JP2010046166A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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啓 西尾
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Abstract

【課題】複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って連続表示させたことによる演出効果を十分に発揮させることができるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】複数台が隣接して配設されるパチンコ遊技機において、所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台のうち少なくとも3台の図柄表示手段5に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせる演出表示制御手段14を具備したものである。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数台が隣接して配設されるパチンコ遊技機に関するものである。
通常、パチンコ遊技機の遊技盤に配設された液晶画面等から成る図柄表示手段は、横方向に並んだ3つの図柄列(左図柄、中図柄及び右図柄)を有し、これらの図柄列にはそれぞれ複数の図柄を有している。そして、遊技球が始動口に入賞すると、図柄表示手段の各図柄列が変動表示され、順次停止表示し、その3つの図柄が同じとなって揃った場合、大入賞口を所定タイミングで開閉させ、遊技者にとって有利な特別遊技状態、即ち大当たり状態とされる。
近時においては、図柄変動以外の種々の演出表示を図柄表示手段で行わせ、遊技性をより向上させることが行われており、例えば特許文献1で開示されているように、店舗のホールにおける島設備に横一列に配設された複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に対し所定の演出表示を経時的に連続して行わせものが提案されるに至っている。具体的には、一のパチンコ遊技機の図柄表示手段に表示された○印が、隣接するパチンコ遊技機の図柄表示手段に順次表示させることにより、当該○印の表示が経時的に連続して移動する如く見えるよう構成されていた。
特開2006−142106号公報
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機においては、単なる○印などの表示を経時的に連続して行わせていたので、視覚的な演出効果に乏しく、複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って連続表示させたことによる演出効果を十分に発揮させ得るものではなかった。即ち、上記従来のものにおいては、一のパチンコ遊技機の図柄表示手段を横切った後、それと隣接するパチンコ遊技機の図柄表示手段のみに連続的な表示を行わせ、これを順次行わせるものであったため、当該図柄表示手段の幅より小さな表示しか行わせることができず、演出効果が限定したものになってしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って連続表示させたことによる演出効果を十分に発揮させることができるパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技状態に応じて所定の演出表示が可能な図柄表示手段と、始動条件の成立により大当たり状態の抽選を行うとともに、その抽選結果に基づいた制御コマンドを送信し得る主制御基板と、該主制御基板からの制御コマンドを受信して当該制御コマンドに応じた演出表示を前記図柄表示手段にて行わせる図柄制御基板とを具備し、複数台が隣接して配設されるパチンコ遊技機において、所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台のうち少なくとも3台の図柄表示手段に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせる演出表示制御手段を具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、現在時刻を特定可能な時計手段を具備するとともに、前記演出表示制御手段により行われる演出表示は、当該時計手段で所定の時刻が特定されたことを条件として開始されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機において、前記演出表示制御手段により行われる演出表示が終了した後、遊技者に有利な特定の遊技状態であることを示唆する特定の図柄を特定の台にのみ表示させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台のうち少なくとも3台の図柄表示手段に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせるので、複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って連続表示させたことによる演出効果を十分に発揮させることができる。
