JP2010061653A - 仕入資金援助システム - Google Patents

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Abstract

【課題】卸売業者や製造業者などの仕入先に知られることなく、小売業者などの仕入元の資金繰りを改善すること。
【解決手段】仕入資金援助装置20は、仕入元が操作する仕入元端末10及び金融機関が管理する金融情報処理装置40に対し通信ネットワーク50を介して通信可能に接続されている。仕入資金援助装置20は、仕入元の仕入先に対する注文依頼情報及び仕入先からの商品またはサービスの納入情報を含む取引情報を仕入元端末10から受信する取引情報受信部211と、取引情報に含まれる仕入元の仕入先に対する仕入代金Yのデータを金融情報処理装置40に対して送信し、仕入元を送金人として仕入先の指定口座に入金するように連絡する振込指示送信部214と、仕入代金Yに所定の手数料Y1を加えた金額の入金情報を金融情報処理装置40から受信する入金情報受信部215とを含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、小売業者などの仕入元が、卸売業者や製造業者などの仕入先からの商品の仕入資金やサービスに関連する物品・サービスの仕入資金を援助するシステムに関する。
小売業者などの仕入元(例えばA社)は、卸売業者や製造業者などの仕入先(例えばB社)から商品を仕入れ、これを販売先(例えばC社)に販売することが行われているが、A社にC社への売上が発生しても、C社からの入金があるまでに比較的長い時間がかかることもある。このため、B社への仕入代金の支払に充てるための資金繰りが難しくなることがある。そこで、A社の資金繰りを改善する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2006−11502号公報
ところで、上述した例において、B社は、A社による仕入代金の支払いが所定の支払期限までに行われることを前提に、A社との取引を継続することが多い。このように通常の物品の取引は、A社とB社の信用関係により成立している。従って、A社は、B社への仕入代金の支払いに、例えば金融機関などから資金を借り入れた後、これをB社への仕入代金の支払いに充当することも行われる。
しかしながら、このようなA社による借り入れがB社に知られた場合、B社のA社に対する信用が低下していくおそれもある。従って、A社に対し、B社に知られることなく、資金を調達することができることが望まれている。
なお、この要求は商品を取引する仕入元業者だけでなく、サービスを提供する仕入元業者についても妥当する。たとえば、仕入先に相当する人材派遣会社から人材派遣を受けて、販売先に相当する業者にイベントサービスの提供を行ったりする場合など、仕入元のサービス業者からのサービスの提供を受けて販売先の業者にサービスを提供したり、あるいは、たとえば仕入元に相当する自動車販売会社からトラックを購入し、販売先に相当する業者の荷物を輸送したりする場合など、仕入元の業者からサービスに関連する物品(トラック)を購入した上で販売先の業者にサービスを提供したりする場合についても、同様のことが望まれている。
発明が解決しようとする課題は、卸売業者や製造業者などの商品やサービスの仕入先に知られることなく、小売業者などの仕入元の資金繰りを改善することができる仕入資金援助システムを提供することである。
この発明は、仕入元の仕入先に対する商品の仕入代金の支払データを金融情報処理装置に対して送信し、仕入元を送金人として仕入先の指定口座に入金するように連絡するとともに、仕入代金に所定の手数料を加えた金額の入金情報を金融情報処理装置から受信することによって、上記課題を解決する。
なお、“仕入先”には、商品やサービスの小売業者より上流側の、例えば素材・原材料業者、製造加工業者、卸売業者、各種サービス業者が含まれる。“仕入元”には、一般的な物やサービスの流れ(例えば、素材・原材料メーカ→加工メーカ・工場→卸売業者→小売業者→最終消費者)において、前記仕入先より下流側の業者(商品又はサービスを取り扱う者)すべてが含まれる。すなわち、仕入元が小売業者の場合、上記仕入先は卸売業者であり、仕入元が卸売業者の場合、仕入先は製造加工業者となる。“商品”には、完成品や半製品の他、その素材や原材料も含まれるが、当該発明に係る取引対象は商品だけでなくサービスも含まれる。
上記発明によれば、金融情報処理装置に対し、仕入元を送金人として仕入先の指定口座に入金させるので、仕入先に対して仕入元の資金調達状況を知られることがない。その結果、仕入元に対する仕入先からの信用が失墜することがない。
また、仕入代金に所定の手数料を加えた金額の入金情報を金融情報処理装置から受信するので、その後、さらに仕入元に対して仕入代金の資金援助を行うことができる。その結果、仕入元の資金繰りが改善される。
