JP2010033101A - 情報抽出装置および情報抽出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがマイクロホンなどの位置を意識することなく発話および所定の操作を為すことができ、これにより楽な操作により情報を絞り込むことができること。
【解決手段】情報抽出装置1の電子筆記具4は、ユーザが媒体5へ書き込みをした筆跡データ42あるいは媒体5をなぞった筆跡データ42を生成するとともに、音声データ43を生成するためのマイクロホン38が配設される。第一生成手段91は、筆跡データ81(42)に基づいて第一の抽出条件を生成する。第二生成手段92は、音声データ81(43)に基づいて第二の抽出条件を生成する。抽出手段93は、情報データベース77から、第一の抽出条件および第二の抽出条件を満たす情報を抽出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報抽出装置および情報抽出方法に関する。
特許文献1は、位置情報をドットパターンで記録した紙と、前記ドットパターンを読み取ることで位置情報を取得し電子的に読み取り可能な位置情報に変換する電子ペンを備えた地図情報処理システムを開示する。そして、この地図情報処理システムは、電子ペンにより取得した紙の位置情報を電子地図上の座標に変換する。
特許文献2は、入出力処理部(たとえばタッチパネル)で受け付けた範囲内の関連情報を関連情報記憶部から検索すると共に、検索した全関連情報の中から、音声認識部で認識した関連情報を検索するナビゲーション装置を開示する。また、音声入力部による音声の受付と、入出力処理部による範囲指定の受付とが所定の期間内にあった場合に、関連情報を検索することを開示する。
特許文献3は、マイクロホンを複数の所定位置に配置することにより、認識率を高くし、さらに、制御動作を不必要に制限することのない音声認識装置を用いた制御装置を開示する。
特開2004−294942号公報(特許請求の範囲など) 特開2002−350151号公報(特許請求の範囲など) 特開2001−222291号公報(要約など)
従来、ナビゲーション装置などにおいて所望の地点を目的地などとして選択する場合、複数の地点の情報を有する地点データベースを用いて、地点を絞り込む作業をする必要がある。つまり、ユーザは、たとえばナビゲーション装置のタッチパネルを操作し、複数の地点をジャンルにより絞り込んだり、地図上に所望の地域を表示させたりした上で、所望の目的地を選択することになる。この地点の絞込み作業は、ユーザにとって煩雑なものである。そこで、この地点の絞込み操作を容易にするために、特許文献2にあるように、タッチパネルの操作と発話による操作とを組合せることが考えられる。
しかしながら、たとえば自動車などに設置されるナビゲーション装置などにあっては、音声を集音するマイクロホンは、特許文献3にあるように所定の位置に配設される。自動車などでのマイクロホンの設置位置は、ユーザがナビゲーション装置のタッチパネルの操作をしながら発話した音声を拾うために好適な位置になるとは限らない。
そのため、ユーザは、マイクロホンの設置位置を意識して、その設置位置へ向かって発話しなければならない。つまり、ユーザは、地点の絞込み操作などにおいて、たとえばダッシュボードの中央に設置されたナビゲーション装置のタッチパネルを操作し、且つ、マイクロホンの設置位置へ顔を向けて発話しなければならない。その結果、特許文献2にあるようにタッチパネルの操作と音声による操作とを単に組合せるようにしたとしても、タッチパネルへの操作回数を減らすことができるものの、ユーザにとって一連の作業が煩雑なものであることには変わりがない。
特に、ナビゲーション装置などは、ユーザによるタッチパネルの操作とユーザの音声とを別々に受け付け、その上で、これらの操作内容を内部で関連付ける必要がある。そのため、ナビゲーション装置などは、特許文献2にあるように、一定時間内での音声とタッチパネルの操作とを関連付けるように動作することになる。その結果、ユーザは、タッチパネルへの操作と音声による操作とを、タッチパネルの位置とマイクロホンの位置とを意識しながら実行し、しかも、所定の短い期間の間に完了するように急いで実行しなければならなくなってしまう。タッチパネルの操作と音声による操作とを組合せることが、タッチパネルの操作のみの場合には無かった操作時間の制約を生み、ユーザにとってかえって負担となってしまう可能性も否定できない。
なお、このような情報の絞込み操作の煩雑さや使い勝手の悪さは、ナビゲーション装置での地点の絞込み操作に限られるものではない。たとえば、ナビゲーション装置の設定項目の絞込み操作や、コンピュータ装置などにおける情報の絞込み操作においても、同様の課題が生じている。
本発明は、ユーザがマイクロホンなどの位置を意識することなく発話および所定の操作を為すことができ、これにより楽な操作により情報を絞り込むことができる情報抽出装置および情報抽出方法を得ることを目的とする。
本発明に係る情報抽出装置は、ユーザが媒体へ書き込みをした筆跡データあるいは媒体をなぞった筆跡データを生成するとともに、音声データを生成するためのマイクロホンが配設される電子筆記具と、筆跡データに基づいて第一の抽出条件を生成する第一生成手段と、音声データに基づいて第二の抽出条件を生成する第二生成手段と、情報データベースから、第一の抽出条件および第二の抽出条件を満たす情報を抽出する抽出手段と、を有するものである。
本発明に係る情報抽出装置は、上述した発明の構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、第一生成手段、第二生成手段および抽出手段は、電子筆記具あるいは電子筆記具と通信可能な装置本体に設けられている。
本発明に係る情報抽出装置は、上述した発明の各構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、第一生成手段および第二生成手段は、互いに独立してそれぞれの処理を並列的に実行可能である。
本発明に係る情報抽出装置は、上述した発明の構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、電子筆記具は、当該電子筆記具による媒体への書き込み操作あるいはなぞり操作を検出する検出部材を有する。そして、第二生成手段は、検出部材による操作の検出タイミングを基準とした所定の期間における音声データについて、第二の抽出条件の生成処理を実行する。
本発明に係る情報抽出装置は、上述した発明の構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、第二生成手段は、検出部材により操作が検出されている期間を含む所定の期間の音声データについて、第二の抽出条件の生成処理を実行する。