請求項2の発明によれば、現在時刻を特定可能な時計手段を具備するとともに、前記演出表示制御手段により行われる演出表示は、当該時計手段で所定の時刻が特定されたことを条件として開始されるので、簡易且つ容易な設定により、複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って所定の演出表示を時系列的に連続して行わせ、演出効果をより向上させることができる。
請求項3の発明によれば、演出表示制御手段により行われる演出表示が終了した後、遊技者に有利な特定の遊技状態であることを示唆する特定の図柄を特定の台にのみ表示させるので、当該演出表示制御手段により演出表示が行われた際の遊技者の期待感を増大させ遊技性をより向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、図1及び図2に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。当該遊技盤4には、種々役物や複数の釘、或いは風車等が形成されている。尚、遊技盤4には、遊技球が入賞し得る始動口及び大入賞口(何れも不図示)が形成されている。
本実施形態において、遊技盤4の略全域には液晶表示装置等から成る図柄表示手段5が配設されており、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。そして、始動条件が成立(例えば始動口に遊技球が入賞)したときに、複数の図柄(具体的には、左側、中央、右側の3つの図柄)を変動表示及び停止表示させ、特定の図柄が揃って停止表示されることにより「大当たり」状態として大入賞口を所定時間及びタイミングで開口させ、多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。
更に、パチンコ遊技機1の下方右隅部にはハンドル6が配設されており、該ハンドル6の操作により受け皿7内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。また、前面枠3にはスピーカ(不図示)が配設されており、図柄表示手段5による表示内容(或いは遊技状態等)に合わせて所定の音(効果音や音声の他、所定の音楽等も含む)を出力し得るよう構成されている。かかるスピーカから発せられる音によっても遊技中の演出効果が高められている。
受け皿7には、遊技中の遊技者が任意タイミングで押圧操作可能とされる操作ボタン8が形成されている。かかる操作ボタン8は、選択ボタン8a、決定ボタン8b及びチャンスボタン8cで構成されている。而して、操作ボタン8は、遊技中の遊技内容に応じて遊技者が押圧操作可能とされており、例えば図柄表示手段5による表示内容に従って操作ボタン8を操作することにより、種々演出がなされるよう構成されている。
パチンコ遊技機1の裏面側には、図4に示すように、主制御基板9、図柄制御基板10、ランプ制御基板11及び音声制御基板12が配設されており、各基板はそれぞれ透明樹脂から成るケース内に収容されつつ所定の基板や素子と電気的に接続されている。具体的には、主制御基板9と図柄制御基板10とが接続されて当該主制御基板9の出力信号或いは制御信号を図柄制御基板10に送信し得るよう構成されているとともに、図柄制御基板10とランプ制御基板11及び音声制御基板12とが接続されて当該図柄制御基板10からの出力信号或いは制御信号をランプ制御基板11及び音声制御基板12にそれぞれ送信し得るよう構成されている。
主制御基板9は、パチンコ遊技機1全般に亘る遊技内容を制御するもので、同図の如く、CPUや該CPUに接続されたROM及びRAM等で主に構成されている。かかる主制御基板11は、始動条件の成立(始動口への遊技球の入賞)により乱数を取得し、その取得した乱数に基づき大当たり状態とすべきか否かの抽選(大当たり状態の抽選)を行うとともに、その抽選結果に基づいた制御コマンドを送信し得るものである。
尚、主制御基板9のCPUは、始動口への入賞を検出する始動スイッチ、大入賞口への入賞を検出する大入賞口スイッチ、継続スイッチ、大入賞口を開閉動作させる大入賞口ソレノイド、普通入賞口スイッチSW1、SW2とそれぞれI/Oを介して接続されている。また、主制御基板9は、始動口へ遊技球が入賞することにより、図柄表示手段5による図柄の変動表示開始条件が成立したと認識し、図柄制御基板10に図柄変動開始信号(当たり或いははずれ情報を含む制御コマンド)を送信し得るよう制御される。
図柄制御基板10は、図柄表示手段5を制御してその画面に所定の図柄を変動表示又は停止表示させたり、背景或いは演出のためのキャラクタ等を表示させるもので、上記主制御基板9と同様、CPUや該CPUに接続されたROM及びRAM等で主に構成されている。かかるCPUは、I/Oを介して主制御基板9のCPUと接続される一方、図柄表示手段5や操作ボタン8とも接続されている。
そして、図柄制御基板10は、主制御基板9からの制御コマンド(図柄変動開始信号)を受信すると、その制御コマンドに応じた表示を図柄表示手段5にて行わせるよう構成されている。例えば、主制御基板9側からは、大当たり状態とすべきか否かの判定結果が送信され、その判定結果に応じたリーチ等の演出パターンから成る図柄変動演出の選択を図柄制御基板10側で行うようになっている。