本発明の一実施形態に係る仕入資金援助システムの全体構成を示す図である。 図1のシステムを構成する仕入元端末の構成例を示す図である。 図2の仕入元端末の機能ブロック図である。 図1のシステムを構成する仕入資金援助装置の構成例を示す図である。 図4の仕入資金援助装置の機能ブロック図である。 図1のシステムを構成する仕入先端末の構成例を示す図である。 図6の仕入先端末の機能ブロック図である。 図1のシステムを用いた仕入資金援助方法を説明するフローチャートである。 図1のシステムを用いた仕入資金援助方法を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る仕入資金援助システムの全体構成を示す図である。 図10のシステムを構成する販売先端末の構成例を示す図である。 図11の仕入元端末の機能ブロック図である。 図11の仕入資金援助装置の機能ブロック図である。 図11の販売先端末の機能ブロック図である。 図10のシステムを用いた仕入資金援助方法を説明するフローチャートである。 図10のシステムを用いた仕入資金援助方法を説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る仕入資金援助システムの全体構成を示す図である。 本発明に用いられる改竄防止機能付きカメラの一例を示すブロック図である。 図18Aのカメラで撮影した写真の一例を示す図である。
《第1実施形態》
図1に示すように、本実施形態に係る仕入資金援助システム1は、本発明の仕入資金援助システムの一例であり、仕入元端末10と、仕入資金援助装置20と、仕入先端末30と、金融情報処理装置40とを含む。仕入元端末10、仕入資金援助装置20、仕入先端末30及び金融情報処理装置40は、通信ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続されている。
通信ネットワーク50は、インターネットや公衆電話回線網、専用電話回線、フレームリレー網、ATM網などの通信路である。仕入元端末10は、仕入先から商品を仕入れる仕入元(例えばA社)が操作する、例えば、パーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などのコンピュータである。
図2に示すように、仕入元端末10は、CPU101と、メモリ102と、記憶装置103と、通信インタフェース部104と、入力装置105と、表示装置106とを含む。記憶装置103は、プログラムやデータを記憶する。記憶装置103は、例えば、ROMやNVRAM、EEPROM、フラッシュディスクドライブ、ハードディスクドライブ、CD−ROMドライブである。CPU101は、記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより、各種機能を実現する。通信インタフェース部104は、通信ネットワーク50に接続するインタフェースである。通信インタフェース部104は、例えば、イーサネット(登録商標)アダプタや電話回線に接続するモデムである。通信インタフェース部104は、通信ネットワーク50に接続し、仕入資金援助装置20、仕入先端末30及び金融情報処理装置40の間でのデータの送受信を行うことができる。入力装置105は、仕入元からの入力を受け付ける装置である。入力装置105は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル、ペンタブレット、マイクなどである。表示装置106は、仕入元に対して情報を表示するディスプレイなどの装置である。
図3に示すように、仕入元端末10は、注文依頼情報入力部110と、注文依頼情報送信部111と、納入情報受信部112と、取引情報送信部113と、契約成立情報受信部114と、振込指示送信部115と、情報表示部116とを含む。注文依頼情報入力部110は、仕入元が仕入先に対して仕入を希望する商品の種類や数量、希望納期などの注文依頼情報の入力を受け付ける。注文依頼情報送信部111は、入力部110で受け付けた注文依頼情報を仕入先端末30に送信する。納入情報受信部112は、仕入元が仕入先から注文品とともに、その商品の納品書などの納入情報を受信する。取引情報送信部113は、仕入元が仕入先に依頼した注文依頼情報と、仕入元が仕入先から受信した納入情報とを含む取引情報を仕入資金援助装置20に送信する。契約成立情報受信部114は、仕入資金援助装置20からの情報を受信する。振込指示送信部115は、契約成立情報受信部114にて所定の受信を受けた場合に、金融情報処理装置40に対して所定の振込依頼情報を送信する。情報表示部116は、上記注文依頼情報、上記納入情報、上記取引情報及び上記振込依頼情報を表示装置106に表示させる。
図1に戻り、仕入資金援助装置20は、仕入元に対して、仕入先からの商品の仕入資金を援助する管理者(例えばX社)に設置される、例えば、メインフレームやワークステーション、パーソナルコンピュータなどの、コンピュータシステムである。
図4に示すように、仕入資金援助装置20は、CPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、通信インタフェース部204とを含む。CPU201、メモリ202、記憶装置203及び通信インタフェース部204は、いずれも、上述したCPU101、メモリ102、記憶装置103及び通信インタフェース部104と同様の構成である。通信インタフェース部204は、通信ネットワーク50に接続し、仕入元端末10、仕入先端末30及び金融情報処理装置40の間でデータの送受信を行うことができる。
