JP2010045729A - Mimo通信における障害時の送信方法及びmimo通信を行う無線基地局装置 - Google Patents

Mimo通信における障害時の送信方法及びmimo通信を行う無線基地局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】MIMO通信における障害時のデータの送信制御方法およびMIMO通信を行う無線基地局装置に関し、無線装置に故障が発生した場合に、無線装置制御部において、故障が発生した部分に対応するアンテナへの送信を迅速に制限して通信異常を回避する。
【解決手段】各無線装置103内の保守監視部106は、その無線装置の故障を検出し、それに対応するアンテナ故障情報をCPRIリンク1713に出力する。無線装置制御装置102内の保守監視部104は、各CPRIリンクからアンテナ故障情報を収集し、それらを集約した装置故障情報を出力する。無線装置制御装置内のベースバンド信号処理部105は、ベースバンド信号の処理時に、装置故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、その故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、MIMO通信における障害時のデータの送信制御方法およびMIMO通信を行う無線基地局装置に関する。
近年、MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信が無線通信の分野で採用されている。
MIMOは、送信側と受信側にそれぞれ複数本ずつ設置されたアンテナを用いて通信を行う技術で、第4世代移動体通信を担う重要な技術のひとつである。
MIMOには、通信品質改善を目的として、複数の送信アンテナから同一のデータを送信するダイバーシチ送信方式と、スループットの改善を目的として、複数の送信アンテナから異なるデータを送信する空間分割多重方式とがある。また、各方式毎に、開ループ方式と閉ループ方式とがある。
空間分割多重による開ループMIMO通信方式の場合、フィードバック情報に関係なく複数のアンテナから異なるデータが送信される。図15は、4アンテナ構成時の空間分割多重方式開ループMIMO送信システムの構成例を示す図である。ベースバンド信号処理部1501において、スケジューラ1502が、データバッファ1503に格納されているデータ量を確認し、蓄積されているデータ量に応じて、データサイズを符号化・変調部1504へ通知する。符号化・変調部1504は通知されたデータ量に従いデータバッファ1503に格納されているデータに、空間分割での符号化及び変調処理を実行する。この結果、符号化・変調部1504からは、#1〜#4の4空間に分割されたベースバンド送信信号1505が出力される。これらの#1〜#4の各ベースバンド送信信号1505は、#1〜#4の各送信部1506にて電力増幅された後、#1〜#4の各アンテナ1507から送信される。
空間分割多重による閉ループMIMO通信方式の場合は、受信側で各アンテナの組み合わせに対する受信品質が測定され、その中で最適な品質となる組み合わせがフィードバックされ、送信側ではそのフィードバック情報を用いて送信するアンテナの組み合わせが決定される。
図16は、4アンテナ構成時の空間分割多重による閉ループMIMO送信システムの構成例を示す図である。図15に示される開ループ方式と異なる点は、受信側(携帯電話等)で各アンテナ1507の組み合わせに対する受信品質が測定され、その中で最適な品質となる組み合わせがフィードバックされ、送信側のベースバンド信号処理部1601内のスケジューラ1602は、そのフィードバック情報を用いて送信するアンテナ1507の組み合わせを決定し、符号化・変調部1603に対しては、#1〜#4のベースバンド送信信号1604のうち実際に出力させるストリーム数を通知する点である。これに従って、符号化・変調部1603は、必要なベースバンド送信信号1604のみを出力する。更に、プリコーディング部1605がベースバンド送信信号1604に対してプリコーディングと呼ばれる処理を行って、その送信出力信号を必要なアンテナ1507から出力する。
図17は、MIMO通信を行う従来の無線基地局装置の構成例を示す図である。
無線基地局装置1701は、無線装置制御部1702と、それに接続されるモジュール
化された#1〜#NのN台の無線装置1703と、各無線装置1703に接続されるM本のアンテナ1704とから構成されている。
無線装置制御部1702において、回線終端部1706は、上位装置が接続されるネットワーク回線を終端し、その上位装置に対して通信信号を送受信する。
ベースバンド信号処理部1705は、回線終端部1706から送られてくる送信信号を、符号化及び変調し、その結果得られるベースバンド送信信号をインタフェース部1707を介して、#1〜#Nの無線装置1703が接続される#1〜#Nの光ファイバで構成されるディジタルインタフェース1713に送出する。また、#1〜#Nの無線装置1703から#1〜#Nのディジタルインタフェース1713を介して受信されたベースバンド受信信号をインタフェース部1707を介して受信し、復調及び復号化し、その結果得られる受信信号を回線終端部1706へ送り出す。
呼処理制御部1709は、携帯電話等の無線移動局装置との間の呼の開始、更新、終了等のシグナリングを制御し、それに基づいてベースバンド信号処理部1705に対して動作の開始、終了等を指示する。
保守監視部1708は、ベースバンド信号処理部1705及びインタフェース部1707の動作状態を監視し、故障が発生した場合にはその故障情報を、回線終端部1706を介して上位装置に通知する。また、保守監視部1708は、インタフェース部1707を介して受信される#1〜#Nの無線装置1703からの故障情報を、回線終端部1706を介して上位装置に通知する。
無線装置1703において、インタフェース部1710は、ディジタルインタフェース1713を介して入出力される通信信号を終端する。
送受信増幅部1711は、ディジタルインタフェース1713及びインタフェース部1710を介して無線装置制御部1702から送られてきたベースバンド送信信号を電力増幅し、#1〜#Mのアンテナ1704から送信する。また、#1〜#Mのアンテナ1704から受信された受信信号を増幅し、インタフェース部1710及びディジタルインタフェース1713を介して無線装置制御部1702へ送る。
保守監視部1712は、送受信増幅部1711及びインタフェース部1710の状態を監視し、故障が発生した場合にはその故障情報を、インタフェース部1710からディジタルインタフェース1713を介して無線装置制御部1702に通知する。
上述の無線基地局装置1701の構成において、#1〜#Nの無線装置1703と無線装置制御部1702の間を結ぶ#1〜#Nのディジタルインタフェース1713としては、例えばCPRI(Common Public Radio Interface)と呼ばれる規格のインタフェースが使用される。
