JP2010049451A - 表示装置及び表示装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作画面に表示される情報の処理能力に応じた画面表示制御を行うことができる表示装置及び表示装置の制御方法を提供する。
【解決手段】初期操作画面30を表示してから、ユーザが初期操作画面30に表示された情報を処理し次のデザイン選択画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定するステップS13と、画面処理時間と、初期操作画面30に表示された文字数と、に基づき初期操作画面30の処理速度を演算するステップS15と、処理速度に応じて操作画面の支援レベルを決定し、支援レベルに応じて操作画面を記憶する画面データ記憶部20から次に表示するデザイン選択画面を選択するステップS18と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、操作画面を順次切り替えて表示する表示装置に関する。
従来、表示画面に指を触れて、触れた位置の位置座標を検知し、その座標に対応する画面データを入力するようにしたタッチパネル方式の入力装置が広く利用されている。例えばコンビニエンス・ストアや公共施設等に設置されている、いわゆるキオスク端末の中には、音楽や写真画像といった各種デジタルコンテンツファイルをメモリカードに記録したり、携帯電話の赤外線ポートに送信したりするなどのコンテンツ記録サービスを行うものも知られている。
一般に、キオスク端末では、表示部に装置の操作手順などを誘導するガイダンスを表示し、利用者がそれをタッチし選択することによって必要な処理を行うようにしている。特許文献1には、タッチパネルに操作手順を誘導するためのガイダンス画面を表示し、そのガイダンス画面への操作時間に応じてその後のガイダンス画面の切り替え時間を可変に制御するガイダンス制御方法が記載されている。表示装置に表示されている取引誘導ガイダンス画面に従い顧客がキーを押下する際、その押下時間をキー押下時間測定部で測定し、キー押下時間と各種ガイダンス制御方法の対応表を読込み、該対応表から測定したキー押下時間に対応する反応音の種類、ガイダンス画面の切り替え方法等を選択するよう構成されている。
また、キオスク端末に限らずガイダンス画面を制御する方法は他にも提案されている。特許文献2には、利用者の顔画像を取得するカメラ部および画像生成部と、顔画像によって年齢を判断するための年齢判定用データ記憶部と、年齢ごとに異なる操作画面を記憶する操作画面データ記憶部と、画像生成部によって取得した顔画像を年齢判定用データ記憶部と比較して利用者の年齢を判定する年齢判定部と、年齢判定部によって判定された年齢に基づいて操作画面データ記憶部から表示する操作画面を選択する画面選択部とを備えた情報端末装置が記載されている。これにより、利用者の年齢によって提供するサービスを変更することができるようになっている。
特開平08−329315号公報 特開2006−119920号公報
上記特許文献1に記載されているガイダンス制御方法によれば、1つのキーの押下時間をキー押下時間測定部で測定し、押下時間に応じてガイダンスの制御方法を変えるため、キーの押し方によって後の表示画面が変わってくる。すなわち、キー操作の遅い人はキーの押下時間が長く、キー操作の速い人はキーの押下時間が短いものとして設定されている。しかしながら、必ずしもその通りとならない場合も考えられる。例えば、キーの押下時間は短くても、操作画面に表示された情報を的確に理解してキーを操作するまでにかなりの時間を要する場合がある。また、キーの押下時間は長いが、操作画面に表示された情報を的確に理解してキーを操作するまでにさほど時間を要しない場合もある。つまり、キー操作に要する時間と、操作画面に表示された情報を処理する時間と、間には関連性がない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、操作画面に表示される情報の処理能力に応じた画面表示制御を行うことができる表示装置及び表示装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、操作画面を順次切り替えて表示する表示装置であって、
前記操作画面を記憶する画面記憶部と、
前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定する測定部と、
