JP2010067564A - 放電灯点灯装置、照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光ランプの調光レベルに係わらず、調光下限付近でも精度良く蛍光ランプの寿命末期を検出し、放電灯点灯装置を保護モードに制御することによって信頼性の高い放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】交流電源Vsから直流電圧を生成する直流電源回路(整流平滑回路1)と、スイッチング素子Q1,Q2とLC直列共振回路(インダクタL1とコンデンサC4)を備え、前記直流電圧を高周波電圧に変換して蛍光ランプFLに供給する高周波変換回路2と、蛍光ランプFLに流れる電流を検出する手段(カレントトランスCT)を有し、前記蛍光ランプFLに流れる電流値が所定値を超える場合に、前記高周波変換回路2を発振停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光ランプを高周波点灯させる放電灯点灯装置及びこれを用いた照明器具に関するものである。
従来、蛍光ランプ用の放電灯点灯装置として、特許文献1(特開2005−216553号公報)に開示されたものがある。この放電灯点灯装置は、調光操作用可変抵抗を操作することにより、蛍光ランプの光出力を連続的に可変させるものである。この従来例のような放電灯点灯装置においては、高周波変換回路の高周波出力は調光回路に接続された調光操作用可変抵抗によって決定される調光レベルに応じて決定される。ユーザーは調光操作用可変抵抗を自由に操作することにより、調光上限〜調光下限の範囲において、所望の光出力を得ることができる。
特開2005−216553号公報
蛍光ランプが寿命末期になると、蛍光ランプの片方の陰極から電子が放出されにくくなるので、図7に示すように、一方の極性で蛍光ランプの電流が流れにくくなる整流現象が発生する。この時、電子が放出されにくい陰極での降下電圧が増大し、前記陰極近傍での電力損失が増大する。結果として、前記陰極近傍で過大な熱が発生したり、高周波変換回路のスイッチング素子のストレスが増大し、放電灯点灯装置または放電灯点灯装置を搭載した照明器具の信頼性が損なわれるという問題があった。
図6で示される従来例では、蛍光ランプFLの電圧を検出する手段を具備しており、蛍光ランプFLの寿命末期の整流現象発生時に蛍光ランプFLの印加電圧が増大することをインバータ制御回路3が検出し、高周波変換回路2のスイッチング素子Q1,Q2を発振停止させることによって、前記問題を回避している。しかし、本従来例においては、調光した場合の蛍光ランプFLの印加電圧増大と蛍光ランプ寿命末期における蛍光ランプFLの印加電圧増大を判別出来ないという問題があった。
本発明は、前記の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、蛍光ランプの調光レベルに係わらず、調光下限付近でも精度良く蛍光ランプの寿命末期を検出し、放電灯点灯装置を保護モードに制御することによって信頼性の高い放電灯点灯装置を提供することである。
請求項1に係る放電灯点灯装置は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、交流電源Vsから直流電圧を生成する直流電源回路(整流平滑回路1)と、スイッチング素子Q1,Q2とLC直列共振回路(インダクタL1とコンデンサC4)を備え、前記直流電圧を高周波電圧に変換して蛍光ランプFLに供給する高周波変換回路2と、蛍光ランプFLに流れる電流を検出する手段(カレントトランスCT)を有し、前記蛍光ランプFLに流れる電流値が所定値を超える場合に、前記高周波変換回路2を発振停止することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、図4に示すように、前記蛍光ランプFLの陰極にトランスTr1の2次巻線出力より予熱電流を供給する予熱回路6を備え、前記LC直列共振回路7の共振用コンデンサC4と蛍光ランプFLの陰極の一端の間に抵抗R1等のインピーダンス素子を接続し、前記インピーダンス素子の両端電圧により蛍光ランプFLに流れる電流を検出する手段を具備することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、図5に示すように、前記蛍光ランプFLに流れる電流をマイクロコントローラ8eでデジタル信号として認識させる手段を有し、マイクロコントローラ8eのソフトウェアにより蛍光ランプFLの寿命判別を実施することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において、前記蛍光ランプFLに流れる電流値が所定値を超える場合に、前記高周波変換回路の発振周波数を制御して、前記蛍光ランプFLに流れる電流値を所定値以下にすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の発明において、図4に示すように、前記蛍光ランプFLに流れる電流を検出する手段は、蛍光ランプに流れる電流のピーク値を検出することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置を具備することを特徴とする照明器具である。
請求項1の発明によれば、調光レベルに係わらず、調光下限付近でも精度良く蛍光ランプの寿命末期を検出し、放電灯点灯装置を保護モードに制御することによって信頼性の高い放電灯点灯装置を提供することが出来る。
請求項2の発明によれば、安価な構成で、調光レベルに係わらず、調光下限付近でも精度良く蛍光ランプの寿命末期を検出し、放電灯点灯装置を保護モードに制御することによって信頼性の高い放電灯点灯装置を提供することが出来る。また、適正な予熱電流を供給することにより蛍光ランプの長寿命を達成出来る。
請求項3の発明によれば、安価な構成で、調光レベルに係わらず、調光下限付近でも精度良く蛍光ランプの寿命末期を検出し、放電灯点灯装置を保護モードに制御することによって信頼性の高い放電灯点灯装置を提供することが出来る。また、蛍光ランプ電力のフィードバック制御により、蛍光ランプの周囲温度等の使用条件にかかわらず、所定の蛍光ランプ電力を得ることが出来るものである。
請求項4の発明によれば、寿命末期においても蛍光ランプに流れる電流値を所定値以下にすることができるので、スイッチング素子やその他の回路部品を保護することができる。
請求項5の発明によれば、蛍光ランプに流れる電流のピーク値を検出するようにしたから、異常な放電状態を容易に検出することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る放電灯点灯装置を示す。図中、1は整流平滑回路、2は高周波変換回路、3はインバータ制御回路である。整流平滑回路1は、整流ダイオードD1,D2と平滑コンデンサC1,C2からなる、いわゆる倍電圧整流回路であり、商用交流電源Vsを整流・平滑して直流電圧を出力する。商用交流電源Vsは100〜120V、50/60Hzであり、整流平滑回路1の出力電圧は140〜170Vとなる。
高周波変換回路2は、ハーフブリッジインバータ回路であり、整流平滑回路1の出力に接続されたスイッチング素子Q1,Q2の直列回路を備えている。スイッチング素子Q1,Q2はインバータ制御回路3から出力される駆動信号により高周波で交互にオンオフされる。スイッチング素子Q2の両端には、直流カット用コンデンサC3と共振用のインダクタL1を介して蛍光ランプFLが接続されている。蛍光ランプFLは、放電管の両端にフィラメント電極を備える熱陰極ランプであり、各電極の非電源側端子間には共振用コンデンサC4が並列接続されている。
蛍光ランプFLの低電位側(グランド側)の電極には、ランプ電流を検出するようにカレントトランスCTが接続されている。カレントトランスCTにより検出されたランプ電流はインバータ制御回路3に入力されて、正常点灯時に比べて過大なピーク電流を検出すると、蛍光ランプFLが寿命末期と判定し、スイッチング素子Q1,Q2の発振動作を停止させる。
本実施形態においては、インバータ制御回路3が高周波変換回路2の発振周波数を変化させることにより、前記蛍光ランプFLの高周波出力を変化させている。高周波出力の大きさは、整流平滑回路1の出力電圧およびスイッチング素子Q1,Q2の動作周波数によって決まり、共振用インダクタL1と共振用コンデンサC4および蛍光ランプFLによって構成されるLCR共振カーブに従って変化する。
