JP2010055009A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010055009A
JP2010055009A JP2008222361A JP2008222361A JP2010055009A JP 2010055009 A JP2010055009 A JP 2010055009A JP 2008222361 A JP2008222361 A JP 2008222361A JP 2008222361 A JP2008222361 A JP 2008222361A JP 2010055009 A JP2010055009 A JP 2010055009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
power supply
image display
drive
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008222361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5313590B2 (ja
Inventor
Chikatomo Takasugi
親知 高杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2008222361A priority Critical patent/JP5313590B2/ja
Publication of JP2010055009A publication Critical patent/JP2010055009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5313590B2 publication Critical patent/JP5313590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】本発明によれば、画質の優れた画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る画像表示装置は、基板と、前記基板上に設けられ、複数の画素回路をマトリックス状に配列した表示部と、前記基板上であって前記表示部と隣接して設けられる駆動ICと、前記駆動ICと前記表示部とを接続するように設けられ、前記駆動ICから前記複数の画素回路に駆動信号を伝達する複数の駆動信号線と、前記複数の駆動信号線のうち隣接する駆動信号線の間に設けられ、前記複数の画素回路に対して電源電圧を前記駆動IC側から前記表示部側に向って供給する給電線と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示装置に関し、例えば有機EL(Electroluminescence)素子を用いた画像表示装置に関する。
従来から、発光層に注入された正孔と電子とが再結合することによって光を生じる機能を有する有機EL(Electroluminescence)素子を用いた画像表示装置が提案されている。
この種の画像表示装置では、例えば、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下「TFT」という)や有機EL素子の一つである有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:以下「OLED」という)などが各画素を構成しており、各画素がマトリックス状に配置された表示部を備えている。そして、電源から各画素に給電線を介して電力を供給し、各画素に駆動ICから駆動信号線を介して伝達される画像信号によって適切な電流値が設定されることにより、各画素が発光して所望の画像が表示される。
マトリックス状に配列された各OLEDに所定の電圧を一端側から他端側に向って給電するような給電方式の場合には、給電線内においては電圧降下が生じるため、一端側に位置する画素よりも他端側に位置する画素におけるOLEDへの印加電圧が低下する。例えば、駆動ICが実装される領域を避けるように、給電線を配置した場合には、電圧降下の影響が大きい。
そこで、駆動ICと表示部との間にも給電線を設けることによって、給電線の形成領域を大きくして、電圧降下の影響を少なくする技術が提案されている(下記、特許文献1参照)。
また、上述した特許文献1に記載の技術では、駆動ICと表示部との間に形成される信号線と給電線との間の寄生容量が大きくなり、画像信号にノイズが含まれやすくなる。しいては、画像表示装置に映し出される画像が乱れるという問題が生じてしまう。
特開2005−157300号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画質の優れた画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置は、基板と、前記基板上に設けられ、複数の画素回路をマトリックス状に配列した表示部と、前記基板上であって前記表示部と隣接して設けられる駆動ICと、前記駆動ICと前記表示部とを接続するように設けられ、前記駆動ICから前記複数の画素回路に駆動信号を伝達する複数の駆動信号線と、前記複数の駆動信号線のうち隣接する駆動信号線の間に設けられ、前記複数の画素回路に対して電源電圧を前記駆動IC側から前記表示部側に向って供給する給電線と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る画像表示装置は、前記給電線が、前記駆動IC側から前記表示部側に向って引き出されている前記駆動信号線の間に一本ずつ挿入される、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る画像表示装置は、前記複数の駆動信号線は、複数本纏めて複数の群として配列され