JP2010050719A - 通信システム、制御ノード、通信方法、およびプログラム - Google Patents

通信システム、制御ノード、通信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容易にサービスを変更できる通信システムを実現する。
【解決手段】通信システムは、パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを提供するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成し、作成した該フロー識別テーブルを配信する制御ノードと、前記制御ノードから配信された前記フロー識別テーブルを記録し、パケットを受信すると、受信した該パケットのヘッダ情報と対応する前記アプリ識別情報を該フロー識別テーブルから読み出し、読み出した該アプリ識別情報を該パケットに付与し、該アプリ識別情報を付与した該パケットを所定の経路でサービス処理ノードへ転送する転送ノードと、前記転送ノードから転送された前記パケットを受信すると、受信した該パケットに付与された前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行する、サービス処理ノードと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムにおいてパケットを転送し、処理する技術に関する。
近年IP(Internet Protocol)ネットワークでは、電子メール、WWW(World Wide Web)、VoIP(Voice over IP)などの各種アプリケーションが利用できるようになり、急速に通信トラフィックが増加している。このIPネットワークは、受信したパケットのIPヘッダ情報に基づきパケットの出力回線を決定するルータにより構成されており、当初はルーティング処理をソフトウェアで行っていたが、近年では通信トラフィックの増加に対応するため、この処理をハードウェアで行うルータが脚光をあびている。
転送処理のハードウェア化において、さらにルータの性能向上を目的として、特許文献1および非特許文献1に開示されているような、機能分散システムが提案されている。具体的には、ルータの機能を、ルーティングを制御する機能とパケットを転送する機能とに分け、これらを別々のノードに分担させる通信システムである。この構成によれば、通信システムは、ルーティングの制御処理についての負荷の影響を受けずに、パケット転送処理を行うことが可能となる。
特開2006−135975号公報 T. V. Laksman, T. Nandagopal, R. Ramjee, K. Sabnani, and T. Woo, "The SoftRouter architecture, " in Proc. ACM SIGCOMM Workshop on Hot Topics in Networking, November 2004.
しかし、このような機能分散型の通信システムによっても、サービスを提供するためのアプリケーションの数が多い場合、通信システムの運用に支障をきたすことがあった。
より詳細には、アプリケーションの数や、そのアプリケーションを実行することによりサービスを提供するノードの数が多くなると、その組み合わせの数が多くなる。そして、それらの組み合わせごとに、組み合わせを識別するための識別子として番号やラベルを割り当てる必要が生じ、多数の識別子の管理が困難となる。
また、複数のノードで複数のサービスを実行する場合、サービスの一部の変更であっても、通信システム全体の各ノードに格納されているルーティングテーブルを変更することが必要となることがある。
このため、複雑な通信システムにおいては、サービス追加、削除等の変更が困難となるという問題があった。
本発明は、容易にサービスを変更できる通信システムを実現する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムは、パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを提供するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成し、作成した該フロー識別テーブルを配信する制御ノードと、前記制御ノードから配信された前記フロー識別テーブルを記録し、パケットを受信すると、受信した該パケットのヘッダ情報と対応する前記アプリ識別情報を該フロー識別テーブルから読み出し、読み出した該アプリ識別情報を該パケットに付与し、該アプリ識別情報を付与した該パケットを所定の経路でサービス処理ノードへ転送する転送ノードと、前記転送ノードから転送された前記パケットを受信すると、受信した該パケットに付与された前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行する、サービス処理ノードと、を有する。
本発明の制御ノードは、パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを実行するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成するテーブル作成手段と、前記テーブル作成手段により作成された前記フロー識別テーブルを、該アプリ識別情報をパケットに付与して該パケットを転送する転送ノードに配信する送信手段と、を有する。
