JP2010057932A - 人排泄物収集パウチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排出可能なオストミーパウチ10が、排出口22を有する。排出口22における補強部材34が、排出口22を拡張させるように、それらの両縁に、手で圧力を加えることにより変形可能である。補強部材34の側部縁は、互いに離れて常に屈曲するように補強部材を促すようにオフセットすることができる。剥離可能な分離型機械式結合ファスナ46が、折り畳んだ状態の排出口22を確保する。ファスナ部46aと46bは、フック−フックタイプのプラスチック鍛造であり、そしてスナップ結合を提供する。折り畳んだ状態のとき、セキュリティフラップ50は、排出口22の下に折り畳まれる。排出口は、2段階で解放される。
【選択図】図2
Description
本発明は、人排泄物収集用のパウチに関するものである。一例はオストミーパウチであるが、他の例は、例えば採尿袋のような失禁衛生パウチを包含している。用語のオストミーは、結腸オストミー、回腸オストミー及び尿道オストミーを包含する。特に、本発明は、排出可能なパウチに関連する。
排出可能なパウチは、パウチを再利用可能にするためにパウチ内容物が排出可能である排出口を包含する。
第1の特徴において、本発明は排出口又はその近くで第1及び第2の補強部材を備えた排出口を包含してもよい。補強部材は、両端で排出口を圧迫するように配置することができ、その補強部材は排出口を拡張させるように変形させることができる。
補強部材は、互いに関連して外側へオフセットすることができる。
第1補強部材の縁は、第2補強部材の対応する縁に対して外側にオフセットすることができる。
少なくとも補強部材の一つは、他の補強部材の縁を越えて重なる又は広がってもよい。
好ましくは補強部材の対応する両側部縁が、互いに外側へオフセットされる。
外圧が第2補強部材に加えられる前に、補強部材は、使用時、第1補強部材の両側部縁が第1補強部材を部分的に変形させるように外圧に晒されるように配置することができる。
補強部材は、実質的に同じ厚み又は異なる厚みにすることができる。異なる厚みは、各補強部材に対して異なる曲げ特性を提供するように使用することができる。
好ましくは、そのような側面の外形ステップ又はテーパが、両側部縁の排出口の領域に提供される。
特定の選択した特徴、目的及び効果が上記で強調されてきたとはいえ、本発明は、これらの選択に制限されない。さらに、本発明の特徴、目的及び効果は、以下の好ましい実施例の開示から明らかになるであろう。重点がそこに置かれているか否かに関わらず、本出願は、新規の特徴若しくはここで描写した及び/又は図面に示した特徴の組合せに対する保護を請求する。
図1と図2に関連して、排出可能な瘻造設術パウチ10が、共通の外周16の周囲に共に結合した柔軟な不浸透性のプラスチックフィルムの前壁12と後壁14により、概して形成されている。壁12と14の多くの適当な材料が、従来から知られている。例えば、その材料は、1以上のエチレンビニルアセテート(EVA)層と、例えばポリビニリデンクロライド(PVDC)である障壁層との積層で構成してもよい。
適当なフック−フックファスナは、例えばアプリックス製の”イージーロック”ファスナである。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
開口を有する排出口と、
排出口付近の又は排出口のパウチ壁に取り付けらた第1及び第2補強部材とを備え、
第1及び第2補強部材は、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものであり、
第1補強部材は第1側部縁を包含しており、且つ、第2補強部材は第1側部縁の近くに第2側部縁を包含しており、
第1補強部材の第1側部縁が、第2補強部材の第2側部縁に対して横方向にオフセットされることを特徴とする排出可能なパウチ。
第1補強部材が第2補強部材の第2側部縁を越えて重なり且つ拡がる上記(1)に記載の排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材が、異なる長さをもつ上記(1)又は上記(2)に記載の排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材とが、およそ同じ長さであり、且つ、互いに部分的に重なるように側面方向に部分的にオフセットされる上記(1)又は上記(2)に記載の排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材の全体の底面積が、排出口の排出通路の幅を実質的に完全に横切って拡がる上記(1)〜(4)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材のうちの少なくとも一方が、実質的に排出口の排出通路の全幅を覆っている、上記(1)〜(5)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
両補強部材の双方の両側部縁が、互いに側面に沿ってオフセットされる上記(1)〜(6)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材とが、パウチ外面に取り付けられる上記(1)〜(7)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
開口を有する排出口と、
排出口付近の又は排出口のパウチ壁に取り付けらた第1及び第2補強部材とを備え、
第1及び第2補強部材は、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものであり、
