JP2010049560A - 観測ステーション、観測ステーションのサーバー、観測システム、及び観測方法 - Google Patents

観測ステーション、観測ステーションのサーバー、観測システム、及び観測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設置の手間のかからない観測ステーションを提供する。
【解決手段】センサーを備える観測ステーションと、ステーションからのデータを収集するサーバーとを備えた観測システムの観測ステーションを提供する。この観測ステーションは、センサー用通信プロトコルにより、センサーファイルをサーバーとの間で送受信する。このセンサーファイルは、センサーのメタデータやセンサーデータを含む記述言語で記載されているファイルである。このセンサーファイルのメタデータとしては、前記センサーやカメラの接続、観測仕様の設定、観測の開始又は停止、前記サーバーへのデータ転送やセンサーデータ配信についてのメタデータを記載している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、観測ステーション、観測ステーションのサーバー、観測システム、及び観測方法、特に設置の手間を削減する観測ステーション、観測ステーションのサーバー、観測システム、及び観測方法に関する。
近年、ネットワークに接続された様々な種類のセンサーから得られる信号を処理し、リアルタイムで状況認識を行う「ユビキタスセンサーネットワーク」が注目されている。
たとえば、農業分野では、複数のセンサーを備えた観測ステーションである「フィールドサーバー」が圃場等に設置され、ユビキタスセンサーネットワークとして用いられている。
このフィールドサーバーは、気温、湿度、日射量、土壌水分などの気象データを収集する各種センサーと、作物の生育状況などを観測する画像データを取得するカメラとを備え、これらのデータを記憶する機能を備える高機能で低価格な観測用装置である。
このようなフィールドサーバーの構成としては、気温や湿度などの各種センサーと、センサーの値をデジタルデータに変換するA/D(アナログ・デジタル)コンバーターボードと、日射量測定のセンサーであり電力供給用の太陽電池と、IP(インターネットプロトコル)カメラと、Webサーバーとを備えるものが存在する。無線や有線によりインターネット等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続して、HTML等のWWW(ワールドワイドウェブ)プロトコルにより観測されたデータ(観測データ)を公開することができる。これにより、PC(パーソナル・コンピュータ)や携帯電話のウェブブラウザ等を用いて、そのフィールドサーバーの置かれた遠隔地の観測データを参照・収集することが容易である。
すなわち、フィールドサーバーを用いることで、観測データの遠隔モニタリングを行うことが容易に可能となる。
ここで、従来のフィールドサーバーとして、特許文献1を参照すると、内部の絶対湿度を求めて、外部温度センサーの値から外部相対湿度を推定するフィールドサーバーが記載されている(以下、従来技術1とする。)。
従来技術1のフィールドサーバーは、無線LANなどのネットワークを用いて他のフィールドサーバーからの外気温データを参照して温度の推定を行うこともできるという特徴も有する。
特開2008−64591号公報
しかし、従来技術1のフィールドサーバーは、設置、データ収集、公開までの手順が複雑・煩雑であるという問題があった。
これは、各センサーは、取得した電圧や電流値が示す実際の物理量への変換や単位がまちまちであり、また、設置場所の状況により調整を行う必要があり、各センサーについて追加のプログラムを作成する必要があるためであった。
このため、フィールドサーバーのハードウエアのコストよりも、より高額な設置・設定・公開コストが発生するという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消することを課題とする。
本発明の観測ステーションは、観測ステーションからのデータを収集するサーバーを備えた観測システムの観測ステーションであって、センサーと、記述言語で記載され前記センサー又は観測ステーションのメタデータやセンサーデータを含むセンサーファイルを送受信するセンサー用通信プロトコルとを備えることを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、前記センサーファイルは、前記観測ステーションの位置、前記センサーやカメラの接続、観測仕様の設定、物理量変換、保守保全情報、観測の開始又は停止、前記サーバーへのデータ転送やセンサーデータ配信のいずれかについて記載することを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、前記センサーファイルの送受信、及び/又は前記観測ステーションへのデータとコマンドの送受信は、メッセージング手法を用いて、プライベートIPやFirewall環境下でも前記観測ステーションと暗号化して通信することを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、前記センサーファイルは、国際標準の記述言語にて記載されていることを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、前記センサーが接続された際に、前記センサーと通信してデータベースへ書き込むためのプログラムモジュールを更に備えることを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、登録済みセンサーに係るセンサー情報を記憶するセンサー構成記憶手段と、前記センサーデータの読み取り、読み取ったデータの物理量変換、データベースへの書き込み、適切なデータ表示方法の選択、センサーの構成のヒストリーの保存、のいずれかを行うプラグアンドプレイ手段とを備えることを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、ユーザー情報、ユーザーごとの前記センサーデータの管理ポリシー、センサー存在情報、前記センサーデータの公開の有無、前記センサーデータの公開までの時間、データアクセス可能な他ユーザーの選択、前記センサーデータの存在情報、前記メタデータと前記センサーデータの配信の設定、のいずれかを設定する設定手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の観測ステーションは、前記センサーのデータを暗号化して取得し、前記センサーのデータやメタデータを国際標準のファイル形式で配信し、他のアプリケーションと連動することを特徴とする。
本発明の観測ステーションのサーバーは、前記の観測ステーションのサーバーであって、前記観測ステーションの前記メタデータを同期又は設定することを特徴とする。
本発明の観測システムは、前記観測ステーションと、前記観測ステーションのサーバーとを備えることを特徴とする。
本発明の観測方法は、メッセージング等より観測ステーションと暗号化された状態で通信し、記述言語で記載され前記センサーのメタデータやセンサーデータを含むセンサーファイルを送受信するセンサー用通信プロトコルに基づきセンサーデータを取得することを特徴とする。