本発明の通信方法は、制御ノードにおいて、パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを提供するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成し、作成した該フロー識別テーブルを配信し、転送ノードにおいて、前記制御ノードから配信された前記フロー識別テーブルを記録し、パケットを受信すると、該パケットのヘッダ情報と対応する前記アプリ識別情報を該フロー識別テーブルから読み出し、読み出した該アプリ識別情報を受信した該パケットに付与し、該アプリ識別情報を付与した該パケットを所定の経路でサービス処理ノードへ転送し、前記サービス処理ノードにおいて、前記転送ノードから前記パケットを受信すると、受信した該パケットに付与された前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行する、通信方法である。
本発明のプログラムは、コンピュータに、パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを実行するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成するテーブル作成手順、前記テーブル作成手順で作成された前記フロー識別テーブルを転送ノードに配信する配信手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ヘッダ情報とアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを制御ノードが転送ノードに配信するので、それぞれの転送ノードがフロー識別テーブルを作成することはなく、制御ノードがサービスに関する情報を一元的に管理することができる。また、サービスの変更があったとき、転送ノードにおいてフロー識別テーブルを変更する必要がないので、通信システムにおいて容易にサービスを変更することができる。
(第1の実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の通信システム1の構成を示す全体図である。同図を参照すると、通信システム1は、転送系装置群制御系処理装置(制御ノード)15と、転送系処理装置(転送ノード)31と、サービス系処理装置(サービス処理ノード)33とを有する。
転送系処理装置31およびサービス系処理装置33は、メトロサブ網3に収容される。メトロサブ網3内のノード(31および33)は、メトロサブ網3を介して転送系装置群制御系処理装置15に接続される。また、通信システム3には、サービス加入者装置71が接続される。サービス加入者装置71および73は、サービスの提供を受ける加入者が使用する装置である。
図2は、転送系装置群制御系処理装置15の構成を示すブロック図である。転送系装置群制御系処理装置15は、例えば予め与えられた情報を基にメトロサブ網内の経路計算を行い、通信システム1内のノード(31、33)を制御するSCE(Subnetwork Control Element)として動作する。同図を参照すると、転送系装置群制御系処理装置15は、テーブル作成部151およびSCE機能部153を有する。
テーブル作成部151は、メトロサブ網内の経路計算を行い、メトロサブ網内ルーティングテーブル1511を作成する。また、テーブル作成部151は、フロー識別テーブル1513を作成する。
図3は、メトロサブ網内ルーティングテーブル1511の示す内容をまとめた表である。メトロサブ網内ルーティングテーブル1511は、転送系処理装置(31)が受信したパケットを、サービス系処理装置(33)へ転送する経路を示すテーブルである。同図を参照すると、メトロサブ網内ルーティングテーブル1511は、例えば、カット・スルー・ルーティング方式を用い、「ノード識別情報」、「MPLS入力ラベル」、「アドレスプレフィックス」、「出力IF」、および「MPLS出力ラベル」を示す情報を含む。
「ノード識別番号」は、通信システム1における各ノード(31、33)を識別するための番号である。「MPLS入力ラベル」は、MPLS(Multiprotocol Label Switching)における入力用のラベルであり、「MPLS出力ラベル」は、転送の際に置き換えられる出力用のラベルである。「出力IF」は、パケットを転送する通信インターフェースを識別するための番号である。
図4は、フロー識別テーブル1513の示す内容をまとめた表である。フロー識別テーブル1312は、パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを実行するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを付けて格納したテーブルである。同図を参照すると、フロー識別テーブル1113は、「発信元アドレス」、「宛先アドレス」、「発信元ポート番号」、「宛先ポート番号」、および「プロトコル識別番号」を示す情報(ヘッダ情報)と、「アプリ識別番号」を示す情報(アプリ識別情報)とを含む。
「発信元アドレス」および「送信元アドレス」は、それぞれパケットの発信元および送信元のIP(Internet Protocol)アドレスである。「発信元ポート番号」および「宛先ポート番号」は、それぞれ発信元および送信元に対して提供されるサービスを識別するための番号である。「プロトコル識別番号」は、使用される通信プロトコルを識別するための番号である。
「アプリ識別番号」は、パケットの送信元(加入者)に対してサービスを提供するためのアプリケーションを示す番号であり、ヘッダ情報とアプリ識別番号とは、1対多の対応関係である。
