JP2010055507A - 入出力装置 - Google Patents

入出力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010055507A
JP2010055507A JP2008221812A JP2008221812A JP2010055507A JP 2010055507 A JP2010055507 A JP 2010055507A JP 2008221812 A JP2008221812 A JP 2008221812A JP 2008221812 A JP2008221812 A JP 2008221812A JP 2010055507 A JP2010055507 A JP 2010055507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
image
display
output device
microlens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008221812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5071308B2 (ja
Inventor
Kenji Yamamoto
健二 山本
Kengo Hayasaka
健吾 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2008221812A priority Critical patent/JP5071308B2/ja
Publication of JP2010055507A publication Critical patent/JP2010055507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5071308B2 publication Critical patent/JP5071308B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】薄型でありながら、空間的なユーザインターフェイスを実現することが可能な入出力装置を提供する。
【解決手段】入出力装置1は、ディスプレイ部11の表示面側に、複数のマイクロレンズ12aを有するマイクロレンズアレイ12が設けられた入出力パネル10を備える。ディスプレイ部11は、各マイクロレンズ12aに対応する単位領域U1ごとに、画像データD0に基づいて画像を表示する表示領域11Aと、指100の撮像データD1を取得する撮像領域11B1,11B2とを有する。表示領域11Aにより表示された画像はマイクロレンズアレイ12により空間上の平面S1に結像する。一方、指100の撮像データD1は、画像処理部40による所定の画像処理が施されたのち、位置検知部50へ供給される。マイクロレンズアレイ12の観察者の側に、位置センサを設けることなく、指100の位置が検知される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばタッチパネルなどに用いられ、画像の表示および物体のセンシングが可能な入出力装置に関する。
従来、3次元空間上に画像を表示すると共に、表示された画像に応じて入力操作を行う(以下、これを空間的なユーザインターフェイスという)ことが可能な入出力装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、ディスプレイの表示面側に、マイクロレンズアレイをその焦点距離の分だけ離隔して配置することにより、いわゆるインテグラル方式による3次元表示が実現される。このような手法では、ディスプレイを構成する複数の画素のうち、一つのマイクロレンズに割り当てられる画素数が、3次元画像の奥行き方向の分解能に相当し、マイクロレンズ数が3次元画像の2次元平面における画素数に相当する。
特開2007−86931号公報 特開2005−141102号公報
すなわち、上記特許文献1の手法において、空間上に表示される3次元画像の2次元平面における解像度は、マイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズ数(レンズピッチ)によって決まる。このため、レンズピッチによる制約を受け、結果として低解像度となってしまう。
そこで、ディスプレイの表示面側において、ディスプレイの表示面と空間上の一平面とが、光学的に共役の位置関係となるように、マイクロレンズアレイを配置することにより、空間上の一平面に2次元画像を表示して、擬似的な立体表示を行う入出力装置が提案されている(例えば、特許文献2)。このような構成では、空間上の一平面に表示される画像の解像度を、ディスプレイにおける表示画素のピッチとマイクロレンズの結像倍率とによって調整することができるため、高解像度の画像を表示し易くなる。
しかしながら、上記特許文献2の構成では、指などの位置を検知する各種位置センサを、空間上の画像表示面よりも更に外側(観察者の側)に配置しているため、装置全体の厚みが増してしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、薄型でありながら、空間的なユーザインターフェイスを実現することが可能な入出力装置を提供することにある。
