JP2010049124A - 液晶表示装置 - Google Patents
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【課題】部品点数を低減させ簡単な作業によってモジュール化できる液晶表示装置の提供。
【解決手段】少なくともバックライトと液晶表示パネルをフレームによってモジュール化させる液晶表示装置であって、
前記フレームは、その開口端部から前記バックライトおよび液晶表示パネルを順次収納させる箱状体の樹脂材からなり、
少なくとも前記開口端部は、弾性材の樹脂材によって構成されるともに、前記バックライトおよび液晶表示パネルの収納後の加熱成形によって、前記液晶表示パネル側に傾倒させ該液晶表示パネルの周辺を押圧するように屈曲されている。
【選択図】図1
【解決手段】少なくともバックライトと液晶表示パネルをフレームによってモジュール化させる液晶表示装置であって、
前記フレームは、その開口端部から前記バックライトおよび液晶表示パネルを順次収納させる箱状体の樹脂材からなり、
少なくとも前記開口端部は、弾性材の樹脂材によって構成されるともに、前記バックライトおよび液晶表示パネルの収納後の加熱成形によって、前記液晶表示パネル側に傾倒させ該液晶表示パネルの周辺を押圧するように屈曲されている。
【選択図】図1
Description
本発明は液晶表示装置に係り、少なくともバックライトと液晶表示パネルをフレームによってモジュール化させた液晶表示装置に関する。
液晶表示パネルは、その各画素における光透過率を独立に制御させるように構成されている。このため、液晶表示パネルの背面にはバックライトを備えて構成されるのが通常である。そして、これらバックライトと液晶表示パネルはフレームによってモジュール化されて構成される。
図6は、バックライトと液晶表示パネルのフレームによる従来のモジュール化構造を示す断面図である。なお、図6は、本発明の実施例である図1と対応した図となっている。このため、以下の説明では、図6に示す構成において不都合な部分の説明に止まり、周辺の詳細な構成は図1における説明を参照されたい。
図6において、バックライトBLと液晶表示パネルPNLを重ねて収納する下フレームDFRと、液晶表示パネルPNLの表示領域に対応する部分に窓WDが形成された上フレームUFRがあり、これら下フレームDFRと上フレームUFRの係合によって、バックライトBLと液晶表示パネルPNLのモジュール化を図っている。下フレームDFRと上フレームUFRはたとえばステンレス等の金属材料で形成されている。
なお、図6において、液晶表示パネルPNLは、その観察者側の面(バックライトBLと反対側の面)のほぼ全域に透明導電膜TCLが形成され、この透明導電膜TCLの上面に該透明導電膜TCLの周辺を露出させて偏光板POL2が配置されている。該透明導電膜TCLは磁気シールド材としての機能を有し、液晶表示パネルPNLの周辺において上フレームUFRとの間に接着された導電性テープCTPを介して上フレームUFRと電気的に導通されている。上フレームUFRを介して透明導電膜TCLを接地するためである。
また、液晶表示パネルPNLは、バックライトBLの周辺に配置される樹脂モールド材PMDと両面粘着テープATPを介して粘着されることによって、バックライトBLに対して位置決めがなされるように構成されている。
しかし、図6に示した液晶表示装置は、一対のフレームDFR、UFR、導電性テープCTP、樹脂モールド材PMD、および両面粘着テープATP等を用いることにより、バックライトBLと液晶表示パネルPNLのモジュール化を達成できる構成となっているものである。
このことから、モジュール化に要する部品の点数が多くなっていることが指摘され、部品点数を低減させるとともに、簡単な作業によってモジュール化が図れる液晶表示装置の構造が要望されるに至った。
本発明の目的は、部品点数を低減させ簡単な作業によってモジュール化できる液晶表示装置を提供することにある。
本発明は、フレームを樹脂材によって構成するとともに、加熱成形によって一部を屈曲させることにより、対となる他のフレームを不要としたものである。
本発明の構成は、たとえば、以下のようなものとすることができる。
(1)本発明の液晶表示装置は、少なくともバックライトと液晶表示パネルをフレームによってモジュール化させる液晶表示装置であって、
前記フレームは、その開口端部から前記バックライトおよび液晶表示パネルを順次収納させる箱状体の樹脂材からなり、
少なくとも前記開口端部は、弾性材の樹脂材によって構成されるともに、前記バックライトおよび液晶表示パネルの収納後の加熱成形によって、前記液晶表示パネル側に傾倒させ該液晶表示パネルの周辺を押圧するように屈曲されていることを特徴とする。
