JP2010064516A - アクティブヘッドレスト付き車両用シートバック - Google Patents

アクティブヘッドレスト付き車両用シートバック Download PDF

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Abstract

【課題】構造が簡易で、引張用のワイヤを円滑に引張し、かつ引張長さを長くさせることができるアクティブヘッドレスト付き車両用シートバックを提供すること。
【解決手段】シートフレームと、ヘッドレスト駆動部と、駆動ワイヤと、を備えた車両用シートバックであり、シートフレーム内に、所定の間隔をもって配置され底部で連結された2つの主縦片からなる背当てバネと、中央片と、傾斜片と、下端片と、背当てバネにつながる連結片から形成されたバネ部材とを具え、傾斜片は、背当てバネの底部を回動自在に支持させ、駆動ワイヤのインナワイヤの下方先端部を、シートバックの下部に固定して車両用シートバックのシートバックバネを構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、アクティブヘッドレストを具えた車両用シートバックに関する。
車両が追突などされた場合に、シート上部に設けられたヘッドレストが前方に移動し、乗員の頭部を後方から保護する頭部保護機能付きヘッドレスト、(以下アクティブヘッドレストという。)が知られている。
アクティブヘッドレストを具えたシートバックとしては、例えば次の構造のものが知られている。これは、シートバックのフレーム内部にほぼ縦方向に延びる2本のフォームドワイヤを設け、フォームドワイヤの下部にバネ部材を組み付け、バネ部材でフォームドワイヤを適度な弾性力で支持させるとともに引張用のワイヤの下端部をフォームドワイヤに取り付け、乗員がシートバックに押し付けられフォームドワイヤが後方に変位すると、引張用のワイヤが引かれ、アクティブヘッドレストが駆動されるようにした構成である。
特開2007−314059号公報
しかしながら、従来のシートバック構造では、フォームドワイヤが後方に変位する場合、小さい曲率で折れ曲がりながらインナワイヤが引張される構造のため、抵抗が大きく、ヘッドレストが円滑に作動しないおそれがあった。
また乗員がシートバックに正対して座っておらずシートバックに斜め方向から押し付けられるとすると、フォームドワイヤを弾性支持しているバネ部材が撓み、乗員からの力を吸収してしまうことが考えられる。すると、乗員からの力がフォームドワイヤに伝達されなくなり、フォームドワイヤの動きが小さくなって、引張用のワイヤが十分に引張されなくなる。その結果、ヘッドレストが十分に移動せず、アクティブヘッドレストの本来の効果が得られなくなるおそれが考えられる。
本発明は、構造が簡易で、引張用のワイヤを円滑に引張し、かつ引張長さを長くさせることができるアクティブヘッドレスト付き車両用シートバックを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、車両用シートバックを次のように構成した。
1、 シートフレームと、前記シートフレームの上部に設けられるヘッドレスト駆動部と、前記ヘッドレスト駆動部に連結される駆動ワイヤと、を備えた車両用シートバックであり、
前記シートフレームは、左右両側に設けられたサイドフレームと、左右両サイドフレームの上部を連結するアッパフレームと、左右両サイドフレームの下部を連結するロアフレームと、を有し、前記シートフレーム内に背当てバネと、バネ部材を具え、前記背当てバネは、底部で連結された2つの主縦片からなり、前記両主縦片を前記サイドフレーム間に所定の間隔をもって配置し、かつ両主縦片の上部を前記アッパフレームに上下動自在に係合させ、
前記バネ部材は、前記背当てバネの底部に回動自在に取り付けられた中央片と、該中央片から屈曲した傾斜片と、該傾斜片に続く下端片と、該下端片と前記背当てバネの主縦片とをつなぐ連結片から形成され、更に前記傾斜片は、前記底部近傍で前記中央片から屈曲しており、かつ前記下端片は前記ロアフレームに当接し、前記背当てバネの底部を前記傾斜片により前記下端片を中心にして回動自在に支持させ、
前記駆動ワイヤは、アウタチューブと、該アウタチューブ内に設けられたインナワイヤからなり、該駆動ワイヤの上端部が前記ヘッドレスト駆動部に連結され、前記アウタチューブの下端部が、前記背当てバネの底部近傍に取り付けられ、前記インナワイヤの下方先端部が、シートバックの下部に固定されていることとして車両用シートバックを構成した。
