JP2010051019A - 携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラム - Google Patents

携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の試聴のための操作と購買のための操作のギャップを小さくし、利用者の瞬間的な購買意欲を確実に購買に結び付け、取得先が複数の配信サーバにわたるコンテンツの試聴を簡単な操作で行うことができる携帯再生装置などを提供する。
【解決手段】試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段42と、試用コンテンツの1つの試用コンテンツを選択状態とし、その試用コンテンツの属性情報を表示させる制御手段47と、コンテンツを取得する指示を入力する取得入力部と、試用コンテンツを切り替える指示を入力する切替入力部とを備える操作手段45と、取得入力部の指示に応じ、選択状態の試用コンテンツの特定情報を格納する特定情報格納手段44とを備え、制御手段は、切替入力部の指示に応じ試用コンテンツを切り替え、取得入力部の指示に従い、指示の個数だけ選択状態の試用コンテンツの特定情報を受信端末2に送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークを介して配信されるコンテンツを取得し、再生する携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムに関し、特にユーザが試用コンテンツを利用しながら本来のコンテンツを取得し、再生する携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムに関する。
近年、インターネットの普及に伴い、WWW(World Wide Web)サーバからパソコン、携帯電話などの利用者の端末へコンテンツを配信するサービスが普及している。また、有料コンテンツを購入する前に試聴できるサービスも登場している。しかしながら、従来のコンテンツ試聴は、利用者の端末から配信事業者のWWWサイトに接続して行うものが一般的であり、試聴中はネットワークに接続する必要があった。一方で、端末に試聴コンテンツを保持して利用者に利用させた後、本来のコンテンツ(以下、単にコンテンツ又は本編コンテンツとも言う)を効率よく購入させる技術が下記の特許文献1及び2に開示されている。
特開2001−325460号公報(図1、図2) 特開2002−91452号公報(図1)
特許文献1及び2によれば、利用者はネットワークに接続しないオフライン状態でコンテンツ試聴することが可能であるが、本編コンテンツを購入する時点においては、ネットワークに接続している必要があった。すなわち、ネットワークに常時接続できない環境においては、利用者が試聴中に「このコンテンツを購入したい」と思っても、ネットワークに接続可能な状態になるまで、そのコンテンツ名称などの所望のコンテンツを特定する情報を覚えておく必要があった。このようなタイムラグがあるため、利用者の瞬間的な購買意欲をすぐに実際の購買行動に結びつけることが難しいという問題があった。また、試聴は配信サーバごとに行う必要があり、複数の配信サーバにまたがる試聴は容易にはできないという問題もあった。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、常時ネットワークに接続していない端末においても、利用者の試聴のための操作と購買のための操作のギャップを小さくして、利用者の瞬間的な購買意欲を確実に購買に結び付け、また取得先が複数の配信サーバにわたるコンテンツの試聴を簡単な操作で行うことができる携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、コンテンツを提供するサーバとネットワークを介して接続する受信端末に、ローカルインタフェースを介して接続可能な携帯再生装置であって、前記コンテンツの取得先を特定するための特定情報と、前記コンテンツに関連する属性情報と、前記コンテンツの試用のための試用データとを対応させた試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段と、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内の1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる制御手段と、前記選択状態の試用コンテンツに対応するコンテンツを前記サーバから取得させる指示を入力するための取得指示入力部と、前記選択状態の試用コンテンツを切り替えて他の試用コンテンツを選択状態にさせる指示を入力するための切替指示入力部とを備える操作手段と、前記取得指示入力部を介した指示に応じて、前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を格納する特定情報格納手段とを備え、前記制御手段は、前記切替指示入力部を介した指示に応じて前記選択状態の試用コンテンツを切り替えるとともに、前記取得指示入力部を介した指示に従って、その指示の個数だけ前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を前記特定情報格納手段に格納し、前記受信端末に接続された状態において、前記特定情報格納手段に格納された前記特定情報を前記受信端末に送信する携帯再生装置が提供される。また、本発明の携帯再生装置において、前記操作手段が、前記試用コンテンツ格納手段に格納されている前記属性情報に関する条件である属性条件を入力するための属性条件入力部をさらに備え、前記制御手段が、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内から、前記属性条件に合致する属性情報を有する1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を前記表示装置に表示させることは、本発明の好ましい態様である。