前記フレームは、その開口端部から前記バックライトおよび液晶表示パネルを順次収納させる箱状体の樹脂材からなり、
少なくとも前記開口端部は、弾性材の樹脂材によって構成されるともに、前記バックライトおよび液晶表示パネルの収納後の加熱成形によって、前記液晶表示パネル側に傾倒させ該液晶表示パネルの周辺を押圧するように屈曲されていることを特徴とする。
(2)本発明の液晶表示装置は、(1)において、前記液晶表示パネルの前記周辺には透明導電膜が偏光板から露出して形成され、
前記透明導電膜を介して前記液晶表示パネルの周辺を押圧する前記フレームの前記開口端部は、導電性を有することを特徴とする。
前記透明導電膜を介して前記液晶表示パネルの周辺を押圧する前記フレームの前記開口端部は、導電性を有することを特徴とする。
(3)本発明の液晶表示装置は、(2)において、前記液晶表示パネルは、横電界方式の液晶表示パネルであることを特徴とする。
(4)本発明の液晶表示装置は、(1)、(2)のいずれかにおいて、前記フレームは、その内壁面に段差部を備え、この段差部によって、前記バックライトを載置する面と前記液晶表示パネルを載置する面を構成することを特徴とする。
なお、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書の全体の記載または図面から明らかにされる。
このように構成した液晶表示装置は、部品点数を大幅に低減させることができる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、各図および各実施例において、同一または類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
〈実施例1〉
(全体の構成)
図1は、本発明の液晶表示装置の実施例1による構成を示す断面図である。図1に示す液晶表示装置はたとえばデジタルカメラのモニタ等に用いられる比較的小型の液晶表示装置を例に揚げている。
(全体の構成)
図1は、本発明の液晶表示装置の実施例1による構成を示す断面図である。図1に示す液晶表示装置はたとえばデジタルカメラのモニタ等に用いられる比較的小型の液晶表示装置を例に揚げている。
図1において、樹脂材の一体成形によって形成された箱体状のフレームFRがある。このフレームFRの底面にはバックライトBLが載置されている。また、フレームFRの側壁面には段差部STが形成され、この段差部STの表面には液晶表示パネルPNLが載置されている。これにより、バックライトBLと液晶表示パネルPNLは所定の間隔を有して対向配置されるようになっている。
箱体状からなるフレームFRには、その開口端部OP側から、バックライトBL、液晶表示パネルPNLが順次収納されるようになっており、その収納後において、前記開口端部OPは、前記液晶表示パネルPNL側に傾倒させ該液晶表示パネルPNLの周辺を押圧するように屈曲(屈曲部を図中矢印Bで示す)されて構成されている。開口端部OPの屈曲はたとえば加熱成形によってなされるようになっている。
また、樹脂材からなるフレームFRにおいて、前記開口端部OPは他の部分よりも弾性を有する樹脂から構成され、これにより、該開口端部OPの液晶表示パネルPNLの周辺への押圧を信頼性あるものとしている。
さらに、前記開口端部OPは導電性を有するように構成されている。このようにした理由は、液晶表示パネルPNLの観察者側の基板SUB2の表面において磁気シールド用の透明導電膜TCLが形成され、この透明導電膜TCLをフレームFRの前記開口端部OPを通して接地させるためである。すなわち、透明導電膜TCLの上面には偏光板POL2が形成され、透明導電膜TCLの周辺は該偏光板POL2が露出されるようにして形成されている。フレームFRの屈曲された前記開口端部OPは、図1の点線枠を拡大して示した図Aに示すように、偏光板POL2から露出された透明導電膜TCLに接触(電気的接触)して液晶表示パネルPNL(基板SUB2)を押圧するようになっている。
このように構成した液晶表示装置は、フレームFRを樹脂材によって構成するとともに、加熱成形によって一部を屈曲させることにより、対となる他のフレームを不要とした構成とすることができる。また、フレームFRの開口端部OPは、液晶表示パネルPNLの透明導電膜TCLが露出された周辺を押圧できる構成とするとともに、導電性をもたせて形成しているため、図6に示した導電性テープCTPを必要としない構成とすることができる。さらに、バックライトBLと液晶表示パネルPNLは、フレームFRの内側面に形成した段差部STによって位置決めができるようにしているため、図6に示した両面粘着テープATPを必要としない構成とすることができる。
以下、液晶表示パネルPNL、バックライトBL、およびフレームFRのそれぞれの詳細な構成について順次説明する。