インバータ制御回路3では、カレントトランスCTにより蛍光ランプFLのランプ電流を検出している。蛍光ランプFLの寿命末期時には、図7に示すように蛍光ランプFLのランプ電流が極端に非対称になるので、結果的に共振用コンデンサC4の充電電流と放電電流がアンバランスになり、図2のAに示すように、共振用コンデンサC4の両端電圧の片方のピーク値が上昇する。共振用コンデンサC4の片側のピーク電圧がある値を超えると、図2のBに示すように、この共振用コンデンサC4の電荷が蛍光ランプFLを介して放電される。この時、図3に示すように、蛍光ランプFLには過大なパルス電流が発生する。そして、この過大なパルス電流と寿命になった陰極に発生する陰極降下電圧による過大な電力損失が前記寿命になった陰極に発生し、陰極近傍の過熱が加速されることになる。
本実施形態では、蛍光ランプFLの寿命末期に発生する蛍光ランプFLの過大なパルス電流を前記カレントトランスCTで検出することにより蛍光ランプFLの寿命末期を検出し、インバータ制御回路3がスイッチング素子Q1,Q2の発振動作を停止させている。調光時には、蛍光ランプFLのランプ電流は減少するが、調光時においても、蛍光ランプFLの寿命末期時の過大なパルス電流を検出することにより確実に寿命末期を判定し、放電灯点灯装置を保護出来るものである。
(実施形態2)
図4は本発明の実施形態2に係る放電灯点灯装置を示す。商用交流電源Vsは全波整流器DB1により全波整流され、昇圧チョッパ回路4により直流電圧に変換される。昇圧チョッパ回路4は、インダクタL2とスイッチング素子Q3とダイオードD3と平滑コンデンサC1により構成され、商用交流電源Vsよりも十分に高い周波数でスイッチング素子Q3がオン・オフを繰り返すことで、入力力率を改善すると共に、全波整流器DB1の出力電圧のピーク値よりも昇圧された直流電圧を平滑コンデンサC1に充電するものである。
昇圧チョッパ回路4の出力電圧は、インバータ回路5により高周波の矩形波電圧に変換される。インバータ回路5は、スイッチング素子Q1,Q2の直列回路からなるハーフブリッジ回路であり、スイッチング素子Q1,Q2が高周波で交互にオン・オフすることにより、スイッチング素子Q1,Q2の接続点に高周波の矩形波電圧を発生させ、先行予熱回路6とLC共振回路7に供給するものである。
先行予熱回路6は、直流カット用のコンデンサC5と、予熱用のトランスTr1と、常時予熱時の限流用インピーダンス素子としてのコンデンサC6と、先行予熱時にオンされるスイッチング素子Q4と、予熱用のコンデンサC7,C8とから構成されている。予熱用のトランスTr1の1次巻線は、直流カット用のコンデンサC5とスイッチング素子Q4を介してインバータ回路5の出力に接続されている。予熱用のトランスTr1の一対の2次巻線は、それぞれ予熱用のコンデンサC7,C8を介して蛍光ランプFLの両電極のフィラメントに接続されている。先行予熱時にはスイッチング素子Q4がオンされることにより、フィラメントには十分な予熱電流が供給される。また、先行予熱期間が終了すると、スイッチング素子Q4がオフされるが、限流用インピーダンス素子としてのコンデンサC6を介して予熱用のトランスTr1の1次巻線に高周波電流が流れることにより、フィラメントには常時予熱電流が供給される。常時予熱電流はフィラメントが所定の温度を維持出来る程度の大きさに設定される。これにより、蛍光ランプFLの長寿命を達成している。
LC共振回路7は、共振用のインダクタL1と共振用のコンデンサC4,C3からなり、コンデンサC3は直流カット用のコンデンサを兼用している。インバータ回路5から出力される高周波の矩形波電圧はLC共振回路7により略正弦波の高周波電圧に変換されて、蛍光ランプFLに供給される。蛍光ランプFLの一方の電極と共振用のコンデンサC4の間には電流検出用の抵抗R1が直列に挿入されている。この抵抗R1の両端電圧を検出することにより、ランプ電流が検出される。
