JP2010061362A - 情報配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 システム全体の負荷を軽減し、データの取りこぼしなく、安価で拡張性のあるシステムを実現できる情報配信システムを提供する。
【解決手段】 複数の受信サーバ202が、複数のホスト200から配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、処理対象外の電文を破棄し、間引き処理を行い、下位に送信電文を送信処理し、コンソール205が、複数の受信サーバ202に対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させ、最終段サーバ206が、受信サーバ202から送信された全ての電文を受信し、間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付して下位にマルチキャスト配信処理すると共に、ユーザ端末204からの再送要求に該当する電文を再送する情報配信システムである。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の受信サーバ202が、複数のホスト200から配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、処理対象外の電文を破棄し、間引き処理を行い、下位に送信電文を送信処理し、コンソール205が、複数の受信サーバ202に対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させ、最終段サーバ206が、受信サーバ202から送信された全ての電文を受信し、間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付して下位にマルチキャスト配信処理すると共に、ユーザ端末204からの再送要求に該当する電文を再送する情報配信システムである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、証券・金融情報を配信する情報配信システムに係り、特に、システム全体の負荷を軽減し、データの取りこぼしなく、安価で拡張性を備えた情報配信システムに関する。
[従来の情報配信システム:図14]
従来の情報配信システムについて図14を参照しながら説明する。図14は、従来の情報配信システムの構成ブロック図である。
従来の情報配信システムは、図14に示すように、証券・金融等のデータを、LAN(Local Area Network)回線101を介して配信する複数のホスト100と、複数のホスト100から配信されたデータを受信して所定の電文変換処理等を行い、通信ネットワーク103を介してユーザ端末104に送信する受信サーバ102と、受信サーバ102の動作条件の設定、変更を行うコンソール105とを有する。
従来の情報配信システムについて図14を参照しながら説明する。図14は、従来の情報配信システムの構成ブロック図である。
従来の情報配信システムは、図14に示すように、証券・金融等のデータを、LAN(Local Area Network)回線101を介して配信する複数のホスト100と、複数のホスト100から配信されたデータを受信して所定の電文変換処理等を行い、通信ネットワーク103を介してユーザ端末104に送信する受信サーバ102と、受信サーバ102の動作条件の設定、変更を行うコンソール105とを有する。
ホスト100は、受信サーバ102の能力に応じて送信データ量を制限して送信するようになっている。
また、受信サーバ102は、必要に応じて受信したデータを間引き処理してユーザ端末104向けに送信する。
また、受信サーバ102は、ユーザ端末104からの再送要求に対して該当するデータを記憶部から読み出してユーザ端末104に送信する。
また、受信サーバ102は、必要に応じて受信したデータを間引き処理してユーザ端末104向けに送信する。
また、受信サーバ102は、ユーザ端末104からの再送要求に対して該当するデータを記憶部から読み出してユーザ端末104に送信する。
ユーザ端末104は、受信サーバ102から送信されたデータを受信して表示部に証券・金融情報を表示する。
また、ユーザ端末104は、受信サーバ102に抜けのあるデータについて再送要求を行い、その再送要求に該当するデータを受信して表示する。
また、ユーザ端末104は、受信サーバ102に抜けのあるデータについて再送要求を行い、その再送要求に該当するデータを受信して表示する。
[従来の受信サーバの処理フロー:図15]
次ぎに、従来の受信サーバ102の処理フローについて図15を参照しながら説明する。図15は、従来の受信サーバの処理フローチャートである。
従来の受信サーバ102の処理は、図15に示すように、ホスト100から送信された電文を受信し(S50)、次ぎに、受信したデータの送信待ちデータがあるか否かを判定し(S51)、送信待ちデータがあれば(Yesの場合)、間引き処理を実施し(S52)、そして、電文変換処理を行い、下位のユーザ端末104に電文を送信する(S53)。
また、判定処理S51で、送信待ちデータがない場合(Noの場合)、間引き処理S52を実施せずに、電文変換処理を行い、下位のユーザ端末104に電文を送信する。
次ぎに、従来の受信サーバ102の処理フローについて図15を参照しながら説明する。図15は、従来の受信サーバの処理フローチャートである。
従来の受信サーバ102の処理は、図15に示すように、ホスト100から送信された電文を受信し(S50)、次ぎに、受信したデータの送信待ちデータがあるか否かを判定し(S51)、送信待ちデータがあれば(Yesの場合)、間引き処理を実施し(S52)、そして、電文変換処理を行い、下位のユーザ端末104に電文を送信する(S53)。