2、 1に記載の車両用シートバックにおいて、前記背当てバネの底部にブラケットを設け、該ブラケットに前記中央片を回動自在に連結させ、前記ブラケットの上部に係合部を設け、該係合部に前記アウタチューブの下端部を係合させ、前記インナワイヤを前記係合部から該ブラケット内を通し、前記係合部の下部に配置された巻回部に巻回させて、該巻回部の側方で該インナワイヤの下方先端部を固定させ、
前記バネ部材は、前記背当てバネの底部に回動自在に取り付けられた中央片と、該中央片から屈曲した傾斜片と、該傾斜片に続く後下端片と、該後下端片から斜め前方に屈曲する第1立上り片と、該第1立上り片に続きバネ部材の中心方向に屈曲し、水平に延びる上端片と、該上端片から斜め前方に屈曲する内側縦片と、該内側縦片から外方に屈曲し、水平に延びる前下端片と、該前下端片から斜め後方に屈曲し、内側縦片とほぼ平行に延びる第2立上り片と、該第2立上り片から内方に屈曲し、前記シートバックバネの主縦片に連結される連結片から形成され、更に前記傾斜片は、前記背当てバネの底部近傍で前記中央片から屈曲しており、かつ前記下端片は、前記ロアフレームに当接し、該下端片を軸回りの中心として、前記ブラケットを前記傾斜片で回動自在に支持した、こととした。
3、 1又は2に記載の車両用シートバックにおいて、前記ブラケットの内部に、前記インナワイヤを案内するプーリを具えたこととした。
本発明の車両用シートバックによれば、車両が追突などされ乗員がシートバックに押し付けられると、その押し付け力がシートバックバネに確実に伝達され、かつ駆動ワイヤが円滑に作動して、ヘッドレストが確実に作動される。
駆動ワイヤが円滑に作動されるので、動作不良が発生しない。また駆動ワイヤに無理な力がかからず、耐久性を良好にできる。
車両用シートバックのバネ構造を簡易にできる。また、バネ部材をシートバックフレームに容易に組み付けられ、製造工程を簡易にできる。
図7に、ヘッドレスト駆動装置102を具えた車両用シート100を示す。車両用シート100は、シートバック10と、座面12と、シートバック10の上部に取り付けられたヘッドレスト14等から構成されている。以下、車両用シート100の着座側を前方とし、これを基準に前後左右を定め、重力の方向を下方、その逆を上方として説明する。
シートバック10は、シートバックフレーム20を具え、シートバックフレーム20の周囲にクッション材(図示せず。)を設け、クッション材の外表面に表皮22が二点鎖線で示すように張り付けてある。
シートバックフレーム20は、シートバック10の外形にほぼ沿った形状で、左右両側に設けられたサイドフレーム24と、アッパーフレーム26と、ロアフレーム28などから形成されている。アッパーフレーム26は、コの字状に形成されたパイプ部材27とパイプ部材27の間に渡された板状部材29からなり、左右両側のサイドフレーム24をサイドフレーム24の上方で連結している。ロアフレーム28は、板状で、両サイドフレーム24をサイドフレーム24の下方で連結している。
アッパーフレーム26の前面には、ヘッドレスト駆動部としてのヘッドレスト駆動機構102が取り付けられている。ヘッドレスト駆動機構102には、上方よりヘッドレスト14のステー15を差し入れ、ヘッドレスト14が取り付けられている。ヘッドレスト駆動機構102は、後述する駆動ワイヤ32に連結され、ヘッドレスト14を斜め上方に突出させる。
ロアフレーム28の前面側には、連結パイプ30が設けられている。連結パイプ30は、シートバックフレーム20の角度調整機構(図示せず。)のための連結部材で、左右の両サイドフレーム24間に渡されている。
アッパーフレーム26とロアフレーム28の間には、駆動ワイヤ32が設けられている。駆動ワイヤ32は、図2に示すようにアウタチューブ34と、アウタチューブ34の内部に設けられたインナワイヤ36からなり、アウタチューブ34に対してインナワイヤ36を引くことで、張力がインナワイヤ36の他端側に伝達される。インナワイヤ36は、例えば金属撚り線等から形成されている。
シートバックフレーム20の内側には、シートバックバネ40が取り付けられている。図1にシートバックバネ40の全体、図2にその分解した状態を示す。シートバックバネ40は、背当てバネ42と、ばね部材44と、ブラケット46などから構成されている。