次に、制御回路8の構成について説明する。この制御回路8は、高耐圧集積回路であるHVIC9と、その周辺回路とから構成されている。HVIC9は、先行予熱期間にスイッチング素子Q4をオン駆動する先行予熱制御部9cと、入力力率改善制御(PFC)のために昇圧チョッパ回路4のスイッチング素子Q3を制御するPFC制御部9aと、インバータ回路5のスイッチング素子Q1,Q2を駆動するためのMOSFETドライバ9bと、先行予熱回路6のスイッチング素子Q4を制御する先行予熱制御部9cと、先行予熱期間を決定する先行予熱タイマー9dと、スイッチング素子Q1,Q2の発振周波数を制御する発振器制御部9eと、外部からの調光信号を受けて発振器制御部9eの動作を制御する調光制御部9fとを備えている。
発振器制御部9eは、先行予熱タイマー9dの出力を受けて、先行予熱期間にはインバータ回路5の発振周波数をLC共振回路7の無負荷時共振周波数よりも十分に高い周波数に設定する。これにより、先行予熱期間では共振電圧が始動電圧よりも低く設定され、蛍光ランプFLは点灯しない。このとき、先行予熱回路6のスイッチング素子Q4はオンされており、予熱トランスTr1の出力により蛍光ランプFLのフィラメントは十分に予熱される。先行予熱期間が経過すると、発振器制御部9eはインバータ回路5の発振周波数をLC共振回路7の無負荷時共振周波数に近づくように低下させて行き、共振電圧が蛍光ランプFLの始動電圧を越えると、蛍光ランプFLが点灯する。なお、先行予熱期間が経過すると、スイッチング素子Q4はオフされて、先行予熱電流は遮断されるが、コンデンサC3を介して流れる高周波電流により常時予熱電流が供給される。
蛍光ランプFLが点灯すると、LC共振回路7に蛍光ランプFLの負荷インピーダンスが並列接続されることで、共振回路のQが低下し、点灯時共振周波数は無負荷時共振周波数よりも低下する。この点灯時共振周波数よりも高い範囲で調光制御部9fの出力を受けてインバータ回路5の発振周波数が可変制御される。このように、インバータ回路5は点灯時共振周波数よりも高い遅相モードで発振動作しているので、インダクタL1による誘導性リアクタンスが支配的となり、インバータ回路5の発振周波数が高くなると、インダクタL1のインピーダンスの増大によりランプ電流は低下する。
次に、調光制御のための構成について説明する。本実施形態では、外部のコントローラから入力されるPWM信号(オンデューティ信号)を調光信号インターフェイス回路10を介して直流電圧信号に変換して、HVIC9の調光制御部9fに入力することによって、PWM信号のオンデューティに応じて、蛍光ランプFLの調光制御が実施される。調光信号インターフェイス回路10は、絶縁用のフォトカプラ10aと、その出力を平滑する平滑回路10bとを備え、PWM信号のオンデューティに応じて増減する直流電圧信号を出力する。HVIC9の調光制御部9fは、この直流電圧信号に応じてインバータ回路5の発振周波数を可変制御することにより調光制御を実現している。
ランプ電流は電流検出用抵抗R1により電圧信号に変換される。電流検出用抵抗R1の両端電圧は全波整流器DB2により全波整流されて、ピーク検出回路8aにより電圧ピーク値を検出される。検出された電圧ピーク値が半波放電に起因する異常な値であると、寿命判別回路8bでは、蛍光ランプFLの寿命末期と判別し、その判別信号をHVIC9の発振器制御部9eに伝達する。発振器制御部9eでは、寿命末期の判別信号を受信すると、インバータ回路5の出力を停止または低減させる。
なお、HVIC9の発振制御部9eは、ランプ電圧検出回路8cにより蛍光ランプFLの印加電圧をモニターしており、ランプ電圧が調光以外の理由で異常に上昇した場合にもインバータ回路5の出力を停止または低減させる。
(実施形態3)
図5は本発明の実施形態3に係る放電灯点灯装置を示す。本実施形態では、調光信号は、例えばIEC規格で規定されるDALI信号のようなデジタル信号である。外部コントローラから入力されるデジタル信号は、調光信号インターフェイス回路10を介してマイコン(マイクロコントローラ)8eのI/Oポートに入力され、マイコン8eでデータ処理された後、マイコン8eの調光指令用I/Oポートより出力される信号により、調光制御部9fを介して、発振器制御部9eは所定の調光レベルになるようにスイッチング素子Q1,Q2の発振周波数を制御する。
本実施形態においては、抵抗R1には蛍光ランプFLのランプ電流が流れるので、この抵抗R1の両端電圧をランプ電流検出回路8dを介して、マイコン8eのA/D変換入力ポートに入力することによりランプ電流をデジタル信号としてマイコン8eで認識している。同様に、蛍光ランプFLのランプ電圧もランプ電圧検出回路8cを介して、マイコン8eのA/D変換入力ポートに入力することによりランプ電圧をデジタル信号としてマイコン8eで認識している。