また、本発明によれば、コンテンツを提供するサーバとネットワークを介して接続された状態を取り得る受信端末であって、前記コンテンツの取得先を特定するための特定情報と、前記コンテンツに関連する属性情報と、前記コンテンツの試用のための試用データとを対応させた試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段と、前記属性情報格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内の1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる制御手段と、前記選択状態の試用コンテンツに対応するコンテンツを前記サーバから取得させる指示を入力するための取得指示入力部と、前記選択状態の試用コンテンツを切り替えて他の試用コンテンツを選択状態にさせる指示を入力するための切替指示入力部とを備える操作手段と、前記取得指示入力部を介した指示に応じて、前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を格納する特定情報格納手段とを備え、前記制御手段は、前記切替指示入力部を介した指示に応じて前記選択状態の試用コンテンツを切り替えるとともに、前記取得指示入力部を介した指示に従って、その指示の個数だけ前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を前記特定情報格納手段に格納し、前記サーバと接続された状態において、前記特定情報格納手段に格納された前記特定情報を通信手段を介して前記サーバに送信し、送信した前記特定情報に対応するコンテンツを前記通信手段を介して前記サーバから受信する受信端末が提供される。また、本発明の受信端末において、前記操作手段が、前記試用コンテンツ格納手段に格納されている前記属性情報に関する条件である属性条件を入力するための属性条件入力部をさらに備え、前記制御手段が、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内から、前記属性条件に合致する属性情報を有する1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させることは、本発明の好ましい態様である。
また、請求項5から8に記載のプログラムが提供される。
本発明の携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムは、上記構成を有し、常時ネットワークに接続していない端末においても、利用者の試聴のための操作と購買のための操作のギャップを小さくして、利用者の瞬間的な購買意欲を確実に購買に結び付け、また取得先が複数の配信サーバにわたるコンテンツの試聴を簡単な操作で行うことができる。
本発明の実施の形態に係る携帯再生装置及び受信端末を含むコンテンツ配信システムを示す図である。 本発明の実施の形態に係る受信端末の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用コンテンツの格納処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用コンテンツの別の格納処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用コンテンツ格納手段に格納された試用コンテンツのフォーマットを示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における取得したい本編コンテンツの指定処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の外観を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における取得したい本編コンテンツの別の指定処理フローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の表示手段に表示される試用コンテンツの属性情報やコンテンツ試用データ及び本編コンテンツの指定の際の画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用再生リストを示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における一時格納手段のデータ格納形式を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置及び受信端末、サーバにおける本編コンテンツ取得動作のフローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における本編コンテンツ格納手段に格納された本編コンテンツのフォーマットを示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における本編コンテンツの再生処理のフローを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における本編再生リストを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図1から図16を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置及び受信端末を含むコンテンツ配信システムを示す図である。図2は、本発明の実施の形態に係る受信端末の構成を示す構成図である。図3は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の構成を示す構成図である。図4は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用コンテンツの格納処理フローを示すフローチャートである。図5は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用コンテンツの別の格納処理フローを示すフローチャートである。図6は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用コンテンツ格納手段に格納された試用コンテンツのフォーマットを示す図である。図7は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における取得したい本編コンテンツの指定処理フローを示すフローチャートである。図8は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の外観を示す図である。
