JP2010065479A - ミラーキャビネットの扉取付構造 - Google Patents

ミラーキャビネットの扉取付構造 Download PDF

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正弘 日影
Ikuo Kobayakawa
育雄 小早川
Satoru Ashizuka
哲 芦塚
Takashi Kozuru
崇 小鶴
Ryota Igawa
良太 井川
Hideki Hakamada
英幹 袴田
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Abstract

【課題】キャビネット本体が上下方向に伸縮しても蝶番に無理な捩れなどの負荷がかからず、扉の開閉がスムーズにできるミラーキャビネットの扉取付構造を提供する。
【解決手段】樹脂製キャビネット本体2に蝶番8を用いて鏡扉3Aを取り付ける取付構造であって、蝶番8のキャビネット本体2側へ取り付けられる本体取付側部材81には縦長孔81c,81c,81cが形成され、この各縦長孔81c内にキャビネット本体側からボス部2b,2b,2bが遊挿されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、樹脂製キャビネット本体に蝶番を用いて鏡扉を取り付ける取付構造に関するものである。
従来、キャビネット本体に対して扉を蝶番にて取り付ける取付構造として、特許文献1に開示されているように、蝶番の第1金具をキャビネット本体側に取り付け、扉側には蝶番の第2金具を取り付け、この第2金具には横長孔が形成されており、この横長孔により扉の左右方向位置を調節できるように構成したものがある。
また、特許文献2に開示されているように、扉枠の竪枠に取り付けられる補強板と、その補強板の背面側に衝合される摺動板と、この摺動板を覆う箱型のカバーを有し、扉の支持状態において、地震等により扉枠が菱形に変形して扉の端部が扉枠に当接すると、補強板と摺動板との間で滑りが生じ、扉は押圧された方向に移動し、その移動によって扉の変形が防止されるように構成したものが存在する。
特開平8−74464号公報 特開平11−141216号公報
上記特許文献1に開示されているミラーキャビネットの扉取付構造では、扉の左右方向位置を調整するために横長孔が形成されているものであり、調節後は締め付け固定して、扉の位置は固定されるものであり、キャビネット本体の上下方向の伸縮に対応できるものではなく、キャビネット本体が上下方向に伸縮した場合には、蝶番に無理な捩れなどの負荷がかかり、扉がスムーズに開閉できなくなる場合が生ずるという問題点があった。
また、上記特許文献2に開示されている構造は、大型のドア扉などの地震等による変形に対応する構造であり、構造が複雑であり、また、大型であるため、寸法上、ミラーキャビネットには適用できないという問題点があった。
本発明は、キャビネット本体が上下方向に伸縮しても蝶番に無理な負荷がかからず、鏡扉の開閉がスムーズにできるキャビネットの扉取付構造の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、樹脂製キャビネット本体に蝶番を用いて鏡扉を取り付ける取付構造であって、前記蝶番の前記キャビネット本体へ取り付けられる本体取付側に縦長孔が形成されており、蝶番をキャビネット本体へ取り付けるビス又はボルトの軸部が前記縦長孔内を可動とされていることを要旨とする。
本発明の扉取付構造では、線膨張係数の大きい樹脂製のキャビネット本体が温度変化により上下方向に伸縮しても、蝶番には縦長孔が形成されているため、蝶番に無理な負荷がかからず、鏡扉の開閉がスムーズにできるものとなる。
また、本発明のミラーキャビネットの扉取付構造において、前記キャビネット本体には、前記蝶番の縦長孔内に遊挿されて鏡扉側へ突出するボス部が形成されている構成とすることもできる。
こうすれば、キャビネット本体側から突出されたボス部が、蝶番の縦長孔内に遊挿されて、温度変化によりキャビネット本体が上下方向に伸縮する際に、ボス部をガイドとして上下方向への動きが安定したものとなり、蝶番に無理な捩れなどの負荷がかからず、キャビネット本体側が伸縮した場合にも鏡扉の開閉がスムーズにできるものとなる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、ミラーキャビネットの鏡扉を開いた状態の斜視構成図である。
ミラーキャビネット1は、キャビネット本体2の前面に蝶番8,8を介して開閉可能に中央鏡扉3Aと、その左右に袖鏡扉3B,3Bが取り付けられている。