また、判定処理S51で、送信待ちデータがない場合(Noの場合)、間引き処理S52を実施せずに、電文変換処理を行い、下位のユーザ端末104に電文を送信する。
尚、関連する先行技術として、特開2004−326395号公報(特許文献1)がある。
特許文献1には、配信サーバからクライアント端末に表示データを配信する際に、クライアント端末が各々現在表示している表示データを更新されたか否かを表示データの管理コードに付与された通番により判断し、通番が更新された最新である場合に、配信サーバから各クライアント端末に対して更新された表示データを配信することが示されている。
特許文献1には、配信サーバからクライアント端末に表示データを配信する際に、クライアント端末が各々現在表示している表示データを更新されたか否かを表示データの管理コードに付与された通番により判断し、通番が更新された最新である場合に、配信サーバから各クライアント端末に対して更新された表示データを配信することが示されている。
しかしながら、上記従来の情報配信システムでは、受信サーバのCPU(Central Processing Unit)性能を上げ、受信用メモリを増やすなどのスケールアップを行い、受信性能を向上させてきたが、上位複数のホストからデータ送信が為された場合、一台の機器のCPU性能等では限界があるという問題点があった。
また、複数の上位ホストからデータが送信され、複数台(複数CPU)の受信サーバで受信処理し、そのまま下位のユーザ端末に配信すると、下位のユーザ端末で情報の取りこぼし発生するという問題があった。
また、ホストが一台であったとしても、上位ホストで大量に発生したデータを、そのまま最下位のユーザ端末に表示させる場合、例えば、1秒間に30回更新させても、ユーザは目視することができないという問題点があった。
また、高速で下位にデータ送信するようにした場合、最終利用者までのネットワークインフラの利用料金などのランニングコストが掛かるという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、システム全体の負荷を軽減し、データの取りこぼしなく、安価で拡張性のあるシステムを実現できる情報配信システムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための第1の発明は、上位のホストから配信される情報を電文により下位のユーザ端末に配信する情報配信システムであって、ホストから配信される電文を受信し、それぞれ予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理する受信サーバを複数台設け、複数の受信サーバから送信された電文を受信し、送信電文に管理通番を付して下位に送信処理する最終段サーバを設けたことを特徴とする。
上記従来例の問題点を解決するための第2の発明は、上位のホストから配信される情報を電文により下位のユーザ端末に配信する情報配信システムであって、ホストから配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理する受信サーバを複数台設け、複数の受信サーバから送信された全ての電文を受信し、送信電文に管理通番を付して下位に送信処理する最終段サーバを設け、複数の受信サーバに対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させるコンソールを設けたことを特徴とする。
上記従来例の問題点を解決するための第3の発明は、複数の上位のホストから配信される情報を電文により最下位のユーザ端末に配信する情報配信システムであって、複数のホストから配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、処理対象外の電文を破棄し、送信電文編集処理を行ったデータについて送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理する受信サーバを複数台設け、複数の受信サーバから送信された全ての電文を受信し、送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付して下位にマルチキャスト送信処理する最終段サーバを設け、複数の受信サーバに対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させるコンソールを設け、最終段サーバが、ユーザ端末からの管理通番で特定される電文の再送要求を受信すると、該当する電文をユーザ端末に再送することを特徴とする。
第1の発明によれば、複数の受信サーバが、ホストから配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理し、最終段サーバが、複数の受信サーバから送信された電文を受信し、送信電文に管理通番を付して下位に送信処理する情報配信システムとしているので、大量データの取りこぼしなく、電文の送信効率を向上させる効果がある。
第2の発明によれば、複数の受信サーバが、ホストから配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理し、コンソールが、複数の受信サーバに対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させ、最終段サーバが、複数の受信サーバから送信された全ての電文を受信し、送信電文に管理通番を付して下位に送信処理する情報配信システムとしているので、大量データの取りこぼしなく、安価で拡張性があり、電文の送信効率を向上させる効果がある。
