JP2010068191A - ネットワークコーディングを利用したdtnデータ転送方法、該方法を実行する固定局、及び該固定局と移動端末を含むシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】DTNのような送達確認が困難でノード間の転送が不確かなネットワークにおいて、コピー配布の重複による中継移動端末及び中継固定局の記憶媒体の占有を低減する。
【解決手段】固定局と、固定局間を往来する移動端末とで構成され、固定局及び移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うネットワークにおける固定局において、固定局は、N個のデータを符号化関数によりn個(n<N)のデータに符号化する手段と、符号化されたデータを前記移動端末に転送する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークコーディング(Network Coding)とDelay Tolerant Network(以下、DTN)を利用したメッセージ転送効率化技術に関する。
携帯電話ネットワークや、無線LAN等の既存の広域無線網が利用できない環境下において、DTN技術を使った通信手段がある。
二つの端末が通信可能な状況時に、互いの記憶媒体に保持されたデータを交換し、記憶媒体に保存する(Store)。データを受け取った端末は新たに他の端末と接続した際に同様の手順でデータ転送を行う(Forward)。DTNでは、このStore−and−Forwardの繰り返しによりデータを宛先まで送信する。このとき、送信元端末−宛先端末間でのデータ転送においてデータを一時的に保持する端末を中継端末と呼ぶ。
DTNではIPネットワークと異なり送信元から宛先までの経路が確立されないため、データが中継端末によって宛先又は他の中継端末へ転送されたか確認することや、宛先までの転送時間を把握、制御することが困難となる。このような不確かな通信環境において、DTNではデータ到達率の向上や、転送時間の短縮のために、1つのデータ(或いはデータパケット)について複数の端末にコピーを配布する手法がとられる。
しかし、本手法の課題として、無差別なコピー配布では、中継端末の記憶媒体が不必要に占有されるため、その記憶容量に制限がある場合、他のデータの転送(コピー)の妨げになり、結果的にデータ到達率の低下や転送時間の増加に繋がる。
特許文献1では、近距離無線、及びストレージを備えた複数の固定局(以下、ST)と、1つ以上の固定局間を往来する複数の移動端末(以下、MT)で構成されるDTNにおいて、固定局は移動端末との接続時に、当該移動端末の接続履歴を見てコピーするメッセージを選択することにより、不要なコピーによる移動端末及び固定局の記憶媒体の占有を抑えることで、DTNでのデータ転送の効率化を実現している。
さらに非特許文献1では、特許文献1の拡張として、データの宛先が移動端末の場合でも効率的なデータ転送を実現するために、移動端末の位置管理方式を提案している。本方式では固定局は移動端末との接続履歴を基に位置管理テーブルを作成し、これを移動端末によって周辺の固定局へ配信することで、固定局間で同テーブルを共有する。固定局はこの位置管理テーブルを利用することで、データの宛先移動端末が接続する可能性の高い固定局を転送先とすることでデータ転送を実現している。
一方、特許文献2では、P2Pオーバレイネットワーク上でのデジタルコンテンツ配信において、ネットワークコーディング技術を利用して、転送途中でのデータロスや中継ノード消失に対する堅牢性を高めている。
特開2008−16990号公報 特開2006−31693号公報 "端末の物理移動を利用したメッセージ交換方式の検証"南川,森川,太田,西山,IPSJ全国大会(第69回)予稿集(2007)
特許文献1及び非特許文献1によるデータ転送手法においても、送信元固定局にとっては、中継移動端末及び中継固定局への転送状況を把握、制御することができない不確かな通信環境であるため、各データの宛先或いは転送先固定局と接続履歴を持つ移動端末が接続する度に、該当データを何度もコピーすることになり、宛先、又は中継固定局へ重複して同じデータを配布する状況となる。
特許文献2はP2Pネットワーク上でのコンテンツシェアリングを対象としており、コンテンツを全ノードに配布することが主目的となっているため、中継端末の記憶容量に制限のあるDTN環境でのデータ配信にはそのまま適応できない。
さらに、特許文献2は1つのコンテンツデータをN個のブロックに分割し、更に符号化冗長化させて(N+n)個のブロックとして、それぞれ別々のノードに配信するため、受信側ではN個のデータを受信しなければ、コンテンツを復号化することができないようになり、データ転送時間を短縮することができない。
したがって、本発明は、固定局にネットワークコーディング技術を応用した機能を追加することで、コピー配布の重複による中継移動端末及び中継固定局の記憶媒体の占有を低減するDTNデータ転送方法、該方法を実行する固定局、及び該固定局と移動端末を含むシステムを提供することを目的とする。
上記目的を実現するため本発明による方法は、固定局と、該固定局間を往来する移動端末とで構成され、該固定局及び該移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うネットワークにおけるデータ転送方法において、前記固定局は、N個のデータを符号化関数により、n個(n<N)のデータに符号化するステップと、前記固定局は、前記符号化されたデータを前記移動端末に転送するステップとを含む。
