JP2010062776A - 接続制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信端末間のデータ通信の信頼性の向上を図る、ことにある。
【解決手段】接続制御装置は、通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御手段を備えている。そして、接続制御手段は、中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、接続制御装置にかかり、特に、ネットワーク上に接続された通信端末間の接続制御を行う接続制御装置に関する。
近年、ネットワーク技術の進歩に伴い、音声や動画といった様々なメディアデータの通信が実現可能となっている。例えば、音声通話では、通話端末間の接続制御(呼制御)をSIP(Session Initiation Protocol)といったプロトコルを用いて実現し、その後、RTP(Real−time Transport Protocol)にて音声データの通信を行う。
一方で、メディアデータの通信では、様々なコーデック(符号化形式)が存在しており、通信端末間でサポートされているコーデックにて、音声データなどのデータ通信を行う必要がある。例えば、上述したSIPでは、端末が対応する音声コーデック種別を、SIPメッセージのメッセージボディにSDP(Session Description Protocol)として格納し、これにより相手側に通知している。これにより、各端末がこのメッセージを参照することで、送受信する音声データのコーデック種別を決定し、通信を行う。
ところが、上述した通信方法では、サポートされているコーデック種別の異なる端末間では、通話接続を行うことができない。従って、SIP通信におけるメディアネゴシエーションを統一したい場合には、使用するSIP−UA(User Agent)端末すべての設定を変更する必要があるが、その場合には、端末台数が多いほど運用コストが増加する、という問題が生じる。
これに対して、特許文献1では、端末間の通話においてSIP制御メッセージ及び音声データパケットの中継点として機能する音声データ変換を行う音声変換装置を備えている。そして、この音声変換装置が、SIPメッセージのSDP部のメディア情報を、呼の接続先端末のコーデック種別に従って編集する、という機能を有している。具体的には、音声変換装置は、一方の端末から当該端末が対応する音声コーデックの情報を含むメッセージを受信すると、音声変換装置自身が処理可能な音声コーデックを他方の端末に送信するメッセージに書き込む。これにより、端末間で使用するコーデックを一致させ、以降のRTPの音声データの転送の際に、指定されたコーデック情報をもとに、音声コーデックの変換を実行する。
特開2007−49415号公報
しかしながら、上述した技術では、SDP部分の書換え後に、SIPメッセージ内のSDP部分のサイズ(Content−Lengthヘッダ)が変更されている可能性がある。すると、かかるメッセージが送信されたSIPサーバやSIP−UAで、SDPが正しく解釈されないおそれがあり、コーデック変換を実現できない場合が生じうる。その結果、データ通信の信頼性が低下する、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、通信端末間のデータ通信の信頼性の向上を図る、ことにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である接続制御装置は、
通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御手段を備え、
上記接続制御手段は、中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行うコンピュータに、
中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である接続制御方法は、
通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御工程を有し、
上記接続制御工程は、中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換工程と、当該コーデック情報書換工程による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築工程と、を有する、
ことを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されることにより、通信端末間におけるデータ通信の信頼性の向上を図ることができる。
本発明の一形態である接続制御装置は、
通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御手段を備え、
上記接続制御手段は、中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
そして、上記接続制御装置では、
上記メッセージ再構築手段は、上記特定の情報として、上記接続制御メッセージ内の特定範囲のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える、
ことを特徴とする。
また、上記接続制御装置では、
上記メッセージ再構築手段は、上記コーデック情報書換手段にて上記接続制御メッセージ内に上記コーデック情報を追加したときに、上記データサイズ情報を書き換える、
ことを特徴とする。
また、上記接続制御装置では、
上記接続制御メッセージは、SIP(Session Initiation Protocol)メッセージであり、
上記メッセージ再構築手段は、上記SIPメッセージに含まれるメッセージボディのデータサイズを上記データサイズ情報として書き換える、
ことを特徴とする。
上記発明によると、使用可能な通信データの符号化形式が異なる通信端末間において接続制御メッセージの送受信が行われる際に、当該接続制御メッセージを中継する接続制御装置が、接続制御メッセージに含まれる符号化形式を表すコーデック情報を書き換える。このとき、一方の通信端末から他方の通信端末に接続要求するときには、両通信端末でサポートされている符号化形式が含まれるようコーデック情報を書き換える。すると、コーデック情報の書き換えにより、接続制御メッセージのデータ構造、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)メッセージに含まれるメッセージボディのデータサイズが変化する。このため、接続制御装置は、データ構造(データサイズ)の変化に対応するよう、接続制御メッセージ内のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える。このようにして接続制御メッセージを再構築して、当該接続制御メッセージを送信先となる通信端末に中継送信する。
これにより、接続制御メッセージが適切な情報となるため、接続制御装置や通信端末間で正常に解釈され、確実な接続制御メッセージのやり取りを実現できる。従って、両通信端末がそれぞれサポートしている符号化形式(こーデック)で通信できるよう、通信データのコーデック変換を行うことができる。その結果、確実にデータ通信を行うことができ、データ通信の信頼性の向上を図ることができる。