本発明の入出力装置は、複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイ部と、マイクロレンズアレイ部の一方の側に、各マイクロレンズに対応する単位領域のそれぞれに配置されると共に、画像信号に基づいて画像を表示する表示素子と、表示素子と同一面内に配置されると共に、物体からの光に基づいて撮像データを取得する撮像素子と、撮像素子により取得された撮像データに基づき、物体の位置を検知する位置検知部とを備えたものである。
本発明の入出力装置では、各マイクロレンズに対応する単位領域ごとに配置された表示素子により、画像信号に基づいて画像が表示されると、表示された画像は、マイクロレンズアレイ部により空間上の一平面に結像する。一方、物体からの光が、マイクロレンズアレイ部により集光されたのち、表示素子と同一面内に配置された撮像素子において受光されることにより、物体の撮像データが取得される。この撮像データに基づいて、位置検知部では物体の位置が検知される。
本発明の入出力装置によれば、マイクロレンズアレイ部の一方の側に、画像信号に基づいて画像を表示する表示素子を、各マイクロレンズに対応する単位領域ごとに配置したので、表示素子の表示面に表示された画像を、あたかも空間上の一平面に表示されているかのように、観察者に認識させることができる。一方、マイクロレンズアレイ部により集光した光に基づいて物体の撮像データを取得する撮像素子を、上記表示素子と同一面内に配置し、この撮像素子により取得された撮像データに基づいて物体の位置を検知するようにしたので、例えばマイクロレンズアレイの他方の側(観察者側)に別途位置センサを設けた場合に比べて、装置全体の厚みを小さくすることができる。よって、薄型でありながら、空間的なユーザインターフェイスを実現可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る入出力装置1の機能ブロック構成を表したものである。入出力装置1は、例えばタッチパネルとして用いられ、図形や文字などの画像を表示すると共に、指などの位置(動きを含む)を検知することが可能となっている。入出力装置1は、入出力パネル10、表示信号ドライバ21、表示側スキャナ22、撮像信号レシーバ31、撮像側スキャナ32、画像処理部40、位置検知部50および制御部60を備えている。
入出力パネル10は、複数の画素が2次元配置されてなり、表示側、すなわち観察者の側に後述のマイクロレンズアレイ12が設置されたものである。入出力パネル10では、表示画素および撮像画素が混在して配置され、これにより画像を表示する画像表示機能と、物体の撮像を行う撮像機能との両者を実現するようになっている。この入出力パネル10の詳細な構成については後述する。
表示信号ドライバ21および表示側スキャナ22は、制御部60からの制御に応じて、表示信号(画像データD0)に基づいて各表示画素の表示駆動を行うものである。表示信号ドライバ21は、表示駆動対象の各表示画素を駆動するものであり、表示側スキャナ22は、表示駆動対象の表示画素を選択するものである。
撮像信号レシーバ31および撮像側スキャナ32は、制御部60からの制御に応じて、物体側からの光を撮像画素上で受光し、物体の撮像データD1を取得するように、各撮像画素を駆動するものである。撮像信号レシーバ31は、撮像駆動対象の撮像画素を駆動するものであり、撮像側スキャナ32は、撮像駆動対象の撮像画素を選択するものである。
画像処理部40は、制御部60からの制御に応じて、撮像信号レシーバ31から供給される撮像データD1に対して所定の画像処理を施すものである。この画像処理部40の詳細な画像処理動作については後述する。
位置検知部50は、制御部60からの制御に応じて、画像処理部40から入力される画像処理データD2に基づき、指の位置(x,y,z)を検知するものである。位置検知部50により検知された指の位置についての情報は、位置データDoutとして出力されるようになっている。
制御部60は、表示信号ドライバ21、表示側スキャナ22、撮像側スキャナ32、撮像信号レシーバ31、画像処理部40および位置検知部50の動作を制御するものである。具体的には、表示信号ドライバ21および表示側スキャナ22による表示駆動動作、撮像信号レシーバ31および撮像側スキャナ32による撮像駆動動作、画像処理部40による画像処理動作、ならびに位置検知部60による位置検知動作を、それぞれ適宜制御するものである。なお、上記画像処理部40、位置検知部50および制御部60は、例えばマイクロコンピュータなどにより構成されている。
続いて、図2および図3を参照して、入出力パネル10の詳細構成について説明する。図2は、入出力パネル10の断面構成を模式的に表すものである。図3は、ディスプレイ部11の平面構成を模式的に表すものである。
入出力パネル10は、ディスプレイ部11の表示側に、マイクロレンズアレイ12を設置したものである。マイクロレンズアレイ12は、複数のマイクロレンズ12aがマトリクス状に配列したものである。このマイクロレンズアレイ12は、空間上の平面S1に、後述の表示領域11Aによって表示される2次元画像を結像すると共に、指100を撮像するための撮像レンズとして機能するものである。このようなマイクロレンズアレイ12により、空間上の平面S1と、表示領域11Aの表示面とは、光学的に共役となっている。
