JP2010055452A - 携帯電話用チラシコンテンツ提供システム、装置、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明の課題は、複数の商品情報を再生表示できるコンテンツを用いる携帯端末装置に対して、簡便にコンテンツを作成できて、紙媒体のチラシの雰囲気を持った商品情報を表示できるコンテンツ、又、表示する画像の画質が劣化しないコンテンツ、又、所望の商品情報を最初に表示するコンテンツファイルを取得できるコンテンツを提供することである。
【解決手段】携帯端末装置とネットワーク接続されたチラシサーバ装置において、商品画像を含む商品データを管理する商品データベースを記憶する記憶部と、商品データベースを検索して所望の商品画像を含む商品データを取得して、この商品データを編集して、チラシ風画像を作成するチラシ風画像作成手段と、作成したチラシ風画像を用いて、それぞれのチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイル（ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式）を作成するファイル作成手段と、を備えるチラシサーバ装置である。
【選択図】図１

Description

本発明は、携帯端末装置で閲覧するチラシコンテンツを提供するシステム、装置、方法、プログラム、記録媒体に関するものである。

本発明は特に、携帯電話にチラシの情報を表示させる場合に有用である。

近年、新聞の折り込みチラシを携帯電話で表示できるサービスが普及しつつある。
以下に、既に運用されている折り込みチラシを携帯電話で表示する方法とその問題点を以下に説明する。
《１．折り込みチラシ紙面データを表示する方法》
チラシ編集データから作成した折り込みチラシの紙面データを用いて、紙面全体を表示させたり、紙面の一部を拡大表示させたりして、掲載された商品の情報を閲覧する方法である。
たとえば、非特許文献１では、全国各地のチラシが、携帯電話で閲覧できるインターネットチラシポータルサイト「オリコミーオ！」（登録商標）が開示されている。
携帯電話の画面が小さいので、チラシ全体を表示させると掲載された商品が小さ過ぎるために、商品情報を読み取るには、所望の商品の情報を拡大表示させてなければならない。

《２．チラシ紙面のスキャン画像を表示する方法》
チラシ紙面をスキャナーで読み取ってデジタル化したスキャン画像から、1点1点の商品画像を切り取って作成した商品スキャン画像を表示させる方法である。
たとえば、非特許文献２では、チェーンストアーの店舗チラシが携帯電話で閲覧できるモバイルサイトが開示されている。
チラシ紙面スキャン画像から商品スキャン画像を切り抜く作業が手作業であるため、手間を要する。
また、商品が重なっていると、1点1点の商品スキャン画像を切り抜く作業の付加が多大になる。
また、商品の周辺に文字が存在すると、作成した商品スキャン画像の画質が著しく劣化してしまい、文字も読めなくなる。（スキャン画像は、データ圧縮するときに、画質劣化が生じる）

《３．チラシ素材データを用いる方法》
商品データベースが管理する商品の画像・説明文・価格などの素材データ（チラシ素材データ）を用いて、Flash形式の商品コンテンツを作成して表示させる方法である。
たとえば、非特許文献３では、携帯電話用ショッピングサイトに一覧ページで表示された商品情報（名称・写真・概要など）をＦｌａｓｈ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツファイルにまとめて、携帯電話に送信して閲覧させる技術が開示されている。

《４．携帯電話用コンテンツファイル》
商品情報を携帯電話で表示できるようにするために、たとえば、非特許文献４では、複数の画面（＝商品情報を表示する画面）に遷移するコンテンツを、携帯端末装置が受信可能なファイル容量であるＦｌａｓｈ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツファイルで実現させる技術が開示されている。
ここで、図１６を用いて、Ｆｌａｓｈ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツファイル３９１の画面の再生特性を説明する。
携帯端末装置１００がＦｌａｓｈ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツファイル（以下、コンテンツファイル）３９１を受信すると、コンテンツプレイヤー１２０は、最初に再生するように設定されている画面３９２ａを再生する。そこで、ある画面から別の画面に画面遷移をするときに、同一のコンテンツファイル３９１ｓの画面を再生する場合と、異なるコンテンツファイル３９１ｔの画面を再生する場合とでは、再生できる画面に相違が生じることを説明する。
同一のコンテンツファイル３９１ｓの画面を再生する場合では、ある画面３９２ｘから別の画面３９２ｙに遷移して再生表示させることができる（図１６（１））。
ここで、あるコンテンツファイル３９１ｓから異なるコンテンツファイル３９１ｔに移動して画面を再生させる場合では、異なるコンテンツファイル３９１ｔの最初に再生する画面３９２ａが再生表示される（同（２））。
ところが、あるコンテンツファイル３９１ｓの画面３９２ｘから、異なるコンテンツファイル３９１ｔの、最初に再生する画面以外の画面３９２ｂを最初に再生させようとした場合には、所望の画面３９２ｂを再生することができずに、最初に再生する画面３９２ａが自動的に再生表示されてしまう（同（３））。

大日本印刷株式会社、"オリコミーオ"、［Online］、大日本印刷株式会社、［平成２０年７月２４日検索］、インターネット<ＵＲＬ:http://www.dnp-orikomio.com/SVC/ori#mobile#asp/> イオン九州株式会社、"今月のスタッフセレクト"、［Online］、イオン九州株式会社、平成２０年７月２４日検索］、インターネット<ＵＲＬ：http://www.aeon-kyushu.com/m/tirashi.swf> 株式会社りーふねっと、"デモサイト"、［Online］、株式会社りーふねっと、［平成２０年７月２４日検索］、インターネット<http://leafnet.jp/search/mobile/sample.html> 小松学史著、「基礎から学ぶ モバイルFlashコンテンツ作成講座」、初版、株式会社技術評論社、平成１６年９月１５日、

ところで、非特許文献３の技術では、携帯電話に素材データを表示させるので、紙媒体のチラシの雰囲気を出すのが非常に難しい。
また、非特許文献２や非特許文献４の技術では、Ｆｌａｓｈ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツを再生すると、コンテンツファイルを移動したときに、最初に再生されるように設定された商品情報の画面が自動的に表示されてしまい、所望の商品情報の画面を最初に再生表示できないという制約があった。
あるいは、非特許文献２の技術では、携帯端末装置が受信可能なファイル容量が限られているために、画像をデータ圧縮するときに、文字を含んだ画質が劣化する。