本発明によれば、センサー又は観測ステーションに係るメタデータやセンサーデータを含むファイルを送受信することで、設置、データ収集、公開の手間を削減し、低コストな観測ステーションを提供することができる。
<第1の実施の形態>
〔システム構成〕
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る観測システムXのシステム構成について説明する。
観測システムXは、SOSステーション1−1〜1−n(観測ステーション)がSSGサーバー3(サーバー)と接続され、このSSGサーバー3がSOSステーション1−1〜1−nから収集して記憶した各種センサーのデータ(センサーデータ)を、端末2にて参照する。これらの機器間は、ネットワーク5にて接続する。
SOSステーション1−1〜1−nは、数多くのフィールド(観測場所)に設置される、各種のセンサーを備えた観測ステーションである。SOSステーション1−1〜1−nは、各種センサーを備えたフィールドサーバーであり、後述するSOS(センサーオブザベーションサービス、Sensor Observation Service)プロトコルを実装した小型で低消費電力のコンピューターを備えている。
SSGサーバー3は、SSG(センサーサービスグリッド、Sensor Service GRID)サーバーである。ここでは、各種センサーを備えたフィールドサーバーと通信するユビキタスセンサーネットワークの観測システムのことをSSGと呼ぶ。本発明の実施の形態に係る観測システムXでは、SOS等のプロトコルにより通信する1つ又は複数のSSGサーバーを備えている。
端末2は、通常のPC/AT互換機やMAC規格機のようなPC(パーソナル・コンピュータ)、携帯電話、PDA、セットトップボックス、ネットワーク配信端末、ビデオゲーム機等のネットワークに接続可能な端末である。なお、端末2も複数存在してもよい。
ネットワーク5は、WiMAX等の無線WAN、無線LAN、有線LAN、電話網、携帯電話網、PHS網、cLink、電灯線ネットワーク、光ファイバーネットワーク、その他のネットワーク網であり、SOSステーション1−1〜1−nと、端末2と、SSGサーバー3とを接続する。このネットワーク5は、IP(インターネットプロトコル)を用いると信頼性を向上しコストを低減させられるために好適である。
また、ネットワーク5は、各SOSステーション1−1〜1−nの通信データをフィード・フォーワード通信するようなメッシュネットワークを形成するように構成すると、アクセスポイントなしで安価にネットワーク5を構築可能であるために好適である。また、ネットワーク5は、例えばインターネット等のWANに接続できるようになっている。
さらに、ネットワーク5において、ネットワークの速度や安定性の非対称性があっても構わない。すなわち、SOSステーション1−1〜1−nとSSGサーバー3との間はフィールドに設置するため有線ネットワークよりも低速で不安定なメッシュネットワークを用いて構成し、SSGサーバー3と端末2との間は高速な有線ネットワークを用いて構成する、といったネットワークの構成が可能である。
〔SOSステーション1−1の構成〕
次に、図2を参照して、SOSステーション1−1〜1−nの制御構成について説明する。以下、SOSステーション1−1を代表例として説明する。
SOSステーション1−1は、制御部100と、SOS解析部110と、記憶部120と、ネットワーク接続部130と、カメラ部140と、太陽電池部145と、センサー部150と、外部入出力部160と、ウェブサーバー170と、メッセンジャー180とを主に含んで構成される。これらの構成部位は、内部的なバス、IPネットワーク等で接続されている。
制御部100は、CPU(中央処理装置)、MPU(マイクロ・プロセッシング・ユニット)、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)等を備え、記憶部120等に記憶されているプログラム等を実行する。
SOS解析部110は、メッセンジャー180を用いてSOSプロトコルでSSGサーバー3との間で各種データの送受信を行う通信部位である。また、SOS解析部110は、センサー部150から出力されたデータを、センサーデータ122のデータベースに書き込む。なお、SOS解析部110は、SOS(Sensor Observation Service)プロトコルの他にも、オープンジオグラフィカルスタンダード(OGC Standard)に準拠した、SPS(Sensor Planning Service)やWNS(Web Notification Service)等のプロトコルにも対応して解析することができる。
記憶部120は、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)やSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)、ROM(リード・オンリー・メモリー)、フラッシュメモリ、HDD等の記憶部であり、Linux(登録商標)等のOSを記憶しており、センサーデータ122とセンサーML124とを備えている。また、記憶部120は、ウェブサーバー170がWWW(ワールドワイドウェブ)ウェブサイトを表示するためのHTMLファイルや画像ファイル等のファイルや、メッセンジャー180の一時データやアカウントのデータ等についても記憶している。
センサーデータ122は、センサー部150が取得したセンサーデータを記憶する部位であり、DBMやSQL等のデータベースで構成されていてもよい。このセンサーデータ122は、例えば、センサーにつけられたID(Identification)と、実際の数値データ等であるA/D変換された「生」のセンサーのデータを記憶する。
センサーML124は、XML(Extensible Markup Language)を用いてセンサーの特性等を記載するセンサーML(センサーマークアップランゲージ)で記載したSOSステーション1−1の各種属性を記載するデータである。センサーML124には、主にセンサー部150の各センサーの特性と、SOSステーション1−1の名称等について記載している。なお、センサーMLのフォーマット等については後述する。
ネットワーク接続部130は、ネットワーク5に接続するためのアンテナ等を備えたメッシュネットルーター等のWiFi機器であり、通信のノートを構成することができる。なお、ネットワーク接続部130は、有線LAN、無線LAN、電話線、c.link等の端子を用いて、一般的なルータ等を介してネットワーク5に接続することもできる。
カメラ部140は、CCDやCMOSイメージセンサ等を用いたカメラと、このカメラのデータをA/D変換し、更にJPEG、PNG、BMP、MPEG2、MPEG4等の画像データに変換する機能を備えたIPカメラ又はウェブカメラである。カメラ部140は、取得した圃場等の画像データを記憶部120に記憶する。
太陽電池部145は、SOSステーション1−1の各部に電源を供給する太陽電池と安定化電源を組み合わせた部位である。また、太陽電池部145は、発電電圧又は電流を計測してデジタルデータ化する機能も備えており、これにより日照量等を計測する光センサとして使用することもできる。太陽電池部145の光センサの出力も、記憶部120に記憶する。