ディスプレイ部11は、駆動基板111上に、表示画素Paよりなる表示領域11Aと、撮像画素Pbよりなる撮像領域11B1,11B2とが配置されたものである。駆動基板111は、表示画素Paおよび撮像画素Pbをそれぞれ駆動するものであり、例えばTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)などにより構成されている。この駆動基板111の下方には、表示領域11Aへ向けて光を照射するためのバックライト110が設けられている。バックライト110は、例えば、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp;冷陰極管)やLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)などにより構成されている。なお、表示領域11A(表示画素Pa)とバックライト110とが、本発明の表示素子に対応し、撮像領域11B1,11B2(撮像画素Pb)が、本発明の撮像素子に対応している。
表示領域11Aおよび撮像領域11B1,11B2は、互いに同一の面内(マイクロレンズ12aの焦点面内)に、マイクロレンズアレイ12のマイクロレンズ12aに対応した単位領域U1ごとに、それぞれ配置されている。本実施の形態では、図3に示したように、表示領域11Aは単位領域U1の中央部に設けられ、撮像領域11B1,11B2は、単位領域U1のX方向に沿った端部に互いに離隔して設けられている。表示領域11Aは、例えば3×3=9つの表示画素Paから構成され、撮像領域11B1,11B2はそれぞれ一つの撮像画素Pbから構成されている。また、各単位領域U1同士の間で、撮像領域11B1,11B2はそれぞれ、互いに同一の位置に配置されている。
表示画素Paは、画像データD0に基づき、画像を表示する表示素子である。この表示画素Paは、例えば液晶表示素子(LCD:Liquid Crystal Display)によって構成されている。液晶表示素子は、例えば、一対の基板間に液晶層を封止した液晶セルと、この液晶セルの光入射側および光出射側に貼り合わせられた一対の偏光板と、液晶セルからの出射光のうち特定の波長領域の光を選択的に透過させるカラーフィルタとを含んで構成されている(いずれも図示せず)。このような構成において、液晶セルの一対の基板間へ電圧を印加することにより、バックライト110から発せられた光を変調して透過させるようになっている。
撮像画素Pbは、マイクロレンズアレイ12の各マイクロレンズにより集光された光に基づき、撮像データD1を取得するものである。この撮像画素Pbは、例えばCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などにより構成されている。
続いて、上記入出力装置1の作用、効果について説明する。
(画像表示動作)
まず、入出力装置1の画像表示動作(出力動作)について図1および図4を参照して説明する。図4は、空間上の一平面における画像表示動作を説明するための模式図である。
入出力装置1では、制御部60の制御に応じて、画像データD0が表示信号ドライバ21に供給されると、表示画素Paがそれぞれ駆動され、表示領域11Aにおける表示面S0に画像I0が表示される。そして、表示面S0に表示された画像I0は、マイクロレンズ12aによって、単位領域U1ごとにマイクロレンズアレイ12から高さHの平面S1に結像する。但し、マイクロレンズアレイ12によって、表示面S0と平面S1とは共役の関係にあるので、画像I0は画像I1の反転画像として表示面S0に表示されるようにする。これにより、観察者には、あたかも高さHの位置に画像I1が表示されているかのように認識される。このとき、平面S1の高さHは、マイクロレンズ12aの結像倍率によって決定される。また、平面S1における画像I1の解像度は、表示領域11Aにおける表示画素Paの個数(ピッチ)と、マイクロレンズ12aの結像倍率によって決定される。例えば、表示画素Paのピッチが0.1mm程度で、マイクロレンズ12aの結像倍率が1:2である場合には、画像I1において、0.2mm程度の高精細な画素ピッチが実現される。
(センシング動作)
次いで、入出力装置1のセンシング動作(入力動作)について図1および図5〜図8を参照して説明する。図5は、画像処理部40における視差画像生成動作を説明するための模式図である。図6は、実際の指の撮像画像と、この撮像画像から生成した視差画像である。図7は、位置検知動作を説明するための図である。図8は、スタイラスの撮像画像である。
入出力装置1では、入出力パネル10の上方に指100が配置されると、上述した画像I1による光(以下、画像光という)により、指100が照明される。この指100を照明する光は、入出力パネル10におけるマイクロレンズアレイ12によって集光され、撮像領域11B1,11B2(撮像画素Pb)において受光される。これにより、指100の撮像データが取得され、撮像信号レシーバ31へと出力される。撮像信号レシーバ31へ出力された撮像データは、撮像データD1として画像処理部40へ供給される。
ここで、各単位領域U1における撮像領域11B1,11B2では、受光光線の進行方向が互いに異なっており、この進行方向についての情報が保持された状態で受光される。また、各単位領域U1同士の間で互いに同一の位置に配置された撮像領域11B1,11B2における撮像画素データは、同一の進行方向についての情報を含んでいる。
画像処理部40では、入力された撮像データD1に基づいて、視差画像生成処理が施され、指100についての2つの視差画像データD11,D12が生成される。具体的には、まず、撮像データD1において、撮像領域11B1における撮像画素データ(図5(A)中における黒色部分の画素データ)が、単位領域U1ごとにそれぞれ抽出されたのち、これらの抽出された撮像画素データ同士が合成される(図5(B))。同様にして、撮像領域11B2における撮像画素データ(図5(A)中における斜線部分の画素データ)が、単位領域U1ごとにそれぞれ抽出されたのち、これらの抽出された撮像画素データ同士が合成される(図5(C))。これにより、2つの視差画像データD11,D12が生成される。
