JP2010066167A - 自動平衡式液面計 - Google Patents

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Mikishige Kezuka
幹栄 毛塚
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Abstract

【課題】位置制御に対する応答遅れや液面の揺動に伴う共振現象を抑制し、均質な特性の検出機能を有する自動平衡式液面計を得る。
【解決手段】液面の測定に際して、フロート25による測定用ワイヤ24の張力は、ドラム23を介し主軸22、連結杆32を経て条片状の板体31に伝達される。板体31の一端はウォームホイール30に固定され、他端は主軸22に連結された連結杆32に固定され、板体31は主軸22と平行に配置され、その平面はウォームホイール30の半径方向に一致している。測定用ワイヤ24の張力は板体31を撓ませてセンサ33により検出され、モータ26を駆動し、張力が所定量となるようにプーリ27、ベルト28、ウォームギア29を介してウォームホイール30を回転する。回転力は板体31、連結杆32を介して主軸22に伝達され、ドラム23を回転して、測定用ワイヤ24を繰り出し、巻き上げてフロート25の位置を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロートを吊り下げた測定用ワイヤに生ずる張力を所定値とするようにフロートの上下位置を制御して、測定用ワイヤのドラムからの繰り出し量、巻き上げ量を基に、液面の位置を計測する自動平衡式液面計に関するものである。
自動平衡式液面計における従来の浮力検出構造は、例えば特許文献1の液面計測装置が開示されている。この特許文献1には、図2に示すようにドラム1には繰り出し自在にワイヤ2が巻回され、ワイヤ2の先端には液面に浮上するフロート3が取り付けられている。
ウォームホイール4の側面の2個所にはコイルばね5が固定され、コイルばね5の他端には連結杆6の一端が取り付けられ、この連結杆6にはドラム1の主軸7が連結されている。図示しない基台にモータ8が固定され、モータ8の回転軸の回転はプーリ9、ベルト10、ウォームギア11を介してウォームホイール4の回転に伝達されるようになっている。
連結杆6とウォームホイール4の側面の間には、コイルばね5の伸縮を測定するためのセンサ12が配置され、ワイヤ2に生ずる張力の大きさを検出している。このセンサ12の検出によってドラム1によりワイヤ2を繰り出すべきか巻き上げるべきかが判断される。
なお、ウォームホイール4はドラム1と同芯とされているが、ドラム1とは直接的には連結しておらず、ウォームホイール4の回転はコイルばね5、連結杆6を介して主軸7に伝達され、主軸7の回転によりドラム1を回転するようになっている。
そして、このドラム1の回転数を検出さることにより、ワイヤ2の繰り出し量、巻き上げ量が測定され、フロート3が浮上する液面位置が計測される。
特開昭60−93920号公報
ワイヤ2の張力検出においては、張力の変化量とコイルばね5の伸縮量を或る程度の比例関係に保つために、コイルばね5のばね定数を所要の範囲内で安定させることが必要である。しかし、コイルばね5の特性に関与する要因は、コイルの径、巻き径、初期張力などと多々あり、組立時に機械的な調整を行わないと、所定の特性範囲に収めることができない。
従来例においては、限られた空間内で所定の特性を得るために調整をして組み立てることが必要で、コイルばね5の周りの連結杆6などにより、摩擦力やギャップなどの計測誤差の要因が存在するため、これらの影響が少なくなるように、伸縮変位の大きい、つまりばね定数が小さく柔らかい弾性部材を用いることが望ましい。
しかし、伸縮変位の大きいコイルばね5を使用するため、検出可能な張力の変化量に制限が生じ、測定しようとする液体の密度などの条件が大きく異なる場合には、それぞれの密度条件などに対応するワイヤ2の張力、つまりはフロート3の浮力の平衡点を調整しておく必要がある。
また、ワイヤ2の張力を制御する回転力の伝達途中に、ばね定数が小さいコイルばね5を介在させているため、応答遅れが生じ易くなる。更に、固有振動数が低下し、液面の揺動に伴う共振現象も生じ易くなるため、これらの特性を抑制しながら、ワイヤの張力を制御して、フロート3の位置を液面に追従させてゆかなければならない。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、ワイヤの張力を制御する回転力の伝達途中に配置する張力検出機構のばね特性に起因する不本意な現象や、応答遅れや液面の揺動に伴う共振現象を抑制し、かつ均質な特性の検出機能を有する自動平衡式液面計を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る自動平衡式液面計は、フロートを吊り下げた測定用ワイヤを巻回したドラムを回転させる主軸と、モータの回転力を伝達するウォームホイールの側面に、剛性の大きい金属製の条片状板体の一端を前記主軸と平行に配置して固定し、該板体の他端を連結杆を介して前記主軸に固定し、前記測定用ワイヤに生ずる張力の変化を前記主軸、連結杆を介した前記板体の変形により検出し、前記板体の変形を基に前記モータを回転し、前記モータの回転力を前記ウォームホイール、板体、連結杆、主軸を順次に介して前記ドラムに伝達し、前記ドラムにより前記測定用ワイヤの繰り出し、巻き上げを行うことを特徴とする。
本発明に係る自動平衡式液面計によれば、機構部品の煩雑な調整をすることなく、広範な液種の計測に適合でき、部品特性や組立具合などの精密な調整を要しない簡便な構成により、制御応答性や追従安定性が良くなる。
