JP2010047241A - ガラス清掃ワイパーブレード - Google Patents
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- B60S2001/3827—Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
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Abstract
【課題】車両走行時に虫や汚れなどが高速でフロントガラスに当たりこびり付いてしまったものは、洗浄液を用いてワイパーをかけても容易に落とすことができなかった。そこで、ワイパー稼動時に汚れを落とすため、清掃タオルの様に摩擦によって汚れをきれいに落とす機能をワイパーブレード自体に持たせることを課題とする。
【解決手段】図1のワイパーブレードには清掃ブレードAを設け、図2の様にワイパーが稼動時にワイパーブレードが角度θ傾くことにより、清掃ブレードAがフロントガラスをこすり、ワイパーブレードBだけでは落とせなかった汚れを落とすことができる、清掃ブレードとワイパーブレードが一体となったガラス清掃ワイパーブレードを解決手段とする。
【選択図】図1
【解決手段】図1のワイパーブレードには清掃ブレードAを設け、図2の様にワイパーが稼動時にワイパーブレードが角度θ傾くことにより、清掃ブレードAがフロントガラスをこすり、ワイパーブレードBだけでは落とせなかった汚れを落とすことができる、清掃ブレードとワイパーブレードが一体となったガラス清掃ワイパーブレードを解決手段とする。
【選択図】図1
Description
本発明は車両のフロントガラスにあるワイパーの、水を払拭する機能に加え、こびり付いた虫の死骸や、汚れを落とす機能を加えたガラス清掃ワイパーブレードに関する。
従来のワイパーは水を拭き、フロントガラスの視界を良くするためのものであるが、ガラスにこびり付いた汚れを落とすことは難しい。車両走行時には高速で虫などがフロントガラスに当たりこびり付いてしまう。こびり付いてしまった汚れは洗浄液を用いてワイパーを掛けても、容易に落とすことはできず、清掃タオルなどで手動で洗浄するより方法がなかった。
そこで、こびり付いた汚れを落とすため、タオルの様に摩擦によって汚れをきれいに落とす機能をワイパーブレード自体に持たせ、ワイパーを掛けるだけで、汚れも落とせるワイパーブレードの発明を課題とする。
さらに、従来の機構のワイパーフレームに収まるように現行の車両に容易に取り付けができる形状とする。
ワイパーを動かすだけで清掃が可能なようにワイパーブレードに清掃ブレードBを設け、ガラス面をブレードが払拭する際に傾斜を起こすことを利用し、清掃ブレードがガラス面をこすり、摩擦によってガラス面にこびり付いた汚れを落とす。
以下、図面を参照して本発明、ならびにその実施例としての実施形態についてさらに詳しく説明する。
図1は本発明の断面図である。従来の凡用品であるワイパーフレームFに収まる様、クリップブレードHの形状は変えず、ガイドブレードC、ワイパーブレードBと清掃ブレードAに特徴がある。
クリップブレードHの形状が従来の汎用品と変わりない為、現行の車両にも容易に取り付けることが可能である。
ワイパーブレードBは通常の動作と変わらず、図2の様に稼動時は傾斜しながらガラス面の水を払拭する。その際に、ワイパーブレードBの傾斜によってガラス面に接した清掃ブレードAは、ワイパーの稼動によりガラス面をこするように移動し、その摩擦によって通常のワイパーブレードでは落とすことのできない汚れを落とすことができる。
ワイパーブレードの傾斜角θは、ガラス面に均一な水の膜を作る為に一定に保つ必要がある。その角度を保つために図2のように清掃ブレードBが、ガイドブレードCに当たり、傾斜角を一定に保つ。
図2のガイドブレードCは、その清掃ブレードBを受け止める部分の角を落とし、傾斜させることで清掃ブレードが当たる部分の面Gを広くして、清掃ブレードが安定して接することができるという特徴がある。
図2のワイパーブレードのネック部分Dは、ネックから下の部分のみが傾斜する様に、ネック部の幅を細くしている。ネックから下の部分のみが傾斜することにより、ワイパーフレームFやガイドブレードCへ伝わる曲げの力を軽減し、機構に与える負荷を軽減することができる。
清掃ブレードはその材質を、繊維メッシュ状、スポンジ状、ブラシ状や海綿など、又は汚れをこすり取るのに適した表面が小さい凹凸、毛状のある材料とする。又、従来のワイパーブレードから重量を変化させないよう、軽量の材質であり、耐候性に優れた材料とする。
清掃ブラシの形状は円柱状や、四角、三角形、又は汚れをこすり取るのに適した形状とし、かつ断面形状を小さくでき、軽量化が計れる形状とする。
図3はワイパーが水を払拭する姿図である。水1は最初に清掃ブレードに払拭されるが、清掃ブレードの材質上水を完全には払拭しないため、ワイパーブレードにて水を払拭する。
本発明は、従来使われていたワイパーブレードにガラス清掃の機能を付け加えたもので、取り付け、交換は従来の方法と変わらず容易であり、且つ、清掃の機能を大幅に向上させた事により、フロントガラス面の視界の確保の向上に有効である。
ワイパーを稼動するだけでこびり付いた汚れまでも除去できるため、手動で清掃する手間を軽減することができる。
A.清掃ブレード
B.ワイパーブレード
C.ガイドブレード