図5に示すように、仕入資金援助装置20は、取引情報受信部211と、契約成立判断部212と、契約成立連絡送信部213と、振込指示送信部214と、入金情報受信部215とを含む。取引情報受信部211は、仕入元が仕入先に依頼した注文依頼情報と、仕入元が仕入先から受信した納品情報とを含む取引情報を仕入元端末10から受信する。契約成立判断部212は、上記取引情報が、仕入資金援助装置20の管理者と仕入元との間で予め締結された契約の範囲内であるか否かを判断し、当該契約の範囲内である場合には、その旨を契約成立連絡送信部213に送信する。契約成立連絡送信部213は、契約成立判断部212からの受信を受けて、仕入元端末10に対して、その旨の情報を送信する。振込指示送信部214は、金融情報処理装置40に対して所定の振込指示を送信する。入金情報受信部215は、金融情報処理装置40から所定の入金情報を受信する。
図1に戻り、仕入先端末30は、仕入元に対して商品を納入する仕入先(例えばB社)が操作する、例えば、パーソナルコンピュータや、PDA、携帯電話などのコンピュータである。
図6に示すように、仕入先端末30は、CPU301と、メモリ302と、記憶装置303と、通信インタフェース部304と、入力装置305と、表示装置306とを含む。CPU301、メモリ302、記憶装置303、通信インタフェース部304、入力装置305及び表示装置306は、いずれも、上述したCPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース部104、入力装置105及び表示装置106と同様の構成である。通信インタフェース部304は、通信ネットワーク50に接続し、仕入元端末10、仕入資金援助装置20及び金融情報処理装置40の間でのデータの送受信を行うことができる。
図7に示すように、仕入先端末30は、注文依頼情報受信部311と、納入情報送信部312と、振込依頼情報受信部313と、情報表示部314とを含む。注文依頼情報受信部311は、仕入元端末10から注文依頼情報を受信する。納入情報送信部312は、仕入元へ納品した商品の納品書などの納入情報を送信する。振込依頼情報受信部313は、金融情報処理装置40から所定の振込依頼情報を受信する。情報表示部314は、上記注文依頼情報、上記納入情報及び上記振込依頼情報を表示装置306に表示させる。
図1に戻り、金融情報処理装置40は、銀行などの金融機関に設置される、ワークステーション・サーバ等のコンピュータシステムであり、通信ネットワーク50を介して、仕入元端末10及び仕入資金援助装置20から受信する振込依頼に基づいて、所定の振込処理を実行することができる。
本実施形態では、仕入先から仕入元が行う商品の仕入資金を援助することが主たる目的であるので、以下の説明では、この目的達成のために必要な部分のみの説明にとどめる。
次に、上記システム1を用いた仕入資金援助方法の一例を説明する。
(1)まず、図8のステップ(以下「S」と略す。)1にて、仕入元端末10は、注文依頼情報入力部110を介して仕入元が仕入先に対して仕入を希望する商品の種類や数量、希望納期などの注文依頼情報の入力を受け付けるとともに、図8のS2にて、注文依頼情報送信部111を介して前記注文依頼情報を仕入先端末30に送信すると、図8のS3にて、仕入先端末30は、注文依頼情報受信部311を介して仕入元端末10からの注文依頼情報を受信し、表示装置306にその依頼内容を表示させる。仕入先は、表示装置306を通じて仕入元の注文依頼内容を確認した後、所定の期間を経て、仕入元が仕入を希望する商品を、仕入元に対して例えば陸送などの手段で納入する。
(2)次に、図8のS4にて、仕入先端末30は、納入情報送信部312を介して、仕入元へ納品した商品の納品書などの納入情報を仕入元端末10に送信すると、図8のS5にて、仕入元端末10は、納入情報受信部112を介して前記納入情報を受信するとともに、図8のS6にて、取引情報送信部113を介して前記注文依頼情報及び前記納入情報を含む取引情報を仕入資金援助装置20に送信する。
(3)次に、図8のS7にて、仕入資金援助装置20は、取引情報受信部211を介して前記取引情報を受信するとともに、図8のS8にて、契約成立判断部212を介して、上記取引情報が仕入資金援助装置20の管理者(X社)と仕入元(A社)との間で予め締結された契約の範囲内であるか否かを判断する。そして、当該契約の範囲内である場合には、図8のS9にて、契約成立連絡送信部213を介してその旨を仕入元端末10に送信すると、図8のS10にて、仕入元端末10は、契約成立連絡受信部114を介して前記旨を受信する。これにより仕入元とX社との間で予め締結された契約が成立する。