前記処理時間に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記画面記憶部から次に表示する操作画面を選択する選択部と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、操作画面を表示してから次の操作画面に切り替えるまでの画面処理時間を測定するので、キー操作のような画面操作を含めて操作画面に表示される情報の処理能力に応じた支援レベルを決定することができる。したがって、各ユーザの情報処理能力に即した適切な操作画面の表示制御を行うことができる。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、操作画面を順次切り替えて表示する表示装置であって、
前記操作画面を記憶する画面記憶部と、
前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定する測定部と、
少なくとも前記画面処理時間と、前記操作画面に表示された情報量と、に基づき前記操作画面の処理速度を演算する演算部を有し、
前記処理速度に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記画面記憶部から次に表示する操作画面を選択する選択部と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、少なくとも画面処理時間と、操作画面に表示された情報量と、に基づき操作画面の処理速度を演算する。この場合、画面処理時間は、操作画面に表示された情報を読む時間と、読んだ結果を検討し次の操作を選択する時間等が含まれる。操作画面に表示される情報量を画面操作時間で割れば、単位時間当たりの処理情報量を算出することができる。これを処理速度とすることで、処理速度に応じた支援レベルを決定することができる。したがって、ある操作画面において処理速度を求めれば、そのユーザの支援レベルを決定することができ、その後の操作画面においては決定した支援レベルに応じた表示制御を行うことができる。
また、本発明の表示装置において、前記演算部は、各操作画面について処理速度を演算し、複数の操作画面における処理速度の平均値に基づき前記支援レベルを決定することを特徴とする。
上記構成によれば、各操作画面について処理速度を求めて平均をとり、平均値に基づいて支援レベルを決定するので、ユーザの情報処理能力により適合した支援レベルを決定することができる。
また本発明において、ユーザ固有の識別情報が書き込まれた識別媒体を認識する認識部と、
前記支援レベルを前記識別情報と関連付けて前記識別媒体及び前記表示装置の少なくとも何れかが備えるユーザ情報記憶部に記憶する記憶部と、を有し、
前記選択部は、前記認識部が識別媒体を認識すると、前記識別情報と関連付けされた支援レベルを読み出し、前記支援レベルに応じた操作画面を表示することを特徴とする。
上記構成によれば、支援レベルをユーザ固有の識別情報と関連付けて記憶することができるので、次回以降は記憶したユーザの支援レベルを読み出し、該当する支援レベルに対応した画面表示制御を初期画面から実行することができる。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、操作画面を順次切り替えて表示する表示装置の制御方法であって、
前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定するステップと、
前記処理時間に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記操作画面が記憶されている画面記憶部から次に表示する操作画面を選択するステップと、を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、操作画面を順次切り替えて表示する表示装置の制御方法であって、
前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定するステップと、
少なくとも前記画面処理時間と、前記操作画面に表示された情報量と、に基づき前記操作画面の処理速度を演算するステップと、
前記処理速度に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記操作画面が記憶されている画面記憶部から次に表示する操作画面を選択するステップと、を有することを特徴とする。
以下、本発明に係る表示装置、表示装置の制御方法の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態の店舗端末の外観構成を模式的に示した図であり、図2は、本実施形態の店舗端末の内部構成を示した図である。なお、本実施形態では、表示装置を搭載した店舗端末を一例として説明するが、表示装置は店舗端末以外の装置にも採用することができる。