背当てバネ42は、直径数ミリメートル程度のバネ材からなり、2つの主縦片50と、底片52から概ねU字状に形成されている。主縦片50は、左右に対称に形成されている。両主縦片50は、上端では平行で間隔が広く、その後間隔が徐々に狭められ、そして再び平行になり、下端で左右が底片52により連結されている。主縦片50の上端は、図7に示すように保持部48に係合し、上下方向に摺動自在に保持されている。主縦片50の下端部は、若干内方に屈曲して底片52に連続している。尚、背当てばね42は、乗員の背中を適度な弾性力で保持できればよく、上記形状に限るものではない。
バネ部材44は、図2に示すように左右対称で、背当てバネ42と同等か、それより細い、あるいは剛性の低いバネ材から形成されている。すなわち、バネ部材44は、荷重を受けた際、背当てバネ42より先に湾曲するバネとして構成されている。
以下、バネ部材44の左側部分(向かって右側である。)を説明し、右側部分の説明は、バネ部材44が左右対称に形成されているので省略する。
バネ部材44は、全体の中央部分に中央片54を有し、中央片54から斜め下方に屈曲した傾斜片56と、傾斜片56に続き水平に延びる後下端片58と、後下端片58から斜め前方に屈曲する第1立上り片60と、第1立上り片60に続きバネ部材44の中心方向に屈曲し、水平に延びる上端片62と、上端片62から斜め前方に屈曲する内側縦片64と、内側縦片64から外側方向に屈曲し、水平に延びる前下端片66と、前下端片66から斜め後方に屈曲し、内側縦片64とほぼ平行に延びる第2立上り片68と、第2立上り片68から内方に屈曲し、背当てバネ42の主縦片50に連結される連結片70等から形成されている。
中央片54は、ほぼ直線状で、ブラケット46に軸回りに回動自在に係合されている。傾斜片56は、ブラケット46の直近で中央片54から屈曲されている。また傾斜片56は、ブラケット46に対して傾斜片56が回動した際、ブラケット46や背当てバネ42と干渉しないよう、ブラケット46等から所定の隙間を有し、かつ適度な角度で屈曲されている。
後下端片58と前下端片66とはほぼ平行に形成されている。また第1立上り片60は、図3に示すように側方から見た場合に第2立上り片68と互いに所定の角度をもって配置されている。連結片70の端部は、主縦片50にかしめ等により固着されている。
バネ部材44の右側部分は、左側部分と対称形で、連続したバネ材で形成されている。尚、バネ部材44の左側部分と右側部分は連続せず、分割したばね材で形成されていてもよい。またバネ部材44は、角状でなく、楕円、その他角がない形状で形成されていてもよい。更に、第1立上り片60から周回せず、直接主縦片50に連結されていてもよい。その際、バネ部材44は、適宜屈曲していてもよい。
ブラケット46は、図2に示すように板状の表部材72と裏部材74からなり、それらを表裏合わせて固定させている。裏部材74には、上部に係合部76が形成されている。係合部76は、二股状に形成され、駆動ワイヤ32のアウタ
チューブ34の端部を二股の間に係合させて係止させる。ブラケット46の内部、つまり表部材72と裏部材74の間には、プーリ78が設けられている。プーリ78は、支持軸に支持され、ブラケット46の内部で回動自在に取り付けられている。
駆動ワイヤ32のインナワイヤ36は、アウタチューブ34の内部に移動自在に配設されている。インナワイヤ36の上端は、ヘッドレスト駆動機構102に連結されている。インナワイヤ36の下方先端部は、図3、図4に示すようにロアフレーム28にねじ31でねじ止めされている。更にインナワイヤ36は、ブラケット46の内部でプーリ78に掛かり、ブラケット46の下端から出た後、前方から連結パイプ30に掛かり、その外周を巻回してロアフレーム28に固定されている。尚、インナワイヤ36の巻回方法はこれに限るものではない。
次に、シートバック10の作用について説明する。
通常の使用時には、乗員がシートバック10にもたれかかった場合に、シートバックバネ40に乗員からの力がかかり、バネ部材44が適度に撓み、また背当てバネ42自体も撓んで力を吸収する。このような動きは、駆動ワイヤ32の、いわゆるワイヤの遊びの範囲内での動きであり、駆動ワイヤ32は作動しない。したがって、ヘッドレスト駆動機構102も作動されない。
一方車両が追突等され、シートバック10が乗員を前方に押圧すると、相対的に乗員の背中がシートバックバネ40に強く押し付けられる。すると、バネ部材44が撓み、背当てバネ42が後方に移動する。これによりブラケット46は、後下端片58を中心とした傾斜片56の回動に伴って、円弧を描きながら後方に移動される。