また、前記固定局は、前記移動端末に転送したデータの履歴を保持する転送履歴データベースを備えており、前記固定局は、前記転送履歴データベースを参照することにより、符号化するN個のデータを選択する符号化候補データ選択ステップをさらに含むことも好ましい。
また、前記符号化候補データ選択ステップは、符号化するN個のデータを選択する際に、固定局に接続した移動端末の接続履歴も参照することも好ましい。
また、前記符号化関数は、符号化前のN個のデータおよび符号化されたn個のデータから抽出された任意のN個のデータから、符号化前のN個のデータを復号できるように符号化する関数であることも好ましい。
また、前記符号化関数は、N=2およびn=1としたとき、XOR演算により2個のデータを1個のデータに符号化する関数であることも好ましい。
また、前記符号化されたデータを受信した際、復号に必要なデータを保持している場合、データを復号するデータ復号ステップをさらに備えていることも好ましい。
上記目的を実現するため本発明による固定局は、固定局と、該固定局間を往来する移動端末とで構成され、該固定局及び該移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うネットワークにおける固定局において、N個のデータを符号化関数によりn個(n<N)のデータに符号化する手段と、前記符号化されたデータを前記移動端末に転送する手段とを備えている。
また、固定局は、前記移動端末に転送したデータの履歴を保持する転送履歴データベースと、前記転送履歴データベースを参照することにより、符号化するN個のデータを選択する符号化候補データ選択手段とをさらに備えていることも好ましい。
また、前記符号化候補データ選択手段は、符号化するN個のデータを選択する際に、固定局に接続した移動端末の接続履歴も参照することも好ましい。
上記目的を実現するため本発明によるデータ転送を行うシステムは、固定局および移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うシステムにおいて、N個のデータを符号化関数によりn個(n<N)のデータに符号化する手段と前記符号化されたデータを前記移動端末に転送する手段とを備えている前記固定局と、該固定局間を往来する移動端末とで構成されている
本発明により、DTNのような送達確認が困難でノード間の転送が不確かなネットワークにおいて、既に固定局から送信済みのデータを、改めて別の端末に転送依頼する際には、サイズがN×Dのデータ群をn×Dに圧縮できることにより、容量に制限のある移動端末の記憶媒体の占有を抑えることができる。この結果、他のデータを中継端末によって転送することが可能となり、ネットワーク全体でのデータ到達率を向上させることが可能となるほか、転送遅延時間を低減することが期待される。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明における固定局及び移動端末の機能構成図である。固定局1は、転送履歴DB11と、ネットワークコーディング部12と、転送用データ蓄積部13と、転送データ選択部14と、テータ送受信部15と、ネットワークコーディング復号部16とを有する。これら機能構成部は、固定局に搭載されたコンピュータによって実行されるプログラムによっても実現できる。
転送履歴DB11は、移動端末2へコピーしたデータの転送履歴である転送履歴テーブルを保持するデータベースである。
ネットワークコーディング部12は、転送履歴管理機能と、符号化候補データ選択機能と、ネットワークコーディング機能を有する。各機能の詳細は以下のようになる。
(1)転送履歴管理機能
固定局1が接続した移動端末2へデータをコピーした際に、そのデータID、データサイズとそのコピーが配布される可能性のある固定局(転送先固定局ID)を含む転送履歴を自身の保持する転送履歴DB11に追記記録する。
(2)符号化候補データ選択機能
固定局1が接続した移動端末2へコピーするデータを選択する際に、その移動端末2の接続履歴に含まれる固定局をキーとして、自身の転送履歴DB11を検索し、配布可能性のある固定局(ID)が検索キーと同一の転送済データを抽出する。抽出されたデータから、予め設定された選択ポリシーに従って、N個(N≧2)のデータを1つの符号化候補データ群とし選択する。
(3)ネットワークコーディング機能
符号化候補データ選択機能で抽出された符号化候補データ群(N個のデータ)に対して、何らかの符号化関数に基づき、n個(1≦n<N)のデータを生成し、データヘッダにコーディング情報(符号化元データ、及び符号化関数等に関する情報)を記載する。
この符号化関数は、符号化候補データ群と符号化されたデータの中から抽出された任意のN個のデータから、符号化候補データ群を復号できるような符号化を行う関数である。N=3、n=2の場合、符号化関数は、符号化候補データ群{A、A、A}からデータ{B、B}を生成する。また、適切な復号方法により、データの集合{A、A、A、B、B}から抽出した任意の3個のデータ、例えば、{A、B、B}、{A、A、B}等から符号化候補データ群{A、A、A}を復号できる。
なお、DTN環境において、符号化関数が同一と事前に決められている場合は、符号化関数等に関する情報をヘッダに記載する必要はない。
このようにして生成されたデータは、固定局1が保持する他の未転送データと共に接続移動端末2へのコピー候補データとなる。最終的には移動端末2の記憶媒体の空き容量、および各コピー候補データの転送優先度に応じてコピーするか否かを判定する。
