JP2010028752A - 携帯型電子機器および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を損なうことなく、セキュアな環境で近接無線通信を実行することができる携帯型電子機器を実現する。
【解決手段】携帯型電子機器10は筐体1を有している。筐体1の面2は通信面として使用される。面2以外の他の面を介して無線信号が筐体1の外部に放射されるのを防止するために、アンテナ171は、面2の外周縁から無線通信可能距離(例えば3cm)よりも広い間隔を置いて第1の面2内の内周側に設けられている。この携帯型電子機器10と同じ構造を有する2つのデバイスの通信面同士を近接させることにより、外部に無線信号が漏れるのを防止することができ、セキュアな状態で近接無線通信を実行することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は近接無線通信を実行する携帯型電子機器および同携帯型電子機器に適用される通信制御方法に関する。
近年、各種ICカード、携帯電話機等においては、近接無線通信が利用され始めている。ユーザは、ICカードまたは携帯電話をホスト装置のリーダ/ライタ部にかざすといった操作を行うだけで、認証処理、課金等のための通信を容易に行うことが出来る。
特許文献1には、近接無線通信のような無線通信機能を有する中継装置が開示されている。この中継装置においては、近接無線通信方式として、通信可能距離が10cm以内の通信方式が利用されている。
ところで、最近では、より高速の通信が可能な新たな近接無線通信技術が開発され始めている。このような新たな近接無線通信技術は、認証、課金サービスのみならず、文書データ、画像データ、オーディオデータといったデータファイルを電子機器間で交換するという用途にも適用することが出来る。
特開2007−81506号公報
認証処理サービス等のための無線通信に要する時間は一瞬(例えば高高数秒)であるが、近接無線通信によってデータファイルを転送する場合においては、無線通信に要する時間は比較的長くなる。例えば、データファイルのデータサイズによっては、そのデータファイルの転送に数分程度の通信時間が要される。
通信時間が長くなるほど、通信中のデータファイルが外部に漏洩したり、あるいは悪意を持つ第三者によって不正にハッキングされたりする危険性が高くなる。
よって、操作性を損なうことなく、セキュアな環境で近接無線通信を実行することができる新たな技術の実現が必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、操作性を損なうことなく、セキュアな環境で近接無線通信を実行することができる携帯型電子機器および通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の携帯型電子機器は、第1の面を有する筐体と、前記第1の面に対向して前記筐体内に設けられ、前記第1の面を介して無線信号を外部に出力するアンテナと、前記筐体内に設けられ、前記アンテナから所定の無線通信可能距離内に存在する外部デバイスとの近接無線通信を前記第1の面を介して実行する近接無線通信デバイスとを具備し、前記アンテナは、前記第1の面の外周縁から前記無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて前記第1の面内の内周側に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、操作性を損なうことなく、セキュアな環境で近接無線通信を実行することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯型電子機器の構成が示されている。
この携帯型電子機器10は、例えば、PDA、オーディオ/ビデオプレーヤ、パーソナルコンピュータといった携帯情報端末として実現される。携帯型電子機器10は、システム制御部11、メモリ12、ストレージ13、入力部14、液晶表示装置(LCD)15、電源回路16、および近接無線通信デバイス17を備える。
システム制御部11は、携帯型電子機器10内の各部の動作を制御する。システム制御部10は、メモリ12、ストレージデバイス13、入力部14、LCD15、電源回路16、および近接無線通信デバイス17に接続されている。システム制御部10は、CPU111を備えている。
