JP2010067122A - 情報共有システム、情報共有装置、およびプログラム - Google Patents

情報共有システム、情報共有装置、およびプログラム Download PDF

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豪 水梨
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Abstract

【課題】複数の表示要素が互いに異なる配置態様で表示された2つの表示部それぞれに、それら表示要素の2つにまたがる注釈情報を表示する。
【解決手段】情報共有装置10は、複数のウィンドウを表示部12に表示する表示制御部15と、表示部12に表示された複数のウィンドウの2つにまたがるアノテーションの入力に応じて、それら2つのウィンドウをそのアノテーションの付加先として特定するアノテーション付加先特定部16と、を含む。情報共有装置20は、表示部12に表示される複数のウィンドウの配置態様とは異なる配置態様で、それらのウィンドウを表示部22に表示する表示制御部25と、上記アノテーションがそのアノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウにまたがった状態で表示部22に表示されるよう、アノテーションの表示属性を決定するアノテーション表示属性決定部26と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報共有システム、情報共有装置、およびプログラムに関する。
従来、2以上の表示部に共通の情報を表示することにより、情報共有を支援するシステムがある。
たとえば、特許文献1には、複数のクライアントがそれぞれの画面に表示したコンテンツをサーバに送信し、サーバが受信されたコンテンツを統合した統合コンテンツを複数のクライアントそれぞれに配信して、それぞれのクライアントのコンテンツに重ね合わせて画面に表示させる画像共有技術が開示されている。
また、特許文献2には、端末が遠隔地に存在する他の端末とコラボレーションを行う際に、コラボレーションの対象となるアプリケーションのウィンドウとそれに対応する透明ウィンドウとを双方のシステムにおいて起動させ、透明ウィンドウ上に描画された図形等のデータを相手側装置に伝送する技術が開示されている。
また、特許文献3には、複数の情報通信端末それぞれの表示画面に共通の画像を表示するとともに、簡単な操作により画像上で話題の対象となる部分を指し示す目印を表示する技術が開示されている。
特開2006−31359号公報 特開2000−47991号公報 特開2005−39772号公報
本発明は、複数の表示要素が互いに異なる配置態様で表示された2つの表示部それぞれに、それら表示要素の2つにまたがる注釈情報を表示することができる情報共有システム、情報共有装置、およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に係る情報共有システムは、複数の表示要素を第1表示部に表示する手段と、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で、前記複数の表示要素を第2表示部に表示する手段と、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報の入力に応じて、該2つの表示要素を前記注釈情報の付加先として特定する付加先特定手段と、前記注釈情報を該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する注釈情報表示手段と、を含むことを特徴とする。
請求項2に係る情報共有システムでは、請求項1に記載の情報共有システムにおいて、前記配置態様は、表示位置、大きさ、および形状の少なくとも1つを含む。
請求項3に係る情報共有システムでは、請求項1または2に記載の情報共有システムにおいて、前記第2表示部における前記注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素の一方と他方とを結ぶ領域内に、前記注釈情報に応じた空白領域が確保されるよう、前記第2表示部に表示された前記複数の表示要素の少なくとも1つの配置態様を変更する空白領域確保手段をさらに含み、前記注釈情報表示手段は、前記空白領域確保手段により確保された前記空白領域に前記注釈情報を表示する。
請求項4に係る情報共有システムでは、請求項3に記載の情報共有システムにおいて、前記空白領域確保手段は、前記空白領域が確保されるよう、前記第2表示部に表示された前記2つの表示要素の少なくとも一方の配置態様を変更する。
請求項5に係る情報共有システムでは、請求項3または4に記載の情報共有システムにおいて、前記空白領域確保手段は、前記空白領域が確保されるよう、前記第2表示部に表示された前記2つの表示要素以外の表示要素の少なくとも1つの配置態様を変更する。
請求項6に係る情報共有システムでは、請求項1から5のいずれかに記載の情報共有システムにおいて、前記注釈情報表示手段は、前記注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素にまたがるよう変形された前記注釈情報を前記第2表示部に表示する。