この契約は、例えば、仕入元からX社が商品を購入する売買契約I(仕入先から仕入元に納入された商品を置き場渡しで売買が成立する契約)と、X社が仕入元に当該商品を同時に販売する(売り戻す)売買契約II(置き場渡しで売買が成立する契約)との2つの契約(往復取引同時成立)である。売買契約Iの売買金額及び支払期限、支払方法は、仕入元の仕入先からの仕入金額と基本的には同一とし、売買契約IIの売買金額は、X社のマージン(手数料)を売買契約Iの仕入金額に上乗せし、支払期限を仕入元との取り決めにより、売買契約Iの支払期限より一定の猶予(例えば6ヶ月分分割払いなど)を持たせるようにする。
(7)次に、図9のS11にて、仕入資金援助装置20は、振込指示送信部214を介して、仕入元の仕入先に対する仕入代金Yを、仕入元を送金人として仕入先名義の指定口座に入金するよう当該金額データを金融情報処理装置40に送信する。
なお、前記仕入代金Yを仕入元名義の指定口座に入金するよう前記仕入代金Yの金額データを金融情報処理装置40に送信してもよい。特に、仕入先に対する仕入元の支払方法が手形決済などの場合には、前記仕入代金Yを仕入元名義の指定口座に入金するよう前記仕入代金Yの金額データを金融情報処理装置40に送信することができる。
(8)次に、図9のS12にて、金融情報処理装置40は、所定の金額データを受信するとともに、図9のS13にて、この受信した情報に基づいて仕入先名義の指定口座に対して所定金額Yの振込処理を実行する。
なお、S11にて、仕入元名義の指定口座に入金するように送信した場合、S13では、この受信した情報に基づいて仕入元名義の指定口座に振込処理を実行することができる。必要であれば、その後に、振込済通知情報を仕入資金援助装置20へ送信してもよい。
(9)次に、図9のS14にて、仕入元端末10は、振込指示送信部115を介して、仕入元の仕入先に対する実際の仕入代金Yに所定の手数料Y1を上乗せした金額(Y+Y1)をX社名義の指定口座に入金するよう当該金額データを金融情報処理装置40に送信する。
なお、S13にて、仕入元名義の指定口座に金額Yが振り込まれた場合には、上記金額(Y+Y1)の振込依頼とともに、仕入先名義の指定口座に金額Yを入金するよう当該金額データを金融情報処理装置40に送信することができる。
(10)次に、図9のS15にて、金融情報処理装置40は、所定の金額データを受信するとともに、図9のS16にて、この受信した情報に基づいてX社名義の指定口座に対して所定金額(Y+Y1)の振込処理を実行する。
なお、S14にて、仕入先名義の指定口座に入金するように送信した場合、S16では、この受信した情報に基づいて仕入先名義の指定口座に振込処理を実行することができる。必要であれば、その後に、振込済通知情報を仕入元端末10へ送信してもよい。
以上説明したように、本実施形態では、そもそも仕入元とX社との間で所定の契約が締結されている。この契約は上述した通りである。すなわち、X社が仕入元に代わり、仕入元が仕入先から仕入れた商品の仕入代金Yを仕入元名義で支払い(図9のS11参照)、しかも仕入元のX社に対する支払金額を実際の仕入代金Yに所定の手数料Y1を上乗せした額とする(図9のS14)代わりに、仕入元のX社に対する支払期限を仕入元の仕入先に対する支払期限より猶予(例えば仕入先から商品が引き渡されてから30日後に支払期限の末日が到来する場合など)を持たせたものである。このため、仕入元は、仕入先からの商品仕入時に十分な資金が調達できていなかった場合でも、安定して、仕入先から商品を仕入れることができる。しかも仕入先への送金人は仕入元名義であるので、仕入先に知られることもなく、その結果、仕入先からの信用が失墜するおそれもない。また、仕入元は、実際の仕入代金Yより高額の(Y+Y1)を支払う代わりに、仕入先に対する支払期限と比較して、一定の猶予が与えられているので、仕入元にとって資金繰りが楽になるメリットがある。
《第2実施形態》
本実施形態では、販売先(例えばC社)に対して仕入元が所有する売掛債権(将来債権も含む)をX社に譲渡登記し、このX社が担保として取得した仕入元の売掛債権を、仕入元の仕入先に対する仕入代金Yの支払いに充当する場合を説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態に係る仕入資金援助システム1aは、本発明の仕入資金援助システムの一例であり、仕入元端末10と、仕入資金援助装置20と、仕入先端末30と、金融情報処理装置40と、販売先端末60とを含む。仕入元端末10、仕入資金援助装置20、仕入先端末30、金融情報処理装置40及び販売先端末60は、通信ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続されている。
販売先端末60は、仕入元から商品を購入する販売先(C社)が操作する、例えば、パーソナルコンピュータや、PDA、携帯電話などのコンピュータである。
