JP2010040430A - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光配光性の変更が要求される際にレンズ状部の構成を変更する手間を要さず、かつ任意のビーム配光角に調整可能な発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置1は、発光管2、口金部材3、ガラスグローブ4、反射板5、光偏向部材6、及び伸縮機構7を有する。口金部材3は、発光管2の基部8に取り付けられ、発光管2に電気エネルギーを供給する。ガラスグローブ4は、口金部材3と接続して設けられ、内側空間9内に発光管2を収容する収容部材として機能する。反射板5は、内側空間9を定める表面上に設けられ、発光管2からの光を反射する。光偏向部材6は、発光管2から発せられ反射板5で反射された光、又は発光管2から発せられ反射板5に直接入射する光を収束させる方向あるいは拡散させる方向に偏向する。伸縮機構7は、発光管2の基部8に設けられ、ガラスグローブ4を光出射方向又はその反対方向に伸縮可能である。
【選択図】図1
【解決手段】発光装置1は、発光管2、口金部材3、ガラスグローブ4、反射板5、光偏向部材6、及び伸縮機構7を有する。口金部材3は、発光管2の基部8に取り付けられ、発光管2に電気エネルギーを供給する。ガラスグローブ4は、口金部材3と接続して設けられ、内側空間9内に発光管2を収容する収容部材として機能する。反射板5は、内側空間9を定める表面上に設けられ、発光管2からの光を反射する。光偏向部材6は、発光管2から発せられ反射板5で反射された光、又は発光管2から発せられ反射板5に直接入射する光を収束させる方向あるいは拡散させる方向に偏向する。伸縮機構7は、発光管2の基部8に設けられ、ガラスグローブ4を光出射方向又はその反対方向に伸縮可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光装置に関する。
従来、ビームランプやレフランプから外部へ放射される光束の配光に関して、それらの内部に配された反射ミラーや、発光管から発せられた光束を透過する前面ガラス部に設けられた微細な突起によって光を収束させ、あるいは拡散させていた。これにより、ランプから放射される光束の配光角が調整されていた。
これらの反射ミラーや突起と同様の配光角調整手段として、例えば特許文献1に開示されているものがある(図2参照)。特許文献1で開示されたランプは、一対の内部電極4、及びガラスバルブ1の一端面を構成するレンズ状部2を備えている。一対の内部電極4の各先端部41、41は互いに内側方に突出する突出部を有し、各突出部は正視逆L字状に形成されている。レンズ状部2は、一対の内部電極4間の放電により発生した光をランプ外へ透過する。更に、レンズ状部2は、凸レンズもしくは凹レンズのいずれの形態も可能なことで、出射ビームの配光角調整手段として機能する。
特許第3484571号公報
しかしながら、このランプでは、光収束性が要求される場合は凸レンズを適用し、光拡散性が要求される場合は凹レンズを適用することになる。そのため、光収束性が要求される場合から光拡散性が要求される場合に切り替わる際、レンズ状部の構成を凸レンズから凹レンズへ変更する手間を要することになる。更に、凸レンズ又は凹レンズがランプに設定されてしまった時点では、光収束性を高めるために凸レンズの光出射面の曲率を段階的に大きくするといったことや、光拡散性を高めるために凹レンズの光出射面の曲率を段階的に大きくするといったことができない。すなわち、このランプは、段階的な変化を伴う任意のビーム配光角に調整することが不可能な構成となっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光配光性の変更が要求される際にレンズ状部の構成を変更する手間を要さず、かつ、段階的な変化を伴う任意のビーム配光角に調整可能な発光装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の発光装置は、発光管と、発光管の基部に取り付けられ、発光管に電気エネルギーを供給する口金部材と、口金部材と接続して設けられ、発光管を収容する内側空間を有する収容部材と、収容部材の内側空間を定める表面上に設けられ、発光管から発せられた光を反射する光反射部材と、発光管から発せられ光反射部材で反射された光、又は発光管から発せられ光反射部材に直接入射する光を収束させる方向あるいは拡散させる方向に偏向し、収容部材に取り付けられた光偏向部材と、を備えた発光装置であって、発光管の基部に設けられ、収容部材を光出射方向又はその反対方向に伸縮可能な伸縮機構を有する。