請求項7に係る情報共有システムでは、請求項1から6のいずれかに記載の情報共有システムにおいて、前記付加先特定手段は、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の1つから他の1つに向けてまたがる注釈情報の入力に応じて、該1つの表示要素および該他の1つの表示要素を前記注釈情報の始点要素および終点要素としてそれぞれ特定し、前記注釈情報表示手段は、前記注釈情報を該注釈情報の始点要素から終点要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する。
請求項8に係る情報共有システムでは、請求項1から7のいずれかに記載の情報共有システムにおいて、前記表示要素は、表示位置が移動可能な表示領域である。
請求項9に係る情報共有装置は、複数の表示要素を第1表示部に表示する手段と、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報の入力に応じて、該2つの表示要素を前記注釈情報の付加先として特定する付加先特定手段と、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で前記複数の表示要素を第2表示部に表示する他の情報共有装置に、前記注釈情報と該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報とを送信する手段と、を含むことを特徴とする。
請求項10に係る情報共有装置は、他の情報共有装置によって第1表示部に表示された複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で、前記複数の表示要素を第2表示部に表示する手段と、前記他の情報共有装置から、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報と、該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報と、を受信する手段と、前記注釈情報を前記付加先識別情報により識別される前記2つの表示要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する注釈情報表示手段と、を含むことを特徴とする。
請求項11に係るプログラムは、複数の表示要素を第1表示部に表示する手段、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報の入力に応じて、該2つの表示要素を前記注釈情報の付加先として特定する付加先特定手段、および前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で前記複数の表示要素を第2表示部に表示する他の情報共有装置に、前記注釈情報と該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報とを送信する手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項12に係るプログラムは、他の情報共有装置によって第1表示部に表示された複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で、前記複数の表示要素を第2表示部に表示する手段、前記他の情報共有装置から、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報と、該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報と、を受信する手段、および前記注釈情報を前記付加先識別情報により識別される前記2つの表示要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する注釈情報表示手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
なお、上記プログラムは、インターネットなどの通信ネットワークを介して提供されてもよいし、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に格納されて提供されてもよい。
請求項1に係る情報共有システムによれば、複数の表示要素の配置態様が互いに異なる第1表示部および第2表示部のそれぞれに、それらの表示要素の2つにまたがる注釈情報が表示される。
請求項2に係る情報共有システムによれば、複数の表示要素の表示位置、大きさ、および形状の少なくとも1つが互いに異なる第1表示部および第2表示部のそれぞれに、それら表示要素の2つにまたがる注釈情報が表示される。
請求項3に係る情報共有システムによれば、第1表示部に表示された2つの表示要素にまたがる注釈情報が、第2表示部に確保された空白領域に第2表示部に表示されたそれら2つの表示要素にまたがるよう表示される。