無線基地局装置と無線移動局装置の間の通信方式として空間分割多重による開ループMIMO通信方式が採用された場合、無線装置1703のインタフェース部1710や送受信増幅部1711が故障した場合、フィードバック情報に関係なく複数の無線装置1703が複数のアンテナ1704からそれぞれ異なるデータを送信しているため、携帯電話等の無線移動局装置において故障したアンテナ1704から送信されたデータの復号が行えず、エラーが発生して通信異常となってしまう。
無線基地局装置と無線移動局装置の間の通信方式として空間分割多重による閉ループMIMO通信方式が採用された場合、無線装置1703のインタフェース部1710や送受信増幅部1711が故障した場合、無線移動局装置からのフィードバック情報を用いて送
信に使用されるアンテナ1704の組み合わせが決定されているため、故障部分に関連したアンテナ1704は選択されなくなると考えられるが、フィードバック時間が長い場合はやはり通信異常となってしまう可能性がある。
OFDM(直交波周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式等によるユーザ多重が行われる際は、周波数リソース(共有チャネル)が時分割で使用されることになり、ユーザによってはフィードバックに数秒間を要する場合が考えられる。また、無線移動局装置でのフィードバック情報の判定時間や上り受信環境によるフィードバック情報の誤りによりさらにフィードバック時間が伸びることが考えられる。
図18は、CPRIプロトコルの概要図である。無線装置1703内の保守監視部1712は、図18に示されるControl&Management Plane、HDLC、Ethernet(登録商標)、Vendor Specificの各フィールドを使用して、無線装置制御部1702内の保守監視部1708に、無線装置1703内の故障状況を通知することができる。
図19は、無線装置1703の送受信増幅部1711が故障した場合の従来の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。無線装置1703内の保守監視部1712は、故障監視を開始した後(S1901)、送受信増幅部1711が故障したことを検出する(S1902)。その結果、保守監視部1712は、故障情報を送出し、その故障情報は、無線装置1703内のインタフェース部1710、ディジタルインタフェース1713、無線装置制御部1702内のインタフェース部1707を介して、無線装置制御部1702内の保守監視部1708にて受信される。無線装置制御部1702内の保守監視部1708は更に、その故障情報を、無線装置制御部1702内の回線終端部1706を介して、上位装置に通知する。
図20は、無線装置1703のインタフェース部1710が故障した場合の従来の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。無線装置制御部1702内のインタフェース部1707は、故障監視を開始した後(S2001)、無線装置1703のインタフェース部1710との通信が途絶えたことを検出して当該インタフェース部1710の故障状態を検出する(S2002)。その結果、インタフェース部1707は、保守監視部1708に故障情報を送出する。保守監視部1708は更に、その故障情報を、回線終端部1706を介して、上位装置に通知する。
図19又は図20に示される故障情報の収集動作は一般的に無線装置制御部1702から上位装置へ通知することを目的としており、この故障情報を用いて送信データの制限をかけたり、送信するアンテナ1704を選択することはしていないため、あるアンテナ1704に関連する機能部が故障していた場合でも通信異常となる状態が続くことになる。
以上のように、空間分割多重による開ループMIMO通信方式の場合、無線装置内のアンテナ部分に関連するデータ処理部(送受信増幅部、インタフェース部等)が故障した場合、通信異常となってしまうという問題点を有していた。
また、空間分割多重による閉ループMIMO通信の場合、無線装置内のアンテナ部分に関連するデータ処理部(送受信増幅部、インタフェース部等)が故障した場合には、無線移動局装置からのフィードバック情報により通信は復旧するが、フィードバックされるまでの時間は通信異常となってしまうという問題点を有していた。
課題は、無線装置に故障が発生した場合に、故障が発生した部分に対応するアンテナへの送信を迅速に制限して通信異常を回避することにある。
以下に示す第1の態様は、無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナ(1704)を用いてマルチ入力マルチ出力(MIMO)無線通信方式により無線通信を行う無線基地局装置(101)を前提とする。
保守監視手段(104、106)は、自装置に設置された複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置(103)の故障を検出し、その検出した故障に対応する故障情報(201、202、601、602)を出力する。
ベースバンド信号処理手段(105)は、ベースバンド信号の処理時に、故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、その故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御する。
以下に示す第2の態様は、無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナ(1704)を用いてマルチ入力マルチ出力(MIMO)無線通信方式により無線通信を行い、自装置に設置された複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続されその接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置(103)と、その複数の無線装置に個別のディジタルインタフェース(1713、CPRI)を介して接続され通信信号のベースバンド信号処理を行う無線装置制御装置(102)とを含む無線基地局装置(101)を前提とする。
各無線装置内の第1の保守監視手段(106)は、その無線装置の故障を検出し、その検出した故障に対応する第1の故障情報(201)をその無線装置が接続されるディジタルインタフェースに出力する。
無線装置制御装置内の第2の保守監視手段(104)は、各ディジタルインタフェースから各無線装置毎の第1の故障情報を収集し、その各第1の故障情報を集約した第2の故障情報(202)を出力する。
無線装置制御装置内のベースバンド信号処理手段(105)は、ベースバンド信号の処理時に、第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、その故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御する。
