JP2010067390A - バックライト装置 - Google Patents

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誠 権田
Mitsuru Uchiyama
充 内山
Masaru Sasaki
賢 佐々木
Hirobumi Ishizeki
博文 石関
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Abstract

【課題】導光板の端面から入射するLEDの光の入射効率を向上させ、導光板における輝度及び輝度の均一性を向上させる。
【解決手段】LED31は、フレキシブルプリント基板33の先端33aに取り付けられ、伝熱板34は、フレキシブルプリント基板33の先端33aと基端33bとの間に取り付けられている。フレキシブルプリント基板33の先端33a近傍を折り曲げて、フレキシブルプリント基板33を介してLED31を伝熱板34の端面に接触させ、フレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cの弾性力で伝熱板34を付勢し、伝熱板34の端面でLED31を導光板11の端面11aに押し付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、LEDを光源とするエッジライト型のバックライト装置に関するものである。
一般に、液晶ディスプレイ等の液晶表示装置は、液晶パネルの裏面に配置されるバックライト装置を備えている。この種のバックライト装置では、光源としてCCFL(冷陰極蛍光管)が用いられているが、近時、CCFLに比して低電圧、低消費電力で駆動することができるLED(発光ダイオード)を用いることが検討されている。例えば、大型(例えば40型以上)の液晶ディスプレイ等の液晶表示装置に用いられるバックライト装置では、導光板の直下に複数のCCFLを配置した直下型のものや(特許文献1参照)、導光板の直下に多数のLEDを2次元に配置した直下型のもの(特許文献2参照)が採用されている。
このように直下型のバックライト装置では、導光板の直下に光源を配置するので、装置が厚くなってしまっている。そこで、携帯電話機等の小型の液晶表示装置に用いられるバックライト装置では、光源としてLEDが用いられ、LEDを導光板の端面に配置するエッジライト型が採用され、薄型で低消費電力を実現している。
特開2005−108635号公報 特開2007−134224号公報
ところで、近時、発光効率の高い白色のLEDが開発されたことにより、大型(例えば40型以上)の液晶表示装置に適用されるバックライト装置においても、装置の薄型化、軽量化、低消費電力化を図るために、エッジライト型として光源にLEDを用いることが望まれている。このLEDは点光源であるので、大型のバックライト装置の光源にLEDを採用する場合には、導光板の端面に複数(多数)のLEDを配置する必要がある。
しかしながら、このバックライト装置では、導光板を薄型(例えば4mm)にする場合、LEDが導光板の端面から僅か(例えば0.5mm)でも離れていると、光が導光板の端面から入射せずに外に漏れ出してしまうため、光の入射効率が低下したり輝度ムラ(特に、入光部近辺の光の明暗ムラ)が発生してしまうことがある。
この光漏れによる光の入射効率の低下や輝度ムラは、小型の液晶表示装置に用いられるバックライト装置ではほとんど問題となることはない程度のものであるが、大型の液晶表示装置に用いられるバックライト装置では、所望の輝度及び輝度の均一性が得られなくなるおそれがあり、特に、液晶テレビジョン受像機においては、映像品質が低下してしまうため、改善が求められていた。
そこで、本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、導光板の端面から入射するLEDの光の入射効率を向上させ、導光板における輝度及び輝度の均一性を向上させることができるバックライト装置を提供することを目的とするものである。
本発明は(例えば、図2参照)、導光板(11)と、
前記導光板(11)の端面(11a)に沿って配置される複数のLED(31)と、
前記LED(31)が取り付けられたフレキシブルプリント基板(33)と、
前記導光板(11)を保持するフレーム(20)と、を備え、
前記フレキシブルプリント基板(33)を変形させることにより、前記フレキシブルプリント基板(33)の弾性力で前記LED(31)を前記導光板(11)の端面(11a)に押し付けると共に、前記LED(31)を前記導光板(11)の端面(11a)に押し付けた状態で、前記フレキシブルプリント基板(33)を前記フレーム(20)に配置した、
