JP2010072506A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 隣接画素との混色を低減させて、光透過率を向上させた液晶表示装置の提供。
【解決手段】 液晶を挟持して対向配置される一対の基板を備え、
前記一対の基板のうちの一方の基板の前記液晶側の面に、異なる色のカラーフィルタが形成され、
それぞれのカラーフィルタは、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に係り、特に、カラー表示用の液晶表示装置に関する。
液晶表示パネルは、液晶を挟持して対向配置された一対の基板を外囲器とし、液晶の広がり方向に形成した各画素において液晶の光透過率を制御できるように構成されている。
各画素には、一対の電極が備えられ、これらの電極に電圧を印加することにより発生する電界によって、液晶の分子が駆動し、この液晶および一対の基板の液晶と反対側の面に配置された偏光板を通過する光において液晶の分子の駆動に対応した光透過率を得るようになっている。
このことから、液晶表示装置は、通常、液晶表示パネルの背面にバックライトを備えて構成される。
また、カラー表示用の液晶表示パネルは、その一対の基板のうち一方の基板の液晶側の面において、隣接して並設される3個の画素ごとに、それぞれ、赤色、緑色、および青色のカラーフィルタが形成され、これら3個の画素をカラー表示の単位画素として用いるようになっている。
単位画素を構成する3個の各画素において、それぞれ、赤色のカラーフィルタを通した光、緑色のカラーフィルタを通した光、および青色のカラーフィルタを通して光が、それぞれ、光の量の割合に応じて所定の色を呈するようになっている。
なお、従来、色の異なるカラーフィルタの間にはブラックマトリックスと称される遮光膜を形成し、これにより、表示のコントラストを向上させるようにしている(下記特許文献1、2参照)。
特開平11−38426号公報 特開2005−84097号公報
上述のようなカラー表示用の液晶表示装置は、近年において、飛躍的な高精細化が進み、各画素の占める面積が小さく構成されてきている。
しかし、このような高精細化が進む一方において、液晶表示パネルの光の透過率が低下してきているということが指摘されるに至っている。
これは、各画素の開口率の向上の確保と隣接画素とのいわゆる混色の防止の両立が極めて困難であることに原因する。すなわち、隣接画素との混色の防止を図るため、隣接画素との間を広く確保(ブラックマトリックスの幅を大きく)しようとした場合、それに応じて、各画素の開口率を低減させなければならなくなる関係にある。
ここで、混色とは、ある画素の液晶を駆動(ON)させた場合、その電界によって、液晶を非駆動(OFF)させている隣接画素の一部の液晶を駆動させてしまい、当該画素の色に前記隣接画素の色が混ざってしまう現象をいう。
本発明の目的は、隣接画素との混色を低減させて、光透過率を向上させた液晶表示装置を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、各カラーフィルタにおいて、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に白色光が透過し得る透光間隙部を形成するようにしたものである。
本発明の構成は、たとえば、以下のようなものとすることができる。
(1)本発明の液晶表示装置は、たとえば、液晶を挟持して対向配置される一対の基板を備え、
前記一対の基板のうちの一方の基板の前記液晶側の面に、異なる色のカラーフィルタが形成され、
それぞれのカラーフィルタは、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有することを特徴とする。
(2)本発明の液晶表示装置は、たとえば、(1)において、前記一対の基板のうち他方の基板の液晶側の面に、一方向に延在する複数のゲート信号線と前記一方向に交差する方向に延在する複数のドレイン信号線とが形成され、隣接する一対のゲート信号線と隣接する一対のドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域とし、
前記一方の基板の液晶側の面に、隣接する一対の前記ドレイン信号線の間の領域と対向する領域に前記ドレイン信号線に沿って同色のカラーフィルタが形成され、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有することを特徴とする。
(3)本発明の液晶表示装置は、たとえば、(2)において、前記カラーフィルタは、それぞれ、赤色、緑色、および青色を呈し、
これらの色は、前記ドレイン信号線に沿って形成され、前記ドレイン信号線と交差する方向に隣接して並設される3つの各カラーフィルタにあてがわれていることを特徴とする。
(4)本発明の液晶表示装置は、たとえば、(2)において、前記他方の基板の液晶側の面の画素領域に、一対の電極を有し、この一対の電極のうち一方の電極は透明導電膜からなる面状電極からなり、他方の電極は、前記一方の電極を被って形成された絶縁膜上に前記一方の電極と重畳して並設された複数の線状の電極からなることを特徴とする。
(5)本発明の液晶表示装置は、たとえば、液晶を挟持して対向配置される一対の基板の間に複数の画素が形成され、これら画素に備えられる一対の電極に印加する電圧によって、当該画素の液晶を駆動させる液晶表示装置であって、
前記一対の基板のうち一方の基板の液晶側の面に形成された異なる色のカラーフィルタは、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有し、
各画素に印加する電圧の範囲によって複数の異なる表示モードを設定できるようにするともに、前記各表示モードの切り替えを制御する回路を備えていることを特徴とする。
(6)本発明の液晶表示装置は、たとえば、(5)において、前記一対の基板のうち他方の基板の液晶側の面に、一方向に延在する複数のゲート信号線と前記一方向に交差する方向に延在する複数のドレイン信号線とが形成され、隣接する一対のゲート信号線と隣接する一対のドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域とし、
前記一方の基板の液晶側の面に、隣接する一対の前記ドレイン信号線の間の領域と対向する領域に前記ドレイン信号線に沿って同色のカラーフィルタが形成され、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有することを特徴とする。
(7)本発明の液晶表示装置は、たとえば、(6)において、前記カラーフィルタは、それぞれ、赤色、緑色、および青色を呈し、
これらの色は、前記ドレイン信号線に沿って形成され、前記ドレイン信号線と交差する方向に隣接して並設される3つの各カラーフィルタにあてがわれていることを特徴とする。
(8)本発明の液晶表示装置は、たとえば、(6)において、前記他方の基板の液晶側の面の画素領域に、一対の電極を有し、この一対の電極のうち一方の電極は透明導電膜からなる面状電極からなり、他方の電極は、前記一方の電極を被って形成された絶縁膜上に前記一方の電極と重畳して並設された複数の線状の電極からなることを特徴とする。
なお、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
このように構成した液晶表示装置は、隣接画素との混色を低減させて、光透過率を向上させることができる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、各図および各実施例において、同一または類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
〈実施例1〉
図2は、本発明の液晶表示装置の実施例1の構成を示す平面図である。図2は、液晶を挟持して対向配置される一対の基板のうち一方の基板SUB1の液晶側からみた平面図である。また、図1は、図2のI−I線における断面を示す図で、他方の基板SUB2とともに示している。
まず、基板SUB1の表面には、第1下地膜GDL1(図1参照)、第2下地膜GDL2(図1参照)の順次積層膜の上面に形成されている。第1下地膜GDL1、第2下地膜GDL2は、基板SUB1内の不純物が後述の薄膜トランジスタTFTの半導体層PSに侵入するのを防止する膜として機能する。
第2下地膜GDLの表面であって薄膜トランジスタTFTの形成領域にたとえばポリSiからなる多結晶の半導体層PSが形成されている。この半導体層PSは、当該画素に対して図中下側の画素の領域にも及び、後述のゲート信号線GLを2回交差できるように"コ"字状パターンで形成されている。
半導体層PSが形成された基板SUB1の表面には、該半導体層PSをも被って絶縁膜GI(図1参照)が形成されている。この絶縁膜GIは薄膜トランジスタTFTの形成領域において該薄膜トランジスタTFTのゲート絶縁膜として機能する。
絶縁膜GIの表面には、図中x方向に延在しy方向に並設されるゲート信号線GLが形成されている。このゲート信号線GLは後述のドレイン信号線DLとともに画素の領域を囲むように構成される。ゲート信号線GLは、前記半導体層PSを2回交差するようにして形成される。なお、前記半導体層PSは、このゲート信号線GLの形成の後において、このゲート信号線GLをマスクとして不純物がドープされるようになっている。これにより、前記半導体層PSにおいて、ゲート信号線GLの直下にチャネル領域が形成されることになる。
ゲート信号線GLが形成された基板SUB1の表面には、該ゲート信号線GLをも被って第1層間絶縁膜IN1(図1参照)が形成されている。そして、この第1層間絶縁膜IN1の表面には、図中y方向に延在しx方向に並設されるドレイン信号線DLが形成されている。この場合、ドレイン信号線DLは、第1層間絶縁膜IN1に予め形成されているスルーホールを通して半導体層PSの一端に電気的に接続されるようになっている。このドレイン信号線DLの半導体層PSとの電気的接続部は薄膜トランジスタTFTのドレイン電極DTを構成するようになっている。
また、ドレイン信号線DLの形成の際に同時に薄膜トランジスタTFTのソース電極STが形成され、このソース電極STは第1層間絶縁膜IN1に予め形成されているスルーホールを通して半導体層PSの他端に電気的に接続されるようになっている。このソース電極STは後述の画素電極PXと電気的に接続されるようになっている。
ドレイン信号線DL、ソース電極STが形成された基板SUB1の表面には、第2層間絶縁膜IN2、第3層間絶縁膜IN3が順次形成されている。これら第2層間絶縁膜IN2、第3層間絶縁膜IN3は薄膜トランジスタTFTを液晶との直接の接触を回避する保護膜として機能する。第2層間絶縁膜IN2を無機材料層、第3層間絶縁膜IN3を有機材料層とすることによって、保護膜の表面を平坦化することができる。
第3層間絶縁膜IN3の表面に隣接する他の画素領域にも及んで、たとえばITO(Indium Tin Oxide)からなる透明導電膜の形成によって対向電極CTを形成する。この対向電極CTには映像信号に対して基準となる基準信号が供給されるようになっている。
対向電極CTが形成された基板SUB1の表面には第4層間絶縁膜IN4が形成されている。そして、この第4層間絶縁膜IN4の表面には、画素領域ごとにたとえばITO(Indium Tin Oxide)の透明導電膜からなる画素電極PXが形成されている。この画素電極PXは、たとえば、図中y方向に延在しx方向に並設(図中ではたとえば2個)される線状の電極からなり、薄膜トランジスタTFT側の端部で互いに接続され、この接続部において、第4層間絶縁膜IN4、第3層間絶縁膜IN3、および第2層間絶縁膜IN2に予め形成されているスルーホールを通して前記薄膜トランジスタTFTのソース電極STに電気的に接続されるようになっている。この場合、前記画素電極PXの対向電極CTとの電気的導通を回避するため、対向電極CTは前記スルーホールを含む周辺に孔(図1中、符号HLで示す)が形成されている。
画素電極PXと対向電極CTには基板SUB1の面に平行な成分を有する電界が生じ、この電界によって液晶LCの分子を駆動させるようになっている。このような駆動による表示は、IPS(In Plane Switching)方式、あるいは横電界方式と称されている。
画素電極PXが形成された基板SUB1の表面には、該画素電極PXをも被って配向膜ORI1が形成されている。後述の基板SUB2の液晶側の面に形成される他の配向膜ORI2とともに液晶LCの初期配向方向を決定させる機能を有する。
基板SUB1と液晶LCを介して対向配置される基板SUB2は、図1に示すように、その液晶LC側の面において、カラーフィルタCFが形成されている。図1において、基板SUB1側には、3個の画素が並設されて示されており、それぞれの画素と対向する基板SUB2の面に、図中左側から、たとえば、緑色(G)のカラーフィルタ(図中CFgで示す)、赤色(R)のカラーフィルタ(図中CFrで示す)、青色(B)のカラーフィルタ(図中VCFbで示す)が形成されている。
この場合、各カラーフィルタCFは、隣接する他の色のカラーフィルタCFと間隙を有して配置され、これらの間隙部は、各カラーフィルタCFをも被って形成される平坦化膜OCの材料が充填されるようにして構成されている。平坦化膜OCは塗布によって形成できるたとえば樹脂材から構成され、透光性を有するようになっている。このことから、各カラーフィルタCFは、異なる他の色の隣接するカラーフィルタCFとの間に透光性の間隙部(以下、透光間隙部GTと称する)を有するようになっている。
すなわち、異なる色の隣接するカラーフィルタCFの間は、従来のように遮光膜(ブラックマトリックス)が形成され、あるいは隣接する各カラーフィルタCFが互いに当接するまで延在して形成されるようなことはなく、バックライトBLからの白色光が透過できる領域となっている。図2では、各カラーフィルタCFを、基板SUB1側の各画素との位置的関係を明確にするため、基板SUB1に重ねて描画(点線枠で示す)している。図2において、隣接する各ドレイン信号線DLの間の領域に該ドレイン信号線DLに沿って延在する帯状の各カラーフィルタCFが形成され、これにより、図中y方向に並設される各画素において同じ色を担当するように構成している。そして、図2から明らかとなるように、緑色のカラーフィルタCFgと赤色のカラーフィルタCFrの間、赤色のカラーフィルタCFrと青色のカラーフィルタCFbの間、青色のカラーフィルタCFbと緑色のカラーフィルタCFgの間は、それぞれ、ドレイン信号線DLを中心に配置させ、該ドレイン信号線DLの幅よりも大きな幅を有する透光間隙部TGが形成されるようになっている。なお、平坦化膜OCの表面には配向膜ORI2が形成されている。
このように構成された液晶表示装置は、ある画素の液晶を駆動(ON)させた場合、その電界によって、液晶を非駆動(OFF)させている隣接画素の一部の液晶を駆動させてしまっても、その大部分は透光間隙部TGの領域に該当し、当該画素の色に白色が混ざるにすぎないものとなる。このため、前記隣接画素の色が混ざる割合を十分に抑制することができる。このことは、透光間隙部TGの幅を大きくする必要はなく、したがって、画素の開口率を減少させる必要もなくなる。また、当該画素の色に白色が混ざることによって、当該画素の光透過率を向上させ、明るい画像を表示させることができる。
〈実施例2〉
図3は、実施例1に示した構成の液晶表示装置を用い、必要に応じて、輝度を重視した表示および色再現性を向上させた表示を、切り替えるように構成した実施例を示す図である。
図3(a)は、図3(b)に示す液晶表示装置の透過効率を示したグラフを示している。同グラフの横軸は位置(μm)を、縦軸は透過効率(a.u.)を示している。横軸の位置は、図3(b)に示した液晶表示装置に対応させて示している。
図3(b)に示した液晶表示装置は、たとえば赤色のカラーフィルタCFrを備える画素の部分を示し、実施例1で説明したように、該カラーフィルタCFrの両脇に、それぞれ、透光間隙部TGを介して、緑色のカラーフィルタCFg、および青色のカラーフィルタDFbが配置されている。なお、この液晶表示装置は基板SUB1の液晶LCと反対側の面にバックライトBLを備えて構成されている。
図3(a)は、画素の画素電極PXと対向電極CTとの間に印加する電圧範囲の相違によって異なる表示モードを示している。すなわち、両電極にたとえば最高2Vの電圧を印加して行う第1モードMD1の表示、両電極にたとえば最高4Vの電圧を印加して行う第2モードMD2の表示、両電極にたとえば最高5Vの電圧を印加して行う第3モードMD3の表示を示している。
この場合、第1モードMD1の表示は、透過効率が低く、カラーフィルタCFrからはみ出した透光間隙部TGにおいて透過効率がほぼ0になっていることが判る。すなわち、該透光間隙部TGにおいてはバックライトBLからの白色光が透過し得ないようになる。このことから、輝度は低いが、色再現性を向上させた表示を行うことができるようになる。暗い環境下で液晶表示装置を観察する場合において極めて好適となる。そして、第3モードMD3の表示は、透過効率が高く、カラーフィルタCFrからはみ出した透光間隙部TGにおいても、若干の透過効率を有するようになることが判る。すなわち、該透光間隙部TGにおいてはバックライトBLからの白色光が若干透過し得るようになる。このことから、色再現性は低いが、輝度を重視させた表示を行うことができるようになる。明るい環境下で液晶表示装置を観察する場合において極めて好適となる。第2モードMD2の表示は、第1モードMD1の表示と第3モードMD3の表示の中間の性質を有する表示がなされるようになる。
このように、各画素に印加する電圧の範囲によって複数の異なる表示モードを設定できるようにするともに、前記各表示モードの切り替えを制御する回路を具備させることにより、必要に応じて、輝度を重視した表示および色再現性を向上させた表示を観察できるようになる。
図3における説明では、3段階の表示モードに切り替えるようにしているが、2段階で切り替えるようにしても、あるいは4段階以上に切り替えるように構成してもよい。
このように、画素の画素電極PXと対向電極CTとの間に印加する電圧範囲を制御して変えることにより、輝度重視および色再現性重視の割合を任意に可変できるように構成でき、表示の多様性を期すことができる。
〈実施例3〉
図4は、本発明の実施例3を示す概略平面図で、図中x方向に並設させて形成される各画素とカラーフィルタとの関係を示す図である。
図2では、図中x方向に並設される画素において、たとえば、その左側から、順次、緑色のカラーフィルタCFg、赤色のカラーフィルタCFr、青色のカラーフィルタCFb、緑色のカラーフィルタCFg、赤色のカラーフィルタCFr、……、が形成された構成となっている。このため、各カラーフィルタは、全て、隣接する他のカラーフィルタと色が異なっている。このことから、混色を防止するためには、各カラーフィルタにおいて、隣接する他のカラーフィルタとの間には透光間隙部TGを形成することが好ましくなる。
これに対し、図4では、図中x方向に並設される画素において、その左側から、順次、赤色のカラーフィルタCFr、緑色のカラーフィルタCFg、青色のカラーフィルタCFb、青色のカラーフィルタCFb、緑色のカラーフィルタCFg、赤色のカラーフィルタCFr、赤色のカラーフィルタCFr、……が形成された構成となっている。各単位画素CPIXにおいて、カラーフィルタの配列の順番が不規則になっており、図中左側から、赤色のカラーフィルタCFr、緑色のカラーフィルタCFg、および青色のカラーフィルタCFbでカラー表示の単位画素CPIXを構成し、次の、青色のカラーフィルタCFb、緑色のカラーフィルタCFg、および赤色のカラーフィルタCFrでカラー表示の単位画素CPIXを構成している。このため、最初の単位画素CPIXと次の単位画素CPIXの間において、青色のカラーフィルタCFbが隣合わせで配置され、また、さらに次の単位画素CPIXとの間には、赤色のカラーフィルタCFrが隣合わせで配置されることになる。
この場合のように、隣接するカラーフィルタが同じ色の場合、それらの間に混色がないことから、各カラーフィルタの間(図中点線枠で示す)に、上述したような透光間隙部を設けるようにしなくてもよい。
上述した実施例は、IPSあるいは横電界方式と称される液晶表示装置を例に挙げて説明したものである。しかし、これに限定されることはなく、たとえばTN(Twisted Nematic)方式あるいは縦電界方式と称される液晶表示装置にあっても適用できる。
本発明の液晶表示装置の実施例1を示す断面図で、図2のI−I線における断面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例1を示す平面図である。 本発明の液晶表示装置の実施例2を示す説明図である。 本発明の液晶表示装置の実施例3を示す平面図である。
符号の説明
SUB1、SUB2……基板、GL……ゲート信号線、DL……ドレイン信号線、TFT……薄膜トランジスタ、PS……半導体層、DT……ドレイン電極、ST……ソース電極、PX……画素電極、CT……対向電極、CFg……緑色のカラーフィルタ、CFr……赤色のカラーフィルタ、CFb……青色のカラーフィルタ、TG……透光間隙部、GDL1、GDL2……下地膜、GI……絶縁膜、IN1、IN2、IN3、IN4……層間絶縁膜、ORI1、ORI2……配向膜、OC……平坦化膜、BL……バックライト、MD1、MD2、MD3……表示モード、CPIX……カラー表示の単位画素。

Claims (8)

  1. 液晶を挟持して対向配置される一対の基板を備え、
    前記一対の基板のうちの一方の基板の前記液晶側の面に、異なる色のカラーフィルタが形成され、
    それぞれのカラーフィルタは、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記一対の基板のうち他方の基板の液晶側の面に、一方向に延在する複数のゲート信号線と前記一方向に交差する方向に延在する複数のドレイン信号線とが形成され、隣接する一対のゲート信号線と隣接する一対のドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域とし、
    前記一方の基板の液晶側の面に、隣接する一対の前記ドレイン信号線の間の領域と対向する領域に前記ドレイン信号線に沿って同色のカラーフィルタが形成され、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記カラーフィルタは、それぞれ、赤色、緑色、および青色を呈し、
    これらの色は、前記ドレイン信号線に沿って形成され、前記ドレイン信号線と交差する方向に隣接して並設される3つの各カラーフィルタにあてがわれていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記他方の基板の液晶側の面の画素領域に、一対の電極を有し、この一対の電極のうち一方の電極は透明導電膜からなる面状電極からなり、他方の電極は、前記一方の電極を被って形成された絶縁膜上に前記一方の電極と重畳して並設された複数の線状の電極からなることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  5. 液晶を挟持して対向配置される一対の基板の間に複数の画素が形成され、これら画素に備えられる一対の電極に印加する電圧によって、当該画素の液晶を駆動させる液晶表示装置であって、
    前記一対の基板のうち一方の基板の液晶側の面に形成された異なる色のカラーフィルタは、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有し、
    各画素に印加する電圧の範囲によって複数の異なる表示モードを設定できるようにするともに、前記各表示モードの切り替えを制御する回路を備えていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 前記一対の基板のうち他方の基板の液晶側の面に、一方向に延在する複数のゲート信号線と前記一方向に交差する方向に延在する複数のドレイン信号線とが形成され、隣接する一対のゲート信号線と隣接する一対のドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域とし、
    前記一方の基板の液晶側の面に、隣接する一対の前記ドレイン信号線の間の領域と対向する領域に前記ドレイン信号線に沿って同色のカラーフィルタが形成され、少なくとも、隣接する他の色の異なるカラーフィルタとの間に透光間隙部を有することを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記カラーフィルタは、それぞれ、赤色、緑色、および青色を呈し、
    これらの色は、前記ドレイン信号線に沿って形成され、前記ドレイン信号線と交差する方向に隣接して並設される3つの各カラーフィルタにあてがわれていることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記他方の基板の液晶側の面の画素領域に、一対の電極を有し、この一対の電極のうち一方の電極は透明導電膜からなる面状電極からなり、他方の電極は、前記一方の電極を被って形成された絶縁膜上に前記一方の電極と重畳して並設された複数の線状の電極からなることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
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