また、図柄制御基板10は、図4に示すように、そのCPU内において、時計手段13と、演出表示制御手段14と、記憶手段15とを有している。時計手段13は、現在時刻を特定可能なものである。特に、図柄制御基板10には、パチンコ遊技機1の電源とは別個独立した電源(例えばボタン電池等)を具備しており、その別個の電源により時計手段13が作動するようになっている。従って、停電等によりパチンコ遊技機1へ電力供給されなくても、時計手段13への電力供給は継続されることとなり、常に正確な現在時刻を特定可能な状態とされている。
演出表示制御手段14は、時計手段13で所定の時刻(予め設定された時刻)が特定されたことを条件として、図柄表示手段5に対して所定の表示(本実施形態においては、図柄表示手段5の幅方向に延びる矢印)が横切る「特定時刻の演出表示」を行わせるものである。即ち、予め設定された時刻になると、図柄表示手段5の左端から「矢印の表示」の先端が表示され始め、その後、その矢印の表示が次第に右側へ移行する如き演出表示がなされることとなり、所定時間が経過すると矢印の基端が表示され始め、その基端が右側へ移行した段階で当該演出表示が終了することとなる。
図柄表示手段5にて「特定時刻の演出表示」を行わせる時刻(「特定時刻の演出表示」が開始する時刻)は、操作ボタン8を操作することにより入力して演出表示制御手段14に設定可能とされている。かかる操作ボタン8により「特定時刻の演出表示」を行わせる時刻を入力して設定できるので、任意時刻に当該特定時刻の演出表示を行わせることができるとともに、設定時刻の変更を容易に行わせることができる。
ここで、本実施形態においては、図5に示すように、電源供給等が可能な島設備Mに複数(本実施形態においては5台)のパチンコ遊技機1a〜1eが隣接して配設されており、これらパチンコ遊技機1a〜1eのそれぞれの演出表示制御手段14に対して「特定時刻の演出表示」を行わせる時刻(矢印表示の開始時刻)が設定可能とされている。而して、一の台(パチンコ遊技機)における図柄表示手段5による特定時刻の演出表示後、隣接する他の台(パチンコ遊技機)の図柄表示手段5による特定時刻の演出表示を順次行わせるよう各々の台(パチンコ遊技機)の演出表示制御手段14が設定可能となっている。
即ち、一のパチンコ遊技機(1a〜1e)における図柄表示手段5による特定時刻の演出表示の時間t(図柄表示手段5に対して所定の表示が横切る時間)は予め把握可能であるため、その時間t後にそれと隣接する他のパチンコ遊技機(1b〜1e)において図柄表示手段5による特定時刻の演出表示(前のパチンコ遊技機における「特定時刻の演出表示」と同じもの)を行わせることにより、隣り合う複数のパチンコ遊技機(1a〜1e)の図柄表示手段5において経時的に連続した表示がなされるように見えるのである。
例えば、図6に示すように、12時00分00秒に、パチンコ遊技機1aにおける「特定時刻の演出表示」を開始させる場合、他のパチンコ遊技機1b〜1eは、その時刻において当該「特定時刻の演出表示」は行われていない。そして、特定時刻の演出表示の時間tが経過する例えば12時00分02秒になると、図7に示すように、パチンコ遊技機1aと隣接するパチンコ遊技機1bが「特定時刻の演出表示」を開始することとなる。
以下、時刻が12時00分04秒(図8参照)、12時00分06秒(図9参照)、及び12時00分08秒(図10参照)と推移する毎に、パチンコ遊技機1c、1d、1eによる特定時刻の演出表示が順次開始されることとなり、本実施形態の場合、「矢印」があたかも複数台のパチンコ遊技機1a〜1eに跨って流れる如く表示されることとなる。然るに、一列に配設された複数のパチンコ遊技機のプログラムが一斉に実行される従来のものに比べ、島設備に配設された状態のパチンコ遊技機個々に対して「特定時刻の演出表示」開始時刻を設定することができ、プログラムを簡素化することができる。
特に、本実施形態に係る演出表示制御手段14は、時計手段13により現在時刻が特定されて所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台(パチンコ遊技機)のうち少なくとも3台の図柄表示手段5に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせ得るよう構成されている。例えば、図8〜図10に示すように、「特定時刻の演出表示」としての矢印が、所定の時間(12時00分04秒〜12時00分08秒)において互いに隣合う3台のパチンコ遊技機の図柄表示手段5に亘って表示がなされ、これが一定方向に流れる如く移動表示させて演出表示を行わせている。