センサー部150は、各種センサーと、A/D(アナログ/デジタル)コンバーターボードを備える部位である。このセンサー部150の出力は、記憶部120に記憶する。センサー部150が備えるべき標準的なセンサーとしては温度センサーと湿度センサーがあるが、これに限られない。
外部入出力部160は、シリアルポートやUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)の端子やBluetooth(登録商標)の機器等であり、外部からのセンサーを接続することができる。これにより、センサーの追加に対応でき、リアルタイム応答が必要な特殊なセンサーを接続する際には、タイムラグを抑える効果が得られる。外部入出力部160に接続されたセンサーは、ドライバやデータ等のソフトウェアレイヤーを用いてデータの送受信に対応する。この際には、パイプ処理等を行って、センサーデータ122に記憶する。さらに、外部入出力部160には、キーボートやポインティングデバイスやディスプレイやコンソール等を接続して、SOSステーション1−1から直接データを取得したり設定等を行ったりすることもできる。
なお、SOSステーション1−1は、標準的には、カメラ、温度、湿度、太陽光の日照量についての観測能力を備えている。これに加えて、様々な観測機器やセンサーを接続することができる。これらのセンサーは、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)機器や、地磁気センサー、地震センサー、ガス濃度検出センサー、ひずみゲージ等、どのようなものであってもよい。
ウェブサーバー170は、Apache(登録商標)、lightHTPd、Webサーバチップ等のHTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)で通信するためのWWW(ワールドワイドウェブ)サーバーや、FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)サーバー等のサーバーであり、ネットワーク5を介してSOSステーション1−1の設定やデータの取得のためのインターフェイスを提供する部位である。
メッセンジャー180は、各種のインスタントメッセンジャー(メッセンジャー)等のクライアントソフトウェアである。このメッセンジャー180は、TCP/IPにおけるHTTP(WWW)ポートである80番やHTTPSのポートである443番等のポート等を用いてパケットをやり取りする、メッセージング等の手法で通信する。このメッセージング等の手法としては、インスタントメッセンジャー等の他にも、Apache Message QueueやP2Pなどの手法も用いることができる。このため、SOSステーション1−1〜1−nやSSGサーバー3がプライベートIPアドレスを用いていたり、ファイアーウォールの下にあるような場合でも通信可能である。また、このメッセンジャー180では、メッセージング等の手法で接続している際に、センサー用通信プロトコルであるSOSプロトコルを用いて、暗号化等を用いたセキュアな通信にも対応する。さらに、メッセンジャー180は、メッセージング等の手法を用いて、SSGサーバー3のSOSデータベース320とユーザデータベース330との同期を行うことができる。
なお、SOS解析部110と、ウェブサーバー170と、メッセンジャー180とは、記憶部120に記憶されたプログラムを制御部100が実行することで実現することもできる。
また、SOSステーション1−1〜1−nは、それぞれ異なる会社の製品で、異なるセンサーを備えていてもよく、センサーMLにてその差を吸収することができる。
なお、太陽電池部145と、センサー部150と、外部入出力部160と、ウェブサーバー170とは、フィールドサーバの構成要素にあたるものである。これらの部位をフィールドサーバ10として、独自の制御部を備えた小型Linuxボックスのような独立した構成部位として、SOSステーション1−1に1つ又は複数備えることができる。
すなわち、SOSステーション1−1は、それぞれ複数フィールドサーバ10を管理することが可能である。加えて、1つのフィールドサーバ10は、複数のSOSステーション1−1〜1−nとの間でデータを送受信することが可能である。
また、SOSステーション1−1とフィールドサーバ10とは、一体的に形成する構成にできるし、分離して構成することもできる。
フィールドサーバ10とSOSステーション1−1〜1−nとの間は、IPネットワークやその他の手段にて接続することができる。そして、SOSステーション1−1〜1−nの制御部100が、フィールドサーバ10のウェブサーバー170からからwget等で観測データをフェッチする等の構成にすることができる。
〔SSGサーバー3の制御構成〕
次に、図3を参照して、SSGサーバー3の制御構成について説明する。上述したように、SSGサーバー3は、複数の専用機やPC/AT互換機等であるサーバーで構成することができる。
プロキシー部31(設定手段、プラグアンドプレイ手段)は、SSGサーバー3の各部の主な管理を行い、ネットワーク5と接続するプロキシー(ルータ)となるサーバーである。プロキシー部31は、各種センサーの特性や出力値について、センサーMLの記述に従って取捨選択することができる。プロキシー部31は、更にロードバランシング等の機能を備えている。
また、プロキシー部31は、WWWサーバー、アプリケーションサーバー、及びFTPサーバーのようなサービス(デーモン)を実行しており、各種設定を行うこともできる。また、プロキシー部31は、端末2のアプリケーションにデータを配信する。この際に、比較的低速で不安定なメッシュネットワークで接続されているSOSステーション1−1〜1−nからのデータやパケットの取りこぼし等が少なくアクセスできる。また、これにより、SOSステーション1−1〜1−nの処理の負荷(プロセッシング負荷)及び通信負荷を減らすことができる。
SOSサービス32は、SOSプロトコルによりSOSステーション1−1〜1−nと接続するサービス(デーモン)である。すなわち、SOSサービス32は、SOSプロトコルのパケットの送受信を行う「通信窓口」となる。
SOSプロトコルは、センサーに係る構成やデータ等を送信するための、センサー用通信プロトコルである。本発明の実施の形態に係る観測システムXにおいては、SOSプロトコルにおいて、センサーMLのファイル(センサーファイル)を送受信する。
実際には、SOSサービス32は、セッションデータベース310を用いて、各SOSステーション1−1〜1−nと通信セッションを確立し、センサーML124や、データが埋め込まれたセンサーMLのファイルの送受信を行う。
SOSサービス32は、送受信するセンサーMLをSOSデータベース320に記憶する。
認証部33は、端末2やSOSステーション1−1〜1−nの認証を行う部位である。この認証は、端末2のユーザーとの間では、ユーザーデータベース330を用いて通常のhttps等の認証を行う。SOSステーション1−1〜1−nとの間では、端末の登録時に記憶した公開鍵・秘密鍵ペア等を用いて認証する。このために、認証部33は、認証を行う際に用いる公開鍵・秘密鍵ペアを記憶している。
センサーML解析部34は、SOSステーション1−1〜1−nが送信したセンサーMLのファイルの内容を解析する部位である。具体的には、センサーMLを元に、単位変換等を行って実際の値を算出する。