図9は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における取得したい本編コンテンツの別の指定処理フローを示すフローチャートである。図10は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の表示手段に表示される試用コンテンツの属性情報やコンテンツ試用データ及び本編コンテンツの指定の際の画面を示す図である。図11は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における試用再生リストを示す図である。図12は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における一時格納手段のデータ格納形式を示す図である。図13は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置及び受信端末、サーバにおける本編コンテンツ取得動作のフローを示すフローチャートである。図14は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における本編コンテンツ格納手段に格納された本編コンテンツのフォーマットを示す図である。図15は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における本編コンテンツの再生処理のフローを示すフローチャートである。図16は、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置における本編再生リストを示す図である。
まず、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置及び受信端末を含むコンテンツ配信システムについて図1を用いて説明する。本編コンテンツを提供する1つ以上のサーバ1(1a、1b〜1n)と受信端末2とがネットワーク3を介して接続されており、受信端末2と携帯再生装置4がUSB(Universal Serial Bus)、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc)1394などのローカルインタフェース5を介して接続可能となっている。携帯再生装置4は、常時ローカルインタフェース5に接続されている必要はなく、ローカルインタフェース5と切り離して持ち運ぶことが可能である。
本発明の実施の形態において、コンテンツとは、例えばテキスト、音声、音楽、静止画、動画などのデータやコンピュータプログラムなどを言う。また、本編コンテンツとは、サーバ1を運営する事業者が本来提供したいコンテンツを言い、有料であるか無料であるかは問わない。また、試用コンテンツは、本編コンテンツを提供するサーバ1及びサーバ1における本編コンテンツの取得先を特定するための特定情報(以下、識別コードとも言う)、本編コンテンツに関連する属性情報、及び本編コンテンツの試用のための試用データであるコンテンツ試用データによって構成される。属性情報は、本編コンテンツのタイトル、制作者、出演者、制作時期、作品の解説などを含む。コンテンツ試用データは、本編コンテンツと何らかの相違を持たせたものである。例えば、コンテンツが映像の場合であれば、本編コンテンツの見せ場となるハイライトシーンを組み合わせてコンテンツ試用データとすることができる。コンテンツが音楽の場合であれば、楽曲の特徴的な部分だけを抜き出してコンテンツ試用データとすることができる。
また、再生時間が本編コンテンツと同じでも、表示解像度、周波数帯域、圧縮率などを本編コンテンツと変えることにより、コンテンツ試用データとすることができる。また、早送り、巻き戻しなどの特殊再生を制限したり、データの変更機能を制限することによりコンテンツ試用データとすることができる。さらには、本編コンテンツに広告を付加したものをコンテンツ試用データとしてもよい。また、上記を組み合わせたものをコンテンツ試用データとしてもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る受信端末の構成について図2を用いて説明する。受信端末2は、ネットワーク3を介してサーバ1との通信を行うための通信手段21と、携帯再生装置4とデータ交換を行うインタフェース手段22と、受信端末2全体を制御する制御手段23と、動作プログラムやデータを保存、記憶する記憶手段24と、キーボードやマウスなどの入力装置25と、CRTや液晶ディスプレイなどの表示装置26と、CD−ROMやメモリカードなどのメディアを読み書きするメディアドライブ装置27とから構成されている。受信端末2は、一般的なコンピュータで構成することが可能である。
次に、本発明の実施の形態に係る携帯再生装置の構成について図3を用いて説明する。携帯再生装置4は、ローカルインタフェース5を介して受信端末2とデータ交換を行うインタフェース手段41と、試用コンテンツを格納する試用コンテンツ格納手段42と、本編コンテンツを格納する本編コンテンツ格納手段43と、本編コンテンツの提供先のサーバ1を特定するための特定情報を一時的に格納する一時格納手段44(上述した特定情報格納手段に相当)と、ユーザが取得したい本編コンテンツを指定するなどの操作を行うための操作手段45(上述した受付手段に相当)と、小型液晶ディスプレイなどの表示手段46と、携帯再生装置4全体を制御する制御手段47と、コンテンツ試用データ及び本編コンテンツをデコードして表示手段46又は/及びスピーカなどの音声出力手段49などに出力する再生手段48とから構成されている。
ここで、ユーザが携帯再生装置4を利用するにあたり、試用コンテンツ格納手段42に試用コンテンツが格納されている必要がある。この試用コンテンツの格納方法にはいくつかあるが、以下では3つの方法について説明する。第1に、サーバ1から試用コンテンツをダウンロードする方法がある。そのダウンロード処理のフローについて図4を用いて説明する。まず、ユーザは受信端末2と携帯再生装置4とをローカルインタフェース5を用いて接続し、ユーザによって受信端末2の入力装置25に「試用コンテンツ取得」の指示が与えられる(ステップS11)。受信端末2の制御手段23は、受信端末2の記憶手段24からサーバ1a〜1nの接続情報を読み出す(ステップS12)。記憶手段24は、あらかじめサーバ1a〜1nの接続情報を格納している。接続情報とは、サーバ1から試用コンテンツを取得するための情報であり、例えば、試用コンテンツのURL(Uniform Resource Locator)である。以下の説明では、試用コンテンツを提供するサーバの総数をNとする。