、前記給電線は、前記群の間に一本ずつ挿入される、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る画像表示装置は、前記基板と前記駆動ICとの間に、複数の絶縁膜が介在されており、前記絶縁膜の一層中に前記給電線が形成され、前記給電線が形成された絶縁膜と異なる層中に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る画像表示装置は、前記給電線が、高電位側の給電線である第1電源線と低電位側の給電線である第2電源線とで構成されているとともに、前記第1電源線と、前記第2の絶縁膜に配される前記第2電源線とは、平面視して互いに重ならないように配置されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、画質の優れた画像表示装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像表示装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。本実施の形態は画像表示装置として有機EL(Electroluminescence)素子を用いた画像表示装置を適用した例である。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像表示装置100の構成を概略的に示す平面図である。図1に示すように、画像表示装置100は、概略的には、基板10上に、画素回路21(図2参照)がマトリックス状に複数配列した表示部20と、表示部20を構成する各画素回路21に電源電圧を供給する給電線30と、各画素回路21に接続される走査線51、画像信号線52(いずれも図2参照)等の駆動信号線50と、駆動信号線50への信号の供給を制御する駆動IC40と、を具備した構成を有している。
表示部20は、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下「TFT」という)又は有機EL素子の一つである有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:以下「OLED」という)などで構成される各画素が、マトリックス状に配置された画素回路を有している。これらの画素回路には、駆動信号線50が接続されており、駆動信号線50を介して伝達される走査信号および画像信号によって、各画素の輝度が制御され、所望の画像が表示される。
ここで、図2は画素回路21の構成例を示す回路図である。すなわち、画像表示装置100の表示部20は、図2に示すような画素回路21がマトリックス状に複数配列した構成を有している。
図2に示す画素回路21は、有機発光ダイオードOLED、有機発光ダイオードOLEDを駆動するためのドライバ手段である駆動トランジスタT、閾値電圧検出用トランジスタTth、保持容量C、有機発光ダイオードOLED自体が有する素子容量Coledを備えている。つぎに、図2に示した画素回路21の構成、機能等について説明する。
駆動トランジスタTは、ゲート電極とソース電極との間に与えられる電位差に応じて有機発光ダイオードOLEDに流れる電流量を制御するための制御素子である。
閾値電圧検出用トランジスタTthは、オン状態となったときに、駆動トランジスタTのゲート電極とドレイン電極とを電気的に接続する。その結果、駆動トランジスタTのソース電極に対するゲート電極の電位が実質的に駆動トランジスタTの閾値電圧Vthとなるまで、駆動トランジスタTのゲート電極からドレイン電極に向かって電流が流れ、駆動トランジスタTの閾値電圧Vthが検出される。
有機発光ダイオードOLEDは、Al、Cu、ITO(Indium Tin Oxide)等によって形成されたアノード電極層およびカソード電極層とを備えている。さらに、有機発光ダイオードOLEDは、アノード電極層とカソード電極層との間にフタルシアニン、トリスアルミニウム錯体、ベンゾキノリノラト又はベリリウム錯体等の有機系の材料によって形成された発光層を少なくとも備えた構造である。そして、有機発光ダイオードOLEDの両端に、有機発光ダイオードOLEDの閾値電圧以上の電位差(アノード電極層とカソード電極層との間の電位差)が印加されると、発光層に注入される正孔と電子とが再結合することによって、発光層から光を生じる機能を有する。
駆動トランジスタTおよび閾値電圧検出用トランジスタTthについてのチャネル(n型またはp型)については、特に明示していないが、n型またはp型のいずれを用いてもよい。本実施の形態においては、各薄膜トランジスタはn型である。また、各薄膜トランジスタは、非晶質シリコン(アモルファスシリコン)、微結晶シリコン、又は多結晶シリコン(ポリシリコン)のいずれを用いても良い。
給電線30は、高電位側の給電線である第1電源線としてのVDD線31と低電位側の給電線である第2電源線としてのVSS線32とで構成されており、駆動トランジスタTに所定の電源電圧を供給する。
駆動信号線50の走査線51は、閾値電圧検出用トランジスタTthの駆動を制御するための信号を閾値電圧検出用トランジスタTthに供給する。
駆動信号線50の画像信号線52は、画像信号を保持容量Cに供給する。
なお、給電線30、走査線51は、各画素回路21に対して共通に接続されている。また、画像信号線52は、列方向に配列される各画素回路21に対して共通に接続されている。
駆動IC40は、スイッチング素子などを内部に含んでおり、走査線51への印加電圧の大きさや印加するタイミングを制御する。また、駆動IC40は、演算回路などを内部に含んでおり、画像データに対応する電位(以下「画像データ電位」という)を生成するとともに、生成した画像データ電位を画像信号線52に供給するタイミングを制御する。