図11に示すように、販売先端末60は、CPU601と、メモリ602と、記憶装置603と、通信インタフェース部604と、入力装置605と、表示装置606とを含む。CPU601、メモリ602、記憶装置603、通信インタフェース部604、入力装置605及び表示装置606は、いずれも、上述した第1実施形態のCPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース部104、入力装置105及び表示装置106と同様の構成である。通信インタフェース部604は、通信ネットワーク50に接続し、仕入元端末10、仕入資金援助装置20、仕入先端末30及び金融情報処理装置40の間でのデータの送受信を行うことができる。
図12に示すように、仕入元端末10は、注文依頼情報入力部110、注文依頼情報送信部111、納入情報受信部112、取引情報送信部113、契約成立情報受信部114、振込指示送信部115、情報表示部116の他に、注文依頼情報受信部111a及び納入情報送信部112aを含む。注文依頼情報受信部111aは、販売先端末60から注文依頼情報を受信する。納入情報送信部112aは、販売先へ納品した商品の納品書などの納入情報を送信する。
図13に示すように、仕入資金援助装置20は、取引情報受信部211、契約成立判断部212、契約成立連絡送信部213、振込指示送信部214、入金情報受信部215の他に、引落指示送信部216を含む。引落指示送信部216は、金融情報処理装置40に対して所定の引落指示を送信する。
図14に示すように、販売先端末60は、注文依頼情報入力部610と、注文依頼情報送信部611と、納入情報受信部612と、振込指示送信部613と、情報表示部614とを含む。注文依頼情報入力部610は、販売先が仕入元に対して購入を希望する商品の種類や数量、希望納期などの注文依頼情報の入力を受け付ける。注文依頼情報送信部611は、入力部610で受け付けた注文依頼情報を仕入元端末10に送信する。納入情報受信部612は、販売先が仕入元から注文品とともに、その商品の納品書などの納入情報を受信する。振込指示送信部613は、販売先が仕入元からの商品の納入を受けた後に、金融情報処理装置40に対して所定の振込依頼情報を送信する。情報表示部614は、上記納入情報を表示装置606に表示させる。
次に、上記システム1aを用いた仕入資金援助方法の一例を説明する。
(1)まず、図15のS101にて、販売先端末60は、注文依頼情報入力部610を介して販売先が仕入元に対して購入を希望する商品の種類や数量、希望納期などの注文依頼情報の入力を受け付けるとともに、図15のS102にて、注文依頼情報送信部611を介して前記注文依頼情報を仕入元端末10に送信すると、図15のS103にて、仕入元端末10は、注文依頼情報受信部111aを介して販売先端末60からの注文依頼情報を受信し、表示装置106にその依頼内容を表示させる。仕入元は、表示装置106を通じて販売先の注文依頼内容を確認した後、所定の期間を経て、販売先が購入を希望する商品を、販売先に対して例えば陸送などの手段で納入する。
(2)次に、図15のS104にて、仕入元端末10は、納入情報送信部112aを介して、販売先へ納品した商品の納品書などの納入情報を販売先端末60に送信すると、図15のS105にて、販売先端末60は、納入情報受信部612を介して前記納入情報を受信し、図16のS106にて、振込指示送信部613を介して、販売先の仕入元に対する購入代金Zを仕入元名義の指定口座に入金するよう当該金額データを金融情報処理装置40に送信する。
(3)次に、図16のS107にて、金融情報処理装置40は、所定の金額データを受信するとともに、図16のS108にて、この受信した情報に基づいて仕入元名義の指定口座に対して所定金額Zの振込処理を実行する。
(4)次に、図16のS109にて、X社が仕入元との間で金融機関口座管理委託契約などを締結し、これに基づく仕入元の承諾を得た後、仕入資金援助装置20は、引落指示送信部216を介して、上記仕入元名義の指定口座から販売先からの購入代金Zを引き落とすよう当該金額データを金融情報処理装置40に送信すると、図16のS110にて、金融情報処理装置40は、所定の金額データを受信するとともに、図16のS111にて、この受信した情報に基づいて仕入元名義の指定口座から所定金額Zを引落し、これをX社名義の指定口座への振込処理を実行する。
なお、仕入元と販売先との間で債権譲渡の禁止契約がなされているときは、図16のS106〜S111で対処する。
以上説明したように、この実施形態によれば、第1実施形態での作用効果に加えて、仕入元の販売先に対する売掛債権を引き上げ、これを仕入元の仕入先に対する仕入代金Yの支払いに充当することができる。その結果、X社は、より安全に、仕入元への仕入資金の援助を行い易くなるメリットがある。
《第3実施形態》
本実施形態では、X社の仕入元に対する債権(仕入先から仕入元が仕入れた商品の仕入代金Yを、X社が、仕入元を送金人として、仕入先名義の指定口座に振り込んで生じた、仕入元に対するX社の金銭債権)に保証(保険)を付す場合を説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図17に示すように、本実施形態に係る仕入資金援助システム1bは、本発明の仕入資金援助システムの一例であり、仕入元端末10と、仕入資金援助装置20と、仕入先端末30と、金融情報処理装置40と、販売先端末60と、保証機関情報処理装置70とを含む。仕入元端末10、仕入資金援助装置20、仕入先端末30、金融情報処理装置40、販売先端末60及び保証機関情報処理装置70は、通信ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続されている。