制御手段23は、ループ制御のための変数iに1をセットする(ステップS13)。制御手段23は、通信手段21を介して変数iに対応したサーバ1iに接続し、「試用コンテンツ要求」データ(データT1)を送信する(ステップS14)。受信端末2から「試用コンテンツ要求」データ(データT1)を受信したサーバ1iは、その時点で提供可能な試用コンテンツ(データT2)をすべて受信端末2へ送信する(ステップS15)。受信端末2の制御手段23は、サーバ1iから受信した試用コンテンツをインタフェース手段22を介して携帯再生装置4へ送信する(ステップS16)。携帯再生装置4の制御手段47は、インタフェース手段41を介して受信した試用コンテンツを試用コンテンツ格納手段42に格納する(ステップS17)。
制御手段47は、格納終了を示す試用コンテンツ格納通知をインタフェース手段41を介して受信端末2へ送信する(ステップS18)。受信端末2の制御手段23は、携帯再生装置4から試用コンテンツ格納通知をインタフェース手段22を介して受信した後、ループ制御のための変数iに1を加える(ステップS19)。受信端末2の制御手段23は、ループ制御のための変数iと試用コンテンツの取得先のサーバの総数Nとの大小を比較する(ステップS20)。変数iがN以下である場合は、ステップS14へ戻る。そうでない場合は試用コンテンツ格納処理を終了する。以上、説明した処理フローの他にも、例えば、ステップS14において受信端末2からサーバ1iにデータT1を送信する際に、取得したい試用コンテンツの条件(ジャンル、制作者、出演者、制作時期など)を併せて送信し、ステップS15においてサーバ1iは、その条件に合う試用コンテンツのみをデータT2として送信するようにしてもよい。
また、試用コンテンツを格納する第2の方法は、不図示の試用コンテンツ制作装置で作成された試用コンテンツを記録したCD−ROM、メモリカードなどのメディアを使うものである。この処理フローについて図5を用いて説明する。ユーザが、受信端末2と携帯再生装置4とをローカルインタフェース5を用いて接続し、試用コンテンツを記録したメディアをメディアドライブ装置27にセットした後、受信端末2の入力装置25にユーザから「試用コンテンツ取得」の指示が与えられる(ステップS21)。受信端末2の制御手段23は、メディアドライブ装置27に指示を与えてデータを読み出させる(ステップS22)。
制御手段23は、インタフェース手段22を介して試用コンテンツを携帯再生装置4へ送信する(ステップS23)。携帯再生装置4の制御手段47は、インタフェース手段41を介して受信した試用コンテンツを試用コンテンツ格納手段42に格納する(ステップS24)。制御手段47は、格納終了を示す試用コンテンツ格納通知をインタフェース手段41を介して受信端末2へ送信する(ステップS25)。受信端末2の制御手段23は、携帯再生装置4から試用コンテンツ格納通知をインタフェース手段22を介して受信する。(ステップS26)。
また、試用コンテンツを格納する第3の方法は、不図示の試用コンテンツ制作装置で作成された試用コンテンツを、携帯再生装置4を生産する時点で試用コンテンツ格納手段42にプリインストールしておくものである。この場合、受信端末2及び携帯再生装置4は、試用コンテンツ格納のための処理をする必要はない。
上述したような方法で試用コンテンツ格納手段42に格納された試用コンテンツは、図6に示すようなフォーマットである。試用コンテンツ格納手段42では、試用コンテンツの総数をMとした場合に、1からMの試用格納インデックスを使って各試用コンテンツの格納場所が管理されている。各試用コンテンツは、上述したように、識別コード、属性情報、コンテンツ試用データから構成されている。識別コードは、本編コンテンツの取得先を識別する情報であり、例えば、URLを使って記述することができる。
次に、ユーザが携帯再生装置4を操作して、取得したい本編コンテンツを指定する2つの方法について説明する。まず、本編コンテンツの指定の第1の方法は、ユーザが属性情報を閲覧して本編コンテンツを指定するものである。この方法について図7を用いて説明する。なお、この第1の方法及び後述する第2の方法は、携帯再生装置4がローカルインタフェース5から切り離された状態でも実施可能である。第1の方法を説明する前に、携帯再生装置4の外観の一例を図8に示す。携帯再生装置4は、ユーザが表示手段46に表示された内容を確認しながら操作手段45の操作ボタンを押して操作できるようになっている。図7の説明に戻り、ユーザから、操作手段45の属性表示ボタンB1を押されることにより、属性情報の表示の指示が携帯再生装置4に与えられる(ステップS31)。
同時に制御手段47は、試用格納インデックスを表す変数dに1をセットする(ステップS32)。制御手段47は、試用コンテンツ格納手段42から変数dが示す位置に格納されている試用コンテンツの属性情報1〜Kを読み出して表示手段46に表示する(ステップS33)。ここでは、制御手段47によって試用コンテンツの属性情報1からKが読み出されて表示手段46に表示されているが、再生手段48によって行われるようにしてもよい。制御手段47は、早送りボタンB2がユーザによって押されたか否かを判定する(ステップS34)。早送りボタンB2が押された場合は、制御手段47は変数dに1を加える(ステップS35)。ここで、制御手段47はdがMよりも大きくならないように制御する。そして、ステップS33へ戻る。早送りボタンB2が押されていない場合はステップS36へ進む。
制御手段47は、巻き戻しボタンB3がユーザによって押されたか否かを判定する(ステップS36)。巻き戻しボタンB3が押された場合は、制御手段47は変数dから1を引く(ステップS37)。ここで、制御手段47はdが1より小さくならないように制御する。そして、ステップS33へ戻る。巻き戻しボタンB3が押されていない場合はステップS38へ進む。制御手段47は、本編取得ボタンB4がユーザによって押されたか否かを判定する(ステップS38)。ユーザは、属性情報の閲覧中に取得したい本編コンテンツを見つけた場合には、本編取得ボタンB4を押すことになっている。本編取得ボタンB4が押された場合には、制御手段47は、その時点で保持している変数dの値に対応する試用コンテンツの識別コードを、一時格納手段44に追加格納し(ステップS39)、ステップS40へ進む。