上記のようにして生成された視差画像データD11,D12は、必要に応じて他の画像処理、例えば欠陥補正処理やノイズ低減処理などが施されることにより、画像処理データD2として、位置検知部50へ出力される。
位置検知部50では、入力された画像処理データD2に基づいて、指100の位置(x,y,z)が検知される。例えば、指100の位置(x、y)については、1枚の指100の視差画像データ(視差画像データD11または視差画像データD12)に対してエッジ検出処理を施すことにより検出される。他方、指100の位置のz成分については、例えば次のような手法により特定される。すなわち、視差画像データD11,D12の相関に基づいて、2視差の画像内の生体画像の位相差が算出され、その位相差に基づいて指100のz成分が特定される。ここで、図7(A)〜(C)に、マイクロレンズアレイ12から指100までの距離をそれぞれ、0mm、5mm、10mmとした場合の左右の視差画像を示す。このように、左右の視差画像間の指100の位相差(Δδ1,Δδ2,Δδ3)が、例えばエッジ検出処理によって検出される。このとき、指100の高さが小さくなると、すなわち指100がカバーガラス11に近づくにつれて、指100の2枚の視差画像間における位相差が小さくなる(Δδ3>Δδ2>Δδ1)。よって、左右の視差画像の相関に基づいて指100の位相差を検出することにより、指100のz成分が特定される。また、これにより、画像I0の表示される平面S1と指100との空間的な位置関係、例えば、z=Hの状態、すなわち指100が平面S1に擬似的に接触した状態を検知可能となる。よって、空間的なユーザインターフェイスを実現することができる。
また、水平面内(XY平面内)における指100の動きについては、次のようにして検出される。例えば、経時的に指100の複数の視差画像データを生成し、これら複数の視差画像データのそれぞれに対してエッジ検出処理を施し、指100の移動量を算出することにより、指100の動きが検出される。
このようにして位置検知部50において検知された指100の位置(x、y、z)についての情報は、位置データDout2として出力される。指100の位置に応じて予め実行するファンクション動作を設定しておくことにより、出力された位置データDoutに応じて、ファンクションが実行される。なお、位置データDoutを、上述した画像データD0として表示信号ドライバ21へ入力するようにしてもよい。
以上のように本実施の形態では、各マイクロレンズに対応する単位領域U1ごとに表示画素Paからなる表示領域11Aを配置したので、この表示領域11Aにより画像データD0に基づいて表示される画像I0を、マイクロレンズアレイ12により空間上の平面S1に画像I1として結像させることができる。これにより、観察者に対し、あたかも空間上の平面S1に画像が表示されているかのように認識させることができる。一方、この画像I1による画像光により照明された指100からの光をマイクロレンズアレイ12により集光し、表示領域11Aと同一面内に配置された撮像領域11B1,11B2において受光するようにしたので、指100の撮像データD1を取得することができる。この撮像データD1に基づいて、画像処理部40により、指100の視差画像データD11,D12を生成し、これら視差画像データD11,D12に基づいて、位置検知部50により指100の位置(x、y、z)を検知するようにしたので、例えばマイクロレンズアレイ12の上側(観察者側)に別途位置センサを設ける必要がない。よって、薄型でありながら、空間的なユーザインターフェイスを実現することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、指100の位置を検知する場合を例に挙げて説明したが、位置検知対象は指に限定されず、生体の他の部位や、スタイラスなどの生体以外の物体であってもよい。図8にスタイラスの撮像データを取得して、この撮像データに基づいて生成した2つの視差画像を示す。この場合にも、上述した手法により、2つの視差画像同士の位相差Δδsを検出することにより、スタイラスの位置(x,y,z)を検知することができる。よって、指に限らずスタイラスを用いた入力操作も可能である。
(適用例)
図9(A),(B)は、上記実施の形態の適用例に係る携帯電話機2の概略構成を表すものである。携帯電話機2は、折り畳み式の筐体(第1筐体23および第2筐体24)を備えており、第1筐体23には、上記実施の形態の入出力装置1が設けられている。一方、第2筐体24には、入力操作を行うための操作部25が設けられている。
本適用例では、図9(A)に示したように、入出力装置1が搭載されていることにより、この入出力装置1を、例えばユーザの指100の位置に応じて入力が行われるタッチパネルとして機能させることができる。具体的には、指100の位置のz成分を検知することにより、クリック動作による入力が可能となる。更に、経時的に指100の接触する頻度を測定することにより、ダブルクリック動作による入力も可能である。また、指100の動き、すなわち位置(x,y)の経時的な変化を検知することにより、マウスポインタとして機能させることも可能である。
また、ログインやパスワード代用、決済処理などを実行させるためのファンクション入力を行うこともできる。すなわち、入出力装置1では、指の判別を行うことが可能であるため、例えば検知する指の順番に応じて、上記のような特定の処理を実行するように予め登録しておくことにより、ファンクション入力が可能となる。例えば、右手の人指し指、右手の中指の順に検知された場合に、「アドレス帳を開く」というような処理を実行するように登録することができる。