一般に、店舗端末の用途は設置場所によって様々で、博物館・美術館での館内の案内、図書館での蔵書検索、病院や会社での受付、駅や役所での交通・観光案内などに利用されている。本実施形態の店舗端末1は、例えばスーパーや、コンビニエンス・ストア等に設置される端末であり、プリンタ機能を搭載している。具体的には、年賀状、フォトアルバムや名刺等の作成するためのコンテンツを備えており、ユーザの指示に応じたコンテンツを起動して印刷し出力する。
図1に示すように、本実施形態の店舗端末1は、ユーザが各種操作を行うための操作パネル2と、電子決済のためのクレジット機能付のカード5等を挿入するカード挿入口3と、各コンテンツに応じた印刷処理が完了した出力結果物6を排出し、ユーザが取り出すための取り出し部4と、を備えている。本実施形態の店舗端末1が備えるコンテンツは、年賀状作成、グリーティングカード作成、フォトアルバム作成、カレンダー作成、名刺作成等である。したがって、ユーザが選択したコンテンツに応じて、年賀状、グリーティングカード、フォトアルバム、カレンダー、名刺等が出力結果物として取り出し部4に排出される。
図2に示すように、店舗端末1の筺体内部には、主として入力操作部11、入力データ記憶部12、データ通信部13、印刷部14、印刷媒体排出部15、画面処理時間測定部16(測定部)、処理時間分析部17(演算部)、画面遷移管理部18、画面表示部19、画面データ記憶部20、記憶媒体認識部23(認識部,記憶部)、を備えている。また、画面データ記憶部20(画面記憶部)は、標準画面データ記憶部21と、調整画面データ記憶部22と、備えている。
入力操作部11は、ユーザが指で操作パネル2をタッチすると、そのタッチされた部位の位置情報を割り出し、入力データ記憶部12に記憶する。入力データ記憶部12に位置情報が記憶されると、画面遷移管理部18は、操作画面上に表示されているボタンの位置と操作画面上のタッチされた部位の位置情報とを照らし合わせて、操作画面上のどのボタンが押されたかを判定する。
画面遷移管理部18は、操作パネル2に表示する操作画面の表示処理を制御する。具体的には、入力操作部11から位置情報の入力があり次の操作画面に切り替えるボタンがタッチされたと判定すると、画面データ記憶部20に記憶されている画面データを読み出し、次の操作画面を表示するよう画面表示部19へ指示する。また、コンテンツ使用料の支払い操作画面を画面データ記憶部20から読み出し、次の操作画面を表示するよう画面表示部19へ指示する。
記憶媒体認識部23は、コンテンツ使用料の支払いのため、カード挿入口3から例えばカード5の挿入があったことを検知すると画面遷移管理部18に通知する。また、画面遷移管理部18が決定したユーザの支援レベルを、カード5のユーザ情報記憶部24に書き込む。
画面処理時間測定部16は、画面遷移管理部18が画面表示部19に操作画面を表示するよう指示してから、ユーザが操作画面に表示された情報を処理して次の操作画面に切り替えるまでの画面処理時間を測定する。
処理時間分析部17は、表示された操作画面に含まれる情報量(本実施形態では、文字数)と、画面処理時間計測部16が計測した画面処理時間とから、表示された操作画面におけるユーザの処理速度を演算する。
図3は、各ユーザの支援レベルを判定するためのテーブルである。画面遷移管理部18は図3に示すテーブルを保持しており、処理時間分析部17が演算した処理速度と、図3のテーブルで設定されている所定の基準値とを比較し、ユーザに該当する支援レベルを決定する。図3のテーブルの場合、画面遷移管理部18は、処理速度に応じて、支援レベル0から支援レベル2の3段階レベルのうち対応する支援レベルを決定することができる。
画面データ記憶部20には、標準画面データを記憶している標準画面データ記憶部21と調整画面データを記憶している標準画面データ記憶部22と、を備えている。画面遷移管理部18が決定した支援レベル毎に、対応する画面データを備えており、デフォルトで表示される操作画面が標準画面データであり、支援レベルが高くなるにつれて、標準画面データに追加される画像データが調整画面データである。
データ通信部13は、外部ネットワークとのインターフェースであって、各コンテンツで使用する印刷画像データを受信することができる。例えば、選択されたコンテンツがカレンダー作成であれば、カレンダーのデザインを印刷する際に、外部ネットワークを介して外部サーバーと通信し、該当する画像データをダウンロードすることができる。