SCE機能部153は、テーブル作成部151が作成したメトロサブ網内ルーティングテーブル1511をメトロサブ網の各ノード(31および35)に配信する。また、SCE機能部153は、フロー識別テーブル1512を転送系処理装置(31)に配信する。
図5は、転送系処理装置31の構成を示すブロック図である。転送系処理装置31は、他のノード(33)との間でパケットの転送を行い、通信システム1においてFE(Forwarding Element)として動作する。同図を参照すると、転送系処理装置31は、記憶部311およびFE機能部313を有する。
記憶部311には、メトロサブ網内ルーティングテーブル3111およびフロー識別テーブル3113が格納される。メトロサブ網内ルーティングテーブル3111およびフロー識別テーブル3113は、それぞれ、メトロサブ網間ルーティングテーブル1511およびフロー識別テーブル1513と同様の構成である。
FE機能部313は、パケットを受信したとき、そのパケットのIPヘッダを参照して、パケットに「アプリ識別番号」が付与されているか否かを判断する。
「アプリ識別番号」が付与されていなければ、FE機能部313は、パケットのTCP(Transmission Control Protocol)/IPヘッダなどの、L3(Layer3)、L4(Layer4)のヘッダから「送信元アドレス」、「宛先アドレス」、「送信元ポート番号」、「宛先ポート番号」、および「プロトコル識別番号」のヘッダ情報を読み出し、これらに対応する「アプリ識別番号」を全てフロー識別テーブル3113から読み出す。
そして、FE機能部313は、図6に示すように、IPヘッダに設けた拡張ヘッダに、読み出した「アプリ識別番号」を示す情報を付加する。「アプリ識別番号」が複数あるならば、FE機能部313は、最後に処理するアプリケーションに対応する番号を最初に付与し、最初に処理するアプリケーションに対応する番号を最後に付与する、いわゆるLIFO(Last In First Out)方式で「アプリ識別番号」を付与する。
FE機能部313は、「アプリ識別番号」を付与したパケットを、メトロサブ網内ルーティングテーブル3112を参照して、サービス処理系装置(33)に転送する。
図7は、サービス系処理装置33の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、サービス系処理装置33は、「サービス識別番号」の示すサービスを提供し、通信システム1においてSE(Serving Element)として動作する。同図を参照すると、サービス系処理装置33は、記憶部331およびSE機能部333を有する。
記憶部331には、メトロサブ網内ルーティングテーブル3311および1以上のアプリケーション3313が格納される。メトロサブ網内ルーティングテーブル3311は、メトロサブ網内ルーティングテーブル1511と同様の構成である。
SE機能部333は、パケットを受信したとき、そのパケットの拡張ヘッダから「アプリ識別番号」を読み出し、「アプリ識別番号」の示すアプリケーションを実行する。
例えば、記憶しておいたアプリケーション3313から、「アプリ識別番号」の示すアプリケーションを読み出して実行する。
SE機能部333は、実行したアプリケーションに対応する「アプリ識別番号」を拡張ヘッダから削除し、削除した後に「アプリ識別番号」が残っていれば、対応するアプリケーションを実行する。
全てのアプリケーションを実行したならば、SE機能部333は、メトロサブ網内ルーティングテーブル3311を参照して、MPLSラベルを付与して他のノード(例えば、31)にパケットを転送する。
図8は、転送系処理装置(31)のパケット転送処理を示すフローチャートである。このパケット転送処理は、転送系処理装置(31)がパケットを受信したときに開始する。同図を参照すると、転送系処理装置(31)は、受信したパケットのIPヘッダを参照して、その拡張ヘッダにアプリ識別番号を示す情報が付与されているか否かを判断する(ステップS1)。
アプリ識別番号を示す情報が付与されていなければ(ステップS1:NO)、転送系処理装置(31)は、パケットのL3、L4ヘッダから、所定のヘッダ情報を読み出し(ステップS3)、ヘッダ情報に対応する「アプリ識別番号」を読み出す(ステップS5)。
そして、サービス系処理装置(31)は、読み出した「アプリ識別番号」を拡張ヘッダに付与する(ステップS5)。
アプリ識別番号を示す情報が付与されている場合(ステップS1:NO)、またはステップS5の後、転送系処理装置(31)は、メトロサブ網内ルーティングテーブル(3113)を参照して、パケットにMPLSラベルを付与して転送する。ステップS7の後、転送系処理装置(31)は、パケット転送処理を終了する。
図9は、サービス系処理装置(33)の実行するサービス処理を示すフローチャートである。このサービス処理は、サービス系処理装置(33)がパケットを受信したときに開始する。同図を参照すると、サービス系処理装置(33)は、拡張ヘッダを参照し、「アプリ識別番号」が付与されているか否かを判断する(ステップT3)。
「アプリ識別番号」等が付与されていれば(ステップT3:YES)、サービス系処理装置(33)は、「アプリ識別番号」の示すアプリケーションを実行する(ステップT5)。サービス系処理装置(33)は、実行したアプリケーションに対応する「アプリ識別番号」を拡張ヘッダから削除する(ステップT7)。ステップT5の後、サービス系処理装置(33)は、ステップU3に戻る。