これにより、比較的多く(少なくとも3台)のパチンコ遊技機の図柄表示手段5に亘って「特定時刻の演出表示」を行わせることができるので、視覚的にダイナミックな演出を行わせることができる。即ち、少なくとも3台のパチンコ遊技機の図柄表示手段5に亘って所定の表示を行わせることにより、ある時点において、当該所定の表示の先端が表示されるパチンコ遊技機(例えば図8におけるパチンコ遊技機1c)と、基端が表示されるパチンコ遊技機(同図におけるパチンコ遊技機1a)と、それら先端と基端との間の中間部が表示されるパチンコ遊技機(同図におけるパチンコ遊技機1b)とが存在することとなり、視覚的にダイナミックな演出を奏し得るのである。勿論、本実施形態の如く3台のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って所定の表示を行わせるものに限らず、4台以上のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って所定の表示を行わせ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせることができる。
尚、本実施形態においては、図柄制御基板10のCPU内に記憶手段15が形成されており、かかる記憶手段15により、操作ボタン8によって入力設定された「特定時刻の演出表示」を行わせる時刻を記憶することが可能とされている。これにより、1度、当該時刻を設定すれば、次回以降はその時刻になると「特定時刻の演出表示」が開始されることとなり、操作性をより向上させることができる。
一方、ランプ制御基板11は、主制御基板9及び図柄制御基板10と同様に、CPU及びROMやRAM等で構成され、装飾LED、ガラス枠ランプ及びサイドランプ等とI/Oを介して接続されて、これらランプ等の点灯又は点滅動作を制御するものである。そして、図柄表示手段5にて表示される演出に応じて、かかるランプ類やLED等が所定タイミングで発光し、演出効果を高めるよう構成されている。
音声制御基板12は、ROM及びRAMと接続されたCPUがI/Oを介して出力手段としてのスピーカと電気的に接続されており、スピーカからの出力を所定のタイミングで行わせるよう制御するものである。かかるスピーカにより、効果音や音声に加え、上述したように図柄表示手段5にて図柄が変動表示されている間、BGMとして所定の音楽を出力させることができる。
次に、上記構成のパチンコ遊技機における「特定時刻の演出表示」の設定方法及び実行形態について図3のフローチャートに基づき説明する。
まず、島設備Mの電源から電源供給が開始されると、その電源投入から所定時間(例えば1分)経過までは演出設定時間とされる(S1)。かかる演出設定時間においては、操作ボタン8による「特定時刻の演出表示」の設定が有効(特定時刻の演出表示を行わせる時刻の入力を許容)とされ、その時間内において、例えばチャンスボタン8cを押圧操作することにより、設定時間の入力を開始させ得るよう構成されている。
また、設定時間の入力が終了した後、決定ボタン8bを押圧操作することにより、電源供給が停止(島設備Mの電源がオフ)するまでは当該設定時間の入力操作が禁止(入力が無効化)されるよう構成されている。尚、特定時刻の演出表示の起点となるパチンコ遊技機に対して隣接するパチンコ遊技機に対しては選択ボタン8aのうち右側矢印表示ボタンを1回、その更に隣接するパチンコ遊技機に対しては選択ボタン8bのうち右側矢印表示ボタンを2回、以下、順次対応するパチンコ遊技機に対して同ボタンを所定回数押圧操作することにより、各パチンコ遊技機の設定時間の入力操作が行われるよう構成してもよい。
所定時間が経過すると、遊技可能状態となって遊技が開始される(S2)。而して、S1で設定された時刻になると、パチンコ遊技機1a〜1eによる「特定時刻の演出表示」が順次開始されることとなり、本実施形態の場合、図6〜10に示すように、「矢印」があたかも複数台のパチンコ遊技機1a〜1eに跨って流れる如く表示されることとなる。このとき、「特定時刻の演出表示」に係る矢印は、少なくとも隣り合う3台のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って表示されるような長さとされている。
そして、「特定時刻の演出表示」が終了(矢印の表示が右端に達した時点)すると、特定のパチンコ遊技機にのみ例えば宝箱等を表示させ、そのパチンコ遊技機が特定の遊技状態(例えば高確率遊技状態)であったことを示唆する(S4)。即ち、本実施形態においては、演出表示制御手段14により行われる演出表示が終了した後、遊技者に有利な特定の遊技状態であることを示唆する宝箱等の特定の図柄を特定の台にのみ表示させるのである。これにより、当該演出表示制御手段14により演出表示が行われた際の遊技者の期待感を増大させ遊技性をより向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台(パチンコ遊技機)のうち少なくとも3台の図柄表示手段5に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせるので、その演出表示をよりダイナミックに行わせて視覚的演出効果を向上させることができ、複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段5に亘って連続表示させたことによる演出効果を十分に発揮させることができる。
また、現在時刻を特定可能な時計手段13を具備するとともに、演出表示制御手段14により行われる演出表示は、当該時計手段13で所定の時刻が特定されたことを条件として開始されるので、一列に配設された複数のパチンコ遊技機のプログラムが一斉に実行される従来のものに比べ、簡易且つ容易な設定により、複数のパチンコ遊技機の図柄表示手段に亘って所定の演出表示を時系列的に連続して行わせ、演出効果をより向上させることができる。