また、上記接続制御装置では、
上記コーデック情報書換手段は、予め設定された符号化形式の使用優先度を表す優先度情報に基づいて、上記通信端末が使用する符号化形式の優先順位を変更するよう上記接続制御メッセージ内の上記コーデック情報を書き換える、
ことを特徴とする。
これにより、両通信端末が共通の符号化形式(コーデック)を使用可能である場合に、優先されたコーデックを使用した通信を実現できる。その結果、両通信端末が確実にデータ通信を行うことができ、データ通信の信頼性の向上を図ることができる。
また、上記接続制御装置では、
上記接続制御手段は、上記コーデック情報書換手段による上記接続制御メッセージ内の上記コーデック情報の書き換えに対応して、上記通信端末間で上記通信データを送受信可能なよう当該通信データの符号化形式を変換するルールを表すコーデック変換テーブルを設定する、
ことを特徴とする。
また、上記接続制御装置では、
上記通信端末間で送受信される通信データを中継するデータ中継手段を備え、
上記データ中継手段は、上記コーデック変換テーブルに基づいて上記通信データの符号化形式を変換して当該通信データを中継する、
ことを特徴とする。
これにより、上述したコーデック情報の書き換えに応じて、通信端末間において送受信される通信データのコーデック変換ルールを表すコーデック変換テーブルを設定する。従って、かかるコーデック変換テーブルを用いることで、接続制御装置は、通信端末間における通信データを各通信端末が使用可能な符号化形式に適切に変換することができる。その結果、両通信端末が確実にデータ通信を行うことができ、データ通信の信頼性の向上を図ることができる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行うコンピュータに、
中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、
を実現させるためのプログラムである。
そして、上記プログラムでは、上記メッセージ再構築手段は、上記特定の情報として、上記接続制御メッセージ内の特定範囲のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える、
ことを特徴とする。
また、本発明の他の形態である接続制御方法は、
通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御工程を有し、
上記接続制御工程は、中継する上記接続制御メッセージに含まれる上記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換工程と、当該コーデック情報書換工程による書き換えによって変化する上記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて上記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築工程と、を有する、
ことを特徴とする。
そして、上記接続制御方法では、
上記メッセージ再構築工程は、上記特定の情報として、上記接続制御メッセージ内の特定範囲のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える、
ことを特徴とする。
上述した構成を有する、プログラム、又は、接続制御方法、の発明であっても、上記接続制御装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、接続制御装置、プログラム、及び、接続制御方法、の各実施形態について図1乃至図15を参照しながら説明する。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、通信システム全体の構成を示す図である。図2は、SIPサーバの構成を示す機能ブロック図である。図3は、SIPメッセージのデータ構造を示す図である。図4乃至図6は、SIPサーバに記憶されるデータの構造を示す図である。図7は、通信システム全体の動作を示すシーケンス図である。図8乃至図9は、SIPサーバの動作を示すフローチャートである。図10乃至図12は、SIPメッセージの送受信の具体例を示す図である。
[構成]
本実施形態における通信システムは、IP電話などのユーザ端末101,201間をSIP(Session Initiation Protocol)を用いて接続するシステムである。具体的には、図1に示すように、ユーザ端末101,201はそれぞれ異なるネットワーク網N1,N2に接続している。また、それぞれのネットワーク間N1,N2のルーティングを行うルータ102,202が、上記ネットワーク網N1,N2に接続している。そして、各ネットワーク網N1,N2は、各ルータ102,202を経由してIP網などのネットワークN3を介して接続している。また、各ネットワークN1,N2にはそれぞれSIPサーバ100,200が接続されており、ユーザ端末101,201間の接続制御を行う。
そして、具体的にSIPサーバ100,200は、ユーザ端末101,201から送信されるSIPメッセージ(接続制御メッセージ)を送受信することにより、これらユーザ端末101,201間のセッションを確立する。さらに、本実施形態におけるSIPサーバ100,200は、セッションが確立されたユーザ端末101,201間の音声データ(通信データ)を中継する機能を有し、ユーザ間の音声通話を可能としている。特に、符号100に示すSIPサーバは、音声データの符号化形式(コーデック)を変換する機能を有している。以下、SIPサーバ100の構成について詳述する。
SIPサーバ100は、演算装置と記憶装置を備えたコンピュータにて構成されており、通信手段としてLAN(Local Area Network)インタフェース110を備えている。そして、LANインタフェース110は、パケット受信部111と、パケット送信部112を有している。パケット受信部111は、ネットワークN1を介して受信したパケットデータをプロトコル制御部120に渡す。また、パケット送信部112は、プロトコル制御部120から渡されたパケットデータをネットワークN1に送出する。
また、SIPサーバ100は、演算装置(図示せず)にプログラムが組み込まれることによって構築される種々の処理を実行する各処理部を備えている。具体的に、SIPサーバ100は、図2に示すように、プロトコル制御部120と、SIP制御部130と、メディア制御部140と、を備えている。また、SIPサーバ100は、記憶装置(図示せず)に、SIPセッション管理テーブル150と、装置設定データ160と、メディア変換管理テーブル170と、を記憶している。以下、各構成について詳述する。
上記プロトコル制御部120は、LANインタフェース110にて受信したパケットデータを分析し、プロトコル種別を判別する。そして、受信したパケットデータがSIPプロトコルの場合には、当該パケットデータをSIP制御部130に渡す。また、パケットデータが、セッションが確立された後にユーザ端末101,201間で送受信される音声データであってRTPあるいはRTCPの場合には、当該パケットデータをメディア制御部140に渡す。また、プロトコル制御部120は、SIP制御部130及びメディア制御部140から渡されたデータからパケットデータを構築し、LANインタフェース110に渡す。