第3の発明によれば、複数の受信サーバが、複数のホストから配信される電文を受信し、予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、処理対象外の電文を破棄し、送信電文編集処理を行ったデータについて送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理し、コンソールが、複数の受信サーバに対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させ、最終段サーバが、複数の受信サーバから送信された全ての電文を受信し、送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付して下位にマルチキャスト送信処理すると共に、ユーザ端末からの管理通番で特定される電文の再送要求を受信すると、該当する電文をユーザ端末に再送する情報配信システムとしているので、大量データの取りこぼしなく、安価で拡張性があり、電文の送信効率を向上させ、ユーザ端末からの再送要求にも対応できる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る情報配信システム(本システム)は、複数のホストと、複数の受信サーバと、最終段サーバと、複数のユーザ端末を有し、複数の受信サーバが、複数のホストから配信される電文を受信し、各受信サーバ毎に予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、処理対象外の電文を破棄し、送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、下位に送信電文を送信処理するものであり、コンソールが、複数の受信サーバに対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させるものであり、一台の最終段サーバが、複数の受信サーバから送信された全ての電文を受信し、送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付して下位にマルチキャスト配信処理すると共に、ユーザ端末からの管理通番で特定される電文の再送要求を受信すると、該当する電文をユーザ端末に再送するものとしているので、大量データの取りこぼしなく、安価で拡張性があり、電文の送信効率を向上させ、ユーザ端末からの再送要求にも対応できる。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る情報配信システム(本システム)は、複数のホストと、複数の受信サーバと、最終段サーバと、複数のユーザ端末を有し、複数の受信サーバが、複数のホストから配信される電文を受信し、各受信サーバ毎に予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、処理対象外の電文を破棄し、送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、下位に送信電文を送信処理するものであり、コンソールが、複数の受信サーバに対して受信対象のサーバを変更する指示又は受信対象の銘柄を変更する指示を出力して当該変更を実行させるものであり、一台の最終段サーバが、複数の受信サーバから送信された全ての電文を受信し、送信キューに待ちの同一銘柄のデータがある場合に間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付して下位にマルチキャスト配信処理すると共に、ユーザ端末からの管理通番で特定される電文の再送要求を受信すると、該当する電文をユーザ端末に再送するものとしているので、大量データの取りこぼしなく、安価で拡張性があり、電文の送信効率を向上させ、ユーザ端末からの再送要求にも対応できる。
また、本システムは、ホストが一台であったとしても、上位ホストで発生した大量のデータを、複数台数(複数CPU)の受信サーバで受信し、必要に応じてデータの間引き処理を行いながら、送信帯域を一定の速度まで変換し、下位のユーザ端末で処理可能な速度に調整するものである。
また、本システムは、多段の受信サーバで分散処理し、上位ホストからの受信データの取りこぼし(電文抜け)を回避することができるものである。
また、本システムは、複数の条件(受信ポート番号、銘柄グループ番号、その組み合わせ等)で受信サーバが受信する情報を取捨選択し、一台の受信サーバでの処理負荷を低減させ、複数台数の受信サーバで、上位ホストからの全情報を処理できるものである。
また、本システムは、上位ホストから送信される大量のデータを、受信処理可能とし、最下位のユーザ端末に、目視可能な範囲でタイムリーな情報配信と表示ができるものである。
また、発生した情報をよりリアルタイムで、最下位のユーザ端末の表示部に表示させたい場合、通信回線、ユーザ端末など高速、高性能、高価な設備を必要とするが、本システムは、利用者が目視可能な範囲でリアルタイムにデータ配信する場合において、間引き処理等も行うことで、その時点での最新情報を送信でき、ユーザ端末において目視可能な範囲で、限りなく高速にデータ更新が行うことができる。
また、本システムは、多段、かつ複数台数の受信サーバで大量情報を受信し、それを集約して最終段サーバで、送信データの管理上、送信する電文に送信順に通番を昇順に付与して送信することができる。
また、本システムは、受信処理負荷の高い受信サーバがある場合、コマンド操作指定で、当該サーバが受信する情報(銘柄)の変更を行うことができる。
また、本システムは、上位ホストの送信データ量の増加に対して、受信サーバの追加と、受信情報の変更、更に間引き処理等で、容易に対応できるものである。
[情報配信システムの構成:図1]