センサー構成記憶部36(センサー構成記憶手段)は、SOSステーション1−1〜1−nの名前(ネーム)と説明(デスクリプション)、IPアドレス、各種センサーの構成、センサーML124のファイル等であるセンサー情報を記憶する部位である。なお、センサー構成記憶部36は、SOSデータベース320内に構成してもよい。
同期制御部37は、セッションデータベース310やロックファイル等を用いて、SOSデータベース320に記憶されるセンサーのデータの同期を制御する部位である。これにより、マルチセッションの際のデータ喪失等を少なくし、安定してデータを取得することができる。また、同期制御部37は、SOSステーション1−1〜1−nのSOSデータベース320とユーザーデータベース330との同期についても行う。すなわち、メッセージング等の手法でSOSプロトコルやその他の方法で、SSGサーバ3とSOSステーション1−1〜1−nとの間でセンサーML等の同期を安定的に行うことができる。
コミュニケート部39は、プロキシー部31がSOS以外のプロトコルでのクエリー(問い合わせ)を受けた際にメッセージの振り分けを行う部位である。また、後述する連動処理で端末2のウェブブラウザ上でWidget(ウィジェット)を実行する際のデータの転送等にも対応する。さらに、SOSプロトコルに対応していない観測ステーション等からのセンサーデータのクエリーに基づかないセンサーデータ送信を受け付ける。加えて、SOSプロトコルに規定されていないストリーミングデータの処理が可能である。さらに、SSH等を用いてシェルコマンドやスクリプト等を送信することもできる。
セッションデータベース310と、SOSデータベース320と、ユーザーデータベース330とは、MySQLやPostgreSQLのようなSQLデータベースエンジン等を用いたデータベース(DB)であり、各種データを記憶する。
セッションデータベース310は、各SOSステーション1−1〜1−nとのSOSプロトコルによる通信セッションに関するデータを記憶するデータベースである。セッションデータベース310は、各SOSステーション1−1〜1−nと接続する際に、ネットワーク5とは異なる同期制御を行う際にも、同期制御部37と連動して対応する。
SOSデータベース320は、SOSステーション1−1〜1−nを登録し、登録されたSOSステーション1−1〜1−nからのセンサーMLのファイルに記載されたセンサーのデータを記憶するデータベースである。また、SOSデータベース320は、センサーML解析部34で解析されたデータ、プロキシー部31のウェブサーバで送信するHTML、画像データ、Widget、連動するサイトのURL(ユニフォーム・リソース・ロケーター)等についても記憶する。このSOSデータベース320のセンサーML等のデータは、後述するように、SOSステーション1−1〜1−nとの間でお互いに同一のファイルになるように同期することができる。
ユーザーデータベース330は、ユーザーごとのSSGグリッドの設定について記憶する。
なお、SSGサーバー3は、同様の構成のSSGサーバー3が、複数存在してもよい。この場合は、SOSステーション1−1〜1−nからのデータの取得を分散して行うこともできる。
また、各SSGサーバー3の各種設定は、Webインターフェイスを用いて容易に行うことができる。
〔観測システムXによる観測処理〕
次に、図4〜図11を参照して、SSGサーバー3にて、本発明の実施の形態に係る観測処理について説明する。
この観測処理においては、例えばインターネットであるネットワーク5を介してユビキタスセンサーネットワークの自動設定、収集、配信を行う。
上述したように、SOSステーション1−1〜1−nとSSGサーバー3とは、メッシュネットで接続している。このため、複数のSOSステーション1−1〜1−nがつながってメッシュを形成して、安定的かつ長距離の観測網を即座に実現することができ、一箇所にインターネットを接続するのに比べて安定的に通信することができる。
このメッシュネットワークで接続した際に、特に問題になるのが設置後の設定コストである。そこで、本発明の実施の形態に係る観測システムXでは、特に、SOSステーション1−1〜1−nとメッセージング技術によるユビキタスセンサーネットワークの相互接続性・相互運用性をプラグアンドプレイのように行う。このため、特別なSOSステーションの調整なしに、設置後すぐに各種センサーのデータを収集することができる。
この観測処理においては、まず、SOSステーション1−1〜1−nが適切な位置に設置され、各種センサーのデータをセンサーデータ122に記憶可能な状態にする。
ここで、センサー部150や外部入出力部160を用いた外部の各種センサーとの通信、及びセンサーデータ122のデータベースへの書き込みのためのプログラムやデバイスドライバは、センサーの種類ごとにモジュール(プログラムモジュール)として提供されている。また、各センサーにはIDが備えられており、このIDやセンサーの種類に応じて、このモジュールをダウンロードして使用することができる。このダウンロードにおいては、SSGサーバー3のコミュニケート部39と通信してSOSデータベース320に記憶されているモジュールをダウンロードできる。また、予め各IDに対応したモジュールを記憶部120に記憶しておき、用いることもできる。
さらに、このモジュールは、物理量の変換の方法についても記述している。このため、制御部100により、モジュールのダウンロードと同時に、物理量の変換の方法をセンサーML124に記載して記憶する。これにより、センサーのプラグ&プレイが可能になる。
また、モジュール内に記述された物理量の変換の方法についての記述とは別に、センサーのIDを基にして、必要なセンサーMLの記載内容を直接、SSGサーバー3や他のサーバー等や端末2等からアップロードすることもできる。
このセンサーML124の記載が終了した状態になると、SOSステーション1−1〜1−nは、SSGサーバー3に登録可能となる。
なお、このモジュールは、テンプレートとなるファイルを用意しておき、各センサーメーカーが容易に作成可能である。
ここで、ユーザーは、データを取得するためのSOSステーション1−1〜1−nをSSGサーバー3に登録し、各種設定を行う。
以下で、図4のフローチャートを参照して、この観測処理の詳細について記載する。
図5を参照すると、ユーザーは、端末2のウェブブラウザ(ブラウザ)やデータ取得のための専用アプリケーションソフトウェア(アプリケーション)等のアプリケーションを用いて、SSGサーバー3にアクセスする。ここで、認証部33によりユーザー認証が行われて、管理画面が表示される。図5は、この際の管理画面の画面例を示しており、リンク501〜リンク505等をクリックすることで、SOSステーション1−1〜1−nを管理し、様々な設定ができる。
さらに、各種センサーのデータを、SSGサーバー3のプロキシー部31を介して端末2から取得したり、他の種類のサーバーと連動して分析することもできる。
(ステップS101)
まず、プロキシー部31が行う登録処理について説明する。
ユーザーがリンク501の「フィード・サーバー・マネジメント」を選択すると、SSGを構成してデータを取得するためのSOSステーション1−1〜1−nを登録することができる。