保証機関情報処理装置70は、保険会社や保証会社などの保証機関に設置される、ワークステーション・サーバ等のコンピュータシステムであり、通信ネットワーク50を介して、仕入資金援助装置20から受信する付保依頼に基づいて、付保条件を設定して付保承諾の通知を仕入資金援助装置20に対して送信することが可能である。
この実施形態によれば、第1実施形態及び第2実施形態での作用効果に加えて、X社は、より一層安全に、仕入元への仕入資金の援助を行い易くなるメリットがある。
上述した各実施の形態において、仕入元端末10の取引情報送信部113から送信され、仕入資金援助装置20の取引情報受信部211に入力される取引情報として、仕入先に対する注文依頼情報と仕入先からの商品の納入情報を挙げたが、仕入元に納入された商品が当該仕入元の特定の倉庫等に保管されていることの信頼性をさらに高めるために、改竄防止機能付きカメラを用いて当該保管された商品を撮影し、その画像データを送信することもできる。こうすることで、資金の担保となるべき仕入商品の保管場所と時間を正確に特定できるので、仕入資金を援助する管理者の安心度を高めることができる。
なお、以下に改竄防止機能付きカメラの一例を説明するが、本発明は当該カメラの構成に限定する趣旨ではない。
図18Aは、本例で用いられるカメラC(撮像装置)の一例を示すブロック図であり、カメラCの筐体C1の外部に露出して日時及び位置(緯度・経度・高度)を表示する液晶表示部C2と、液晶表示部C2に表示する年月日及び時分秒のデータ計数する時計C3と、液晶表示部C2に表示する位置を計測するGPS(Global Positioning System)装置C12と、液晶表示部C2に表示された時間データ及び位置データを示す形状を、シャッタ信号を受信したタイミングで照らす光源C4と、光源C4で照射された光を導く光路C5上に設けられたミラーC6やスリットC7などの光学系と、被写体の像Hを導く光路C8上に設けられたレンズC9と、光路C5,C8の光をコントロールするシャッタC10と、を備えている。同図においてF0がフィルムである。
また、C11は日時および位置とともに写真に焼き付けられる、このカメラCを特定するためのIDマーク又は公的機関などの認証マークである。このカメラCは、上述した商品等の写真を撮影する際に用いられることから、その写真に写った日時が信頼性のある値であることを証明するためのマークである。
このカメラCを用いて撮影した写真Fを図18Bに示すが、被写体F1の右下に、撮影した年月日及び時分秒F2が焼き付けられ、またその隣にこのカメラCを特定するIDマークや公的認証マークF3が焼き付けられ、さらにその隣に撮影した位置を示す緯度、経度、及び高度(海抜)が焼き付けられている。
図18Aに戻り、本例に係るGPS装置C12は、人工衛星から発射される電波の到達時間を計測し、衛星からの距離を計算することにより自分の位置を取得するGPSセンサ84と、このGPSセンサ84で取得された自分、すなわち当該カメラCの緯度、経度及び高度を表示するための位置表示器85とを有する。そして、位置表示器85(液晶表示部C2)に表示された緯度、経度及び高度を写真Fに焼き付けることで、その写真を撮影した場所を特定することができ、証拠としての信頼性が高まることになる。
なお、本例のカメラCは、GPS装置C12の位置調節を手動で行うことが不可能なように調節スイッチを設けず、またGPS内部の各回路を人工的に調節できないようにGPS部品を樹脂などで被覆して固化している。
また本実施形態に係る時計C3は、水晶時計81と、電波時計82と、これら水晶時計81及び電波時計82の電源である太陽電池83とを有する。
水晶時計81は、32768Hzの周波数を発振する発振回路を内蔵した発振器811と、この32768Hzの信号を分周し、1秒の信号(秒信号)を生成する分周器812と、この分周された秒信号を入力して時刻表示信号を生成する時分秒カウンタ813と、この時分秒カウンタからの時刻を表示する時間表示器814とから構成されている。なお、時分秒カウンタ813は、後述する時間データデコード回路822からの指示により、時分秒のデータを修正し、これを時間表示器814に表示させる。この時間表示器814が上述した液晶表示部C2である。
電波時計82は、40kH受信回路821、この40kH受信回路821に接続された時間データデコード回路822およびアンテナ823から構成され、時間データデコード回路822に上述した水晶時計81の時分秒カウンタ813が接続されている。
40kH受信回路821は、アンテナ823で受信した電波を増幅する増幅器821A、増幅器821Aで増幅された信号を検波する検波器821B、検波器821Bで検波された信号からTTLレベルのタイムコードTC(1秒単位で送られて来る信号で、立ち上がりが時計の時間の1秒の開始に相当する)を復調する復調器821Cより構成されている。また、時間データデコード回路822は、40kH受信回路821からのタイムコードTCから規準1秒信号とデータ信号を分離する信号検出回路822A、制御回路822B、バッファメモリ822Cから構成されている。