CPU111は、ストレージデバイス13からメモリ12にロードされる、オペレーティングシステムおよび各種アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムの中には、近接無線通信デバイス17を用いてデータ転送を実行する通信制御プログラム、および近接無線通信デバイス17を制御するドライバプログラム等が含まれている。
ストレージデバイス13は、例えば、ハードディテスクドライブや不揮発性半導体メモリから構成されている。入力部14は、CPU111に与えるべきデータ及び指示を入力するための入力デバイスである。この入力部14は、例えば、複数のボタンスイッチ、ポインティングデバイス等によって実現されている。
LCD15は、携帯型電子機器10のディスプレイモニタとして使用される表示装置である。電源回路16は、ACアダプタ163を介して外部から供給される電力、または携帯型電子機器10内に設けられたバッテリ162から供給される電力を用いて、携帯型電子機器10内の各部に電力を供給する。換言すれば、携帯型電子機器10は、AC商用電源のような外部電源、またはバッテリ162によって駆動される。ACアダプタ163は、携帯型電子機器10内に設けることも出来る。電源回路16は、ユーザによる電源スイッチ(P−SW)161の操作に応じて、携帯型電子機器10をパワーオンまたはパワーオフする。
近接無線通信デバイス17は、近接無線通信を実行する。近接無線通信は、NFC(Near Field Communication)の一種である。近接無線通信デバイス17と別の近接無線通信デバイス(外部デバイス)との間の近接無線通信は、ピアツーピア形式で実行される。通信可能距離は例えば3cmである。近接無線通信デバイス17と別の近接無線通信デバイスとの間の無線接続は、近接無線通信デバイス17と別の近接無線通信デバイスとの間の距離が通信可能距離(例えば3cm)以内に接近した場合にのみ可能となる。近接無線通信デバイス17と別の近接無線通信デバイスとが通信可能距離以内に接近すると、近接無線通信デバイス17と別の近接無線通信デバイスとの間の接続が確立される。そして、ユーザによって明示的に指定されたデータファイル、または予め決められた同期対象データファイル等のデータ転送が近接無線通信デバイス17と別の近接無線通信デバイスとの間で実行される。
近接無線通信においては、誘導電界が用いられる。近接無線通信方式としては、例えばTransfer JETを使用し得る。Transfer JETは、UWBを利用した近接無線通信方式であり、高速データ転送を実現することができる。
近接無線通信デバイス17はアンテナ171に接続されている。アンテナ171は、誘導電界を用いた無線信号により、外部デバイスに対するデータの送受信を行う。近接無線通信デバイス17およびアンテナ171は、一つのモジュールとして実現し得る。
図2は、本実施形態に係る携帯型電子機器10の外観を模式的に示す斜視図である。
携帯型電子機器10は、携帯型電子機器10のコンポーネントを収容する筐体1を備えている。この筐体1には、図1に示したシステム制御部11、メモリ12、ストレージ13、入力部14、液晶表示装置(LCD)15、電源回路16、および近接無線通信デバイス17等が設けられている。
筐体1は、第1の面2を有している。近接無線通信デバイス17のアンテナ171は、第1の面2に対向して筐体1内に設けられている。アンテナ171は、第1の面2を介して無線信号(誘導電界)を外部に出力するように配置されている。近接無線通信デバイス17は、アンテナ171から所定の無線通信可能距離(例えば3cm)内に存在する外部デバイスとの近接無線通信を第1の面2を介して実行する。第1の面2は、携帯型電子機器10と外部デバイスとの間の近接無線通信に使用される通信面として機能する。ユーザは、外部デバイスの通信面を携帯型電子機器10の第1の面2に近接させることにより、あるいは携帯型電子機器10の第1の面2を外部デバイスの通信面に近接させることにより、外部デバイスと携帯型電子機器10との間のデータ転送を開始することができる。
本実施形態では、第1の面2以外の他の面を介して無線信号が筐体1の外部に放射されるのを防止するために、アンテナ171は、第1の面2の外周縁から無線通信可能距離(3cm)よりも広い間隔を置いて第1の面2内の内周側に設けられている。第1の面2の上端2a,左端2b,下端2c,右端2dのいずれからも、アンテナ171は、3cmよりも長い距離だけ離れている。距離L1,L2,L3,L4のいずれも、3cmよりも長い。距離L1は上端2aとアンテナ171との間の距離を示している。同様に、距離L2は左端2bとアンテナ171との間の距離を示し、距離L3は下端2cとアンテナ171との間の距離を示し、距離L4は右端2dとアンテナ171との間の距離を示している。このように、本実施形態においては、面2の外周縁とアンテナ171との間の最短距離は3cmよりも長く設定されている。