印刷部14は、データ通信部13が受信した画像データに基づき印刷処理を行う。また、予め各コンテンツに使用する画像データを保持しておくこともできる。また、画像データを記憶したメモリカードや、USBメモリ、を店舗端末1に接続することによって、これらの記憶媒体から画像データを読み出して印刷することもできる。印刷媒体排出部15は、印刷部14が印刷した出力結果物6を取り出し部4へ排出する。
次に、本実施形態の店舗端末1が実行する画面表示制御について説明する。図4は、店舗端末1が実行する画面表示方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザが店舗端末1の操作を開始するにあたって、操作パネル2に触れると、入力操作部11はそのタッチされた部位の位置情報を割り出し、入力データ記憶部12に記憶する。入力データ記憶部12に初期操作画面を表示する要求があると(ステップS11:Yes)、まず画面遷移管理部18は標準画像データ記憶部21から初期操作画面を読み出し、操作パネル2に表示するよう画面表示部19に指示する。なお、この時点では、ユーザの画面処理速度に関する情報がないため、支援レベルはデフォルトであり標準レベルの初期操作画面を表示する(ステップS12)。
図5は、操作パネル2に表示される標準レベルの初期操作画面を示した図である。
図5に示すように、本実施形態の初期操作画面はコンテンツ選択画面30である。年賀状、グリーティングカード、フォトアルバム、カレンダー、名刺、その他の6つから選択できるようになっている。6つのコンテンツ選択ボタンにそれぞれ対応する選択領域31,32,33,34,35,36が設定されている。また選択領域の上部には、コンテンツ選択画面30の操作説明を表示する説明表示領域37が設定されている。
画面表示部19がコンテンツ選択画面30を表示すると、画面処理時間測定部16が次の操作画面に切り替える指示があるまで画面処理時間の計測を行う(ステップS13)。例えば、コンテンツ選択画面30が表示されてから、ユーザがその画面に含まれる情報を理解し、操作画面に対してどのような操作を行えばよいかを判断し、実際に何れかの選択領域にタッチするまでの時間を計測する。したがって、単純にユーザのタッチ操作の操作時間を測定するのではなく、コンテンツ選択画面30をユーザが理解し、対処するために必要な総合的な画面処理時間を計測する。
次の操作画面に切り替える画面切り替え操作があると(ステップS14:Yes)、画面処理時間の計測を終了し、処理時間分析部17が処理速度を演算する(ステップS15)。例えば、ユーザがコンテンツ選択画面30で選択領域34、すなわちカレンダーを選択すると、ユーザがコンテンツ選択画面30を処理した速度を算出する。ここでは、操作画面に表示された文字数と画面処理時間とによって処理速度を算出する。コンテンツ選択画面30に含まれる文字数は、タイトル領域38に7文字、説明表示領域37に20文字、選択領域31,32,33,34,35,36にそれぞれ、3文字,10文字,7文字,5文字,2文字,3文字が含まれ、例えばコンテンツ選択画面30の処理時間が10秒間であった場合、処理速度は57[文字]÷10[秒]=5.7[文字/秒]となる。
一方、次の操作画面に切り替える画面切り替え操作がないまま、所定時間が経過しタイムオーバーすると(ステップS16:Yes)、コンテンツ選択画面30に補足説明を追加して表示するようにしてもよい(ステップS17)。
画面遷移管理部18は、処理時間分析部17が演算した処理速度に基づき、そのユーザの支援レベルを決定し、支援レベルに対応する画面表示制御を行う(ステップS18)。具体的には、支援レベル0と判定した場合は、支援レベル0に対応する表示制御を実行する。一般に、人間の黙読の速度は400〜600文字/分(6.66…〜10文字/秒)と言われており、これを基準とし、支援レベル0を通常のレベルとして設定する。例えば、画面遷移管理部18が支援レベル0と判定した場合は、図6に示すように標準画面データ記憶部21からデザイン選択画面40を読み出して表示する(ステップS19)。支援レベル1と判定した場合は、図7に示すように調整画像データ記憶部22からデザイン選択画面50を読み出して表示する(ステップS20)。また、支援レベル2と判定した場合は、図8に示すように調整画像データ記憶部22からデザイン選択画面60を読み出して表示する(ステップS21)。
図6,7,8に示すように、支援レベルが高いほどヘルプ機能を使用した操作画面が表示される。つまり、図6に示すように、IT機器に慣れていて表示された操作画面を理解し、対処する速度が早いユーザには余分な操作説明を表示しないようにする。また、図7に示すようにIT機器に不慣れで表示された操作画面を理解し、対処する速度が比較的遅いユーザには操作説明を補足表示する。また、図8に示すように操作画面を理解し、対処する速度がさらに遅いユーザにはイラスト表示や音声ガイダンスで画面操作を誘導することができる。このため、操作処理能力の異なるユーザでもストレスを感じることなく、ユーザに適した表示操作を行うことができる。