また、本実施形態に係る操作ボタン8は、特定時刻の演出表示を行わせる時刻の入力が禁止される時間帯(即ち、営業時間帯)において、遊技内容に応じて遊技者が操作可能なものであるため、当該操作ボタン8が、特定時刻の演出表示を行わせる時刻の入力操作を行わせる設定用の操作手段と、遊技者が操作して所定の演出等を行わせる遊技用の操作手段とを兼用させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図柄表示手段5による「特定時刻の演出表示」を矢印とするものに代えて、他の表示(例えば、図柄表示手段5の幅方向に延びる竜の表示等)であってもよく、図柄以外の例えば文字表示であってもよい。
また、操作ボタン8は、時計手段13で特定される現在時刻に応じて、特定時刻の演出表示を行わせる時刻の入力が許容又は禁止されるよう構成してもよい。この場合、操作ボタン8による入力作業を時間帯によって許容又は禁止することができ、例えば営業時間外のみ入力作業を許容させれば、店員等による入力作業を可能としつつ遊技者による当該入力作業を回避することができる。
然るに、所定の暗唱番号を入力しなければ、図柄表示手段5にて特定時刻の演出表示を行わせる時刻を入力することができないよう構成してもよい。更に、図柄表示手段5にて特定時刻の演出表示を行わせる時刻を入力して演出表示制御手段14に設定可能な操作手段を操作ボタン8とは別個に形成し、例えばパチンコ遊技機1の背面側に配設して遊技者が操作し得ないよう構成してもよい。
尚、本実施形態においては、図柄表示手段5が遊技盤4の略全域に形成されたものであるが、遊技盤4の略中央に固定されたセンター役物内に液晶モニタ等から成る図柄表示手段を設けたものに適用してもよい。勿論、入力設定するための手段として、パチンコ遊技機が具備する他の形態の操作手段(十字キーやジョイスティック等)としてもよい。また、島設備Mに配設されるパチンコ遊技機の台数は、本実施形態の如く5台に限定されず、複数であれば他の台数(但し、3台以上)であってもよい。
所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台のうち少なくとも3台の図柄表示手段に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせる演出表示制御手段を具備したパチンコ遊技機であれば、外観が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図 同パチンコ遊技機の受け皿上面を示す模式図 同パチンコ遊技機の「特定時刻の演出表示」の設定方法及び実行形態を示すフローチャート 同パチンコ遊技機の内部構成を示すブロック図 同パチンコ遊技機が島設備に複数併設された状態を示す上面模式図 同パチンコ遊技機が島設備に複数併設された状態(12時00分00秒現在)を示す正面模式図 同パチンコ遊技機が島設備に複数併設された状態(12時00分02秒現在)を示す正面模式図 同パチンコ遊技機が島設備に複数併設された状態(12時00分04秒現在)を示す正面模式図 同パチンコ遊技機が島設備に複数併設された状態(12時00分06秒現在)を示す正面模式図 同パチンコ遊技機が島設備に複数併設された状態(12時00分08秒現在)を示す正面模式図
符号の説明
1…パチンコ遊技機
2…ガラス板
3…前面枠
4…遊技盤
5…図柄表示手段
6…ハンドル
7…受け皿
8…操作ボタン
9…主制御基板
10…図柄制御基板
11…ランプ制御基板
12…音声制御基板
13…時計手段
14…演出表示制御手段
15…記憶手段

Claims (3)

  1. 遊技状態に応じて所定の演出表示が可能な図柄表示手段と、
    始動条件の成立により大当たり状態の抽選を行うとともに、その抽選結果に基づいた制御コマンドを送信し得る主制御基板と、
    該主制御基板からの制御コマンドを受信して当該制御コマンドに応じた演出表示を前記図柄表示手段にて行わせる図柄制御基板と、
    を具備し、複数台が隣接して配設されるパチンコ遊技機において、
    所定の時刻になったことを条件として、隣接する複数の台のうち少なくとも3台の図柄表示手段に亘って所定の表示を行わせることが可能とされ、当該所定の表示が連続的に一定方向に移動する如く演出表示を行わせる演出表示制御手段を具備したことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 現在時刻を特定可能な時計手段を具備するとともに、前記演出表示制御手段により行われる演出表示は、当該時計手段で所定の時刻が特定されたことを条件として開始されることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記演出表示制御手段により行われる演出表示が終了した後、遊技者に有利な特定の遊技状態であることを示唆する特定の図柄を特定の台にのみ表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機。
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