本発明に係る情報抽出装置は、上述した発明の構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、第二生成手段は、マイクロホンによる音声データと、所定の第二の抽出条件に予め対応付けられた所定の登録音声データとを比較することで、音声データに基づく第二の抽出条件を生成する。また、抽出手段は、第二生成手段により第二の抽出条件が生成されない場合には、情報データベースから、第一の抽出条件のみを満たす情報を抽出する。
本発明に係る情報抽出方法は、ユーザが媒体へ書き込みをしたり媒体をなぞったりすることにより電子筆記具が生成する筆跡データに基づいて第一の抽出条件を生成するステップと、電子筆記具に配設されているマイクロホンによる音声データに基づいて第二の抽出条件を生成するステップと、情報データベースから、第一の抽出条件および第二の抽出条件を満たす情報を抽出するステップと、を有するものである。
本発明では、ユーザがマイクロホンなどの位置を意識することなく発話および所定の操作を為すことができ、これにより楽な操作により情報を絞り込むことができる。
以下、本発明の実施の形態に係る情報抽出装置および情報抽出方法を、図面に基づいて説明する。情報抽出装置は、カーナビゲーションシステムを例に説明する。情報抽出方法は、カーナビゲーションシステムの動作の一部として説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報抽出装置としてのカーナビゲーションシステム1を示す構成図である。カーナビゲーションシステム1は、自動車のダッシュボードなどに設置されるナビゲーション装置(装置本体)としてのナビゲーション本体2と、ナビゲーション本体2とUSB(Universal Serial Bus)ケーブル3により接続される電子筆記具としての電子ペン4と、電子ペン4により読み取られる媒体としての地図帳5と、地図帳5の付録としてユーザへ提供される付録メモリカード6と、を有する。USBケーブル3は、通信ケーブルの一種である。
図2は、図1中の地図帳5中の1枚の地図シート10である。地図シート10には、赤外線を透過するインクにより、地図11が印刷される。地図11中には、道路とともに、複数の施設が印刷されている。具体的には、四角付きのBの記号により各銀行が印刷され、四角付きのCの記号によりコンビニエンスストアが印刷され、四角付きのRの記号によりレストランが印刷されている。また、地図11の下側には、これら地図記号の汎例が印刷されている。地図シート10には、さらに、赤外線を吸収するインクにより、複数のドット21が印刷される。
図3は、地図シート10に印刷される1つの座標パターン22の一例を示す紙面の拡大図である。赤外線を吸収するインクにより紙面に印刷される各ドット21は、図3に示すように、所定の一定間隔毎の縦基準線と横基準線との交点の位置を基準として、上下左右のいずれか1つの方向(すなわち、4つの方向の中の1つの方向)へ少しずれた位置に印刷される。そして、各座標パターン22における36個のドット21のずれ方向の組合せは、少なくとも地図帳5に印刷されるすべての座標パターン22の中で唯一なものとされる。地図帳5に印刷される複数のドット21の中から任意の6×6個のドット21を選んだとき、その36個のドット21によるドット21のずれ方向の組合せは、地図帳5に印刷される他のすべてのドット21の組合せにおけるドット21のずれ方向の組合せと異なるものとなる。
図4は、電子ペン4に内蔵される電子回路などを示すブロック図である。電子ペン4は、図1に示すように、ボールペンやシャープペンシルなどと同様なペン形状のハウジング31を有する。このペン形状のハウジング31内に、図4の電子回路が内蔵される。また、ペン形状のハウジング31の一端には、ボールペン軸32が突出して配設される。このボールペン軸32の先端が、電子ペン4のペン先となる。なお、電子ペン4は、ボールペン軸32の代わりに、書込みができないスタイラスペン軸を有するものであってもよい。なお、この電子ペン4は、たとえば特表2004−535010号に開示される電子ペン4、あるいはそれと同等の電子ペン4によるなぞり位置の座標値を生成する機能を有するものである。
電子ペン4に内蔵される電子回路は、赤外線LED33、ペン先に作用する圧力を検出することで電子ペン4による紙などへの書込み操作あるいはなぞり操作を検出する検出部材としての筆圧センサ34、CMOSカメラ35、USBI/F(Interface)36、タイマ37、マイクロホン38、ADコンバータ39、不揮発性メモリ40、マイクロコンピュータ41などを有する。不揮発性メモリ40は、筆跡データとしての読取データ42と、音声データ43とを記憶する。
マイクロホン38は、電子ペン4のペン先とは反対側の端部に内蔵される。これにより、ユーザが電子ペン4を手に持ったとき、マイクロホン38は、ユーザの手の甲の上側になり、ユーザの顔の近くに位置することになる。
図4に示すように、電子ペン4の赤外線LED33は、ボールペン軸32の先端およびその周囲へ赤外線を照射する。CMOSカメラ35は、地図シート10により反射される赤外線を受光する。CMOSカメラ35は、受光した赤外線の強度分布データを、マイクロコンピュータ41へ出力する。
マイクロコンピュータ41には、図示外の制御プログラムを図示外のCPU(Central Processing Unit)が実行することで、読取データ生成部46と、音声データ生成部47と、データ送信部48と、が実現される。
読取データ生成部46は、CMOSカメラ35から供給される赤外線画像(赤外線の強度分布パターンを有する画像)に含まれる6×6のドット21の像を特定し、その特定した6×6のドット21の組合せに1対1に対応する座標値、すなわち読み取った座標パターン22に1対1に対応する座標値を演算する。読取データ生成部46は、地図帳5のすべてのページを仮想的な枚のシート状に並べ、そのシートの所定の位置(たとえば左上隅)などを基準とする座標値を演算する。なお、読取データ生成部46は、地図帳5の地図シート10毎に、その左上隅を基準とする座標値を演算するようにしてもよい。
また、読取データ生成部46は、演算した座標値と、筆圧センサ34により検出されるそのときの筆圧値(ボールペン軸32に作用するそのときの筆圧値)と、タイマ37により計測されるそのときの時刻とを、不揮発性メモリ40へ供給する。
図5は、不揮発性メモリ40に記録される読取データ42のデータ構造を示す説明図である。図5において、各行は、読取データ42の1つのレコードに対応する。不揮発性メモリ40は、読取データ生成部46から上述したデータが供給されると、それらを1つのレコードとして読取データ42に追加する。読取データ42の各レコードは、電子ペン4が読み取った座標パターン22に対応する座標値を有する読取座標情報51と、筆圧センサ34により検出されたそのときの筆圧値を有するペン圧情報52と、タイマ37によるそのときの計測時刻を有する読取時刻情報53と、を有する。なお、図5の読取データ42は、図2中に点線で示すように、地図11の中央部分へ円の書込みをした筆跡データである。筆跡データは、複数のレコードで構成される。