電源である太陽電池83は、水晶時計81の発信器811に電圧を印加するとともに、電波時計82の制御回路822Bに電力を供給するようにそれぞれ接続されている。
なお、本実施形態のカメラCは、時計C3の時間調節を手動で行うことが不可能なように調節スイッチを設けず、また内部の各回路を人工的に調節できないように基板に実装した各部品を樹脂などで被覆して固化している。すなわち、本実施形態のカメラCの時計C3は一度太陽電池83のスイッチを入れると二度と手動により時間調節ができない構造とされている。
同図に示す時計C3の動作について説明する。
日本においては、時刻コードを重畳した長波帯の標準電波が日本の各所から送信されているが、この標準電波には40kHzの周波数が用いられ、60秒を1サイクルとして1月1日からの累積日数、時、分の時刻等のデータをバイナリコードで送信している。1ヘルツの矩形パルスにより1ビットが形成され、異なるパルス幅によってデータの内容が設定されている。
本実施形態の時計C3において、40kH受信回路821は太陽電池83の電源スイッチを入れたときに動作を開始する。そして、アンテナ823で受信した受信信号は、増幅器821Aで増幅され、この受信信号は検波器821Bで検波の後、復調器821CによりタイムコードTCが復調される。タイムコードTCは、電波の受信強度が十分に大きく、ノイズの影響を受けない状態のときには正常に復調される。
次の時間データデコード回路822において、復調器821Cから出力されるタイムコードTCは、時間データデコード回路822の信号検出回路822Aに入力される。信号検出回路822AはタイムコードTCをサンプリングし、立ち上がりエッジを検出して秒信号を生成すると同時に、タイムコードTCからデータ信号をデコードする。信号検出回路822Aは、タイムコードTCの立ち上がりエッジを検出した際、以下に示す判定を行い、制御回路822Bへ出力する。
すなわち、(1)0.8秒±5m秒間ハイレベルになった後、0.2秒±5m秒間ローレベルが連続したときには、「0」の判定をし、(2)0.5秒±5m秒間ハイレベルになった後、0.5秒±5m秒間ローレベルが連続したときには、「1」の判定をし、(3)0.2秒±5m秒間ハイレベルになった後、0.8秒±5m秒間ローレベルが連続したときには、「ポジション(P)」の判定をし、(4)前のデータが「ポジション(P)」で、かつ、現在のデータも0.2秒±5m秒間ハイレベルで、ついで0.8秒±5m秒間ローレベルが連続していれば、「マーカー(M)」の判定をし、(5)上記(1)〜(4)以外のとき、および1秒±10m秒以内に次の立ち上りエッジを検出できなかったときには、「エラー」の判定をする。
制御回路822Bは、信号検出回路822Aからのデータをバッファメモリ822Cに格納し、メモリアドレスポインタに1を加算する。エラーのときにはメモリアドレスポインタを0にし、最初の立ち上がりエッジを検出する状態に戻る。また、バッファメモリ822Cにデータを格納するとき、「マーカー(M)」データを検出する。この状態を最初に検出した時に、メモリアドレスをマーカーアドレスポインタに記憶する。さらに、バッファメモリ822Cにデータを格納し、その個数が「マーカー(M)」データを含めて120個になると、2分間連続したタイムコードTCを得る。途中でエラーになれば、マーカーアドレスポインタをクリアし、メモリアドレスポインタを0にし、最初の立ち上がりエッジを検出する状態に戻る。
バッファメモリ822Cに連続した2分間のタイムコードTCが格納されると、バッファメモリ822Cから、1分目と、2分目のタイムコードTCのデータが取り出される。この時、マーカーアドレスポインタのアドレスは一定ではないので、マーカーアドレスポインタに記憶しているアドレスをベースとし、タイムコードTCの秒の位置をオフセットとする。ベースとオフセットを加算することにより、1分目の分、時、パリティPA1,PA2のデータをバッファメモリ822Cから取り出すことができる。2分目のデータも、マーカーアドレスポインタに記憶しているアドレスに60を足したものをベースにすることにより、同様に取り出すことができる。
1分目と、2分目のタイムコードTCデータを比較し、分、時、PA1,PA2、のデータ以外が同じであることを確認し、かつ、分と時のデータが2分目は1分目に+1分されていることを確認する。かつ、分と時のデータから各々パリティを計算し、1分目と2分目のPA1、PA2の値と同じか否かを確認する。全てOKであれば受信したタイムコードTCは正当と見なす。タイムコードTCが正当な場合、前記2分目のタイムコードTCに+1分した「分」、「時」のデータを用意し、次の秒信と同時に水晶時計1の表示を修正する。