また、距離L5についても、3cmよりも長く設定してもよい。この距離L5は、第1の面2に対向する面とアンテナ171との間の距離を示している。
図3は、図2のI−I線に沿った筐体1の断面構造の例を示している。
図3においては、所定の隙間を置いて面2に対向する面が面3として示されている。また、筐体1の上面を面6、底面を面7とする。
例えば、面2は筐体1の一側壁として機能し得、面3は筐体1の別の側壁として機能し得る。面6は筐体1の上壁として機能し得、また面7は筐体1の底壁として機能し得る。アンテナ171は、面2にほぼ近接した状態で面2に対向している。アンテナ171は、面6からの距離がL1、面7からの距離がL3、面3からの距離がL5である位置に配置されている。上述したように、距離L1、L3、およびL5はいずれも、近接無線通信デバイス17のアンテナ171が別の近接無線通信デバイスと近接無線通信可能な距離である無線通信可能距離よりも大きい。
図3において、近接無線通信デバイス17は図示されていないが、アンテナ171の近くに配置されている。近接無線通信デバイス17とアンテナ171とが一つのモジュールによって実現されている場合には、近接無線通信デバイス17の配置位置はアンテナ171の配置位置と同じになる。
図4は、2つの携帯型電子機器の通信面同士を近接した状態を示している。
図4のデバイスA,デバイスBの各々は、本実施形態の携帯型電子機器10と同じ構成を有している。デバイスAとデバイスBとの間の無線通信は、デバイスAの通信面2AとデバイスBの通信面2Bとが図4に示すように近接された状態で実行される。デバイスAの通信面2AとデバイスBの通信面2Bは例えば同一のサイズを有している。デバイスAおよびデバイスBのどちらにおいても、アンテナは通信面の端部から十分に離れた位置に配置されている。したがって、デバイスAとデバイスBとの間の無線通信が行われている期間において、その無線信号がデバイスA,B以外の別のデバイスに届くことはない。デバイスA,B間のデータ転送中に、たとえ悪意を持つ者が別の近接無線通信デバイスをデバイスA,Bに近づけても、転送データを盗むことは出来ない。よって、極めてセキュアな環境でデバイスA,B間の近接無線通信を実行することが出来る。
なお、通信面2Aと通信面2Bは必ずしも同じサイズでなくてもよい。デバイスAおよびデバイスBのいずれの通信面においても、アンテナと通信面の端部との間には通信可能距離を超える間隔が設けられている。したがって、デバイスAおよびデバイスBの一方のデバイスの通信面が他方のデバイスの通信面よりも狭い場合であっても、一方のデバイスのアンテナと他方のデバイスのアンテナとが近接状態に有る場合、つまりデバイスA,B間の通信が可能な状態においては、デバイスA,B間のデータ転送のための無線信号が外部に漏れることはない。
このようなセキュアな近接無線通信により、暗号等による、プロトコルレベルでのデータ保護を行うことなく、データの漏洩を防止することが出来る。よって、本実施形態の携帯型電子機器10上で動作するソフトウェア(通信制御プログラム、ドライバプログラム)は転送対象データに対して暗号化を施さないので、近接無線通信デバイス17は、平文から構成されるデータを外部デバイスに送信する。
ここで、デバイスA,B間で実行される近接無線通信の手順を説明する。
デバイスA,B間の近接無線通信は、例えば、デバイスAの通信面2AとデバイスBの通信面2Bとを近接させた状態、より具体的には通信面2Aと通信面2Bとを接触させた状態で実行される。デバイスA,Bの一方は接続要求信号を送信する。他方のデバイスは接続要求信号を検出する処理を所定時間間隔毎に実行する。他方のデバイスが一方のデバイスからの接続要求信号を検出することにより、デバイスA,B間の接続を確立することが出来る。
図5は、筐体1の断面構造の別の例を示している。
図5は、アンテナ171と面3との間の距離L5が無線通信可能距離以下である場合を想定している。筐体1の形状およびサイズによっては、通信面である面2とその対向面である面3との間の隙間が狭い場合がある。この場合、距離L5は無線通信可能距離以下となる。この場合には、図5に示すように、アンテナ171からの無線信号が面3を介して外部に放出されるのを防止するシールド部材201を配置すればよい。このシールド部材201は、例えば、アンテナ171と面3との間に配置することができる。