ADコンバータ39は、マイクロホン38が収集した音声による音声波形をサンプリングし、音声波形を表す音声データ43を生成する。音声データ生成部47は、ADコンバータ39から音声データ43を取得し、不揮発性メモリ40に記憶させる。不揮発性メモリ40には、音声データ43が蓄積される。
図6は、読取データ生成部46により不揮発性メモリ40に蓄積される読取データ42の蓄積期間と、音声データ生成部47により不揮発性メモリ40に蓄積される音声データ43の蓄積期間との対応関係を示す説明図である。
読取データ生成部46は、筆圧センサ34が所定値以上の筆圧を検出すると、読取データ42の蓄積処理を開始する。また、読取データ生成部46は、筆圧センサ34の検出筆圧値が所定値より小さくなると、読取データ42の蓄積処理を終了する。不揮発性メモリ40には、この読取データ42の蓄積開始から蓄積終了までの期間において読取データ生成部46が生成した読取データ42が蓄積される。
音声データ生成部47は、筆圧センサ34が所定値以上の筆圧を検出すると、音声データ43の蓄積処理を開始する。また、音声データ生成部47は、筆圧センサ34の検出筆圧値が所定値より小さくなってからタイマ37により所定の無操作期間(たとえば5秒)が計測されると、音声データ43の蓄積処理を終了する。不揮発性メモリ40には、この音声データ43の蓄積開始から蓄積終了までの期間において音声データ生成部47が生成した音声データ43が蓄積される。
なお、この無操作期間が経過する前に次の書込みが開始されると、筆圧センサ34の検出筆圧値が所定値より大きくなるため、音声データ生成部47は、音声データ43の蓄積処理を延長することになる。音声データ生成部47は、所定の無操作期間(たとえば5秒)が計測されるまでの一連の書込み操作期間において、音声データ43を蓄積することになる。
また、音声データ生成部47は、筆圧センサ34による筆圧検出以外のイベント、たとえばUSBケーブル3によるナビゲーション本体2への接続などをトリガとして、音声データ43の蓄積処理を開始するようにしてもよい。この他にもたとえば、音声データ生成部47は、筆圧センサ34の検出筆圧値が所定値より小さくなると直ちに、音声データ43の蓄積処理を終了するようにしてもよい。この他にもたとえば、音声データ生成部47は、書込み毎に音声データ43を蓄積したり、常に音声データ43を蓄積したりするようにしてもよい。
データ送信部48は、USBケーブル3により電子ペン4のUSBI/F36と図1中のナビゲーション本体2の後述するUSBI/F68とが接続されている場合、不揮発性メモリ40に記録されている読取データ42および音声データ43を、ナビゲーション本体2へ送信する。なお、電子ペン4やナビゲーション本体2は、USBI/F36,68の代わりに、たとえばブルートゥースなどの無線通信I/Fを備えるものであってもよい。この変形例の場合、データ送信部48は、無線通信I/F同士が互いを認識すると、不揮発性メモリ40に記録される読取データ42および音声データ43を、ナビゲーション本体2へ送信すればよい。
図7は、図1中のナビゲーション本体2の構成を示すブロック図である。ナビゲーション本体2は、ジャイロセンサ61、GPS(Global Positioning System)受信機62、HDD(ハードディスクドライブ)63、キーデバイス64、タッチパネル65、表示手段としての液晶デバイス66、一時メモリ67、USBI/F68、メモリカードI/F69、マイクロコンピュータ70などを有する。また、図7は、地図帳5の付録として提供される付録メモリカード6が、ナビゲーション本体2に挿入された状態で記述されている。
図1に示すように、ナビゲーション本体2のフロントパネルには、液晶デバイス66と、キーデバイス64の複数の入力ボタン71と、USBI/F68と、が配設される。このUSBI/F68には、USBケーブル3が接続される。また、液晶デバイス66の表示部の前面には、タッチパネル65が配設される。フロントパネルの裏側には、図示外のメモリカード挿入口が配設される。
ジャイロセンサ61は、そのX軸、Y軸およびZ軸の軸方向での加速度を検出する。つまり、ジャイロセンサ61は、ナビゲーション本体2が配設される自動車の軸方向での加速度を検出する。
GPS受信機62は、GPS衛星が送信するGPS電波を受信し、緯度経度データを生成する。つまり、GPS受信機62は、ナビゲーション本体2が配設される自動車の緯度経度データを生成する。
HDD63は、ナビゲーション本体2が単独で経路探索および経路案内を実行するために必要となるデータを記録する。このようなデータとしては、たとえば、ナビゲーションデータ72、目的地設定に基づいて生成した案内経路データ73などがある。
ナビゲーションデータ72は、たとえば表示地図データ、複数のノードデータ、複数のリンクデータ、複数の施設データなどを有する。
ナビゲーションデータ72中の表示地図データは、液晶デバイス66に道路地図を表示するためデータであり、たとえば所定の縮尺での日本全国の道路地図をデータ化したものである。なお、この表示地図データによる表示可能地域の範囲は、地図帳5に掲載される地域の範囲と一致していなくてもよい。ナビゲーションデータ72中の表示地図データは、たとえば所定のメッシュサイズでの複数のテクスチャデータにより構成される。各テクスチャデータには、そのテクスチャデータの位置を示す緯度経度データなどが対応付けられている。
ナビゲーションデータ72中のノードデータは、表示地図データが網羅する地域中の自動車が通過可能な道路の交差点や曲がり角のデータである。ノードデータは、固有のノード名や、それが対応する交差点や曲がり角の緯度経度データなどを有する。また、ノードデータには、対応する交差点などの交差点名などが属性情報として対応付けられている。
ナビゲーションデータ72中のリンクデータは、交差点と交差点とを結ぶ道路区間に対応付けられるデータである。リンクデータは、固有のリンク名や、それが接続される複数のノードのノード名などが対応付けられる。また、ノードデータおよびリンクデータには、対応する道路の道路名(たとえば国道○○号線、県道△△号線など)などが属性情報として対応付けられている。
ナビゲーションデータ72中の施設データは、表示地図データが網羅する地域中の施設や場所、たとえばコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、銀行などの金融機関、学校、神社などに対応付けられるデータである。施設データは、たとえば対応する施設の名称、種類、緯度経度などの属性情報を有する。なお、この施設データは、当然のことながら、そのデータが作成された時あるいはそれ以前の施設に関するデータである。この施設データには、そのデータ作成後に新しく完成した施設などは含まれない。
メモリカードI/F69は、ナビゲーション本体2に挿入された付録メモリカード6からデータを読み込む。ナビゲーション本体2に挿入される付録メモリカード6は、たとえば地図帳5とともに、たとえばカーナビゲーションシステム1の提供元や出版社などから供給されるものである。付録メモリカード6は、たとえば図示外のフラッシュメモリなどの不揮発性メモリや、そのメモリへのデータI/Fなどを有する。そして、この付録メモリカード6は、座標変換テーブル76、情報データベースとしての施設データベース77、音声認識辞書データベース78などを記録する。