以下に示す第3の態様は、無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナ(1704)を用いて、無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいてアンテナの組合せを制御しながらマルチ入力マルチ出力(MIMO)無線通信方式により無線通信を行う無線基地局装置(101)を前提とする。
保守監視手段(104、106)は、自装置に設置された複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続されその接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、その検出した故障に対応する故障情報を出力する。
ベースバンド信号処理手段(105)は、ベースバンド信号の処理時に、故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、フィードバック情報で指定されるアンテナ中に故障アンテナが含まれる場合にはその故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御する。
以下に示す第4の態様は、無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナ(1704)を用いて、無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいてアンテナの組合せを制御しながらマルチ入力マルチ出力(MIMO)無線通信方式により無線通信を行い、自装置に設置された複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続されその接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置(103)と、その複数の無線装置に個別のディジタルインタフェース(1713、CPRI)を介して接続され通信信号のベースバンド信号処理を行う無線装置制御装置(102)とを含む無線基地局装置(101)を前提とする。
各無線装置内の第1の保守監視手段(106)は、その無線装置の故障を検出し、その検出した故障に対応する第1の故障情報をその無線装置が接続されるディジタルインタフェースに出力する。
無線装置制御装置内の第2の保守監視手段(104)は、各ディジタルインタフェースから各無線装置毎の第1の故障情報を収集し、その各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する。
無線装置制御装置内のベースバンド信号処理手段(105)は、ベースバンド信号の処理時に、第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、フィードバック情報で指定されるアンテナ中に故障アンテナが含まれる場合にはその故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御する。
上述の第3又は第4の態様において、ベースバンド信号処理手段は、アンテナの組合せにより送信可能なストリームが減少した場合に、送信コードワードの生成処理におけるデータ量を調整するように構成することができる。
上述の第2又は第4の態様において、無線装置制御装置内で、各ディジタルインタフェースの故障を検出し、それに対応する第3の故障情報(601)を出力するインタフェース故障検出手段(1707)を更に含み、第2の保守監視手段は、各第1の故障情報(201)と第3の故障情報を集約して第2の故障情報(202、602)を出力するように構成することができる。
上述の第1〜第4の態様において、ベースバンド信号処理手段は、送信コードワードの生成処理を行わないアンテナについては、送信コードワードのデータサイズをゼロに設定する(S904、S1304)ように構成することができる。
空間分割多重方式開ループMIMO通信において、上位装置の指示を確認することなく、アンテナ故障による通信異常を防ぐことが可能となる。
また、空間分割多重方式閉ループMIMO通信において、上位装置の指示を確認することなく、アンテナ故障による通信停止期間を最小限に抑え、呼の継続を保証することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、最良の実施形態について詳細に説明する。
図1は、無線基地局装置の実施形態の構成図である。
図1に示される無線基地局装置の構成において、図17に示される従来の無線基地局装置の構成と同じ番号が付された部分は、図17の場合と同じ処理を行う。
図1の構成が図17の構成と異なる部分は、保守監視部104、106とベースバンド信号処理部105である。なお、それらを含む無線装置制御部102、無線装置103及び無線基地局装置101も番号が変更されている。
保守監視部104は、#1〜#Nの無線装置103に関する故障情報を収集するほか、無線装置制御部102自身の故障状況も収集している。
なお、図1では、無線装置103の送受信増幅部1711は1つのブロックで構成されているがアンテナ1704毎に独立したブロックで構成されてもよい。また、無線装置制御部102内のインタフェース部1707も1つのブロックで構成しているが、ディジタルインタフェース1713毎に独立したブロックで構成されてもよい。
図2は、無線装置103の送受信増幅部1711が故障した場合の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。
無線装置103内の保守監視部106は、故障監視を開始した後(S201)、送受信増幅部1711が故障したことを検出する(S202)。この場合、保守監視部106は、#1〜#Mのアンテナ1704のうちどのアンテナ向けの送受信増幅部1711が故障したかを判定し(S203)、その判定結果に基づいてアンテナ故障情報201を送出する。
そのアンテナ故障情報201は、無線装置103内のインタフェース部1710、ディジタルインタフェース1713、無線装置制御部102内のインタフェース部1707を介して、無線装置制御部102内の保守監視部104にて受信される。
図3は、無線装置103から送信されるアンテナ故障情報201のデータフォーマット例を示す図である。このデータフォーマット例は、無線装置103が#1と#2(=#M)の2本のアンテナ1704を所有している場合の例である。
無線装置103からアンテナ故障情報201を受信した無線装置制御部102内の保守監視部104は、通知された無線装置103のアンテナ故障情報201と無線装置制御部102の配下に接続されている複数の無線装置103の故障状況とから、無線基地局装置101の装置故障情報202(図2)を作成し、それをベースバンド信号処理部105に通知する(図2のS204)。
図4は、装置故障情報202のデータフォーマットを示す図である。このデータフォーマット例も、各無線装置103が#1と#2(=#M)の2本のアンテナ1704を所有している場合の例である。
無線装置制御部102内の保守監視部104は更に、その装置故障情報202を、無線装置制御部102内の回線終端部1706を介して、上位装置に通知する(図2のS204)。