D.ネック
E.清掃ブレード
F.ワイパーフレーム
G.ガイドブレードの傾斜面
H.クリップブレード
I.水
B.ワイパーブレード
C.ガイドブレード
D.ネック
E.清掃ブレード
F.ワイパーフレーム
G.ガイドブレードの傾斜面
H.クリップブレード
I.水
Claims (8)
- ワイパーブレードBにガラスの汚れをこすり落とすための清掃ブレードAを設け、ワイパーの稼動時に、ガラスの清掃と、水の払拭を同時に行えるガラス清掃ワイパーブレード。
- 図2のワイパーブレードBがガラスを払拭する際に、ブレードが曲がる角度を利用し、ワイパーブレードの脇に設けた清掃ブレードがガラス面に接し、ガラス面の清掃を可能としているガラス清掃ワイパーブレード。
- ワイパーの動きにより傾斜した清掃ブレードがガラス面と摩擦を起こし、ガラス面にこびり付いた虫の死骸や、汚れをこすり落とすガラス清掃ワイパーブレード。
- ワイパーブレードの両脇に設けた清掃ブレードAが、ブレードの傾斜角θを保つために、図2の様にブレードが傾斜した際、ガラス面とは反対側の清掃ブレードEがガイドブレードCに当たることを特徴としているガラス清掃ワイパーブレード。
- ガイドブレードCが清掃ブレードの当たる面の角を落とし、傾斜面Gを作ることでG面の面積を広くし、清掃ブレードが安定してG面に接することで、ワイパーブレードは傾斜角θを保つことができることを特徴としているガラス清掃ワイパーブレード。
- 清掃ブレードはその材質を、繊維メッシュ状、スポンジ状、ブラシ状や海綿など、又は汚れをこすり取るのに適した表面が小さい凹凸、毛状のある材料とする。
- 清掃ブレードの形状は円柱状、四角、三角形、又は汚れをこすり取るのに適した形状とする。
- 請求項1ないし請求項7いずれか1項に記載のワイパーブレードを少なくとも1つを具備してなることを特徴とするガラス清掃ワイパーブレード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008237071A JP2010047241A (ja) | 2008-08-20 | 2008-08-20 | ガラス清掃ワイパーブレード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008237071A JP2010047241A (ja) | 2008-08-20 | 2008-08-20 | ガラス清掃ワイパーブレード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010047241A true JP2010047241A (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=42064701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008237071A Pending JP2010047241A (ja) | 2008-08-20 | 2008-08-20 | ガラス清掃ワイパーブレード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010047241A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015009713A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | アスモ株式会社 | ワイパブレードラバー及びその製造方法 |
CN106347312A (zh) * | 2016-10-09 | 2017-01-25 | 天津盛欣佳业科技有限公司 | 汽车雨刮器 |
CN109532762A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-29 | 周雅婷 | 汽车雨刮器 |
KR101981046B1 (ko) * | 2018-06-28 | 2019-05-22 | 이상우 | 벌레 제거기능을 갖는 차량용 와이퍼 |
-
2008
- 2008-08-20 JP JP2008237071A patent/JP2010047241A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015009713A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | アスモ株式会社 | ワイパブレードラバー及びその製造方法 |
CN106347312A (zh) * | 2016-10-09 | 2017-01-25 | 天津盛欣佳业科技有限公司 | 汽车雨刮器 |
CN106347312B (zh) * | 2016-10-09 | 2019-03-15 | 浙江盛林汽车部件有限公司 | 汽车雨刮器 |
KR101981046B1 (ko) * | 2018-06-28 | 2019-05-22 | 이상우 | 벌레 제거기능을 갖는 차량용 와이퍼 |
CN109532762A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-29 | 周雅婷 | 汽车雨刮器 |
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