本発明の実施の形態に係る情報配信システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る情報配信システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る情報配信システム(本システム)は、図1に示すように、証券・金融等のデータを、LAN回線201等のネットワークを介して配信する複数のホスト200と、複数のホスト200から配信されたデータを受信して所定の電文変換処理等を行い、必要に応じて間引き処理を行って送信する複数の受信サーバ(中間サーバ)202と、複数の受信サーバ202から送信されたデータを受信して通信ネットワーク203を介してユーザ端末204に送信する一台の最終段サーバ206と、受信サーバ202の動作条件の設定、変更を行うコンソール205とを基本的に有している。
本発明の実施の形態に係る情報配信システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る情報配信システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る情報配信システム(本システム)は、図1に示すように、証券・金融等のデータを、LAN回線201等のネットワークを介して配信する複数のホスト200と、複数のホスト200から配信されたデータを受信して所定の電文変換処理等を行い、必要に応じて間引き処理を行って送信する複数の受信サーバ(中間サーバ)202と、複数の受信サーバ202から送信されたデータを受信して通信ネットワーク203を介してユーザ端末204に送信する一台の最終段サーバ206と、受信サーバ202の動作条件の設定、変更を行うコンソール205とを基本的に有している。
[各部]
本システムの各部について具体的に説明する。
まず、本システムを構成するホスト200、受信サーバ202、最終段サーバ206、ユーザ端末204、コンソール205は、コンピュータで構成され、CPU等で構成される制御部と、処理プログラム及び処理に必要なテーブル、データ等を記憶する記憶部と、処理プログラムを動作させるワークメモリの主メモリと、外部のネットワーク、表示装置、入力装置等に接続するためのインタフェース部等を備えている。
本システムの各部について具体的に説明する。
まず、本システムを構成するホスト200、受信サーバ202、最終段サーバ206、ユーザ端末204、コンソール205は、コンピュータで構成され、CPU等で構成される制御部と、処理プログラム及び処理に必要なテーブル、データ等を記憶する記憶部と、処理プログラムを動作させるワークメモリの主メモリと、外部のネットワーク、表示装置、入力装置等に接続するためのインタフェース部等を備えている。
[サーバの手段構成:図2]
ここで、受信サーバ202、最終段サーバ206の手段構成について図2を参照しながら説明する。図2は、サーバの手段構成を示す図である。尚、図2のサーバの手段構成は、ホスト、ユーザ端末、コンソールにも該当するものである。
ここで、受信サーバ202、最終段サーバ206の手段構成について図2を参照しながら説明する。図2は、サーバの手段構成を示す図である。尚、図2のサーバの手段構成は、ホスト、ユーザ端末、コンソールにも該当するものである。
図2に示すように、サーバは、受信手段11と、送信手段12と、処理手段13と、記憶手段14とを備えている。
受信手段11は、データを受信して処理手段13に出力する。
送信手段12は、処理手段13から入力されたデータを外部に送信する。
処理手段13は、記憶手段14に記憶された処理プログラムを読み込んで動作可能とし、受信手段12から入力されたデータを編集等の処理を行い、必要に応じて記憶手段14に記憶させる。
また、処理手段13は、記憶手段14からデータを読み込み、送信手段12に出力する。
記憶手段14は、処理に必要なデータ、テーブル、処理プログラム等を記憶する。
受信手段11は、データを受信して処理手段13に出力する。
送信手段12は、処理手段13から入力されたデータを外部に送信する。
処理手段13は、記憶手段14に記憶された処理プログラムを読み込んで動作可能とし、受信手段12から入力されたデータを編集等の処理を行い、必要に応じて記憶手段14に記憶させる。
また、処理手段13は、記憶手段14からデータを読み込み、送信手段12に出力する。
記憶手段14は、処理に必要なデータ、テーブル、処理プログラム等を記憶する。
[ホスト200]
ホスト200は、証券・金融等のデータ、特に株価情報等を受信サーバ202に配信する。具体的には、ホスト200は、株式、先物などの売買システム等で注文を受け付けた状況(気配)や約定結果(四本値)を下位へ送信するものである。
ホスト200は、受信サーバ202毎に送信する情報が予め決められており、例えば、図3の銘柄/ポート番号テーブルを記憶部に記憶しており、当該テーブルに従って銘柄(銘柄コード)の情報を対応するポート番号で送信処理を行う。
ホスト200は、証券・金融等のデータ、特に株価情報等を受信サーバ202に配信する。具体的には、ホスト200は、株式、先物などの売買システム等で注文を受け付けた状況(気配)や約定結果(四本値)を下位へ送信するものである。
ホスト200は、受信サーバ202毎に送信する情報が予め決められており、例えば、図3の銘柄/ポート番号テーブルを記憶部に記憶しており、当該テーブルに従って銘柄(銘柄コード)の情報を対応するポート番号で送信処理を行う。
[銘柄/ポート番号テーブル:図3]
図3は、銘柄/ポート番号テーブルを示す図である。
銘柄/ポート番号テーブルは、図3に示すように、ポート番号に対して銘柄コードを記憶している。
例えば、ホストAは、銘柄コード1301〜1999の株価情報をポート番号=10000で常に送信する。
図3は、銘柄/ポート番号テーブルを示す図である。
銘柄/ポート番号テーブルは、図3に示すように、ポート番号に対して銘柄コードを記憶している。