ここで電波時計2の時間修正動作について説明する。時間データデコード回路822の制御回路822Bにより、毎正時に電波を1回受信し、内蔵の時計を修正表示することにより、表示時刻の誤差をなくする。1回の受信は、最低タイムコードTC2個分(連続した2分間)で、正しいタイムコードTCが連続して受信できるまで受信を続ける。最長10分間(予め組み込まれた時間)受信を続けるが、正しいタイムコードTCが得られなければ、時刻表示の修正は行わない。そして、内蔵の時計の次の正時に再度受信を行う。このとき、正しいタイムコードTCを受信できた場合、内蔵の時計の時刻を修正する。
また、標準電波にノイズが乗った状態で受信された場合には、時刻修正が行えなかったり、誤った時刻修正が行われたりすることになる。そこで、1サイクル以上連続して受信できなかった場合を受信エラーと見なして再受信を行う。また、2サイクル(2分間)の連続受信を行って前後の2つのサイクルを比較検査し、電波受信の信頼性のチェックを行う。更に、00秒から受信できないときには、最大180秒(3分間)の連続受信を行う。
以上のように、本実施形態の時計C3及びGPS装置C12が内蔵されたカメラCによれば、水晶時計81及び電波時計82の電源に太陽電池83を採用しているので電池交換しなくとも時計が止まることがない。
また、年月日及び時刻の計数に水晶時計81を採用するが、当該水晶時計81の誤差を定期的に電波時計82にて修正するので、半永久的に正確な年月日及び時刻を、写真などの媒体に焼き付けることができる。
また、GPS装置C12により撮影位置も写真Fに焼き付けるので、撮影場所の特定信頼性も高くなる。しかも、本実施形態のカメラCにおいては、年月日及び時刻ならびに位置を手動で修正することを不可能に構成しているので、フィルムに焼き付けられた年月日及び時刻ならびに位置は、いわゆる絶対時間及び絶対位置として公的にも認められる信頼性の高いものとなり、特に仕入元に納入された商品等の証拠として好ましい改ざん防止カメラとして利用することができる。
さらに、写真に焼き付けられた時間の隣に、この写真を撮影したカメラを特定するためのIDマークや公的認証マークも同時に焼き付けるので、証拠写真の証明容易性が著しく高くなる。
1,1a,1b…仕入資金援助システム
10…仕入元端末
20…仕入資金援助装置
30…仕入先端末
40…金融情報処理装置
60…販売先端末
70…保証機関情報処理装置
101,201,301,601…CPU
102,202,302,602…メモリ
103,203,303,603…記憶装置
104,204,304,604…通信インタフェース部
105,305,605…入力装置
106,306,606…表示装置
50…通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 仕入先に対する仕入元の商品またはサービスの仕入資金を援助する装置であって、
    少なくとも前記仕入元が操作する仕入元端末及び金融機関が管理する金融情報処理装置に対し通信ネットワークを介して通信可能に接続され、前記仕入元の前記仕入先に対する注文依頼情報及び前記仕入先からの前記商品またはサービスの納入情報を含む取引情報を前記仕入元端末から受信する取引情報受信部と、
    前記取引情報に含まれる前記仕入元の前記仕入先に対する仕入代金のデータを前記金融情報処理装置に対して送信し、前記仕入元を送金人として前記仕入先の指定口座に入金するように連絡する振込指示送信部と、
    前記仕入代金に所定の手数料を加えた金額の入金情報を前記金融情報処理装置から受信する入金情報受信部と、を含む仕入資金援助装置。
  2. 請求項1記載の仕入資金援助装置において、
    前記取引情報に基づいて、所定の契約が成立したか否かを判断する契約成立判断部と、
    前記判断部により前記契約が成立している場合に、前記契約成立の旨を前記仕入元端末に対して送信する契約成立連絡送信部とを含むことを特徴とする仕入資金援助装置。
  3. 請求項1又は2に記載の仕入資金援助装置において、
    前記取引情報受信部は、前記仕入先からの前記商品またはサービスの納入情報として、媒体に年月日及び時刻ならびに位置を焼き付ける機能を有する撮像装置により撮像された画像データを前記仕入元端末から受信することを特徴とする仕入資金援助装置。
  4. 請求項3に記載の仕入資金援助装置において、
    前記撮像装置は、前記媒体に、当該撮像装置を特定するIDマーク又は認証マークを焼き付ける機能をさらに有し、前記年月日及び時刻を計数する時計が、太陽電池を電源とする水晶時計と、時刻コードが重畳された標準電波を受信して年月日及び時刻を計数し、前記水晶時計による時刻誤差を修正するとともに太陽電池を電源とする電波時計とを有し、前記位置を計測するGPSを有し、かつ前記年月日及び時刻ならびに位置が改ざん不可能であることを特徴とする仕入資金援助装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の仕入資金援助装置と、
    少なくとも前記仕入元が操作する仕入元端末と、
    金融機関が管理する金融情報処理装置と、を含む仕入資金援助システム。
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