本編取得ボタンB4が押されていない場合もステップS40へ進む。制御手段47は、処理終了ボタンB10が押されたか否かを判定する(ステップS40)。ユーザは、取得する本編コンテンツの指定を終える場合に、処理終了ボタンB10を押すことになっている。処理終了ボタンB10が押された場合は、処理を終了し、押されていない場合にはステップS34へ戻り、処理を繰り返す。なお、ここでは試用コンテンツの属性情報を順次表示する方法を説明したが、ユーザがまずジャンルや出演者などを指定し、この指定条件に合う属性情報を有する試用コンテンツの属性情報のみを表示するようにしてもよい。ジャンルや出演者などの指定は、後述する図9の説明におけるステップS51と同様に行えばよい。
また、本編コンテンツの指定の第2の方法は、試用コンテンツのコンテンツ試用データを再生しながら指定するものである。この方法の処理フローについて図9を用いて説明する。まず、ユーザから再生するコンテンツ試用データの条件を指定される(ステップS51)。ユーザによって条件指定ボタンB7が押されると、制御手段47は制御を行い、表示手段46に図10のような「条件指定」画面を表示させる。ユーザは、カーソル移動ボタンB6を用いて画面中のカーソルC1を自由に動かすことができる。ジャンルのようにあらかじめ決められた選択肢の中から選ぶ属性は、チェックボックスが表示されており、ユーザがカーソルC1をチェックボックスに合わせて決定ボタンB8を押すことによりチェックをオン、オフすることができる。また、テキストフィールドC2に文字を入力する場合は、カーソルC1を合わせた上で、文字入力ボタンB5を使って行う。
試用指定ボタンBD1にカーソルC1を合わせた上で決定ボタンB8を押すことで条件指定が完了する。図10に示した例において、複数のジャンルが指定された場合には、OR(論理和)として扱い、ジャンル、年代、文字列などの異なった項目が指定された場合には、AND(論理積)として扱う。また、AND/OR条件をユーザが直接指定できるようにしてもよい。また、例えば、条件指定ボタンB7を連続して2回押した場合には、「何も条件を指定しない」処理をすることにして、図10のような画面表示と条件入力を省略してもよい。その場合は、試用コンテンツ格納手段42に格納されているものすべてが対象になる。
ステップS51の後、制御手段47は、ステップS51で指定された条件に該当する試用コンテンツの試用格納インデックスを集めた試用再生リストを作成する(ステップS52)。この場合、制御手段47は、試用コンテンツ格納手段42のM個の試用コンテンツについて、それぞれの試用コンテンツのK個の属性情報を読み出して、ステップS51で指定された条件と一致する試用コンテンツの試用格納インデックスを示す試用再生リストを作成する。使用再生リストの一例を図11に示す。図11の例では、4つの試用コンテンツの試用格納インデックスが選択されており、試用格納インデックス5、8、12、18の順に、コンテンツ試用データが再生される。ここで、試用再生リストの試用コンテンツの総数をJとする。
ユーザによって連続再生ボタンB9が押されることにより、制御手段47は再生開始の指示を受ける(ステップS53)。制御手段47は、試用再生リストの順番を示すjに1をセットする(ステップS54)。制御手段47は、試用再生リストのj番目に書かれている試用コンテンツの試用格納インデックスを読み出し、これに該当する試用コンテンツのコンテンツ試用データを試用コンテンツ格納手段42から読み出して再生手段48へ送る(ステップS55)。再生手段48は、コンテンツ試用データの種類に応じて適切なデコード処理を行い、音声や音楽であればスピーカやヘッドホンなどの音声出力手段49へ出力し、静止画や動画であれば表示手段46に表示する(ステップS56)。
制御手段47は、コンテンツ使用データの再生中にユーザが本編取得ボタンB4を押したか否かを判定する(ステップS57)。ユーザが本編取得ボタンB4を押していればステップS58へ進み、押していなければステップS59へ進む。制御手段47は、試用再生リストのj番目にある試用格納インデックスに対応する試用コンテンツの識別コードを一時格納手段44に追加格納する(ステップS58)。そして、ステップS65へ進む。ユーザが本編取得ボタンB4を押していない場合には制御手段47は、早送りボタンB2がユーザに押されたか否かを判定する(ステップS59)。早送りボタンB2が押された場合には、制御手段47は変数jの値を1増やし(ステップS60)、ステップS55へ戻る。ここで、制御手段47は、変数jが試用再生リストの総数Jよりも大きくならないように制御する。早送りボタンB2が押されていない場合にはステップS61へ進む。
次に、制御手段47は、巻き戻しボタンB3が押されたか否かを判定する(ステップS61)。巻き戻しボタンB3が押された場合には、制御手段47は、変数jの値を1減らし(ステップS62)、ステップS55へ戻る。ここで、制御手段47は、変数jが1よりも小さくならないように制御する。巻き戻しボタンB3が押されていない場合にはステップS63へ進む。制御手段47は、処理終了ボタンB10が押されたか否かを判定する(ステップS63)。押された場合には、制御手段47は本編コンテンツの指定の処理を終了する。処理終了ボタンB10が押されていない場合には、制御手段47は、再生手段48の状態をチェックし、試用再生リストのj番目の試用コンテンツのコンテンツ試用データの再生が終了したか否かを判定する(ステップS64)。終了したと判定された場合には、ステップS65へ進み、終了していないと判定された場合にはステップS57へ戻る。
制御手段47は、試用再生リスト内の順番を示す変数jに1を加える(ステップS65)。制御手段47は、試用再生リスト内の順番を示す変数jと試用再生リストの総数Jとを比較する(ステップS66)。jがJ以下であればステップS55へ戻り、そうでなければ本編コンテンツの指定の処理を終了する。本編コンテンツの指定の処理が終了した時点で、一時格納手段44には図12に示すような形式でユーザが指定した数だけの識別コードが格納されている。この場合であれば、ユーザはQ個の本編コンテンツを指定したことになる。