例えば、ホストAは、銘柄コード1301〜1999の株価情報をポート番号=10000で常に送信する。
また、ホスト200は、さらに、記憶部に図4の銘柄/銘柄グループ番号テーブルを記憶しておき、当該テーブルに従って送信する銘柄(銘柄コード)を対応する銘柄グループ番号のグループに分類して送信するようにしてもよい。
[銘柄/銘柄グループ番号テーブル:図4]
図4は、銘柄/銘柄グループ番号テーブルを示す図である。
銘柄/銘柄グループ番号テーブルは、図4に示すように、銘柄グループ番号に対して銘柄コードを記憶している。
例えば、ホストAは、グループ番号100に銘柄コード1301,グループ番号101に1302,・・・と定義して送信する。
図4は、銘柄/銘柄グループ番号テーブルを示す図である。
銘柄/銘柄グループ番号テーブルは、図4に示すように、銘柄グループ番号に対して銘柄コードを記憶している。
例えば、ホストAは、グループ番号100に銘柄コード1301,グループ番号101に1302,・・・と定義して送信する。
上位ホストの配信方法は、送信する情報別に、受信ポート番号を分けて送信する(例えば、銘柄コード1000〜1999:受信ポート10000、銘柄コード2000〜2999:受信ポート10010・・)。
[送信電文構成例1:図5]
次ぎに、ホスト200から送信される電文構成の例について図5を参照しながら説明する。図5は、送信電文の構成例1を示す図である。
送信電文の構成例1は、図5に示すように、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダ部と業務データ部とから構成され、UDPヘッダ部には、ポート番号と銘柄コードを含むものとなっている。
図5に示した電文構成例1は、上記銘柄コードに対応するポート番号で送信する場合に用いられるものである。
次ぎに、ホスト200から送信される電文構成の例について図5を参照しながら説明する。図5は、送信電文の構成例1を示す図である。
送信電文の構成例1は、図5に示すように、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダ部と業務データ部とから構成され、UDPヘッダ部には、ポート番号と銘柄コードを含むものとなっている。
図5に示した電文構成例1は、上記銘柄コードに対応するポート番号で送信する場合に用いられるものである。
[送信電文構成例2:図6]
また、別の電文構成の例について図6を参照しながら説明する。図6は、送信電文の構成例2を示す図である。
送信電文の構成例2は、図6に示すように、UDPヘッダ部と業務データ部とから構成され、UDPヘッダ部には、ポート番号と銘柄コードを含み、業務データ部の先頭にグループ番号を含むものとなっている。
図6に示した電文構成例2は、上記銘柄コードに対応するポート番号で銘柄グループ番号のグループに分類して送信する場合に用いられるものである。
また、別の電文構成の例について図6を参照しながら説明する。図6は、送信電文の構成例2を示す図である。
送信電文の構成例2は、図6に示すように、UDPヘッダ部と業務データ部とから構成され、UDPヘッダ部には、ポート番号と銘柄コードを含み、業務データ部の先頭にグループ番号を含むものとなっている。
図6に示した電文構成例2は、上記銘柄コードに対応するポート番号で銘柄グループ番号のグループに分類して送信する場合に用いられるものである。
[受信サーバ202]
受信サーバ(中間サーバ)202は、複数のホスト200から送信された電文を分散して受信し、処理対象外の電文を破棄し、処理対象の電文については送信電文編集処理を行い、送信キューに送信待ちの同一銘柄のデータがある場合には間引き処理を行い、送信電文に管理通番をセットして電文を最終段サーバ206に送信する。
つまり、複数のホスト200から送信された電文は、複数の受信サーバ202で分散して受信される。
受信サーバ(中間サーバ)202は、複数のホスト200から送信された電文を分散して受信し、処理対象外の電文を破棄し、処理対象の電文については送信電文編集処理を行い、送信キューに送信待ちの同一銘柄のデータがある場合には間引き処理を行い、送信電文に管理通番をセットして電文を最終段サーバ206に送信する。
つまり、複数のホスト200から送信された電文は、複数の受信サーバ202で分散して受信される。
受信サーバ202は、各受信サーバ(中間サーバ)の受信すべき情報の定義を予め行い、例えば、中間サーバNo.1は受信ポート:10000、中間サーバNo.2は受信ポート10010のみというように送信されてくる情報を分散して受信処理する。
そして、受信サーバ202の記憶部には、図3の銘柄/ポート番号テーブル、図4の銘柄/銘柄グループ番号テーブルを記憶し、更に、図7〜9に示すサーバの処理管理テーブルも記憶して、該当する情報のみを受信する処理を行う。該当しない情報は、負担軽減のために受信しないか、または受信しても破棄するようになっている。
[サーバ処理管理テーブル例1:図7]
次ぎに、受信サーバ202の記憶部に記憶するサーバの処理管理テーブルの例について図7〜9を参照しながら説明する。
サーバの処理管理テーブル例1は、図7に示すように、受信サーバのサーバ番号(No.)に対して処理する銘柄グループNo.が予め対応付けられている。
図7は、サーバの処理管理テーブル例1を示す図である。
次ぎに、受信サーバ202の記憶部に記憶するサーバの処理管理テーブルの例について図7〜9を参照しながら説明する。
サーバの処理管理テーブル例1は、図7に示すように、受信サーバのサーバ番号(No.)に対して処理する銘柄グループNo.が予め対応付けられている。
図7は、サーバの処理管理テーブル例1を示す図である。
[サーバ処理管理テーブル例2:図8]