図6には、本実施形態に係る携帯型電子機器10の実現例が示されている。
図6の携帯型電子機器10はポータブルコンピュータである。このポータブルコンピュータの筐体1は、薄い箱状のケースを有している。面3が筐体1の上面、面2が筐体1の底面として機能する。上面3上には、LCD111の表示画面が配置されている。また、上面3上には、入力部14として機能するボタン群が配置されている。
アンテナ171は、底面2に対向して筐体1内に設けられ、底面2を介して無線信号を外部に出力する。つまり、底面2が通信面として機能する。
図7は、図6の筐体1の正面7側から見た筐体1の断面図である。また、図8は図6の筐体1の底面図である。
図7、図8から分かるように、アンテナ171は、底面2の外周縁から無線通信可能距離(3cm)よりも広い間隔を置いて底面2内の内周側に設けられている。底面2の4つの端のいずれからも、アンテナ171は、3cmよりも長い距離だけ離れている。距離L1,L2,L3,L4のいずれも、3cmよりも長い。アンテナ171は、例えば、底面2の中央部に対応する位置に設けても良い。
アンテナ171と上面3との間の距離L5は3cm以下である。したがって、アンテナ171と上面3との間には、シールド部材201を設けても良い。
図9は、2つの携帯型電子機器の通信面同士を近接した状態を示している。
図9のデバイスA,デバイスBの各々は、図6の携帯型電子機器10と同じ構成を有している。デバイスAとデバイスBとの間の近接無線通信は、デバイスAの底面2とデバイスBの底面2とが図9に示すように近接された状態で実行される。具体的には、デバイスAとデバイスBとの間の近接無線通信は、デバイスAのアンテナ171がデバイスBのアンテナ171に近接するように、デバイスBの底面2上にデバイスAの底面が設置された状態で実行される。デバイスAおよびデバイスBのどちらにおいても、アンテナ171は通信面の端部から十分に離れた位置に配置されている。したがって、デバイスAとデバイスBとの間の無線通信が行われている期間において、その無線信号がデバイスA,B以外の別のデバイスに届くことはない。
図10は、近接状態にあるデバイスA,Bの断面図である。近接状態においては、デバイスAのアンテナ171とデバイスBのアンテナ171とが誘導電界によって結合され、これによってデバイスAの近接無線通信デバイス171とデバイスBの近接無線通信デバイス171との間の無線接続が確立される。
なお、図9では、デバイスA,Bの底面のサイズが同じであり、且つデバイスA,Bのいずれのアンテナも底面中央部に配置されている場合を想定して、デバイスA,Bの底面同士を近接させる場合を例示したが、上述したように、デバイスA,Bの通信面(底面)のサイズは同一である必要はない。また、アンテナ171は通信面の端部から3cmよりも広い間隔を置いて配置されていればよいので、通信面の中央部よりも端部側に偏った位置に配置されていてもよい。
また、上面が通信面として機能するアダプタと、図6の携帯型電子機器10とを近接させても良い。この場合、アダプタにおいても、アンテナ171は、上面の外周縁から無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて上面内の内周側に設ければよい。
以上のように、本実施形態によれば、通信面の外周縁から無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて通信面内の内周側にアンテナが設置されるので、外部デバイスとの通信中の無線信号が外部に漏れることを防止することが出来る。よって、ユーザは互いのアンテナが近接するようにデバイス同士を近接させると云う簡単な操作を行うだけで、データファイルの転送等を安全に行うことが出来る。
なお、通信面の形状は四角形に限らず、多角形、真円、楕円等のいずれであってもよい。
また本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る携帯型電子機器の構成例を示すブロック図。 同実施形態の携帯型電子機器の外観を模式的に示す斜視図。 同実施形態の携帯型電子機器の断面構造の例を示す断面図。 同実施形態の携帯型電子機器によってそれぞれ実現された2つのデバイス間の通信を説明するための図。 同実施形態の携帯型電子機器の他の断面構造の例を示す断面図。 同実施形態の携帯型電子機器から構成されるデバイスの外観を示す斜視図。 図6のデバイスの断面図。 図6のデバイスの底面図。 図6のデバイスと他のデバイスの通信面同士を近接した状態を示す図。 近接状態にある図6のデバイスと他のデバイスの断面図。
