JP2010064322A - 印字装置 - Google Patents

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弾 川谷
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Abstract

【課題】
簡単な構成で、プラテン駆動部材を粉塵等の異物より保護して、搬送の阻害を防止するプリンタを提供する。
【解決手段】
記録媒体収容部に対して開閉可能な蓋体はプラテンを有し、プラテンの一方端には、プラテンを駆動する駆動部材が取り付けられている。前記蓋体を、前記記録媒体収容部を有する筐体に対して閉じることによって印字を行うクラムシェル構造のプリンタにおいて、前記蓋体を、前記駆動部材を有するプラテンの一方端を軸にして、前記記録媒体収容部に対して開閉可能に構成する。これによりプラテンの駆動部材を外部に露出させない構成にする。
【選択図】図7

Description

本発明は記録媒体の繰り出し部に所望の文字等を印刷するプリンタの構成に関する。
記録媒体に印字を行うプリンタは、各種産業分野において情報を出力する手段として広く利用されている。このようなプリンタは、例えばハンディターミナル等とともに携帯して持ち歩かれ、これらの端末から光通信等により受けた情報を出力するために使用される。なおハンディターミナルは、電気の使用量、電気料金の検針業務等に使用される携帯型電子機器である。
このような携帯型のプリンタは、主にプラテンローラを駆動する駆動機構や印字ヘッド等を備える筐体と、記録媒体(以下、印字用紙のロール紙を用いて説明する)を収容する収容部と、先の筐体を開閉可能な蓋体とを有し構成されている。
このような携帯型のプリンタは、上述のようにハンディターミナルなどの携帯型電子機器と併せて屋外で使用されることが多いが、新規ロール紙の交換作業を屋外で行うには、使用者にとって煩雑な作業を伴うものであることがあった。
このような用紙交換作業を、片手の簡単な操作で行えるように構成したものとして、下記特許文献1がある。特許文献1によれば、ギアが取り付けられたプラテンローラの一方端を、ギアとともに、固定フレームに空洞状に形成された溝内に収容可能に構成している。さらに固定フレームの前記溝内には、このプラテンローラの一方端が係止可能なフック部材が取り付けられている。ロール紙交換作業時にはプラテンローラの一方端をフック部材から外すことにより、溝から一方端が引き出され、固定フレームに回動可能に保持されたプラテンローラの他方端を軸としてプラテンローラの一方端を持ち上げ可能に構成している。このような特許文献1の構成の用紙交換作業は、蓋体を開け、次にプラテンローラのギアを備える一方端を、蓋体の開閉方向と略直交する方向に持ち上げる。
また、近年はプラテンを蓋体に装着した、クラムシェル構造のサーマルプリンタが多く使用されている。従来のクラムシェル構造のサーマルプリンタの外観斜視図を図10に示し、図10のサーマルプリンタの蓋体を開いたときの斜視図を図11に示す。
特開2000−190583 公報
上記のように屋外で使用されることの多いプリンタにおいては、用紙交換作業時にギアが外部に露出されると、ギアに粉塵等の異物を噛み込んでしまい、記録媒体の円滑な搬送が阻害されてしまうことがあった。
上記従来例や、図11に示すような従来のサーマルプリンタ21においても、蓋体22を開いた際プラテン23の駆動ギア24が外部に露出してしまうため、同様の問題があった。
したがって、本発明の目的は上記課題に鑑み、プラテン駆動ギアに粉塵等の異物が進入しにくくし、記録媒体の円滑な搬送を可能にし得るプリンタを提供することにある。
上記課題を解決して目的を達成するために、本発明によるプリンタは以下のように構成する。
すなわち、記録媒体を収容する記録媒体収容部を有する筐体と、前記筐体に対して開閉可能な蓋体と、を備え、前記蓋体は、記録媒体の搬送方向と略直交する方向に延在して記録媒体を抑えるプラテンを有するとともに、前記プラテンの一方端には、該プラテンを駆動するための駆動力伝達部材を有し、前記蓋体を閉じることによって前記プラテンと印字ヘッドとの間に記録媒体を挟み印字を行うプリンタであって、
前記蓋体は、前記プラテンの駆動力伝達部材を有する一方端を軸として前記筐体に対して開閉可能であることを特徴とする。
本発明のプリンタによれば、蓋体を開いた際、プラテンを駆動するギアが外部に露出しないため、粉塵等の異物のギアへの噛み込みを防止することができる。これによって、記録媒体の搬送を円滑に行うことができ、また、異物によってギア等の部品を損傷してしまうのを防止することができる。