すると、連結片70が後方に移動され、第2立上り片68を後方に回動させる。これにより、内側縦片64と第1立上り片60に撓みが生じ、また上端片62と後下端片58に軸回りのねじり変形を生じさせる。更に、中央片54が後方に移動されることにより傾斜片56に撓み変形が生じ、また後下端片58には軸回りのねじり変形が生じる。このようなバネ部材44の変形により、背当てバネ42に復元力が付与される。
またブラケット46が、傾斜片56の回動に伴って円弧を描きながら上方に移動することに伴い、背当てバネ42の上端が保持部48内を上下に摺動しつつ背当てバネ42が上下動する。
これに伴い係合部76が移動して、アウタチューブ34に対してインナワイヤ36が相対的に引っ張られる。インナワイヤ36の引張により、駆動ワイヤ32が作動し、シートバック10の上部に取り付けられているヘッドレスト駆動機構102が作動される。
背当てバネ42は、バネ部材44より剛性が高く、変形しにくいバネとして形成されているので、追突などによりシートバックバネ40が強く後方に押圧されると、背当てバネ42よりバネ部材44が大きく変形される。更に斜め前方の方向から背当てバネ42が押圧された場合に、その力をバネ部材44のみで吸収させることができず、必ず力を背当てバネ42に伝達させるので、常に背当てバネ42が後方に移動される。
更に、バネ部材44の傾斜片56が、背当てバネ42の下部から斜め下方に延びていることから、シートバック10がどの方向から力を受けても、バネ部材44が変形してシートバックバネ40が移動し、インナワイヤ36を確実に作動させる。
以上述べたように、本発明にかかるシートバック構造によれば、シートバック10に適度なバネ力が付与され、すわり心地のよいシートバック10を提供できる。そして、万一車両が追突されたときなどには、駆動ワイヤ32を作動させ、ヘッドレスト14を確実に前方に移動させて乗員の頭部を保護することができる。
あるいは、乗員の臀部がバネ部材44に当接し、バネ部材44を押圧しても、背当てバネ42が必ず後方に移動されることから、インナワイヤ36が作動してヘッドレスト14が駆動される。また、インナワイヤ36は、小さな屈曲角度で引張されることがないので、引張が円滑になり、ヘッドレスト14が確実に駆動される。
次に、シートバック10の他の例について説明する。
図5に、シートバックバネ41を示す。シートバックバネ41は、上述した例と同様、背当てバネ42とバネ部材44とブラケット46等から構成されている。シートバックバネ41は、ブラケット46の上縁にバネ部材44の中央片54が軸回りに回動自在に取り付けられている。バネ部材44は、上記例で説明したバネ部材44と、連結片70と背当てバネ42との連結構造が異なる程度で、ほとんど同一の構造を有している。背当てバネ42は、底片52がブラケット46の下端部を通るように形成されている。またブラケット46や駆動ワイヤ32は、上記例とほぼ同一の構造である。
かかるシートバックバネ41によれば、上記例と同様に駆動ワイヤ32を作動させてヘッドレスト14を円滑に作動できる。またブラケット46が上記例より下方に取り付けられているので、臀部からの力を受け易い構造となっている。
図6にバネ部材の他の例を示す。この例は、バネ部材45の全体形状は上記例と同様であるが、第1バネ部材47と第2バネ部材49の2つの構成部材からバネ部材45が構成されている。具体的には、第1バネ部材47は、主縦片50に連結され、連結片70として左右側方に張り出し、そして連結片70が第2縦片69として下方に屈曲し、第2縦片69からバネ部材45の内方に屈曲して、水平に第2底片67が延びる形状となっている。
また第2バネ部材49の左側部分は、ブラケット46の下部に連結された中央片54と、中央片54から斜め下方に屈曲した傾斜片56と、傾斜片56に続き水平に延びる後下端片58と、後下端片58から斜め前方に屈曲する第1立上り片60と、第1立上り片60に続きバネ部材の中心方向に屈曲し、水平に延びる上端片62と、上端片62から斜め前方に屈曲する内側縦片64と、内側縦片64から外方に屈曲し、水平に延びる前下端片66と、前下端片66から斜め後方に屈曲し、第2縦片69と平行に延びる第2立上り片68とから形成されている。
そして前下端片66が第2底片67と、又第2立上り片68が第2縦片69とそれぞれかしめ結合されている。右側部分は、左側部分と対称である。
このようにバネ部材45を構成すると、上記例のバネ部材44と同様の効果が得られるとともに、バネ部材44が連続したバネ材を屈曲して形成されているのと比較し、バネの屈曲加工が容易となり、かしめの加工工程が若干増加しても、全体の製造工程が簡易となり、製造コストを低下させることができる場合がある。