上記SIP制御部130(接続制御手段)は、上述したように、SIPプロトコルのパケットデータ、つまり、SIPメッセージ(接続制御メッセージ)を処理する機能を有する。そして、SIP制御部130は、図2に示すように、SIP処理部131と、SDP処理部132と、を有している。
ここで、上記SIP制御部130で処理するSIPメッセージについて説明する。SIPメッセージ10のデータ構造を図3(a)に示す。この図に示すSIPメッセージ10は、接続要求の際に用いられる「Initial-INVITEリクエスト」であり、SIPプロトコルで記述されたSIP部分11と、メッセージボディ部分でありSDPプロトコルで記述されたSDP部分12と、を有している。そして、SDP部分12は、さらに、セッション記述部13と、メディア記述部14を有している。なお、図3(b)は、SDP部分12内の各項目のパラメータを示している。このようなSIPメッセージを、まず、SIP処理部131が処理する。
そして、上記SDP部分12は、ユーザ端末101,201間で音声データのコーデックを対応させる処理であるメディアネゴシエーションを行うために用いられる。このとき、SDPは、オファー・アンサーモデルで行われる。例えば、上記「Initial-INVITEリクエスト」にはSDPオファーが含まれ、そのレスポンスメッセージである「200 OK」にはSDPアンサーが含まれる。従って、以下に説明するSIP制御部130による処理は、主にメディアネゴシエーションの必要があってSDPオファー・アンサーモデルとなる他のメッセージ、例えば、「re-INVITEリクエスト」、「UPDATEリクエスト」、それらのレスポンス「200 OK」にも適用される。
そして、上記SIP処理部131は、主に受信したSIPメッセージを解析し、ユーザ端末101,201間のセッション制御(呼制御)を行う。具体的に、図3(a)に示すような「Initial-INVITEリクエスト」を処理する場合、まず、「Call-IDヘッダ」、「Fromヘッダ」、「Toヘッダ」の内容を、SIPセッション管理テーブル150に登録する。なお、SIPセッション管理テーブル150は、「Call-IDヘッダ」の値で、SIPセッションを一意に識別することが可能である。このため、SIP処理部131は、SIPメッセージを受信すると、当該SIPメッセージを分析し、まず「Call-IDヘッダ」値を抽出する。そして、SIPセッション管理テーブル150に対して、「Call-ID値」を検索する。このSIPセッション管理テーブル150に該当する「Call-ID値」がない場合、受信したSIPメッセージは「Initial-INVITEリクエスト」であると判断し、SIPセッション管理テーブル150に、「Call-ID」、「From」、「To」ヘッダ値を登録する。そして、SIP処理部131は、「Fromヘッダ」をチェックして、予め記憶されている装置設定データ160(後述する)にメディア変換を適用するユーザ端末(SIP−URI)として設定されている場合には、以降の処理を実行する。
そして、上記「Initial-INVITEリクエスト」には上述したように「SDPオファー」が含まれているため、SIP処理部131は、メッセージボディ部分であるSDP部分12をSDP処理部132に渡す。なお、「re-INVITEリクエスト」、「UPDATEリクエスト」のときも同様であり、これらに含まれるSDPオファーであるSDP部分12をSDP処理部132に渡す。また、上述した「各リクエスト」に対するレスポンス「200 OK」に含まれるSDPは、SDPアンサーであるが、かかるメッセージに含まれるSDP部分12もSDP処理部132に渡す。なお、「Initial-INVITEリクエスト」に関しては、暫定応答である「180 RINGING」にSDPが含まれる場合があるが、そのSDPはアンサーである。
そして、上記SDP処理部132(コーデック情報書換手段)は、渡されたSDPオファー、あるいは、SDPアンサーであるSDP部分12の解析・再構築を行う。具体的に、SDP処理部132は、まず、SDPを解析し、記述されているすべての情報(「v=」行、「o=」行、「s=」行、「m=」行、「a=」行など)を、SIPセッション管理テーブル150内のSDPセッション管理テーブル151に登録(コピー)する。なお、SDPセッション管理テーブル151は、受信したSDPのコピーデータ、および、メディア情報に関して再構築された送信するSDPのデータを保持している(図5参照)。そして、SDPの再構築としては、上述したセッション記述部13、メディア記述部14、の変更を行う。特に、メディア記述部14の変更は、予め設定されている装置設定データ160に基づいて、「m=」行にある<media>、<port>、<proto>、<fmt>を変更する。なお、SDPは、インターネットに関する技術標準を規定したRFC(Request For Comment)4566に則った記述をするものとする。
ここで、上述した装置設定データ160は、上述したSIPメッセージ内に含まれるコーデック情報を書き換えるための情報(コーデック設定情報)であって、予め登録されている情報である。具体的に、装置設定データ160は、図4に示すように、まず、コーデック情報を書き換える対象となるユーザ端末を特定する情報である「メディア変換機能を適用するSIP端末情報(SIP−URI)」を含む。また、ユーザ端末間で使用する音声データの符号化形式(コーデック)を表すペイロードタイプの優先度を表す「ペイロードタイプ優先度情報」を含む。また、この優先度を適用するか否かを表す「ペイロードタイプ優先度制御実行フラグ」を含む。なお、上記「ペイロードタイプ優先度情報」は、「ペイロードタイプ」と、その「優先度」が対応づけられて記憶されている。
さらに、上記装置設定データ160は、SIPサーバ100にて変換可能な音声データの符号化形式(コーデック)であり、中継するSIPメッセージ内に追加する符号化形式を表す情報(ペイロードタイプ)である「追加するペイロードタイプの指定リスト」を含む。また、装置設定データ160は、ユーザ端末101,201間でセッション確立後に送受信される音声データを受信するSIPサーバ100上の「RTPポート番号」を含む。
そして、上述した装置設定データ160を参照して、SDP処理部132は、SDP部分12の解析・再構築処理について説明する。ここで、SDP処理部132は、受信したSDPがSDPオファーである場合には、図8に示すアルゴリズムにより解析及び再構築を行う。これについて詳述する。
(1)「m=」行を分析する。
(2)装置設定データ160内の「ペイロードタイプ優先度制御実行フラグ」を参照し、ペイロードタイプ優先度制御を実行するかしないか判定する。
(3)装置設定データ160内の「ペイロードタイプ優先度情報」を参照し、<fmt>にあるペイロードタイプの順番を入れ替える。