図3は、動作時における画像表示装置の各構成要素の電位変動の態様を示すタイムチャートである。図3において、走査線(n−1)は、前段に位置する画素回路21に対応した走査線51および画像信号線52のタイムチャートを参考のために示したものである。
まず、過去の発光の際に駆動トランジスタTのゲート電極に印加された電位をリセットする第1リセット工程が行われる。具体的には、図3の期間tに示すように、VDD線31およびVSS線32の電位がVDDとされ、走査線51の電位がオン電位とされる。すなわち、閾値電圧検出用トランジスタTthは、オン状態となっている。
有機発光ダイオードOLEDを通じて電荷が供給され、保持容量Cの駆動トランジスタTのゲート電極と接続される第1電極の電位は、VDD線31から有機発光ダイオードOLEDのアノード電極層に供給される電位VDDとほぼ等しくなる。
一方で、図3に示すように画像信号線52の電位がVDLとなっていることから、保持容量Cの画像信号線と接続される第2電極の電位はVDLとなる。
つぎに、図3の期間tに示すように、準備工程で、VDD線31の電位が−Vであり、画像信号線52の電位がVDHであり、VSS線32の電位がVDDであり、走査線51の電位がオフ電位であると、駆動トランジスタTのゲート電極の電位は、VDD+VDH−VDLとなり、駆動トランジスタTの閾値電圧Vthよりも高くなる。また、閾値電圧検出用トランジスタTthは、オフ状態である。これにより、駆動トランジスタTがオン状態となり、電流iが流れる。
つぎに、図3の期間tに示すように、閾値電圧検出工程で、VDD線31の電位が0電位であり、画像信号線52の電位がVDHであり、VSS線32の電位が0電位であり、走査線51の電位がオン電位であると、閾値電圧検出用トランジスタTthがオン状態とされる。これにより、閾値電圧検出用トランジスタTthおよび駆動トランジスタTを介して電流iが流れる。駆動トランジスタTのゲート電極の電位がVthに達すると、駆動トランジスタTはオフ状態になり、Vthが検出される。次に閾値電圧検出用トランジスタTthをオフにする。
つぎに、図3の期間tに示すように、データ書き込み工程で、VDD線31の電位が0電位であり、画像信号線52から輝度電位VDATAが供給され、VSS線32の電位が0電位であり、走査線51電位がオン電位であると、閾値電圧検出用トランジスタTthがオン状態とされる。これにより、駆動トランジスタTのゲート電極の電位は、
α(VDATA−VDH)+Vth
とされる。なお、αは、C/(C+COLED)である。
ここで、有機発光ダイオードOLEDのカソード電極の電位は、閾値電圧検出用トランジスタTthがオン状態とされているため、駆動トランジスタTのゲート電極の電位と同電位である。
つぎに、図3の期間tに示すように、第2リセット工程で、VDD線31の電位が−Vであり、画像信号線52の電位がVDHであり、VSS線32の電位が−Vであり、走査線51の電位がオフ電位であると、閾値電圧検出用トランジスタTthがオフ状態とされる。これにより、駆動トランジスタTのゲート電極の電位は、
(1−α)(VDH−VDATA)+Vth
とされる。この期間tによって、有機発光ダイオードOLEDのカソード電極層の電位は、−Vとなり、リセットされる。
つぎに、図3の期間tに示すように、発光工程で、VDD線31の電位がVDDであり、画像信号線52の電位がVDHであり、VSS線32の電位が0電位であり、走査線51の電位がオフ電位であると、有機発光ダイオードOLEDに電流i(=(β/2)((1−α)(VDH−Vdata))2)が流れ、有機発光ダイオードOLEDが発光する。ここで、電流iは、閾値電圧Vthに依存しない。
本実施の形態においては、図1に示すように、各駆動IC40の間に給電線30(VDD線31・VSS線32)を配設するとともに、各駆動IC40の下部に位置して各駆動IC40から表示部20まで所定の方向に間隔を空けて引き出されている駆動信号線50の間にも給電線30(VDD線31、VSS線32)を配設するようにしたものである。より詳細には、図4に示すように、BGA(Ball Grid Array)により作成された駆動IC40の半田による小さいボール状電極(バンプともいう)であるはんだボール41の間に、給電線30(VDD線31、VSS線32)を配設する。BGAは基板の上面にICが搭載され、基板の裏面にICと接続した点状のリードが設置されたものである。なお、このような駆動IC40を基板10に実装するには、BGAのリードに予めはんだボール41を形成しておき、はんだボール41を基板10のマウント(駆動信号線50)に合わせて載置した後、はんだボール41を溶融させてはんだ付けする。
なお、本実施の形態においては、駆動IC40をBGA(Ball Grid Array)により作成したが、これに限るものではなく、給電線30(VDD線31・VSS線32)を駆動IC40の下部に配設できるものであれば、どのような表面実装型(Surface mount type)であっても良い。
このように本実施形態によれば、マトリックス状に配列された各有機発光ダイオードOLEDに一端側から他端側に向けて所定の電圧を給電する場合に、各駆動IC40から表示部20まで引き出されている駆動信号線50の間に給電線30(VDD線31、VSS線32)を配設するようにしたことにより給電線30(VDD線31、VSS線32)を複数本に分けて電源電圧を供給することができる。すなわち、駆動信号線50と給電線30とが平面視して重ならないようにすることにより、駆動信号線50と給電線30との間の寄生容量を小さくすることができる。その結果、駆動信号線50を介して表示部20に伝達される信号に対するノイズの量を少なくすることができ、画像表示装置の画質を良好にすることができる。
また、本実施形態によれば、表示部20に接続される給電線30が形成される領域を、表示部20の一端側に広く形成することができ、表示部の一部に集中して給電する方式に比べて、給電線30(VDD線31、VSS線32)全体の電圧降下を小さくして輝度ムラの発生を抑えることができ、画質の優れた画像表示装置を提供することができる。