請求項4に係る情報共有システムによれば、第1表示部に表示された2つの表示要素にまたがる注釈情報が、第2表示部に表示されたそれら2つの表示要素の少なくとも一方の配置態様を変更することにより確保された空白領域に表示される。
請求項5に係る情報共有システムによれば、第1表示部に表示された2つの表示要素にまたがる注釈情報が、第2表示部に表示された他の表示要素の少なくとも1つの配置態様を変更することにより確保された空白領域に表示される。
請求項6に係る情報共有システムによれば、第1表示部に表示された2つの表示要素にまたがる注釈情報が、第2表示部に表示されたそれら2つの表示要素にまたがるよう変形された上で第2表示部に表示される。
請求項7に係る情報共有システムによれば、複数の表示要素の配置態様が互いに異なる第1表示部および第2表示部のそれぞれに、それら2つの表示要素の1つから他の1つに向けてまたがる注釈情報が表示される。
請求項8に係る情報共有システムによれば、表示位置が移動可能な複数の表示領域の配置態様が互いに異なる第1表示部および第2表示部のそれぞれに、それら表示要素の2つにまたがる注釈情報が表示される。
請求項9,10に係る情報共有装置によれば、複数の表示要素の配置態様が互いに異なる第1表示部および第2表示部のそれぞれに、それら表示要素の2つにまたがる注釈情報が表示される。
請求項11,12に係るプログラムによれば、複数の表示要素の配置態様が互いに異なる第1表示部および第2表示部のそれぞれに、それら表示要素の2つにまたがる注釈情報が表示される。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報共有システム100の構成図である。同図に示すように、情報共有システム100は、情報共有装置10,20と、情報共有装置10と情報共有装置20とを接続する社内ネットワークやインターネットなどの通信ネットワーク30と、を含んで構成される。
情報共有装置10は、キーボードやマウスなどの情報入力装置で構成される入力部11と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置で構成される表示部12と、ネットワークインターフェース装置などで構成される通信部13と、CPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成される制御部14と、を含むコンピュータ装置である。
情報共有装置10は、たとえば図2に示すように、各種アプリケーションに係る複数のウィンドウ(表示位置が移動可能な表示領域、ここではウィンドウ40〜42の3つとする)を並べてまたは重ねて表示部12に表示する。ウィンドウ40〜42内には、アプリケーションに係る各種オブジェクト(文字、図形、画像など)が描画される。また、情報共有装置10は、入力部11を介して入力されるユーザの指示に従って、文字や図形などからなるアノテーション(注釈情報)をウィンドウ40〜42の内側または外側に表示する。
情報共有装置20は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置で構成される表示部22と、ネットワークインターフェース装置などで構成される通信部23と、CPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成される制御部24と、を含むコンピュータ装置である。
情報共有装置20は、たとえば図3に示すように、情報共有装置10の表示部12に表示されるウィンドウ40〜42にそれぞれ対応するウィンドウ50〜52を表示部22に表示する。これにより、互いに離れた情報共有装置10のユーザと情報共有装置20のユーザとが、ウィンドウ40〜42およびウィンドウ40〜42内に描画される情報を共有できるようになっている。
なお、本実施形態では、図2および図3に示すように、表示部22の表示サイズ(解像度)や形状が表示部12のそれらと異なっているものとする。一例として、ここでは、表示部22の表示サイズが表示部12の表示サイズより大きく、表示部22の形状が表示部12の形状よりも横長であるものとする。
このため、情報共有装置20は、表示部12に表示されるウィンドウ40〜42を、その配置態様とは異なる配置態様でウィンドウ50〜52として表示部22に表示する。ウィンドウの配置態様には、ウィンドウの表示位置、ウィンドウの大きさ、およびウィンドウの形状の少なくとも1つが含まれる。
情報共有システム100では、情報共有装置20が、情報共有装置10の表示部12に表示された複数のウィンドウの2つにまたがるよう入力されるアノテーションを、その2つのウィンドウにまたがるよう表示部22に適切に表示する。
以下では、上記処理を実現するために情報共有装置10の制御部14および情報共有装置20の制御部24が備える構成を詳細に説明する。
情報共有装置10の制御部14は、表示制御部15、アノテーション付加先特定部16、および共有情報送信部17を含む。
表示制御部15は、表示部12に表示されるウィンドウ(ウィンドウ内に描画される各種オブジェクトを含む)やアノテーションなどの表示位置(表示部12の表示領域における座標)、大きさ(高さ、幅など)、形状、表示色、およびその他の表示属性を保持する。そして、表示制御部15は、上記表示属性に基づいて生成した画像信号を表示部12に出力することにより、表示部12にウィンドウやアノテーションなどを表示する。