ステップS19,20,21では、一連のアプリケーションが終了するまで、それぞれの支援レベルに応じた操作画面を表示する。例えば、ステップS18で決定した支援レベルが0であれば、標準画像データ記憶部21から図9に示すカレンダー月の選択画面70を読み出し、コンテンツ選択画面40の次に表示する。また、ステップS18で決定した支援レベルが1であれば、調整画像データ記憶部22から図10に示すカレンダー月の選択画面80を読み出し、コンテンツ選択画面50の次に表示する。また、ステップS19で決定した支援レベルが2であれば、調整画像データ記憶部22から図11に示すカレンダー月の選択画面90を読み出し、コンテンツ選択画面60の次に表示する。
このように、ユーザの支援レベルが決定されると、支援レベルに対応した一連の操作画面を表示するよう構成されている。一連の入力操作が終了して、コンテンツ実行の指示が与えられると(ステップS22:Yes)、コンテンツ使用料金の支払い画面を表示し、クレジット機能付のカード5がカード挿入口から挿入されると、画面遷移管理部18は支払い処理画面を表示する。支払い処理が終了すると、記憶媒体識別部23がステップS18で決定した支援レベルをカード5のメモリ(ユーザ情報記憶部24)に書き込む(ステップS23)。この場合、記憶媒体識別部23が記憶部として機能する。
支払い処理と、支援レベルの書き込み処理が終了すると、印刷部14がコンテンツの印刷処理を実行する(ステップS24)。選択されたコンテンツがカレンダー作成であれば、操作画面から選択されたデザイン、月を印刷したカレンダー20(図1参照)を印刷する。印刷処理が終了すると、カード挿入口3から、カード5を排出し、印刷媒体排出部15によって印刷されたカレンダー5を取り出し口4へ排出する(ステップS25)。
このように、支援レベルをカードのメモリに書き込むことによって、次回は、メモリから支援レベルを読み出すようにすれば、初期画面から支援レベルに対応した表示を行うことができる。したがって、コンテンツを使用する度に処理速度の演算をやり直す必要がない。
なお、本実施形態では、初期操作画面の処理にかかった時間と、処理文字数とから処理速度を求め、その処理速度から支援レベルを決定したが、そのような実施形態に限定されない。具体的には、各コンテンツを実行する場合に用意されている複数の操作画面について処理時間と処理速度を求め、その処理速度の平均値から支援レベルを決定するよう構成してもよい。
また、前の操作画面の処理にかかった処理時間を測定し、その処理時間に基づき支援レベルを決定するよう構成してもよい。また、本実施形態の支援レベルは3つに分けたが、これに限られず細かくレベル分けしてもよい。
また、本実施形態で示した、支援レベルに応じた操作画面(図6から図11)は一例であってこれらに限定されない。支援レベルに応じて文字の大きさを変えたり、ハイライトで表示して次の操作を誘導するよう構成してもよい。また、説明文等の文字数が多い場合は、文字をスクロールする速度を変化させたり、文字より図やイラストで表現するようにしてもよい。
また、本実施形態では、記憶媒体認識部23が支援レベルをカード5のメモリに書き込む構成としたが、カード5に割り当てられているユーザ固有の識別IDと関連付けて、画像処理管理部18が店舗端末1内の所定の記憶領域(ユーザ情報記憶部25)に記憶しておくこともできる。この場合、画像処理管理部18は記憶部として機能する。また、店舗端末1とネットワークを介して接続されている、データベースサーバー等に記憶させておくこともできる。この場合は、カード挿入口3にカード5が挿入され、カードの識別IDを読み出すと、識別IDと関連付けられた支援レベルに対応した表示制御を行うことができる。
また、支援レベルを書き込む媒体は、カード5のメモリに限定されない。例えば、デジタルカメラなどで撮影した写真を記憶したメモリカードやUSBメモリを、店舗端末1に接続し、気に入った写真を各コンテンツに取り込むこともできる。この場合は、メモリカードやUSBメモリに支援レベルを書き込むこともできる。
また、本実施形態では、本発明の表示装置をいわゆるタッチパネル方式の店舗端末1に適用した場合を説明したが、このような実施形態に限定されることはない。例えば、入力デバイスとして、マウス、キーボード、ライトペン、ジョイスティック、タッチパッド等を採用する装置にも適用することができる。