上述した方法によれば、試用コンテンツが携帯再生装置4に格納されているため、ネットワーク接続できない環境においても試用コンテンツのコンテンツ試用データの試用が可能である。本編コンテンツの取得先があらかじめ試用コンテンツに記録されているので、ユーザは本編コンテンツの取得先を意識する必要がなく、複数のサーバにまたがるようなコンテンツ集合であってもシームレスな視聴が可能である。本編コンテンツの指定の第1の方法では、試用コンテンツの属性情報を簡単な操作で確認できるので、短時間で取得しようとする本編コンテンツを指定することが可能である。また、本編コンテンツの指定の第2の方法では、複数のコンテンツ試用データを連続して再生することにより、ユーザが本編コンテンツの内容をより正確に理解することが可能である。コンテンツ試用データを1つずつ指定して再生する方法に比べて、ユーザの操作回数が少なく、ユーザが本編コンテンツに集中しやすいというメリットがある。また、間を空けず別のコンテンツ試用データの再生が始まるので、ユーザが複数の本編コンテンツを指定する傾向が強まり、本編コンテンツを提供する事業者の売り上げが高くなるというメリットもある。
次に、サーバ1、受信端末2、携帯再生装置4による本編コンテンツ取得動作について図13を用いて説明する。まず、ユーザは、本編コンテンツを指定した後、携帯再生装置4をローカルインタフェース5に接続する。ユーザによって受信端末2の入力装置25に「本編コンテンツ取得」の指示が与えられる(ステップS71)。受信端末2の制御手段23は、インタフェース手段22を介して、携帯再生装置4に識別コードを要求するデータ(データT71)を送信する(ステップS72)。携帯再生装置4の制御手段47は、インタフェース手段41を介して受信したデータT71に基づいて、一時格納手段44から識別コードを読み出す(ステップS73)。
携帯再生装置4の制御手段47は、読み出した識別コード(データT72)をインタフェース手段41を介して受信端末2へ送信する(ステップS74)。受信端末2の制御手段23は、インタフェース手段22を介してデータT72を受信し、取得しようとする本編コンテンツの総数Qを求める(ステップS75)。受信端末2の制御手段23は、取得する順番を表すqに1をセットする(ステップS76)。受信端末2の制御手段23は、q番目の識別コードに基づいて、通信手段21を介して該当するサーバ1へ接続し、本編コンテンツ取得要求データ(データT73)を送信する(ステップS77)。なお、本編コンテンツが有料であって課金処理が必要な場合は、ユーザが入力装置25から入力したクレジットカード番号などの情報を合わせてサーバ1に送信する。
サーバ1は、データT73に基づいて本編コンテンツ(データT74)を受信端末2へ送信する(ステップS78)。受信端末2の制御手段23は、通信手段21を介して本編コンテンツ(データT74)を受信し、インタフェース手段22を介して本編コンテンツを携帯再生装置4へ送信する(ステップS79)。携帯再生装置4の制御手段47は、インタフェース手段41を介して受信した本編コンテンツ(データT74)を本編コンテンツ格納手段43へ格納する(ステップS80)。携帯再生装置4の制御手段47は、格納終了を示すデータ(データT75)をインタフェース手段41を介して受信端末2へ送信する(ステップS81)。
受信端末2の制御手段23は、携帯再生装置4からデータT75をインタフェース手段22を介して受信した後、ループ制御のための変数qに1を加える(ステップS82)。受信端末2の制御手段23は、ループ制御のための変数qと取得すべき本編コンテンツの総数Qとを比較する(ステップS83)。変数qがQ以下である場合には、ステップS77へ進む。そうでない場合には、本編コンテンツの取得処理を終了する。ここで、本編コンテンツ格納手段43に格納された本編コンテンツは、図14に示すようなフォーマットである。本編コンテンツ格納手段43は、本編コンテンツの総数をEとした場合に、それぞれの本編コンテンツの格納場所に1からEの値をとる本編格納インデックスを用いて管理されている。
それぞれの本編コンテンツは、本編コンテンツのタイトル、ジャンル、制作者、出演者、制作時期、作品の解説などのK個の属性情報と、本編データとで構成されている。所望の本編コンテンツが本編コンテンツ格納手段43に格納された後は、ユーザは携帯再生装置4をローカルインタフェース5から切り離して、任意の場所で本編コンテンツの本編データを再生することが可能である。
次に、本編コンテンツを再生する処理フローについて図15を用いて説明する。まず、ユーザから再生するコンテンツの条件が指定される(ステップS91)。具体的には、ユーザが上述した携帯再生装置4の条件指定ボタンB7を押すと、制御手段47は、表示手段46へ、図10に示すような「条件指定」画面を表示させる。ユーザは、カーソル移動ボタンB6を使って画面中のカーソルC1を自由に動かすことができる。ジャンルのようにあらかじめ決められた選択肢の中から選ぶ属性は、チェックボックスが表示されており、カーソルC1をチェックボックスに合わせて決定ボタンB8を押すことにより、チェックをオン、オフできる。
また、テキストフィールドC2に文字を入力する場合は、カーソルC1を合わせた上で文字入力ボタンB5を用いて行う。本編指定ボタンBD2にカーソルC1を合わせた上で決定ボタンB8を押すことによって条件指定が完了する。図10に示した例では、複数のジャンルが指定された場合には、OR(論理和)として扱い、ジャンル、年代、文字列などの異なった項目が指定された場合には、AND(論理積)として扱う。AND/OR条件をユーザが直接指定することができるようにしてもよい。
また、例えば、条件指定ボタンB7を連続して2回押したような場合には、「何も条件を指定しない」という処理をすることにして、図10のような画面表示と条件入力を省略してもよい。その場合は、本編コンテンツ格納手段43に格納されているものすべてが対象になる。次に、制御手段47は、ステップS91で指定された条件に該当する本編コンテンツを集め、本編再生リストを作成する(ステップS92)。具体的には、制御手段47は、本編コンテンツ格納手段43のE個の本編コンテンツについてそれぞれK個の属性情報を読み出して、ステップS91で指定された条件と一致する本編コンテンツの本編格納インデックスを示す本編再生リストを作成する。本編再生リストの一例を図16に示す。この例では、3つの本編コンテンツが選択されており、本編格納インデックス7、9、10の本編コンテンツの順番に再生される。ここで、本編再生リストのコンテンツ数をHとする。