また、防塵を満たす本構成においても、蓋体を開いた際にプラテンが蓋体に付随して持ち上げられるため、用紙交換等の操作手順の容易性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳述する。図中、同じ符号は各図を通して共通である。本実施形態ではプリンタとしてサーマルプリンタを用いて説明するが、インクジェットプリンタやワイヤドットプリンタ等のプリンタによっても本発明は実施可能である。また、本実施形態では、サーマルプリンタの一例として携帯型のクラムシェル型サーマルプリンタを例示する。
図1は本発明の実施形態にかかる携帯型サーマルプリンタの外観を示す斜視図で、図2は図1の携帯型サーマルプリンタの蓋体を開いたときの正面方向の外観を示す斜視図で、図3は背面方向の外観を示す斜視図である。図4は携帯型サーマルプリンタのプリンタユニットおよび蓋体とを抽出した構造を示した説明図である。
図1、図2、図3より、本実施形態におけるクラムシェル型のサーマルプリンタ1は、複数の操作ボタンを有する操作パネル2や巻回されたロール紙6(記録媒体)を収容する用紙収容部7を有する筐体3と、用紙収容部7を覆うように筐体3に対して開閉可能な蓋体4とを具える。筐体3の内部には図4に示すプリンタユニット8を収容している。本実施形態における筐体3と蓋体4とは、筐体3の一方の側面端部で、軸15を有するヒンジを介して連結されており、用紙搬送方向に対し直行する方向、つまりプリンタ正面に対し横方向に開閉可能に構成されている。
図4より本実施形態におけるプリンタユニット8の主要機構は、筐体3内に収容固定されるフレーム9と、プラテン5と、プラテン5の一方端に固着されている駆動力伝達部材としてのギア10と、を含み構成している。またフレーム9には、発熱体を有するサーマルヘッド13と、プラテン5を回転駆動させるモータ11と、モータ11の駆動力をプラテン5に伝達するギア12等を有する図示しない駆動伝達部が設けられている。本実施形態における駆動手段は、モータ11と、駆動伝達部とを有し構成されている。
プラテン5は、蓋体4から筐体内部方向へ突出するプラテンホルダ14a、14bにプラテン軸が回転可能に保持されて、蓋体4に取り付けられている。そのため、プラテン5は蓋体4の開閉に付随して軸15を回転中心として回動する。
印刷時には、サーマルプリンタ1は図1のように筐体3と蓋体4とが閉じられた状態で印刷が行われる。蓋体4が閉じられると、プラテン5のプラテン軸はフレーム9に形成されたU字切り欠き状の軸受に嵌合するとともに、ギア10を有しない他方端のプラテン軸がばね状のロック部材によりロックされることによってプラテン5を印字可能位置に安定的に固定する。17は、プラテン5の軸受への嵌合を検知するセンサであり、光センサや機械的なスイッチで構成されている。
印刷時、モータ11の駆動によって、プラテン5はこの一端に固着されているギア10がギア12と噛み合い駆動力を伝達されて、所定の速度で回転する。
図5は本実施形態に係る携帯型サーマルプリンタの印刷時におけるプラテンとギアとの位置関係を示す説明図で、図6は本実施形態にかかる携帯型サーマルプリンタの用紙交換時におけるプラテンとギアとの位置を示す説明図である。
図5に示すように、本実施形態におけるギア10およびギア12は、略円錐の形状を有するもの(ハイポイド歯車)を用いる。用紙交換作業時、蓋体4が開かれた状態のときのギア10とギア12の位置関係は図6に示すようになる。蓋体4を開くと、プラテンホルダ14a、14bに保持されたプラテン5が蓋体4とともに回動して持ち上げられる。このときギア10はギア12から離れて、互いに干渉しないため、部品を磨耗により損傷しない。
なお、本実施形態では、ギア10、ギア12を略円錐形状のものを用いているが、これに限らず、円筒型や円盤型のギアを用いても実施可能である。ただし、このようなギアを使用する場合、蓋体4を開いた際ギア10がフレーム9に当接しないように、ギア12が取り付けられているフレーム9の側面とギア10との距離をより広く設ける必要があるため、装置全体の小型化のためには本実施形態のように略円錐形状のギアを用いることがより好ましいだろう。
このような構成によって、蓋体4を開いた際にもギア10を筐体3内部に収容しているため、用紙交換作業等を容易に構成しつつ、駆動力伝達部材や駆動力伝達部への異物の混入や噛み込みを防止することができる。用紙交換作業や保守作業時、使用者は蓋体4を開き、新規印刷用紙を用紙収容部7に挿入して、用紙の端部を引き出した状態で蓋体4を閉じればよい。