アノテーション付加先特定部16は、表示部12に表示された複数のウィンドウの2つにまたがるアノテーションの入力に応じて、それら2つのウィンドウをそのアノテーションの付加先として特定する。すなわち、アノテーション付加先特定部16は、表示制御部15により保持されるウィンドウの表示属性(表示位置、大きさなど)と入力されたアノテーションの表示属性(始点位置や終点位置などの表示位置、大きさ、形状など)とに基づいて、表示部12に表示された複数のウィンドウの2つをそのアノテーションの付加先として特定する。
なお、アノテーション付加先特定部16は、入力されたアノテーションが表示部12に表示された複数のウィンドウの1つから他の1つに向けてまたがるアノテーション(たとえば、方向性を有する矢印状の関連指示線)の入力に応じて、該1つのウィンドウおよび該他の1つのウィンドウをそのアノテーションの始点ウィンドウおよび終点ウィンドウ(いずれもアノテーションの付加先)としてそれぞれ特定してもよい。
ここで、入力されたアノテーションの付加先を特定する方法を、図4に基づいて具体的に説明する。図4は、表示部12に表示されるウィンドウ40〜42とアノテーション43(方向性を有する直線矢印状の関連指示線)の配置態様を示す図である。
同図に示すように、表示部12に表示されたウィンドウ40からウィンドウ42に向けてまたがるアノテーション43の入力があった場合、アノテーション付加先特定部16は、アノテーション43の始点が重なるウィンドウ40をアノテーション43の始点ウィンドウとして特定し、アノテーション43の終点が重なるウィンドウ42を終点ウィンドウとして特定する。
共有情報送信部17は、情報共有装置10と情報共有装置20との間で共有される情報を通信部13を介して情報共有装置20に送信する。具体的には、共有情報送信部17は、表示制御部15により保持されるウィンドウやアノテーションなどの表示属性(表示位置、大きさ、形状、種別、表示色など)と、アノテーション付加先特定部16によりアノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウ(始点ウィンドウ、終点ウィンドウ)を識別する付加先識別情報と、を情報共有装置20に送信する。
なお、共有情報送信部17は、これらの情報の一部または全部を所定の時間間隔で送信してもよいし、これらの情報のうち更新のあった部分のみを表示部12における表示内容が更新されたタイミングで送信してもよい。
一方、情報共有装置20の制御部24は、表示制御部25、アノテーション表示属性決定部26、および共有情報受信部27を含む。
共有情報受信部27は、情報共有装置10の共有情報送信部17により送信される情報を通信部23を介して受信する。具体的には、共有情報受信部27は、情報共有装置10の表示部12に表示されるウィンドウやアノテーションなどの表示属性と、情報共有装置10のアノテーション付加先特定部16によりアノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウ(始点ウィンドウ、終点ウィンドウ)を識別する付加先識別情報と、を受信する。
表示制御部25は、共有情報受信部27により受信されるウィンドウの表示属性に基づいて、表示部22に表示されるウィンドウの表示属性を決定し、保持する。また、表示制御部25は、後述するアノテーション表示属性決定部26で決定されるアノテーションの表示属性を保持する。そして、表示制御部25は、上記表示属性に基づいて生成した画像信号を表示部22に出力することにより、表示部22にウィンドウやアノテーションなどを表示する。
アノテーション表示属性決定部26は、表示制御部25により保持されるウィンドウの表示属性と、共有情報受信部27により受信されるアノテーションの表示属性および付加先識別情報と、に基づいて、表示部22に表示されるアノテーションの表示属性を決定する。すなわち、アノテーション表示属性決定部26は、情報共有装置10の表示部12に表示された2つのウィンドウにまたがるアノテーションがそのアノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウにまたがった状態で表示部22にも表示されるよう、そのアノテーションの表示部22における表示属性(表示位置、大きさ、形状など)を決定する。
なお、表示部12におけるウィンドウの配置態様と表示部22におけるウィンドウの配置態様とが異なることにより、表示部12に表示されたウィンドウの2つにまたがるアノテーションを表示部22に適切に表示できない場合、アノテーション表示属性決定部26は、表示部22におけるそれら2つのウィンドウの一方と他方とを結ぶ領域内に、そのアノテーションに応じた空白領域(ウィンドウが配置されない領域)が確保されるよう、表示部22に表示された複数のウィンドウの少なくとも1つの表示属性を変更する。たとえば、アノテーション表示属性決定部26は、表示部22に上記空白領域が確保されるよう、アノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウの少なくとも一方の表示属性(表示位置、大きさなど)を変更してもよいし、その他のウィンドウの表示属性を変更してもよい。そして、アノテーション表示属性決定部26は、確保された空白領域に上記2つのウィンドウにまたがるアノテーションが表示されるよう、そのアノテーションの表示属性を決定する。