本発明はこのような不都合を解決するためになされたものであって、本発明の課題は、複数の商品情報を再生表示できるコンテンツを用いる携帯端末装置に対して、簡便にコンテンツを作成できて、
紙媒体のチラシの雰囲気を持った商品情報を表示できるコンテンツ、また、表示する画像の画質が劣化しないコンテンツ、また、所望の商品情報を最初に表示するコンテンツファイルを取得できるコンテンツを提供することである。

以下に、使用する主要な用語について説明をする。
「チラシ風画像」とは、紙媒体のチラシの雰囲気を持った画像であって、商品画像に価格画像や背景画像などを合成した画像である。
チラシ風画像には、商品説明文が対応づけられることがある。

本発明は、以下の各態様に記載の手段により、前記課題を解決する。
すなわち、本願発明の第１の発明は、携帯端末装置とネットワーク接続されたチラシサーバ装置において、
商品画像を含む商品データを管理する商品データベースを記憶するデータベース格納領域を有する記憶部と、
商品データベースを検索して所望の商品画像を含む商品データを取得して、取得した商品データを編集して、チラシ風画像を作成するチラシ風画像作成手段と、
チラシ風画像作成手段が作成したチラシ風画像を用いて、それぞれのチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイル（ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式）を作成するファイル作成手段と、
を備えることを特徴とするチラシサーバ装置である。

このように、携帯用チラシコンテンツは、紙媒体のチラシの雰囲気を持った商品情報を携帯端末装置に提供することが可能である。
また、所望の商品情報を最初に表示する携帯用チラシコンテンツファイルを携帯端末装置に提供することが可能である。

本願発明の第２の発明は、携帯端末装置が送信するチラシ風画像送信要求を受け付けて、要求されたチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイルを返信するファイル返信手段と、
ことを特徴とする請求項１に記載のチラシサーバ装置である。

本願発明の第３の発明は、前記記憶部のチラシ素材格納領域が、さらに、
チラシ用フォントを格納して、
前記商品データベースが、
印刷用画像データを管理する印刷画像データベースと、
マーク情報と特価情報とを含む商品テキストデータを管理する商品テキストデータベースから構成されて、
前記チラシ風画像作成手段が、
印刷画像データベースから取得した印刷用画像データの画素数を減らして、商品画像を作成する画像加工手段と、
商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータを用いて、商品説明文を編集するテキスト加工手段と、
商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータのマーク情報と、特価情報と、チラシ用フォントと、を用いて、チラシ風に編集して、マーク画像と価格画像とを作成して、作成したマーク画像と価格画像と、画像加工手段が作成した商品画像と、を合成して、さらにデータ圧縮して、チラシ風画像を作成する画像編集手段と、
画像編集手段が作成したチラシ風画像とテキスト加工手段が作成した商品説明文を対応付けて対応データを作成する対応付手段と、
を含んで構成される、
ことを特徴とする請求項１または２に記載のチラシサーバ装置である。

ビットマップデータであるチラシ風画像と、テキストデータである商品説明文とを分けているので、チラシ風画像の画質が劣化しない。

本願発明の第４の発明は、前記記憶部が、さらに、
エフェクト画像を含むチラシ素材データを格納するチラシ素材格納領域を備えて、
画像編集手段は、さらに、
特価情報にチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるエフェクト画像を合成して価格画像を作成する、
ことを特徴とする請求項３に記載のチラシサーバ装置である。

本願発明の第５の発明は、前記記憶部が備えるチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データが、さらに、
コマ背景画像を含み、
画像編集手段は、さらに、
チラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるコマ背景画像を合成してチラシ風画像を作成する、
ことを特徴とする請求項３または４に記載のチラシサーバ装置である。

本願発明の第６の発明は、チラシサーバ装置と携帯端末装置とがネットワーク接続された携帯用チラシコンテンツ閲覧システムにおいて、
前記チラシサーバ装置は、
商品画像を含む商品データを管理する商品データベースを記憶するデータベース格納領域を有する記憶部と、
商品データベースを検索して所望の商品画像を含む商品データを取得して、取得した商品データを編集して、チラシ風画像を作成するチラシ風画像作成手段と、
チラシ風画像作成手段が作成したチラシ風画像を用いて、それぞれのチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイル（ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式）を作成するファイル作成手段と、
携帯端末装置が送信するチラシ風画像送信要求を受け付けて、要求されたチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイルを返信するファイル返信手段と、
を備えるサーバ装置であって、
前記携帯端末装置は、
チラシコンテンツ要求の入力を受け付けて、チラシサーバ装置にチラシ風画像の要求（たとえば、ファイル識別情報を含むＵＲＬ）を送信して、返信された携帯用チラシコンテンツファイルを受信して、コンテンツプレイヤーに携帯用コンテンツファイルの最初のチラシ風画像を再生させるＷＥＢブラウザと、
コンテンツファイルのチラシ風画像選択入力を受け付けて、選択されたチラシ風画像を再生するコンテンツプレイヤーと、
を備える。
を備える端末装置である、
ことを特徴とする携帯用チラシコンテンツ閲覧システムである。

本願発明の第７の発明は、前記チラシサーバ装置は、
前記記憶部のチラシ素材格納領域が、さらに、
チラシ用フォントを格納して、
前記商品データベースが、
印刷用画像データを管理する印刷画像データベースと、
マーク情報と特価情報とを含む商品テキストデータを管理する商品テキストデータベースから構成されて、
前記チラシ風画像作成手段が、
印刷画像データベースから取得した印刷用画像データの画素数を減らして、商品画像を作成する画像加工手段と、
商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータを用いて、商品説明文を編集するテキスト加工手段と、
商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータのマーク情報と、特価情報と、チラシ用フォントと、を用いて、チラシ風に編集して、マーク画像と価格画像とを作成して、作成したマーク画像と価格画像と、画像加工手段が作成した商品画像と、を合成して、さらにデータ圧縮して、チラシ風画像を作成する画像編集手段と、
画像編集手段が作成したチラシ風画像とテキスト加工手段が作成した商品説明文を対応付けて、対応データを作成する対応付手段と、
を含んで構成される、
ことを特徴とする請求項５に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システムである。

