JP2010026827A - ソフトウェアの実機検証方式 - Google Patents
ソフトウェアの実機検証方式 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010026827A JP2010026827A JP2008188066A JP2008188066A JP2010026827A JP 2010026827 A JP2010026827 A JP 2010026827A JP 2008188066 A JP2008188066 A JP 2008188066A JP 2008188066 A JP2008188066 A JP 2008188066A JP 2010026827 A JP2010026827 A JP 2010026827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- verification
- software
- hardware configuration
- hardware
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
【課題】メモリ容量や他の周辺機器の接続状況等のハードウェア構成、基本入出力システムの設定によって動作が変化するソフトウェアの実機検証において、メモリや外部記憶機器の抜き差しなどのハードウェア構成の構築に掛かる時間を短縮できる検証方式を提供する。
【解決手段】検証項目毎にハードウェアの認識処理をスキップさせるためのデータと検証プログラムの対応をデータベースとして持ち、それらの情報を用いて、検証プログラムを必要なハードウェア構成で実行するソフトウェアの検証方式を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】検証項目毎にハードウェアの認識処理をスキップさせるためのデータと検証プログラムの対応をデータベースとして持ち、それらの情報を用いて、検証プログラムを必要なハードウェア構成で実行するソフトウェアの検証方式を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハードウェア構成を変えながら検証するソフトウェアの実機検証に関する。
電子計算機の周辺機器の制御ソフトウェアなどは、電子計算機のメモリ容量や、他の周辺機器の接続状況等のハードウェア構成、基本入出力システムの設定によって動作が変化する。このようなソフトウェアの実機検証では、ハードウェア構成および基本入出力システムの設定を変えながら検証プログラムを流すことが必要であるが、いくつかの電子計算機では、ハードウェア構成は基本入出力システムが起動時にパワーオン自己診断検証により自動で設定されるため、ハードウェアの構成変更は、物理的にメモリや周辺機器を抜き差しして行っている。
メモリおよび周辺機器の抜き差しのような人手作業と、検証プログラム実行のような自動作業を交互に行いながら検証をすすめるため、作業効率が悪い。また、人手作業による環境設定であるため、設定を間違えた状態で検証プログラムが流されてしまう可能性がある。
検証の自動化については、特開平9−244921号や特開2002−157144号で公開されているが、これらはハードウェア構成の変更について言及していない。
一方、ハードウェア構成の変更については、特開2001−22609号や特開平6−348544号で公開されているような周辺機器シミュレータとの連動により擬似的に行うことも考えられるが、シミュレータ開発には工数がかかり、さらにシミュレータと実環境の動作タイミングの相違など問題も多い。
検証項目毎にハードウェアの認識処理をスキップさせるためのデータと検証プログラムの対応をデータベースとして持ち、それらの情報を用いて、検証プログラムを必要なハードウェア構成で実行するソフトウェアの検証方式を提供する。
本発明の検証方式を用いることで、検証項目を消化するごとに、ハードウェアの抜き差しをする必要がなくなり、検証の効率を上げることが出来る。また、検証プログラムと構成情報の関係を保証できるため、検証の信頼性を上げることが出来る。
以下、本発明の実施形態例を図を用いて示す。なお、本実施形態例によって本発明が限定されるものではない。
図1は本発明の検証方式を用いたシステム構成図で、電子計算機101上のオペレーティングシステム102上で、メモリの構成103や他の周辺機器104の構成の組合せを変えながら検証プログラム105を実行することで、周辺機器106を使用するために使われる制御ソフトウェア107の動作検証、を前提としている。なお、メモリ103や周辺機器104は、それぞれ検証項目内で必要とされる最大の数を搭載しておく。
電子計算機108は電子計算機101と通信アダプタ109と通信アダプタ110によってネットワーク接続されている。検証管理システム111は電子計算機108上で動作するアプリケーションで、本方式を用いた検証の主制御部であり、利用者はこれを用い検証を行う。
検証情報データベース112には検証項目毎に検証項目を消化するのに必要な情報、すなわち検証プログラム名とハードウェア構成情報の対応、および検証プログラム105が格納されている。
検証制御部113は、ネットワーク経由で検証管理システム111からの動作指示を受け取り、設定変更ドライバ114への動作指示または検証プログラム105を実行するアプリケーションである。検証制御部113は、オペレーティングシステム102が持つ起動時自動実行により、利用者の人手を介さずに起動するよう設定しておく。
設定変更ドライバ114は検証制御部113からの指示を元に基本入出力システム115が持つ構成情報データエリア116に値を書き込む制御ソフトウェアである。構成情報データエリア116は、構成情報認識部117の動作を制御するための情報が格納されている。基本入出力システムが持つデータにアクセスするため、設計変更ドライバ114はオペレーティングシステム102のカーネルモードで実行される。
構成情報認識部117は基本入出力システム115の一部で電子計算機101の起動時に、接続されているメモリや周辺機器の診断および初期化を行うモジュールであり、ハードウェア構成はここで認識される。そのため、構成情報データエリア116は再起動してもデータが消えず、さらにアクセスに特別なソフトウェアを必要としない不揮発性メモリである必要がある。
検証進捗情報118は、検証が現在、どの状況なのかを格納するファイルである。
図2および図3を用いて本検証方式のフローを説明する。利用者は検証管理システム111を立ち上げ、ステップS201として検証情報データベース112に登録された検証項目の中から検証したい項目を選択する。
検証管理システム111は、選択された検証項目を検証情報データベース112から読込み、さらに検証項目の実行に必要な構成情報と検証プログラムも読込む。次にステップS203で検証制御部113へネットワークを経由して信号を送信し、応答があるかを確認する。応答があるまでこれを繰返し、検証を実行する準備が電子計算機101上で整うまで待つ。ステップS204では検証進捗情報118を読込み、ハードウェア構成の変更が済んでいるかを調べ、その結果をネットワーク経由で検証制御部113へ連絡する。