本発明を図1に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の自動平衡式液面計の構成図である。基台21の片側に、主軸22に軸支されたドラム23が回転自在に保持され、主軸22を介して回転力が伝達されるようになっている。ドラム23には繰り出し自在に測定用ワイヤ24が巻回され、測定用ワイヤ24の先端にはフロート25が取り付けられている。
また、基台21の他側にはモータ26が固定されており、モータ26の回転軸の回転は、プーリ27、ベルト28を介してウォームギア29に伝達されるようになっている。ウォームギア29はドラム23と同芯で回転するウォームホイール30の周囲の歯部と噛合されているが、ウォームホイール30はドラム23の主軸22に対し直接には連結されていない。ウォームホイール30の側面には剛性が大きい例えば板ばねから成る金属製の条片状の板体31の一端が固定されている。この板体31は主軸22と平行に配置され、その平面方向はウォームホイール30の半径方向と一致している。板体31の他端には、ウォームホイール30の側面と平行に配置された連結杆32の一端が取り付けられ、この連結杆32の他端にはドラム23の主軸22が連結されている。
また、板体31の片面又は両面には、板体31の変形つまり撓みを検出するための例えば歪ゲージから成るセンサ33が張り付けられ、センサ33の出力は図示しない制御回路を経てモータ26に接続されている。
液面の測定に際しては、フロート25の浮力は測定用ワイヤ24の張力として抱えられ、この張力はドラム23を介し主軸22、連結杆32を経て板体31に伝達される。しかし、板体31からウォームホイール30に、この張力が伝達されても、ウォームホイール30はウォームギア29を回転することはない。
図1において板体31に連結杆32から測定用ワイヤ24の張力が大きいために、例えば下方への力が作用し、板体31の撓み量が所定量よりも大きくなると、フロート25は液中に十分に浸されていない状態であり、測定用ワイヤ24を繰り出してフロート25を降下させる必要がある。
板体31を撓ませる測定用ワイヤ24の張力はセンサ33により検出され、制御回路によりモータ26を駆動し、プーリ27、ベルト28、ウォームギア29を介して順次にウォームホイール30を回転する。この回転力は板体31、連結杆32を介して主軸22に伝達され、ドラム23を回転して、測定用ワイヤ24を繰り出してフロート25を下降させ、板体31の撓み量が所定量となると回転を停止する。
また、板体31の撓みによるセンサ33の出力によって、フロート25を上昇させるべき場合には、モータ26を逆回転して、ウォームギア29を介してウォームホイール30を回転し、測定用ワイヤ24を巻き上げてフロート25の位置を調整すればよい。
このように、フロート25の上下動つまり測定用ワイヤ24の繰り出し量、巻き上げ量は、ドラム23の回転数を図示しない回転センサにより検出することによって検出され、液面の測定がなされる。
板体31は張力検出と回転力伝達の機能を受け持ち、ウォームホイール30に接続する側を固定端とし、連結杆32に固定する他端を荷重点とする梁構造を有している。梁構造で荷重を支える単板の板体31の特性は、板体31の弾性係数の他は板体31の断面形状と長さによって決定されるため、従来例のようなコイルばねの作用と比較して、安定した特性を得ることができる。
このように、本発明に係る自動平衡式液面計は板体31の特性が安定し易いために、組立て時の調整が不要で、かつ微小変位のセンサ技術と組み合わせることで、保持部/荷重点に摩擦力やギャップのない固定構造とすることができ、機械的な計測誤差の要素を少なくすることができる。
回転力の伝達経路に位置する板体31は、従来のコイルばねと比べて変位が抑制されて、より剛体に近い構造体となっているため、固有振動数が高く位置制御に対する応答遅れが小さく、液面の揺動に伴う共振も抑制され、液面に追従させる制御が容易でかつ計測作動の安定性が高められる。
このように、剛性の大きい板体31と微小変位検出のセンサ33により、検出可能な荷重範囲が拡がり、無負荷から吊り下げるフロート25の重量まで、全ての範囲をスケーリングすれば、測定する液体の密度の相違など広範な使用条件に、演算処理能力で対応できる。
また、板体31の撓み量を検出するセンサ33は歪ゲージに限定されず、他の型式のものであってもよい。
実施例の液面計の構成図である。 従来の波面計の構成図である。
符号の説明
21 基台
22 主軸
23 ドラム
24 測定用ワイヤ
25 フロート
26 モータ
29 ウォームギア
30 ウォームホイール
31 板体
32 連結杆
33 センサ

Claims (3)

  1. フロートを吊り下げた測定用ワイヤを巻回したドラムを回転させる主軸と、モータの回転力を伝達するウォームホイールの側面に、剛性の大きい金属製の条片状板体の一端を前記主軸と平行に配置して固定し、該板体の他端を連結杆を介して前記主軸に固定し、前記測定用ワイヤに生ずる張力の変化を前記主軸、連結杆を介した前記板体の変形により検出し、前記板体の変形を基に前記モータを回転し、前記モータの回転力を前記ウォームホイール、板体、連結杆、主軸を順次に介して前記ドラムに伝達し、前記ドラムにより前記測定用ワイヤの繰り出し、巻き上げを行うことを特徴とする自動平衡式液面計。
  2. 前記板体の変形は、前記板体に張り付けた歪ゲージにより検出することを特徴とする請求項1に記載の自動平衡式液面計。
  3. 前記板体は板ばねとしたことを特徴とする請求項1に記載の自動平衡式液面計。
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