図6を参照して、実際にユーザーがリンク501を開いた際に、アプリケーションにて表示される画面例を示す。ここでは、登録を行うためのSOSステーション1−1〜1−nを検索するためのフォーム510が表示されている。またフォーム510の下には、実際にSSGサーバー3に登録されて管理されているSOSステーション1−1〜1−nのリストが表示されている。
この図6の画面が表示された後、プロキシー部31は、ユーザーによるフォーム510への入力を検知する。ここでは、SOSステーション1−1〜1−nのIPアドレス、又はインスタントメッセンジャーのアカウント名等の名前を、CGIやSocketインターフェイス等により検知して検索する。
プロキシー部31は、どちらを入力しても、ネットワーク5から適切なSOSステーション1−1〜1−nを検索可能である。以降、SOSステーション1−1が検索されたものとして説明する。
検索されたSOSステーション1−1のメッセンジャー180は、ネットワーク接続部130がプロキシー部31が検索を行っていることを感知すると、認証を行うようネットワーク5を介して返信する。
プロキシー部31は、認証部33を用いて、返信を行ったSOSステーション1−1を認証する。
認証に成功すると、プロキシー部31は、SOSステーション1−1の名前とIPアドレスをセンサー構成記憶部36にセンサー情報として登録し、管理下におく。以降の管理において、プロキシー部31は、SOSステーション1−1をIPアドレスではなく名前で管理する。
(ステップS102)
次に、プロキシー部31は、センサープラグアンドプレイ処理を行う。
このセンサープラグアンドプレイ処理では、接続したセンサーデータの読み取り、読み取ったセンサーデータの物理量変換、データベースへの書き込み、適切なデータ表示方法の選択、センサーの構成のヒストリー等を保存するといった処理を行うことができる。
具体的には、プロキシー部31はSOSプロトコルを用いて、SOSステーション1−1からセンサーML124を送信するように要求(リクエスト)する。
この要求をSOSステーション1−1のネットワーク接続部130が検知すると、メッセンジャー180は、SOSプロトコルでの送信であることを検知して、SOS解析部110に通知する。
SOSステーション1−1のSOS解析部110は、要求を解析して、メッセンジャー180にセンサーML124を送信するよう指示する。
SOSステーション1−1のメッセンジャー180は、ネットワーク接続部130からネットワーク5を介して、SOSプロトコルで送信する。
SSGサーバー3のプロキシー部31は、センサーML124を受信すると、センサーML解析部34に送信する。
SSGサーバー3のセンサーML解析部34は、センサーML124を解析する。
なお、SOSステーション1−1からのセンサーMLで記載されたデータの送受信は、以下でも同様に行う。
ここで、センサーMLについて、図7を参照して説明する。
センサーMLは、センサーのデータやセンサーデータに関する情報(メタデータ)と、センサーが取得したデータそのものを、データ記述言語であるXMLを用いて表現したものである。本発明の実施の形態に係る観測システムXにおいては、これにより、ソフトウェア的なプラグ&プレイを実現することができる。すなわち、センサーやカメラの接続、観測仕様の設定、観測の開始又は停止、サーバーへのデータ転送やセンサーデータ配信に係る自動化を実現する。また、保守保全に関して、センサーのキャリブレーションや寿命についての情報の取得や交換指示の自動化を実現することもできる。
センサーMLでは、XMLの複数の名前空間を用いて、名前(ネーム)と説明(デスクリプション)、IPアドレス、センサーの構成等を記述することができる。また、シリアルやUSBのポート等についても記載できる。
さらに、メタデータとしては、設置場所、所有者、管理者、センサー、変換式、単位等の情報、保守保全情報等についても用いることができる。
また、観測の開始や停止に係る接続されたセンサーの状態についても記載できる。
SOSステーション1−1のセンサーML124は、工場出荷時や製造時に予め記憶することができる。また、センサーML124は、SSGサーバー3からダウンロードして更新することも可能である。
また、実際のセンサー部150から取得したデータも、センサーML内に入れ込んで送信するが、これについては後述する。
このステップS102では、上述のように、センサーML124そのものを受信して、センサーML解析部34が解析する。
解析されたセンサーML124の情報は、SOSステーション1−1のセンサーの構成をセンサー情報として、センサー構成記憶部36に記憶する。また、センサーML124自身についても、センサー構成記憶部36に記憶しておく。このように、センサーの構成の情報を記録しておくことで、センサーのプラグ&プレイを実現することができる。
その後、プロキシー部31は、登録されて管理下におかれたSOSステーションを、図5のフォーム510の下に描画して表示する。
(ステップS103)
プロキシー部31は、SOSステーション1−1の登録後に、登録したSOSステーションの管理のための管理処理を行うこともできる。
ここでは、ユーザーが図6のリンク601をクリックした場合について説明する。ここでは、リンク601がSOSステーション1−1を示しているものとする。
図8を参照すると、ユーザーがこのリンク601を開いた際に、アプリケーションにて表示されるSOSステーション1−1の管理画面例を示す。
ここでは、観測ステーションの位置を地図で確認することができる。
また、後述するデータ取得処理により取得したデータを、メーターやグラフで表示・閲覧することもできる。ここでは、取得した各種センサーのデータは、SOSステーション1−1のセンサーML124を用いて、実際の値に変換して描画している。さらに、データの検索などもできる。
他に端末2からアプリケーションにより管理できる機能としては、図5をまた参照すると、プロキシー部31は、リンク504の「SOSステーションのセットアップ」がユーザーにより選択されたことを検知すると、SOSステーションの詳細な管理処理を行うことができる。
図9を参照すると、このリンク504を開いた際に描画されるSOSステーションの詳細な管理画面例である。
この画面例のフォームを用いて、SOSステーション1−1のユニークコードやカスタマーコード等のSOSステーションを識別するためのID、名前の付与、グルーピング、存在情報公開の有無、データ公開の有無、データ公開の時期、データ公開対象ユーザーの設定、IPアドレス、後述するの連携処理のためのマップキー等の登録、ログの管理やデータの連携のためのフィーダーサービスの設定が可能である。データ公開対象ユーザーとしては、不特定多数や特定ユーザーを選択することができる。
プロキシー部31は、これらのアプリケーションからの管理/設定の指示を受信する。そして、コミュニケート部39と連動し、SOSステーション1−1と送受信を行って各種設定を行う。この設定には、SOSステーション1−1のセンサーML124の変更や更新も含まれる。
また、プロキシー部31は、SOSステーション1−1〜1−nの各種センサーのセンサー情報を、「センサーモデル」として一覧表示して、データの取得についてチェックすることもできる。このセンサーモデルにより、センサーの観測仕様の設定や、観測の開始や停止といった操作を行うこともできる。センサーの観測仕様としては、センサーの観測のインターバルや、センサー以外のカメラの画像フォーマット等の設定についても可能である。