(4)装置設定データ160内の「追加するペイロードタイプの指定リスト」と比較し、分析した「m=」行に不足しているペイロードタイプの有無を判定する。
(5)ペイロードタイプを追加する場合は、それを<fmt>に追加し、SIPセッション管理テーブル150内の該当するSIPセッション情報にSDP変更フラグを設定する(図5参照)。
(6)<port>を設定する。ここで、設定するポート番号は、SIPサーバ100のメディア中継用インタフェースで使用するメディア受信用のポートを設定する。このとき、既に使用中のポート番号を使用してはならない。
(7)追加したペイロードタイプごとに、その属性を指定する必要があり、「a=」行で設定する。
(8)メディア記述部に「c=」行を追加する。<connection-address>をSIPサーバ100のメディア中継用インタフェースのIP(Internet Protocol)アドレスに書き換える。
そして、上記処理(1)〜(8)を、すべての「m=」行に対して実行する。なお、上記(2)の処理で、ペイロードタイプの順番を入れ替えるだけの変更を行った場合は、上記(5)の処理で、SDP変更フラグは設定しない。これは、優先度の変更によるSIPメッセージの書き換えは、SDPのサイズの変更を伴わないからである。また、上記(4)の処理で、不足しているペイロードタイプがないと判断された場合は、SDPの変更は何もしない。
また、SDP処理部132は、受信したSDPがSDPアンサーである場合には、図9に示すアルゴリズムにより解析及び再構築を行う。これについて詳述する。
(1)「m=」行を分析する。
(2)SDPアンサーに含まれる選択されたペイロードタイプは、SIPサーバ100でSDPオファーに対して追加したペイロードタイプかどうかを判定する。具体的には、SDPアンサーに含まれるペイロードタイプが、装置設定データ160の追加ペイロードタイプに含まれているか否かを判定する。
(3)上記ペイロードタイプがSIPサーバ100で追加したペイロードタイプである場合、それは、SIPサーバ100で変換する必要があるペイロードであるため、<fmt>及び<port>を設定する。具体的には、追加したペイロードタイプに替えて、SDPセッション管理テーブル151に記憶している対応するSDPオファーに含まれていたペイロードタイプに設定する。また、設定するポート番号は、SIPサーバ100のメディア中継用インタフェースで使用するメディア受信用のポートを設定する。このとき、既に使用中のポート番号を使用してはならない。さらに、SDP変更フラグを設定する。
(4)セッション記述部に「c=」行を追加する。<connection-address>を本装置のメディア中継用インタフェースのIPアドレスに書き換える。
そして、上記処理(1)〜(4)を、すべての「m=」行に対して実行する。なお、上記処理(2)で、SDPアンサー内に含まれる選択されたペイロードタイプが本装置で追加したペイロードタイプではないと判断された場合は、SDPの変更はしない。
その後、上述したように、SDP処理部132でSDPを再構築した後に、かかるSDP部分12のデータをSIP処理部131に渡す。
また、SDP処理部132は、さらに、上述したSDPオファー・アンサー内のペイロードタイプ(コーデック情報)の書き換えに対応して、ユーザ端末101,201間における音声データ通信時の符号化形式の変換ルールを表すメディア変換管理テーブル170(コーデック変換テーブル)を設定記憶する。具体的に、上記SDP処理部132は、SDPオファー・アンサーの書き換え前後の情報をSIPセッション管理テーブル150に記憶しておく。そして、SDP処理部132は、これら書き換え前後の情報に基づいて、両ユーザ端末101,201が音声データの送受信を行うことが可能なよう、コーデックの変換ルールを表すコーデック変換情報をメディア変換管理テーブル170に記憶する。このとき、メディア変換管理テーブル170には、図6に示すように、識別子、ポート番号、IPアドレス、コーデック変換有無フラグ、変換先コーデック種別、を含む。
そして、SIP処理部131は、SIPセッション管理テーブル151から、SDP変更フラグを参照する。このとき、SDPオファーを処理する際に、SDP変更フラグが設定されている場合は、SDPサイズを計算し、「Content-Lengthヘッダ」を書き換える。その後、「Initial-INVITEリクエスト」を再構築し、プロトコル制御部120に渡す。つまり、SIP処理部131は、上述したSDP処理部132によるペイロードタイプ(コーデック情報)の追加によって変化するメッセージボディ部分のデータサイズを計算し、かかるデータサイズ情報を書き換えてSIPメッセージを再構築するメッセージ再構築手段として機能する。これによって、SDP部分のサイズ(Content-Lengthヘッダ)が適切となったSIPメッセージを中継することができる。
また、上記メディア制御部140は、RTP制御部141と、RTCP制御部142と、コーデック変換部143と、を有しており、ユーザ端末101,201間で送受信される音声データなどの通信データを中継するデータ中継手段として機能する。このとき、メディア制御部140は、さらに、上述したメディア変換管理テーブル170に基づいて、中継する音声データの符号化形式(コーデック)を変換して、当該音声データを中継する。
具体的に、メディア制御部140に含まれるRTP制御部141は、プロトコル制御部120から渡されたRTPパケットを分析し、送信元IPアドレス、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、送信先ポート番号を抽出する。そして、メディア変換管理テーブル170から送信先のIPアドレス、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、送信先ポート番号を読出し、コーデック変換の有無をチェックする。コーデック変換する場合は、コーデック変換部143にデータを渡す。コーデック変換をしない場合は、RTPヘッダを書換えて、プロトコル制御部120にデータを渡す。
そして、コーデック変換部143は、RTP制御部141から受け取ったデータのコーデック変換を行い、コーデック変換後にRTP制御部141にデータを渡す。また、RTCP制御部142は、SIPサーバ100自体が送受信するRTPデータに関するRTCP(RTP Control Protocol)を作成し、プロトコル制御部120に渡す。これにより、SIPサーバ100にて、音声データを各ユーザ端末101,201がそれぞれ対応するコーデックに変換することができる。
[動作]
次に、上記構成の通信システムの動作を、図7乃至図12を参照して説明する。図7は、ユーザ端末101からユーザ端末201に発信して、音声通話を行う場合のシーケンス図を示している。そして、図7では、メディア変換機能付きSIPサーバ100によるパケットを処理するタイミングをそれぞれ処理A〜Fとして表しており、以下では、かかる処理について主に説明する。なお、処理A〜Eでは、ユーザ端末101,201間のSIPメッセージを中継して接続制御しており(接続制御工程)、処理Fでは、ユーザ端末101,201でセッションを確立し、音声データの送受信を行っている。