サーバの処理管理テーブル例2は、図8に示すように、サーバ番号(No.)に対して処理するポート番号の開始番号と処理するポート番号の終了番号が予め対応付けられている。
図8は、サーバの処理管理テーブル例2を示す図である。
サーバの処理管理テーブル例2は、図8に示すように、サーバ番号(No.)に対して処理するポート番号の開始番号と処理するポート番号の終了番号が予め対応付けられている。
図8は、サーバの処理管理テーブル例2を示す図である。
[サーバ処理管理テーブル例3:図9]
サーバの処理管理テーブル例3は、図9に示すように、サーバ番号(No.)に対して処理するポート番号の開始番号と処理するポート番号の終了番号、更に処理する銘柄グループNoが予め対応付けられている。
図9は、サーバの処理管理テーブル例3を示す図である。
図9は、図7と図8とを組み合わせたもので、実際は、図9を用いて受信サーバ202での処理が為されるようになっている。
受信サーバ202における処理フローは後述する。
サーバの処理管理テーブル例3は、図9に示すように、サーバ番号(No.)に対して処理するポート番号の開始番号と処理するポート番号の終了番号、更に処理する銘柄グループNoが予め対応付けられている。
図9は、サーバの処理管理テーブル例3を示す図である。
図9は、図7と図8とを組み合わせたもので、実際は、図9を用いて受信サーバ202での処理が為されるようになっている。
受信サーバ202における処理フローは後述する。
[通信ネットワーク203]
通信ネットワーク203は、従来の情報配信システムにおけるネットワークと同様である。
[ユーザ端末204]
ユーザ端末204は、最下位の利用者システムであって、最終段サーバ206から通信ネットワーク203を介して配信された情報を内部の記憶部に記憶すると共に表示部にその情報を表示する。
通信ネットワーク203は、従来の情報配信システムにおけるネットワークと同様である。
[ユーザ端末204]
ユーザ端末204は、最下位の利用者システムであって、最終段サーバ206から通信ネットワーク203を介して配信された情報を内部の記憶部に記憶すると共に表示部にその情報を表示する。
また、ユーザ端末204は、最終段サーバ206から配信された電文に付された管理通番をチェックし、連番になるはずのところ通番に抜けがある場合に、当該送信電文通番について再送要求を最終段サーバ206に送信し、そして、最終段サーバ206から当該送信電文通番の電文の再送を受ける。
[コンソール205]
コンソール205は、ユーザからの指示に従って、受信サーバ202の動作条件の設定、変更を行う。尚、コンソール205は、最終段サーバ206の動作条件の設定、変更を行うようにしてもよい。
コンソール205において、受信対象を変更する処理については後述する。
コンソール205は、ユーザからの指示に従って、受信サーバ202の動作条件の設定、変更を行う。尚、コンソール205は、最終段サーバ206の動作条件の設定、変更を行うようにしてもよい。
コンソール205において、受信対象を変更する処理については後述する。
[最終段サーバ206]
最終段サーバ206は、複数の受信サーバから送信された電文を受信して記憶部に記憶し、必要に応じて間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付与して通信ネットワーク203を介して電文をユーザ端末204にUDPパケットでマルチキャストの配信を行う。
最終段サーバ206は、複数の受信サーバから送信された電文を受信して記憶部に記憶し、必要に応じて間引き処理を行い、送信電文に管理通番を付与して通信ネットワーク203を介して電文をユーザ端末204にUDPパケットでマルチキャストの配信を行う。
また、最終段サーバ206は、ユーザ端末204からの再送要求に対して、再送要求対象の送信電文通番の電文を記憶部から読み込み、再送要求のあったユーザ端末204に当該電文を送信する。
尚、電文の再送処理は、処理負荷軽減のため、別のサーバで専用に行うように構成してもよい。
尚、電文の再送処理は、処理負荷軽減のため、別のサーバで専用に行うように構成してもよい。
[受信サーバでの処理フロー:図10]
次ぎに、受信サーバ(中間サーバ)における処理フローについて図10を参照しながら説明する。図10は、受信サーバにおける処理フローチャートである。
受信サーバ(中間サーバ)202は、記憶部に記憶された処理プログラムを制御部が主メモリに読み込み、動作可能とすることで、以下の処理を実現している。
受信サーバ202の制御部は、図10に示すように、ホスト200から送信された電文を受信し(S10)、次ぎに、受信した電文が処理すべき電文か否かを判定する(S11)。
次ぎに、受信サーバ(中間サーバ)における処理フローについて図10を参照しながら説明する。図10は、受信サーバにおける処理フローチャートである。
受信サーバ(中間サーバ)202は、記憶部に記憶された処理プログラムを制御部が主メモリに読み込み、動作可能とすることで、以下の処理を実現している。
受信サーバ202の制御部は、図10に示すように、ホスト200から送信された電文を受信し(S10)、次ぎに、受信した電文が処理すべき電文か否かを判定する(S11)。
ここで、判定処理S11は、図7〜9のサーバ処理管理テーブルを参照し、当該受信サーバが処理対象とする電文を、電文中に含まれるポート番号や、銘柄コード、又は銘柄グループNo.によって判定する。
そして、受信した電文が処理対象外(No)であれば、電文破棄を行い(S12)、次の電文受信に備える。
そして、受信した電文が処理対象外(No)であれば、電文破棄を行い(S12)、次の電文受信に備える。
また、判定処理S11において、受信した電文が処理対象(Yes)であれば、送信電文編集処理を行う(S13)。送信電文編集処理としては、コード変換、桁数変換、必要項目抽出、フォーマット変換等の処理が為される。