「アプリ識別番号」等が付与されていなければ(ステップT3:NO)、サービス系処理装置(33)は、メトロサブ網内ルーティングテーブル3311を参照して、パケットにMPLSラベルを付与して転送する(ステップU9)。ステップT9の後、サービス系処理装置(31)は、サービス処理を終了する。
なお、本実施形態では、メトロサブ網内ルーティングテーブル1511をカット・スルー・ルーティング方式のテーブルとしたが、パケット・バイ・パケット・ルーティング方式のテーブルとしてもよい。
また、本実施形態では、転送系処理装置31を1つとしているが、複数の転送系処理装置を設けてもよい。転送系処理装置31が、サービス系処理装置33と同様の機能を有する構成とすることもできる。
本実施形態では、転送系処理装置31がIPヘッダの拡張ヘッダに「アプリ識別番号」を付与する構成としているが、MPLSヘッダなど、他のヘッダに「アプリ識別番号」を付与する構成としてもよい。
本実施形態では、サブ網間統合制御装置11は、フロー識別テーブル1513において、ヘッダ情報に「アプリ識別番号」のみを対応付ける構成としているが、「アプリ識別番号」に、そのアプリケーションを実行する順序を対応付けて格納することもできる。
本実施形態では、サービス系処理装置33は、記憶しておいたアプリケーションを読み出して実行する構成としているが、他のノードと共有する記憶装置などから「アプリ識別番号」の示すアプリケーションを読み出して、そのアプリケーションを実行する構成としてもよい。
本実施形態では、転送系装置群制御系処理装置15が、フロー識別テーブル1513を各転送系処理装置に配布する構成としているが、転送系装置群制御系処理装置15を設けず、それぞれの転送系処理装置に予めフロー識別テーブル1113を記憶しておく構成とすることもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ヘッダ情報とアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブル1513を転送系装置群制御系処理装置15(制御ノード)が転送系処理装置31(転送ノード)に配信するので、それぞれの転送ノードはフロー識別テーブル1513を作成する必要がなく、制御ノードがサービスに関する情報を一元的に管理することができる。また、サービスの変更があったとき、転送ノードにおいてサービス変更テーブルを変更する必要がないので、通信システム1において容易にサービスを変更することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、転送系装置群制御系処理装置15が、フロー識別テーブル1513aを使用して、サービス系処理装置33によるアプリケーションの処理パターンを制御する点で、第1の実施形態と異なる。
本実施形態の通信システム1の構成は、第1の実施形態と同様である。
図10は、本実施形態のフロー識別テーブル1513aの内容をまとめた表である。同図を参照すると、フロー識別テーブル1513aは、「アプリ識別番号」に1対1に対応付けて、斜線部分のように「動作パラメータ」を示す情報(パラメータ情報)を含む点で、フロー識別テーブル1513と異なる。
「動作パラメータ」は、サービス系処理装置33が、アプリケーション処理パターンを選択するための値である。
サービス系処理装置33は、アプリケーションごとに、「動作パラメータ」と処理パターンとを対応付けたテーブルを保持しておき、このテーブルを参照して、入力パケットに対して、どのような出力処理を行うかを決定する。
例えば、サービス系処理装置33が、DSCP(Differentiated Services Code Point)値の書き換えサービスを提供する場合、「動作パラメータ」の値に応じて、どの値に書き換えるかを決定する。
図11は、本実施形態のパケットのフォーマットを示す図である。同図を参照すると、転送系処理装置(31)は、「アプリ識別番号」とともに「パラメータ番号」(斜線部)を更に付与する。
サービス系処理装置(33)は、パケットに付与された「パラメータ番号」に応じてパラメータを設定してアプリケーションを実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、転送系装置群制御系処理装置15が、フロー識別テーブル1513aを使用して、アプリケーションを実行するときに設定するパラメータを制御できるので、サービス内容に応じてパラメータを変更することができ、より柔軟なサービスを提供できる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、サービス系処理装置を複数設けた点で、第2の実施形態と異なる。
図12は、本実施形態の通信システム1bの構成を示す全体図である。同図を参照すると、通信システム1bは、サービス系処理装置33に加え、サービス系処理装置34(斜線部)を有する以外は、通信システム1と同様の構成である。
サービス系処理装置34の構成は、サービス系処理装置33と同様である。
図13は、本実施形態のフロー識別テーブル1513bの内容をまとめた表である。同図を参照すると、フロー識別テーブル1513bは、斜線部分のように「SE識別番号」を示す情報(ノード識別情報)を更に含む点で、フロー識別テーブル1513aと異なる。
「SE識別番号」は、「アプリ識別番号」の示すアプリケーションを実行するサービス系処理装置(33、34)を識別するための番号である。「SE識別番号」と「アプリ識別番号」とは、1対多の対応関係である。
図14は、本実施形態のパケットのフォーマットを示す図である。同図を参照すると、転送系処理装置(31)は、「アプリ識別番号」および「動作パラメータ」に加え、更に「SE識別番号」(斜線部)をパケットの拡張ヘッダに付与する。
