JP2010041503A - デジタルカメラ - Google Patents

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光市 戸山
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Abstract

【課題】顔表情の度合いが高い被写体画像を検索して抽出する作業を容易にすること。
【解決手段】顔表情判定部23は、被写体画像から被写体人物の所定の顔表情を検出し、被写体人物の顔表情を顔表情レベルデータと比較し、その顔表情の度合いが顔表情レベル設定部27で設定入力した表情レベル値以上であるときに判定信号を発生する。画像保存指示部30は、その判定信号に応じて画像記録部16に予め設けられている所定のフォルダに、表情レベル値以上の顔表情を含む被写体画像を保存する指示信号を発生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の顔の表情を認識して自動的に撮影を行う機能を有する電子スチルカメラに関する。
従来、被写体画像データから複数の人物の顔画像を検出し、各人物の顔表情の評価値を算出し、その評価値が所定値以上である人物画像を抽出し、こうして抽出された複数の人物画像を合成処理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−299297号公報
しかしながら、引用文献1の技術にあっては、顔表情評価値が所定値以上である人物画像を再度利用したい場合には、多数の撮影画像の中からその人物画像を抽出しなければならず、検索作業に手間がかかるという問題がある。
(1)請求項1の発明によるデジタルカメラは、被写体を撮像して被写体画像を生成し、被写体画像から被写体人物の所定の顔表情を検出し、その検出結果に基づき自動撮影を行うデジタルカメラにおいて、被写体画像を記録する記録手段と、被写体画像の被写体人物の顔表情を顔表情レベルデータと比較し、被写体人物の顔表情の度合いが所定レベル値以上であるときに判定信号を発生する判定手段と、判定信号に応じて所定レベル値以上の顔表情を含む被写体画像を、記録手段に予め設けられている特定のフォルダに自動保存する自動保存手段とを備えることを特徴とする。
本発明のデジタルカメラによれば、顔表情の度合いが所定レベル値以上の被写体画像は、特定のフォルダに自動的に保存するようにしたので、これらの画像を検索して抽出する作業が容易となる。
以下、本発明の実施の形態によるデジタルカメラについて、図1、2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、デジタルカメラは、撮影レンズ11、絞り12、撮像素子13、バッファメモリ14、画像処理部15、画像記録部16および制御部20を備える。また、デジタルカメラは、顔検出部21、顔データ記憶部22、顔表情判定部23、顔表情データ記憶部24、顔表情設定部25、顔表情レベルデータ記憶部26、顔表情レベル設定部27および液晶ディスプレイ28を備える。さらに、デジタルカメラは、画像保存指示部30、自動撮影部31、顔登録データ記憶部32、顔認識部33、顔表情撮影モード設定部40および検索部41を備える。
撮影レンズ11は、ズームレンズやフォーカスレンズを含む複数のレンズで構成され、被写体像を撮像素子13上に結像する。図1では簡単のため、撮影レンズ11は1枚のレンズで示されている。撮像素子13は、撮影レンズ11からの被写体光L1を光電変換することにより画像信号を生成する。
撮像素子13から出力される画像信号は、バッファメモリ14を介して画像処理部15に送られ、ここで所定の種々の画像処理が施される。撮影開始前の段階では、撮像素子13からの画像信号は、バッファメモリ14、画像処理部15および制御部20を介して液晶ディスプレイ28に送られ、スルー画像として表示される。撮影段階では、撮像素子13からの画像信号は、バッファメモリ14、画像処理部15を介して画像記録部16にて記録される。
ここで、図2を参照して画像記録部16の構成を説明する。
図2に示されるように、画像記録部16はメモリーカード(記憶媒体)50を有し、メモリーカード50には、第1フォルダ51、第2フォルダ52およびメインフォルダ53が区分されて作成されている。そして、画像内の被写体人物の顔表情の度合いが所定レベル以上であると判定された被写体画像は、特定のフォルダである第1フォルダ51および第2フォルダ52のいずれかに振り分けられて記録される。