ことを特徴とするバックライト装置(500)にある。
また、上記バックライト装置(500)において、前記フレキシブルプリント基板(33)には、当該フレキシブルプリント基板(33)の弾性力で前記LED(31)を前記導光板(11)の端面(11a)に押し付ける押し付け方向に長い長孔(33h)が形成され、
前記フレーム(20)は、前記長孔(33h)に挿通される突出部(41)を有し、前記長孔(33h)を介して前記フレキシブルプリント基板(33)を移動可能に保持する、
ことを特徴とするものである。
また、上記バックライト装置(500)において、前記LED(31)の熱を放熱部材(22)に伝導するための熱伝導性材料からなる伝熱板(34)を備え、
前記伝熱板(34)を前記LED(31)に接触させて前記フレーム(20)に配置した、
ことを特徴とするものである。
また、上記バックライト装置(500)において、前記LED(31)は、前記フレキシブルプリント基板(33)の先端(33a)に取り付けられ、
前記伝熱板(34)は、前記フレキシブルプリント基板(33)の先端(33a)と基端(33b)との間に取り付けられ、
前記フレキシブルプリント基板(33)の先端(33a)近傍を折り曲げて、前記フレキシブルプリント基板(33)を介して前記LED(31)を前記伝熱板(34)の端面に接触させ、
前記フレキシブルプリント基板(33)の折り曲げ部分(33c)の弾性力で前記伝熱板(34)を付勢し、前記伝熱板(34)の端面で前記LED(31)を前記導光板(11)の端面(11a)に押し付ける、
ことを特徴とするものである。
また、上記バックライト装置(500)において、前記フレーム(20)は、金属により形成され、前記放熱部材を兼ねる、
ことを特徴とするものである。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、フレキシブルプリント基板の弾性力によりLEDを導光板の端面に押し付けた状態でフレキシブルプリント基板をフレームに配置しているので、簡単な構造でLEDと導光板の端面との隙間を小さくすることができる。したがって、導光板の端面に入射するLEDの光の入射効率を向上させることができ、導光板における輝度及び輝度の均一性を向上させることができる。
請求項2に係る本発明によると、フレキシブルプリント基板の移動を長孔で規制することができ、導光板が熱等で伸縮しても、フレキシブルプリント基板の弾性力でLEDを導光板の端面に押し付けた状態に保持することができる。
請求項3に係る本発明によると、LEDを導光板の端面に押し付けた状態で、発熱するLEDを、伝熱板を通じて効果的に放熱することができる。
請求項4に係る本発明によると、LEDが伝熱板の端面に押圧されるので、LEDを導光板の端面に効果的に近づけることができ、これによりLEDの光の入射効率を向上させることができ、LEDを効果的に放熱させることができる。
請求項5に係る本発明によると、LEDの熱が伝熱板を通じてフレームにより放出されるので、放熱部材として機能する部材を別途設ける必要がなくなり、装置を小型化することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るバックライト装置を備えた液晶表示装置の概略構成を示す説明図であり、図2は、図1のA−A線に沿う液晶表示装置の部分概略断面図である。
図1に示す液晶表示装置100は、液晶テレビジョン受像機等の液晶ディスプレイであり、液晶パネル200と、液晶パネル200の裏面に配置される光学シート類300(図2)と、光学シート類300の裏面に配置されるバックライト装置500とを備えて構成されている。なお、本実施の形態では、液晶表示装置100は、例えば40型以上の大型のものである。
バックライト装置500は、エッジライト型であり、アクリル板等の透光性板材からなる導光板11と、導光板11の裏面に配置される反射シート13(図2)と、導光板11の上下の端面11a近傍に配置される一対のLEDユニット15,15と、液晶表示装置100の筐体でもあり、液晶パネル200及び導光板11等を保持するフレーム20と、を備えている。このようにエッジライト型とすることにより、バックライト装置500、即ち液晶表示装置100を薄型とすることが可能である。
フレーム20は、アルミニウム等の金属で形成されており、図2に示すように、液晶パネル200の表示部分を露出する開口部21aが形成されたフロントパネル21と、フロントパネル21の裏側に配置され、導光板11及びLEDユニット15を覆う板状に形成されたリアパネル22と、フロントパネル21とリアパネル22との間に配置され、液晶パネル200よりも大きい開口部23aが形成され、リアパネル22が嵌るインナーパネル23と、を有する。