無線基地局装置101と上位装置がIPネットワークで接続されている場合、上位装置への通知は例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて通知することができる。図5は、SNMPのプロトコルスタックを示す図である。SNMP上ではMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報として状態の通知が可能であり、独自MIBとして図4に示したような無線基地局装置101の装置故障情報202を定義することで、無線基地局装置101の故障状況の通知が可能となる。これにより、上位装置でも無線基地局装置101のアンテナ故障状況の認識が可能となる。
図6は、無線装置103のインタフェース部1710又はそれが接続されるディジタルインタフェース1713が故障した場合の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。無線装置制御部102内のインタフェース部1707は、故障監視を開始した後(S601)、CPRIリンクの同期状態異常を検出することにより無線装置103のインタフェース部1710又はそれに接続されているディジタルインタフェース1713の故障を検出する(S602)。この検出結果に基づいて、インタフェース部1707は、それが収容している#1〜#Nのディジタルインタフェース1713のCPRIリンクのうちどれが故障したかを判定し(S603)、CPRIリンク故障情報601を作成して、それを保守監視部104に通知する。
図7は、CPRIリンク故障情報601のデータフォーマットを示す図である。
無線装置103からCPRIリンク故障情報601を受信した無線装置制御部102内の保守監視部104は、通知されたCPRIリンク故障情報601と無線装置制御部102の配下に接続されている複数のCPRIリンクの故障状況とから、無線基地局装置101の装置故障情報602(図6)を作成し、それをベースバンド信号処理部105に通知する(図6のS604)。
無線装置制御部102内の保守監視部104は更に、その装置故障情報602を、無線装置制御部102内の回線終端部1706を介して、上位装置に通知する(図6のS604)。
図8は、4アンテナ構成時の図1の構成に基づく空間分割多重方式開ループMIMO送信システムにおけるベースバンド信号処理部105の構成例を示す図である。図8では、簡単のため図1の無線装置103に対応する送信部103が、それぞれ1本ずつのアンテナ1704を所有する場合について示されているが、図1に示されるように、送信部103が複数本ずつのアンテナ1704を所有する場合も基本的な動作は同じである。
スケジューラ801は、データバッファ802に格納されているデータ量を確認し、蓄積されているデータ量に応じて、データサイズを符号化・変調部803へ通知する。
符号化・変調部803は、通知されたデータサイズに従いデータバッファ802からデータを吸い上げて、空間分割での符号化及び変調処理を実行する。この結果、符号化・変調部803からは、#1〜#4の4空間に分割されたベースバンド送信信号805が出力される。
これらの#1〜#4の各ベースバンド送信信号805は、図1の無線装置103に対応する#1〜#4の各送信部103にて電力増幅された後、#1〜#4の各アンテナ1704から送信される。
このとき、スケジューラ801は、図9に示される動作フローチャートに従って、図1の保守監視部104から受信した装置故障情報202(図2)又は602(図6)を解析し、その解析結果に基づいて、アンテナ番号i=0から(ステップS901)、i=アンテナ本数まで(ステップS905)、順次(ステップS906)、アンテナ故障を判定する(ステップS902)。スケジューラ801は、i番目のアンテナ1704にアンテナ故障がない場合は、該当するi番目のアンテナ1704向けのコードワードのデータサイズとしてデータバッファ802に対して確認したサイズ(図中「x」)を通知し(ステップS902−>S903)、アンテナ故障があった場合は、該当するi番目のアンテナ1704向けのコードワードのデータサイズとして「0」を通知する(ステップS902−>S904)。
なお、装置故障情報602(図6)が解析される際には、異常が発生したCPRIリン
ク(図7参照)のディジタルインタフェース1713に接続されている無線装置103(図1)に収容されているアンテナ1704が、特には図示しないリンクとアンテナの対応テーブルから抽出され、故障が発生したアンテナ1704が判定される。
スケジューラ801から通知されたデータサイズは、符号化・変調部803内のデータサイズ格納メモリ804のアンテナi別の記憶領域に格納される。符号化・変調部803は、符号化・変調処理の実行時に、図10に示される動作フローチャートに従って、アンテナ番号i=0から(ステップS1001)、i=アンテナ本数まで(ステップS1005)、順次(ステップS1006)、コードワードのデータサイズを判定する(ステップS1002)。符号化・変調部803は、データサイズ格納メモリ804に格納されているi番目のアンテナ1704に対応するコードワードのデータサイズが「0」でなければ、当該コードワードのデータサイズが指定するデータサイズ分のデータをデータバッファ802から吸い上げ、符号化・変調処理を実行して、その結果得られる送信信号805(#i)を、i番目のアンテナ1704が属する送信部103(#i)に向けて送出する(ステップS1002―>S1003)。一方、符号化・変調部803は、データサイズ格納メモリ804に格納されているi番目のアンテナ1704に対応するコードワードのデータサイズが「0」である場合は、そのi番目のアンテナ1704に対する送信処理は何も行わない(ステップS1002−>S1004)。
図8の例では、#2のアンテナ1704が属する送信部(無線装置)103が故障した場合が示されており、本来#1〜#4の4つのベースバンド送信信号805が送出されるところ、#1、#2、#4の3つのベースバンド送信信号805が送信されている。
このようにして、空間分割多重方式開ループMIMO送信システムにおいて、ベースバンド信号処理部105は、保守監視部104から装置故障情報202又は602を通知されたら、上位装置の指示を確認することなく、データサイズ格納メモリ804に格納されているアンテナ1704毎のコードワードのデータサイズに基づいて即座に、故障が発生した無線装置103(図1)に属するアンテナ1704向けに有効データが無駄に送信されてしまうことが回避される。これにより、スループットは低下するものの、通信異常となることを防ぐことが可能となる。
図11は、4アンテナ構成時の図1の構成に基づく空間分割多重方式閉ループMIMO送信システムにおけるベースバンド信号処理部105の構成例を示す図である。図11では、簡単のため図1の無線装置103に対応する送信部103が、それぞれ1本ずつのアンテナ1704を所有する場合について示されているが、図1に示されるように、送信部103が複数本ずつのアンテナ1704を所有する場合も基本的な動作は同じである。
