JP2010028301A - アンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】垂直偏波および水平偏波を良好な特性で受信することが可能なアンテナを提供する。
【解決手段】第一放射器31は、第一放射器用保持部21に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波の受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、第二放射器32は第二放射器用保持部22に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第一導波器用保持部41は第一放射器用保持部21に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波の受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第二導波器用保持部42は第二放射器用保持部22に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。
【選択図】図1
【解決手段】第一放射器31は、第一放射器用保持部21に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波の受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、第二放射器32は第二放射器用保持部22に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第一導波器用保持部41は第一放射器用保持部21に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波の受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第二導波器用保持部42は第二放射器用保持部22に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。
【選択図】図1
Description
この発明は、小型でかつ受信特性に優れたアンテナに関し、より特定的には、水平偏波と垂直偏波とを受信可能なアンテナに関するものである。
従来、利用目的に応じてさまざまなアンテナが提案されている。
たとえば、特開2006−211643号公報(特許文献1)では、小型であるとともに従来のアンテナよりも優れた受信特性を有するアンテナを提供することを目的とし、伝送線路のうち平面部に平行な伝送線路および反射器の平面部は第一のストリップ線路を構成し、伝送線路のうち平面部に垂直な伝送線路および導電板も同様に第二のストリップ線路を構成する構成が開示されている。
特開2006−211643号公報
たとえば、特開2006−211643号公報(特許文献1)では、小型であるとともに従来のアンテナよりも優れた受信特性を有するアンテナを提供することを目的とし、伝送線路のうち平面部に平行な伝送線路および反射器の平面部は第一のストリップ線路を構成し、伝送線路のうち平面部に垂直な伝送線路および導電板も同様に第二のストリップ線路を構成する構成が開示されている。
従来のアンテナにおいて、たとえば共通の反射器を有する上記のようなアンテナで水平偏波を受信する場合は良好な受信特性が得られるが、垂直偏波を受信する場合にはアンテナ全体の設置角度を90度回転させる必要があった。その場合、半値幅が劣化するなどの問題があった。そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、垂直偏波および水平偏波の両方の受信特性の良好なアンテナを提供することを目的とする。
この発明に従ったアンテナは、導電体により構成される反射器と、反射器に対向し、反射器から距離を隔てて配置された、導電体により構成される第一および第二放射器と、第一放射器を位置決めする第一放射器用保持部と、第二放射器を位置決めする第二放射器用保持部とを備える。第一放射器は第一放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第二放射器は第二放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波の受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。
このように構成されたアンテナでは、第一および第二放射器は、垂直偏波および水平偏波のいずれかを受信するのに適した位置に保持されるため、水平偏波および垂直偏波の両方の受信能力が高くなる。
好ましくは、第一放射器に対向して第一放射器から距離を隔てて配置される第一導波器と、第二放射器に対向して第二放射器から距離を隔てて配置される第二導波器と、第一放射器用保持部に係合して第一導波器を位置決めする第一導波器用保持部と、第二放射器用保持部に係合して第二導波器を位置決めする第二導波器用保持部とを備え、第一導波器用保持部は第一放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第二導波器用保持部は第二放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。
好ましくは、第一放射器が第一放射器用保持部に嵌合した状態で第一放射器用保持部と第一導波器用保持部とで第一放射器を挟んで第一導波器用保持部を第一放射器用保持部に固定し、第二放射器が第二放射器用保持部に嵌合した状態で第二放射器用保持部と第二導波器用保持部とで第二放射器を挟んで第二導波器用保持部を第二放射器用保持部に固定する。