さらに、表示部20と給電線30との接続される箇所を多く設けることにより、表示部の一部に集中して給電する方式に比べて、発熱する箇所が集中するのを分散させることができる。その結果、有機発光ダイオードOLEDの一部が高温になるのを抑制することができる。かかる高温になる領域においては、輝度が大きくなりやすく、輝度ムラの原因にもなることがある。本実施形態によれば、このような問題も生じにくくすることができ、画質の優れた画像表示装置を提供することができる。
なお、表示部20の中央部に位置する画素回路21に対する給電線30(VDD線31、VSS線32)からの給電を減らし、電圧降下を均等化するようにしても良い。
なお、本実施形態においては、図4に示したように給電線30(VDD線31、VSS線32)を駆動IC40のはんだボール41の間に一本ずつ挿入するようにしたが、これに限るものではない。例えば、はんだボール41の間に給電線30(VDD線31、VSS線32)は必ずしも一本ずつ挿入しなくても良く、図5に示すように、給電線30(VDD線31、VSS線32)の本数を減らして、駆動信号線50の配線を数本ずつ寄せれば、狭い配線間隔に対応することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。なお、前述した第1実施形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
第1実施形態においては、駆動IC40のはんだボール41の間に給電線30(VDD線31、VSS線32)を配設するようにしたが、駆動IC40のはんだボール41の間隔が狭い場合には、はんだボール41の間に給電線30(VDD線31、VSS線32)を配設することが難しい場合がある。
そこで、第2実施形態においては、駆動IC40と基板10との間に絶縁膜を介在させてVDD線31とVSS線32とを交互に異なる平面に配置するようにしたものである。
図6は、本発明の第2実施形態にかかる画像表示装置100の駆動IC40周辺を示す断面図である。図6に示すように、本実施の形態の画像表示装置100は、基板10の上方に、VDD線31が配される絶縁膜61と、VSS線32が配される絶縁膜62とが設けられている。なお、駆動IC40は、絶縁膜62上に配設されている。
絶縁膜61に配されるVDD線31と、絶縁膜62に配されるVSS線32とは、図6に示すように、互いに重ならないように配置されている。VDD線31とVSS線32とは、上下に重なっても両者間には絶縁膜61,62が介在されているため短絡しないが、VDD線31とVSS線32との間で、浮遊容量が発生して好ましくないため、VDD線31とVSS線32との配置を平面視して重ならないようにしたものである。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図7乃至図9に基づいて説明する。なお、前述した第1実施形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
なお、図7は、本実施形態の画像表示装置の平面図であって、図8は、図7の駆動IC40と表示部20との間に位置する基板のA−A断面図である。また、図9は、図7の駆動IC40の直下に位置する基板のB−B断面図である。
図8及び図9に示すように、基板10上に絶縁膜61と絶縁膜62とが積層されており、絶縁膜61中にVDD線31とVSS線32とが交互に配列され、絶縁膜62中に駆動信号線50が設けたものである。また、駆動IC40の直下には、絶縁膜62中には、駆動IC40と駆動信号線50のそれぞれとを接続するコンタクト導体51が複数個設けられている。そして、コンタクト導体51を介して駆動IC40と駆動信号線50とを電気的に接続している。
また、駆動IC40と表示部20との間において、駆動信号線50の直下にVDD線31、VSS線32が位置しないように、給電線30がパターニングされている。給電線30と駆動信号線50との配置を平面視して重ならないようにすることによって、両者の間で、浮遊容量を低減することができる。その結果、ノイズの少ない画像信号を表示部に供給することができ、画質の優れた画像表示装置を提供することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を図10乃至図13に基づいて説明する。なお、前述した第1実施形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
給電線30(VDD線31、VSS線32)を駆動IC40の長手方向に対して直交させて配するものに限るものではない。例えば、図10に示すように、駆動IC40の直下を通らずに、駆動IC40と表示部20との間において駆動IC40の長手方向に対して平行な方向から給電線30(VDD線31、VSS線32)をそれぞれ引き出してから、表示部20側へ給電線30(VDD線31、VSS線32)を引き出すようにしても良い。
なお、図11は、図10の駆動IC40と表示部20との間に位置する基板のC−C断面図である。また、図12は、図10の駆動IC側から表示部側の基板のD−D断面図である。さらに、図13は、図10の駆動ICと駆動信号線との接続関係を示すE−E断面図である。
図11及び図13に示すように、絶縁膜61中にVDD線31、VSS線32が設けられているとともに、絶縁膜62中にVSS線32と駆動信号線50とが交互に配列されている。ここで、VSS線32は、VDD線31と接触しないように引き回され、コンタクト導体34を介して絶縁膜61中のVSS線32と絶縁膜62中のVSS線32とが接続されている。
