンク部材2の上面56(シェード15の上面56)よりも下にもしくはヒートシンク部材2の上面56(シェード15の上面56)とほぼ同等の位置に位置する。また、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3の発光体30およびヒートシンク部材2の上面56(シェード15の上面56)よりも下の位置で、給電ホルダ4のハウジング19の中央部25のコンタクト35A、35Bの接続部36、36、36、36が半導体型光源3の導電部材32、32に電気的に当接し、かつ、給電ホルダ4のハウジング19の中央部25の押さえ凸部41、41、41、41が半導体型光源3の基板9をヒートシンク部材2との間に挟み込んで固定する。このために、この実施例における車両用灯具1は、固定部材5と給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bおよびハウジング19とが半導体型光源3の発光体30からの光の妨げとなるようなことが無く、光学上課題となる場合が無く、しかも、灯具の正面側(前側)から給電ホルダおよび固定部材が見えるようなことが無く、見栄え上課題となる場合が無い。このように、この実施例における車両用灯具1は、光学性能を満足することができ、光学系が向上され、しかも、意匠性が向上される。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、ヒートシンク部材2の位置決め部10、10とスプリング部12と受部14とにより、ヒートシンク部材2と半導体型光源3とを位置決めすることができ、また、ヒートシンク部材2と給電ホルダ4との位置決め部の円形凹部21、21および円形凸部22、22により、ヒートシンク部材2と給電ホルダ4とを位置決めすることができ、さらに、ヒートシンク部材2を介して半導体型光源3と給電ホルダ4とを位置決めすることができる。この結果、この実施例における車両用灯具1は、ヒートシンク部材2と半導体型光源3と給電ホルダ4とを相互に高精度に位置決めすることができ、しかも、高精度に位置決めされたヒートシンク部材2と半導体型光源3と給電ホルダ4とを固定部材5により固定されるので、半導体型光源3からの光を高精度に制御することができ、配光を高精度に制御することができる。
特に、この実施例における車両用灯具1は、ヒートシンク部材2、半導体型光源3、給電ホルダ4、固定部材5からなる部品の組付方向が上から下への1方向である。すなわち、半導体型光源3をヒートシンク部材2の載置台8の上面59に上から直接載置し、給電ホルダ4を半導体型光源3およびヒートシンク部材2の上に上からセットして半導体型光源3をヒートシンク部材2側に押さえかつ半導体型光源3への給電を可能とし、固定部材5を給電ホルダ4の上に上からカバーして給電ホルダ4をヒートシンク部材2に固定してかつ半導体型光源3を給電ホルダ4とヒートシンク部材2との間に挟み込んで固定するものである。このように、この実施例における車両用灯具1は、ヒートシンク部材2、半導体型光源3、給電ホルダ4、固定部材5からなる部品の組付方向が上から下への1方向であるから、部品の組付作業性が良く、その上、部品の組付の自動化が可能である。特に、この実施例における車両用灯具1は、リフレクタ6および投影レンズ7をヒートシンク部材2の上に上からセットして取り付けることができるので、リフレクタ6および投影レンズ7を含めた部品の組付作業性が良く、その上、部品の組付の自動化が可能である。
しかも、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3がヒートシンク部材2の載置台8の上面59上に直接載置されている状態で、固定部材5により給電ホルダ4がヒートシンク部材2に固定されていてかつ半導体型光源3が給電ホルダ4とヒートシンク部材2との間に挟み込まれて固定されている。この結果、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3がヒートシンク部材2に直接接触しているので、半導体型光源3からヒートシンク部材2への熱伝達が良くなり、半導体型光源3の放熱効果が大きい。
その上、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4の光源側コネクタ34と電源側コネクタ20とが半導体型光源3からの光が照射される方向と反対側、すなわち、背面側(後側)に位置するので、給電ホルダの光源側コネクタと電源側コネクタとが平面側(上側)、底面側(下側)、左側面側(左側)、右側面側(右側) に位置する灯具と比較すると、上下左右方向の寸法を小さくすることができる。その上、正面側(前側)から見て、給電ホルダ4の光源側コネクタ34と電源側コネクタ20とが見えない。たとえば、この実施例のように、正面側に投影レンズ7もしくは自動車用前照灯のランプレンズなどのレンズが位置する灯具において、給電ホルダ4の光源側コネクタ34と電源側コネクタ20とがレンズに移り込んで見えるようなことが無いので、見栄えや意匠性が向上される。また、給電ホルダの光源側コネクタと電源側コネクタとが正面側 に位置する灯具と比較すると、半導体型光源からの光の照射が妨げられないので、配光への影響が無い。