スケジューラ1101は、無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて送信可能なデータサイズを判別する。また、スケジューラ1101は、データバッファ1102に格納されているデータ量を確認し、フィードバック情報から得られるコードワード数及びデータサイズと、データバッファ1102に蓄積されているデータ量とに基づいて、送信されるべきデータサイズを算出して、それを符号化・変調部1103へ通知する。
符号化・変調部1103は、通知されたデータサイズに従いデータバッファ1102からデータを吸い上げて、空間分割での符号化及び変調処理を実行する。この結果、符号化・変調部1103からは、#1〜#4の4空間に分割されたベースバンド送信信号1105が出力される。
また、スケジューラ1101は、フィードバック情報に基づいてプリコーディング処理のためのアンテナ1704毎の組み合わせを決定し、プリコーディング部1106に通知
する。プリコーディング部1106は、受信した組み合わせ情報を用いて、ベースバンド送信信号1105に対してプリコーディング処理を実行し、その結果得られる各送信出力信号を各送信部103(図1の無線装置103)を介して各アンテナ1704から出力する。
このとき、スケジューラ1101は、図12に示される動作フローチャートに従って、保守監視部104(図1)から受信した装置故障情報202(図2)又は602(図6)を解析し(ステップS1201)、フィードバック情報からアンテナ1704の組合せを判別する際に、アンテナ故障がない場合又はフィードバック情報が故障したアンテナ1704を含まない場合には、フィードバック情報に従ってアンテナ1704の組合せをプリコーディング部に通知し(ステップS1202−>S1203)、フィードバック情報が故障したアンテナ1704を含む場合には、故障したアンテナを含まない組合せをプリコーディング部1106に通知する(ステップS1202−>S1204)。スケジューラ1101は、ステップS1204の実行により送信可能ストリーム数が減る場合は、ストリーム数の減少に伴い送信不可となる送信コードワード番号について内部で「送信不可」を設定しておく。
なお、装置故障情報602(図6)が解析される際には、異常が発生したCPRIリンク(図7参照)のディジタルインタフェース1713に接続されている無線装置103(図1)に収容されているアンテナ1704が、特には図示しないリンクとアンテナの対応テーブルから抽出され、故障が発生したアンテナ1704が判定される。
その際に、スケジューラ1101は、図13に示される動作フローチャートに従って、アンテナ番号i=0から(ステップS1301)、i=アンテナ本数まで(ステップS1305)、順次(ステップS1306)、i番目のアンテナ1704向けのコードワードを送信可能か否かを判定する(ステップS1302)。スケジューラ1101は、前述の図12のステップS1204の処理によりアンテナ1704の組合せが変更されることで送信ストリーム数が減ってしまいそれに応じて該当するコードワード番号が「不可」に設定されている場合には(前述の図12のステップS1204の説明参照)、i番目のアンテナ1704向けのコードワードの送信は不可と判定し、該当するi番目のアンテナ1704向けのコードワードのデータサイズとして「0」を通知し(ステップS1302−>S1304)、それ以外の場合には、該当するi番目のアンテナ1704向けのコードワードのデータサイズとして前記算出されているサイズ(図中「x」)を通知する(ステップS1302−>S1303)。
スケジューラ1101から通知されたデータサイズは、符号化・変調部1103内のデータサイズ格納メモリ1104のアンテナi別の記憶領域に格納される。符号化・変調部1103は、符号化・変調処理の実行時に、図14に示される動作フローチャートに従って、アンテナ番号i=0から(ステップS1401)、i=アンテナ本数まで(ステップS1405)、順次(ステップS1406)、コードワードのデータサイズを判定する(ステップS1402)。符号化・変調部1103は、データサイズ格納メモリ1104に格納されているi番目のアンテナ1704に対応するコードワードのデータサイズが「0」でなければ、当該コードワードのデータサイズが指定するデータサイズ分のデータをデータバッファ1102から吸い上げ、符号化・変調処理を実行して、その結果得られるベースバンド送信信号1105(#i)を、i番目のアンテナ1704が属する送信部103(#i)に向けて送出する(ステップS1402−>S1403)。一方、符号化・変調部1103は、データサイズ格納メモリ1104に格納されているi番目のアンテナ1704に対応するコードワードのデータサイズが「0」である場合は、そのi番目のアンテナ1704に対する送信処理は何も行わない(ステップS1402−>S1404)。
図11の例では、#4のアンテナ1704が属する送信部(無線装置)103が故障した場合が示されており、その際に4ストリーム目が送信不可となり、それに伴い3コードワード送信の状態になって#1〜#3の3つのベースバンド送信信号1105が送信されている。
このようにして、空間分割多重方式閉ループMIMO送信システムにおいても、ベースバンド信号処理部105は、保守監視部104から装置故障情報202又は602を通知されたら、上位装置の指示を確認することなく、データサイズ格納メモリ804に格納されているアンテナ1704毎のコードワードのデータサイズに基づいて即座に、故障が発生した無線装置103(図1)に属するアンテナ1704向けに有効データが無駄に送信されてしまうことが回避される。これにより、スループットは低下するものの、通信異常となることを防ぐことが可能となる。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと無線基地局装置に設置された複数のアンテナを用いて無線通信を行うマルチ入力マルチ出力無線通信方法において、
前記無線基地局装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する故障情報を出力する保守監視ステップと、
前記無線基地局装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、該故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御するベースバンド信号処理ステップと、
を含むことを特徴とするマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記2)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと無線基地局装置に設置された複数のアンテナを用いて無線通信を行い、前記無線基地局装置は、該設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置と、該複数の無線装置に個別のディジタルインタフェースを介して接続され通信信号のベースバンド信号処理を行う無線装置制御装置とを含むマルチ入力マルチ出力無線通信方法において、