本願発明の第８の発明は、前記チラシサーバ装置は、
前記記憶部が、さらに、
エフェクト画像を含むチラシ素材データを格納するチラシ素材格納領域を備えて、
画像編集手段は、さらに、
特価情報にチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるエフェクト画像を合成して価格画像を作成する、
ことを特徴とする請求項７に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システム。

本願発明の第９の発明は、前記チラシサーバ装置は、
前記記憶部が備えるチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データが、さらに、
コマ背景画像を含み、
画像編集手段は、さらに、
チラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるコマ背景画像を合成してチラシ風画像を作成する、
ことを特徴とする請求項７または８に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システムである。

本願発明の第１０の発明は、携帯端末装置にチラシ情報を提供する方法であって、
各チラシの掲載商品ごとに、その閲覧用データを、商品画像・マーク・売価・それに着ける装飾を一つのビットマップデータとしたチラシ風画像と、商品説明テキストとの組み合わせデータとして構成し、
携帯端末装置の操作により、チラシ風画像単独表示、または、前記チラシ風画像の上に商品説明文を重ねて表示、の切り替えができるデータとして構成して提供する方法である。

本願発明の第１１の発明は、コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項１から５に記載のチラシサーバ装置として動作させるコンピュータプログラムである。

本願発明の第１２の発明は、コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項６から９に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システムとして動作させるコンピュータプログラムである。

本願発明の第１３の発明は、請求項１１または１２に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。

本願発明によれば、
（１）紙媒体のチラシの雰囲気を持った商品情報を閲覧表示させることが可能である。
（２）携帯端末装置に表示する商品画像の画質劣化の悪影響を受け難く、文字品質が劣化しない。
（３）複数の商品情報から構成される携帯用チラシコンテンツファイルにおいて、所望の商品情報を最初に表示する携帯用チラシコンテンツファイルを携帯端末装置に提供することが可能である。
従って、本発明によれば、携帯電話が、携帯用チラシコンテンツファイルを受信して、所望のチラシ風画像を表示できるという効果がある。
また、商品データベースを用いるので、簡便にコンテンツを作成することが可能である。

以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。

図１は、本発明による携帯用チラシコンテンツ閲覧システム１の概要を説明する図である。
本発明による携帯用チラシコンテンツ閲覧システム１は、チラシサーバ装置３００が携帯端末装置１００にチラシ情報（たとえば、チラシ風画像を含む閲覧用データ）を提供するシステムである。

本発明による携帯用チラシコンテンツ閲覧システム１は、携帯端末装置１００と、インターネット７００に接続されたチラシサーバ装置３００とから構成される。
携帯端末装置１００は、基地局のアンテナ９００と接続されたゲートウェー８００を介してインターネットに接続する。

携帯端末装置１００は、既存の携帯電話や、携帯情報端末（＝ＰＤＡ）や、スマートホンなどである。

チラシサーバ装置３００は、既存のデータベースプログラムと文字画像編集プログラムとを備えたサーバコンピュータに、後述する専用プログラムを搭載したものである。

図２は、携帯用チラシコンテンツ閲覧システム１の大まかな処理の流れを説明する。
《１．チラシコンテンツの作成》
チラシコンテンツ編集者は、商品データベースが管理する商品データを用いて、チラシ風画像を作成して、このチラシ風画像を再生するチラシコンテンツファイル（ＦＬＡＳＨ ＬＩＴＥ形式）を生成する（図２（１））。

《２．チラシの表示》
チラシ閲覧者は、携帯電話１００のＷＥＢブラウザを用いて、チラシサーバ装置３００にアクセスしてチラシ（たとえば、Ａ店のチラシ）を要求する（同（２））。
チラシサーバ装置３００は、所定のチラシコンテンツファイルを返信する（同（３））。
携帯電話１００は、返信されたチラシコンテンツファイルを受信して、最初に表示するように設定されたチラシ風画像を表示する（同（４））。

《３．所望のチラシ商品の表示》
チラシ閲覧者は、商品情報表示要求を入力すると、携帯電話１００のＷＥＢブラウザはこれを受け付けて、受け付けた商品の情報がファイルに無い場合には、その商品の情報をチラシサーバ装置３００に要求する（同（５））。
チラシサーバ装置３００は、商品情報の送信要求を受け付けて、要求された商品のチラシ風画像が最初に再生されるチラシコンテンツファイルを返信する（同（６））。
携帯電話１００は、返信されたチラシコンテンツファイルを取得して、最初に表示するように設定されたチラシ風画像を表示させる（同（７））
なお、チラシ風画像を表示するときに、商品説明文（＝商品説明テキスト）を重ねて表示できるように、チラシコンテンツファイル（＝閲覧用データ）を構成してもよい。

図３は、商品表示画面１０３ａを説明する図である。
商品表示画面１０３ａは、チラシ風画像３９６ａと、商品説明文３９６ｂとから構成されるチラシコンテンツファイルを用いて、チラシ風画像３９６ａに商品説明文３９６ｂを重ねて表示させたものである。
チラシ風画像３９６ａは、紙媒体のチラシの雰囲気に編集された画像である。
チラシ風画像３９６ａは、商品画像３９５ａと、販売期日を記載したマーク画像３９６ｃと、価格画像３９６ｄなどを合成した画像である。
チラシ風画像３９６ａは、ビットマップデータである。
商品説明文３９６ｂは、商品名、キャッチコピーなどである。
商品説明文３９６ｂは、テキストデータである。