転送データ選択部14は、移動端末2が接続した際、移動端末2にコピーするデータを選択する。例えば、移動端末2が接続履歴を有する場合はこの情報を用いて、コピーするデータを選択する。
データ送受信部15は、転送データ選択部14によって選択されたデータ及びネットワークコーディング機能により符号化されたデータを接続移動端末2に送信する。また、接続移動端末2からデータを受信する。受信されたデータは、転送用データ蓄積部13に蓄積される。
ネットワークコーディング復号部16は、ネットワークコーディングデータ復号化機能を有し、該機能の詳細は以下のようになる。
(4)ネットワークコーディングデータ復号化機能
データ送受信部15からネットワークコーディングされたデータを受信した際に、そのデータヘッダを見て、復号化に必要なデータを持っている場合には復号化を行う。
移動端末2は、接続履歴蓄積部21と、データ送受信部22と、転送データ選択部23と、転送用データ蓄積部24を有する。これら機能構成部は、端末に搭載されたコンピュータによって実行されるプログラムによっても実現できる。
接続履歴蓄積部21は、移動端末2が固定局1に接続する毎に、その固定局1のIDを記述した接続履歴情報を蓄積する。接続履歴情報は、データ送受信部22によって、固定局1へ送信される。
データ送受信部22は、接続した固定局1へデータを送信する。また、固定局1からデータを受信する。受信されたデータは、転送用データ蓄積部24に蓄積される。
転送データ選択部23は、固定局1と接続した際に転送するデータを選択する。例えば、その固定局1が、宛先固定局であるか、データの宛先端末と接続可能性の高い宛先固定局であるか、又はその宛先固定局に近いか否かにより選択する。
図2は、固定局に移動端末が接続したときの固定局内部での処理フローを示したものである。
(S1)固定局1に移動端末2が接続したとき、固定局1は移動端末2から接続履歴を受信する。
(S2)転送データ選択部14は、移動端末2が接続した際、移動端末2にコピーするデータを選択する。
(S3)ネットワークコーディング部12は、符号化候補データ選択機能により、N個(N≧2)のデータを1つの符号化候補データ群とし選択する。
(S4)ネットワークコーディング部12は、ネットワークコーディング機能により、符号化候補データ群からn個(1≦n<N)のデータを生成する。
(S5)データ送受信部15は、S2で選択したデータ及びS4で生成したデータを、移動端末2に転送(コピー)する。
(S6)ネットワークコーディング部12は、転送履歴管理機能により転送履歴DB11を更新する。
以上の処理の後、固定局は移動端末との接続を解除する。
次に、本実施形態でのDTNによる転送を具体的に説明する。図3は、固定局と移動端末で構成されるDTN環境においてネットワークコーディングを利用した際のデータの転送状況を示したものである。また、図4は本実施形態における固定局S0の転送履歴、及び移動端末MT03の接続履歴の例を示したものである。
固定局S0は、固定局SA1を宛先とするデータAと、固定局SB1を宛先とするデータBを保持している場合、特許文献1及び非特許文献1の方法に従えば、固定局S0は接続してきた移動端末MT01がエリアC_a内の何れかの固定局との接続履歴を持っている場合に、データAを含む適切なデータ群をMT01にコピーする。このとき、固定局S0は、転送履歴管理機能によって、自身の保持する転送履歴DBにデータA、転送先固定局ID(エリアC_a内の全部或いは一部の固定局ID)、転送回数を記載する。
同様に固定局S0に接続してきた移動端末MT02がエリアC_b内の何れかの固定局との接続履歴を持っている場合に、データBを含む適切なデータ群をMT02へコピーし、同様に転送履歴DBに記載する。
上記の状態において、新たに固定局S0に移動端末MT03が接続したとする。この時、固定局S0は、図2のフローに従ってMT03へコピーするデータを選択する。具体的には、MT03の接続履歴に固定局S1、S2、又はSB1の何れかが含まれていた時、固定局S0の転送データ選択部は、
1)固定局S0からの転送回数が0回
2)宛先(固定局)がS0よりも、S1、S2又はSB1に近い
の条件を満たすデータをMT03にコピーするデータとして選択する。ここで選択されたデータをMT03に渡しても、MT03の記憶媒体にまだ空き容量がある時、固定局S0のネットワークコーディング部は、符号化候補データ選択機能によって、自身の転送履歴DBから、過去転送回数が1回以上のデータをMT03へコピーするデータとして選択する。
N=2であり、選択ポリシーが「データサイズが近い、転送回数が少ないデータを優先的に選択」となっている場合、固定局S0の転送履歴DBでは図4に示す履歴が記述されているとすると、データA及びデータBを含むデータ群がコーディング候補データ群の一つとして選択される。
固定局S0のネットワークコーディング部は、ネットワークコーディング機能においてデータAとBのXOR演算によって生成されるデータサイズ100byteのデータABを生成する。また、このデータABのヘッダには、元となったデータに関する情報(データA及びBのID)とこれらをXOR演算してデータABが生成された旨が記載される。
このデータABを含む、同様にネットワークコーディングされた複数のデータを、固定局S0はMT03へコピーする。
MT03との接続が終了した後、MT03へコピーしたデータに関して、固定局S0は自身が保持する転送履歴DBを更新する。例えば、上記のデータABをコピーした場合、データA及びBの転送回数を増加させる。