前記各無線装置内で、該無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する第1の故障情報を該無線装置が接続される前記ディジタルインタフェースに出力する第1の保守監視ステップと、
前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースから前記各無線装置の前記第1の故障情報を収集し、該各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する第2の保守監視ステップと、
前記無線装置制御装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、該故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御するベースバンド信号処理ステップと、
を含むことを特徴とするマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記3)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと無線基地局装置に設置された複数のアンテナを用いて、前記無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて前記アンテナの組合せを制御しながら無線通信を行うマルチ入力マルチ出力無線通信方法において、
前記無線基地局装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する故障情報を出力する保守監視ステップと、
前記無線基地局装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、前記フィードバック情報で指定されるアンテナ中に前記故障アンテナが含まれる場合には該故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御するベースバンド信号処理ステップと、
を含むことを特徴とするマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記4)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと無線基地局装置に設置された複数のアンテナを用いて、前記無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて前記アンテナの組合せを制御しながら無線通信を行い、前記無線基地局装置は、該設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置と、該複数の無線装置に個別のディジタルインタフェースを介して接続され通信信号のベースバンド信号を行う無線装置制御装置とを含むマルチ入力マルチ出力無線通信方法において、
前記各無線装置内で、該無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する第1の故障情報を該無線装置が接続される前記ディジタルインタフェースに出力する第1の保守監視ステップと、
前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースから前記各無線装置の前記第1の故障情報を収集し、該各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する第2の保守監視ステップと、
前記無線装置制御装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、前記フィードバック情報で指定されるアンテナ中に前記故障アンテナが含まれる場合には該故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御するベースバンド信号処理ステップと、
を含むことを特徴とするマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記5)
前記ベースバンド信号処理ステップは、前記アンテナの組合せにより送信可能なストリームが減少した場合に、前記送信コードワードの生成処理におけるデータ量を調整する、
ことを特徴とする付記3又は4の何れか1項に記載のマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記6)
前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースの故障を検出し、それに対応する第3の故障情報を出力するインタフェース故障検出ステップを更に含み、
前記第2の保守監視ステップは、前記各第1の故障情報と前記第3の故障情報を集約して前記第2の故障情報を出力する、
ことを特徴とする付記2、4、又は5の何れか1項に記載のマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記7)
前記ベースバンド信号処理ステップは、前記送信コードワードの生成処理を行わないアンテナについては、前記送信コードワードのデータサイズをゼロに設定する、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1項に記載のマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
(付記8)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナを用いてマルチ入力マルチ出力無線通信方式により無線通信を行う無線基地局装置であって、
自装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する故障情報を出力する保守監視手段と、
ベースバンド信号の処理時に、前記故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、該故障
アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御するベースバンド信号処理手段と、
を含むことを特徴とする無線基地局装置。
(付記9)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナを用いてマルチ入力マルチ出力無線通信方式により無線通信を行い、自装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置と、該複数の無線装置に個別のディジタルインタフェースを介して接続され通信信号のベースバンド信号を行う無線装置制御装置とを含む無線基地局装置であって、
前記各無線装置内で、該無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する第1の故障情報を該無線装置が接続される前記ディジタルインタフェースに出力する第1の保守監視手段と、