次ぎに、送信電文編集処理を行ったデータについて、受信サーバ202の制御部は、送信キューに送信待ちの同一銘柄のデータがあるか否かを判定し(S14)、送信待ちデータがある場合(Yesの場合)には、送信待ちの同一銘柄のデータを送信キューから削除する間引き処理を行う(S15)。
間引き処理とは、証券でいえば、同一銘柄(6756 日立国際電気)について、連続的に約定が発生した場合、例えば、1秒間に複数回数約定が発生した場合、四本値の情報が複数回発生し、ホストから送信されるが、それを受信した受信サーバから配信するとき、最新の情報でかつ未送信の情報を送信する処理のことである。
この間引き処理で、送信する電文数が受信電文数に対して少ない形で下位に送信されることになり、電文の送信量を抑えて通信効率を向上させ、かつ最新の情報を送信できる。
この間引き処理で、送信する電文数が受信電文数に対して少ない形で下位に送信されることになり、電文の送信量を抑えて通信効率を向上させ、かつ最新の情報を送信できる。
また、判定処理S14において、送信キューに送信待ちの同一銘柄のデータがない場合(Noの場合)には、間引き処理S15を行わない。
そして、受信サーバ202の制御部は、送信電文に管理通番をセットし(S16)、一定の時間間隔などで電文送信を行うために送信エリアにデータをセットする送信帯域調整を行う(S17)。処理S17は、送信帯域を一定の速度まで変換して送信のスピードを調整し、下位のサーバの受信性能範囲内で送信の調整を行うものである。
そして、電文送信が完了する(S18)。
そして、受信サーバ202の制御部は、送信電文に管理通番をセットし(S16)、一定の時間間隔などで電文送信を行うために送信エリアにデータをセットする送信帯域調整を行う(S17)。処理S17は、送信帯域を一定の速度まで変換して送信のスピードを調整し、下位のサーバの受信性能範囲内で送信の調整を行うものである。
そして、電文送信が完了する(S18)。
[最終サーバの処理フロー:図11]
次ぎに、最終段サーバ206における処理について図11を参照しながら説明する。図11は、最終段サーバの処理フローチャートである。
最終段サーバ206は、記憶部に記憶された処理プログラムを制御部が主メモリに読み込み、動作可能とすることで、以下の処理を実現している。
最終段サーバ206の制御部は、図11に示すように、全ての受信サーバ202からの情報及びユーザ端末204からの再送要求を全て受信する電文受信処理を行う(S20)。
次ぎに、最終段サーバ206における処理について図11を参照しながら説明する。図11は、最終段サーバの処理フローチャートである。
最終段サーバ206は、記憶部に記憶された処理プログラムを制御部が主メモリに読み込み、動作可能とすることで、以下の処理を実現している。
最終段サーバ206の制御部は、図11に示すように、全ての受信サーバ202からの情報及びユーザ端末204からの再送要求を全て受信する電文受信処理を行う(S20)。
そして、ユーザ端末204から電文再送要求があるか否かを判定する(S21)。再送要求がある場合(Yesの場合)、要求のあったユーザ端末204に再送要求対象の電文をTCP(Transmission Control Protocol)で再送する(S22)。
判定処理S21で、電文再送要求がない場合(Noの場合)、次ぎに、最終段サーバ206の制御部は、送信キューに送信待ちの同一銘柄のデータがあるか否かを判定し(S23)、送信待ちデータがある場合(Yesの場合)には、送信待ちの同一銘柄のデータを送信キューから削除する間引き処理を行う(S24)。
この間引き処理で、送信する電文数が受信電文数に対して少ない形で下位に送信されることになり、電文の送信量を抑えて通信効率を向上させ、かつ最新の情報を送信できる。
この間引き処理で、送信する電文数が受信電文数に対して少ない形で下位に送信されることになり、電文の送信量を抑えて通信効率を向上させ、かつ最新の情報を送信できる。
また、判定処理S23において、送信キューに送信待ちの同一銘柄のデータがない場合(Noの場合)には、間引き処理S24を行わない。
そして、最終段サーバ206の制御部は、一定の時間間隔などで電文送信を行うために送信エリアにデータをセットする送信帯域調整を行い(S25)、送信電文に管理通番をセットし(S26)、そして、電文送信が完了する(S27)。
尚、処理S25は、送信帯域を一定の速度まで変換して送信のスピードを調整し、下位のユーザ端末204の受信性能範囲内で送信の調整を行うものである。
そして、最終段サーバ206の制御部は、一定の時間間隔などで電文送信を行うために送信エリアにデータをセットする送信帯域調整を行い(S25)、送信電文に管理通番をセットし(S26)、そして、電文送信が完了する(S27)。
尚、処理S25は、送信帯域を一定の速度まで変換して送信のスピードを調整し、下位のユーザ端末204の受信性能範囲内で送信の調整を行うものである。
[受信対象変更の処理フロー例1:図12]
次ぎに、コンソール205における処理について図12を参照しながら説明する。図12は、コンソールの第1の処理フローチャートである。
コンソール205は、記憶部に記憶された処理プログラムを制御部が主メモリに読み込み、動作可能とすることで、以下の処理を実現している。
コンソール205の制御部は、図12に示すように、まず、変更する対象のサーバ(受信サーバ202)を指定する(S31)。
次ぎに、コンソール205における処理について図12を参照しながら説明する。図12は、コンソールの第1の処理フローチャートである。
コンソール205は、記憶部に記憶された処理プログラムを制御部が主メモリに読み込み、動作可能とすることで、以下の処理を実現している。
コンソール205の制御部は、図12に示すように、まず、変更する対象のサーバ(受信サーバ202)を指定する(S31)。