両補強部材が、排出口のそれぞれの表面に、異なる大きさの曲率半径を提供するように構成されることを特徴とすることを特徴とする排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材が、前記異なる大きさの曲率半径を提供するために長さが異なっている上記(9)に記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
開口を有する排出口と、
排出口付近の又は排出口のパウチ壁に取り付けらた第1及び第2補強部材とを備え、
第1及び第2補強部材は、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものであり、
使用中において、外圧が第2補強部材に加えられる前に、第1補強部材を部分的に変形させるように第1補強部材の両側部縁が外圧に晒されるように構成されることを特徴とする排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材との長さが異なっている上記(11)に記載の排出可能なオストミーパウチ。
第1補強部材と第2補強部材とが、異なる材料で形成される上記(1)〜(12)のうちのいずれかに記載の排出可能なオストミーパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
開口を有する排出口と、
排出口付近の又は排出口のパウチ壁に取り付けらた第1及び第2補強部材とを備え、
第1及び第2補強部材は、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものであり、
第1補強部材は第1側部縁を包含しており、且つ、第2補強部材は第1側部縁の近くに第2側部縁を包含しており、
第1補強部材と第2補強部材とが、異なる材料で形成されることを特徴とする排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材とが、異なる弾性力及び/又は異なる剛性を有する上記(14)又は(15)に記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
開口を有する排出口と、
排出口付近の又は排出口のパウチ壁に取り付けらた第1及び第2補強部材とを備え、
第1及び第2補強部材は、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものであり、
第1補強部材は第1側部縁を包含しており、且つ、第2補強部材は第1側部縁の近くに第2側部縁を包含しており、
第1補強部材と第2補強部材とが、互いに異なる弾性力及び/又は異なる剛性を有していることを特徴とする排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材とが異なる厚さを備えている上記(16)に記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
開口を有する排出口と、
排出口付近の又は排出口のパウチ壁に取り付けらた第1及び第2補強部材とを備え、
第1及び第2補強部材は、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものであり、
第1補強部材は第1側部縁を包含しており、且つ、第2補強部材は第1側部縁の近くに第2側部縁を包含しており、
第1補強部材と第2補強部材とが、互いに異なる厚さを有していることを特徴とする排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
拡張状態から収納状態に折り畳まれ、パウチ内容物を排出可能な排出口と、収納状態で排出口を固定して使用するためのファスナとからなり、
そのファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを包含する剥離可能な分離した機械式結合ファスナであり、
第1ファスナ部と第2ファスナ部が、プラスチック押出成形で形成されていることを特徴とする人排泄物を収集するための排出可能なパウチ。
第1ファスナ部と第2ファスナ部とが、互いに同じファスナ突起を有する上記(19)に記載の排出可能なパウチ。
第1ファスナ部と第2ファスナ部とが、互いに押圧されたときに、スナップ結合を提供する上記(19)又は(20)のいずれかに記載の排出可能なパウチ。
第1ファスナ部と第2ファスナ部の各々が、2つのファスナ部が互いに押圧されたときに、他方のファスナ部の突起と一体に組み合う突起を備えた茎部を構成している上記(19)、(20)又は(21)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
拡張状態から収納状態に折り畳まれ、パウチ内容物を排出可能な排出口と、収納状態で排出口を固定して使用するためのファスナとからなり、
そのファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを包含する剥離可能な分離した機械式結合ファスナであり、第1ファスナ部と第2ファスナ部が、互いに同じファスナ突起を有していることを特徴とする排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
拡張状態から収納状態に折り畳まれ、パウチ内容物を排出可能な排出口と、収納状態で排出口を固定して使用するためのファスナとからなり、
そのファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを包含する剥離可能な分離した機械式結合ファスナであり、
第1ファスナ部と第2ファスナ部は、両ファスナ部が互いに押圧されたときにスナップ結合を提供することを特徴とする排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