前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースから前記各無線装置の前記第1の故障情報を収集し、該各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する第2の保守監視手段と、
前記無線装置制御装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、該故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御するベースバンド信号処理手段と、
を含むことを特徴とする無線基地局装置。
(付記10)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナを用いて、前記無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて前記アンテナの組合せを制御しながらマルチ入力マルチ出力無線通信方式により無線通信を行う無線基地局装置であって、
自装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する故障情報を出力する保守監視手段と、
ベースバンド信号の処理時に、前記故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、前記フィードバック情報で指定されるアンテナ中に前記故障アンテナが含まれる場合には該故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御するベースバンド信号処理手段と、
を含むことを特徴とする無線基地局装置。
(付記11)
無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナを用いて、前記無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて前記アンテナの組合せを制御しながらマルチ入力マルチ出力無線通信方式により無線通信を行い、自装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置と、該複数の無線装置に個別のディジタルインタフェースを介して接続され通信信号のベースバンド信号処理を行う無線装置制御装置とを含む無線基地局装置であって、
前記各無線装置内で、該無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する第1の故障情報を該無線装置が接続される前記ディジタルインタフェースに出力する第1の保守監視手段と、
前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースから前記各無線装置の前記第1の故障情報を収集し、該各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する第2の保守監視手段と、
前記無線装置制御装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、前記フィードバック情報で指定されるアンテナ中に前記故障アンテナが含まれる場合には該故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コード
ワードの生成処理を行うように制御するベースバンド信号処理手段と、
を含むことを特徴とする無線基地局装置。
(付記12)
前記ベースバンド信号処理手段は、前記アンテナの組合せにより送信可能なストリームが減少した場合に、前記送信コードワードの生成処理におけるデータ量を調整する、
ことを特徴とする付記10又は11の何れか1項に記載の無線基地局装置。
(付記13)
前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースの故障を検出し、それに対応する第3の故障情報を出力するインタフェース故障検出手段を更に含み、
前記第2の保守監視手段は、前記各第1の故障情報と前記第3の故障情報を集約して前記第2の故障情報を出力する、
ことを特徴とする付記9、11、又は12の何れか1項に記載の無線基地局装置。
(付記14)
前記ベースバンド信号処理手段は、前記送信コードワードの生成処理を行わないアンテナについては、前記送信コードワードのデータサイズをゼロに設定する、
ことを特徴とする付記8乃至13の何れか1項に記載の無線基地局装置。
無線基地局装置の実施形態の構成図である。 無線装置の送受信増幅部が故障した場合の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。 無線装置から送信されるアンテナ故障情報のデータフォーマット例を示す図である。 装置故障情報のデータフォーマットを示す図である。 SNMPのプロトコルスタックを示す図である。 無線装置のインタフェース部又はそれが接続されるディジタルインタフェースが故障した場合の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。 CPRIリンク故障情報のデータフォーマットを示す図である。 4アンテナ構成時の図1の構成に基づく空間分割多重方式開ループMIMO送信システムにおけるベースバンド信号処理部の構成例を示す図である。 図8のスケジューラにおける装置故障情報に基づくコードワードのデータサイズ決定処理の動作フローチャートである。 図8の符号化・変調部におけるコードワードのデータサイズに基づく送信制御処理の動作フローチャートである。 4アンテナ構成時の図1の構成に基づく空間分割多重方式閉ループMIMO送信システムにおけるベースバンド信号処理部の構成例を示す図である。 図11のスケジューラにおける装置故障情報に基づくプリコーディングのためのアンテナ組合せの決定処理の動作フローチャートである。 図11のスケジューラにおける装置故障情報に基づくコードワードのデータサイズ決定処理の動作フローチャートである。 図11の符号化・変調部におけるコードワードのデータサイズに基づく送信制御処理の動作フローチャートである。 4アンテナ構成時の空間分割多重方式開ループMIMO送信システムの構成例を示す図である。 4アンテナ構成時の空間分割多重による閉ループMIMO送信システムの構成例を示す図である。 MIMO通信を行う従来の無線基地局装置の構成例を示す図である。 CPRIプロトコルの概要図である。 無線装置の送受信増幅部が故障した場合の従来の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。 無線装置のインタフェース部が故障した場合の従来の故障検出の動作を示す動作シーケンス図である。
符号の説明
101、1701 無線基地局装置
102、1702 無線装置制御部
103(#1〜#N)、1703(#1〜#N) 無線装置、送信部
104、106、1708、1712 保守監視部
105、1501、1601、1705 ベースバンド信号処理部
201 アンテナ故障情報
202、602 装置故障情報
601 CPRIリンク故障情報
801、1101、1502、1602 スケジューラ