また、図9(B)に示したように、指100に限らず、スタイラス101を用いた入力も可能である。
なお、入出力装置1が適用される機器としては、上記携帯電話機に限られず、例えばノート型PC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)などの各種モバイル機器へ適用可能である。
続いて、上記実施の形態の変形例について説明する。以下では、上記実施の形態の入出力装置1および携帯電話機2と同様の構成要素については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
(変形例1)
図10は、上記実施の形態の変形例1に係る入出力装置のディスプレイ部26の平面構成を表す模式図である。本変形例では、表示画素Pa(表示領域)の構成以外は、上記実施の形態の入出力パネル10と同様の構成となっている。すなわち、表示画素Paが駆動基板111のほぼ全面に渡って配置され、各単位領域U1のX方向に沿った端部に撮像領域11B1,11B2が配置されている。このような構成により、複数の表示画素Paの全域で画像表示がなされるようになっている。
本変形例のように、ディスプレイ部26における表示画素Paの配置、個数などは特に限定されるものではなく、表示画素Paは駆動基板111のほぼ全面に渡って配置されていてもよい。このように構成した場合であっても、マイクロレンズ12aの結像倍率を適宜調整することにより、空間上の一平面に画像表示を行うことができる。
(変形例2)
図11は、上記実施の形態の変形例2に係る入出力装置3の全体構成を表す機能ブロック図である。本変形例では、入出力パネル10におけるマイクロレンズアレイ(図示せず)の焦点距離が印加電圧に応じて可変となっており、このようなマイクロレンズアレイに電圧を印加するためのMLA駆動制御部70を備えている。その他の構成は、上記実施の形態の入出力装置1と同様となっている。
本変形例のマイクロレンズアレイは、複数のマイクロレンズをマトリクス状に配列したものである。各マイクロレンズは、例えば液晶マイクロレンズや液体マイクロレンズから構成されている。MLA駆動制御部70は、制御部60の制御に応じて、各マイクロレンズに対して電圧を印加して駆動するためのものであり、これにより各マイクロレンズの焦点距離を変更できるようになっている。
このような構成において、マイクロレンズアレイにおいてマイクロレンズごとに焦点距離を変化させることにより、空間上に表示される画像の高さHをその画像面内で変化させることができる。すなわち、空間上の表示画像に、高さ(奥行き)方向の分布を形成することができ、これにより、観察者に対して、より3次元に近い表示として認識させることができる。なお、上記のような高さ変化は、マイクロレンズごとに形成してもよく、マイクロレンズアレイ内の領域ごとに形成してもよい。
(変形例3)
図12は、上記実施の形態の変形例3に係る携帯電話機4の概略構成を表すものである。携帯電話機4は、第1筐体23において、入出力装置1の両側に、光源27を配置したものである。光源27は、例えばLEDなどよりなり、指100の撮像データD1を取得する際に、指100を照明する照明用の光源として機能するものである。本変形例のように、指100の照明用の光源を、上記バックライト110とは別に設けるようにしてもよい。このようにした場合であっても、光源27は入出力装置1の上面(マイクロレンズアレイ)と同一面内に配置されれば足りるため、入出力装置1および携帯電話機4自体の厚みが増すことはない。よって、上記実施の形態と同等の効果を得ることができる。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、画像処理部40において、撮像データD1に基づいて2つの視差画像データを生成するようにしたが、生成する視差画像データは2つに限定されず、3つ以上であってもよい。また、撮像データD1から抽出する画素データは、単位領域U1において、いずれの画素における画素データであってもよい。但し、左方向および右方向からの基線長を、できるだけ長く取れるような領域にそれぞれ配置された画素の画素データを抽出することが望ましい。上述したように、各視差画像同士の位相差に基づいて、指100の位置を検出するためである。
また、上記実施の携帯では、単位領域U1に2つの撮像領域11B1,11B2を配置し、これら撮像領域11B1,11B2がそれぞれ一つの撮像画素Pbよりなる場合を例に挙げて説明したが、撮像領域の配置や個数はこれに限定されない。また、一つの撮像領域が複数の撮像画素Pbから構成されていてもよい。但し、各撮像領域(撮像画素)が、複数の単位領域U1同士の間で互いに同一の位置に配置されるようにする。同様に、表示領域の配置や個数、および表示領域を構成する表示画素Paの数などは、特に限定されない。
また、上記実施の形態等では、ディスプレイ部(表示部)として、センシングに寄与する撮像画素と表示に寄与する表示画素とが、単位領域の一部にのみ、あるいは全面に配置されたものを例に挙げて説明したが、ディスプレイ部の構成はこれに限定されない。例えば、実際にはセンシングに寄与しない撮像画素や表示に寄与しない表示画素、すなわちダミーの画素が存在していてもよい。また、このようなダミーの画素領域では、撮像画素、表示画素およびマイクロレンズのうち、いずれか1つまたは2つのみが形成された構成であってもよい。