ここで、表示部22に表示されるアノテーションの表示属性を決定する方法を、図4および図5に基づいて具体的に説明する。図5は、図2に示す表示部12に図4に示すアノテーション43(直線矢印状の関連指示線)がさらに表示される場合の、表示部22におけるウィンドウ50〜52とアノテーション53の配置態様を示す図である。
たとえば図4に示すように、表示部12に表示されたウィンドウ40(始点ウィンドウ)からウィンドウ42(終点ウィンドウ)に向けてまたがるアノテーション43が入力された場合、アノテーション表示属性決定部26は、図5に示すように、アノテーション43に対応するアノテーション53がウィンドウ40に対応するウィンドウ50からウィンドウ42に対応するウィンドウ52に向けてまたがった状態で表示部22に表示されるよう、ウィンドウ50〜52やアノテーション53の表示属性を決定する。
すなわち、アノテーション表示属性決定部26は、図5(a)に示すように、ウィンドウ50とウィンドウ52との間にウィンドウ51が介在しないよう、すなわち表示部22においてウィンドウ50とウィンドウ52とが隣り合うよう、ウィンドウ51,52(またはウィンドウ50,51)の表示位置を変更してもよい。こうすれば、アノテーション53(直線矢印状の関連指示線)に応じた空白領域が、表示部22におけるウィンドウ50とウィンドウ52とを結ぶ領域内に確保される。そして、アノテーション表示属性決定部26は、アノテーション53の始点がウィンドウ50に重なり、その終点がウィンドウ52に重なり、その始点と終点とを結ぶ直線が上記確保された空白領域を通過するよう、アノテーション53の表示属性を決定してもよい。
また、アノテーション表示属性決定部26は、図5(b)に示すように、ウィンドウ50とウィンドウ52との間に介在するウィンドウ51が縮小されるよう、ウィンドウ51の大きさを変更してもよい。こうしても、アノテーション53(直線矢印状の関連指示線)に応じた空白領域が、表示部22におけるウィンドウ50とウィンドウ52とを結ぶ領域内に確保される。そして、アノテーション表示属性決定部26は、アノテーション53の始点がウィンドウ50に重なり、その終点がウィンドウ52に重なり、その始点と終点とを結ぶ直線が上記確保された空白領域を通過するよう、アノテーション53の表示属性を決定してもよい。
また、アノテーション表示属性決定部26は、図5(c)に示すように、アノテーション53の始点がウィンドウ50に重なり、その終点がウィンドウ52に重なり、その始点と終点とを結ぶ直線を変形した曲線がウィンドウ50とウィンドウ52との間に介在するウィンドウ51を迂回するよう、アノテーション53の表示属性を決定してもよい。
一方、図6に示すように、表示部22においてウィンドウ52の一部がウィンドウ50の後ろに隠れているような場合、アノテーション表示属性決定部26は、図7に示すように、ウィンドウ50がウィンドウ52に重ならないよう、ウィンドウ52(またはウィンドウ50)の表示位置または大きさを変更してもよい。こうすれば、表示部22において、ウィンドウ50からウィンドウ52に向けてまたがるアノテーション53の一部(始点、終点など)が隠れることはない。
なお、図5(a)〜(c)および図7に示した例のいずれを他のいずれと組み合わせてもよい。
以上のように決定されたウィンドウやアノテーションの表示属性は表示制御部25に出力される。そして、表示制御部25は、これらの表示属性に基づいて生成した画像信号を表示部22に出力する。これにより、情報共有装置10の表示部12に表示された複数のウィンドウの2つにまたがるよう入力されたアノテーションは、その2つのウィンドウにまたがった状態で表示部22にも適切に表示される。
ここで、情報共有装置10,20の動作を説明する。図10は、情報共有システム100における情報共有処理の一例を示すシーケンス図である。
同図に示すように、情報共有装置10は、各種アプリケーションに係るの複数のウィンドウを表示部12に表示するとともに(S100)、それらウィンドウの表示属性(表示位置、大きさ、形状、表示色など)を通信ネットワーク30を介して情報共有装置20に送信する(S102)。情報共有装置20は、情報共有装置10から送信されたウィンドウの表示属性に基づいて、表示部12に表示される複数のウィンドウの配置態様とは異なる配置態様で、それらのウィンドウを表示部22に表示する(S104)。