転送系処理装置(31)は、「SE識別番号」、「アプリ識別番号」、「動作パラメータ」の順で、パケットに付与する。1つの「SE識別番号」に対応する「アプリ識別番号」および「動作パラメータ」の組が複数ある場合、転送系処理装置(31)は、そのノードで最後に実行する(最初に付与する)組にのみ、「SE識別番号」を付与し、それ以外の組には、「アプリ識別番号」および「動作パラメータ」のみを付与する。
サービス系処理装置(33、34)は、パケットに付与された「SE識別番号」の示すノードが自身であれば、アプリケーションを実行する。
図15は、本実施形態のサービス処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、サービス系処理装置(33、34)は、パケットを受信したとき、パケットの拡張ヘッダに付与された「SE識別番号」の示すノードが自身であるか否かを判断する(ステップT1)。
「SE識別番号」の示すノードが自身である場合(ステップT1:YES)、サービス系処理装置(33、34)は、ステップT3を実行する。「SE識別番号」の示すノードが自身でない場合(ステップT1:NO)、サービス系処理装置(33、34)は、ステップT9を実行する。
なお、本実施形態では、通信システム1にサービス系処理装置を2つ設ける構成としているが、3つ以上設けてもよいのは勿論である。
以上説明したように、本実施形態によれば、サービス系処理装置(33、34)を複数設けることができるので、サービス処理による負荷を複数のノードに分散し、サービス品質を更に向上することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、メトロサブ網を複数設けた点で、第3の実施形態と異なる。
図16は、本実施形態の通信システム1cの構成を示す全体図である。同図を参照すると、通信システム1cは、メトロサブ網3に収容された転送系処理装置35と、メトロサブ網5に収容されたノードと、メトロサブ網5内のノードを制御する転送系装置群制御系処理装置17とを更に有する以外は、通信システム1bと同様の構成である。
メトロサブ網5には、斜線部分のように、転送系処理装置51および53と、サービス系処理装置53とが収容される。メトロサブ網5には、サービス加入者装置73が接続される。
転送系処理装置35および55は、メトロサブ網3および5のエッジに配置されたノードであり、パケットの転送機能に加え、ゲートウェイの機能を有する。メトロサブ網3に収容された各ノード(31、33、35)の機能は、メトロサブ網5に収容された各ノード(51、53、55)の機能と同様である。
複数の転送系処理装置31が複数のサービス加入者装置(71)を収容するサービス加入者側のエッジに配置されるのに対し、転送系処理装置35は、ゲートウェイ機能のほか、これらの転送系処理装置(31)を束ねる中継FEとしても動作する。
なお、転送系処理装置(31)を束ねる中継FEと、ゲートウェイとは、別々のノードとする構成としてもよい。
図17は、本実施形態の転送系装置群制御系処理装置15cの構成を示すブロック図である。同図を参照すると、テーブル作成部151が、転送系装置群制御系処理装置17との間で経路情報を交換することにより、メトロサブ網間ルーティングテーブル1512を更に作成し、フロー識別テーブル1513の代わりに、フロー識別テーブル1113cを作成する点で、第3の実施形態のサブ網間統合制御装置11と異なる。
図18、メトロサブ網間ルーティングテーブル1512の示す内容をまとめた表である。メトロサブ網間ルーティングテーブル1512は、それぞれのメトロサブ網(3、5)のエッジノード(35、55)間の経路を示すテーブルである。同図を参照すると、メトロサブ網間ルーティングテーブル1512は、例えば、パケット・バイ・パケット・ルーティング方式を用い、「ノード識別番号」、「アドレスプレフィックス」、「出力IF」、および「metric」を示す情報を含む。
「ノード識別情報」は、各メトロサブ網のエッジのノードを識別するための番号である。「アドレスプレフィックス」は、パケットに対応するIPアドレスのうち、ネットワークアドレスを示す部分である。「metric」は、パケットの転送における優先度を示す番号である。
転送系装置群制御系処理装置17の構成は、転送系装置群制御系処理装置15cと同様である。
転送系装置群制御系処理装置15c、17は、作成したメトロサブ網間ルーティングテーブル1112を、各メトロサブ網(3、5)のゲートウェイ機能を有するノード(35、55)に送信する。
図19は、フロー識別テーブル1513cの内容をまとめた表である。同図を参照すると、フロー識別テーブル1513cは、斜線部分のように「メトロサブ網識別番号」を示す情報(網識別情報)を更に含む点でフロー識別テーブル1513bと異なる。
「メトロサブ網識別番号」は、サービス系処理装置(33、53)が収容されるメトロサブ網を識別するための番号である。「メトロサブ網識別番号」と「SE識別番号」とは、1対多の対応関係である。
図20は、転送系処理装置35の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、転送系処理装置35は、記憶部351およびFE機能部353を有する。
記憶部351には、メトロサブ網内ルーティングテーブル3511、メトロサブ網間ルーティングテーブル3512、およびフロー識別テーブル3513が格納される。