さらに、上記実施の形態等では、表示素子の一例として液晶表示素子を挙げて説明したが、他の表示素子、例えば有機または無機のEL(Electro Luminescence)素子などの自発光素子を用いてもよい。但し、上記自発光素子を用いる場合には、バックライトは特に設けなくともよい。
本発明の一実施の形態に係る入出力装置の全体構成を表す機能ブロック図である。 図1に示した入出力装置の要部構成を表す断面模式図である。 図1のディスプレイ部の2次元構成を表す模式図である。 図1に示した入出力装置の画像表示動作を説明するための模式図である。 図1に示した画像処理部の視差画像生成動作を説明するための模式図である。 (A)は実際の撮像画像、(B),(C)は視差画像である。 図1に示した位置検知部の位置検知動作を説明するための模式図である。 スタイラスについての視差画像である。 図1に示した入出力装置の適用例に係る携帯電話機の概略構成を表す斜視図である。 変形例1に係る入出力装置のディスプレイ部の2次元構成を表す模式図である。 変形例2に係る入出力装置の全体構成を表す機能ブロック図である。 変形例3に係る携帯電話機の概略構成を表す斜視図である。
符号の説明
1,3…入出力装置、2,4…携帯電話機、10…入出力パネル,11,26…ディスプレイ部、11A…表示領域、11B1,11B2…撮像領域、12…マイクロレンズアレイ、13,25…撮像素子、40…画像処理部、50…位置検知部、60…制御部、110…バックライト、111…駆動基板、100…指、U1…単位領域、Pa…表示画素、Pb…撮像画素、I0,I1…画像、D0…画像データ、D1…撮像データ、D2…画像処理データ、Dout…位置データ。

Claims (8)

  1. 複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイ部と、
    前記マイクロレンズアレイ部の一方の側に、各マイクロレンズに対応する単位領域のそれぞれに配置されると共に、画像データに基づいて画像を表示する表示素子と、
    前記表示素子と同一面内に配置されると共に、物体からの光に基づいて撮像データを取得する撮像素子と、
    前記撮像素子により取得された撮像データに基づき、前記物体の位置を検知する位置検知部と
    を備えた入出力装置。
  2. 前記撮像素子が、前記単位領域内の少なくとも2つの位置に配置されると共に各単位領域同士の間で互いに同一の位置に配置され、
    各撮像素子からそれぞれ取得される撮像データに対して画像処理を施す画像処理部を備え、
    前記画像処理部は、複数の撮像データのうち、各単位領域同士の間で、互いに同一の位置の撮像素子から取得された撮像データ同士を合成することにより、複数の視差画像データを生成する
    請求項1に記載の入出力装置。
  3. 前記位置検知部は、
    前記複数の視差画像データ同士の位相差に基づいて前記物体の位置を検知する
    請求項2に記載の入出力装置。
  4. 前記撮像素子は、各単位領域内の互いに離隔した位置に配置されている
    請求項2に記載の入出力装置。
  5. 前記マイクロレンズの焦点距離は、印加電圧に応じて可変であり、
    前記マイクロレンズへ電圧を印加するマイクロレンズ駆動部を備えた
    請求項1に記載の入出力装置。
  6. 前記マイクロレンズは、液晶マイクロレンズまたは液体マイクロレンズである
    請求項5に記載の入出力装置。
  7. 前記位置検知部により検知された位置に応じて入力が行われるタッチパネルとして機能する
    請求項1に記載の入出力装置。
  8. 前記マイクロレンズアレイ部により、前記表示素子の表示面と前記マイクロレンズアレイ部の他方の側の一平面とが、光学的に共役となっている
    請求項1に記載の入出力装置。
JP2008221812A 2008-08-29 2008-08-29 入出力装置 Expired - Fee Related JP5071308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008221812A JP5071308B2 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 入出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008221812A JP5071308B2 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 入出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010055507A true JP2010055507A (ja) 2010-03-11
JP5071308B2 JP5071308B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=42071329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008221812A Expired - Fee Related JP5071308B2 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 入出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5071308B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012133227A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 京セラ株式会社 電子機器、制御方法および制御プログラム