拡張状態から収納状態に折り畳まれ、パウチ内容物を排出可能な排出口と、収納状態で排出口を固定して使用するためのファスナとからなり、
そのファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを包含するフック−フックタイプの剥離可能な分離した機械式結合ファスナであり、第1ファスナ部と第2ファスナ部の各々は、2つのファスナ部が互いに押圧されたときに、他方のファスナ部の突起と一体に組み合わされる突起を備えた茎部を構成していることを特徴とする人排泄物を収集するための排出可能なパウチ。
第1ファスナ部が、パウチの第1外面上に移動され、且つ、第2ファスナ部が、第1外面の反対側のパウチの第2外面上に移動される上記(19)〜(25)のうちのいすれかに記載の排出可能なパウチ。
ファスナ部の少なくとも一方が、収納状態で排出口を直接固定するために排出口の一部の上にある上記(19)〜(26)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
排出口が収納状態のときに、ファスナ部のうちの少なくとも一方が、排出口の周囲の又は排出口を越えて少なくとも部分的に安全にしうるセキュリティフラップ上にある上記(19)〜(27)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
少なくとも一つの補強部が、排出口の収納状態において、補強部の周辺縁がクッション材の領域の内部にくるように配置される上記(19)〜(28)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
パウチ内容物を排出可能である排出口であって、その排出口は拡張状態から収納状態に折り畳み可能であり、
その収納状態で、直接排出口を固定するための排出口ファスナと、
排出口がその収納状態にあるとき、少なくとも部分的に排出口を越えて又は排出口の周囲に折り畳み可能なセキュリティフラップと、
折り畳んだ状態でセキュリティフラップを直接固定するためのフラップファスナとから構成されることを特徴とする人排泄物を収集するための排出可能なパウチ。
排出口ファスナとフラップファスナのうちの少なくとも一方が、互いに剥離可能に固定される第1ファスナ部と第2ファスナ部から構成されている、剥離可能な分離型機械式結合ファスナである上記(30)に記載の排出可能なパウチ。
排出口が収納状態であるとき、セキュリティフラップが、排出口の下へ延びるように折り畳まれる上記(30)又は(31)のいずれかに記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
パウチ内容物を排出可能である排出口であって、その排出口は拡張状態から排出口の軸縁に近接した収納状態に折り畳み可能であり、そして排出口が、補強部材と排出口の軸縁の間の位置に側面ステップ又は先細り部を包含し、排出口が収納状態に折り畳まれるときに、補強部材の縁の外側にクッション材の領域を提供するための少なくとも1つの補強部材を備えたことを特徴とする排出可能なパウチ。
補強部材が、排出口における排出通路の少なくとも1つの境界の上に横たわっている上記(33)に記載の排出可能なパウチ。
側面ステップ又は先細り部が、排出口の外側形状に設けられている上記(33)又は(34)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
側面ステップ又は先細り部が排出口の内側形状に設けられている上記(33)又は(34)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
先細り部が、排出口の長さの少なくとも大部分を越えて延びる上記(33)又は(34)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
排出口が開口を有しており、第1補強部材と第2補強部材が、両補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形させられるとき、第1補強部材と第2補強部材は、開口の拡張を制御するように排出口の近く又は排出口におけるパウチ壁に付着し、第1補強部材と第2補強部材は、互いに関連して部分的に側面に沿ってオフセットされることを特徴とする排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材は、互いに部分的に重なる上記(38)に記載の排出可能なパウチ。
第1補強部材と第2補強部材が、互いにおよそ同じ長さである上記(38)又は(39)のいずれかに記載の排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
排出口が、開口を有しており、補強部材が、補強部材の対向する側部縁に手で圧力を加えることにより変形させられるとき、少なくとも1つの補強部材が、開口の拡張を制御するように排出口の近く又は排出口においてパウチ壁に付着し、補強部材は、排出口の外側の幅よりも長さが短く、そして排出口に対して非対称的に側面に配置されていることを特徴とする排出可能なパウチ。
人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
排出口が開口を有しており、少なくとも一方の補強部材が、開口の拡張を制御するように排出口の近く又は排出口においてパウチ壁に付着され、補強部材が、補強部材の対向する両側部縁に手で圧力を加えて変形させられるとき、補強部材は、排出口の外側の幅よりも長さが短く、そして排出口の中で排出通路に対して側面に非対称的に配置されることを特徴とする排出可能なパウチ。