座標変換テーブル76は、電子ペン4により読み取られた座標パターン22と1対1に対応する読取座標値を、地図帳5においてその座標パターン22と重ねて印刷される地点の緯度経度値へ変換するためのデータを記憶するものである。
図8は、図7中の施設データベース77のデータ構造を示す説明図である。施設データベース77は、地図帳5に印刷される地域に存在する複数の施設の施設情報を記憶する。具体的には、施設データベース77は、各施設の施設情報として、その施設の施設名を表示するための施設名情報96と、その施設の緯度経度値を示す緯度経度情報97を記憶する。また、この各施設情報には、それぞれの施設の種類(ジャンル)に応じて、種類情報98が対応付けられている。図8においてたとえば、「銀行A」の施設情報や、「銀行B」の施設情報には、施設の種類「銀行」が対応付けられている。なお、施設データベース77において、各施設情報には、たとえば施設の営業時間帯などの施設の種類以外の情報が対応付けられていてもよい。
図9は、図7中の音声認識辞書データベース78のデータ構造を示す説明図である。音声認識辞書データベース78は、抽出する施設の種類(ジャンル)を限定する複数の抽出条件情報101を記憶する。なお、音声認識辞書データベース78は、たとえば施設の営業時間帯などの施設の種類以外を限定する抽出条件情報101を記憶していてもよい。そして、各抽出条件情報101には、その抽出条件を音声により指定する際の登録音声エンベロープ情報102(登録音声データ)が対応付けられている。具体的には、抽出する施設の種類を銀行に限定する抽出条件情報101には、「銀行(ぎんこう)」を発音したときの登録音声エンベロープ情報102が対応付けられている。
図7中の一時メモリ67は、たとえばフラッシュメモリなどの半導体メモリなどにより構成される。一時メモリ67は、筆跡データとしての取得読取データ81、取得音声データ82、抽出施設リスト83などを記録する。
取得読取データ81および取得音声データ82は、電子ペン4から受信したデータである。取得読取データ81および取得音声データ82は、電子ペン4の不揮発性メモリ40に記憶されている読取データ42および音声データ43と同じ情報を有する。
図10は、図7中の抽出施設リスト83の一例を示す図である。抽出施設リスト83は、取得読取データ81および取得音声データ82を用いて抽出された施設情報を有する。図10の抽出施設リスト83は、抽出された施設毎に、施設名情報111、緯度経度情報112および種類情報113を有する。これらの抽出情報は、施設データベース77から抽出した情報である。たとえば、図10に例示する抽出施設リスト83中の施設情報111,112は、図8の施設データベース77中の一部の銀行の施設情報96,97と一致する。
ナビゲーション本体2のマイクロコンピュータ70は、図示外のメモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。入出力ポートには、ジャイロセンサ61、GPS受信機62、HDD63、キーデバイス64、タッチパネル65、液晶デバイス66、一時メモリ67、USBI/F68、メモリカードI/F69などが接続される。ナビゲーション本体2のCPUは、メモリなどから図示外の制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、ナビゲーション本体2のマイクロコンピュータ70には、現在位置データ生成部85と、UI(User Interface)UI部86と、データ取得部87と、データ処理部88と、が実現される。
なお、このナビゲーション本体2のマイクロコンピュータ70が実行する制御プログラムは、ナビゲーション本体2の出荷前に、マイクロコンピュータ70のメモリなどに記録されたものであっても、ナビゲーション本体2の出荷後に、マイクロコンピュータ70のメモリなどに記録されたものであってもよい。また、制御プログラムの一部が、ナビゲーション本体2の出荷後に、マイクロコンピュータ70のメモリなどに記録されたものであってもよい。ナビゲーション本体2の出荷後に、マイクロコンピュータ70のメモリなどに記録される制御プログラムは、たとえばメモリカードやCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。なお、上述した電子ペン4のマイクロコンピュータ41が実行する制御プログラムについても、同様である。
現在位置データ生成部85は、GPS受信機62が生成する緯度経度データや、ジャイロセンサ61が生成する加速度データに基づいて、ナビゲーション本体2が設置される自動車の現在位置データを生成する。現在位置データは、現在位置の緯度経度情報を有する。
データ取得部87は、電子ペン4がナビゲーション本体2のUSBI/F68へ送信した読取データ42および音声データ43を取得し、これらの取得データを一時メモリ67に記録させる。一時メモリ67は、データ取得部87が取得したデータを、取得読取データ81および取得音声データ82として記録する。
データ処理部88は、電子ペン4により地図帳5中で指定された範囲内の施設情報を、施設データベース77から抽出するものであり、詳しくは、読取データ処理部91と、音声データ処理部92と、抽出処理部93とで構成されている。なお、読取データ処理部91、音声データ処理部92および抽出処理部93は、たとえばマルチスレッドプログラミングやマルチタスクプログラミングなどにより、互いに独立してそれぞれの処理を並列的に実行可能である。
そして、第一の抽出条件を生成する第一生成手段としての読取データ処理部91は、取得読取データ81と座標変換テーブル76とを用いて、抽出地域範囲を特定する。第二の抽出条件を生成する第二生成手段としての音声データ処理部92は、取得音声データ82と音声認識辞書データベース78とを用いて、発話により指定された施設の種類を特定する。第一の抽出条件および第二の抽出条件を用いた抽出処理を実行する抽出手段としての抽出処理部93は、特定された抽出地域範囲と特定された施設の種類に該当する施設の施設情報を、施設データベース77から抽出する。抽出処理部93が抽出した施設情報は、抽出施設リスト83として一時メモリ67に記録される。
UI部86は、案内経路データ73を生成したり、液晶デバイス66の表示を制御したりする。具体的にはたとえば、UI部86は、抽出施設リスト83を液晶デバイス66に表示させる。UI部86は、キーデバイス64やタッチパネル65からの操作データに基づいて、液晶デバイス66に表示した抽出施設リスト83の中から目的地などを選択する。UI部86は、選択した目的地などを用いて案内経路を生成し、生成した案内経路を液晶デバイス66に表示させる。