第1フォルダ51には、被写体人物の少なくとも1人の顔表情の度合いが所定レベル以上であると判定された被写体画像を記録し、第2フォルダ52には、複数の被写体人物の全員の顔表情の度合いが所定レベル以上であると判定された被写体画像を記録する。
また、所定レベル以上であるとは判定されなかった被写体画像を始めその他の画像は、メインフォルダ53に振り分けられて記録される。このような被写体画像の各フォルダへの振り分けは、後述の画像保存指示部30の判定出力に基づき、画像記録部16内の図示なき制御回路によって行われる。記憶保存の際には、画像情報にテキストまたは記号などの付加情報を付加して記録する。なお、第1フォルダ51と第2フォルダ52とをまとめて、以下では特定フォルダという。
顔検出部21は、撮像素子13からバッファメモリ14、画像処理部15、制御部20を介して送られたスルー画像データを入力し、このスルー画像データを顔データ記憶部22に予め記憶されている顔データと比較することにより、スルー画像中の被写体人物の顔を検出する。被写体人物が複数人いる場合は、全員の顔を個別に検出する。検出された顔領域の画像は、顔検出部21から制御部20へ送られる。顔データ記憶部22は、例えば、眉、眼、鼻、唇の形状に関する特徴点のデータを記憶している。
顔検出には、例えば、特開2001−16573号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、入力画像中から特徴点を抽出して被写体の顔領域、顔の大きさ等を検出するものである。特徴点としては、眉、眼、鼻、唇の各端点、および顔の輪郭点、例えば頭頂点や顎の下端点が挙げられる。
他の顔検出としては、例えば、特開2005−157679号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、先ず、入力画像中の2画素間の輝度差を特徴量として学習しておき、その特徴量に基づいて入力画像中の所定領域に顔が存在するか否かを示す推定値を算出し、推定値が1以上のときにその所定領域に顔が存在すると判別するものである。
顔表情判定部23は、顔検出部21により検出された顔領域の画像を制御部20を介して入力し、その顔領域の画像の顔表情を顔表情データ記憶部24に予め記憶されている所定の顔表情データと比較することにより、顔領域の画像中の被写体人物の顔表情が所定の顔表情データに対応することを検出する。顔表情には、笑顔、泣き顔、怒り顔、驚き顔、寝顔などの様々な種類があり、顔表情データ記憶部24は、笑顔データを含む複数の顔表情のデータを記憶している。
顔表情設定部25は、被写体人物の顔表情の種類を外部から設定する操作部であり、笑顔を含む複数の顔表情を設定することができる。
顔表情判定部23が顔領域の画像の顔表情を検出する場合には、特開2008−42319号公報に開示されている検出手法を用いることができる。この検出手法は、例えば笑顔であることを検出するには、検出された画像の顔が笑顔と通常時の顔という2つの顔表情のいずれに近いかに基づいて表情の種類を判断するものである。
また、顔表情判定部23は、顔表情の検出だけではなく、顔表情の度合い(表情レベル)を検出する。すなわち、顔表情判定部23は、顔検出部21により検出された顔領域の画像を制御部20から入力し、その顔領域の画像の表情の度合いを顔表情レベルデータ記憶部26に予め記憶されている所定の顔表情レベルデータと比較することにより、顔領域の画像中の被写体人物の顔の表情レベルが所定の顔表情レベルデータに対応することを検出できる。被写体人物が複数人いる場合は、全員の顔表情および顔表情レベルを個別に検出する。
笑顔の度合いを判定する手法には、例えば、特開2004−46591号公報に開示されている手法を用いることができる。この判定手法は、入力された部分画像の笑顔について笑顔の度合いの評価を行い、笑顔評価値を算出する。笑顔評価の際は、予め記憶されている笑顔データを参照して眉、瞳孔、唇の各要素の形状の評価ポイントを算出し、各評価ポイントを係数により重み付けした上で合算した値を笑顔評価値としている。
顔表情レベルデータ記憶部26は、顔表情設定部25が設定可能な複数の顔表情について、各顔表情の度合い(顔表情レベル値)として、10%から100%まで10%間隔で、各顔表情レベル毎に顔表情レベルデータを記憶している。例えば、笑顔レベル値が10%、20%、30%・・・と高まるにつれて、笑顔表情は微笑程度から大笑いへとその笑顔の度合いが大きくなってゆく。
顔表情レベル設定部27は、顔表情設定部25が設定可能な複数の顔表情について、例えば、笑顔レベル値10%、20%、30%・・・などの顔表情レベル値を外部から設定する操作部である。この笑顔レベル値は、被写体の自動撮影や撮影された被写体画像の自動保存を行うための基準となる。