ここで、チラシコンテンツファイルがビットマップデータのチラシ風画像３９６ａと商品説明文３９６ｂとから構成される理由を説明する。
携帯電話が受信できるデータ容量には制限があるために、所定のデータ容量に収まるように、ＦＬＡＳＨ ＬＩＴＥ形式のチラシコンテンツファイル３９１の画像データを、データ圧縮（たとえば、ＪＰＧ形式の圧縮）する。
ここで、データ圧縮したチラシ風画像の画質と、チラシ風画像に商品説明文のビットマップ画像を合成してデータ圧縮した画像の画質と、を比較する。
チラシ風画像に商品説明文のビットマップ画像を合成してデータ圧縮した画像は、商品説明文のビットマップ画像が悪影響を与えて、圧縮による画質が著しく悪くなることが、経験的に分かっている。
他方、データ圧縮したチラシ風画像の画質は、文字はテキストデータを用いて表示するので、圧縮による画質劣化の悪影響を受け難い。
したがって、チラシコンテンツにおいて、チラシ風画像３９６ａと商品説明文３９６ｂとを分離して構成させることによって、チラシ風画像の品質を確保できたＦＬＡＳＨ ＬＩＴＥ形式のチラシコンテンツファイル３９１を作成することができる。

図４は、携帯端末装置１００の詳細な構成図である。
携帯端末装置１００は、ＣＰＵ１０１と、表示部１０２と、入力部１０３と、無線通信部１０４と、電源部１０８と、記憶部１０９と専用プログラムとを備える。

ＣＰＵ１０１は、中央演算装置である。
表示部１０２は、液晶表示装置や有機ＥＬ表示装置である。
入力部１０３は、キーボタンである。入力部１０３は、表示部１０３に表示されたソフトキーボードを用いてもよい。
無線通信部１０４は、アンテナコイル１０５を備える無線回路である。
電源部１０８は、二次電池である。
記憶部１０９は、半導体メモリや磁気メモリである。
記憶部１０９は、ＷＥＢブラウザ１１０と、コンテンツプレイヤー１２０と、を記憶する。
ＷＥＢブラウザ１１０と、コンテンツプレイヤー１２０と、は、コンピュータプログラムである。

ＷＥＢブラウザ１１０は、インターネット７００を通じてチラシサーバ装置３００に接続してチラシ風画像要求（たとえば、ファイル識別情報を含むンテンツファイル要求）を発行して、返信されたコンテンツファイル３９１を受信して、コンテンツプレイヤー１２０にコンテンツファイル３９１の最初の画像を再生させる。
ＷＥＢブラウザ１１０は画像選択ボタンを表示して、画像選択情報の入力を受け付けて、（１）受け付けた選択画像がコンテンツファイル３９１に含まれれば、コンテンツプレイヤー１２０に選択された画像を再生させる、
（２）受け付けた選択画像がコンテンツファイル３９１に含まれなければ、接続しているチラシサーバ装置３００にファイル識別情報を含む画像要求を発行して、返信されたコンテンツファイル３９１を受信して、コンテンツプレイヤー１２０にコンテンツファイル３９１の最初の画像を再生させる。

コンテンツプレイヤー１２０は、ＷＥＢブラウザ１１０が受信したコンテンツファイル３９１の最初の画像を再生する。
コンテンツプレイヤー１２０は、ＷＥＢブラウザ１１０が受け付けた画面選択情報を受け取ってコンテンツファイル３９１に含まれる該当する画像を再生表示する。

図５は、コンテンツファイル３９１の画像表示画面１０３ａの説明図である。
画像表示画面１０３ａは、チラシ風画像３９２と、２個の画面選択ボタン１０２ａ／ｂと、から構成される。
２個の画面選択ボタン１０２ａ／ｂは、表示されたチラシ風画像３９２の前後の表示順番のチラシ風画像を選択するボタンである。

図５の画像表示画面１０３ａの例示は、チラシ風画像「１０」が表示されて、２個の画面選択ボタンは、チラシ風画像「９」を選択するボタン１０２ａ「９」と、チラシ風画像「１１」を選択するボタン１０２ｂ「１１」である。
すなわち、チラシ風画像「１０」が表示されているので、２個の画面選択ボタン１０２ａ／ｂは、チラシ風画像「１０」の前後の表示順番であるチラシ風画像「９」とチラシ風画像「１１」とを選択させるように設定される。

図６は、コンテンツファイル３９１の画像表示画面の遷移を説明する図である。

携帯端末装置のＷＥＢブラウザ１１０は、チラシ風画像「１」からチラシ風画像「１０」までを有するコンテンツファイル３９１ａのチラシ風画像「１０」（＝概念を表すために「１０」を表示している。以下、同様）を、画像表示画面１０３ａに表示する（図６（１））。
このとき、チラシ風画像「１０」が表示された画像表示画面１０３ａには、同時に、２個の画面選択ボタン１０２ａ／ｂ（チラシ風画像「９」を選択するボタン１０２ａ「９」と、チラシ風画像「１１」を選択するボタン１０２ｂ「１１」）が表示される。

ここで、チラシ風画像「１１」をチラシサーバ装置３００に要求する情報をハイパーリンクさせたボタン１０２ｂ「１１」が選択されると、ＷＥＢブラウザ１１０は、チラシ風画像「１１」をチラシサーバ装置３００に要求することにより、チラシ風画像「１１」を最初に表示するコンテンツファイル３９１ｂ（たとえば、チラシ風画像「１１」からチラシ風画像「１５」までを有するコンテンツファイル３９１ｂ）を取得する（同（２））。

コンテンツプレイヤー１２０は、取得したコンテンツファイル３９１ｂの最初に表示されるチラシ風画像「１１」を再生して、ＷＥＢブラウザ１１０は再生されたチラシ風画像を画像画面１０３ｂに表示する（同（３））。
このとき、チラシ風画像「１１」が表示された表示画面１０３ｂには、同時に、チラシ風画像「１０」を選択するボタン１０２ｃ「１０」と、チラシ風画像「１２」を選択するボタン１０２ｄ「１２」）が表示される。