本実施形態の店舗端末の外観構成を模式的に示した図である。 本実施形態の店舗端末の内部構成を示した図である。 各ユーザの支援レベルを判定するためのテーブルである。 本実施形態の店舗端末が実行する画面表示方法を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の店舗端末の操作パネルに表示される標準レベルの初期操作画面を示した図である。 支援レベル0に対応するデザイン選択画面である。 支援レベル1に対応するデザイン選択画面である。 支援レベル2に対応するデザイン選択画面である。 支援レベル0に対応するカレンダー月の選択画面である。 支援レベル1に対応するカレンダー月の選択画面である。 支援レベル2に対応するカレンダー月の選択画面である。
符号の説明
1:店舗端末、2:操作パネル、3:カード挿入口、4:取り出し部、5:カード、11:入力操作部、12:入力データ記憶部、13:入力データ通信部、14:印刷部、15:印刷媒体排出部、16:画面処理時間測定部(測定部)、17:処理時間分析部(演算部)、18:画面遷移管理部、19:画面表示部、20:画面データ記憶部、21:標準画面データ記憶部、22:調整画面データ記憶部、23:記憶媒体認識部(認識部,記憶部)。

Claims (6)

  1. 操作画面を順次切り替えて表示する表示装置であって、
    前記操作画面を記憶する画面記憶部と、
    前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定する測定部と、
    前記処理時間に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記画面記憶部から次に表示する操作画面を選択する選択部と、を有することを特徴とする表示装置。
  2. 操作画面を順次切り替えて表示する表示装置であって、
    前記操作画面を記憶する画面記憶部と、
    前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定する測定部と、
    少なくとも前記画面処理時間と、前記操作画面に表示された情報量と、に基づき前記操作画面の処理速度を演算する演算部を有し、
    前記処理速度に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記画面記憶部から次に表示する操作画面を選択する選択部と、を有することを特徴とする表示装置。
  3. 前記演算部は、各操作画面について処理速度を演算し、複数の操作画面における処理速度の平均値に基づき前記支援レベルを決定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. ユーザ固有の識別情報が書き込まれた識別媒体を認識する認識部と、
    前記支援レベルを前記識別情報と関連付けて前記識別媒体及び前記表示装置の少なくとも何れかが備えるユーザ情報記憶部に記憶する記憶部と、を有し、
    前記選択部は、前記認識部が識別媒体を認識すると、前記識別情報と関連付けされた支援レベルを読み出し、前記支援レベルに応じた操作画面を表示することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の表示装置。
  5. 操作画面を順次切り替えて表示する表示装置の制御方法であって、
    前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定するステップと、
    前記処理時間に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記操作画面が記憶されている画面記憶部から次に表示する操作画面を選択するステップと、を有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  6. 操作画面を順次切り替えて表示する表示装置の制御方法であって、
    前記操作画面を表示してから、ユーザが前記操作画面に表示された情報を処理し次の操作画面に切り替えるまでの、画面処理時間を測定するステップと、
    少なくとも前記画面処理時間と、前記操作画面に表示された情報量と、に基づき前記操作画面の処理速度を演算するステップと、
    前記処理速度に応じて前記ユーザの支援レベルを決定し、前記支援レベルに応じて前記操作画面が記憶されている画面記憶部から次に表示する操作画面を選択するステップと、を有することを特徴とする表示装置の制御方法。
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