例えば、顔表情レベル設定部27によって笑顔レベル値80%を設定した場合、顔表情判定部23は、被写体人物の笑顔が80%の笑顔レベル値に対応することを検出したときに判定信号を出力する。
液晶ディスプレイ28は、デジタルカメラの背面に設けられ、スルー画像の表示や画像記録部16に記録された被写体画像の再生などに使用される。液晶ディスプレイ28は、画面の角度や方向が可変となっており、画面を被写体側へ向けることも可能である。液晶ディスプレイ28には、画像だけではなく、上述した笑顔レベル値等の付帯情報も表示することができる。
画像保存指示部30は、上記の判定信号に基づき、その被写体画像を画像記録部16の特定のフォルダ51,52に保存するようにとの指示信号を出力する。すなわち、その指示信号が画像保存指示部30から制御部20を介して画像記録部16へ送出されると、例えばレベル値80%の笑顔画像が画像記録部16の特定のフォルダ51,52に保存される。この自動保存の際には、笑顔画像に、例えばレベル値80%の笑顔である旨の付加情報、例えばタグ情報(EXIF)を付して画像データとともに付加情報データも保存する。
自動撮影部31は、上記の判定信号に基づき、撮影レンズ11、絞り12および撮像素子13に動作信号を出力して被写体の自動撮影を行う。
顔登録データ記憶部32には、特定の人物の顔画像が人物の名前などのインデックスを付したデータとして登録される。人物登録は、例えば、液晶ディスプレイ28の画面に表示されたガイドに、人物の眼と口を合わせて撮影することで行われる。人物登録をすることにより、登録されていない人物に優先してその人物を撮影することも可能となる。
顔認識部33は、顔検出部21により検出された顔領域の画像を制御部20を介して入力し、その顔領域の画像を顔登録データ記憶部32に登録されている顔登録データと照合することにより、顔領域の画像中の被写体人物の顔が登録済みの特定の人物の顔であるか否かを判定し、その判定結果を制御部20へ送出する。顔認識には、例えば特開2004−62560号公報に開示されている手法を用いることができる。
顔表情撮影モード設定部40は、被写体人物の顔表情レベルが所定の顔表情レベルに相当したときに自動撮影を実行するモードをON/OFF設定する操作部である。
検索部41は、画像記録部16に記録されている被写体画像などの情報の検索や再生を行う操作部である。
以上のように構成されたデジタルカメラは、次のように動作する。
先ず、顔表情撮影モード設定部40をONとし、顔表情設定部25によって顔表情の種類として例えば笑顔を設定し、顔表情レベル設定部27によって例えば笑顔レベル値80%を設定する。
顔表情判定部23は、顔検出部21により検出された被写体人物の顔画像を顔表情データ記憶部24に記憶されている笑顔データと比較し、被写体人物の笑顔を検出する。続いて、顔表情判定部23は、顔検出部21により検出された被写体人物の笑顔画像を顔表情レベルデータ記憶部26に記憶されている笑顔レベルデータと比較し、被写体人物の笑顔レベルを検出する。顔表情判定部23は、被写体人物の顔表情が笑顔レベル値80%以上に対応すると判定したときに判定信号を出力する。
制御部20は、その判定信号を受けると、自動撮影部31へ信号を出力する。自動撮影部31は、制御部20から発せられる信号に応じて、撮影レンズ11、絞り12および撮像素子13に動作信号を出力し、笑顔レベル値80%以上の笑顔の被写体の自動撮影を行う。
また、制御部20は、上述の判定信号を受けると、更に画像保存指示部30へも信号を出力する。画像保存指示部30は、制御部20から発せられる信号に応じて、笑顔レベル値80%以上の笑顔画像を画像記録部16の特定のフォルダ51,52に保存するようにとの指示信号を出力し、画像記録部16の第1フォルダ51または第2フォルダ52への自動保存が行われる。
笑顔レベル値80%以上の笑顔画像の第1フォルダ51への自動保存について、以下に詳細に説明する。
被写体人物が1人の場合は、その人物の顔表情が笑顔レベル値80%に達すると、顔表情判定部23は第1の判定信号を発し、被写体画像の自動撮影が行われ、被写体画像は、画像記録部16の第1フォルダ51に保存される。
被写体人物が複数人の場合、例えば3人の場合、顔検出部21は、3人全員の顔画像を検出する。顔表情判定部23は、3人の各々についての笑顔画像が笑顔レベル値80%以上であるか否かを検出し、3人のうちの1人の笑顔画像が笑顔レベル値80%以上であると判定すると、第1の判定信号を発生する。この第1の判定信号に応じてその人物の笑顔レベル値80%の笑顔を含む被写体画像の自動撮影が行われ、被写体画像は、第1フォルダ51に自動保存される。