好ましくは、第一および第二放射器の合計の個数は2の倍数である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組合せることも可能である。
図1は、この発明の実施の形態に従ったアンテナの斜視図である。図1を参照して、アンテナ1は、反射器10と、反射器10から距離を隔てて配置された第一放射器31および第二放射器32と、第一放射器31および第二放射器32から距離を隔てて配置された第一導波器50Aおよび第二導波器50Bとを備えている。
反射器10は、電波を反射するための平面部11を含む。反射器10は導体により構成される。平面部11の周囲には、周辺部12,13が設けられている。周辺部12の長さは周辺部13の長さよりも長い。周辺部12,13は、平面部11の厚み方向に延びるように構成されている。
第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22が平面部11に取付けられている。第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22は、プラスチックなどの絶縁物により構成されている。第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22は、反射器10の長手方向に互いに距離を隔てるように配置されている。
第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22は、ボルトなどの締結具により平面部11に固定されている。なお、第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22の固定方法としてはボルトなどの締結具に限らず接着等が用いられてもよい。
第一放射器用保持部21には第一放射器31が取付けられている。第二放射器用保持部22には第二放射器32が取付けられている。第一放射器31および第二放射器32は平面部11と平行に設けられている。第一放射器31および第二放射器32の内部には孔が設けられている。第一放射器31および第二放射器32は、アルミニウムなどの金属(導電性物質)により構成されている。
第一放射器用保持部21に第一導波器用保持部41が取付けられている。第二放射器用保持部22には第二導波器用保持部42が取付けられている。第一導波器用保持部41は、第一導波器50Aを保持している。第一導波器50Aは、4つの導波板51,53,55,57を保持している。導波板51,53は互いに距離を隔てて平行に配置される。導波板55,57は、互いに距離を隔てて平行に配置される。
第二導波器50Bは、導波板52,54,56,58を有する。導波板52,54は互いに距離を隔てて配置される。導波板56,58は互いに距離を隔てて配置される。
導波板51〜58はアルミニウムなどの金属(導電物質)により構成される。これらの導波板51〜58を保持する第一導波器用保持部41と第二導波器用保持部42とはプラスチックなどの絶縁物質により構成されている。
図1で示すように反射器10の長手方向がY軸方向であり、長手方向と直交し、平面部11内で延びる方向がX軸方向であり、X軸方向とY軸方向に直交する方向がZ軸方向である。図1では、導波板51から58は、Y軸方向(水平方向)に延びている。
図2は、垂直偏波を受信するためのアンテナ装置の斜視図である。図2を参照して、垂直偏波を受信するためのアンテナ1は、導波板51から58がX軸方向に延びるように、すなわち、垂直方向に延びるように配置されている。また、第一放射器31および第二放射器32に設けられた孔もX軸方向に延びるように配置されている。
このように、第一放射器31および第二放射器32および導波板51から56の向きを変えるために、第一導波器用保持部41および第二導波器用保持部42が第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22から着脱自在に設けられている。また、第一放射器31および第二放射器32も、第一放射器用保持部21および第二放射器用保持部22に対して着脱自在に設けられている。そのため、第一放射器31および第一導波器用保持部41を第一放射器用保持部21から切り離し、図1で示す状態から第一放射器31および第一導波器用保持部41を90度回転させることによって第一放射器31および第一導波器用保持部41を図2で示す鉛直方向に位置決めすることができる。同様に、第二放射器32および第二導波器用保持部42を第二放射器用保持部22から取外して図1で示す状態から90度回転させることで図2で示すような配置とすることができる。
図1では、導波板51から58が水平方向に延びているのに対し、図2では、導波板51から58が垂直方向に延びている。この垂直方向に延びる導波板51から58により、垂直偏波を効率よく受信できるようになる。
図3は、この発明に従ったアンテナの分解斜視図である。図3を参照して、アンテナ1を構成する第一導波器50Aは4枚の導波板51,53,55,57により構成されている。4枚の導波板51,53,55,57は第一導波器用保持部41の先端に設けられた爪部に嵌め合わされることによってそれぞれが互いに距離を隔てて、互いに絶縁されるように位置決めされる。
第一放射器31は開口133を有し、その開口133の両側に給電点31A,31Bが設けられている。第一放射器31には複数個の孔131が設けられており、この各々の孔が第一放射器用保持部21の突起123と嵌まり合う。また、別の孔131にはねじ135が差込まれる。ねじ135は第一導波器用保持部41の孔141を貫通し、さらに孔131を貫通し、第一放射器用保持部21に設けられた孔121に捩じ込まれる。これにより、第一導波器用保持部41および第一放射器31を第一放射器用保持部21に固定することが可能である。