ここで、図5をまた参照すると、プロキシー部31は、リンク502の「センサーモデル」がユーザーにより選択されたことを検知すると、センサーの管理処理を行う。
図10を参照すると、このリンク502を開いた際に描画される画面例である。ここでは、SOSステーション1−1〜1−nで取得可能な各センサーの種類とデータ取得の最新日付等を表示している。
ここで、例えば、プロキシー部31は、ユーザーが「Thermal Sensor」(温度センサー)のリンクをクリックしたことを検知すると、SOSステーション1−1〜1−nの各温度センサーの値を例えばタブ区切りやコンマ区切り(.csvファイル)としてダウンロード可能である。また、後述する連動処理により、地図上に直接表示したりすることも可能である。
また、プロキシー部31は、ユーザーが「edit」のリンクをクリックしたことを検知すると、ユーザーの指示に従い、どのSOSステーション1−1〜1−nから温度を取得するか等についての情報等を編集することが可能である。編集された情報は、SOSデータベース320に記憶され、また、該当するSOSステーション1−1〜1−nのセンサーML124を変更することも可能である。この際に、観測の開始や停止を指示することも可能である。
また、上述のように各センサーには予めIDが設定されている。ここで、同種のセンサーには同種のIDが設定されているために、同じセンサーML内の記述内容を用いて表現可能である。このため、たとえばセンサー部150の一部のセンサーを取り替えたり、そもそもセンサーがまったく接続されていないSOSステーション1−1〜1−nを設置して、後でセンサー部150を取り付けたりした場合でも、プロキシー部31は、SOSデータベース320やセンサー構成記憶部36からセンサーMLやセンサー情報を参照し、該当するSOSステーション1−1〜1−nのセンサーML124を設定することができる。これにより、プラグ&プレイのように、ただSOSステーション1−1〜1−nを設置するだけで各種センサーのデータの観測が可能になる。
さらに、ユーザーは、ユーザーごとにセンサーデータの管理ポリシーを保存可能である。図5をまた参照すると、プロキシー部31は、リンク503の「ユーザーセットアップ」がユーザーにより選択されたことを検知すると、ユーザー管理処理を行う。
図11を参照すると、このリンク503を開いた際に描画される画面例である。ここでは、センサー存在情報、センサーデータの公開の有無、公開までの時間、データアクセス可能な他ユーザーの設定ができる。また、センサーデータの存在情報、メタデータ、センサーデータの配信に関する機能を設定することもできる。これらの設定は、プロキシー部31が、ユーザーデータベース330に記憶する。
なお、プロキシー部31を介さずに、設置されSOSステーション1−1〜1−nに対して、該当するIDのセンサーML124をもつ他のSOSステーション1−1〜1−nのセンサーML124をピアトゥーピアのように直接コピー等するように設定してもよい。
(ステップS104)
次に、プロキシー部31は、データ取得処理を行う。
ここでは、例えば、SOSステーション1−1とSSGサーバー3との間でのデータの送受信について、より詳しく説明する。
ここでは、SOSステーション1−1は、SSGサーバー3の管理下にあり、メッセージングのための認証が完了している状態で説明する。すなわち、メッセンジャー180とメッセージング等の手法を用いて、プライベートIPやFirewall下でもSSGサーバー3と通信している。
まず、プロキシー部31は、データの取得のために、SOSサービス32を用いてSOSプロトコルで、データの取得の要求を行う。
SOSステーション1−1のネットワーク接続部130は、このデータ取得の要求を受信すると、SOS解析部110に通知する。
SOS解析部110は、SSGサーバー3からの要求を解析して、制御部100に通知する。
この上で、SOSステーション1−1の制御部100は、後述するようにセンサーML124を使用して、センサー部150から取得したセンサーデータ122を入れ込んでセンサーMLのファイルを作成する。
SOSステーション1−1のメッセンジャー180は、このデータが入ったセンサーMLのファイルを、各種センサーのデータとして送信する。
ここで、図12を参照して、センサーデータ122を入れ込んだセンサーMLについて説明する。
センサーMLは上述のようにデータ記述言語である。このため、データベースに記憶された生データであるセンサーデータ122を、アプリケーションや他のソフトウェア等で用いやすいようにセンサーML内に記載して記憶することができる。
図12は、実際に、このセンサーデータ122が入れ込まれたセンサーMLの記載例である。
SOSステーション1−1の制御部100は、例えば、(a)のように、アプリケーションにてセンサーのデータを取得した際に物理値への変換を行うルーチンへのリンクを記載する。
また、SOSステーション1−1がGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を備えていたり、予め地図上の位置を設定してあったりする場合には、制御部100は、(b)センサーの設置緯度/経度を記載する。
さらに、制御部100は、センサーデータ122のデータそのものである(c)観測された値を記載する。ここでは、SOSステーション1−1の制御部100により物理量へ変換した上で記載しているが、SSGサーバー3のプロキシー部31が変換してもよい。
プロキシー部31は、SOSサービス32を介してセンサーML124にデータが入れ込まれたセンサーMLを受信する。
次に、プロキシー部31は、センサー構成記憶部36に記憶されたセンサーの構成等のセンサー情報を用いて、データが入れ込まれたセンサーMLをセンサーML解析部34により解析する。
その後、プロキシー部31は、この解析されたセンサーML内のメタデータやデータ等をSOSデータベース320に記憶する。
この上で、プロキシー部31は、解析されたデータやメタデータ等を、SOSで用いるデータ形式の1種であり、XML等の記述言語で記載された「O&M document」形式で送信する。また、GML、KML等の国際標準フォーマットに基づく形式で送信し公開することもできる。これにより、他アプリケーションや他のシステムとの接続性を保障し、他アプリケーションや他のシステムとの連動処理を行うことができる。
この送信し公開されたデータやメタデータについては、端末2からアプリケーションを用いてSSGサーバー3にアクセスを行うと、O&M documentを読み込むことができる。この上で、アプリケーションの画面に、解析されたデータを表示することができる。また、端末2からウェブブラウザでアクセスすると、ブラウザの画面上に表として出力することもできる。
なお、上述したように、SSGサーバー3は、コミュニケート部39により、SOSプロトコルによる問い合わせ以外にも、UNIX(登録商標)のシェルコマンド等のシステムのコマンドや、センサー設定のメッセージ等を識別し、SOSステーション1−1の適切な部位に配信し、その回答を送り返すこともできる。
(ステップS105)