符号の説明
2…通信面、10…携帯型電子機器、11…システム制御部、111…CPU、12…メモリ、13…ストレージ、14…入力部、15…LCD、16…電源回路、161…P−SW、162…バッテリ、163…ACアダプタ、17…近接無線通信デバイス、171…アンテナ。

Claims (8)

  1. 第1の面を有する筐体と、
    前記第1の面に対向して前記筐体内に設けられ、前記第1の面を介して無線信号を外部に出力するアンテナと、
    前記筐体内に設けられ、前記アンテナから所定の無線通信可能距離内に存在する外部デバイスとの近接無線通信を前記第1の面を介して実行する近接無線通信デバイスとを具備し、
    前記アンテナは、前記第1の面の外周縁から前記無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて前記第1の面内の内周側に設けられていることを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記筐体は、所定の隙間を置いて前記第1の面に対向する第2の面を有し、
    前記アンテナと前記第2の面との間の距離は前記無線通信可能距離以下であり、
    前記アンテナからの無線信号が前記第2の面を介して外部に放出されるのを防止するシールド部材をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 前記シールド部材は、前記アンテナと前記第2の面との間に配置されていることを特徴とする請求項2記載の携帯型電子機器。
  4. 前記筐体は、所定の隙間を置いて前記第1の面に対向する第2の面を有し、
    前記アンテナと前記第2の面との間の距離は前記無線通信可能距離よりも長いことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  5. 前記近接無線通信デバイスは、平文から構成されるデータを前記外部デバイスに送信することを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  6. 表示画面が配置された上面と、底面とを有する筐体と、
    前記底面に対向して前記筐体内に設けられ、前記底面を介して無線信号を外部に出力するアンテナと、
    前記筐体内に設けられ、前記アンテナから所定の無線通信可能距離内に存在する外部デバイスとの近接無線通信を前記底面を介して実行する近接無線通信デバイスとを具備し、
    前記アンテナは、前記底面の外周縁から前記無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて前記底面の内周側に設けられていることを特徴とする携帯型電子機器。
  7. 前記アンテナと前記上面との間の距離は前記無線通信可能距離以下であり、
    前記アンテナからの無線信号が前記上面を介して外部に放出されるのを防止するシールド部材をさらに具備することを特徴とする請求項6記載の携帯型電子機器。
  8. 第1の面を有する第1の筐体と、前記第1の筐体内に設けられた第1の近接無線通信デバイスと、前記第1の面の外周縁から前記第1の近接無線通信デバイスの無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて前記第1の面内の内周側に設けられた第1のアンテナとを含む第1の携帯型電子機器と、第2の面を有する第1の筐体と、前記第2の筐体内に設けられた第2の近接無線通信デバイスと、前記第2の面の外周縁から前記第2の近接無線通信デバイスの無線通信可能距離よりも広い間隔を置いて前記第2の面内の内周側に設けられた第2のアンテナとを含む第2の携帯型電子機器との間の近接無線通信を制御する通信制御方法であって、
    前記第1の携帯型電子機器の前記第1の面と前記携帯型電子機器の前記第2の面とが近接された状態で、前記第1の近接無線通信デバイスおよび前記第2の近接無線通信デバイスの一方から他方に接続要求信号を送信し、前記第1の近接無線通信デバイスおよび前記第2の近接無線通信デバイスの他方が前記接続要求信号を検出することによって、前記第1の近接無線通信デバイスと前記第2の近接無線通信デバイスとの間の接続を確立することを特徴とする通信制御方法。
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