図3では、導波板51,53,55,57が矢印Yで示す水平方向に延びる例を示している。また、開口133も水平方向に延びている。
これに対し、図2で示すように、図3で示す状態から第一放射器31および第一導波器用保持部41を90度回転させた状態で孔131と突起123とを嵌合させることで、図2で示すような垂直偏波の受信に適したアンテナ1を得ることができる。
図3中の第二導波器用保持部42、および第二放射器32も、図3の分解斜視図で示す第一導波器用保持部41および第一放射器31と同様の構成とされている。
図4は、図3中の矢印IVで示す方向から見た反射器および放射器の平面図である。図4を参照して、水平偏波を受信するアンテナ1では、第一放射器用保持部21の孔121が第一放射器31の孔131と連通している。また、第一放射器用保持部21の突起123が第一放射器31の孔131に嵌まり合っている。第二放射器用保持部22の突起124が第二放射器32の孔132に嵌まり合っている。また、第二放射器用保持部22の孔122が第二放射器32の孔132と連通している。
反射器10は同軸ケーブルの外周導体と接続されており、伝送線路112が同軸ケーブルの中心導体111と接続されている。第一放射器31において、給電点31A,31Bのいずれか一方は反射器10に接続され、他方は伝送線路112に接続されている。
第二放射器32において、給電点32A,32Bのいずれか一方は反射器10に接続され、他方は伝送線路112に接続されている。第一放射器31で受信した電波と第二放射器32で受信した電波とを同位相で合成することができるように、給電点31A,31B,32A,32Bと、伝送線路112と、反射器10とが各々接続される。
図5は、垂直偏波を受信するためのアンテナの平面図である。図5を参照して、図4で示す位置から第一放射器31および第二放射器32を取外してこれらを90度回転させることで図5で示す垂直偏波を受信するための形態を構成することができる。図4で示す位置から第一放射器31および第二放射器32を90度回転させ、突起123を孔131に挿入する。また、突起124を孔132に挿入する。また、給電点31A,31B,32A,32Bと伝送線路112と反射器10とを接続する。このとき第一放射器31で受信した電波と第二放射器32で受信した電波とが同位相で合成されるように給電点31A,31B,32A,32Bと、伝送線路112と、反射器10とを接続する。
図6は、この発明に従ったアンテナの収容形態を説明するための図である。図6を参照して、アンテナ1を構成する反射器10はケース15内に設けられる。ケース15は円筒形状であり、その中にアンテナ1が回動可能に配置されている。アンテナ1を、中心軸2を中心としてスムーズに回転させ最も受信感度の優れた位置に反射器10を固定することができる。
図7および図8は、ケースに収納された、本発明に従ったアンテナの斜視図である。図7を参照して、円筒体であるケース15内部にアンテナ1が収納されている。なお、ケース15に代えて、角筒体を設けてもよい。ケース15の材質としては、電波を透過することが可能な材料である必要がある。
図8で示すように、アンテナ1を所定位置に向けた後には、この位置でアンテナ1を固定するために、ピン3を用いて筒状体であるケース15にアンテナ1を固定することができる。
図9は、比較例に従った、垂直偏波受信用のアンテナの斜視図である。図9を参照して、図1で示すアンテナ全体の向きを90度変えることで、図9で示すように導波板51から58が垂直方向に向くように配置して、垂直偏波を受信することも考えられる。しかしながら、このような比較例に従ったアンテナ1では、垂直偏波における水平面内の半値幅が悪化する。
図10は、本発明に従ったアンテナにおける各周波数でのVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)とゲインとの関係を示すグラフである。図9で示すように、本発明に従ったアンテナにおける特性は、垂直偏波および水平偏波ともに同等で特に半値幅で同等であり、良好な特性を示している。横軸は周波数の範囲を示し、縦軸はVSWRとゲイン(dB)を示している。VSWRが2.5以下であれば、実用面で問題がないレベルとみなされる。本発明のアンテナでは、VSWRは実用面で問題がないレベルである。さらに、ゲインに関しては、垂直偏波および水平偏波で同様のゲインが得られている。
図11は、本発明に従ったアンテナにおける各周波数での半値幅と前後比とを示すグラフである。図11を参照して、本発明に従ったアンテナでは、水平偏波および垂直偏波の前後比はともに同等であり、良好な特性を示している。また、半値幅に関しては垂直偏波および水平偏波ともほぼ同等であり、極めて優れた特性を示している。
図12は、比較例に従ったアンテナにおける各周波数での半値幅と前後比との関係を示すグラフである。図12を参照して、比較例に従ったアンテナでは、前後比は水平偏波と垂直偏波とで大きく変わることはないが、半値幅に関しては垂直偏波と水平偏波で全く異なる。
図13は、複数の導波板を有するアンテナにおける垂直面指向性と水平面指向性との関係を示すグラフである。図13を参照して、曲線301で示す水平面指向性は、曲線302で示す垂直面指向性に比べてシャープな形状である。すなわち、水平面では、狭い角度範囲においてのみ大きなゲインを得ることができる。
図14は、水平面の指向性のイメージを示す図であり、図15は、垂直面の指向性のイメージを示す図である。図14および図15を参照して、3素子2列スタックアンテナでは、反射器10、第一および第二放射器31,32および第一および第二導波器50A,50Bが積層されており、水平面の指向性がシャープであるのに対し、垂直面の指向性はブロードであることがわかる。
この発明に従ったアンテナ1は、導電体により構成される反射器10と、反射器に対向し反射器10から距離を隔てて配置された、導電体により構成される第一および第二放射器31,32と、第一放射器31を位置決めする第一放射器用保持部21と、第二放射器32を位置決めする第二放射器用保持部22と、第一放射器31に対向して第一放射器31から距離を隔てて配置される第一導波器50Aと、第二放射器32に対向して第二放射器32から距離を隔てて配置される第二導波器50Bと、第一放射器用保持部に係合して第一導波器を位置決めする第一導波器用保持部41と、第二放射器用保持部22に係合して第二導波器50Bを位置決めする第二導波器用保持部42とを備え、第一放射器31は第一放射器用保持部21に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、第二放射器32は第二放射器用保持部22に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、第一導波器用保持部41は第一放射器用保持部21に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、第二導波器用保持部42は第二放射器用保持部22に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される。第一および第二放射器31,32の合計の個数は2の倍数である。第一放射器31が第一放射器用保持部21に嵌合した状態で第一放射器用保持部21と第一導波器用保持部41とで第一放射器31を挟んで第一導波器用保持部41を第一放射器用保持部21に固定し、第二放射器32が第二放射器用保持部22に嵌合した状態で第二放射器用保持部22と第二導波器用保持部42とで第二放射器32を挟んで第二導波器用保持部42を第二放射器用保持部22に固定する。
以上のように、この発明に従ったアンテナ1では、水平偏波および垂直偏波の受信能力を向上させることができる。
また、アンテナを収納する筐体の高さ方向に制限がある場合には、幅方向に広がる従来の水平偏波受信用のアンテナを90度回転させて垂直偏波受信用のアンテナとすることができない。これに対して、本発明ではアンテナを収納する筐体の高さ方向に制限がある場合でも、アンテナを構成する素子の向きを変更することで、アンテナを収納する筐体を変更することなく、垂直偏波を受信することができる。
さらに、上記の実施の形態では、アンテナを横1列に2基配置したが、M列N基(Mは自然数、Nは偶数)とすることが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 アンテナ、2 中心軸、3 ピン、10 反射器、11 平面部、12,13 周辺部、15 ケース、21 第一放射器用保持部、22 第二放射器用保持部、31 第一放射器、31A,31B,32A,32B 給電点、32 第二放射器、41 第一導波器用保持部、42 第二導波器用保持部、50A 第一導波器、50B 第二導波器、
51,53,55,57 導波板、111 中心導体、112 伝送線路、121,122 孔、123,124 突起。
51,53,55,57 導波板、111 中心導体、112 伝送線路、121,122 孔、123,124 突起。
Claims (4)
- 導電体により構成される反射器と、
前記反射器に対向し前記反射器から距離を隔てて配置された、導電体により構成される第一および第二放射器と、
前記第一放射器を位置決めする第一放射器用保持部と、
前記第二放射器を位置決めする第二放射器用保持部と、を備え、
第一放射器は前記第一放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、
第二放射器は前記第二放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される、
アンテナ。 - 前記第一放射器に対向して前記第一放射器から距離を隔てて配置される第一導波器と、
前記第二放射器に対向して前記第二放射器から距離を隔てて配置される第二導波器と、
前記第一放射器用保持部に係合して前記第一導波器を位置決めする第一導波器用保持部と、
前記第二放射器用保持部に係合して前記第二導波器を位置決めする第二導波器用保持部とをさらに備え、
前記第一導波器用保持部は前記第一放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持され、
前記第二導波器用保持部は前記第二放射器用保持部に着脱自在に取付けられて垂直偏波の受信に適した垂直偏波位置と水平偏波受信に適した水平偏波位置とのいずれかに保持される、請求項1に記載のアンテナ。 - 前記第一放射器が前記第一放射器用保持部に嵌合した状態で前記第一放射器用保持部と前記第一導波器用保持部とで前記第一放射器を挟んで前記第一導波器用保持部を前記第一放射器用保持部に固定し、前記第二放射器が前記第二放射器用保持部に嵌合した状態で前記第二放射器用保持部と前記第二導波器用保持部とで前記第二放射器を挟んで前記第二導波器用保持部を前記第二放射器用保持部に固定する、請求項2に記載のアンテナ。
- 前記第一および第二放射器の合計の個数は2の倍数である、請求項1から3のいずれか1項に記載のアンテナ。
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JP2014216747A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 日本放送協会 | 無線通信装置 |
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