次に、プロキシー部31は、連動処理を行う。
上述のように、SSGサーバー3はXMLや国際標準フォーマットを用いて解析されたデータを送信し公開することができるため、他のアプリケーションと連動して処理を行うことができる。他のアプリケーションとしては、他のGISシステムに位置を表示したり、作物適地の判定ソフトウェア等が考えられる。
このように、他のソフトウェアやサーバー上で解析されたデータやメタデータを用いて連動する処理を行うことを、ここでは「連動」と呼ぶ。この連動を行うための連動処理について、詳細に説明する。
まず、図5に戻って説明すると、ユーザーがリンク505を選択したことを、プロキシー部31が検出した場合に、この連動処理の設定を行うことができる。
図13を参照すると、このリンク505を開いた際に描画される画面例を示している。ここでは、本発明の実施の形態に係る観測システムXとは別の(他の)GISシステムであるグーグル社のグーグルマップとグーグルマップキーが登録されていることが分かる。すなわち、管理下にあるSOSステーション1−1〜1−nの位置の情報(存在情報)を、グーグルマップで表示することが可能である。
実際のところ、本発明の実施の形態に係る観測システムXにおいては、このような存在情報をGML、KMLで発信して、他のGISや地図ソフト、作物適地を選定するソフトウェア等に容易に表示可能である。さらに、他のアプリケーションや該アプリケーションがインストールされたサーバー(他のシステム)を用いて、データの相互利用が可能になる。すなわち、解析されたデータやメタデータを表示したり更なる解析を行ったりすることが容易である。
また、国際標準のデータ形式で配信することにより、他のシステムにおいて、本発明の実施の形態に係る観測システム固有のインターフェースを開発したり、センサー構成ごとにプログラムを改変する必要がないという効果が得られる。
さらに説明すると、SSGサーバー3へアクセスするユーザーは、連動処理により、アプリケーションを用いて、解析されたデータを容易に視覚化可能である。
たとえば、ユーザーは、観測ステーション、センサーの位置を地図で確認することができる。
また、ユーザーは、データを適切な視覚的な小プログラムであり画面上のデータ表示コンポーネントである「Widget」により、メーターやグラフ等で可視化されたものを閲覧したり、検索したりすることができる。このWidgetは、SSGサーバー3のSOSデータベース320や他のサーバー等により記憶しておき、ユーザーがアプリケーションにダウンロードしたり、デスクトップ等にダウンロードしたり、ウェブブラウザ上でAJAXを用いてダウンロードしたり、アプレット等のように用いたりすることができる。
また、ユーザーは、アプリケーションの設定処理により、各ユーザー用に、センサーデータの可視化のための画面の設定や、画面自体の保存をすることができる。つまり、Widgetの画面上での配置とセンサーへの接続等の情報を設定、保存することができる。
さらに、アプリケーションは、SSGサーバー3に問い合わせを行い、国際標準データ形式で各種センサーのデータを取得することにより、別のソフトウェアでもデータを利用することがでできる。
また、可視化画面をデザインすることもできる。ここでは、WidgetをセンサーデータにGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)を用いて「接続」することができる。また、そのデザインをSSGサーバー3のユーザーデータベース330や端末2の記憶部に記憶することができる。
以上により、観測システムXによる観測処理を終了する。
なお、ステップS101〜S105は、それぞれ独立して実行することができ、ユーザーが必要な処理をアプリケーションから選択することができる。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
まず、従来技術1のフィールドサーバーにおいては、フィールドサーバーの設置、データ収集、そして公開までの手順が複雑・煩雑で、多大な時間、人員を要するという問題があった。
これは、従来技術1のフィールドサーバーでは、センサーを接続すると、それぞれに電圧から物理量への変換や単位の追加に関してプログラムを書かなくてはならないためであった。また、設置場所、所有者、管理者、センサー、変換式、単位などメタデータを記載する手段がないためでもあった。
このため、従来技術1のようなフィールドサーバーにおいては、ハードウエアコストよりも高額な、設置、設定、公開のためのコストが発生しているという問題があった。
たとえば、既存のシステムを設置する場合、一箇所あたり、二人の技術者が5日間かかっており、また、サーバーのサポートや現地への移動旅費なども必要であった。
すなわち、フィールドサーバーを設置するだけで、大きなコストが発生していた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る観測システムXでは、データ記述言語であるセンサーMLを用いて各センサーに関する情報を記載することにより、センサーのプラグ&プレイを実現することができる。すなわち、新しいSOSステーションやセンサーを接続した際に、センサーを自動認識し、読み取り、保存、物理量への変換、転送について、一切プログラムにさわることなく、自動的に設定を行うことができる。
また、各センサーのIDに対応するモジュールを用いて、センサーが取得したデータをデータベースに記憶することができるため、センサーを接続するだけで、取得したデータの自動アーカイブを行うことができる。
さらに、サーバーには、センサーやユーザーやデータの管理のための管理手段を提供するために、センサーネットワークを構成して管理することが容易である。
このため、技術者による特殊な設置技術を必要としないので、フィールドサーバーの設置や設定にかかっている時間や困難性を劇的に小さくすることができる。
よって、従来よりも低コストでユビキタスなセンサーネットワークを実現することができ、観測データの遠隔モニタリングを低コストで行うことができる。
また、従来技術1のフィールドサーバーの公開データのフォーマットは場所ごとにことなる単純なテキストファイルで、他のアプリケーションへ接続するには、それぞれプログラムを書く必要があった。このため、相互接続性・相互運用性の問題があった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る観測システムXでは、センサーやノードであるSOSステーションから取得したデータの管理を行い、国際標準フォーマットを用いて、他のアプリケーションや他のGISシステム等との接続性を保障したうえで配信することができる。
このため、相互接続性・相互運用性を向上することができ、例えば、ウェブサービスでよく使われている地図ソフト等に、SOSステーションの位置を表示したり、データをそれに合わせて表示したりして可視化することができる。
このように本発明の実施の形態に係る観測システムXは、簡便で即時性・汎用性のある自動設定、収集、配信技術を提供することができる。
すなわち、センサーの設置やデータ収集・公開までの複雑・煩雑な手順を必要としない観測システムを提供することができ、コストを低減できる。