導光板11の裏面には、不図示の多数の凹部からなる光散乱用パターンが形成されており、導光板11の端面11aから入射した光が、各凹部で散乱することで導光板11の表面から出射される。これにより、バックライト装置500は、液晶パネル200に向けて面発光する。
図3は、LEDユニット15の一部分を示す図であり、図3(a)は、LEDユニット15の平面図、図3(b)は、LEDユニット15をLED側から見た側面図である。また、図4は、LEDユニット15をフレーム20に配置した際の概略部分平面図であり、フロントパネルの図示を省略している。
LEDユニット15は、図3に示すように、複数(多数)のLED31と、LED31を駆動するための駆動回路基板32と、LED31と駆動回路基板32とを繋ぐ不図示の配線パターンがプリントされたフレキシブルプリント基板33と、を備えている。
駆動回路基板32は、略長方形状に形成されており、長辺側の2つの端部32a,32bのうち、一方の端部32a近傍にフレキシブルプリント基板33の配線パターンと接続するための端子32cが設けられている。
フレキシブルプリント基板33は、可撓性のあるフィルム状の絶縁体に、配線となる導体を形成して構成されている。そして、フレキシブルプリント基板33を変形させた際には、元の状態に戻ろうとする弾性力(復元力)が生じる。このフレキシブルプリント基板33は、略長方形状に形成されており、長辺側の基端33bから先端33aに向かう不図示の配線が形成されている。このフレキシブルプリント基板33の先端33aには、複数のLED31が半田等で等間隔に取り付けられている。一方、フレキシブルプリント基板33の基端33bは、駆動回路基板32の端子32cに半田等で取り付けられている。
LED31は、白色LEDであり、不図示の青色LED素子と不図示の蛍光体とからなるものである。なお、白色LEDとしては、これに限定するものではなく、赤色、緑色、青色のLED素子を有する3原色白色LEDでもよく、種々の白色LEDを適用することが可能である。このLED31を使用することにより、CCFLを使用する場合よりも低電圧、低消費電力となる。
ここで、LED31は、通電による発光で発熱するため、安定して動作させるには、放熱する必要がある。
そこで、LEDユニット15は、図2に示すように、アルミニウム等の熱伝導性材料からなる伝熱板34を備えている。この伝熱板34は、略長方形状に形成されており、厚さが導光板11の厚さ以下に設定されている。伝熱板34は、フレキシブルプリント基板33を介して間接的にLED31に接触するように、フレキシブルプリント基板33の先端33aと基端33bとの間に、放熱用のシリコーン等で接着されている。具体的に説明すると、フレキシブルプリント基板33の先端33a近傍はLED31が外側となるように山折りされており、伝熱板34の長辺側の一方の端面とLED31とがフレキシブルプリント基板33を介して接触するように、フレキシブルプリント基板33の内側と、伝熱板34の端面及び表面との間に放熱用のシリコーンが塗布されてフレキシブルプリント基板33と伝熱板34とが密着した状態で接着され、LED31の熱が効果的に伝熱板に伝達するようになっている。
このように、複数のLED31、フレキシブルプリント基板33、駆動回路基板32及び伝熱板34が一体となってLEDユニット15が構成されている。そして、LEDユニット15をフレーム20のインナーパネル23とリアパネル22との間の空間Rに配置することにより、複数のLED31が導光板11の端面11aに沿って配置され、伝熱板34の裏面がフレーム20のリアパネル22に対向するように配置される。このとき、伝熱板34の表面に接着されているフレキシブルプリント基板33は、インナーパネル23の裏面に対向するように配置されている。
そして、伝熱板34の裏面には、電気的に絶縁し、熱伝導性材料からなる不図示の伝熱シートが配置され、不図示の非接着性の放熱用シリコーンが塗布される。これにより、伝熱板34の裏面はフレーム20のリアパネル22に不図示の伝熱シート及び放熱用のシリコーンを介して接触され、伝熱板34に伝達した熱が、リアパネル22に伝達され、リアパネル22から外部に効率よく放出される。このようにリアパネル22が放熱部材としての機能を兼ね備えているので、別途、放熱部材として機能する部材を設ける必要がない。したがって、部品点数が少なくて済み、装置を小型化できると共に、LED31を効果的に放熱することができる。なお、伝熱板34の表面に接着したフレキシブルプリント基板33の表面も、電気的に絶縁し、熱伝導性材料からなる不図示の伝熱シートが配置され、不図示の非接着性の放熱用シリコーンが塗布される。これにより、伝熱板34に伝達した熱の一部は、インナーパネル23に伝達し、フロントパネル21を介して外部に放出される。