メトロサブ網内ルーティングテーブル3511、メトロサブ網間ルーティングテーブル3512、およびフロー識別テーブル3513は、メトロサブ網内ルーティングテーブル1511、メトロサブ網間ルーティングテーブル1512、およびフロー識別テーブル1513cと同じテーブルである。
転送系処理装置35は、受信したパケットに「アプリ識別番号」等が付与されていなければ、フロー識別テーブル3513を参照して「アプリ識別番号」等を付与する。
転送系処理装置35は、「SE識別番号」に対応する「メトロサブ網識別番号」の示すメトロサブ網が、自身が収容されたメトロサブ網である場合、メトロサブ網内ルーティングテーブル3511を参照してパケットを転送する。転送系処理装置35は、「SE識別番号」に対応する「メトロサブ網識別番号」の示すメトロサブ網が、自身が収容されたメトロサブ網でない場合、メトロサブ網間ルーティングテーブル3512を参照してパケットを転送する。
図21は、本実施形態の転送系処理装置35のパケット転送処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、このパケット転送処理は、ステップS8およびS11を実行する以外は、転送系処理装置31の実行するパケット転送処理と同様である。
アプリ識別番号を示す情報が付与されている場合(ステップS1:NO)、またはステップS5の後、転送系処理装置(35)は、パケットに付与された「メトロサブ網識別番号」の示すメトロサブ網に自身が収容されているか否かを判断する(ステップT8)。
「メトロサブ網識別番号」の示すメトロサブ網に自身が収容されている場合(ステップS8:YES)、転送系処理装置31はステップT9を実行する。「メトロサブ網識別番号」の示すメトロサブ網に自身が収容されていない場合(ステップS8:NO)、転送系処理装置31は、ARP(Address Resolution Protocol)、OPSF(Open Shortest Path First)などのプロトコルを使用して、メトロサブ網間ルーティングテーブル3512を参照して、ゲートウェイ(55)にパケットを転送する(ステップT9)。
なお、本実施形態では、通信システム1にメトロサブ網を2つ設ける構成としているが3つ以上設けてもよいのは勿論である。
以上説明したように、本実施形態によれば、メトロサブ網を複数設けて複数のネットワークにサービス負荷を分散することができるので、サービス品質の向上やサービス機能の変更がより容易となる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、テーブル作成処理の負荷を分散した点で、第4の実施形態と異なる。
図22は、本実施形態の通信システム1dの構成を示す全体図である。同図を参照すると、通信システム1dは、サブ網間統合制御装置11(制御ノード)を更に有する以外は、通信システム1cと同様の構成である。但し、転送系装置群制御系処理装置15d、17dの代わりにサブ網間統合制御装置11が、それぞれのメトロサブ網内におけるルーティングテーブルを作成する。
サブ網間統合制御装置11は、メトロサブ網5および7内の経路計算を行い、転送系装置群制御系処理装置15d、17dを制御するNCE(Network Control Element)として動作する。サブ網間統合制御装置11は、各メトロサブ網3および5のメトロサブ網内ルーティングテーブルを作成し、転送系装置群制御系処理装置15d、17dに配信する。
また、サブ網間統合制御装置11は、フロー識別テーブル(1513)を更に作成し、転送系装置群制御系処理装置15d、17dに配信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、テーブルの作成および配信を、サブ網間統合制御装置11が、分担するので、サブ網間統合制御装置11の処理負荷を軽減することができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、データベースにフロー識別テーブル1113を作成するための情報を格納する点で、第5の実施形態と異なる。
図23は、本実施形態の通信システム1eの構成を示す全体図である。同図を参照すると、通信システム1eは、サブ網間統合制御装置11に接続されたデータベース13(斜線部)を更に有する以外は、通信システム1dと同様の構成である。
図24は、データベース13の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、データベース13は、加入者情報131、アプリ管理情報133、およびノード識別情報135を格納する。
図25は、加入者情報131の示す内容をまとめた表である。同図を参照すると、加入者情報131は、「発信元アドレス」、「宛先アドレス」、「発信元ポート番号」、および「宛先ポート番号」、および「プロトコル識別番号」等のヘッダ情報と、「サービス識別番号」を示す情報と含む。
ヘッダ情報と、「サービス識別番号」を示す情報とは1対1の対応関係である。
「サービス識別番号」は、パケットの送信元(加入者)に対して提供するサービスを識別するための番号である。
図26は、アプリ管理情報133の示す内容をまとめた表である。アプリ管理情報113は、所定のサービスを提供するためのアプリケーションに関連する情報である。同図を参照すると、アプリ管理情報113は、「サービス識別番号」、「動作パラメータ」、および「アプリ識別番号」を示す情報を含む。
「サービス識別番号」と「アプリ識別番号」とは1対多の対応関係であり、「アプリ識別番号」と「動作パラメータ」は1対1の対応関係である。