次に、以上の構成を有するカーナビゲーションシステム1の動作を説明する。以下の動作説明は、ユーザが、電子ペン4により図2の地図シート10の中央部分に丸を書込む操作をしながら、発話により施設の種類を「銀行」に指定した場合を例に説明する。図11は、この一連のユーザ操作に対応するカーナビゲーションシステム1の全体的な処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザが電子ペン4により図2の地図シート10の中央部分に丸を書込むとき、電子ペン4のペン先(つまり、ボールペン軸32の先端)が地図シート10に圧接される。ボールペン軸32の先端が紙面に押し付けられることで、筆圧センサ34の出力値は所定値以上に上昇する。これにより、電子ペン4の読取データ生成部46および音声データ生成部47は、ステップST1でYesと判断し、保存処理を開始する(ステップST2)。
保存処理では、電子ペン4のCMOSカメラ35は、地図シート10により反射される赤外線を受光し、複数の強度分布データを順番に、マイクロコンピュータ41へ出力する。読取データ生成部46は、各強度分布データにより6×6のドット21の像を特定し、電子ペン4がなぞった位置の座標値を演算する。読取データ生成部46が強度分布データ毎に生成する複数の座標値は、読取データ42として不揮発性メモリ40に蓄積される。不揮発性メモリ40には、図5に示すように、地図シート10の中央部に丸を書込んだときの複数の座標値が、読取データ42として蓄積される。
また、ADコンバータ39は、マイクロホン38が生成する音声波形をサンプリングする。筆圧センサ34の出力値が所定値以上に上昇すると、音声データ生成部47は、ADコンバータ39が生成したデータを、音声データ43として不揮発性メモリ40に蓄積する。不揮発性メモリ40には、ユーザが電子ペン4による書込み操作をしながら発話した「銀行」の音声エンベロープ情報を有する音声データ43が格納される。
ユーザが電子ペン4による地図シート10の中央部分への丸の書込みを終え、所定の無操作期間が経過すると、不揮発性メモリ40には、その書込みによる筆跡データと、その書込み期間を含む期間の音声データ43とが格納される。
そして、電子ペン4のUSBI/F36とナビゲーション本体2のUSBI/F68とがUSBケーブル3により接続されると、電子ペン4のデータ送信部48は、不揮発性メモリ40から読取データ42および音声データ43を読込み、ナビゲーション本体2へ送信する。データ送信部48が送信した読取データ42および音声データ43は、電子ペン4のUSBI/F36およびUSBケーブル3を介して、ナビゲーション本体2のUSBI/F68へ送信される。ナビゲーション本体2のデータ取得部87は、USBI/F68からそれが受信した読取データ42および音声データ43を取得し、これらを取得読取データ81および取得音声データ82として一時メモリ67に記録させる(ステップST3)。
電子ペン4から新たに取得した未処理のデータが一時メモリ67に保存されると、ナビゲーション本体2のデータ処理部88は、抽出施設リスト83の生成処理を開始する。抽出施設リスト83の生成処理において、読取データ処理部91および音声データ処理部92は、それぞれの処理を並列的に実行する。
読取データ処理部91は、電子ペン4により指定された範囲を特定する(ステップST4)。具体的にはたとえば、読取データ処理部91は、まず、座標変換テーブル76を用いて、取得読取データ81中のすべての座標値を、それぞれに対応する緯度経度値へ変換する。次に、読取データ処理部91は、その複数の緯度経度値により囲まれた所定の形状の抽出地域範囲(たとえば筆跡に内接する円形の範囲など)を特定する。なお、読取データ処理部91は、複数の緯度経度値を含む所定の形状の抽出地域範囲(たとえば筆跡に外接する円形の範囲など)を特定するようにしてもよい。
また、音声データ処理部92は、音声認識処理により、ユーザが音声により指定した施設の種類を特定する(ステップST5)。具体的にはたとえば、音声データ処理部92は、まず、音声認識辞書データベース78から登録音声エンベロープ情報102を1つずつ順番に取得し、取得音声データ82と比較する。そして、取得音声データ82による音声波形中に、登録音声エンベロープ情報102による音声波形と一致あるいは所定の誤差範囲で合致する部分が検出されると、音声データ処理部92は、音声認識辞書データベース78においてその登録音声エンベロープ情報102に対応する抽出条件情報101を、音声認識辞書データベース78から取得する。音声データ処理部92は、音声認識辞書データベース78中のすべての登録音声エンベロープ情報102について以上の比較処理を繰り返し、合致判断がなされたすべての登録音声エンベロープ情報102に対応する1つあるいは複数の抽出条件情報101を取得する。これにより、ユーザが発話により指定した1つあるいは複数の施設の種類が、音声データ処理部92により特定される。そして、音声データ処理部92は、ステップST6において条件抽出済みである(Yes)と判断し、処理を終了する。
なお、音声認識辞書データベース78中のすべての登録音声エンベロープ情報102についての比較処理を終えたときに、抽出する施設の条件を1つも特定していない場合、音声データ処理部92は、ステップST6において条件抽出済みでない(No)と判断し、施設の種類の抽出条件無しを示す情報を生成する(ステップST7)。そして、音声データ処理部92は、処理を終了する。
ステップST4における読取データ処理部91による抽出地域範囲の特定処理が完了し、且つ、ステップST5〜ST7での音声データ処理部92による施設の種類の特定処理が完了すると、抽出処理部93は、それらの抽出条件の組合せに該当する施設の抽出処理を開始する(ステップST8)。
すなわち、抽出処理部93は、まず、音声データ処理部92により抽出する施設の種類が特定されているか否かを判断する。そして、抽出する施設の種類が特定されている場合、抽出処理部93は、施設データベース77の検索範囲を、その種類の施設に限定する。具体的にはたとえば、音声データ処理部92が抽出する施設の種類として「銀行」を特定している場合、抽出処理部93は、図8中の施設データベース77中の検索範囲を、施設の種類情報98が銀行である範囲に限定する。
これに対して、音声データ処理部92により施設の種類の抽出条件無しの情報が生成されている場合、抽出処理部93は、図8中の施設データベース77の検索範囲を限定しない。この場合、施設データベース77のすべての施設情報が検索対象になる。
音声データ処理部92による情報に基づく処理を終えると、抽出処理部93は、次に、読取データ処理部91により特定された抽出地域範囲を用いて、その範囲内の緯度経度値に対応付けられた施設情報を、施設データベース77から抽出する。このとき、施設データベース77の検索範囲が前述した処理によって予め限定されている場合、抽出処理部93は、その限定された範囲内において、抽出地域範囲内の緯度経度値に対応付けられた施設情報を、施設データベース77から抽出する。抽出処理部93が抽出した施設情報は、抽出施設リスト83として一時メモリ67に記録される。
具体的にはたとえば、抽出する施設の種類が「銀行」に限定されるとともに、電子ペン4により図2の地図シート10の中央部分が丸で囲まれた場合、抽出処理部93は、種類情報98が「銀行」である施設の緯度経度値が、抽出地域範囲内であるか否かを判断する。そして、施設の緯度経度値が抽出地域範囲内である場合、抽出処理部93は、施設データベース77からその施設の施設情報を読込み、抽出施設リスト83に追加する。抽出処理部93は、施設データベース77中の制限された範囲内のすべての施設について上述した緯度経度値の比較処理を実行し、抽出地域範囲内となる施設の施設情報を抽出施設リスト83へ追加する。これにより、たとえば図2の地図シート10の中央部分に丸が書込まれた場合、抽出処理部93は、銀行Aの施設情報と銀行Cの施設情報とを抽出し、抽出施設リスト83へ追加する。一時メモリ67に記憶される抽出施設リスト83には、銀行Aの種類情報113、施設名情報111および緯度経度情報112と、銀行Cの種類情報113、施設名情報111および緯度経度情報112とが保存されることになる。
抽出処理部93による抽出施設リスト83の生成処理(ステップST8)が終わると、データ処理部88による抽出施設リスト83の生成処理が終了する。UI部86は、抽出施設リスト83に格納されている複数の施設名情報111を読み込み、液晶デバイス66に表示させる。
図12は、図7中の液晶デバイス66に表示される抽出施設リスト83の表示画面の一例を示す図である。図12の画面中央には、抽出施設リスト83中の複数の施設名情報111が一覧表示されている。また、画面上部には、抽出施設リスト83に抽出された施設の種類を表示する「ジャンル名 銀行」の文字列が表示される。UI部86は、抽出施設リスト83から必要な情報を読み込んで、これらの表示を生成する。この表示により、ユーザは、電子ペン4を用いて地図シート10上で範囲を指定し、且つ、発話により指定した種類の施設が正しく抽出されていることを確認することができる。UI部86は、液晶デバイス66に抽出施設リスト83を表示させた後、入力操作待ち状態となる。
ユーザは、図12の抽出施設リスト83の表示画面が液晶デバイス66に表示されている状態でタッチパネル65を操作する。ユーザは、表示されている複数の施設名情報111の中の1つを選択する操作をした上で、目的地設定ボタン121を操作する。ユーザは、たとえば、表示されている「銀行A」を選択する操作をした上で、目的地設定ボタン121を操作する。
UI部86は、タッチパネル65から操作データが入力されると、その操作内容を判断し、経路探索に用いる地点を特定する。UI部86は、たとえば操作データに基づいて「銀行A」が選択された上で目的地設定ボタン121が操作されたと判断すると、施設名情報111が「銀行A」である施設を、経路探索の目的地に選択する。
経路探索に用いる目的地を選択した後、UI部86は、その選択した目的地までの案内経路の生成処理を開始する。具体的には、UI部86は、まず、抽出施設リスト83から、選択した施設名情報111に対応付けられている緯度経度情報112を読み込む。次に、UI部86は、ナビゲーションデータ72のノードデータおよびリンクデータなどを使用し、現在位置から読み込んだ緯度経度情報112の地点まで向かう案内経路を探索する。その後、UI部86は、探索した案内経路を、HDD63に保存する。これにより、HDD63には、ユーザがタッチパネル65への操作により指定した施設(ここでは「銀行A」)まで向かう案内経路データ73が記録される。
案内経路を探索してHDD63に保存した後、UI部86は、HDD63に保存されている案内経路を、液晶デバイス66に表示させる。具体的にはたとえば、UI部86は、案内経路の出発地および目的地を含む範囲の地図データを、ナビゲーションデータ72から読み込み、その読み込んだ地図上に経路を割り付けた画面を、液晶デバイス66に表示させる。
図13は、現在位置から、抽出施設リスト83から選択した目的地までの案内経路を表示する表示画面の一例を示す図である。図13において、現在位置および目的地は、四角形の図形により表示され、案内経路は、太線で表示される。また、目的地の近くには、選択した施設の施設名である「銀行A」が表示されている。
その後、自動車が移動し始めたり、所定の案内開始操作がなされたりすると、UI部86は、その経路による案内を開始する。具体的にはたとえば、UI部86は、現在位置データ生成部85が生成する現在位置を示すマークおよび案内経路の一部を示す線が重ねられた現在位置付近の地図を、液晶デバイス66に表示させる。また、UI部86は、現在位置が移動すると、現在位置のマークが画面中央に表示され続けるように液晶デバイス66の表示を更新し、現在位置が案内経路の曲がり角などに近づくとその旨を音声などにより報知し、経路を案内する。また、UI部86は、現在位置データ生成部85が生成する現在位置が案内経路を外れたと判断すると、ナビゲーションデータ72を利用して案内経路を再探索し、案内を続ける。ユーザは、液晶デバイス66の表示などにしたがって車両を運転し、選択した目的地である「銀行A」に到達することができる。
以上のように、この実施の形態のカーナビゲーションシステム1では、読取データ処理部91が、電子ペン4が生成する筆跡の読取データ42に基づいて抽出地域範囲を特定し、音声データ処理部92が、電子ペン4が生成する発話の音声データ43に基づいて抽出する施設の種類を特定し、抽出処理部93が、この抽出地域範囲内の特定された種類の施設の施設情報を抽出する。したがって、カーナビゲーションシステム1は、電子ペン4を用いた書込み操作(あるいはなぞり操作)により指定された抽出地域範囲と、発話により指定された施設の種類との2つの抽出条件により、施設データベース77の情報を絞り込むことができる。
それ故、たとえば、地図帳5の縮尺では複数の施設が近接してしまい、その結果として電子ペン4による書込み操作(あるいはなぞり操作)のみでは1つの施設を明示的に特定することができない場合であっても、ユーザは、その複数の施設の中の1つを液晶デバイス66の表示に基づいて選択することで、所望の施設を目的地などの経路探索に用いる地点として選択することができる。しかも、ユーザは、電子ペン4と地図帳5により範囲を指定することができるので、ナビゲーション本体2の液晶デバイス66にその範囲を表示させたりする操作をすることなく、所望の施設を選択することができる。
また、ユーザは、多くの施設情報を、書込み操作および音声による操作によりピンポイント的に絞り込んで、少なく絞り込まれた複数の施設の中から、所望の施設を選択することができる。つまり、ユーザは、手を使わずに施設の種類を絞り込み、絞り込まれた複数の施設の中から所望の施設を即座に選択することができる。また、ユーザは、書込み操作のみで同様の絞込みをしようとする場合に比べて実質的に少ない手操作により、短時間で施設を絞り込むことができる。
また、マイクロホン38は、ユーザが手に持つ電子ペン4の一部に設けられており、ユーザI/Fが電子ペン4に集約されている。そのため、ユーザが電子ペン4により書込み操作(あるいはなぞり操作)をしつつ発話したとき、マイクロホン38は、その発話による音声データ43を生成することができる。つまり、ユーザがマイクロホン38の位置を意識することなく所定の操作をしながら発話したとしても、マイクロホン38は、確実にその音声を集音することができる。
また、この実施の形態の読取データ処理部91、音声データ処理部92および抽出処理部93は、互いに独立してそれぞれの処理を並列的に実行可能である。したがって、ユーザが電子ペン4による書込み操作(あるいはなぞり操作)をしながら発話したとき、読取データ処理部91が取得読取データ81を用いた処理をしつつ、音声データ処理部92が取得音声データ82を用いた個別独立に処理を実行することができる。この結果、カーナビゲーションシステム1は、ユーザによる電子ペン4を用いた書込み操作(あるいはなぞり操作)と、発話による操作との間に時間的な制限などを持たないことになる。したがって、ユーザは、電子ペン4による操作と発話による操作との順番や時間の前後関係などを気にすることなく、操作および発話をすることができる。
また、この実施の形態の電子ペン4の読取データ生成部46および音声データ生成部47は、筆圧センサ34が検出する筆圧が所定値以上になったら、それぞれのデータの生成処理を開始する。したがって、音声データ処理部92は、筆圧センサ34による筆圧の検出タイミングを基準とした所定の期間における音声データ43に基づいて、抽出する施設の種類を特定することができる。そして、この読取データ42と音声データ43とは、データ送信部48によりナビゲーション本体2へ一緒に送信される。そのため、抽出処理部93は、読取データ処理部91が生成する第一の抽出条件としての抽出地域範囲と、音声データ処理部92が生成する第二の抽出条件としての施設の種類とを明確に対応付けて抽出処理を実行することができる。その結果、カーナビゲーションシステム1は、第一の抽出条件である抽出地域範囲と、第二の抽出条件である抽出する施設の種類とを対応付けるために、音声データ43の蓄積期間などを制限する必要はない。
しかも、筆圧センサ34が検出する筆圧が所定値より小さい場合、つまり電子ペン4による操作がなされていない場合には、読取データ生成部46および音声データ生成部47は、それぞれのデータを生成しない。したがって、ユーザが意図しない施設の抽出条件が生成されてしまったり、その意図しない施設の抽出条件が抽出処理部93による施設の抽出処理に利用されてしまったりすることはない。
また、この実施の形態の音声データ処理部92は、筆圧センサ34が検出する筆圧が所定値より小さくなった後においても所定の無操作期間において音声データ43を蓄積する。音声データ処理部92は、この音声データ43を処理する。したがって、ユーザが書込み操作中(あるいはなぞり操作中)に発話してもあるいはその操作後に発話しても、音声データ処理部92は、それらの発話に基づいて抽出する施設の種類を限定することができる。音声データ処理部92は、ユーザが書込み操作あるいはなぞり操作の際に発する音声により、施設の種類を適切に限定することができる。
また、この実施の形態の音声データ処理部92は、取得音声データ82と、音声認識辞書データベース78において予め施設の種類に対応付けられた所定の登録音声エンベロープ情報102とを比較し、その限定的な比較により抽出する施設の種類の抽出条件を生成する。また、音声データ処理部92は、抽出する施設の種類を1つも特定していない場合には、施設の種類の抽出条件無しを示す情報を生成し、抽出処理部93は、施設データベース77の検索範囲を限定しない。したがって、たとえばユーザが発話していないなどの理由により、音声データ処理部92が取得音声データ82に基づいて施設の種類の抽出条件を生成しない場合であっても、抽出処理部93は、抽出地域範囲に基づいて抽出処理を実行することができる。ユーザは、音声により絞込みをしない場合において、そのことを指示する必要はない。ユーザは、音声により絞込みをするか否かを意識する必要はない。
以上の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形や変更が可能である。
上記実施の形態の読取データ処理部91および音声データ処理部92は、電子ペン4の不揮発性メモリ40にバッファリングされた読取データ42および音声データ43を取得して処理している。この他にもたとえば、読取データ処理部91および音声データ処理部92は、電子ペン4の読取データ生成部46および音声データ処理部92から読取データ42および音声データ43をリアルタイム的に常時取得し、処理するものであってもよい。なお、このように電子ペン4から読取データ処理部91および音声データ処理部92へデータをリアルタイム的に常時送信する場合、電子ペン4は、車中において、ナビゲーション本体2に接続されて通信可能な状態である必要がある。また、図11のフローチャートにおいて、ステップST8の抽出処理の後に処理が終了したか否かを判断し、処理が終えたと判断できない場合には、ステップST1やステップST3などへ戻るようにすればよい。これにより、書込み操作や発話による操作がユーザにより複数回なされた場合であっても、ナビゲーションシステム1は、各回での操作に基づく検索条件の組合せにより情報の絞込みをすることができる。
上記実施の形態では、UI部86は、液晶デバイス66に表示する複数の施設名情報111の中の1つを目的地として選択している。この他にもたとえば、UI部86は、液晶デバイス66に表示する複数の施設名情報111の中の1つを、経路探索の出発地や経由地などとして選択するようにしてもよい。
上記実施の形態の読取データ処理部91は、施設データベース77中の各施設についてそれぞれの所在地の緯度経度値と抽出地域範囲とを比較して、抽出地域範囲内であるか否かを判断している。この他にもたとえば、施設データベース77において各施設に座標値を対応付け、読取データ処理部91は、取得読取データ81の複数の座標値による抽出地域範囲と、施設データベース77中の各施設の座標値とを比較し、座標値の包含関係に基づいて、各施設が抽出地域範囲内であるか否かを判断するようにしてもよい。この変形例では更に、施設データベース77において各施設に対応付けられる座標値は、地図帳5にいてそれぞれの所在地と重ねて印刷される個別の座標パターン22の座標値であっても、たとえばその地域内の所定の地点に重ねて印刷される共通の座標パターン22の座標値であってもよい。また、施設データベース77において、各施設は、複数の座標パターン22の座標値に対応付けられていてもよい。
上記実施の形態の液晶デバイス66は、抽出施設リスト83中の複数の施設名情報111を一覧表示する。この他にもたとえば、液晶デバイス66は、抽出施設リスト83中の複数の施設名情報111を、その地域の地図上にそれぞれの緯度経度情報112より分布配置した地図を表示するようにしてもよい。
上記実施の形態の施設データベース77は、付録メモリカード6に記録され、ナビゲーション本体2に挿入されて使用される。この他にもたとえば、施設データベース77は、ナビゲーション本体2のHDD63に記録されていても、CD−ROMなどの他の種類のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。さらに他にもたとえば、施設データベース77は、ナビゲーション本体2が無線通信回線やインターネットなどを介してアクセス可能なサーバ上に記録されていてもよい。