ところで、フレキシブルプリント基板33は基端33b近傍が断面略Z字形状に折れ曲がるように変形されている。これにより、LEDユニット15をフレーム20に配置した際には、図2及び図4に示すように、駆動回路基板32の他方の端部32bがフレーム20のインナーパネル23の側壁内面に接触すると共に、フレキシブルプリント基板33が復元しようとする弾性力により、フレキシブルプリント基板33の先端33aに設けたLED31が導光板11の端面11aに押し付けられている。
なお、図2に示すように、フレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cは、伝熱板34のLED31が設けられている端面とは反対側の端面に対向するように形成されており、フレーム20のインナーパネル23側に張り出しておらず、収納性がよい。
ここで、フレキシブルプリント基板33及び伝熱板34には、図2及び図3に示すように、フレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cの弾性力によりLED31を導光板11の端面11aに押し付ける矢印Xで示す押し付け方向(フレキシブルプリント基板33及び伝熱板34の短辺方向)に長い長孔33h,34hが長辺方向に沿って複数形成されている。そして、長孔33h,34hに対向するフレーム20のリアパネル22には、図2及び図4に示すように、突出部としての中空の筒状のリベット41が内側に突出するように固定されており、各リベット41が対向する長孔33h,34hに挿通される。これにより、フレキシブルプリント基板33及び伝熱板34は、リベット41に案内されてLED31を導光板11の端面11aに押し付ける押し付け方向及びその反対方向にスライド移動可能となり、押し付け方向と直交する方向への移動が規制され、リベット41を介してリアパネル22及びインナーパネル23に保持される。これにより、複数のLED31を導光板11の端面11aに均等に当接させることができる。
リベット41には、締着具として皿ねじ等のねじ43が螺合するねじ孔41hが形成されており、インナーパネル23には、リベット41hのねじ孔41hに対向する位置に貫通孔23hが形成されている。これにより、インナーパネル23は、貫通孔23hを通じてねじ43をねじ孔41hに螺合させることにより、リアパネル22に固定することができる。
次に、液晶表示装置100を組み立てる際に、LEDユニット15をフレーム20に配置して固定する場合について詳細に説明する。
まず、リアパネル22にはリベット41がカシメ固定され、リベット41が長孔33h,34hに挿入されるようにLEDユニット15がリアパネル22に配置される。このとき、駆動回路基板32及び伝熱板34とリアパネル22との間には、電気的に絶縁し、熱伝導性材料からなる不図示の伝熱シートを介在させておく。
次いで、インナーパネル23にはリアパネル22が嵌められ、リアパネル22の全周の端面がインナーパネル23の側壁内面に当接する。これにより、リアパネル22は、インナーパネル23に対して位置決めされ、リアパネル22に固定したリベット41のねじ孔41hと、インナーパネル23に形成した貫通孔23hとが対向することとなる。
ここで、インナーパネル23の裏面には、電気的に絶縁し、熱伝導性材料からなる不図示の伝熱シートが設けられており、駆動回路基板32は、不図示の伝熱シートを介してリアパネル22及びインナーパネル23に挟まれることとなる。
そして、LEDユニット15がリアパネル22とインナーパネル23との間の空間Rに配置されたことにより、駆動回路基板32の他方の端部32bがインナーパネル23の側壁内面に接触して駆動回路基板32の移動が規制されている。一方、伝熱板34には、LED31が取り付けられたフレキシブルプリント基板33が接着されているので、LEDユニット15をフレーム20に配置させた際に、フレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cの弾性力により、伝熱板34がリベット41で規制されながらLED31を押し付け方向(矢印X方向)に移動させ、フレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cが伸びた状態でLED31が押し付け方向に突出することとなる。このとき、ねじ43は、インナーパネル23の貫通孔23hを通じてリベット41に形成したねじ孔41hに螺合されてインナーパネル23がリアパネル22に固定され、フレキシブルプリント基板33及び伝熱板34が、不図示の伝熱シート及び放熱用のシリコーンを介してリアパネル22及びインナーパネル23に接触しながら移動可能に保持されている。