さらに、従来技術1のフィールドサーバー等のサーバーは、VPN(バーチャル・プライベートネットワーク)接続を行うことが多く、この場合は、特定のSSGサーバー以外のサーバーに接続するためには、新たなVPN構築用の作業が発生する。
このため、既存のサービスを利用すれば、とりあえず設置することは可能であるが、一般的な知識のユーザーではローカルでの運用以外は難しかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る観測システムXは、SSGサーバーと、センサーを接続するSOSステーションから構成され、メッセージング等の技術によりサーバーと通信しする。そして、センサーやデータ、ユーザーに関する情報を保持し、センサーのプラグ&プレイを実現することができる。
このために、接続に関しても特別な作業をする必要がなく、一般的な知識のユーザーでも、グローバル(広域)のセンサーネットワークを構成することができるという効果が得られる。
また、VPN構築のような複雑な作業も必要ないために、コストを低減できる。さらに、保守保全を省力化することができる。
以上をまとめると、本発明の実施の形態に係る観測システムXは:
(1)センサーネットの自動設定。
(2)自動アーカイブ。
(3)自動発信。
(4)国際標準のデータ形式でのデータ配信。
(5)GISデータとしての配信。
(6)センサー、ユーザー、データの管理。
(7)センターおよびセンサーノードのプラグ&プレイ。
(8)低コスト化。
(9)保守保全の省力化。
のような効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係る観測システムXのシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係るSOSステーション1−1の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るSSGサーバー3の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る観測システムXによる観測処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る管理画面の画面例である。 本発明の実施の形態に係る管理処理のための画面例である。 本発明の実施の形態に係るセンサーMLの記述例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るSOSステーション1−1の管理画面例である。 本発明の実施の形態に係るSOSステーション1−1の詳細な管理画面例である。 本発明の実施の形態に係るセンサーの管理画面例である。 本発明の実施の形態に係るユーザー管理画面例である。 本発明の実施の形態に係る各種センサーのデータを入れ込んだセンサーMLの記述例である。 本発明の実施の形態に係る連動処理のための画面例である。
符号の説明
1−1〜1−n SOSステーション
2 端末
3 SSGサーバー
5 ネットワーク
10 フィールドサーバ
31 プロキシー部
32 SOSサービス
33 認証部
34 センサーML解析部
36 センサー構成記憶部
37 同期制御部
39 コミュニケート部
100 制御部
110 SOS解析部
120 記憶部
122 センサーデータ
124 センサーML
130 ネットワーク接続部
140 カメラ部
145 太陽電池部
150 センサー部
160 外部入出力部
170 ウェブサーバー
180 メッセンジャー
310 セッションデータベース
320 SOSデータベース
330 ユーザーデータベース
501、502、503、504、505、601 リンク
510 フォーム
X 観測システム

Claims (11)

  1. 観測ステーションからのデータを収集するサーバーを備えた観測システムの観測ステーションであって、
    センサーと、
    記述言語で記載され前記センサー又は観測ステーションのメタデータやセンサーデータを含むセンサーファイルを送受信するセンサー用通信プロトコルとを備える
    ことを特徴とする観測ステーション。
  2. 前記センサーファイルは、前記観測ステーションの位置、前記センサーやカメラの接続、観測仕様の設定、物理量変換、保守保全情報、観測の開始又は停止、前記サーバーへのデータ転送やセンサーデータ配信のいずれかについて記載する
    ことを特徴とする請求項1に記載の観測ステーション。
  3. 前記センサーファイルの送受信、及び/又は前記観測ステーションへのデータとコマンドの送受信は、メッセージング手法を用いて、プライベートIPやFirewall環境下でも前記観測ステーションと暗号化して通信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の観測ステーション。
  4. 前記センサーファイルは、国際標準の記述言語にて記載されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の観測ステーション。
  5. 前記センサーが接続された際に、前記センサーと通信してデータベースへ書き込むためのプログラムモジュールを更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の観測ステーション。
  6. 登録済みセンサーに係るセンサー情報を記憶するセンサー構成記憶手段と、
    前記センサーデータの読み取り、読み取ったデータの物理量変換、データベースへの書き込み、適切なデータ表示方法の選択、センサーの構成のヒストリーの保存、のいずれかを行うプラグアンドプレイ手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の観測ステーション。
  7. ユーザー情報、ユーザーごとの前記センサーデータの管理ポリシー、センサー存在情報、前記センサーデータの公開の有無、前記センサーデータの公開までの時間、データアクセス可能な他ユーザーの選択、前記センサーデータの存在情報、前記メタデータと前記センサーデータの配信の設定、のいずれかを設定する設定手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の観測ステーション。
  8. 前記センサーのデータを暗号化して取得し、前記センサーのデータやメタデータを国際標準のファイル形式で配信し、他のアプリケーションと連動する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の観測ステーション。
  9. 請求項1乃至8に記載の観測ステーションのサーバーであって、
    前記観測ステーションの前記メタデータを同期又は設定する
    ことを特徴とする観測ステーションのサーバー。
  10. 請求項1乃至8に記載の観測ステーションと、
    請求項9に記載の観測ステーションのサーバーとを備える
    ことを特徴とする観測システム。
  11. メッセージング等より観測ステーションと暗号化された状態で通信し、
    記述言語で記載され前記センサーのメタデータやセンサーデータを含むセンサーファイルを送受信するセンサー用通信プロトコルに基づきセンサーデータを取得する
    ことを特徴とする観測方法。
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