図7は上記構成のサーマルプリンタにさらにギアボックスを付加したときの図である。図8は図7の携帯型サーマルプリンタの印刷時におけるプリンタユニットの構成を示す説明図で、図9は図7の携帯型サーマルプリンタの用紙交換作業時におけるプリンタユニットの構成を示す説明図である。
ギアボックス16は、ギア10およびギア12を取り囲むように形成された箱体であり、蓋体4の開閉に伴うプラテン5の回動方向に沿って、プラテン軸とほぼ同じ幅で、またプラテン5が回動するに必要なだけの長さの溝18が形成されている。蓋体4の開閉およびプラテン5の回動角度の限度は、蓋体4を開いたときギア10がフレーム9およびギアボックス16に当接しない程度にする必要がある。
ギアボックス16に形成された溝18は、図8に示すように蓋体4が閉じられているときには、その下端がプラテン軸の軸受となってプラテン5を保持し、図9に示すように蓋体4が開かれる際には、プラテン5を回動可能に案内する。
このようにギアボックス16を設けることによってより防塵効果を向上することができる。ギアボックス16はフレーム9と一体的に形成しても、フレーム9に取り付け可能に構成して備え付けても良い。
ギアボックス16には、さらにシャッターなどの遮蔽物をスリットに設けることで異物の混入をより防止することができる。
なお、上述した実施形態における事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、本発明の概念に包含される範囲であらゆる変更や修正をその用途や目的などに応じて任意に行い得るものである。
本発明の実施形態に係るサーマルプリンタの外観を示す斜視図である。 図1に示した実施形態におけるサーマルプリンタの蓋体を開いたときの正面方向の外観を示す斜視図である。 図1に示した実施形態におけるサーマルプリンタの蓋体を開いたときの背面方向の外観を示す斜視図である。 図1に示した実施形態におけるサーマルプリンタのプリンタユニットおよび蓋体とを抽出した構造を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るサーマルプリンタの印刷時におけるプラテンとギアとの位置関係を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るサーマルプリンタの用紙交換時におけるプラテンとギアとの位置関係を示す説明図である。 図3に示したサーマルプリンタにギアボックスを付加したときの構成を示す斜視図である。 図7に示したサーマルプリンタの印刷時におけるプリンタユニットの構成を示す説明図である。 図7に示したサーマルプリンタの用紙交換時におけるプリンタユニットの構成を示す説明図である。 従来のクラムシェル型サーマルプリンタの外観を示す斜視図である。 図10のサーマルプリンタの蓋体を開いたときの構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 サーマルプリンタ
3 筐体
4 蓋体
5 プラテン
6 ロール紙
7 用紙収容部
8 プリンタユニット
9 フレーム
10 ギア
11 モータ
12 ギア
13 サーマルヘッド
14 プラテンホルダ
15 軸
16 ギアボックス
21 サーマルプリンタ
22 蓋体
23 プラテン
24 ギア
25 本体
26 パネル

Claims (4)

  1. 記録媒体を搬送可能に収容する記録媒体収容部と、
    前記記録媒体収容部に対して開閉可能な蓋体と、を備え、
    前記蓋体は、記録媒体の搬送方向と略直交する方向に延在して記録媒体を抑えるプラテンを有するとともに、前記プラテンの一方端には、該プラテンを駆動するための駆動力伝達部材を有し、
    前記蓋体を閉じることによって前記プラテンと印字ヘッドとの間に記録媒体を挟み印字を行うプリンタであって、
    前記蓋体は、前記プラテンの駆動力伝達部材を有する一方端を軸として前記記録媒体収容部に対して開閉可能であることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記プラテンは、前記筐体に収容されたプラテン駆動手段によって駆動するプラテンローラであることを特徴とするプリンタ。
  3. 前記駆動力伝達部材は、前記蓋体の開閉動作に伴う前記プラテンの軸の回動に対応した形状の溝を有する、略閉鎖された空間内に収容されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記プリンタは、クラムシェル型サーマルプリンタであることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のプリンタ。
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