パウチが、オストミーパウチである上記(1)〜(42)のうちのいずれかに記載の排出可能なパウチ。
Claims (34)
- 人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
メイン収集領域と、
開口へと向かう排出通路が内部に形成された排出口と、
収納状態にある排出口を固定するために使用するファスナと、を備えており、
パウチ内容物が排出口から排出可能であり、排出口が、排出通路からパウチ内容物を排出するために排出口がメイン収集領域から拡張されている拡張状態から、排出口内の排出経路を密封するために排出口がメイン収集領域の方に折り畳まれている収納状態に、折り畳むことができ、
前記ファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを有する剥離可能な分離型機械式結合ファスナであり、第1ファスナ部と第2ファスナ部が、プラスチック押出成形で形成されていることを特徴とする人排泄物を収集するための排出可能なパウチ。 - 第1ファスナ部と第2ファスナ部とが、互いに同じファスナ突起を有する請求項1に記載の排出可能なパウチ。
- 第1ファスナ部と第2ファスナ部とが、互いに押圧されたときに、スナップ結合を提供する請求項1又は2に記載の排出可能なパウチ。
- 人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
メイン収集領域と、
開口へと向かう排出通路が内部に形成された排出口と、
収納状態にある排出口を固定するために使用するファスナと、を備えており、
パウチ内容物が排出口から排出可能であり、排出口が、排出通路からパウチ内容物を排出するために排出口がメイン収集領域から拡張されている拡張状態から、排出口内の排出経路を密封するために排出口がメイン収集領域の方に折り畳まれている収納状態に、折り畳むことができ、
前記ファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを有する剥離可能な分離型機械式結合ファスナであり、第1ファスナ部と第2ファスナ部が、互いに同じファスナ突起を有していることを特徴とする排出可能なパウチ。 - 人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
メイン収集領域と、
開口へと向かう排出通路が内部に形成された排出口と、
収納状態にある排出口を固定するために使用するファスナと、を備えており、
パウチ内容物が排出口から排出可能であり、排出口が、排出通路からパウチ内容物を排出するために排出口がメイン収集領域から拡張されている拡張状態から、排出口内の排出経路を密封するために排出口がメイン収集領域の方に折り畳まれている収納状態に、折り畳むことができ、
前記ファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを有する剥離可能な分離型機械式結合ファスナであり、
第1ファスナ部と第2ファスナ部は、両ファスナ部が互いに押圧されたときにスナップ結合を提供することを特徴とする排出可能なパウチ。 - 第1ファスナ部と第2ファスナ部の各々が、2つのファスナ部が互いに押圧されたときに、他方のファスナ部の突起と一体に組み合う突起を備えた茎部を構成している請求項1から5のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 人排泄物を収集するための排出可能なパウチにおいて、
メイン収集領域と、
開口へと向かう排出通路が内部に形成された排出口と、
収納状態にある排出口を固定するために使用するファスナと、を備えており、
パウチ内容物が排出口から排出可能であり、排出口が、排出通路からパウチ内容物を排出するために排出口がメイン収集領域から拡張されている拡張状態から、排出口内の排出経路を密封するために排出口がメイン収集領域の方に折り畳まれている収納状態に、折り畳むことができ、
前記ファスナが、第1ファスナ部と第2ファスナ部とを有するフック−フックタイプの剥離可能な分離型機械式結合ファスナであり、第1ファスナ部と第2ファスナ部の各々は、2つのファスナ部が互いに押圧されたときに、他方のファスナ部の突起と一体に組み合わされる突起を備えた茎部を構成していることを特徴とする人排泄物を収集するための排出可能なパウチ。 - 前記突起は下部を切り取られている、請求項6又は7に記載の排出可能なパウチ。
- 前記突起を有する茎部が、横列、縦列、横列及び縦列から選ばれた規則正しい配置で配置される、請求項6から8のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 第1ファスナ部が、パウチの第1外面上に移動され、且つ、第2ファスナ部が、第1外面の反対側のパウチの第2外面上に移動される請求項1から9のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- ファスナ部の少なくとも一方が、収納状態にある排出口を直接固定するために排出口の一部の上にある請求項1から10のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 排出口が収納状態にあるときに、ファスナ部のうちの少なくとも一方が、排出口の周囲の又は排出口を越えて少なくとも部分的に固定できるセキュリティフラップ上にある請求項1から9のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- ファスナ部は、パウチの材料よりも堅いものであり、