ここで、チラシ風画像「１０」をチラシサーバ装置３００に要求する情報をハイパーリンクさせたボタン１０２ｃ「１０」が選択されると、ＷＥＢブラウザ１１０は、チラシ風画像「１０」をチラシサーバ装置３００に要求することにより、チラシ風画像「１０」を最初に表示するコンテンツファイル３９１ｃ（たとえば、チラシ風画像「１」からチラシ風画像「１０」までを有するコンテンツファイル３９１ｃ）を取得する（同（４））。

コンテンツプレイヤー１２０は、取得したコンテンツファイル３９１ｃの最初に表示されるチラシ風画像「１０」を再生して、ＷＥＢブラウザ１１０は再生されたチラシ風画像「１０」を画像画面１０３ｂに表示する（同（５））。

なお、画面選択ボタン１０２ａ／ｂは、矢印ボタン（＝「→」「←」）や、漢字表記ボタン（たとえば、「前」「次」や「左」「右」など）などでもよい。

図７は、チラシサーバ装置３００の詳細な構成図である。
チラシサーバ装置３００は、ＣＰＵ３０１と、表示部３０２と、入力部３０３と、ネットワーク通信部３０８と、記憶部３０９と専用プログラムとを備える。

ＣＰＵ３０１は、中央演算装置である。
表示部３０２は、液晶表示装置や有機ＥＬ表示装置である。
入力部３０３は、マウスやキーボードである。
入力部３０３は、キーボードやマウスや表示部３０３に表示されたソフトキーボードである。
ネットワーク通信部３０８は、ＬＡＮアダプタである。

記憶部３０９は、半導体メモリや磁気メモリである。
記憶部３０９は、ＤＢ格納領域３０９ａとチラシコンテンツ格納領域３０９ｂとチラシ素材格納領域３０９ｃと対応データ格納領域３０９ｄとを有して、専用プログラムとを記憶する。
ＤＢ格納領域３０９ａは、商品データベース３９３を格納する。
商品データベース３９３は、商品データを管理する。
商品データベース３９３は、商品テキストＤＢ３９４と印刷画像ＤＢ３９５とを含んで構成される。
チラシコンテンツ格納領域３０９ｂは、チラシコンテンツファイル３９１を格納する。
チラシ素材格納領域３０９ｃは、チラシ素材データ３９２とチラシ用フォント３９７とを格納する。
チラシ素材データ３９２は、エフェクトデータ３９２ａやコマ背景データ３９２ｂを含む画像データである。
対応データ格納領域３０９ｄは、チラシ風画像と商品説明文とを対応付けた対応データ３９６を格納する。

このほかに、チラシ風画像作成手段３１０と、ファイル作成手段３２０と、ファイル返信手段３３０と、を備える。これらの各手段は、それぞれの専用プログラムによって実現され、専用プログラムがＣＰＵ３０１に解釈・実行されることによって機能する。

チラシ風画像作成手段３１０は、商品コードを主キーにして商品データベース３９３を検索して、所望の商品の印刷用画像データと商品テキストデータを含む商品データを取得して、取得した商品データを編集してチラシ風画像３９６ａを含む対応データ３９６を作成する。

チラシ風画像作成手段３１０は、画像加工手段３１２と、テキスト加工手段３１４と、画像編集手段３１６と、対応付手段３１８と、を含んで構成される。

画像加工手段３１２は、チラシ風画像作成手段３１０が検索した印刷画像ＤＢ３９５の商品の印刷用画像データを取得して、携帯電話で扱えるように、取得した印刷用画像データの画素数を減らして（たとえば、間引いて減らす）、商品画像３９５ａを作成する。

テキスト加工手段３１４は、チラシ風画像作成手段３１０が検索したマーク情報３９４ｂと、特価情報３９４ｃと、を含む商品テキストデータを取得して、商品説明文３９６ｂ（たとえば、ＸＭＬ形式の文書）を作成する。（詳細は後述する）

画像編集手段３１６は、チラシ風画像作成手段３１０が検索したマーク情報３９４ｂと特価情報３９４ｃと、チラシ素材格納領域３０９ｃが格納するチラシ用フォント３９７と、を用いて、チラシ用文字編集（たとえば、チラシ風に編集）して、マーク画像と価格画像とを作成して、作成したマーク画像と価格画像と、画像加工手段３１２が作成した商品画像３９５ａと、を合成して、データ圧縮して、チラシ風画像３９６ａ（たとえば、ＪＰＧ形式の画像）を作成する。（詳細は後述する）
画像編集手段３１６は、特価情報３９４ｃと、チラシ素材格納領域３０９ｃが格納するチラシ用フォント３９７とチラシ素材データ３９２に含まれるエフェクト画像と、を合成して価格画像を作成しても良い。
画像編集手段３１６は、チラシ素材格納領域３０９ｃが格納するチラシ素材データ３９２に含まれるコマ背景画像を商品画像３９５ａに合成してチラシ風画像３９６ａを作成しても良い。

対応付手段３１８は、画像編集手段３１６が作成したチラシ風画像３９６ａと、テキスト加工手段３１４が作成した商品説明文３９６ｂとを対応付けて、対応データ３９６を作成して対応データ格納領域３０９ｄに格納する。（詳細は後述する）

ファイル作成手段３２０は、チラシ風画像作成手段３１０が作成したチラシ風画像３９６ａを含む対応データ３９６を用いて、ファイル識別情報を有して、所定のチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイル３９１（ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のファイル。以下、チラシコンテンツファイル）を作成する。（詳細は後述する）

ファイル返信手段３３０は、携帯端末装置１００が送信するチラシ風画像送信要求を受け付けて、要求されたチラシ風画像が最初に再生されるチラシコンテンツファイル３９１を返信する。

図８は、商品データベース３９３を説明する図である。
商品データベース３９３は、商品コードを主キーにした、チラシに掲載する商品データを管理する。

商品データは、商品コードと商品テキストと商品の印刷用画像データとを含むデータである。
商品データベース３９３は、商品テキストデータベース３９４（以下、商品テキストＤＢ）と印刷画像データベース３９５（以下、印刷画像ＤＢ）とから構成される。
商品テキストＤＢ３９４は、商品コードを主キーにした商品テキストデータ３９４ａ（たとえば、商品名、価格、キャッチコピーなど）を管理する。（詳細は後述する）
印刷画像ＤＢ３９５は、商品コードを主キーにした、商品の印刷用画像データを管理する。