まず、「処理A」について説明する。SIPサーバ100は、ユーザ端末100から「Initial-INVITE」を受信すると、パケット受信部111からプロトコル制御部120へデータを渡す。このとき、受信したデータは、SIPプロトコルであるため、プロトコル制御部120からSIP制御部130へデータを渡す。
続いて、SIP処理部131は、「Initial-INVITE」を分析し、その中の「Call-IDヘッダ値」を抽出して、SIPセッション管理テーブル150内から「Call-ID値」を検索する。このとき、SIPセッション管理テーブル150内に該当する「Call-ID値」がない場合には、それは、「Initial-INVITE」であると判断し、SIPセッション管理テーブル150に、「Call-ID」、「From」、「To」ヘッダ値を登録する。そしてさらに、「Fromヘッダ」をチェックして、「Initial-INVITE」を発信したユーザ端末101が装置設定データ160内のメディア変換機能を適用する「SIP-URI」として設定されている場合には、以降の処理であるSDP処理を実行する。
具体的に、SIP処理部131は、「Initial-INVITE」にはSDPオファーが含まれているため、SIPメッセージ10に含まれているSDP部分12をSDP処理部222に渡す。そして、SDP処理部132は、渡されたSDP部分12を「SDPオファーA」としてSDPオファーをコピーし、図5に示すように、SIPセッション管理テーブル150内のSDPセッション管理テーブル151に登録する。
その後、SDP処理部132は、図8に示すSDPオファー変換アルゴリズムを実行する。まず、「SDPオファーA」を分析して(図8の処理(1))、セッション記述部、メディア記述部の変更を行う。このとき、装置設定データ160に「ペイロードタイプ優先度制御実行フラグ」が設定されている場合には、その優先度に基づいて、SDPオファーに含まれているペイロードタイプの優先度、つまり、記載順序を変更する(図8の処理(2)でYES,処理(3))。
また、装置設定データ160に追加するペイロードタイプが設定されている場合には(図8の処理(4)でYES)、かかるペイロードタイプをSDPオファーに追加する。具体的には、メディア記述部の「m=」行にあるポート番号<port>を変更し、ペイロードタイプ<fmt>を追加する(図8の処理(5),(6)、コーデック情報書換工程)。
ここで、上記処理の一例を示す。まず、「m=」行は以下の書式である。
「m=<media> <port> <proto> <fmt>」
そして、例えば、
「m=audio 8002 RTP/AVP 0 8 」を、
「m=audio 30000 RTP/AVP 0 8 18 」
のように、ポート番号を変更し、ペイロードタイプ「18」を追加して、SDPオファーを変更する。
また、SDP処理部132は、追加したペイロードタイプの属性を指定する必要がある。これは、「a=」行で指定され、SIPサーバ100自体が対応している適切なペイロード周期などの属性を設定する(図8の処理(7))。
例えば、ペイロードタイプ「18」を追加した場合は、以下のようになる。
「a=rtpmap:18 G729/8000」
このとき、メディア属性としての(「a=」行で記述する)ペイロード周期は、他のコーデック情報と同じ周期を設定する。
また、セッション記述部に「c=」行を追加し、<connection-address>をSIPサーバ100のメディア中継用インタフェースのIPアドレスに書き換える(図8の処理(8))。
次に、SDP処理部132で変更を加えた「SDPオファーA」を、「SDPオファーB」として、図5に示すように、SIPセッション管理テーブル150内のSDPセッション管理テーブル151に登録する。
その後、SDP処理部132は、変更した「SDPオファーB」をSIP処理部131に渡す。SIP処理部131では、「SDPオファーB」のデータサイズを計算し、「Content-Lengthヘッダ」を書き換え、SIPプロキシサーバの処理をするなどして、「Initial-INVITEリクエスト」を再構築し(メッセージ再構築工程)、プロトコル制御部120に渡す。
そして、プロトコル制御部120では、IPパケットを構築し、パケット送信部112に渡す。そして、パケット送信部112からSIPサーバ200に送信する。
続いて、SIPサーバ100は、図7に示すように、SIPプロキシサーバの一般的な処理である処理Bを実行する。処理Aの終了後、暫定応答として、「100 TRYING」をユーザ端末101に送信する。続いて、SIPサーバ100は、SIPプロキシサーバの一般的な処理である処理Cを実行する。SIPサーバ200から「100 TRYING」、「180 RINGING」を受信後、処理Aと同様に、「Call-ID値」を検索し、SIPセッションを特定し、「180 RINGING」をユーザ端末101に送信する。
続いて、図7に示す処理Dについて説明する。SIPサーバ200から「200 OK」(Initial-INVITEに対する応答)を受信すると、処理Aと同様に、「Call-ID値」を検索し、SIPセッションを特定する。「200 OK」には、SDPアンサーが含まれているため、SDP処理部132にデータを渡す。
そして、SDP処理部132は、「SDPアンサーB」として、SDPアンサーをコピーし、図5に示すように、SDPセッション管理テーブル151に登録する。また、SDP変更フラグを確認し、SDPを変更している場合は、以下の処理を行う。なお、SDPを変更していない場合は、処理Dを終了する。
その後、SDPを変更している場合に、SDP処理部132は、図9に示すSDPアンサー変換アルゴリズムを実行し、「SDPアンサーB」を分析して(図9の処理(1))、セッション記述部、メディア記述部の変更を行う。
このとき、SDPアンサーBの「m=」行にあるペイロードタイプ<fmt>が、上記SDPオファーの処理時にSIPサーバ100で追加したペイロードタイプの場合は(図9の処理(2)でYES)、それは、ユーザ端末101が対応していないコーデックである。このため、SIPサーバ100で変換する必要があるペイロード(コーデック)であるため、コーデック変換の必要があり、<fmt>をユーザ端末101が対応しているコーデックに変更し、<port>をSIPサーバ100のものに書き換える(図9の処理(3))。
また、セッション記述部に「c=」行を追加し、<connection-address>をSIPサーバ100のメディア中継用インタフェースのIPアドレスに書き換える(図9の処理(4))。また、変更を加えた「SDPアンサーB」を「SDPアンサーA」として、SDPセッション管理テーブル151に登録する。
続いて、SDP処理部132は、上述したSDPオファー・アンサー内のペイロードタイプ(コーデック情報)の書き換えに対応して、ユーザ端末間における音声データ通信時の符号化形式の変換ルールを表すメディア変換管理テーブル170(コーデック変換テーブル)を設定記憶する。具体的には、メディア変換管理テーブル170に次の情報RTP_S1,RTP_S2,RTP_R1,RTP_R2を登録する。
・RTP_S1:SIPサーバ100からユーザ端末101への送信RTPストリーム