(液晶表示パネルPNL)
図2(a)は、液晶表示パネルPNLの平面図を、図2(b)は図2(a)のb−b線における断面図を示している。
図2(a)は、液晶表示パネルPNLの平面図を、図2(b)は図2(a)のb−b線における断面図を示している。
図2(a)において、たとえばガラスからなる矩形状の基板SUB1および基板SUB2によって外囲器を構成するようになっている。基板SUB1と基板SUB2との間には液晶LCが挟持され、この液晶LCは、基板SUB1と基板SUB2を固定するシール材SLによって封入されている。シール材SLによって液晶が封入された領域は、液晶表示領域ARを有するようになっている。この液晶表示領域ARは複数の画素がマトリックス状に配置された領域となっている。
基板SUB1の下側辺部は、基板SUB2から露出する部分を有し、この部分には、外部から信号を入力させるフレキシブル基板FPCの一端が接続されるようになっている。また、基板SUB1上において、フレキシブル基板FPCと基板SUB2の間の領域にはチップからなる半導体装置SCNが搭載されている。この半導体装置SCNは、基板SUB1の面に形成された配線WLを介してフレキシブル基板FPCからの各信号が入力されるようになっている。
基板SUB1の液晶側の面である液晶表示領域ARには、図中x方向に延在しy方向に並設される複数のゲート信号線GL、図中y方向に延在しx方向に並設される複数のドレイン信号線DLが形成されている。また、隣接するゲート信号線GLの間には該ゲート信号線GLに沿って延在する複数のコモン信号線CLが形成されている。これら、ゲート信号線GL、ドレイン信号線DL、およびコモン信号線CLは半導体装置SCNに接続され、この半導体装置SCNから、ゲート信号線GLには走査信号が、ドレイン信号線DLには映像信号が、コモン信号線CLには基準信号(映像信号に対して基準となる信号)が供給されるようになっている。
隣接する一対のゲート信号線GLと隣接する一対のドレイン信号線DLとで囲まれる領域(たとえば図中点線楕円枠内)は画素PIXの領域に相当するようになっている。画素PIXは、図中実線楕円枠A内における等価回路図に示すように、ゲート信号線GLからの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタTFTと、このオンされた薄膜トランジスタTFTを介してドレイン信号線DLからの映像信号が供給される画素電極PXと、この画素電極PXとの間に電界を発生させ前記コモン信号線CLに接続された対向電極CTを備えて構成されている。
画素電極PXと対向電極CTとの間に発生する電界は、基板SUB1の面に平行な成分を有するもので、このような電界によって液晶LCの分子を駆動する方式を横電界方式あるいはIPS(In Plane Switching)方式と称している。このような横電界方式あるいはIPS方式と称される液晶表示パネルPNLは、図2(b)に示すように、基板SUB2の液晶LCと反対側の面において少なくも液晶表示領域ARを被うようにしてたとえばITO(Indium Tin Oxide)膜からなる透明導電膜TCLが形成され、また、該透明導電膜TCLを接地させて構成するのが通常である。前記電界による液晶LCの分子の駆動が基板SUB2の面に向かって進入する磁気によって影響を受けないように、透明導電膜TCLに磁気シールド機能をもたせるためである。
そして、図2(b)に示すように、基板SUB1の少なくとも液晶表示領域ARを被うようにして偏光板POL1が形成されている。また、基板SUB2の前記透明導電膜TCLが形成された面に少なくとも液晶表示領域ARを被うようにして偏光板POL2が形成されている。これら偏光板POL1、POL2は、液晶LCの分子の挙動を可視化できるようにするために設けられる。なお、前記透明導電膜TCLは偏光板POL1の周辺から露出するようにして形成されている。後述で明らかとなるように、透明導電膜TCLの露出部においてフレームFRの開口端部OPとの電気的接触を行うようにするためである。
(バックライトBL)
バックライトBLは、たとえば、液晶表示パネルPNLの少なくとも液晶表示領域ARと対向する大きさをもつ導光板と、この導光板の一側壁面に対向し該一側壁面に沿って配置される冷陰極線管、この陰極線管からの光を導光板内に導く反射板とから構成されている。冷陰極線管からの光は該一側壁面を通して導光板内に照射され、導光板内で反射を経た後に、液晶表示パネルPNLと対向する面から出射されるようになっている。図1に示すバックライトBLは前記導光板を示し陰極線管、反射板の図示は省略している。