次いで、反射シート13をリアパネル22に配置した後、押し付け方向に突出状態の伝熱板34及びLED31を作業者によりフレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cの弾性力に抗して押し付け方向と反対方向に移動させた状態で、導光板11をリアパネル22に配置する。
そして、作業者がLEDユニット15を解放することにより、フレキシブルプリント基板33の折り曲げ部分33cの変形によるフレキシブルプリント基板33の弾性力で伝熱板34が付勢され、複数のLED31が伝熱板34の端面で導光板11の端面11aに均等に押し付けられることとなり、LED31と導光板11の端面11aとの隙間を小さくすることができる。したがって、導光板11の端面11aに入射するLED31の光の入射効率を向上させることができ、導光板11における輝度及び輝度の均一性を向上させることができる。しかも、フレキシブルプリント基板33の弾性力のみでLED31を導光板11の端面11aに押し付けることができるので、構造が簡単であり、別途、LED31近傍に反射板を設けたり、端面11aを溝状に加工したりする必要がなく、効果的にLED31の光の入射効率を向上させることができ、導光板11における輝度及び輝度の均一性を向上させることができる。
最後に、導光板11上に光学シート類300及び液晶パネル200が順次配置され、フロントパネル21がインナーパネル23に取り付けられ、液晶パネル200がフロントパネル21に押え付けられて固定される。
ところで、本実施の形態では、LEDユニット15のフレキシブルプリント基板33及び伝熱板34は、フレーム20に固定していない。つまり、LED31を導光板11の端面11aに当接した状態でフレキシブルプリント基板33及び伝熱板34を保持しているのは、リアパネル22及びインナーパネル23による挟持圧である。この挟持圧は、フレキシブルプリント基板33の弾性力による伝熱板34及びLED31の移動を妨げない程度に設定されている。例えばリアパネル22と伝熱板34との間に0.5μm程度の隙間を設けておくとよい。
このリアパネル22及びインナーパネル23の距離は、リベット41により規定される。具体的に説明すると、図2に示すように、リベット41の固定側の端部を段状に形成しておくことで、リアパネル22及びインナーパネル23の距離を規定値に設定することができる。つまり、リベット41の段部がリアパネル22に形成したリベット41を固定する固定孔の縁に当接することでリベット41の高さが規定され、この状態でリベット41がリアパネル22にカシメ固定される。これにより、フレキシブルプリント基板33及び伝熱板34への挟持圧を適正に設定することができる。そして、フレキシブルプリント基板33及び伝熱板34を挟持しながらも、伝熱板34及びフレキシブルプリント基板33(つまり、LED31)を非固定とすることで、伝熱板34及びフレキシブルプリント基板33をフレキシブルプリント基板33の弾性力で移動させてLED31を導光板11の端面11aに当接させることができる。そして、LED31への通電による発熱により導光板11が熱膨張し、LED31への通電を停止したときに元の状態に収縮した際にも、フレキシブルプリント基板33の弾性力によりLED31を導光板11の端面11aに当接した状態に保持することができる。
なお、上記実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施の形態では、フレキシブルプリント基板33を変形させるものとして、フレキシブルプリント基板33を断面略Z字形状に折り曲げた場合について説明したが、これに限定するものではなく、例えばフレキシブルプリント基板を断面V字形状に折り曲げたり、断面W字形状に折り曲げたりするなど、弾性力が生じるような種々の折り曲げ方が可能である。更に、フレキシブルプリント基板を折り曲げる以外にも、フレキシブルプリント基板を湾曲して撓ませることも可能である。
また、上記実施の形態では、LED31をフレキシブルプリント基板33を介して間接的に伝熱板34に接触させたが、これに限定するものではなく、LEDを直接伝熱板に接触させてもよいし、フレキシブルプリント基板と伝熱板との間に密着度をよくするシート等、他の部材を更に介在させて、LEDと伝熱板とを間接的に接触させてもよい。