JP2012248033A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Kyocera Corp 表示機器
CN103327167A (zh) * 2012-03-22 2013-09-25 株式会社东芝 信息处理终端装置
FR2995419A1 (fr) * 2012-09-12 2014-03-14 Commissariat Energie Atomique Systeme d'interface utilisateur sans contact
EP2790049A1 (en) 2013-04-08 2014-10-15 Funai Electric Co., Ltd. Spatial input device
US9275608B2 (en) 2011-06-28 2016-03-01 Kyocera Corporation Display device
US9898140B2 (en) 2012-04-11 2018-02-20 Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives User interface device having transparent electrodes
JP2018152748A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 株式会社リコー 立体画像の撮像・表示兼用装置及びヘッドマウント装置
US10126933B2 (en) 2012-10-15 2018-11-13 Commissariat à l'Energie Atomique et aux Energies Alternatives Portable appliance comprising a display screen and a user interface device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277794A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Sony Corp 三次元表示装置
JP2007086931A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Sony Corp 入力表示装置及び入力表示方法
WO2007097225A1 (ja) * 2006-02-21 2007-08-30 Pioneer Corporation 画像表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277794A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Sony Corp 三次元表示装置
JP2007086931A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Sony Corp 入力表示装置及び入力表示方法
WO2007097225A1 (ja) * 2006-02-21 2007-08-30 Pioneer Corporation 画像表示装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2690528A4 (en) * 2011-03-25 2014-12-17 Kyocera Corp ELECTRONIC APPARATUS, CONTROL METHOD, AND CONTROL PROGRAM
JP2012203737A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Kyocera Corp 電子機器、制御方法および制御プログラム
EP2690528A1 (en) * 2011-03-25 2014-01-29 Kyocera Corporation Electronic apparatus, control method and control program
US9507428B2 (en) 2011-03-25 2016-11-29 Kyocera Corporation Electronic device, control method, and control program
WO2012133227A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 京セラ株式会社 電子機器、制御方法および制御プログラム
JP2012248033A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Kyocera Corp 表示機器
US9619048B2 (en) 2011-05-27 2017-04-11 Kyocera Corporation Display device
US9275608B2 (en) 2011-06-28 2016-03-01 Kyocera Corporation Display device
US9501204B2 (en) 2011-06-28 2016-11-22 Kyocera Corporation Display device