バックライトBLは、たとえば、液晶表示パネルPNLの少なくとも液晶表示領域ARと対向する大きさをもつ導光板と、この導光板の一側壁面に対向し該一側壁面に沿って配置される冷陰極線管、この陰極線管からの光を導光板内に導く反射板とから構成されている。冷陰極線管からの光は該一側壁面を通して導光板内に照射され、導光板内で反射を経た後に、液晶表示パネルPNLと対向する面から出射されるようになっている。図1に示すバックライトBLは前記導光板を示し陰極線管、反射板の図示は省略している。
なお、バックライトBLは、このような構成に限定されることはなく、たとえば、液晶表示パネルPNLと対向して配置された絶縁基板の該液晶表示パネルPNL側の面に発光素子を多数並設させたものであってもよい。
(フレームFR)
図3は、前記フレームFRのみを取り出して示した斜視図である。上述したように、フレームFRは樹脂材の一体成形によって形成されたものとなっている。
図3は、前記フレームFRのみを取り出して示した斜視図である。上述したように、フレームFRは樹脂材の一体成形によって形成されたものとなっている。
図3において、フレームFRは、底面BTと枠部FMを備え、該枠部FMの前記底面BTと反対側には開口端部OPを有する箱状体から構成されている。フレームFRの底面BTにはその周辺を除く部分において孔HLが形成され、これにより、たとえばフレームFRの重量を軽減させるようにしている。このため、前記孔HLは形成されていなくてもよい。
フレームFRは、その枠部FMの内壁面の周囲において、底面BTから所定の高さ(バックライトBLの高さにほぼ相当する)を有する表面SFを備えた段差部STが形成されている。これにより、底面BTと段差部STの内壁面(図中符号IW1で示す)によってバックライトBLの収容空間が形成できるようになっている。すわわち、バックライトBLは、底面BTに載置され、その平面方向の移動はたとえば段差部STの内壁面IW1によって規制されるようになっている。また、段差部STの表面SFとフレームFRの内側面であって前記段差部STが形成されていない面(図中符号IW2で示す)によって液晶表示パネルPNLの収容空間が形成できるようになっている。すなわち、液晶表示パネルPNLは、段差部STの表面SFに載置され、その平面方向の移動はたとえばフレームFRの内壁面IW1によって規制されるようになっている。
ここで、前記フレームFRは、その大部分において、通常の樹脂材で形成されているが、開口端部OP(開口端から前記段差部STに至るまでの距離のほぼ半分程度の距離に至る部分:図中点線で示す)において、弾性を有し、また、導電性を有する樹脂材によって形成されている。このような構成からなるフレームFRは、その成形の際に、成形型に異なる樹脂材を層状(2層)に順次充填させることにより、容易に形成できる。樹脂材に導電性を備えさせるにはたとえばフィラを混入させることによって実現させることができる。
前記フレームFRにおいて、弾性および導電性を有する開口端部OPは、フレームFRに、バックライトBL、液晶表示パネルPNLを順次収納させた後に、該液晶表示パネルPNLをフレームFRの段差部STに対して押圧させる押圧部としての機能、さらに、外見的には従前の上フレームとしての機能を持たせるようになっている。
すなわち、図4(a)、(b)は、フレームFRに、バックライトBL、液晶表示パネルPNLを収容した後に、該フレームFRの開口端部OPに上述した機能をもたせるための工程を示した断面図である。
図4(a)において、バックライトBLをフレームFRの底面BTに載置させ、液晶表示パネルPNLをフレームFRの段差部STの表面SFに載置させる。そして、全体的に熱を加えることにより、フレームFRの開口端部OPが収縮され、図中矢印α方向へ、すなわち、液晶表示パネルPNL側へ傾倒するように屈曲する。この場合、図5の斜視図に示すように、フレームFRの各辺における各開口端部が四隅の各角部CNにおいて連続するように接続されていることで、各開口端部OPは前記矢印α方向へ傾倒するように屈曲されることが判明する。
その後は、図4(b)に示すように、フレームFRの開口端部OPの上述した屈曲によって、該開口部端部OPの内壁面が液晶表示パネルPNLの表面に接触するとともに、該液晶表示パネルPNLを段差部STの表面SFに対して押圧させるように作用する。前記開口端部OPは弾性を有することから液晶表示パネルPNLへの押圧に信頼性をもたせることができる。液晶表示パネルPNLの基板SUB2の表面はその周辺にまで及んで前記透明導電膜TCLが形成され、この透明導電膜TCLの偏光板POL2から露出された部分においてフレームFRの開口端部OPが接触するようになる。ここで、フレームFRの開口端部OPは上述したように導電性の材料で構成されているため、透明導電膜TCLの電気的供給経路をフレームFRの前記開口端部OPにまで引き出せるようになる。このことは、透明導電膜TCLを接地させる場合において、フレームFRの開口端部OPを接地させるようにすることで済み、その作業を容易にできる効果を奏する。