なお、この笑顔自動撮影は、1回の撮影を行ったら終了させることもできるし、所定の複数回の撮影を行ったら終了させることもできる。後者の場合、上述の3人の被写体人物の例では、2番目の被写体人物の笑顔画像が笑顔レベル値80%以上になると、顔表情判定部23は第1の判定信号を発し、その人物の笑顔レベル値80%の笑顔を含む被写体画像の自動撮影が行われ、その被写体画像も第1フォルダ51に自動保存される。
次に、笑顔レベル値80%以上の笑顔画像の第2フォルダ52への自動保存について、以下に詳細に説明する。
被写体人物が複数人である場合に、顔検出部21は、その複数人全員の顔画像をそれぞれ検出する。顔表情判定部23は、顔検出部21によって検出された全員の顔画像について、全員の笑顔が笑顔レベル値80%以上に同時になったと判定すると、第2の判定信号を発し、全員の笑顔レベル値80%の笑顔を含む被写体画像の自動撮影が行われ、被写体画像は、図2に示す第2フォルダ52に自動保存される。
こうして、第2フォルダ52には、複数の被写体人物の全員が笑顔レベル値80%以上になったときに自動撮影された撮影画像が自動保存される。
顔表情判定部23は、被写体人物が複数人である場合に、そのうちの1人の笑顔が笑顔レベル値80%以上であることを判定したときに第1の判定信号を出力し、その後に、全員の笑顔が笑顔レベル値80%以上であることを判定したときに第2の判定信号を出力にするように、顔表情判定部23を構成することもできる。この場合には、上述の第1の判定信号に応じて自動撮影が行われ、その撮影画像が第1フォルダ51に自動保存され、その後に出力される第2の判定信号に応じて自動撮影が行われ、その撮影画像が第2フォルダ52に自動保存される。
このように、顔表情判定部23からの第1の判定信号により、被写体画像は第1フォルダ51に自動保存され、顔表情判定部23からの第2の判定信号により、被写体画像は第2フォルダ52に自動保存される。フォルダ毎に振り分けられて記録された被写体画像について、検索部41によって被写体画像データの検索や再生が行われる。なお、メインフォルダ53は、第1フォルダ51あるいは第2フォルダ52に保存する被写体画像以外の画像を保存するためのフォルダである。例えば、通常撮影モードで撮影された画像はメインフォルダ53に保存される。
複数の被写体人物の顔データを顔登録データ記憶部32に記憶し、且つ被写体人物の顔が顔登録データ記憶部32に登録されている人物の顔であることを顔認識部33が認識することにより、この登録人物の笑顔が笑顔レベル値80%になったときに自動撮影を行い、その撮影画像を第1フォルダ51に自動保存することができる。この自動保存では、撮影画像とその登録人物の名称などのデータとを互いに関連付けて第1フォルダ51に記録する。さらに、登録人物を含む全被写体人物の笑顔が笑顔レベル値80%以上になったときに自動撮影を行い、その撮影画像とその登録人物の名称などのデータとを互いに関連付けて第2フォルダ52に自動保存することができる。これにより、第1フォルダ51、第2フォルダ52について、登録人物別に画像を分類することも可能になり、さらに、登録人物に基づき撮影画像の検出も可能になる。分類や検索を行う場合には、画像情報に付加したタグ情報(EXIF)を利用することができる。
本発明のデジタルカメラは以下の作用効果を奏する。
(1)被写体人物の少なくとも1人の笑顔レベルが所定のレベル値以上であるときには、その被写体画像を第1フォルダ51に自動保存するので、笑顔レベルの高い顔表情を含む被写体画像を取り出す検索抽出作業が簡便となる。
(2)複数の被写体人物全員の笑顔レベルが所定のレベル値以上であるときには、その被写体画像を第2フォルダ52に自動保存するので、全員が笑顔レベルの高い顔表情の被写体画像を取り出す検索抽出作業が簡便となる。
本実施の形態によるデジタルカメラにおいて、変形例は以下の通りである。
(1)笑顔レベル値
上記の説明では、第1フォルダ51へ保存する画像を撮影するための笑顔レベル値(S1とする)と、第2フォルダ52へ保存する画像を撮影するための笑顔レベル値(S2とする)とは、いずれも80%と等しい値であった。しかし、これら両者は異なる値であってもよい。そのときの笑顔レベル値は、S1>S2に設定するのが一般的である。つまり、複数の被写体人物全員が同時に所定の笑顔レベル値に達するようにするためには、笑顔レベル値S2をS1よりも低く設定するのが合理的である。