(1)識別子S1
(2)オファーAの「m=」行に記述されているポート番号
(3)オファーAの「c=」行に記述されているIPアドレス
(4)コーデック変換有無フラグ(未使用)
(5)変換先コーデック種別(未使用)
・RTP_S2:SIPサーバ100からユーザ端末201への送信RTPストリーム
(1)識別子S2
(2)アンサーBの「m=」行に記述されているポート番号
(3)アンサーBの「c=」行に記述されているIPアドレス
(4)コーデック変換有無フラグ(未使用)
(5)変換先コーデック種別(未使用)
・RTP_R1:ユーザ端末101からSIPサーバ100への受信RTPストリーム
(1)識別子R1
(2)アンサーAの「m=」行に記述されているポート番号
(3)アンサーAの「c=」行に記述されているIPアドレス
(4)コーデック変換有無フラグ
(5)変換先コーデック種別
・RTP_R2:ユーザ端末201からSIPサーバ100への受信RTPストリーム
(1)識別子R2
(2)オファーBの「m=」行に記述されているポート番号
(3)オファーBの「c=」行に記述されているIPアドレス
(4)コーデック変換有無フラグ
(5)変換先コーデック種別
その後、上述したように、SDP処理部132でSDPを再構築した後に、かかるSDP部分12のデータをSIP処理部131に渡す。そして、上述した処理Aと同様に、SIPメッセージを再構築し、ユーザ端末101に送信する。
続いて、SIP制御部130は、メディア制御部140に対して、RTPの送受信準備を指示する。具体的には、SIP制御部130は、メディア制御部140に対して、上記の(RTP_S1)、(RTP_S2)、(RTP_R1)、(RTP_R2)の識別子情報を通知する。なお、SDP変更フラグが設定されていない場合は、SIPサーバ100はRTP送受信に関与しないので、RTPの送受信準備の指示は行わない。
続いて、SIPサーバ100は、図7に示すように、SIPプロキシサーバの一般的な処理である処理Eを実行する。ここでは、ユーザ端末101から「ACK」を受信後、上記処理Aと同様に、「Call-ID値」を検索し、SIPセッションを特定し、SIPサーバ200に送信する。これにより、ユーザ端末101,201間の音声通話セッションを確立することができる。
続いて、図7に示す処理Fについて説明する。SIPサーバ100のメディア制御部140は、処理Dの後、SIP制御部130から、RTP送受信準備指示を受けると、指示されたRTPおよびRTCPポートの送受信準備を行う。このとき、指示された識別子情報を基に、メディア変換管理テーブル170を参照して、RTPの送受信ポートを開く。
そして、ユーザ端末101からRTPパケットを受信すると、パケット受信部111からプロトコル制御部120へデータが渡される。このとき、RTPプロトコルであるため、プロトコル制御部120からメディア制御部140へデータが渡される。メディア制御部140では、該当するメディア変換管理テーブル170を参照し、コーデック変換有無フラグを確認し、変換の必要がある場合は、コーデック変換部143に、変換先コーデック種別とデータを渡す。そして、コーデック変換部143は、指示されたコーデック変換を実行後、RTP制御部141にデータを渡す。
RTP制御部141は、上記メディア変換管理テーブル170を参照して、RTPパケットのヘッダ部を変更する。例えば、送信元IPアドレス、送信元ポート番号として、識別子R2に関連付けられた値を設定する。また、送信先IPアドレス、送信先ポート番号として、識別子S2に関連付けられた値を設定する。そして、変換後の適切なペイロードタイプを設定する。
その後、SIPサーバ100は、プロトコル制御部120、LANインタフェース110の処理を経て、RTPパケットを送信する。
なお、ユーザ端末201からRTPパケットを受信した場合も上記と同様の処理を行うが、RTP制御部141でのRTPパケットのヘッダ部変更処理に関しては、以下のようになる。つまり、送信元IPアドレス、送信元ポート番号として、識別子R1に関連付けられた値を設定する。また、送信先IPアドレス、送信先ポート番号として、識別子S1に関連付けられた値を設定する。そして、変換後の適切なペイロードタイプを設定する。その後、プロトコル制御部120、LANインタフェース110の処理を経て、RTPパケットが送信される。
また、RTCP制御部142は、SIPサーバ100自体が送受信するRTPストリームに対する、送受信レポートとしてRTCPを送信する。
ここで、上述したSIPサーバ100、つまり、通信システム全体の処理の具体例を、図10乃至図12を参照して説明する。はじめに図10では、ユーザ端末101では対応コーデックが「c」であり、ユーザ端末201では対応コーデックが「a,b」であって、相互に音声通信を行うユーザ端末101,201間で対応するコーデックが異なる場合を示している。
この図10の場合には、まず、ユーザ端末101から、SDPにコーデック情報「c」を含む「Initial-INVITEリクエスト」をユーザ端末201に送信する。すると、SIPサーバ100は、この「Initial-INVITEリクエスト」内のコーデック情報「c」に、SIPサーバ100自体が対応可能なコーデック情報「a,b」を追加して「c,a,b」書き換え、ユーザ端末201に送信する。このとき、書き換えた「Initial-INVITEリクエスト」内のSDP部分のデータサイズを計算し、「Content-Lengthヘッダ」も適切に書き換えられている。
その後、この「Initial-INVITEリクエスト」に対応して、ユーザ端末201から、音声通信に使用するコーデック情報「a」が選択された「200 OK」が送信される。すると、SIPサーバ100は、選択されたコーデック情報「a」が、上記「Initial-INVITEリクエスト」に対して追加されたものであるため、当該コーデック情報「a」をユーザ端末101が対応可能なコーデック情報「c」に書き換える。このとき、上記「Initial-INVITEリクエスト」の書き換え、及び、「200 OK」の書き換えに応じて、音声データのコーデックの変換およびポートの設定、つまり、メディア変換管理テーブル170の設定を行う。
その後、ユーザ端末101とユーザ端末201との間でセッションが確立されると、設定されたメディア変換管理テーブル170に基づいて、SIPサーバ100が音声データのコーデックを変換して中継する。具体的には、SIPサーバ100は、ユーザ端末101とはコーデック「c」で音声データを送受信し、かかる音声データをコーデック「c」とコーデック「a」とで変換を行う。そして、SIPサーバ100は、ユーザ端末201とはコーデック「a」で音声データを送受信する。
次に、図11では、ユーザ端末101では対応コーデックが「b」であり、ユーザ端末201では対応コーデックが「a,b」であって、相互に共通する対応コーデックがある場合を示している。