CN103327167A (zh) * 2012-03-22 2013-09-25 株式会社东芝 信息处理终端装置
US9898140B2 (en) 2012-04-11 2018-02-20 Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives User interface device having transparent electrodes
US20150220211A1 (en) * 2012-09-12 2015-08-06 Commissariat à I'énergie atomique et aux énergies alternatives Non-Contact User Interface System
WO2014041301A1 (fr) * 2012-09-12 2014-03-20 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Systeme d'interface utilisateur sans contact
US10203811B2 (en) * 2012-09-12 2019-02-12 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Non-contact user interface system
FR2995419A1 (fr) * 2012-09-12 2014-03-14 Commissariat Energie Atomique Systeme d'interface utilisateur sans contact
US10126933B2 (en) 2012-10-15 2018-11-13 Commissariat à l'Energie Atomique et aux Energies Alternatives Portable appliance comprising a display screen and a user interface device
US9292133B2 (en) 2013-04-08 2016-03-22 Funai Electric Co., Ltd. Spatial input device
US9652085B2 (en) 2013-04-08 2017-05-16 Funai Electric Co., Ltd. Spatial input device
EP3062140A1 (en) 2013-04-08 2016-08-31 Funai Electric Co., Ltd. Spatial input device
US9423914B2 (en) 2013-04-08 2016-08-23 Funai Electric Co., Ltd. Spatial input device
EP2790049A1 (en) 2013-04-08 2014-10-15 Funai Electric Co., Ltd. Spatial input device
JP2018152748A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 株式会社リコー 立体画像の撮像・表示兼用装置及びヘッドマウント装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5071308B2 (ja) 2012-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5071308B2 (ja) 入出力装置
JP5246490B2 (ja) 入出力装置
JP4748257B2 (ja) 生体認証装置
TWI491246B (zh) 立體影像顯示器件,物件近接偵測器件及電子裝置
JP5014971B2 (ja) ディスプレイ装置
JP5528739B2 (ja) 検出装置、表示装置、および物体の近接距離測定方法
JP4553002B2 (ja) 表示装置
TWI254255B (en) Image read out device
JP2009169400A (ja) 表示装置および電子機器
TWI377493B (en) Display apparatus
EP2348388B1 (en) Image display device having imaging device
JP5796091B2 (ja) 情報表示装置
JP2003196023A (ja) 表示装置
US9633478B2 (en) Display apparatus and control method thereof
TW201118849A (en) Information input device, information input program, and electronic instrument
JP4632129B2 (ja) 画像読取装置
JP2009134066A (ja) 液晶装置及び電子機器
JP2012178050A (ja) 表示装置
JP2011150583A (ja) 撮像装置付き画像表示装置
WO2011007482A1 (ja) 液晶表示装置、画像読取装置
JP4743579B2 (ja) 画像読取装置
JP4552197B2 (ja) 画像読取装置
JP2012083592A (ja) 光センサ内蔵表示装置
WO2014017039A1 (ja) 情報読取装置
JP4893835B2 (ja) 画像読取装置及びその画像読取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees