JP2010040235A - バックライトユニット、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】凸状に湾曲した光学部材を使用しても、照射領域の出射光量を均一にすることができるバックライトユニットを提供する。
【解決手段】複数の光源2a〜2cと、複数の光源の光の照射方向に対向して配置した光学部材7とを備えたバックライトユニット10である。光学部材は、複数の光源から離間する方向に凸状に湾曲した形状として複数の光源に対向する光学部材である。複数の光源のうち、光学部材の凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置された第1の光源2aは、他の領域に配置された第2の光源2b,2cよりも、光学部材に向けた出射光量が多く、且つ出射角度が狭い光を照射する。
【選択図】図2
【解決手段】複数の光源2a〜2cと、複数の光源の光の照射方向に対向して配置した光学部材7とを備えたバックライトユニット10である。光学部材は、複数の光源から離間する方向に凸状に湾曲した形状として複数の光源に対向する光学部材である。複数の光源のうち、光学部材の凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置された第1の光源2aは、他の領域に配置された第2の光源2b,2cよりも、光学部材に向けた出射光量が多く、且つ出射角度が狭い光を照射する。
【選択図】図2
Description
本発明は、凸状に湾曲する光学部材を備えた直下型のバックライトユニット、このバックライトユニットを使用した電気光学装置及び電子機器に関するものである。
液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)は、一般に、画像を表示する表示パネルと、この表示パネルの背面に配置され、表示パネルに向けて光を照射するバックライトユニットとを備えている。
近年、パーソナルコンピュータ、CAD装置の表示装置として普及している液晶表示装置は大画面化が図られており、この大画面化の液晶表示装置は、ブラウン管を用いた表示装置と比較しても見劣りしないような輝度が要求される。
近年、パーソナルコンピュータ、CAD装置の表示装置として普及している液晶表示装置は大画面化が図られており、この大画面化の液晶表示装置は、ブラウン管を用いた表示装置と比較しても見劣りしないような輝度が要求される。
このような大画面化の液晶表示装置は、通常据え置き型として、机上、床上等において使用されるため、特徴を生かすために適度の薄型化が求められている。そのため、表示パネルは透過型が採用され、バックライトユニットは、表示パネルの直下に複数の光源を配置した直下型のバックライトユニットが採用されている。
直下型バックライトユニットは、筐体の底面にLED等からなる複数の光源を所定の配列で配置し、前記複数の光源の出射領域である筐体の開口部に、光を分散させる光学部材を配置している。
直下型バックライトユニットは、筐体の底面にLED等からなる複数の光源を所定の配列で配置し、前記複数の光源の出射領域である筐体の開口部に、光を分散させる光学部材を配置している。
ここで、表示パネル側に向けて凸状に湾曲した光学部材(拡散シート)を用いた直下型バックライトユニットが知られている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1の技術は、ユニット内の温度が上昇すると、凸状に湾曲した光学部材は中央部(曲率が最も増大している部位)から端縁部に向かって熱膨張し、ユニット内の温度が低下すると光学部材は端縁部から中央部に向かって熱収縮するので、拡散板の変形やしわの形成が防止されるようになっている。
特開2004−233838号公報
この特許文献1の技術は、ユニット内の温度が上昇すると、凸状に湾曲した光学部材は中央部(曲率が最も増大している部位)から端縁部に向かって熱膨張し、ユニット内の温度が低下すると光学部材は端縁部から中央部に向かって熱収縮するので、拡散板の変形やしわの形成が防止されるようになっている。
しかし、上述した特許文献1の技術は、複数の光源の光学特性を特定しておらず、複数の光源の発光強度が同一であると、光学部材の端縁部側に近接している光源の光は、出射光量が増大し、且つ出射角度が狭くなり、逆に、光学部材の中央部側に離間している光源の光は、出射光量が減少し、且つ出射角度が広くなる。このため、複数の光源から光学部材を透過して側壁で囲まれた開口部の照射領域に照射されると、照射領域の出射光量が不均一になる。
一方、このバックライトユニットと表示パネルとを組み込んだ液晶表示装置は、バックライトユニットの照射領域の光量が不均一になると、表示パネルの画像に、輝度むらや色むら等の表示むらが発生するおそれがある
本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、凸状に湾曲した光学部材を使用しても、照射領域の出射光量を均一にすることができるバックライトユニットを提供するとともに、このバックライトユニットを備えた電気光学装置及び電子機器を提供することを目的としている。
本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、凸状に湾曲した光学部材を使用しても、照射領域の出射光量を均一にすることができるバックライトユニットを提供するとともに、このバックライトユニットを備えた電気光学装置及び電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るバックライトユニットは、複数の光源と、当該複数の光源の光の照射方向に対向して配置した光学部材とを備えたバックライトユニットにおいて、前記光学部材は、前記複数の光源から離間する方向に凸状に湾曲した形状として前記複数の光源に対向する光学部材であり、前記複数の光源のうち、前記光学部材の前記凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置された第1の光源は、他の領域に配置された第2の光源よりも、前記光学部材に向けた出射光量が多く、且つ出射角度が狭い光を照射するようにしている。
この発明によると、複数の第1の光源及び第2の光源から出射した光が、凸状に湾曲した拡散板の端縁部から中央部にかけて均一の出射光量で照射し、この拡散板を透過した光は、照射領域に均一の出射光量として出射することができる。
また、本発明に係るバックライトユニットは、前記第1の光源が、前記第2光源よりも発光強度が強い特性とした。
また、本発明に係るバックライトユニットは、前記第1の光源が、前記第2光源よりも発光強度が強い特性とした。
この発明によると、光学部材の凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置された第1の光源から指向性が強い光が照射するので出射光量を増大させることができる。また、他の領域に配置された第2の光源から指向性が弱い光が照射するので出射光量を減少させることがでる。したがって、光源の発光強度を調整することで、凸状に湾曲した拡散板の端縁部から中央部にかけて均一の出射光量の光を照射することができる。
また、本発明に係るバックライトユニットは、前記複数の光源が、前記第1の光源を列状に配置した第1の光源列と、前記第2の光源を列状に配置した第2の光源列とを有し、前記第1の光源列の数は、前記第2の光源列の数より少ないようにしてもよい。
この発明によると、光学部材の凸状の湾曲の頂部領域に対向している光源の数と、光学部材の端縁部に対向している光源の数を調整することで、凸状に湾曲した拡散板の端縁部から中央部にかけて均一の出射光量の光を照射することができる。
この発明によると、光学部材の凸状の湾曲の頂部領域に対向している光源の数と、光学部材の端縁部に対向している光源の数を調整することで、凸状に湾曲した拡散板の端縁部から中央部にかけて均一の出射光量の光を照射することができる。
また、本発明のバックライトユニットは、複数の光源と、当該複数の光源の光の照射方向に対向して配置した光学部材とを備えたバックライトユニットにおいて、前記光学部材は、前記複数の光源から離間する方向に凸状に湾曲した複数の光学部材を並べて配置した構成とし、前記複数の光源は、発光強度が同一で同数の光源を複数列に配置し、前記複数の光源の各々は、前記複数の光学部材の各々の前記凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置されていてもよい。
この発明によると、複数の凸状に湾曲した光学部材のそれぞれに、発光強度が同一で同数の光源を対向して配置すると、発光強度が同一で同数の光源から、各光学部材の中央部に向けて均一の出射光量の光が照射するので、これらの拡散板を透過した光は、照射領域に均一の出射光量として出射することができる。
一方、本発明に係る電気光学装置は、上記構成のバックライトユニットを備えているとともに、凸状に湾曲した光学部材は表示パネルを支持する剛性を有していてもよい。
一方、本発明に係る電気光学装置は、上記構成のバックライトユニットを備えているとともに、凸状に湾曲した光学部材は表示パネルを支持する剛性を有していてもよい。
この発明によると、表示パネルを支持するためのスペーサが不要になり、光源の出射を遮るものが存在しなくなるので、光源の光学特性を向上させることができる。また、照射領域全域の出射光量を均一したバックライトユニットを使用しているので、高画質、高輝度の表示を行う電気光学装置を提供することができる。
さらに、本発明に係る電子機器は、上記構成の電気光学装置を備えている。この発明によると、高画質、高輝度の表示を行うことができる。
さらに、本発明に係る電子機器は、上記構成の電気光学装置を備えている。この発明によると、高画質、高輝度の表示を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態:バックライトユニット)
図1は本発明に係る第1実施形態のバックライトユニットを示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3はバックライトユニットから拡散板を取り外した状態を示す平面図である。
(第1実施形態:バックライトユニット)
図1は本発明に係る第1実施形態のバックライトユニットを示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3はバックライトユニットから拡散板を取り外した状態を示す平面図である。
本実施形態のバックライトユニット10は、有底箱形状の筐体1と、筐体1の底面1aに所定の間隔をあけて複数列配置されたLED等からなる複数の光源2a〜2cと、筐体1の縁部から立上がる複数の側壁3〜6の基部側に固定され、これら側壁3〜6で画成された開口部を閉塞している拡散板(光学部材)7とを備えた装置である。
拡散板7は、互いに平行に対向している一対の側壁3,5の基部から底面1aの中央位置に向かうに従い凸状に湾曲しながら全ての光源2a〜2cに対向しているアーチ形状の1つ部材であり、凸状の湾曲の頂部領域(中央部)7aに矢印方向の外力Fが作用すると、その外力Fに抗する剛性を有している。
拡散板7は、互いに平行に対向している一対の側壁3,5の基部から底面1aの中央位置に向かうに従い凸状に湾曲しながら全ての光源2a〜2cに対向しているアーチ形状の1つ部材であり、凸状の湾曲の頂部領域(中央部)7aに矢印方向の外力Fが作用すると、その外力Fに抗する剛性を有している。
筐体1の底面1aに配置されている光源2a〜2cは、アーチ形状の拡散板7の中央部7aに対向した位置に、複数の光源2aが列状に配置され、拡散板7の一方の端縁部7bに対向した位置に、複数の光源2bが列状に配置され、拡散板7の他方の端縁部7cに対向した位置に、列状の複数の光源2cが配置されている。
拡散板7の中央部7aに離間して列状に配置されている複数の光源2aは、発光強度が強く、出射面からの光の指向性が強い特性を有した装置を使用している。
拡散板7の中央部7aに離間して列状に配置されている複数の光源2aは、発光強度が強く、出射面からの光の指向性が強い特性を有した装置を使用している。
また、拡散板7の一方及び他方の端縁部7bに近接して列状に配置されている複数の光源2b,2cは、発光強度が弱く、出射面からの光の指向性が弱い特性を有した装置を使用している。
そして、図3に示すように、拡散板7の中央部7aに対向して配置した複数の光源2aの総数(2個)は、拡散板7の一方及び他方の端縁部7bに対向して配置した複数の光源2bの総数(4個),2cの総数(4個)より少なく設定されている。
そして、図3に示すように、拡散板7の中央部7aに対向して配置した複数の光源2aの総数(2個)は、拡散板7の一方及び他方の端縁部7bに対向して配置した複数の光源2bの総数(4個),2cの総数(4個)より少なく設定されている。
ここで、本発明の光学部材が拡散板7に対応し、本発明の第1の光源及び第1の光源列が列状に配置した複数の光源2aに対応し、本発明の第2の光源及び第2の光源列が列状に配置した複数の光源2b、複数の光源2cに対応している。
本実施形態のバックライトユニット10において、複数の光源2a〜2cから出射した光は、拡散板7を透過して筐体1の側壁3〜6で画成された開口部、すなわち、図1に示す照射領域Arに入射する。
本実施形態のバックライトユニット10において、複数の光源2a〜2cから出射した光は、拡散板7を透過して筐体1の側壁3〜6で画成された開口部、すなわち、図1に示す照射領域Arに入射する。
列状に配置した複数の光源2aは、アーチ形状の拡散板7の中央部7aに離間して配置されているが、これらの光源2aは、発光強度が強く、出射面からの光の指向性が強い特性を有しているので、中央部7a側には出射光量が増大し、出射角度を狭くした光が照射される。
また、他の複数の光源2b,2cは、アーチ形状の拡散板7の端縁部7b,7cに近接して列状に配置されているが、これらの光源2b,2cは、発光強度が弱く、出射面からの光の指向性が弱い特性を有しているので、端縁部7b,7c側には、出射光量が減少し、出射角度を拡げた光が照射される。
また、他の複数の光源2b,2cは、アーチ形状の拡散板7の端縁部7b,7cに近接して列状に配置されているが、これらの光源2b,2cは、発光強度が弱く、出射面からの光の指向性が弱い特性を有しているので、端縁部7b,7c側には、出射光量が減少し、出射角度を拡げた光が照射される。
これにより、アーチ形状の拡散板7には端縁部7b,7cから中央部7aにかけて均一の出射光量で照射し、この拡散板7を透過した光は、照射領域Arに均一の出射光量として出射する。
したがって、アーチ形状の拡散板7を配置しても照射領域Ar全域の出射光量が均一になるので、光学特性を向上させたバックライトユニット10を提供することができる。
したがって、アーチ形状の拡散板7を配置しても照射領域Ar全域の出射光量が均一になるので、光学特性を向上させたバックライトユニット10を提供することができる。
なお、拡散板7の中央部7aに対向して配置した光源2aの総数、拡散板7の一方及び他方の端縁部7bに対向して配置した光源2b,2cの総数は、本実施形態に限るものではない。
また、本発明に係る光学部材は、本実施形態の拡散板7に限るものではなく、拡散シート、或いは拡散板と拡散シートを重ねたものであってもよい。
また、本発明に係る光学部材は、本実施形態の拡散板7に限るものではなく、拡散シート、或いは拡散板と拡散シートを重ねたものであってもよい。
また、本実施形態ではアーチ形状の拡散板7を用いたが、ドーム(半球面)形状の拡散板を用いてもよく、その場合には、光源2a〜2cを直線状に列状配置するのではなく、ドーム形状の拡散板の中央部に対向する位置に、複数の光源を小さな直径の円形列状に配置し、ドーム形状の拡散板の端縁部に対向した位置に、複数の光源を大きな直径の円形列状に配置すればよい。
(第2実施形態:バックライトユニット)
次に、図4は本発明に係る第2実施形態のバックライトユニットを示す平面図、図5は図4のB−B断面図である。なお、図1から図3で示した構成と同一構成部分は、同一符号を付して説明を省略する。
次に、図4は本発明に係る第2実施形態のバックライトユニットを示す平面図、図5は図4のB−B断面図である。なお、図1から図3で示した構成と同一構成部分は、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態のバックライトユニット10は、筐体1の底面1aに所定の間隔をあけて複数列配置されたLED等からなる複数の光源2d〜2fと、複数の光源2dの列、複数の光源2eの列及び複数の光源2fの列に対向するように配置した複数の拡散板(光学部材)11〜13とを備えた装置である。
拡散板11は、底面1aから離間する方向に凸状に湾曲した部材であり、凸状の湾曲の頂部領域(中央部)11aに複数の光源2dが対向している。また、拡散板12、13も、底面1aから離間する方向に凸状に湾曲した部材であり、凸状の湾曲の頂部領域(中央部)12a,13aに複数の光源2e,2fが対向している。
拡散板11は、底面1aから離間する方向に凸状に湾曲した部材であり、凸状の湾曲の頂部領域(中央部)11aに複数の光源2dが対向している。また、拡散板12、13も、底面1aから離間する方向に凸状に湾曲した部材であり、凸状の湾曲の頂部領域(中央部)12a,13aに複数の光源2e,2fが対向している。
また、これら拡散板11〜13は、中央部11a,12a,13aに矢印方向の外力F1が作用すると、その外力Fに抗する剛性を有している。
複数の光源2d〜2fは、同一の発光強度を有する装置であり、各列とも同数(3個)が配列されている。
ここで、本発明の光学部材が拡散板11〜13に対応し、本発明の複数列に配置した光源が光源2dの列、光源2eの列及び光源2fの列に対応している。
複数の光源2d〜2fは、同一の発光強度を有する装置であり、各列とも同数(3個)が配列されている。
ここで、本発明の光学部材が拡散板11〜13に対応し、本発明の複数列に配置した光源が光源2dの列、光源2eの列及び光源2fの列に対応している。
本実施形態のバックライトユニット10において、複数の光源2d〜2fから出射した光は、複数の拡散板11〜13を透過して筐体1の側壁3〜6で画成された開口部、すなわち、図4に示す照射領域Arに入射する。
同一の発光強度を有する各列の光源2d,光源2e,光源2fは、アーチ形状の拡散板11,12,13の中央部11a,12a,13aに向けて、略同量の出射光量、出射角度で光を出射する。
同一の発光強度を有する各列の光源2d,光源2e,光源2fは、アーチ形状の拡散板11,12,13の中央部11a,12a,13aに向けて、略同量の出射光量、出射角度で光を出射する。
これにより、各拡散板11,12,13を透過した光は、照射領域Arに均一の出射光量として出射する。
したがって、アーチ形状の拡散板7を配置しても照射領域Ar全域の出射光量が均一になるので、光学特性を向上させたバックライトユニット10を提供することができる。
なお、各列の光源2d,光源2e,光源2fの数は、本実施形態に限るものではない。
また、本発明に係る光学部材は、本実施形態の拡散板11,12,13に限るものではなく、拡散シート、或いは拡散板と拡散シートを重ねたものであってもよい。
したがって、アーチ形状の拡散板7を配置しても照射領域Ar全域の出射光量が均一になるので、光学特性を向上させたバックライトユニット10を提供することができる。
なお、各列の光源2d,光源2e,光源2fの数は、本実施形態に限るものではない。
また、本発明に係る光学部材は、本実施形態の拡散板11,12,13に限るものではなく、拡散シート、或いは拡散板と拡散シートを重ねたものであってもよい。
(第3実施形態:液晶表示装置)
次に、上記実施形態のバックライトユニット10を使用した本発明の電気光学装置としての液晶表示装置について説明する。
図6は液晶表示装置を示す側方断面図である。
本実施形態の液晶表示装置20は、第1実施形態のバックライトユニット10上に重ねて配置した液晶表示パネル21、上偏光板22、下偏光板23及び液晶駆動用IC(不図示)を備えた装置である。
次に、上記実施形態のバックライトユニット10を使用した本発明の電気光学装置としての液晶表示装置について説明する。
図6は液晶表示装置を示す側方断面図である。
本実施形態の液晶表示装置20は、第1実施形態のバックライトユニット10上に重ねて配置した液晶表示パネル21、上偏光板22、下偏光板23及び液晶駆動用IC(不図示)を備えた装置である。
液晶表示パネル21は、詳細には図示しないが、液晶層を挟んで対向する前面側基板と背面側基板とを、それら2枚の基板の周縁部間に枠状に設けたシール材によって接着一体化したものである。前面側基板は、透明基板である基板本体の液晶層側の面に、透明導電材料からなる前面側電極や配向膜等を有する液晶配向制御層を形成した構成としている。背面側基板も、透明基板である基板本体の液晶層側の面に、透明導電材料からなる背面側電極や配向膜等を有する液晶配向制御層を形成した構成としている。また、前面側基板及び背面側基板の一方には、他方の外周側に張り出した張出部が設けられており、この張出部には配線パターンが形成されている。また、前面側基板の前面側電極及び背面側基板の背面側電極は、張出部に形成した配線パターンに電気的接続されている。そして、張出部に形成した配線パターンに、液晶表示パネル21を電気的に駆動する液晶駆動用ICが実装されている。
そして、前面に層状に上偏光板22を配置し、背面に層状に下偏光板23を配置した液晶表示パネル21は、バックライトユニット10の拡散板7に重ねて配置されている。
なお、本発明の表示パネルが液晶表示パネル21に対応している。
本実施形態によると、バックライトユニット10を構成しているアーチ形状の拡散板7は、液晶表示パネル21を背面側から支持することが可能な剛性を有しているので、液晶表示パネル21を支持するためのスペーサが不要になる。このスペーサが不要になることで、光源2a〜2cの光の出射を遮るものが存在せず、光源2a〜2cの光学特性を向上させることができる。
なお、本発明の表示パネルが液晶表示パネル21に対応している。
本実施形態によると、バックライトユニット10を構成しているアーチ形状の拡散板7は、液晶表示パネル21を背面側から支持することが可能な剛性を有しているので、液晶表示パネル21を支持するためのスペーサが不要になる。このスペーサが不要になることで、光源2a〜2cの光の出射を遮るものが存在せず、光源2a〜2cの光学特性を向上させることができる。
また、照射領域Ar全域の出射光量を均一したバックライトユニット10を使用しているので、高画質、高輝度の表示を行う液晶表示装置20を提供することができる。
なお、前述した第2実施形態のバックライトユニット10を使用しても、同様の効果を得ることができる。
なお、前述した第2実施形態のバックライトユニット10を使用しても、同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態:パーソナルコンピュータ)
次に、上記構成の液晶表示装置20を使用した本発明の電子機器としてのパーソナルコンピュータについて説明する。
図7のパーソナルコンピュータ30は、キーボード31を備えた本体部32と、液晶表示装置20を適用した表示部33とを備えている。
本実施形態のパーソナルコンピュータ30によると、高画質、高輝度の表示を行う表示部33を提供することができる。
次に、上記構成の液晶表示装置20を使用した本発明の電子機器としてのパーソナルコンピュータについて説明する。
図7のパーソナルコンピュータ30は、キーボード31を備えた本体部32と、液晶表示装置20を適用した表示部33とを備えている。
本実施形態のパーソナルコンピュータ30によると、高画質、高輝度の表示を行う表示部33を提供することができる。
なお、本発明の電子機器は、パーソナルコンピュータ30に限らず、種々の電子機器に搭載することができる。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、パームトップ・コンピュータ等の小型情報電子機器、携帯電話、電子ブック、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、印刷装置等に適用することができる。
1…筐体、1a…底面、2a〜2c…光源、2d〜2f…光源、3〜6…側壁、7…拡散板、7a…拡散板の中央部、7b,7c…拡散板の端縁部、10…バックライトユニット、11〜13…拡散板、11a,12a,13a…拡散板の中央部、20…液晶表示装置、21…液晶表示パネル、22…上偏光板、23…下偏光板、30…パーソナルコンピュータ、31…キーボード、32…本体部、33…表示部、Ar…照射領域
Claims (6)
- 複数の光源と、当該複数の光源の光の照射方向に対向して配置した光学部材とを備えたバックライトユニットにおいて、
前記光学部材は、前記複数の光源から離間する方向に凸状に湾曲した形状として前記複数の光源に対向する光学部材であり、
前記複数の光源のうち、前記光学部材の前記凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置された第1の光源は、他の領域に配置された第2の光源よりも、前記光学部材に向けた出射光量が多く、且つ出射角度が狭い光を照射することを特徴とするバックライトユニット。 - 前記第1の光源は、前記第2光源よりも発光強度が強い特性であることを特徴とする請求項1記載のバックライトユニット。
- 前記複数の光源は、前記第1の光源を列状に配置した第1の光源列と、前記第2の光源を列状に配置した第2の光源列とを有し、
前記第1の光源列の数は、前記第2の光源列の数より少ないことを特徴とする請求項2記載のバックライトユニット。 - 複数の光源と、当該複数の光源の光の照射方向に対向して配置した光学部材とを備えたバックライトユニットにおいて、
前記光学部材は、前記複数の光源から離間する方向に凸状に湾曲した複数の光学部材を並べて配置した構成とし、
前記複数の光源は、発光強度が同一で同数の光源を複数列に配置し、
前記複数の光源の各々は、前記複数の光学部材の各々の前記凸状の湾曲の頂部領域に対向して配置されていることを特徴とするバックライトユニット。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載のバックライトユニットと、このバックライトユニットの前記光学部材に重ねて配置した表示パネルとを備え、
前記光学部材は、前記表示パネルを支持する剛性を有していることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項5記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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- 2008-08-01 JP JP2008199331A patent/JP2010040235A/ja not_active Withdrawn
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