(2)顔表情レベル設定部27
本実施の形態では、レベル値S1もレベル値S2も顔表情レベル設定部27によって設定するものであった。しかし、顔表情レベル設定部27を、レベル値S1設定用とレベル値S2設定用とに分割して設けてもよい。
(3)仮想フォルダ
本実施の形態では、メモリーカード50に第1フォルダ51、第2フォルダ52およびメインフォルダ53が区分されて作成されており、顔表情判定部23の判定結果に応じで被写体画像を分別して保存している。このようなフォルダ構成に代えて以下のような「仮想フォルダ」を用いることができる。
すなわち、メモリーカード50にはメインフォルダのみがあり、撮影された被写体画像はすべてメインフォルダに保存する。検索部41によって笑顔レベルの高い被写体画像データを検索した場合、その検索結果から例えば第1フォルダ51に相当する仮想フォルダが形成される。検索した画像は、その仮想フォルダ内にあたかもが格納されているかのように見える。本発明のデジタルカメラには、このような仮想フォルダの技術も利用することができる。
(4)本実施の形態では、顔表情設定部25と顔表情レベル設定部27は、別個の構成部品として説明したが、顔表情設定部25の機能を顔表情レベル設定部27に組み込む構成としてもよい。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されない。
本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るデジタルカメラの画像記録部16の構成を示す模式図である。
符号の説明
16:画像記録部 20:制御部
23:顔表情判定部 24:顔表情データ記憶部
25:顔表情設定部 26:顔表情レベルデータ記憶部
27:顔表情レベル設定部 30:画像保存指示部
31:自動撮影部 40:顔表情撮影モード設定部
41:検索部 50:メモリーカード
51:第1フォルダ 52:第2フォルダ

Claims (6)

  1. 被写体を撮像して被写体画像を生成し、前記被写体画像から被写体人物の所定の顔表情を検出し、その検出結果に基づき自動撮影を行うデジタルカメラにおいて、
    被写体画像を記録する記録手段と、
    前記所定の顔表情に関する表情度合いを段階的に示す複数の顔表情レベルを顔表情レベルデータとして記憶する顔表情レベルデータ記憶手段と、
    前記被写体画像の被写体人物の顔表情を前記顔表情レベルデータと比較し、前記被写体人物の顔表情の度合いが所定レベル値以上であるときに判定信号を発生する判定手段と、
    前記判定信号に応じて前記所定レベル値以上の顔表情を含む被写体画像を、前記記録手段に予め設けられている特定のフォルダに自動保存する自動保存手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記判定手段は、前記被写体画像中の複数の被写体人物の少なくとも1人の顔表情の度合いが第1の所定レベル値以上であるときに第1の判定信号を発生し、
    前記自動保存手段は、前記第1の判定信号に応じて前記第1の所定レベル値以上の顔表情を含む被写体画像を、前記特定のフォルダ中の第1のフォルダに自動保存することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記判定手段は、前記被写体画像中の複数の被写体人物のすべての顔表情の度合いが第2の所定レベル値以上であるときに第2の判定信号を発生し、
    前記自動保存手段は、前記第2の判定信号に応じて前記第2の所定レベル値以上の顔表情を含む被写体画像を、前記特定のフォルダ中の第2のフォルダに自動保存することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記第1の所定レベル値を外部操作によって設定する第1の顔表情レベル設定手段を更に備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項3に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記第2の所定レベル値を外部操作によって設定する第2の顔表情レベル設定手段を更に備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記録手段は、前記所定のフォルダに保存された前記被写体画像以外の画像を保存するメインフォルダを有することを特徴とするデジタルカメラ。
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