本発明に係る発光装置によれば、発光管の基部に設けられ、収容部材を光出射方向又はその反対方向に伸縮可能な伸縮機構を有する。これにより、光収束性が要求される場合から光拡散性が要求される場合に切り替わる際でも伸縮機構により収容部材を光出射方向とは反対の方向に収縮させることで発光装置は光拡散性を発揮することになる。逆に、光拡散性が要求される場合から光収束性が要求される場合に切り替わる際は、伸縮機構により収容部材を光出射方向に伸長させることで発光装置は光収束性を発揮することになる。よって、レンズ状部に相当する光偏向部材の構成を変更する必要がなくなることで、光配光性の変更が要求される際にレンズ状部の構成を変更する手間を要さない。更に、収容部材を光出射方向又はその反対方向に伸長可能な伸縮機構が在ることで光偏向部材と発光管の基部との間の間隔を変化させることができるため、発光装置は段階的な変化を伴う任意のビーム配光角に調整可能となる。従って、光配光性の変更が要求される際にレンズ状部の構成を変更する手間を要さず、かつ、段階的な変化を伴う任意のビーム配光角に調整可能な発光装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1に本発明の一実施形態に係る発光装置の概略図を示す。(a)は伸縮機構によりガラスグローブが最大限収縮した状態を示す。(b)は伸縮機構によりガラスグローブが最大限伸長した状態を示す。発光装置1は、発光管2と、口金部材3と、ガラスグローブ4と、反射板5と、光偏向部材6と、伸縮機構7とを有する。
発光管2内部には不図示の一対の電極が設けられており、発光管2内部に封止された放電媒体を介する電極間の放電により発光管2は発光する。なお、図1に示す発光管2は螺旋状の形態であるが、この形態に限定されるものではない。すなわち、発光管2の基部8に取り付けられた口金部材3を介して不図示の外部電源から供給される電気エネルギーによって発光する形態であればよい。
ガラスグローブ4は、口金部材3と接続して設けられ、内側空間9内に発光管2を収容する収容部材として機能する。なお、図1に示す内側空間9の断面積は、発光管2の基部8から発光管2から発せられる光の出射方向に向かって増大しているが、この形態に限定されることはない。
光反射部材である反射板5は、ガラスグローブ4の内側空間9を定める表面上に設けられ、発光管2から発せられた光を光偏向部材6の方へ反射する。
光偏向部材6は、ガラスグローブ4に取り付けられている。更に、光偏向部材6は、発光管2から発せられ反射板5で反射された光、又は発光管2から発せられ反射板5に直接入射する光を収束させる方向あるいは拡散させる方向に偏向する。また、光偏向部材6は、発光装置1の光収束性を高める手段として凸レンズで構成されていてもよく、あるいは、発光装置1の光拡散性を高める手段として凹レンズで構成されていてもよい。
伸縮機構7は、発光管2の基部8に設けられ、ガラスグローブ4を光出射方向又はその反対方向に伸縮可能である。すなわち、伸縮機構7は、ガラスグローブ4を基部8側から光偏向部材6の設置側に伸長可能である。逆に、伸縮機構7は、ガラスグローブ4を光偏向部材6の設置側から基部8側に収縮可能でもある。なお、伸縮機構7は、発光管2の基部8に設けられている形態に限らず、口金部材3の内部に配された不図示のインバータ搭載樹脂部に取り付けられていてもよい。また、伸縮機構7は、スライド式又は螺子式であることが好適である。このように構成された伸縮機構7に関して、発光装置1に光収束性が最大限に要求される場合は、光偏向部材6を凸レンズで構成するとともに、伸縮機構7によりガラスグローブ4を最大限伸長した状態で用いる。一方、発光装置1に光拡散性が最大限に要求される場合は、光偏向部材6を凹レンズで構成するとともに、伸縮機構7によりガラスグローブ4を最大限収縮した状態で用いる。なお、これらの両状態間の伸縮差を、図1(b)では長さLとして表している。これにより、発光装置の光配光性を最大限に発揮することができる。
以上のように構成された発光装置1によれば、発光管2の基部8に設けられ、ガラスグローブ4を光出射方向又はその反対方向に伸縮可能な伸縮機構7を有する。これにより、光収束性が要求される場合から光拡散性が要求される場合に切り替わる際でも伸縮機構7によりガラスグローブ4を光出射方向とは反対の方向に収縮させることで発光装置1は光拡散性を発揮することになる。逆に、光拡散性が要求される場合から光収束性が要求される場合に切り替わる際は、伸縮機構7によりガラスグローブ4を光出射方向に伸長させることで発光装置1は光収束性を発揮することになる。よって、レンズ状部に相当する光偏向部材6の構成を変更する必要がなくなることで、光配光性の変更が要求される際にレンズ状部の構成を変更する手間を要さない。更に、ガラスグローブ4を光出射方向又はその反対方向に伸長可能な伸縮機構7が在ることで光偏向部材6と発光管2の基部8との間の間隔を変化させることができるため、発光装置1は段階的な変化を伴う任意のビーム配光角に調整可能となる。従って、光配光性の変更が要求される際にレンズ状部である光偏向部材の構成を変更する手間を要さず、かつ、段階的な変化を伴う任意のビーム配光角に調整可能な発光装置を提供することができる。