また、この実施例における車両用灯具1は、図14に示すように、背面部材(たとえば、ヒートシンク部材、ランプハウジング、ブラケットなど)48の収容孔65中に光源側コネクタ34が収容されている。このために、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3からの光が照射される方向と反対側、すなわち、背面側に背面部材48が設けられている灯具において、背面部材48の収容孔65中に光源側コネクタ34を収容することができるので、この背面部材48の収容孔65中に光源側コネクタ34を収容した分、背面側の寸法を小さくすることができる。これにより、この実施例における車両用灯具1は、背面側に設けられている背面部材48のスペースを利用して、背面側の寸法を小さくすることができ、その分、灯具の小型化を図ることができる。
しかも、背面部材48が厚さの薄い背面部材48Aの場合においては、光源側コネクタ34のロック孔24を通して、電源側コネクタ20のロック部18がロック孔24の縁にロックされているか否かの状態を目視することができる。一方、背面部材48が厚さの厚い背面部材48Bの場合においては、光源コネクタ34を背面部材48の収容孔65中に収容する寸法が大きくなり、その分、背面側の寸法を小さくすることができて、灯具の小型化を図ることができる。
さらに、この実施例における車両用灯具1は、光源側コネクタ34に電源側コネクタ20のロック部18がロックされるロック孔24を設けたものであるから、光源側コネクタ34のロック孔24の縁と電源側コネクタ20のロック部18とのロック状態をロック孔24を通して確認することができ、光源側コネクタ34のロック孔24の縁と電源側コネクタ20のロック部18とを確実にロックすることができ、光源側コネクタ34と電源側コネクタ20との組付性が改善される。
しかも、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4の光源側コネクタ34に電気的に接続する電源側コネクタ20として、既製品の自動車用のコネクタを使用することができ、光源側コネクタ34と電源側コネクタ20との電気的接続の信頼性が向上される。その上、この実施例における車両用灯具1は、光源側コネクタ34のロック孔24を調整することにより、光源側コネクタ34のロック孔24と電源側コネクタ20のロック部18とのロック状態を、車種に合わせて、解除できない状態とすることができ、または、解除できる状態とすることができる。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3の基板9を給電ホルダ4のハウジング19とヒートシンク部材2との間に挟み込んで固定し、一方、半導体型光源3の導電部材32、32に給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bが電気的に接続するものである。この結果、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3を給電ホルダ4とヒートシンク部材2との間に挟み込んで確実に固定することができ、一方、半導体型光源3の導電部材32、32に給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bが安定した状態(押圧力)で電気的に接続することができる。これにより、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3のがたや位置ずれなどにより、半導体型光源3の導電部材32、32と給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bとの摩耗(擦れ)を低減することができ、一方、半導体型光源3に安定した給電を行うことができる。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3の四角形の基板9の4つの角が給電ホルダ4のハウジング19の4個の押さえ凸部41、41、41、41とヒートシンク部材2の四角形の載置台8の4つの角との間に挟み込んで固定されているので、半導体型光源3を給電ホルダ4とヒートシンク部材2との間に挟み込んでさらに確実に固定することができる。しかも、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bの接続部36、36、36、36が半導体型光源3の導電部材32、32に電気的に弾性当接するので、給電ホルダ4のハウジング19の4個の押さえ凸部41、41、41、41の押さえ力と、給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bの接続部36、36、36、36の弾性当接力とにより、ヒートシンク部材2の載置台8と半導体型光源3の基板9との密着度が増して、その分、半導体型光源3からヒートシンク部材2への熱伝導が向上して放熱効果が向上する。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、熱伝導率が高い部材からなるカバー部材形状の固定部材5が給電ホルダ4の給電固定部33の上(ハウジング19の周縁部26の上面28)にカバーされているので、半導体型光源3の熱が給電ホルダ4を介してもしくは直接固定部材5に伝達され、半導体型光源3の放熱効果がさらに大きくなる。