この図11の場合には、まず、ユーザ端末101から、SDPにコーデック情報「b」を含む「Initial-INVITEリクエスト」をユーザ端末201に送信する。すると、SIPサーバ100は、この「Initial-INVITEリクエスト」内のコーデック情報「b」に、SIPサーバ100自体が対応可能なコーデック情報「a,c」を追加して「b,a,c」書き換え、ユーザ端末201に送信する。このとき、書き換えた「Initial-INVITEリクエスト」内のSDP部分のデータサイズを計算し、「Content-Lengthヘッダ」も適切に書き換えられている。
その後、この「Initial-INVITEリクエスト」に対応して、ユーザ端末201から、音声通信に使用するコーデック情報「b」が選択された「200 OK」が送信される。このとき、SIPサーバ100は、選択されたコーデック情報「b」が、上記「Initial-INVITEリクエスト」に対して追加されたものでないため、上記とは異なりコーデック情報の書き換えは行わない。その後、ユーザ端末101とユーザ端末201との間でセッションが確立されると、そのままコーデック「b」で相互に音声データの通信を行う。
次に、図12では、ユーザ端末101では対応コーデックが「a,b」であり、ユーザ端末201では対応コーデックが「b」であって、相互に共通する対応コーデックがある場合を示している。また、この例では、SIPサーバ100内の装置設定データ160に、コーデック情報の優先度が設定されていることとする。
この図12の場合には、まず、ユーザ端末101から、SDPにコーデック情報「a,b」を含む「Initial-INVITEリクエスト」をユーザ端末201に送信する。すると、SIPサーバ100は、設定されているコーデックの優先順位に基づいて、「Initial-INVITEリクエスト」内のコーデック情報「a,b」の順番を入れ替えて、「b,a」に書き換え、ユーザ端末201に送信する。なお、この場合には、書き換えた「Initial-INVITEリクエスト」内のSDP部分のデータサイズの変更はないため、上記とは異なり「Content-Lengthヘッダ」を書き換える必要はない。
その後、この「Initial-INVITEリクエスト」に対応して、ユーザ端末201から、音声通信に使用するコーデック情報「b」が選択された「200 OK」が送信される。このとき、SIPサーバ100は、選択されたコーデック情報「b」が、上記「Initial-INVITEリクエスト」に対して追加されたものでないため、上記とは異なりコーデック情報の書き換えは行わない。その後、ユーザ端末101とユーザ端末201との間でセッションが確立されると、そのままコーデック「b」で相互に音声データの通信を行う。
以上のように、本発明によると、ユーザ端末間で送受信されるSIPメッセージが適切な情報となるため、SIPサーバやユーザ端末間で正常に解釈され、確実なSIPメッセージのやり取りを実現できる。従って、両ユーザ端末がそれぞれサポートしている符号化形式(コーデック)で通信できるよう、通信データのコーデック変換を行うことができ、確実にデータ通信を行うことができる。その結果、データ通信の信頼性の向上を図ることができると共に、新規コーデックにも対応することができる。また、コーデックの優先順位を設定する場合には、その優先されたコーデックをユーザ端末間で使用させることができ、使用するコーデックを統一させることができる。その結果、両ユーザ端末感が確実にデータ通信を行うことができる。
なお、上記では、ユーザ端末101,201間で音声データの送受信を行う場合を例示したが、本発明は、音声データのコーデックを変換する場合に適用されることに限定されない。本発明は、例えば、映像データなどあらゆる通信データのコーデックを変換する場合に適用可能である。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図13乃至図14を参照して説明する。図13は、通信システム全体の構成を示すブロック図である。図14は、SIPサーバとメディア変換装置の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態における通信システムでは、上記実施形態1ではSIPサーバ100が備えている音声データ(通信データ)の中継機能を実現するメディア制御部140が、SIPサーバ100とは異なる装置で実現されている。つまり、図13に示すように、上述したSIPサーバ100が接続されているネットワークN1上に、ユーザ端末101,201間における音声データの中継を行うメディア変換装置103を備えている。
このため、本実施形態におけるSIPサーバ100は、図14に示すように、メディア制御部140を備えていない点を除いて、実施形態1で説明したものとほぼ同一の構成を取っている。但し、本実施形態におけるSIP制御部130は、SDP制御部132でSIPメッセージの書き換えを行う際やメディア変換管理テーブル170の設定を行う際には、音声データを受信するポートとして、メディア変換装置のポートを設定する。また、SIP制御部130は、メディア変換管理テーブル170の設定内容を、メディア変換装置103に通知する機能を有する。
そして、本実施形態におけるメディア変換装置103は、通信部としてLANインタフェース310と、送受信するパケットデータを処理するプロトコル制御部320と、を備えている。さらに、メディア変換装置103は、上述したように、ユーザ端末101,201間で送受信される音声データなどの通信データを中継するデータ中継手段として機能するメディア制御部340を備えている。このメディア制御部340は、実施形態1でSIPサーバ100が備えるRTP制御部341と、RTCP制御部342と、コーデック変換部343と、を有している。
これにより、本実施形態では、SIPサーバ100でユーザ端末101,201間のセッションの確立を行うと共に、音声データ(通信データ)のコーデック変換管理テーブルを設定する。そして、ユーザ端末101,201間でセッションが確立された後は、SIPサーバ100にて設定されたコーデック変換管理テーブルに基づいて、音声データのコーデック変換を実行して、音声データの中継を行う。これにより、SIPサーバ100の負荷を軽減することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図15を参照して説明する。図15は、SIPサーバの構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態におけるSIPサーバ100は、ユーザ端末101,201間におけるSIPメッセージの送受信制御を行う機能であるSIP制御部130を備えている。そして、このSIP制御部130は、上述した実施形態1,2におけるSDP処理部132と同様に機能するコーデック情報書換部130b(コーデック情報書換手段)と、SIP処理部131と同様の機能を有するメッセージ再構築部130a(メッセージ再構築手段)と、を備えている。
これにより、SIPサーバ100は、ユーザ端末間で送受信されるSIPメッセージ内のコーデック情報を書き換えると共に、また、この書き換えに応じてSIPメッセージのデータサイズ情報を適切に書き換える。従って、SIPメッセージが他のSIPサーバやユーザ端末間で正常に解釈され、確実なSIPメッセージのやり取りを実現できる。
本発明は、IP電話機などのユーザ端末間の接続制御を行って当該ユーザ端末間のセッションを確立する接続制御装置に適用することができ、産業上の利用可能性を有する。