図27は、ノード識別情報135の示す内容をまとめた表である。同図を参照すると、ノード識別情報115は、「アプリ識別番号」、「メトロサブ網識別番号」、および「SE識別番号」を示す情報を含む。
「SE識別番号」と「アプリ識別番号」とは1対多の対応関係、「メトロサブ網識別番号」と「SE識別番号」とは1対多の対応関係である。
サブ網間統合制御装置11は、データベース13から加入者情報131、アプリ管理情報133、およびノード識別情報135を読み出し、これらの情報からフロー識別テーブル(1513)を作成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、サブ網間統合制御装置11は、データベース13を使用して、フロー識別テーブル(1513)を作成するための情報を複数のテーブルに分けて管理するので、サービスの変更が更に容易となる。
なお、図8、図9、図15、および図21に示したフローチャートの全部または一部は、コンピュータプログラムの実行により実現することもできる。
第1の実施形態の通信システムの構成を示す全体図である。 第1の実施形態の転送系装置群制御系処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のメトロサブ網内ルーティングテーブルの示す内容をまとめた表である。 第1の実施形態のフロー識別テーブルの示す内容をまとめた表である。 第1の実施形態の転送系処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のパケットのフォーマットを示す図である。 第1の実施形態のサービス系処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のパケット転送処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態のサービス処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態のフロー識別テーブルの示す内容をまとめた表である。 第2の実施形態のパケットのフォーマットを示す図である。 第3の実施形態の通信システムの構成を示す全体図である。 第3の実施形態のフロー識別テーブルの示す内容をまとめた表である。 第3の実施形態のパケットのフォーマットを示す図である。 第3の実施形態のサービス処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態の通信システムの構成を示す全体図である。 第4の実施形態の転送系装置群制御系処理装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態のメトロサブ網間ルーティングテーブルの示す内容をまとめた表である。 第4の実施形態のフロー識別テーブルの示す内容をまとめた表である。 第4の実施形態の転送系処理装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施形態のパケット転送処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態の通信システムの構成を示す全体図である。 第6の実施形態の通信システムの構成を示す全体図である。 第6の実施形態のデータベースの構成を示すブロック図である。 第6の実施形態の加入者情報の示す内容をまとめた表である。 第6の実施形態のアプリ管理情報の示す内容をまとめた表である。 第6の実施形態のノード識別情報の示す内容をまとめた表である。
符号の説明
1、1b、1c 通信システム
3、5 メトロサブ網
11 サブ網間統合制御装置
13 データベース
15、15c、15d、16、17 転送系装置群制御系処理装置
31、35、51、55 転送系処理装置
33、34、53 サービス系処理装置
71、73 サービス加入者装置
131 加入者情報
133 アプリ管理情報
135 ノード識別情報
151 テーブル作成部
153 NCE機能部
311、331 記憶部
313、333 FE機能部
333 SE機能部
1511、3111、3311、3511 メトロサブ網内ルーティングテーブル
1512、3512 メトロサブ網間ルーティングテーブル
1513、3113、1513a、1513b、1513c、3513 フロー識別テーブル
3313 アプリケーション
S1〜S9、T1〜T7 ステップ

Claims (10)

  1. パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを提供するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成し、作成した該フロー識別テーブルを配信する制御ノードと、
    前記制御ノードから配信された前記フロー識別テーブルを記録し、パケットを受信すると、受信した該パケットのヘッダ情報と対応する前記アプリ識別情報を該フロー識別テーブルから読み出し、読み出した該アプリ識別情報を該パケットに付与し、該アプリ識別情報を付与した該パケットを所定の経路でサービス処理ノードへ転送する転送ノードと、
    前記転送ノードから転送された前記パケットを受信すると、受信した該パケットに付与された前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行する、サービス処理ノードと、
    を有する通信システム。
  2. 前記制御ノードは、前記フロー識別テーブルを作成するとき、前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行するサービス処理ノードを識別するためのノード識別情報を、前記アプリ識別情報に更に対応づけて該フロー識別テーブルに記録し、