図９は、商品テキストＤＢ３９４の形式を説明する図である。
商品テキストＤＢ３９４は、商品テキストデータ３９４ａを管理する。
商品テキストデータ３９４ａは、商品コードと、掲載位置と、メーカー名と、チラシ掲載名と、スペックと、特価情報３９４ｃ（＝価格情報）と、キャッチコピーと、マーク情報３９４ｂとを含んで構成される。
商品コードは、商品テキストデータ３９４ａを検索する時の主キーである。
商品コードは、ユニークな文字列である。
掲載位置は、文字列である。
メーカー名は、文字列である。
チラシ掲載名は、文字列である。
スペックは、文字列である。
特価情報３９４ｃは、数値である。
キャッチコピーは、文字列である。
マーク情報３９４ｂは、文字列である。

図９には、商品テキストＤＢ３９４が例示されている。
例示されている商品テキストＤＢ３９４の掲載位置は、「表」である。
メーカー名は、「ＤＮＰ」である。
チラシ掲載名は、「詰替用洗剤」である。
スペックは、「●食器用洗剤●150cc入」である。
特価情報３９４ｃは、「１５８」である。
キャッチコピーは、「天然素材のみを使用し、肌と地球に優しい。」である。マーク情報３９４ｂは、「８／１限り」である。
この例示の意味は、この商品情報は、チラシの「表」面に掲載されて、「ＤＮＰ」製の「詰替用洗剤」の商品で、内容は「●食器用洗剤●150cc入」で、価格は「１９８」円で、特売日は「８／１限り」であるということである。

図１０は、チラシコンテンツを作成する詳細な手順を説明する図である。
《１．チラシコンテンツの作成》
チラシコンテンツ編集者は、商品データベース３９３の印刷画像ＤＢ３９５を検索して、商品の印刷用画像データを取得して、これを携帯電話の画面で表示できるようにするために、画像表示サイズを小さくした商品画像３９５ａを作成する（図１０（１−１））。（作成の詳細は後述する）

チラシコンテンツ編集者は、商品データベース３９３の商品テキストＤＢ３９４を検索して、商品テキスト３９４ａを取得して、マーク画像３９６ｃと、価格画像３９６ｄと、商品説明文３９６ｂを作成する（同（１−２））。（作成の詳細は後述する）
チラシコンテンツ編集者は、作成した商品画像３９５ａと、マーク画像３９６ｃと、価格画像３９６ｄと、を、一つの画像に合成したチラシ風画像３９６ａを作成する（同（１−３））。（作成の詳細は後述する）

チラシコンテンツ編集者は、作成したチラシ風画像３９６ａと、商品説明文３９６ｂとを用いて対応データ３９６を作成する（同（１−４））。（作成の詳細は後述する）
チラシコンテンツ編集者は、作成した対応データ３９６を適用して、所定のチラシ風画像が最初に再生するチラシコンテンツファイル３９１（ＦＬＡＳＨ ＬＩＴＥ形式）を作成する（同（１−５））。（作成の詳細は後述する）

図１１は、チラシ風画像を作成する手順を図解したものである。
画像編集手段３１６は、マーク情報３９４ｂ「８／１限り」にチラシ素材格納領域３０９ｃが格納するチラシ用フォント３９７を適用して、文字寸法を調整するなどのチラシ文字編集をして、マーク画像３９６ｃを作成する（図１１（１））。
画像編集手段３１６は、特価情報３９４ｃ「１５８」にチラシ素材格納領域３０９ｃが格納するチラシ用フォント３９７を適用して、文字の配置間隔調整や文字の重なり部分の一方を手前に配置する調整などのチラシ文字編集をして、さらに、チラシ素材格納領域３０９ｃが格納するエフェクト画像３９２ａを合成して、価格画像３９６ｄを作成する（同（２））。

画像編集手段３１６は、マーク画像３９６ｃと、価格画像３９６ｄと、商品画像３９５ａと、チラシ素材格納領域３０９ｃが格納するコマ背景画像３９２ｂと、を合成して、一つのビットマップ画像データを作成して、これをデータ圧縮してチラシ風画像３９６ａ（たとえば、ＪＰＧ形式の画像）を作成する（同（３））。

図１２は、商品説明文３９６ｂを作成する手順を図解したものである。
テキスト加工手段３１４は、チラシ風画像作成手段３１０が検索した商品テキストデータ３９４ｂ『メーカー名「ＤＮＰ」、チラシ掲載名「詰替用洗剤」、スペック「●食器用洗剤●150cc入」、キャッチコピー「天然素材のみを使用し、肌と地球に優しい。』を用いて、文書編集して、ＸＭＬ形式の商品説明文３９６ｂ「 <mkr>ＤＮＰ</mkr> <nm>詰替用洗剤</nm> <spk>●食器用洗剤 ●150cc入 </spk> <ctch>天然素材のみを使用し、肌と地球に優しい。</ ctch> 」を作成する。

図１３は、商品表示画面を作成する手順を図解したものである。
対応付手段３１８は、携帯端末装置１００のコンテンツプレイヤー１２０（＝ＦＬＡＳＨプレーヤー）によってチラシ風画像３９６ａとＸＭＬ形式の商品説明文３９６ｂとが対応付けられて画面表示できる形式の対応データ３９６を作成する。

コンテンツプレイヤー１２０は、対応データ３９６を適用して、チラシ風画像３９６ａに、商品説明文３９６ｂを重ねて再生表示する。

図１４は、チラシコンテンツファイルを作成する手順を図解したものである。
チラシコンテンツファイルは、チラシ風画像３９６ａと、ＸＭＬ形式の商品説明文３９６ｂとを対応づけた対応データ３９６を用いて、作成する。
ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツファイル容量は、１００ＫＢ未満である。

ファイル作成手段３２０は、所定のチラシ風画像が最初に再生されるＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１を作成する。
たとえば、コンテンツファイル容量が１００ＫＢ未満である、チラシ風画像「１」からチラシ風画像「１０」までを含むＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１ａを作成する（図１４（１））。