802、1102、1503 データバッファ
803、1103、1504、1603 符号化・変調部
804、1104 データサイズ格納メモリ
805(#1、#3、#4)、1105(#1〜#3)、1505(#1〜#4)、1604(#1〜#4) 送信信号
1106、1605 プリコーディング部
1506(#1〜#4) 送信部
1507(#1〜#4)、1704(#1−1〜#1−M、〜#N―1〜#N−M)
アンテナ
1706 回線終端部
1707、1710 インタフェース部
1709 呼処理制御部
1711 送受信増幅部

Claims (8)

  1. 無線移動局装置に設置された複数のアンテナと無線基地局装置に設置された複数のアンテナを用いて無線通信を行うマルチ入力マルチ出力無線通信方法において、
    前記無線基地局装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する故障情報を出力する保守監視ステップと、
    前記無線基地局装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、該故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御するベースバンド信号処理ステップと、
    を含むことを特徴とするマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
  2. 無線移動局装置に設置された複数のアンテナと無線基地局装置に設置された複数のアンテナを用いて、前記無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて前記アンテナの組合せを制御しながら無線通信を行うマルチ入力マルチ出力無線通信方法において、
    前記無線基地局装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する故障情報を出力する保守監視ステップと、
    前記無線基地局装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、前記フィードバック情報で指定されるアンテナ中に前記故障アンテナが含まれる場合には該故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御するベースバンド信号処理ステップと、
    を含むことを特徴とするマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
  3. 前記ベースバンド信号処理ステップは、前記送信コードワードの生成処理を行わないアンテナについては、前記送信コードワードのデータサイズをゼロに設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のマルチ入力マルチ出力無線通信における障害時のデータ送信制御方法。
  4. 無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナを用いてマルチ入力マルチ出力無線通信方式により無線通信を行い、自装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置と、該複数の無線装置に個別のディジタルインタフェースを介して接続され通信信号のベースバンド信号を行う無線装置制御装置とを含む無線基地局装置であって、
    前記各無線装置内で、該無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する第1の故障情報を該無線装置が接続される前記ディジタルインタフェースに出力する第1の保守監視手段と、
    前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースから前記各無線装置の前記第1の故障情報を収集し、該各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する第2の保守監視手段と、
    前記無線装置制御装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、該故障アンテナに対応する送信コードワードの生成処理を行わないように制御するベースバンド信号処理手段と、
    を含むことを特徴とする無線基地局装置。
  5. 無線移動局装置に設置された複数のアンテナと自装置に設置された複数のアンテナを用いて、前記無線移動局装置からのフィードバック情報に基づいて前記アンテナの組合せを
    制御しながらマルチ入力マルチ出力無線通信方式により無線通信を行い、自装置に設置された前記複数のアンテナの各々又は所定グループ毎に接続され該接続されたアンテナに対する無線通信処理を行う複数の無線装置と、該複数の無線装置に個別のディジタルインタフェースを介して接続され通信信号のベースバンド信号処理を行う無線装置制御装置とを含む無線基地局装置であって、
    前記各無線装置内で、該無線装置の故障を検出し、該検出した故障に対応する第1の故障情報を該無線装置が接続される前記ディジタルインタフェースに出力する第1の保守監視手段と、
    前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースから前記各無線装置の前記第1の故障情報を収集し、該各第1の故障情報を集約した第2の故障情報を出力する第2の保守監視手段と、
    前記無線装置制御装置内で、ベースバンド信号の処理時に、前記第2の故障情報に基づいて故障アンテナを判別し、前記フィードバック情報で指定されるアンテナ中に前記故障アンテナが含まれる場合には該故障アンテナを含まないアンテナの組合わせで送信コードワードの生成処理を行うように制御するベースバンド信号処理手段と、
    を含むことを特徴とする無線基地局装置。
  6. 前記ベースバンド信号処理手段は、前記アンテナの組合せにより送信可能なストリームが減少した場合に、前記送信コードワードの生成処理におけるデータ量を調整する、
    ことを特徴とする請求項4又は5の何れか1項に記載の無線基地局装置。
  7. 前記無線装置制御装置内で、前記各ディジタルインタフェースの故障を検出し、それに対応する第3の故障情報を出力するインタフェース故障検出手段を更に含み、
    前記第2の保守監視手段は、前記各第1の故障情報と前記第3の故障情報を集約して前記第2の故障情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の無線基地局装置。
  8. 前記ベースバンド信号処理手段は、前記送信コードワードの生成処理を行わないアンテナについては、前記送信コードワードのデータサイズをゼロに設定する、
    ことを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載の無線基地局装置。
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