また、上記実施の形態では、フレーム20のリアパネル22が金属製であり放熱部材を兼ねる場合について説明したが、これに限定するものではなく、リアパネルをプラスチック等で構成する場合には、別途、伝熱板に接触する放熱部材を設ければよい。また、LEDの冷却の必要がない場合、或いは送風機等、別手段によりLEDを冷却する場合には、伝熱板の代わりに単なる板材を設けてもよいし、伝熱板を省略してもよい。また、上記実施の形態では、フレキシブルプリント基板33は、フレーム20に対して固定されていないが、フレキシブルプリント基板(又はフレキシブルプリント基板に固定されている伝熱板)をフレームに固定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、突出部としてリベット41である場合について説明したが、これに限定するものではなく、スペーサ等、間隔を保持できる部材でもよい。
また、上記実施の形態では、リベット41にねじ孔41hを形成し、ねじ43をインナーパネル23の貫通孔23hを通じてねじ孔41hに螺合し、インナーパネル23をリアパネル22に固定するようにしたが、固定方法はこれに限定するものではなく、インナーパネルにねじ孔を形成して締着具としてのねじをリベットを貫通してねじ孔に螺合し、リアパネルとインナーパネルとを固定するようにしてもよい。
本実施の形態に係るバックライト装置を備えた液晶表示装置の概略構成を示す説明図である。 図1のA−A線に沿う液晶表示装置の部分概略断面図である。 LEDユニットの一部分を示す図であり、(a)は、LEDユニットの平面図、(b)は、LEDユニットをLED側から見た側面図である。 LEDユニットをフレームに配置した際の概略部分平面図である。
符号の説明
11 導光板
11a 端面
20 フレーム
22 放熱部材(リアパネル)
31 LED
33 フレキシブルプリント基板
33a 先端
33b 基端
33c 折り曲げ部分
33h 長孔
34 伝熱板
34h 長孔
41 突出部(リベット)
500 バックライト装置

Claims (5)

  1. 導光板と、
    前記導光板の端面に沿って配置される複数のLEDと、
    前記LEDが取り付けられたフレキシブルプリント基板と、
    前記導光板を保持するフレームと、を備え、
    前記フレキシブルプリント基板を変形させることにより、前記フレキシブルプリント基板の弾性力で前記LEDを前記導光板の端面に押し付けると共に、前記LEDを前記導光板の端面に押し付けた状態で、前記フレキシブルプリント基板を前記フレームに配置した、
    ことを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記フレキシブルプリント基板には、当該フレキシブルプリント基板の弾性力で前記LEDを前記導光板の端面に押し付ける押し付け方向に長い長孔が形成され、
    前記フレームは、前記長孔に挿通される突出部を有し、前記長孔を介して前記フレキシブルプリント基板を移動可能に保持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記LEDの熱を放熱部材に伝導するための熱伝導性材料からなる伝熱板を備え、
    前記伝熱板を前記LEDに接触させて前記フレームに配置した、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックライト装置。
  4. 前記LEDは、前記フレキシブルプリント基板の先端に取り付けられ、
    前記伝熱板は、前記フレキシブルプリント基板の先端と基端との間に取り付けられ、
    前記フレキシブルプリント基板の先端近傍を折り曲げて、前記フレキシブルプリント基板を介して前記LEDを前記伝熱板の端面に接触させ、
    前記フレキシブルプリント基板の折り曲げ部分の弾性力で前記伝熱板を付勢し、前記伝熱板の端面で前記LEDを前記導光板の端面に押し付ける、
    ことを特徴とする請求項3に記載のバックライト装置。
  5. 前記フレームは、金属により形成され、前記放熱部材を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のバックライト装置。
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JP2015509655A (ja) * 2012-03-09 2015-03-30 アップル インコーポレイテッド 電子デバイスディスプレイ用バックライト構造体及びバックライトアセンブリ
US9361609B2 (en) 2012-03-15 2016-06-07 Apple Inc. Backlight structures and backlight assemblies for electronic device displays
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