このときには、チラシ風画像「１０」の次にチラシ風画像「１１」を再生表示できるようにする（図１４（ａ） ）ためには、コンテンツファイル容量が１００ＫＢ未満である、チラシ風画像「１１」が最初に再生されるＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１ｂ（たとえば、チラシ風画像「１１」からチラシ風画像「１６」までを含むＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１ｂ）を作成する（同（２））。

ここで、チラシ風画像「１１」からチラシ風画像「１６」を含むＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１ｂを作成したときには、チラシ風画像「１１」からチラシ風画像「１０」に戻って再生表示できるようにする（図１４（ｂ） ）ためには、チラシ風画像「１０」が最初に再生されるＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１ｃ（たとえば、チラシ風画像「１０」と、チラシ風画像「１」からチラシ風画像「９」までを含むＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１ｃ）を作成する（同（３））。

このとき、チラシ風画像３９６ａには、対応データ３９６を適用して商品説明文３９６ｂが対応づけられているので、携帯端末装置１００の操作により、チラシ風画像３９６ａ単独で表示させたり、または、前記チラシ風画像３９６ａの上に商品説明文３９６ｂを重ねて表示させたり、切り替え表示ができるように、チラシコンテンツファイル３９１を構成しても良い。
あるいは、携帯端末装置１００の操作により、商品説明文の一部を少しずつ切り替え表示ができるように、チラシコンテンツファイル３９１を構成しても良い。

図１５は、ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１を作成するフローチャートである。
（１）最初に再生するように設定したチラシ風画像の特定情報を記録した設定データを参照して、全ての各チラシ風画像が最初に再生するＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１に設定されたか否かを判定する。
全て作成していれば、終了する。
作成していないＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１があれば、次のステップに進む。（ステップＳ１００）
（２）ファイル作成手段３２０は、最初に再生するチラシ風画像データを取得する。（ステップＳ１１０）
（３）ファイル作成手段３２０は、取得したチラシ風画像データを、ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１の最初に再生するチラシ風画像に設定して、この最初に再生するように設定したチラシ風画像を特定する情報を設定データに記録する。（ステップＳ１２０）
（４）コンテンツファイル容量が１００ＫＢを超えたか否かを判定する。
超えていれば、ステップＳ１３５に進む。
超えていなければ、ステップＳ１４０に進む。（ステップＳ１３０）
（５）ファイル作成手段３２０は、ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１に最後に設定したチラシ風画像データを除去して、このチラシコンテンツファイル３９１にファイル識別情報を付して保存する。ステップＳ１００に戻る。（ステップＳ１３５）
（６）ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１に設定するチラシ風画像データが存在するか否かを判定する。
存在しなければ、ステップＳ１４５に戻る。
存在すれば、ステップＳ１５０に進む。（ステップＳ１４０）
（７）ファイル作成手段３２０は、設定したチラシコンテンツファイル３９１にファイル識別情報を付与して保存する。（ステップＳ１４５）
（８）ファイル作成手段３２０は、ステップＳ１００に戻る。（ステップＳ１４７）
（９）ファイル作成手段３２０は、チラシ風画像データを取得する。（ステップＳ１５０）
（１０）ファイル作成手段３２０は、取得したチラシ風画像データを、ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式のチラシコンテンツファイル３９１に設定する。ステップＳ１３０に戻る。（ステップＳ１５５）

本発明による携帯用チラシコンテンツ閲覧システム１の概要を説明する図 携帯用チラシコンテンツ閲覧システム１の大まかな処理の流れを説明する図 商品表示画面１０３ａを説明する図 携帯端末装置１００の詳細な構成図 コンテンツファイル３９１の画像表示画面１０３ａの説明図 コンテンツファイル３９１の画像表示画面の遷移を説明する図 チラシサーバ装置３００の詳細な構成図 商品データベース３９３を説明する図 商品テキストＤＢ３９４の形式を説明する図 チラシコンテンツを作成する詳細な手順を説明する図 チラシ風画像を作成する手順を図解したもの 商品説明文３９６ｂを作成する手順を図解したもの 商品表示画面１０３ａを作成する手順を図解したもの チラシコンテンツファイルを作成する手順を図解したもの ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式チラシコンテンツファイル作成フローチャート コＦｌａｓｈ Ｌｉｔｅ形式のコンテンツファイル３９１の画面の再生特性を説明する図

符号の説明

１ 本発明による携帯用チラシコンテンツ閲覧システム
１００ 携帯端末装置
１０２ａ／ｂ 画面選択ボタン
１０３ａ 商品情報表示画面
１１０ ＷＥＢブラウザ
１２０ コンテンツプレイヤー
３００ チラシサーバ装置
３１０ チラシ風画像作成手段
３１２ 画像加工手段
３１４ テキスト加工手段
３１６ チラシ風画像作成手段
３１８ 対応付手段
３２０ ファイル作成手段
３３０ ファイル返信手段
３９１ チラシコンテンツファイル、ＦＬＡＳＨ ＬＩＴＥ形式チラシコンテンツファイル
３９２ チラシ素材データ
３９２ａ エフェクトデータ
３９２ｂ コマ背景データ
３９３ 商品データベース
３９４ 商品テキストＤＢ
３９４ａ 商品テキストデータ
３９４ｂ マーク情報
３９４ｃ 特価情報、価格情報
３９５ 印刷画像ＤＢ
３９５ａ 商品画像
３９６ 対応データ
３９６ａ チラシ風画像
３９６ｂ 商品説明文、ＸＭＬ文書
３９６ｃ マーク画像
３９６ｄ 価格画像
３９７ チラシ用フォント

Claims (13)