以上の処理により、仮にMT01、MT02の一方が何らかの原因でデータ転送できない場合や、転送に大きな遅延が発生したとしても、データA、データB、データABの何れか2つさえ受信できた固定局(例えばS1、S2、SB1の何れか)はデータA、データBを復号化できる。
例えば、固定局S2がデータABを移動端末MT03から受信し、既にデータBを移動端末MT02から受信済みの場合は、固定局S2のネットワークコーディング復号部は、データBとデータABのXOR演算により、データAを復号することができる。
以上のように、固定局から送信済みのデータを再度転送する場合、2×100byteのデータ群を1×100byteに圧縮して転送できることより、移動端末の記憶容量を抑えることができる。
また、以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様および変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲およびその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明における固定局及び移動端末の機能構成図である。 固定局に移動端末が接続したときの固定局内部での処理フローを示したものである。 固定局と移動端末で構成されるDTN環境においてネットワークコーディングを利用した際のデータの転送状況を示したものである。 本実施形態における固定局S0の転送履歴、及び移動端末MT03の接続履歴の例を示したものである。
符号の説明
1 固定局
11 転送履歴DB
12 ネットワークコーディング部
13 転送用データ蓄積部
14 転送データ選択部
15 テータ送受信部
16 ネットワークコーディング復号部
2 移動端末
21 接続履歴蓄積部
22 データ送受信部
23 転送データ選択部
24 転送用データ蓄積部
S0、S1、S2、SA1、SB1 固定局
MT01、MT02、MT03 移動端末

Claims (10)

  1. 固定局と、該固定局間を往来する移動端末とで構成され、該固定局及び該移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うネットワークにおけるデータ転送方法において、
    前記固定局は、N個のデータを符号化関数により、n個(n<N)のデータに符号化するステップと、
    前記固定局は、前記符号化されたデータを前記移動端末に転送するステップと、
    を含むことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 前記固定局は、前記移動端末に転送したデータの履歴を保持する転送履歴データベースを備えており、
    前記固定局は、前記転送履歴データベースを参照することにより、符号化するN個のデータを選択する符号化候補データ選択ステップを、
    さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 前記符号化候補データ選択ステップは、符号化するN個のデータを選択する際に、固定局に接続した移動端末の接続履歴も参照することを特徴とする請求項2に記載のデータ転送方法。
  4. 前記符号化関数は、符号化前のN個のデータおよび符号化されたn個のデータから抽出された任意のN個のデータから、符号化前のN個のデータを復号できるように符号化する関数であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  5. 前記符号化関数は、N=2およびn=1としたとき、XOR演算により2個のデータを1個のデータに符号化する関数であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  6. 前記符号化されたデータを受信した際、復号に必要なデータを保持している場合、データを復号するデータ復号ステップをさらに備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ転送方法。
  7. 固定局と、該固定局間を往来する移動端末とで構成され、該固定局及び該移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うネットワークにおける固定局において、
    N個のデータを符号化関数によりn個(n<N)のデータに符号化する手段と、
    前記符号化されたデータを前記移動端末に転送する手段と、
    を備えていることを特徴とする固定局。
  8. 前記移動端末に転送したデータの履歴を保持する転送履歴データベースと、
    前記転送履歴データベースを参照することにより、符号化するN個のデータを選択する符号化候補データ選択手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の固定局。
  9. 前記符号化候補データ選択手段は、符号化するN個のデータを選択する際に、固定局に接続した移動端末の接続履歴も参照することを特徴とする請求項8に記載の固定局。
  10. 固定局および移動端末が送信元、宛先、或いは中継端末となってデータ転送を行うシステムにおいて、
    N個のデータを符号化関数によりn個(n<N)のデータに符号化する手段と前記符号化されたデータを前記移動端末に転送する手段とを備えている前記固定局と、
    該固定局間を往来する移動端末と、
    で構成されていることを特徴とするシステム。
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