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、ねじなどの固定手段を使用せずに半導体型光源3をヒートシンク部材2に固定することができ、しかも、半田などを使用せずに半導体型光源3に給電することができるために、部品の組付作業性がさらに向上する。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4がヒートシンク部材2に直接載置されている半導体型光源3をヒートシンク部材2側に押さえかつ半導体型光源3への給電を可能としている状態で、固定部材5により半導体型光源3および給電ホルダ4がヒートシンク部材2に固定されているものである。この結果、この実施例における車両用灯具1は、半導体型光源3がヒートシンク部材2に直接載置されているので、上下寸法を小さくすることができる。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、給電ホルダ4のコンタクト35A、35Bが、半導体型光源3に垂直方向に電気的に当接する接続部36、36、36、36と、電源側コネクタ20と水平方向に電気的に接続するオスターミナル部42、42と、接続部36、36、36、36とオスターミナル部42、42とを水平方向に配置して電気的に接続配線する接続配線部37、37、38、38、39、39と、からなるので、給電ホルダ4の上下寸法を小さくすることができる。これにより、この実施例における車両用灯具1は、さらに上下寸法を小さくすることができ、上下にコンパクトな灯具を提供することができる。
さらにまた、この実施例における車両用灯具1は、ヒートシンク部材2には給電ホルダ4の光源側コネクタ34が収納されている収納部17が設けられているので、さらに上下寸法を小さくすることができ、上下にコンパクトな灯具を提供することができる。
さらにまた、この実施例2における車両用灯具1は、固定部材5が1個の部品からなるので、部品点数を少なくすることができる。また、この実施例1における車両用灯具1は、固定部材5をヒートシンク部材2に上から押し込むだけで、給電ホルダ4をヒートシンク部材2に固定してかつ半導体型光源3を給電ホルダ4とヒートシンク部材2との間に挟み込んで固定することができるので、半導体型光源3および給電ホルダ4およびヒートシンク部材2および固定部材5の固定作業が簡略化され、部品の組付作業性がさらに向上する。
さらにまた、この実施例1における車両用灯具1は、固定部材5の弾性押圧部52が給電ホルダ4の給電固定部33(ハウジング19の周縁部26)を上からヒートシンク部材2の収容凹部57の上面58側に弾性押圧するので、給電ホルダ4を介して半導体型光源3をヒートシンク部材2側押し付けることができ、その上、その押し付け力を弾性押圧部52の弾性力を調整することにより調整することができる。このために、この実施例1における車両用灯具1は、半導体型光源3のヒートシンク部材2への熱伝達が良くなり、半導体型光源3の放熱効果が大きくなり、また、半導体型光源3の損傷を防ぐことができる。すなわち、半導体型光源3をヒートシンク部材2側押し付ける力が小さいと、半導体型光源3とヒートシンク部材2との間において熱抵抗が生じ、また、大きいと、半導体型光源3が損傷する場合がある。
以下、前記の実施例以外の例について説明する。前記の実施例においては、車両用灯具として自動車用前照灯について説明するものである。ところが、この発明においては、車両用灯具として自動車用前照灯以外の灯具、たとえば、フォグランプ、AFS追加ランプ、コーナリングランプ、リヤコンビネーションランプのテールランプやブレーキランプやテール・ブレーキランプやバックアップランプなどであっても良い。
この発明にかかる車両用灯具の実施例を示すランプユニットの平面図である。 同じく、図1におけるII矢視図(側面図)である。 同じく、図1におけるIII−III線断面図である。 同じく、ヒートシンク部材および半導体型光源および給電ホルダ上に固定部材を固定した状態を示す一部平面図である。 同じく、ヒートシンク部材および半導体型光源上に給電ホルダをセットした状態を示す一部平面図である。 同じく、ヒートシンク部材および半導体型光源上にセットした給電ホルダのハウジングの一部を破断してコンタクトのコネクタ部および接点部を示す一部平面図である。 同じく、ヒートシンク部材の載置台上に半導体型光源を直接載置した状態を示す一部平面図である。 同じく、ヒートシンク部材の載置台およびその周辺部を示した一部平面図である。 同じく、図4におけるIX−IX線断面図である。 同じく、各構成部品の組付方を示す分解断面図である。 同じく、各構成部品の組付方を示す分解斜視図である。 同じく、図4におけるXII−XII線断面図である。 同じく、給電ホルダの光源側コネクタと電源側コネクタとの接続状態と解除状態とを示す図4におけるXIII−XIII線断面図である。 同じく、背面部材を有する車両用灯具における給電ホルダの光源側コネクタと電源側コネクタとの接続状態を示す一部断面図である。 同じく、給電ホルダの押さえ凸部の押さえ状態と接続部の接続状態とを示す一部斜視図である。 同じく、図4におけるXVI−XVI線断面図である。 同じく、図4におけるXVII−XVII線断面図である。 同じく、図4におけるXVIII矢視図である。 同じく、各構成部品の組付方を示す分解背面図である。 同じく、給電ホルダのコンタクトを示す斜視図である。