キャビネット本体2はポリプロピレン(PP)製であり、耐薬品性が高く、内部には収納室S,S,Sが形成されて、各収納室S内には複数の収納トレイ4,4が設けられている。また、キャビネット本体2の上端側には照明ランプ5,5が設けられ、照明ランプ5,5の前面には照明カバー6,6が設けられている。
このキャビネット本体2前面の上下の取付面2a,2aにそれぞれ蝶番8,8が取り付けられ、各蝶番8は、鏡扉3A,3B,3Bのそれぞれの上端側の上フレーム7aおよび下端側の下フレーム7bに連結されている。
鏡扉3A,3B,3Bはそれぞれガラスミラーで構成されており、温度変化により伸縮することは殆どないが、キャビネット本体2はポリプロピレン製であるため、線膨張係数が大であり、温度変化により伸縮するものである。例えば冬季には、このキャビネット本体2の上下寸法が収縮する。
キャビネット本体2が伸縮すると、上下の取付面2a,2a間の上下寸法が変化するため、上下の蝶番8,8間に無理な捩れなどの負荷がかかることとなり、鏡扉3A,3B,3Bがスムーズに開閉できなくなる場合が生ずるが、本例では、キャビネット本体2が温度変化により伸縮しても上下の蝶番8,8間の上下寸法は変化せず、上下の蝶番8,8間は常に同じ間隔となり、上下の蝶番8,8に無理な捩れなどの負荷がかからないように蝶番の構造が工夫されている。
即ち、図2〜図6において、蝶番8による中央鏡扉3Aの取付構造を説明する。
図2では、中央鏡扉3Aの上端の上フレーム7aを蝶番8を介してキャビネット本体2の上端側の取付面2aに取り付けた状態を示している。図2におけるビス9の部分の断面図は図3に示す。
また図4では、ビス9を締め付ける前の取付状態を示す。さらに図5では、先に中央鏡扉3Aの上フレーム7aに蝶番8を取り付けた状態を示す。さらに図6では、キャビネット本体2の取付面2aに形成したボス部2bの拡大図を示す。
図6のように、キャビネット本体2の上下の取付面2a,2aには、それぞれ蝶番8,8が取り付けられる部位に、中央鏡扉3A側へ突出して3個のボス部2bが突出形成されており、この各ボス部2bの中央部にはビス孔2cが形成されている。
このボス部2bは、左右の袖鏡扉3B,3Bにおける蝶番8,8の取付位置にも同様に突出形成されている。
蝶番8は、キャビネット本体2側へビス9で取り付けられる本体取付側部材81と、鏡扉の上フレーム7aの上面にビス10,10で取り付けられる扉取付側部材82の2部材で構成されており、本体取付側部材81と扉取付側部材82は軸部83により回動可能に連結されている。
図5のように、蝶番8の扉取付側部材82をビス10,10を用いて先に鏡扉の上フレーム7aの上面に取り付け固定する。この取り付け固定された扉取付側部材82には、軸部83を介して回動できる状態に本体取付側部材81が連結されており、この本体取付側部材81は、固定部81aと、固定部81aの上端から軸部83側へ一体状に延びるアーム部81bで構成されており、略垂直な面を有する固定部81aには上下方向に長い縦長孔81c,81c,81cが3個形成されている。
この各縦長孔81cの上下寸法は、例えば11mmに設定されており、各縦長孔81cの横幅寸法は、例えば4mm程度に設定されている。
なお、前述したキャビネット本体2側に形成されている3個のボス部2b,2b,2bは、それぞれ蝶番8に形成された3個の縦長孔81c,81c,81c内に遊挿される外径寸法に形成されており、図4のように、蝶番8の本体取付側部材81の固定部81aをキャビネット本体2の取付面2aに当接させて、各縦長孔81c内にボス部2bを遊挿させる。この図4の状態で、各ボス部2bのビス孔2cにビス9をねじ込み、ビス9でビス孔2cにネジを切りながらビス9を締め付けて、ビス9の頭部9aを図3の断面図で示すように、各ボス部2bの前端側に当接させて締め付ける。
このビス9のボス部2bへの締め付け状態では、蝶番の固定部81aの厚みよりもボス部2bの突出長さが僅かに0〜0.2mm大に設定されているため、ビス9をボス部2bに締め付けても、その締め付け力は蝶番の固定部81aには作用せず、蝶番の本体取付側部材81がビス9の締め付けによって固定されることはない。そのため、各ビス9を強固にボス部2bに締め付けた状態でも、蝶番8の本体取付側部材81は、縦長孔81cの上下寸法分、上下動できる状態となる。
なお、蝶番の固定部81aの厚みとボス部2bの突出長さが同じでも、蝶番に掛かる締結力が弱いために、縦長孔81cの上下寸法分、上下動できる状態となるが、蝶番の固定部81aの厚みよりもボス部2bの突出長さが0.2mm以上大であると、蝶番固定にガタが残り、鏡扉3A,3B,3B開閉時の操作性が悪くなる。