ユーザの連続再生ボタンB9の押下により、再生開始の指示が制御手段47に伝えられる(ステップS93)。制御手段47は、本編再生リストの順番を示す変数hに1をセットする(ステップS94)。制御手段47は、本編再生リストのh番目にある本編格納インデックスを読み出し、これに該当する本編コンテンツの本編データを本編コンテンツ格納手段43から読み出して、再生手段48に送る(ステップS95)。再生手段48は、本編データの種類に応じて適切なデコード処理を行い、音声や音楽であればスピーカやヘッドホンなどの音声出力手段49などに出力し、静止画や動画であれば表示手段46に表示する(ステップS96)。なお、音声や音楽を音声出力手段49に出力すると同時に、静止画や動画を表示手段46に表示するようにしてもよい。
制御手段47は、再生手段48の状態をチェックし、本編再生リストのh番目の本編コンテンツの本編データの再生が終了したか否かを判定する(ステップS97)。終了した場合はステップS98へ進み、制御手段47は、本編再生リスト内の順番を示す変数hに1を加える(ステップS98)。終了していない場合はステップS97を繰り返す。制御手段47は、本編再生リスト内の順番を示す変数hと本編再生リストの総数Hとを比較する(ステップS99)。hがH以下であればステップS95へ戻り、そうでなければ本編コンテンツの本編データの再生処理を終了する。
なお、上述した本発明の実施の形態は一例であり、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、受信端末2に携帯再生装置4の機能を組み込んで実現してもよい。この場合、受信端末2は常時ネットワーク3に接続しておらず、接続時にサーバ1から本編コンテンツを取得する。本発明の技術的思想を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可能である。
本発明に係る携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムは、常時ネットワークに接続していない端末においても、利用者の試聴のための操作と購買のための操作のギャップを小さくして、利用者の瞬間的な購買意欲を確実に購買に結び付け、また取得先が複数の配信サーバにわたるコンテンツの試聴を簡単な操作で行うことができるため、ネットワークを介して配信されるコンテンツを取得し、再生する携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムに関し、特にユーザが試用コンテンツを利用しながら本来のコンテンツを取得し、再生する携帯再生装置、受信端末、及びそれらで用いられるコンテンツ取得プログラムなどに有用である。
1、1a、1b〜1n サーバ
2 受信端末
3 ネットワーク
4 携帯再生装置
5 ローカルインタフェース
21 通信手段
22、41 インタフェース手段
23、47 制御手段
24 記憶手段
25 入力装置
26 表示装置
27 メディアドライブ装置
42 試用コンテンツ格納手段
43 本編コンテンツ格納手段(コンテンツ格納手段)
44 一時格納手段(特定情報格納手段)
45 操作手段(受付手段)
46 表示手段
48 再生手段
49 音声出力手段
B1 属性表示ボタン
B2 早送りボタン
B3 巻き戻しボタン
B4 本編取得ボタン
B5 文字入力ボタン
B6 カーソル移動ボタン
B7 条件指定ボタン
B8 決定ボタン
B9 連続再生ボタン
B10 処理終了ボタン
C1 カーソル
C2 テキストフィールド
BD1 試用指定ボタン
BD2 本編指定ボタン

Claims (8)

  1. コンテンツを提供するサーバとネットワークを介して接続する受信端末に、ローカルインタフェースを介して接続可能な携帯再生装置であって、
    前記コンテンツの取得先を特定するための特定情報と、前記コンテンツに関連する属性情報と、前記コンテンツの試用のための試用データとを対応させた試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段と、
    前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内の1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる制御手段と、
    前記選択状態の試用コンテンツに対応するコンテンツを前記サーバから取得させる指示を入力するための取得指示入力部と、前記選択状態の試用コンテンツを切り替えて他の試用コンテンツを選択状態にさせる指示を入力するための切替指示入力部とを備える操作手段と、
    前記取得指示入力部を介した指示に応じて、前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を格納する特定情報格納手段とを備え、
    前記制御手段は、前記切替指示入力部を介した指示に応じて前記選択状態の試用コンテンツを切り替えるとともに、前記取得指示入力部を介した指示に従って、その指示の個数だけ前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を前記特定情報格納手段に格納し、
    前記受信端末に接続された状態において、前記特定情報格納手段に格納された前記特定情報を前記受信端末に送信する携帯再生装置。
  2. コンテンツを提供するサーバとネットワークを介して接続された状態を取り得る受信端末であって、
    前記コンテンツの取得先を特定するための特定情報と、前記コンテンツに関連する属性情報と、前記コンテンツの試用のための試用データとを対応させた試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段と、
    前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内の1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる制御手段と、
    前記選択状態の試用コンテンツに対応するコンテンツを前記サーバから取得させる指示を入力するための取得指示入力部と、前記選択状態の試用コンテンツを切り替えて他の試用コンテンツを選択状態にさせる指示を入力するための切替指示入力部とを備える操作手段と、
    前記取得指示入力部を介した指示に応じて、前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を格納する特定情報格納手段とを備え、