1. 携帯端末装置とネットワーク接続されたチラシサーバ装置において、
   商品画像を含む商品データを管理する商品データベースを記憶するデータベース格納領域を有する記憶部と、
   商品データベースを検索して所望の商品画像を含む商品データを取得して、取得した商品データを編集して、チラシ風画像を作成するチラシ風画像作成手段と、
   チラシ風画像作成手段が作成したチラシ風画像を用いて、それぞれのチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイル（ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式）を作成するファイル作成手段と、
   を備えることを特徴とするチラシサーバ装置。
2. 携帯端末装置が送信するチラシ風画像送信要求を受け付けて、要求されたチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイルを返信するファイル返信手段と、
   ことを特徴とする請求項１に記載のチラシサーバ装置。
3. 前記記憶部のチラシ素材格納領域が、さらに、
   チラシ用フォントを格納して、
   前記商品データベースが、
   印刷用画像データを管理する印刷画像データベースと、
   マーク情報と特価情報とを含む商品テキストデータを管理する商品テキストデータベースから構成されて、
   前記チラシ風画像作成手段が、
   印刷画像データベースから取得した印刷用画像データの画素数を減らして、商品画像を作成する画像加工手段と、
   商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータを用いて、商品説明文を編集するテキスト加工手段と、
   商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータのマーク情報と、特価情報と、チラシ用フォントと、を用いて、チラシ風に編集して、マーク画像と価格画像とを作成して、作成したマーク画像と価格画像と、画像加工手段が作成した商品画像と、を合成して、さらにデータ圧縮して、チラシ風画像を作成する画像編集手段と、
   画像編集手段が作成したチラシ風画像とテキスト加工手段が作成した商品説明文を対応付けて対応データを作成する対応付手段と、
   を含んで構成される、
   ことを特徴とする請求項１または２に記載のチラシサーバ装置。
4. 前記記憶部が、さらに、
   エフェクト画像を含むチラシ素材データを格納するチラシ素材格納領域を備えて、
   画像編集手段は、さらに、
   特価情報にチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるエフェクト画像を合成して価格画像を作成する、
   ことを特徴とする請求項３に記載のチラシサーバ装置。
5. 前記記憶部が備えるチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データが、さらに、
   コマ背景画像を含み、
   画像編集手段は、さらに、
   チラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるコマ背景画像を合成してチラシ風画像を作成する、
   ことを特徴とする請求項３または４に記載のチラシサーバ装置。
6. チラシサーバ装置と携帯端末装置とがネットワーク接続された携帯用チラシコンテンツ閲覧システムにおいて、
   前記チラシサーバ装置は、
   商品画像を含む商品データを管理する商品データベースを記憶するデータベース格納領域を有する記憶部と、
   商品データベースを検索して所望の商品画像を含む商品データを取得して、取得した商品データを編集して、チラシ風画像を作成するチラシ風画像作成手段と、
   チラシ風画像作成手段が作成したチラシ風画像を用いて、それぞれのチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイル（ＦＬＡＳＨ Ｌｉｔｅ形式）を作成するファイル作成手段と、
   携帯端末装置が送信するチラシ風画像送信要求を受け付けて、要求されたチラシ風画像が最初に再生される携帯用チラシコンテンツファイルを返信するファイル返信手段と、
   を備えるサーバ装置であって、
   前記携帯端末装置は、
   チラシコンテンツ要求の入力を受け付けて、チラシサーバ装置にチラシ風画像の要求（たとえば、ファイル識別情報を含むＵＲＬ）を送信して、返信された携帯用チラシコンテンツファイルを受信して、コンテンツプレイヤーに携帯用コンテンツファイルの最初のチラシ風画像を再生させるＷＥＢブラウザと、
   コンテンツファイルのチラシ風画像選択入力を受け付けて、選択されたチラシ風画像を再生するコンテンツプレイヤーと、
   を備える。
   を備える端末装置である、
   ことを特徴とする携帯用チラシコンテンツ閲覧システム。
7. 前記チラシサーバ装置は、
   前記記憶部のチラシ素材格納領域が、さらに、
   チラシ用フォントを格納して、
   前記商品データベースが、
   印刷用画像データを管理する印刷画像データベースと、
   マーク情報と特価情報とを含む商品テキストデータを管理する商品テキストデータベースから構成されて、
   前記チラシ風画像作成手段が、
   印刷画像データベースから取得した印刷用画像データの画素数を減らして、商品画像を作成する画像加工手段と、
   商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータを用いて、商品説明文を編集するテキスト加工手段と、
   商品テキストデータベースから取得した商品テキストデータのマーク情報と、特価情報と、チラシ用フォントと、を用いて、チラシ風に編集して、マーク画像と価格画像とを作成して、作成したマーク画像と価格画像と、画像加工手段が作成した商品画像と、を合成して、さらにデータ圧縮して、チラシ風画像を作成する画像編集手段と、
   画像編集手段が作成したチラシ風画像とテキスト加工手段が作成した商品説明文を対応付けて、対応データを作成する対応付手段と、
   を含んで構成される、
   ことを特徴とする請求項５に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システム。
8. 前記チラシサーバ装置は、
   前記記憶部が、さらに、
   エフェクト画像を含むチラシ素材データを格納するチラシ素材格納領域を備えて、
   画像編集手段は、さらに、
   特価情報にチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるエフェクト画像を合成して価格画像を作成する、
   ことを特徴とする請求項７に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システム。
9. 前記チラシサーバ装置は、
   前記記憶部が備えるチラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データが、さらに、
   コマ背景画像を含み、
   画像編集手段は、さらに、
   チラシ素材格納領域が格納するチラシ素材データに含まれるコマ背景画像を合成してチラシ風画像を作成する、
   ことを特徴とする請求項７または８に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システム。
10. 携帯端末装置にチラシ情報を提供する方法であって、
    各チラシの掲載商品ごとに、その閲覧用データを、商品画像・マーク・売価・それに着ける装飾を一つのビットマップデータとしたチラシ風画像と、商品説明テキストとの組み合わせデータとして構成し、
    携帯端末装置の操作により、チラシ風画像単独表示、または、前記チラシ風画像の上に商品説明文を重ねて表示、の切り替えができるデータとして構成して提供する方法。
11. コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項１から５に記載のチラシサーバ装置として動作させるコンピュータプログラム。
12. コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項６から９に記載の携帯用チラシコンテンツ閲覧システムとして動作させるコンピュータプログラム。
13. 請求項１１または１２に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
    
    

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