    前記転送ノードは、読み出した前記アプリ識別情報に対応する前記ノード識別情報を前記フロー識別テーブルから読み出し、読み出した該ノード識別情報を受信した前記パケットに更に付与し、
    前記サービス処理ノードは、受信した前記パケットに付与された前記ノード識別情報の示すサービス処理ノードが自身であれば、前記アプリケーションを実行する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記制御ノードは、前記フロー識別テーブルを作成するとき、前記サービス処理ノードが収容されたネットワークを識別するための網識別情報を前記ノード識別情報に更に対応付けて該フロー識別テーブルに記録し、
    前記転送ノードは、読み出した前記ノード識別情報に対応する前記網識別情報を前記フロー識別テーブルから読み出し、読み出した網識別情報の示すネットワークが、自身が収容されているネットワークでなければ、該網識別情報の示すネットワークのゲートウェイへ所定の経路で前記パケットを転送する、請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記制御ノードは、所定の経路を示すルーティングテーブルを更に作成し、作成した該ルーティングテーブルを前記転送ノードへ更に配信し、
    前記転送ノードは、前記制御ノードから配信された前記ルーティングテーブルを記録し、前記パケットを該ルーティングテーブルの示す前記経路で転送する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを実行するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成するテーブル作成手段と、
    前記テーブル作成手段により作成された前記フロー識別テーブルを、該アプリ識別情報をパケットに付与して該パケットを転送する転送ノードに配信する送信手段と、
    を有する制御ノード。
  6. 制御ノードにおいて、
    パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを提供するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成し、
    作成した該フロー識別テーブルを配信し、
    転送ノードにおいて、
    前記制御ノードから配信された前記フロー識別テーブルを記録し、
    パケットを受信すると、該パケットのヘッダ情報と対応する前記アプリ識別情報を該フロー識別テーブルから読み出し、
    読み出した該アプリ識別情報を受信した該パケットに付与し、
    該アプリ識別情報を付与した該パケットを所定の経路でサービス処理ノードへ転送し、
    前記サービス処理ノードにおいて、
    前記転送ノードから前記パケットを受信すると、受信した該パケットに付与された前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行する、通信方法。
  7. 前記制御ノードにおいて、
    前記フロー識別テーブルを作成するとき、前記アプリ識別情報の示すアプリケーションを実行するサービス処理ノードを識別するためのノード識別情報を、前記アプリ識別情報に更に対応づけて該フロー識別テーブルに記録し、
    前記転送ノードにおいて、
    読み出した前記アプリ識別情報に対応する前記ノード識別情報を前記フロー識別テーブルから読み出し、読み出した該ノード識別情報を受信した前記パケットに更に付与し、
    前記サービス処理ノードにおいて、
    受信した前記パケットに付与された前記ノード識別情報の示すサービス処理ノードが自身であれば、前記アプリケーションを実行する、請求項6に記載の通信方法。
  8. 前記制御ノードにおいて、
    前記フロー識別テーブルを作成するとき、前記サービス処理ノードが収容されたネットワークを識別するための網識別情報を前記ノード識別情報に更に対応付けて該フロー識別テーブルに記録し、
    前記転送ノードにおいて、
    読み出した前記ノード識別情報に対応する前記網識別情報を前記フロー識別テーブルから読み出し、読み出した網識別情報の示すネットワークが、自身が収容されているネットワークでなければ、該網識別情報の示すネットワークのゲートウェイへ所定の経路で前記パケットを転送する、請求項7に記載の通信方法。
  9. 前記制御ノードにおいて、
    所定の経路を示すルーティングテーブルを更に作成し、作成した該ルーティングテーブルを前記転送ノードへ更に配信し、
    前記転送ノードにおいて、
    前記制御ノードから配信された前記ルーティングテーブルを記録し、前記パケットを該ルーティングテーブルの示す前記経路で転送する、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の通信方法。
  10. コンピュータに、
    パケットのヘッダ情報と、所定のサービスを実行するためのアプリケーションを示すアプリ識別情報とを対応付けたフロー識別テーブルを作成するテーブル作成手順、
    前記テーブル作成手順で作成された前記フロー識別テーブルを転送ノードに配信する配信手順、
    を実行させるためのプログラム。
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