検証制御部113は、ステップS205でステップS204の結果を受け取り、構成変更がまだ済んでいない場合もしくは変更が必要ない場合、構成変更ドライバ114を経由して構成変更データベース116に、どのハードウェアが必要なのかを書き込む。構成変更済みの場合は、検証プログラム105を実行する。どちらのケースでも検証進捗情報118は更新される。
ステップS206で再起動がかけられると、電子計算機101の基本入出力システム115が立ち上がり、その処理中に構成情報認識部117が呼び出される。ステップS301で、構成変更データベース116の情報を元に、見つかったハードウェアが検証に必要かどうかを判断し、必要なら通常通りステップS302での構成認識および診断、初期化を行い、不要ならステップS302をスキップする。ステップS303の判定により、ステップS301およびステップS302を全ての機器に対して行う。これらにより、実際につながっているハードウェアでも、つながっていないように見せることでハードウェア構成を変更する。その後、オペレーティングシステム102が起動後、検証制御部113が立ち上がり、ステップS205を経て、検証プログラム105が起動し、検証対象制御ソフトウェア107の検証が行われる。このように、ハードウェア構成の変更と検証プログラムの実行を連動させながら検証を行う。
105…検証プログラム、107…検証対象制御ソフトウェア、111…検証管理システム、112…検証情報データベース、116…構成変更データベース、117…構成情報認識部。
Claims (2)
- ハードウェア構成によって動作が変わるソフトウェアの実機検証において、ハードウェア認識をスキップさせるための情報と実行する検証プログラム名をデータベースとして持ち、その情報を基に検証項目の確認に必要なハードウェア設定と検証プログラムの実行を連動させて実行する検証方式。
- 請求項1の方式を用いた検証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008188066A JP2010026827A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | ソフトウェアの実機検証方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008188066A JP2010026827A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | ソフトウェアの実機検証方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010026827A true JP2010026827A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41732598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008188066A Pending JP2010026827A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | ソフトウェアの実機検証方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010026827A (ja) |
-
2008
- 2008-07-22 JP JP2008188066A patent/JP2010026827A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9240924B2 (en) | Out-of band replicating bios setting data across computers | |
US9680712B2 (en) | Hardware management and control of computer components through physical layout diagrams | |
JP5491675B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理装置制御方法 | |
US10120702B2 (en) | Platform simulation for management controller development projects | |
US10509750B2 (en) | System and method for controlling multi-function pins in management controller stack | |
KR100777446B1 (ko) | 전자장치 및 그 부팅방법 | |
US9298371B1 (en) | System and method of reducing write cycles and increasing longevity of non-volatile memory in baseboard management controller (BMC) | |
CN101634960A (zh) | 一种修改bios参数及重新生成校验和的方法 | |
CN105760191A (zh) | 嵌入式系统设备程序烧写量产方法 | |
JP2008009721A (ja) | 評価システム及びその評価方法 | |
US10642678B1 (en) | PCI/PCIe-non-compliance-vulnerability detection apparatus and method | |
US20120191965A1 (en) | Boot systems and methods, and related devices | |
US9749189B2 (en) | Generating graphical diagram of physical layout of computer platforms | |
JP4886558B2 (ja) | 情報処理装置 | |
KR100621095B1 (ko) | 주변 장치 초기화를 위한 부팅 시스템 및 부팅 방법 | |
US10962593B2 (en) | System on chip and operating method thereof | |
JP2010026827A (ja) | ソフトウェアの実機検証方式 | |
US10216525B1 (en) | Virtual disk carousel | |
US20070239976A1 (en) | Message displaying system and method | |
JP2009176151A (ja) | 情報処理装置およびその起動方法 | |
CN111221701A (zh) | 一种芯片及其电路逻辑重构系统 | |
JP2012194675A (ja) | 情報機器及び情報機器への非常アクセス方法 | |
TW202024983A (zh) | 通用型輸入輸出埠的配置方法及系統 | |
KR101716866B1 (ko) | 주변장치 통합 초기화가 가능한 영속 부팅 장치 및 방법 | |
CN104778050A (zh) | 基本输入输出系统除错方法 |