〈実施例2〉
上述した実施例1は、液晶表示パネルPNLとして横電界方式あるいはIPS(In Plane Switching)方式と称されるものを用いたものである。しかし、これに限定されることはなく縦電界方式と称される液晶表示パネルであっても適用できる。
上述した実施例1は、液晶表示パネルPNLとして横電界方式あるいはIPS(In Plane Switching)方式と称されるものを用いたものである。しかし、これに限定されることはなく縦電界方式と称される液晶表示パネルであっても適用できる。
〈実施例3〉
上述した実施例1は、液晶表示パネルPNLの観察者側の面(基板SUB2の面)に透明導電膜が形成されたものを用いたものである。しかし、これに限定されることはなく前記透明導電膜が形成されていないものにあっても適用できる。この場合、フレームFRの開口端部は、弾性をもたせるのみで、導電性をもたせるようにしなくてもよい。フレームFRの開口端部において電気的供給経路を構成する必要がないからである。
上述した実施例1は、液晶表示パネルPNLの観察者側の面(基板SUB2の面)に透明導電膜が形成されたものを用いたものである。しかし、これに限定されることはなく前記透明導電膜が形成されていないものにあっても適用できる。この場合、フレームFRの開口端部は、弾性をもたせるのみで、導電性をもたせるようにしなくてもよい。フレームFRの開口端部において電気的供給経路を構成する必要がないからである。
〈実施例4〉
上述した実施例1は、液晶表示パネルPNLとバックライトBLとの間に、たとえばプリズムシートあるいは拡散板等の光学的シートを備えない構成として示したものである。しかし、これらの光学的シートを備える構成としてもよい。この場合においても、樹脂材から構成されるフレームRFにおいて、該光学的シートの位置決めを行う手段を成形によって容易に構成することができる。
上述した実施例1は、液晶表示パネルPNLとバックライトBLとの間に、たとえばプリズムシートあるいは拡散板等の光学的シートを備えない構成として示したものである。しかし、これらの光学的シートを備える構成としてもよい。この場合においても、樹脂材から構成されるフレームRFにおいて、該光学的シートの位置決めを行う手段を成形によって容易に構成することができる。
PNL……液晶表示パネル、SUB1、SUB2……基板、SL……シール材、GL……ゲート信号線、DL……ドレイン信号線、CL……コモン信号線、PIX……画素、TFT……薄膜トランジスタ、PX……画素電極、CT……対向電極、FPC……フレキシブル基板、SCN……半導体装置、TCL……透明導電膜、POL1、POL2……偏光板、BL……バックライト、FR……フレーム、HL……孔、FM……枠部、OP……開口端部、ST……段差部、IW1、IW2……内壁面、BT……底面、SF……表面(段差部の表面)、CN……角部。
Claims (4)
- 少なくともバックライトと液晶表示パネルをフレームによってモジュール化させる液晶表示装置であって、
前記フレームは、その開口端部から前記バックライトおよび液晶表示パネルを順次収納させる箱状体の樹脂材からなり、
少なくとも前記開口端部は、弾性材の樹脂材によって構成されるともに、前記バックライトおよび液晶表示パネルの収納後の加熱成形によって、前記液晶表示パネル側に傾倒させ該液晶表示パネルの周辺を押圧するように屈曲されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記液晶表示パネルの前記周辺には透明導電膜が偏光板から露出して形成され、
前記透明導電膜を介して前記液晶表示パネルの周辺を押圧する前記フレームの前記開口端部は、導電性を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記液晶表示パネルは、横電界方式の液晶表示パネルであることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
- 前記フレームは、その内壁面に段差部を備え、この段差部によって、前記バックライトを載置する面と前記液晶表示パネルを載置する面を構成することを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の液晶表示装置。
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Legal Events
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