    前記制御手段は、前記切替指示入力部を介した指示に応じて前記選択状態の試用コンテンツを切り替えるとともに、前記取得指示入力部を介した指示に従って、その指示の個数だけ前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を前記特定情報格納手段に格納し、
    前記サーバと接続された状態において、前記特定情報格納手段に格納された前記特定情報を通信手段を介して前記サーバに送信し、送信した前記特定情報に対応するコンテンツを前記通信手段を介して前記サーバから受信する受信端末。
  3. 前記操作手段は、前記試用コンテンツ格納手段に格納されている前記属性情報に関する条件である属性条件を入力するための属性条件入力部をさらに備え、
    前記制御手段は、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内から、前記属性条件に合致する属性情報を有する1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を前記表示装置に表示させる請求項1に記載の携帯再生装置。
  4. 前記操作手段は、前記試用コンテンツ格納手段に格納されている前記属性情報に関する条件である属性条件を入力するための属性条件入力部をさらに備え、
    前記制御手段は、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内から、前記属性条件に合致する属性情報を有する1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる請求項2に記載の受信端末。
  5. コンテンツを提供するサーバとネットワークを介して接続する受信端末に、ローカルインタフェースを介して接続可能な携帯再生装置で用いられるコンテンツ取得プログラムであって、
    前記携帯再生装置の制御手段を構成するCPUが、前記コンテンツの取得先を特定するための特定情報と、前記コンテンツに関連する属性情報と、前記コンテンツの試用のための試用データとを対応させた試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段を参照しながら、前記複数の試用コンテンツの内の1つの試用コンテンツを選択状態とする選択ステップと、
    前記CPUが、前記選択ステップで選択状態とした試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる表示ステップと、
    前記CPUが、前記選択ステップで選択状態とした試用コンテンツに対応するコンテンツを前記サーバから取得させる取得指示の入力を、前記携帯再生装置の操作手段に受け付けさせ、また前記選択ステップで選択状態とした試用コンテンツを切り替えて他の試用コンテンツを選択状態にさせる切替指示の入力を前記操作手段に受け付けさせる受付ステップと、
    前記CPUが、前記受付ステップの前記切替指示に応じて選択状態の試用コンテンツを切り替えるとともに、前記受付ステップの前記取得指示に従って、その指示の個数だけ前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を特定情報格納手段に格納し、前記受信端末に接続された状態において、前記特定情報格納手段に格納された前記特定情報を前記受信端末に送信する制御ステップとを、
    前記CPUに実行させるためのコンテンツ取得プログラム。
  6. コンテンツを提供するサーバとネットワークを介して接続された状態を取り得る受信端末で用いられるコンテンツ取得プログラムであって、
    前記受信端末の前記制御手段を構成するCPUが、前記コンテンツの取得先を特定するための特定情報と、前記コンテンツに関連する属性情報と、前記コンテンツの試用のための試用データとを対応させた試用コンテンツを複数格納する試用コンテンツ格納手段を参照しながら、前記複数の試用コンテンツの内の1つの試用コンテンツを選択状態とする選択ステップと、
    前記CPUが、前記選択ステップで選択状態とした試用コンテンツの前記属性情報を表示装置に表示させる表示ステップと、
    前記CPUが、前記選択ステップで選択状態とした試用コンテンツに対応するコンテンツを前記サーバから取得させる取得指示の入力を、前記受信端末の操作手段に受け付けさせ、また前記選択ステップで選択状態とした試用コンテンツを切り替えて他の試用コンテンツを選択状態にさせる切替指示の入力を前記操作手段に受け付けさせる受付ステップと、
    前記CPUが、前記受付ステップの前記切替指示に応じて選択状態の試用コンテンツを切り替えるとともに、前記受付ステップの前記取得指示に従って、その指示の個数だけ前記選択状態の試用コンテンツの前記特定情報を特定情報格納手段に格納し、前記サーバと接続された状態において、前記特定情報格納手段に格納された前記特定情報を通信手段を介して前記サーバに送信し、送信した前記特定情報に対応するコンテンツを前記通信手段を介して前記サーバから受信する制御ステップとを、
    前記CPUに実行させるためのコンテンツ取得プログラム。
  7. 前記CPUが、前記試用コンテンツ格納手段に格納されている前記属性情報に関する条件である属性条件の入力を前記操作手段に受け付けさせるステップを更に備え、
    前記CPUが、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内から、前記属性条件に合致する属性情報を有する1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を前記表示装置に表示させる請求項5に記載のコンテンツ取得プログラム。
  8. 前記CPUが、前記試用コンテンツ格納手段に格納されている前記属性情報に関する条件である属性条件の入力を前記操作手段に受け付けさせるステップを更に備え、
    前記CPUが、前記試用コンテンツ格納手段に格納された前記複数の試用コンテンツの内から、前記属性条件に合致する属性情報を有する1つの試用コンテンツを選択状態とし、前記選択状態の試用コンテンツの前記属性情報を前記表示装置に表示させる請求項6に記載のコンテンツ取得プログラム。
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