コンタクト導体34は、上下位置の異なるVSS線32同士を接続するために、絶縁膜61中であって上下位置の異なるVSS線32同士が重なる箇所に設けられている。その結果、コンタクト導体34を用いて、VSS線32を引き回すことができ、絶縁膜62中において駆動信号線50の設けられていない駆動信号線50同士の間の隙間を有効利用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる画像表示装置の構成を概略的に示す平面図である。 画素回路の構成例を示す回路図である。 動作時における画像表示装置の各構成要素の電位変動の態様を示すタイムチャートである。 給電線と駆動ICとの関係を示す断面図である。 本発明の変形例に係る画像表示装置の構成の変形例を概略的に示す平面図である。 本発明の第2実施形態にかかる画像表示装置の駆動IC周辺を示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる画像表示装置の構成を概略的に示す平面図である。 本発明の第3実施形態にかかる画像表示装置のA−A断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる画像表示装置のB−B断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる画像表示装置の構成を概略的に示す平面図である。 本発明の第4実施形態にかかる画像表示装置のC−C断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる画像表示装置のD−D断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる画像表示装置のE−E断面図である。
符号の説明
10 基板
20 表示部
21 画素回路
30 給電線
31 VDD
32 VSS
40 駆動IC
50 駆動信号線
61 第1の絶縁膜
62 第2の絶縁膜
70 異方性導電膜
100 画像表示装置

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、複数の画素回路をマトリックス状に配列した表示部と、
    前記基板上であって前記表示部と隣接して設けられる駆動ICと、
    前記駆動ICと前記表示部とを接続するように設けられ、前記駆動ICから前記複数の画素回路に駆動信号を伝達する複数の駆動信号線と、
    前記複数の駆動信号線のうち隣接する駆動信号線の間に設けられ、前記複数の画素回路に対して電源電圧を前記駆動IC側から前記表示部側に向って供給する給電線と、を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記給電線は、前記駆動IC側から前記表示部側に向って引き出されている前記駆動信号線の間に一本ずつ挿入される、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記複数の駆動信号線は、複数本纏めて複数の群として配列され、
    前記給電線は、前記群の間に一本ずつ挿入される、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記基板と前記駆動ICとの間に、複数の絶縁膜が介在されており、
    前記絶縁膜の一層中に前記給電線が形成され、前記給電線が形成された絶縁膜と異なる層中に形成されていることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記給電線は、高電位側の給電線である第1電源線と低電位側の給電線である第2電源線とで構成されているとともに、
    前記第1電源線と、前記第2の絶縁膜に配される前記第2電源線とは、平面視して互いに重ならないように配置されている、
    ことを特徴とする画像表示装置。
JP2008222361A 2008-08-29 2008-08-29 画像表示装置 Active JP5313590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008222361A JP5313590B2 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008222361A JP5313590B2 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010055009A true JP2010055009A (ja) 2010-03-11
JP5313590B2 JP5313590B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=42070965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008222361A Active JP5313590B2 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5313590B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072764A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及び表示装置の製造方法
KR20160017229A (ko) * 2014-08-01 2016-02-16 엘지디스플레이 주식회사 유기전계 발광소자
JP2018081197A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102099901B1 (ko) * 2013-12-19 2020-04-14 삼성디스플레이 주식회사 유기전계발광 표시장치