本発明にかかるシートバックのシートバックバネの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示したシートバックバネを示す分解斜視図である。 本発明にかかるシートバックを示す断面図である。 本発明にかかるシートバックを示す正面図である。 シートバックバネの他の例を示す斜視図である。 シートバックバネの他の例を示す斜視図である。 車両用シートを示す斜視図である。
符号の説明
10…シートバック
14…ヘッドレスト
20…シートバックフレーム
24…サイドフレーム
26…アッパーフレーム
28…ロアフレーム
30…連結パイプ
32…駆動ワイヤ
34…アウタチューブ
36…インナワイヤ
40、41…シートバックバネ
42…背当てバネ
44、45…バネ部材
46…ブラケット
50…主縦片
52…底片
54…中央片
56…傾斜片
58…後下端片
60…第1立上り片
62…上端片
64…内側縦片
66…前下端片
67…底片
68…第2立上り片
70…連結片
76…係合部
78…プーリ
100…車両用シート
102…ヘッドレスト駆動機構

Claims (3)

  1. シートフレームと、
    前記シートフレームの上部に設けられるヘッドレスト駆動部と、
    前記ヘッドレスト駆動部に連結される駆動ワイヤと、を備えた車両用シートバックであり、
    前記シートフレームは、左右両側に設けられたサイドフレームと、左右両サイドフレームの上部を連結するアッパフレームと、左右両サイドフレームの下部を連結するロアフレームと、を有し、
    該シートフレーム内に背当てバネと、バネ部材を具え、
    前記背当てバネは、底部で連結された2つの主縦片からなり、前記両主縦片を前記サイドフレーム間に所定の間隔をもって配置し、かつ両主縦片の上部を前記アッパフレームに上下動自在に係合させ、
    前記バネ部材は、前記背当てバネの底部に回動自在に取り付けられた中央片と、該中央片から屈曲した傾斜片と、該傾斜片に続く下端片と、該下端片と前記背当てバネの主縦片とをつなぐ連結片から形成され、更に前記傾斜片は、前記背当てバネの底部近傍で前記中央片から屈曲しており、かつ前記下端片は、前記ロアフレームに当接し、該下端片を軸回りの中心として、前記背当てバネの底部を前記傾斜片で回動自在に支持し、
    前記駆動ワイヤは、アウタチューブと、該アウタチューブ内に設けられたインナワイヤからなり、該駆動ワイヤの上端部が前記ヘッドレスト駆動部に連結され、前記アウタチューブの下端部が、前記背当てバネの底部近傍に取り付けられ、前記インナワイヤの下方先端部が、前記シートバックの下部に固定されていることを特徴とするアクティブヘッドレスト付き車両用シートバック。
  2. 前記背当てバネの底部にブラケットを設け、該ブラケットに前記中央片を回動自在に連結させ、
    前記ブラケットの上部に係合部を設け、該係合部に前記アウタチューブの下端部を係合させ、前記インナワイヤを前記係合部から該ブラケットに沿って延ばし、前記係合部の下部に配置された巻回部に巻回させて、該巻回部の側方で該インナワイヤの下方先端部を固定させ、
    前記バネ部材は、前記背当てバネの底部に回動自在に取り付けられた中央片と、該中央片から屈曲した傾斜片と、該傾斜片に続く後下端片と、該後下端片から斜め前方に屈曲する第1立上り片と、該第1立上り片に続きバネ部材の中心方向に屈曲し、水平に延びる上端片と、該上端片から斜め前方に屈曲する内側縦片と、該内側縦片から外方に屈曲し、水平に延びる前下端片と、該前下端片から斜め後方に屈曲し、内側縦片とほぼ平行に延びる第2立上り片と、該第2立上り片から内方に屈曲し、前記シートバックバネの主縦片に連結される連結片から形成され、更に前記傾斜片は、前記背当てバネの底部近傍で前記中央片から屈曲しており、かつ前記下端片は、前記ロアフレームに当接し、該下端片を軸回りの中心として、前記ブラケットを前記傾斜片により回動自在に支持した、ことを特徴とする請求項1に記載のアクティブヘッドレスト付き車両用シートバック。
  3. 前記ブラケットの内部に、前記インナワイヤを案内するプーリを具えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアクティブヘッドレスト付き車両用シートバック。
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