続いて、コンソール205の制御部は、受信処理する開始ポートと終了ポートの番号を指定し(S32)、受信サーバ202における受信処理を一時停止する(S33)。
そして、コンソール205からの指示に基づいて、受信対象を受信サーバ202が変更処理し(S34)、変更完了後に受信処理を再開する(S35)。
上記第1の処理は、指定した受信サーバ202内で受信対象を変更する場合の処理である。
そして、コンソール205からの指示に基づいて、受信対象を受信サーバ202が変更処理し(S34)、変更完了後に受信処理を再開する(S35)。
上記第1の処理は、指定した受信サーバ202内で受信対象を変更する場合の処理である。
[受信対象変更の処理フロー例2:図13]
また、コンソール205における第2の処理について図13を参照しながら説明する。図13は、コンソールの第2の処理フローチャートである。
コンソール205の制御部は、図13に示すように、まず、新たに受信処理を行う対象のサーバ(受信サーバ202)を指定する(S41)。
また、コンソール205における第2の処理について図13を参照しながら説明する。図13は、コンソールの第2の処理フローチャートである。
コンソール205の制御部は、図13に示すように、まず、新たに受信処理を行う対象のサーバ(受信サーバ202)を指定する(S41)。
続いて、コンソール205の制御部は、該サーバが受信処理する銘柄コードを指定する(S42)。次ぎに、これまで当該銘柄を受信処理している受信サーバ202における受信処理を停止し、新たに指定された受信サーバ202で受信処理を開始する(S43)。
上記第2の処理は、受信処理する銘柄を受信処理中の受信サーバ202から別の受信サーバ202に変更する場合の処理である。
上記第2の処理は、受信処理する銘柄を受信処理中の受信サーバ202から別の受信サーバ202に変更する場合の処理である。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、中間サーバとしての受信サーバ202を複数台数、n段の接続構成とすることで、上位ホスト200からの大量発生データを取りこぼしなく(受信エラーなく)処理し、下位の最終段サーバ206に送信できる効果がある。
本システムによれば、中間サーバとしての受信サーバ202を複数台数、n段の接続構成とすることで、上位ホスト200からの大量発生データを取りこぼしなく(受信エラーなく)処理し、下位の最終段サーバ206に送信できる効果がある。
本システムによれば、複数のCPU実装可能なサーバは非常に高価な場合が多く、安価なサーバを複数台接続することで、比較的安価にシステムを構築できる効果がある。
本システムによれば、複数のCPU実装可能なサーバの場合、システム上CPU実装可能数に限界があるが、処理銘柄数の増加に伴い、受信サーバ202を容易に追加することが可能であり、システムの拡張を容易にできるという効果がある。
本システムによれば、最終段サーバ206で下位に送信する電文について通番を送信順に付番して送信するようにしているので、下位のユーザ端末204で抜けた電文を指定し、再送を行うことができる効果がある。
本システムによれば、最終段サーバで、送信するポート番号毎、マルチキャストグループ毎に電文通番を付与して送信する考えもあるが、それら情報グループ毎で同一の通番が発生する恐れがあり、データ管理上管理しにくいため、送信する電文を単に送信順に電文通番を付与して送信するようにしている。
本システムによれば、処理負荷の高いサーバに対して処理する銘柄の変更を行い、また、処理負荷の高いサーバで受信処理した銘柄を処理負荷の低いサーバに変更することで、システム全体の負荷を軽減できる効果がある。
本発明は、上位からの情報を複数の受信サーバで分散受信処理して下位に送信し、最終段サーバで間引き処理して電文に通番付与してユーザ端末にマルチキャスト配信することにより、システム全体の負荷を軽減し、データの取りこぼしなく、安価で拡張性のあるシステムを実現できる情報配信システムに好適である。
11…受信手段、 12…送信手段、 13…処理手段、 14…記憶手段、 100,200…ホスト、 101,201…LAN、 102,202…受信サーバ、 103,203…通信ネットワーク、 104,204…ユーザ端末、 105,205…コンソール、 206…最終段サーバ
Claims (1)
- 上位のホストから配信される情報を電文により下位のユーザ端末に配信する情報配信システムであって、
前記ホストから配信される電文を受信し、それぞれ予め設定された処理対象の電文について送信電文編集処理を行い、下位にデータを送信電文として送信処理する受信サーバを複数台設け、
前記複数の受信サーバから送信された電文を受信し、送信電文に管理通番を付して下位に送信処理する最終段サーバを設けたことを特徴とする情報配信システム。
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DE102011004791A1 (de) | 2010-03-17 | 2011-09-22 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Key locking operation knob and key lock system provided with the same |
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- 2008-09-03 JP JP2008225980A patent/JP2010061362A/ja active Pending
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