少なくとも一つのファスナ部が、排出口の収納状態において、パウチの周辺縁の内側にあり、パウチの周辺領域がファスナ部の縁に柔軟なクッション領域を提供できる、請求項1から12のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - パウチが、前壁及び後壁により形成されており、
パウチが、更に、パウチの少なくとも1つの壁の外面を少なくとも部分的に覆う柔らかいクッション材の快適層を備えている、請求項1から13のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - パウチが、更に、パウチの内部からのガスを発散しかつ臭気を除去するための臭気除去フィルタを備えている、請求項1から14のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- パウチが、前壁及び後壁により形成されており、
パウチの両壁が共通の外周の周辺で一緒に結合されている、請求項1から15のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - パウチが、前壁及び後壁により形成されており、
パウチが、更に、
人工肛門から人排泄物を受け取るための、パウチの後壁の上部領域にある入口開口と、
パウチを周口部領域の皮膚に固定するための低アレルギ誘発性の皮膚接着材のウェーハ又はパッドを備える身体備品と、
パウチに身体備品を取り外し可能に取り付ける、接着結合又は機械式の結合である、結合と、
を備えている、請求項1から16のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - パウチが、柔軟な不浸透性のプラスチックフィルムよりなる、前壁及び後壁を備えており、前記フィルムが、1以上のエチレンビニルアセテート層と、障壁層との積層で構成されている、請求項1から17のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 開口に近い位置又は開口で、排出通路の幅方向に沿って、パウチの両壁に取り付けられた第1補強部材及び第2補強部材を備えており、
第1及び第2補強部材は、排出通路の幅方向において対向する両側部縁に手で圧力を加えることにより変形するときに、開口の拡張を制御するものである、請求項1から18のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - 第1補強部材は第1側部縁を備えており、且つ、第2補強部材は第1側部縁の近くに第2側部縁を備えており、
第1補強部材の第1側部縁が、第2補強部材の第2側部縁に対して排出通路の幅方向において異なる位置に配置されている、請求項1から19のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - 第1補強部材が第2補強部材に重なっており、且つ、第1補強部材が排出通路の幅方向において第2補強部材の第2側部縁を越えて拡がる、請求項20に記載の排出可能なパウチ。
- 両補強部材の双方の両側部縁が、互いに排出経路の幅方向において異なる位置に配置される、請求項20又は21に記載の排出可能なパウチ。
- 第1補強部材と第2補強部材とが、排出通路の幅方向においておよそ同じ長さであり、且つ、互いに部分的に重なるように、排出通路の幅方向において重なりながら異なる位置に配置されている、請求項19に記載の排出可能なパウチ。
- 第1補強部材と第2補強部材が、排出通路の幅方向において異なる長さをもつ、請求項20から22のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 第1補強部材と第2補強部材の全体の設置面積が、排出口の排出通路の全幅を実質的に横切って拡がる請求項19〜24のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 第1補強部材と第2補強部材のうちの少なくとも一方が、実質的に排出口の排出通路の全幅を覆っている、請求項19から25のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 第1補強部材と第2補強部材とが、パウチの外面に取り付けられる、請求項19〜26のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 両補強部材が平坦な表面を有している、請求項19〜27のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 排出通路の幅方向における両補強部材の縁の広がりが、概して、切れ目なく且つ平行である、請求項19〜28のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。
- 少なくとも1つの補強部材を備えており、
排出口が収納状態に折り畳まれるときに、排出口の周辺部が、排出通路の幅方向における補強部材の縁の外側にクッション材の領域を提供する、請求項1〜18のいずれか1つに記載の排出可能なパウチ。 - 補強部材が、排出口における排出通路の少なくとも1つの境界の上に横たわっている請求項30に記載の排出可能なパウチ。
- 排出口が排出通路に沿って排出口の開口に向かって狭くなるように、排出口が、排出口の外面に、側面ステップ又は側面先細り部を備えている、請求項30又は31に記載の排出可能なパウチ。
- 排出通路が排出通路に沿って排出口の開口に向かって狭くなるように、排出口が、排出口の内面に、側面ステップ又は側面先細り部を備えている、請求項30又は31に記載の排出可能なパウチ。
- 先細り部が、排出通路に沿って排出口の長さの少なくとも大部分を越えて延びる請求項30又は31に記載の排出可能なパウチ。
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