KR102579307B1 (ko) * 2014-12-31 2023-09-15 엘지디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003303687A (ja) * 2002-02-06 2003-10-24 Hitachi Ltd 有機発光表示装置
JP2004004663A (ja) * 2002-03-26 2004-01-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置、液晶表示装置およびそれらの作製方法
JP2004163941A (ja) * 2003-11-10 2004-06-10 Seiko Epson Corp 表示装置及びアクテブマトリクス基板
JP2007086474A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Kyocera Corp 画像表示装置及び配線基板

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003303687A (ja) * 2002-02-06 2003-10-24 Hitachi Ltd 有機発光表示装置
JP2004004663A (ja) * 2002-03-26 2004-01-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置、液晶表示装置およびそれらの作製方法
JP2004163941A (ja) * 2003-11-10 2004-06-10 Seiko Epson Corp 表示装置及びアクテブマトリクス基板
JP2007086474A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Kyocera Corp 画像表示装置及び配線基板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072764A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及び表示装置の製造方法
KR20160017229A (ko) * 2014-08-01 2016-02-16 엘지디스플레이 주식회사 유기전계 발광소자
KR101953173B1 (ko) 2014-08-01 2019-03-04 엘지디스플레이 주식회사 유기전계 발광소자
JP2018081197A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5313590B2 (ja) 2013-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4733211B2 (ja) 画像表示装置
US8432334B2 (en) Organic light emitting display device
JP5192834B2 (ja) 有機電界発光表示装置
KR101269360B1 (ko) 화상 표시 장치
US8227977B2 (en) Structure for repairing a line defect of an organic light emitting display and a method of repairing the defect
US9461102B2 (en) Luminescent display device
CN106157883B (zh) 有机发光二极管显示器
CN108154842B (zh) 一种有机发光显示面板和电子设备
JP2010085695A (ja) アクティブマトリクス型表示装置
US8368675B2 (en) Organic light emitting display device
JP2005258407A (ja) 発光表示装置および発光表示装置の表示パネル,発光表示装置の駆動方法
EP2206173A1 (en) High aperture ratio pixel layout for display device
JP2009123538A (ja) 有機電界発光表示装置
JP2009109853A (ja) アクティブマトリクス型表示装置
KR102022700B1 (ko) 박막 트랜지스터 및 그를 포함하는 유기 발광 표시 장치
JP2007316510A (ja) アクティブマトリクス型表示装置
JP5313590B2 (ja) 画像表示装置
EP3667654A1 (en) Organic light-emitting display device
KR100978010B1 (ko) 전자발광 디스플레이 디바이스
JP6334979B2 (ja) 表示装置、表示装置の製造方法、及び、電子機器
KR20100009808A (ko) 유기전계발광 표시장치의 배선수리방법
US8242492B2 (en) Organic light emitting diode display
US8094252B2 (en) Display apparatus and method for driving the same
JP2007316513A (ja) アクティブマトリクス型表示装置
JP4944547B2 (ja) 画像表示装置及びその製造方法または駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110823

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20111020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130304

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5313590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250