蛍光ランプFLの寿命末期に過大なパルス電流が発生すると、図3に例示したような特有の波形の特徴をマイコン8eが波形識別ソフトウェアにより自動判別し、寿命末期に特有の波形の特徴が検出されると、マイコン8eの寿命末期判定信号出力用のI/Oポートより発振器制御部9eに入力される信号によりスイッチング素子Q1,Q2の発振動作が停止する。
また、デジタル信号として認識した、ランプ電圧とランプ電流よりランプ電力をマイコン8e内で演算することにより、ランプ電力を発振制御部9eに帰還することでフィードバック制御が出来る。これにより蛍光ランプFLの周囲温度等にかかわらず所定のランプ電力を得ることが出来るものである。
(実施形態4)
実施形態1〜3の放電灯点灯装置を搭載された照明器具の外観を図8に例示する。照明器具30は、実施形態1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置を組み込んだ器具本体31と、放電灯点灯装置と蛍光ランプFLを電気的に接続するための一対のソケット32とを備え、ソケット32には蛍光ランプFLのフィラメント電極が着脱自由に装着される。ここでは、負荷として直管型の蛍光ランプを例示したが、丸型蛍光ランプや二重環形蛍光ランプの点灯装置に本発明を適用しても構わない。また、同じ照明空間に配置された複数台の照明器具30を同じ電源系統に接続して、1つの壁スイッチあるいはセンサにより一斉に点灯可能な照明システムとして構成してもよい。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1の動作説明のための波形図である。 図2の時間軸を拡大して示した波形図である。 本発明の実施形態2の回路図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 従来例の回路図である。 従来例の動作説明のための波形図である。 本発明の実施形態4の照明器具の外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 整流平滑回路
2 高周波変換回路
3 インバータ制御回路
FL 蛍光ランプ
CT 電流トランス

Claims (6)

  1. 交流電源から直流電圧を生成する直流電源回路と、スイッチング素子とLC直列共振回路を備え、前記直流電圧を高周波電圧に変換して蛍光ランプに供給する高周波変換回路と、蛍光ランプに流れる電流を検出する手段を有し、前記蛍光ランプに流れる電流値が所定値を超える場合に、前記高周波変換回路を発振停止することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記蛍光ランプの陰極にトランスの2次巻線出力より予熱電流を供給する予熱回路を備え、前記LC直列共振回路の共振用コンデンサと蛍光ランプの陰極の一端の間に抵抗等のインピーダンス素子を接続し、前記インピーダンス素子の両端電圧により蛍光ランプに流れる電流を検出する手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記蛍光ランプに流れる電流をマイクロコントローラでデジタル信号として認識させる手段を有し、マイクロコントローラのソフトウェアにより蛍光ランプの寿命判別を実施することを特徴とする請求項1または2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記蛍光ランプに流れる電流値が所定値を超える場合に、前記高周波変換回路の発振周波数を制御して、前記蛍光ランプに流れる電流値を所定値以下にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記蛍光ランプに流れる電流を検出する手段は、蛍光ランプに流れる電流のピーク値を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置を具備することを特徴とする照明器具。
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