本発明の実施形態1における通信システム全体の構成を示す図である。 図1に開示したSIPサーバの構成を示す機能ブロック図である。 SIPメッセージのデータ構造を示す図である。 図1に開示した装置設定データのデータ構造を示す図である。 図1に開示したSIPセッション管理テーブルのデータ構造を示す図である。 図1に開示したメディア変換管理テーブルのデータ構造を示す図である。 図1に開示した通信システム全体の動作を示すシーケンス図である。 図1に開示したSIPサーバの動作を示すフローチャートである。 図1に開示したSIPサーバの動作を示すフローチャートである。 図1に開示した通信システムにおける通信例を示す図である。 図1に開示した通信システムにおける通信例を示す図である。 図1に開示した通信システムにおける通信例を示す図である。 本発明の実施形態2における通信システム全体の構成を示す図である。 図13に開示したSIPサーバ及びメディア変換装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態3におけるSIPサーバの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 SIPメッセージ
11 SIP部分
12 SDP部分
13 セッション記述部
14 メディア記述部
100 SIPサーバ(メディア変換機能付き)
101,201 ユーザ端末
102,202 ルータ
103 メディア変換装置
110 LANインタフェース
111 パケット受信部
112 パケット送信部
120 プロトコル制御部
130 SIP制御部
130a メッセージ再構築部
130b コーデック情報書換部
131 SIP処理部
132 SDP処理部
140 メディア制御部
141 RTP制御部
142 RTCP制御部
143 コーデック変換部
150 SIPセッション管理テーブル
151 SDPセッション管理テーブル
160 装置設定データ
170 メディア変換管理テーブル
200 SIPサーバ
310 LANインタフェース
320 プロトコル制御部
340 メディア制御部
341 RTP制御部
342 RTCP制御部
343 コーデック変換部
N1,N2,N3 ネットワーク

Claims (11)

  1. 通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御手段を備え、
    前記接続制御手段は、中継する前記接続制御メッセージに含まれる前記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する前記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて前記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、
    を備えたことを特徴とする接続制御装置。
  2. 前記メッセージ再構築手段は、前記特定の情報として、前記接続制御メッセージ内の特定範囲のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える、
    ことを特徴とする請求項1記載の接続制御装置。
  3. 前記メッセージ再構築手段は、前記コーデック情報書換手段にて前記接続制御メッセージ内に前記コーデック情報を追加したときに、前記データサイズ情報を書き換える、
    ことを特徴とする請求項2記載の接続制御装置。
  4. 前記接続制御メッセージは、SIP(Session Initiation Protocol)メッセージであり、
    前記メッセージ再構築手段は、前記SIPメッセージに含まれるメッセージボディのデータサイズを前記データサイズ情報として書き換える、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の接続制御装置。
  5. 前記コーデック情報書換手段は、予め設定された符号化形式の使用優先度を表す優先度情報に基づいて、前記通信端末が使用する符号化形式の優先順位を変更するよう前記接続制御メッセージ内の前記コーデック情報を書き換える、
    ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の接続制御装置。
  6. 前記接続制御手段は、前記コーデック情報書換手段による前記接続制御メッセージ内の前記コーデック情報の書き換えに対応して、前記通信端末間で前記通信データを送受信可能なよう当該通信データの符号化形式を変換するルールを表すコーデック変換テーブルを設定する、
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の接続制御装置。
  7. 前記通信端末間で送受信される通信データを中継するデータ中継手段を備え、
    前記データ中継手段は、前記コーデック変換テーブルに基づいて前記通信データの符号化形式を変換して当該通信データを中継する、
    ことを特徴とする請求項6記載の接続制御装置。
  8. 通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行うコンピュータに、
    中継する前記接続制御メッセージに含まれる前記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換手段と、当該コーデック情報書換手段による書き換えによって変化する前記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて前記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. 前記メッセージ再構築手段は、前記特定の情報として、前記接続制御メッセージ内の特定範囲のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える、
    ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 通信端末間にて送受信される接続制御メッセージを中継して、当該通信端末間の接続制御を行う接続制御工程を有し、
    前記接続制御工程は、中継する前記接続制御メッセージに含まれる前記通信端末で使用可能な通信データの符号化形式を表すコーデック情報を予め設定されたコーデック設定情報に基づいて書き換えるコーデック情報書換工程と、当該コーデック情報書換工程による書き換えによって変化する前記接続制御メッセージのデータ構造に対応して当該接続制御メッセージ内の特定の情報を書き換えて前記接続制御メッセージを再構築するメッセージ再構築工程と、を有する、
    ことを特徴とする接続制御方法。
  11. 前記メッセージ再構築工程は、前記特定の情報として、前記接続制御メッセージ内の特定範囲のデータサイズを表すデータサイズ情報を書き換える、
    ことを特徴とする請求項10記載の接続制御方法。
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