次に、入力部11を介して表示部12に表示された複数のウィンドウの2つにまたがるアノテーションが入力されると(S106)、情報共有装置10は、そのアノテーションを表示部12に表示するとともに、それら2つのウィンドウをそのアノテーションの付加先として特定する(S108)。そして、情報共有装置10は、S106で入力されたアノテーションの表示属性(表示位置、大きさ、形状、種別、表示色など)と、S108においてそのアノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウを識別する付加先識別情報と、を情報共有装置20に送信する(S110)。
情報共有装置20は、表示部22に表示されたウィンドウの表示属性と、情報共有装置10から送信されたアノテーションの属性情報および付加先識別情報と、に基づいて、表示部22におけるウィンドウやアノテーションの表示属性を決定する(S112)。具体的には、情報共有装置10の表示部12に表示された複数のウィンドウの2つにまたがるアノテーションがそのアノテーションの付加先として特定されたそれら2つウィンドウにまたがった状態で表示部22にも表示されるよう、そのアノテーションの表示部22における表示属性(表示位置、大きさ、形状など)を決定する。このとき、情報共有装置20は、表示部22に表示されたウィンドウの表示属性を必要に応じて変更してもよい。そして、情報共有装置20は、決定されたアノテーションの表示属性に基づいて、アノテーションをそのアノテーションの付加先として特定された2つのウィンドウにまたがるよう表示部22に表示する(S114)。
以上説明した情報共有システム100によれば、複数のウィンドウが互いに異なる配置態様で表示された表示部12,22のそれぞれに、それらのウィンドウの2つにまたがるアノテーションが適切に表示される。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態では、情報共有装置10がアノテーションの付加先を特定し、情報共有装置20がアノテーションの表示属性を決定する例を示したが、情報共有装置10および情報共有装置20のそれぞれがこれらの処理を行ってもよいし、たとえば通信ネットワーク30に接続されるサーバ装置がこれらの処理を行ってもよい。
また、上記実施形態では、アノテーションの付加先がウィンドウである例を示したが、アノテーションの付加先は、ウィンドウに限らず、アイコンなどの図形、画像、ウィンドウ内に描画される各種オブジェクト、またはその他の表示要素のいずれでもよい。また、2つのウィンドウにまたがるアノテーションは方向性を有していなくてもよい。
また、上記実施形態では、2つの表示部を含む情報共有システムを示したが、本発明は、複数の表示要素が異なる配置態様で表示された3つ以上の表示部それぞれにアノテーションを表示する情報共有システムにも適用可能である。
本発明の実施形態に係る情報共有システムの構成図である。 ウィンドウの配置態様を示す図である。 ウィンドウの配置態様を示す図である。 ウィンドウとアノテーションの配置態様を示す図である。 ウィンドウとアノテーションの配置態様を示す図である。 ウィンドウとアノテーションの配置態様を示す図である。 ウィンドウとアノテーションの配置態様を示す図である。 情報共有システムにおける情報共有処理の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
10,20 情報共有装置、30 通信ネットワーク、11 入力部、12,22 表示部、13,23 通信部、14,24 制御部、15,25 表示制御部、16 アノテーション付加先特定部、17 共有情報送信部、26 アノテーション表示属性決定部、27 共有情報受信部、40,41,42,50,51,52 ウィンドウ、43,53 アノテーション、100 情報共有システム。

Claims (12)

  1. 複数の表示要素を第1表示部に表示する手段と、
    前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で、前記複数の表示要素を第2表示部に表示する手段と、
    前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報の入力に応じて、該2つの表示要素を前記注釈情報の付加先として特定する付加先特定手段と、
    前記注釈情報を該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する注釈情報表示手段と、
    を含むことを特徴とする情報共有システム。
  2. 請求項1に記載の情報共有システムにおいて、
    前記配置態様は、表示位置、大きさ、および形状の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  3. 請求項1または2に記載の情報共有システムにおいて、
    前記第2表示部における前記注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素の一方と他方とを結ぶ領域内に、前記注釈情報に応じた空白領域が確保されるよう、前記第2表示部に表示された前記複数の表示要素の少なくとも1つの配置態様を変更する空白領域確保手段、
    をさらに含み、