上記実施の形態の施設データベース77は、各施設の情報として、施設名情報96と緯度経度情報97とを有する。この他にもたとえば、施設データベース77は、各施設の基本的な施設情報として、その施設の営業日、営業時間、施設利用料金、施設の案内や広告などの付属情報を併せて記憶し、UI部86は、その施設が選択された場合に、それらの付属情報を液晶デバイス66に表示させるようにしてもよい。
上記実施の形態では、読取データ処理部91、音声データ処理部92および抽出処理部93は、電子ペン4と通信可能なナビゲーション本体2に設けられている。この他にもたとえば、読取データ処理部91、音声データ処理部92および抽出処理部93の中の一部あるいは全部が、電子ペン4に設けられていてもよい。
上記実施の形態では、電子ペン4が生成する読取データ42は、自動車に設置されるナビゲーション本体2により利用されている。この他にもたとえば、電子ペン4が生成する読取データ42は、GPS受信機62を有する携帯電話端末などの携帯端末により、経路探索に用いる地点を抽出するために利用されてもよい。
上記実施の形態は、カーナビゲーションシステム1での地点の絞込み操作での例である。本発明は、この他にもたとえば、ナビゲーション装置の設定項目の絞込み操作や、コンピュータ装置などにおける情報の絞込み操作において利用することができる。
図11に示す抽出範囲を特定する処理(ST4)と、施設の種類を特定する処理(ST5〜ST7)とは、直列処理とすることもできる。たとえば、抽出範囲を特定する処理を実行した後に施設の種類を特定する処理を実行したり、あるいは、その逆としたりすることができる。また、図11に示す抽出処理(ST8)では、施設の種類を特定した(絞り込んだ)後に抽出範囲に基づく特定(絞込み)を行うようにしたが、これらの処理の順序を逆とすることも可能である。
本発明は、ナビゲーション本体の施設データベースなどにおいて、情報を絞り込むために好適に利用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報抽出装置としてのカーナビゲーションシステムを示す構成図である。 図2は、図1の地図帳中の1枚の地図シートである。 図3は、図2の地図シートに印刷される1つの座標パターンの一例を示す紙面の拡大図である。 図4は、図1中の電子ペンに内蔵される電子回路などを示すブロック図である。 図5は、図4中の読取データのデータ構造を示す説明図である。 図6は、図4中の読取データ生成部および音声データ生成部によるデータの蓄積期間の対応関係を示す説明図である。 図7は、図1中のナビゲーション本体の構成を示すブロック図である。 図8は、図7中の施設データベースのデータ構造を示す説明図である。 図9は、図7中の音声認識辞書データベースのデータ構造を示す説明図である。 図10は、図7中の抽出施設リストの一例を示す図である。 図11は、図1のカーナビゲーションシステムの全体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、図7中の液晶デバイスに表示される、抽出施設リストの表示画面の一例を示す図である。 図13は、図7中の液晶デバイスに表示される、現在位置から、抽出施設リストから選択した目的地までの案内経路を表示する表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 カーナビゲーションシステム(情報抽出装置)
2 ナビゲーション本体(装置本体)
4 電子ペン(電子筆記具)
5 地図帳(媒体)
34 筆圧センサ(検出部材)
38 マイクロホン
42 読取データ(筆跡データ)
43 音声データ
77 施設データベース(情報データベース)
78 音声認識辞書データベース
81 取得読取データ(筆跡データ)
82 音声データ
88 データ処理部
91 読取データ処理部(第一生成手段)
92 音声データ処理部(第二生成手段)
93 抽出処理部(抽出手段)
102 登録音声エンベロープ情報(登録音声データ)

Claims (7)

  1. ユーザが媒体へ書き込みをした筆跡データあるいは媒体をなぞった筆跡データを生成するとともに、音声データを生成するためのマイクロホンが配設される電子筆記具と、
    上記筆跡データに基づいて第一の抽出条件を生成する第一生成手段と、
    上記音声データに基づいて第二の抽出条件を生成する第二生成手段と、
    情報データベースから、上記第一の抽出条件および上記第二の抽出条件を満たす情報を抽出する抽出手段と、
    を有することを特徴とする情報抽出装置。
  2. 前記第一生成手段、前記第二生成手段および前記抽出手段は、前記電子筆記具あるいは前記電子筆記具と通信可能な装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1記載の情報抽出装置。
  3. 前記第一生成手段および前記第二生成手段は、互いに独立してそれぞれの処理を並列的に実行可能であることを特徴とする請求項1記載の情報抽出装置。
  4. 前記電子筆記具は、当該電子筆記具による媒体への書き込み操作あるいはなぞり操作を検出する検出部材を有し、
    前記第二生成手段は、上記検出部材による操作の検出タイミングを基準とした所定の期間における前記音声データについて、前記第二の抽出条件の生成処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1記載の情報抽出装置。
  5. 前記第二生成手段は、前記検出部材により操作が検出されている期間を含む所定の期間の前記音声データについて、前記第二の抽出条件の生成処理を実行すること、
    を特徴とする請求項4記載の情報抽出装置。
  6. 前記第二生成手段は、前記マイクロホンによる前記音声データと、所定の第二の抽出条件に予め対応付けられた所定の登録音声データとを比較することで、前記音声データに基づく前記第二の抽出条件を生成し、
    前記抽出手段は、前記第二生成手段により前記第二の抽出条件が生成されない場合には、前記情報データベースから、前記第一の抽出条件のみを満たす情報を抽出すること、
    を特徴とする請求項1記載の情報抽出装置。
  7. ユーザが媒体へ書き込みをしたり媒体をなぞったりすることにより電子筆記具が生成する筆跡データに基づいて第一の抽出条件を生成するステップと、
    上記電子筆記具に配設されているマイクロホンによる音声データに基づいて第二の抽出条件を生成するステップと、
    情報データベースから、上記第一の抽出条件および上記第二の抽出条件を満たす情報を抽出するステップと、
    を有することを特徴とする情報抽出方法。
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