符号の説明
1 車両用灯具
2 ヒートシンク部材
3 半導体型光源
4 給電ホルダ
5 固定部材
6 リフレクタ
7 投影レンズ
8 載置台
9 基板
10、10 位置決め部
11 収納溝
12 スプリング部
13 後側の垂直部の上端部
14 受部
15 シェード
16 エッジ
17 収納部
18 ロック部
19 ハウジング
20 電源側コネクタ
21、21 円形凹部
22、22 円形凸部
23 台座
24 ロック孔
25 中央部
26 周縁部
27 中央部の上面
28 周縁部の上面
29、29 ハーネス
30 発光体
31 光透過部材
32、32 導電部材
33 給電固定部
34 光源側コネクタ
35A、35B コンタクト
36、36、36、36 接続部
37、37 接続配線部の水平板部
38、38 接続配線部の垂直板部
39、39 接続配線部の垂直板部
40 開口部
41、41、41、41 押さえ凸部
42、42 オスターミナル部
43、43 メスターミナル部
44 差込孔
45 反射面
46 ケーシング
47 弾性部
48 背面部材
49 水平板部
50 垂直板部
51 長方形開口部
52 弾性押圧部
53 弾性係合部
54 係合部
55 挿入孔
56 ヒートシンク部材の上面(シェードの上面)
57 収容凹部
58 収容凹部の上面
59 載置台の上面
60 収納部の上面
61 固定部材の上面
62、63 隙間
64 窓部
65 収容孔

Claims (4)

  1. 光源として半導体型光源を使用する車両用灯具において、
    上面に収容凹部が設けられているヒートシンク部材と、
    前記ヒートシンク部材の前記収容凹部の上面に載置されている半導体型光源と、
    前記半導体型光源を前記ヒートシンク部材側に押さえかつ前記半導体型光源に給電する給電ホルダと、
    前記ヒートシンク部材に固定されていて、前記給電ホルダを前記ヒートシンク部材に固定して、かつ、前記半導体型光源を前記給電ホルダと前記ヒートシンク部材との間に挟み込んで固定する固定部材と、
    を備え、
    前記半導体型光源および前記給電ホルダおよび前記固定部材は、前記ヒートシンク部材の前記収容凹部中に収容されていて、
    前記半導体型光源の発光体は、前記ヒートシンク部材の上面とほぼ同一面に位置し、
    前記給電ホルダおよび前記固定部材は、前記ヒートシンク部材の上面よりも下にもしくは前記ヒートシンク部材の上面とほぼ同等の位置に位置する、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記半導体型光源は、基板と、前記基板に設けられている前記発光体および導電部材と、からなり、
    前記給電ホルダは、前記ヒートシンク部材の上面よりも下の位置で前記半導体型光源の前記導電部材に電気的に当接する導電性部材のコンタクトと、前記コンタクトを保持しかつ前記ヒートシンク部材の上面よりも下の位置で前記半導体型光源の前記基板を前記ヒートシンク部材との間に挟み込んで固定する絶縁性部材のハウジングと、から構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記ハウジングは、上下2段層からなる中央部と周縁部とであって、上面が前記ヒートシンク部材の上面よりも下にもしくは前記ヒートシンク部材の上面とほぼ同等の位置に位置する前記中央部と、上面が前記中央部の上面よりも下に位置する前記周縁部と、からなり、
    前記ハウジングの前記中央部には、前記半導体型光源が位置する開口部と、前記開口部の縁から突出して前記半導体型光源の前記導電部材に電気的に弾性当接する前記コンタクトの接続部と、前記半導体型光源の前記基板を前記ヒートシンク部材側に押さえる押さえ凸部と、がそれぞれ設けられていて、
    前記ハウジングの前記周縁部の上面には、前記ハウジングを前記ヒートシンク部材側に押える前記固定部材がカバーされていて、
    前記固定部材の上面は、前記ヒートシンク部材の上面よりも下に位置する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記ヒートシンク部材の前記収容凹部のうち前記半導体型光源が載置されている上面には、
    前記半導体型光源の一方向の位置を決める位置決め部と、
    前記位置決め部の位置決め方向に対して交差する方向にスプリング力が作用するスプリング部と、
    前記スプリング部のスプリング力作用方向に前記半導体型光源を挟んで前記スプリング部に対向していて、前記スプリング部のスプリング力により前記半導体型光源が押し当てられるのを受ける受部と、
    がそれぞれ設けられていて、
    前記半導体型光源を間に挟み込んで相対向する前記給電ホルダと前記ヒートシンク部材とには、前記ヒートシンク部材と前記給電ホルダの相互位置を決める位置決め部がそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015037056A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 株式会社小糸製作所 アタッチメントおよび照明装置

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