なお、ビス9の頭部9aは、縦長孔81cの横幅寸法よりも大寸法に形成されたものであり、このビス9の頭部9aにより本体取付側部材81が取付面2aから外れることはない。
このように蝶番の本体取付側部材81の固定部81aに上下方向に長い縦長孔81c,81c,81cを形成させ、この各縦長孔81c内にキャビネット本体2側から突出するボス部2bを遊挿させた構造であるため、キャビネット本体2が温度変化により上下方向に伸縮した場合でも、キャビネット本体2の伸縮に伴い各縦長孔81c内でボス部2bが上下方向に移動することとなり、ボス部2bがガイドとなって上下方向へのキャビネット本体2の動きは安定したものとなる。
従って、キャビネット本体2に温度変化による動きが生じても、縦長孔81c内でボス部2bが上下方向に動くのみであり、蝶番8は動かないため、上フレーム7aに取り付けられる蝶番8と下フレーム7bに取り付けられる蝶番8間の間隔は常に同じとなり、キャビネット本体2に温度変化による伸縮が生じた場合でも、上下の蝶番8,8に無理な捩れなどの負荷はかからず、そのため、鏡扉3A,3B,3Bはスムーズに開閉することができる。
なお、蝶番8の本体取付側部材81に縦長孔81c,81c,81cを形成させておけば良く、部品点数を増やす必要がないためコストを低減させることができ、また、ミラーキャビネットの組み立て工数も従来と同様のものとなる。つまり組み立ても容易なものとなる。
なお、本例では、キャビネット本体2の取付面2aからボス部2bを一体状に突出させたものを例示しているが、このボス部2bは無くても良い。
ボス部2bが無い場合には、蝶番8の本体取付側部材81の縦長孔81c内にビス9を通し、ビス9をキャビネット本体2の取付面2aにネジを切りながら締め付けてゆくこととなるが、締め付け時に、ビス9の頭部9aが蝶番の固定部81aに締め付けられる手前でビス9の締め付けを止めて、キャビネット本体2に蝶番8の本体取付側部材81を取り付ければ良い。
即ち、ビス9を緩く締めておけば、キャビネット本体2が温度変化により上下方向に伸縮すると、ビス9が縦長孔81c内を上下方向に動き、蝶番8の位置は変わらず、上フレーム7aに取り付けられる蝶番8と下フレーム7bに取り付けられる蝶番8間の間隔は常に同じとなり、上下の蝶番8,8に無理な捩れなどの負荷はかからないものとなる。
キャビネット本体の前面の鏡扉を開けた状態のミラーキャビネットの斜視構成図である。 中央鏡扉の上端側を蝶番を介してキャビネット本体に開閉可能に取り付けた部分拡大斜視構成図である。 図2のビス部の縦断面図である。 蝶番の縦長孔内にキャビネット本体側のボス部を遊挿させた状態の斜視構成図である。 中央鏡扉の上端に蝶番を取り付けた状態の斜視構成図である。 キャビネット本体側に突出されているボス部の拡大斜視構成図である。
符号の説明
1 ミラーキャビネット
2 キャビネット本体
2a 取付面
2b ボス部
2c ビス孔
3A 中央鏡扉
3B 袖鏡扉
7a 上フレーム
7b 下フレーム
8 蝶番
9 ビス
9a 頭部
10 ビス
81 本体取付側部材
81a 固定部
81b アーム部
81c 縦長孔
82 扉取付側部材
83 軸部

Claims (2)

  1. 樹脂製キャビネット本体に蝶番を用いて鏡扉を取り付ける取付構造であって、
    前記蝶番の前記キャビネット本体へ取り付けられる本体取付側に縦長孔が形成されており、蝶番をキャビネット本体へ取り付けるビス又はボルトの軸部が前記縦長孔内を可動とされている
    ことを特徴とするミラーキャビネットの扉取付構造。
  2. 前記キャビネット本体には、前記蝶番の縦長孔内に遊挿されて鏡扉側へ突出するボス部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のミラーキャビネットの扉取付構造。
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JP2011010780A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Inax Corp ミラーキャビネットの扉取付構造
JP2013192814A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toto Ltd 洗面化粧台
WO2020188945A1 (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社Lixil ディスプレイ機能付ミラー及びその設置方法、化粧台

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