    前記注釈情報表示手段は、前記空白領域確保手段により確保された前記空白領域に前記注釈情報を表示する、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  4. 請求項3に記載の情報共有システムにおいて、
    前記空白領域確保手段は、前記空白領域が確保されるよう、前記第2表示部に表示された前記2つの表示要素の少なくとも一方の配置態様を変更する、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  5. 請求項3または4に記載の情報共有システムにおいて、
    前記空白領域確保手段は、前記空白領域が確保されるよう、前記第2表示部に表示された前記2つの表示要素以外の表示要素の少なくとも1つの配置態様を変更する、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の情報共有システムにおいて、
    前記注釈情報表示手段は、前記注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素にまたがるよう変形された前記注釈情報を前記第2表示部に表示する、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の情報共有システムにおいて、
    前記付加先特定手段は、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の1つから他の1つに向けてまたがる注釈情報の入力に応じて、該1つの表示要素および該他の1つの表示要素を前記注釈情報の始点要素および終点要素としてそれぞれ特定し、
    前記注釈情報表示手段は、前記注釈情報を該注釈情報の始点要素から終点要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の情報共有システムにおいて、
    前記表示要素は、表示位置が移動可能な表示領域である、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  9. 複数の表示要素を第1表示部に表示する手段と、
    前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報の入力に応じて、該2つの表示要素を前記注釈情報の付加先として特定する付加先特定手段と、
    前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で前記複数の表示要素を第2表示部に表示する他の情報共有装置に、前記注釈情報と該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報とを送信する手段と、
    を含むことを特徴とする情報共有装置。
  10. 他の情報共有装置によって第1表示部に表示された複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で、前記複数の表示要素を第2表示部に表示する手段と、
    前記他の情報共有装置から、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報と、該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報と、を受信する手段と、
    前記注釈情報を前記付加先識別情報により識別される前記2つの表示要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する注釈情報表示手段と、
    を含むことを特徴とする情報共有装置。
  11. 複数の表示要素を第1表示部に表示する手段、
    前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報の入力に応じて、該2つの表示要素を前記注釈情報の付加先として特定する付加先特定手段、および
    前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で前記複数の表示要素を第2表示部に表示する他の情報共有装置に、前記注釈情報と該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報とを送信する手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 他の情報共有装置によって第1表示部に表示された複数の表示要素の配置態様とは異なる配置態様で、前記複数の表示要素を第2表示部に表示する手段、
    前記他の情報共有装置から、前記第1表示部に表示された前記複数の表示要素の2つにまたがる注釈情報と、該注釈情報の付加先として特定された前記2つの表示要素を識別する付加先識別情報と、を受信する手段、および
    前記注釈情報を前記付加先識別情報により識別される前記2つの表示要素にまたがるよう前記第2表示部に表示する注釈情報表示手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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