1 発光装置
2 発光管
3 口金部材
4 ガラスグローブ
5 反射板
6 光偏向部材
7 伸縮機構
8 基部
9 内側空間
L 伸縮差
2 発光管
3 口金部材
4 ガラスグローブ
5 反射板
6 光偏向部材
7 伸縮機構
8 基部
9 内側空間
L 伸縮差
Claims (6)
- 発光管と、
前記発光管の基部に取り付けられ、該発光管に電気エネルギーを供給する口金部材と、
前記口金部材と接続して設けられ、前記発光管を収容する内側空間を有する収容部材と、
前記収容部材の前記内側空間を定める表面上に設けられ、前記発光管から発せられた光を反射する光反射部材と、
前記発光管から発せられ前記光反射部材で反射された光、又は該発光管から発せられ該光反射部材に直接入射する光を収束させる方向あるいは拡散させる方向に偏向し、前記収容部材に取り付けられた光偏向部材と、
を備えた発光装置であって、
前記発光管の前記基部に設けられ、前記収容部材を前記光出射方向又はその反対方向に伸縮可能な伸縮機構を有する、
発光装置。 - 前記伸縮機構は、前記収容部材を前記基部側から前記光偏向部材の設置側に伸長可能である、請求項1に記載の発光装置。
- 前記伸縮機構は、前記収容部材を前記光偏向部材の設置側から前記基部側に収縮可能である、請求項1に記載の発光装置。
- 前記光偏向部材は凸レンズで構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記光偏向部材は凹レンズで構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記伸縮機構は、スライド式又は螺子式である、請求項1から5のいずれか1項に記載の発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008204467A JP2010040430A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008204467A JP2010040430A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010040430A true JP2010040430A (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=42012745
Family Applications (1)
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JP2008204467A Pending JP2010040430A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 発光装置 |
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JP (1) | JP2010040430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114690513A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-07-01 | 苏州妙镜科技有限公司 | 一种影视拍摄用灯光自由调控设备 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071522U (ja) * | 1993-06-10 | 1995-01-10 | ウシオ電機株式会社 | 集魚灯用ソケット |
JP2004349189A (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-09 | Toshiba Shomei System Kk | レンズスポットライト |
-
2008
- 2008-08-07 JP JP2008204467A patent/JP2010040430A/ja active Pending
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