JP2010026564A - 表示装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】階層を移動する操作を容易に行えるような表示を行う。
【解決手段】表示装置は、階層的に連結されたデータを記憶する記憶部と、表示面を有する記憶性表示体と、記憶性表示体の表示面から利用者が操る電子ペンまでの距離を測定するペン検出部と、ペン検出部によって測定された距離に応じた階層を判別し、記憶部に記憶されている、判別した当該階層に属するデータに基づいて、当該データの内容を記憶性表示体の表示面に表示させるCPUとを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、各階層に属するデータの内容を表示する技術に関する。
利用者の操作に応じて、表示内容を変更する技術が知られている。例えば、特許文献1には、表示画面から操作手段の先端までの距離が閾値以下である場合には、操作手段の位置に対応する表示画面上の位置の操作ボタンの大きさと、予め登録された利用者の指の大きさとを比較し、利用者の指の大きさの方が大きい場合には、その操作ボタンを拡大表示させる技術が開示されている。また、特許文献2には、利用者と画面の距離を測定し、測定した距離に応じた大きさで文字を表示する技術が開示されている。また、特許文献3には、利用者の指の動作に応じて、地図画像の回転、拡大、縮小、スクロールなどを行う技術が開示されている。例えば、利用者によって2本の指を遠ざける動作が行われた場合には、2本の指の移動距離に応じた拡大量で地図画像が拡大される。
特開2006−85218号公報 特開2003−140632号公報 特開2007−310888号公報
ところで、一般に、ファイルの階層構造を表現する方法として、全体の階層構造と、現階層に属するデータの一覧とを併せて表示する方法が知られている。この場合、利用者は、全体の階層構造と現階層のデータ一覧とを併せて見ながら、階層を順番に辿っていく操作を行い、所望のデータを探し出すことになる。そのため、ファイルの階層構造が深くなると、所望のデータにたどり着くまでに、階層を辿っていく操作を何度も繰り返さなくてはならなかった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、階層を移動する操作を容易に行えるような表示を行うことを目的とする。
本発明は、階層的に連結されたデータ群を記憶するデータ記憶手段と、表示面を有する表示手段と、前記表示手段の表示面から利用者が操る操作子までの距離を測定する距離測定手段と、前記距離測定手段によって測定された距離に応じた階層を判別し、前記データ記憶手段に記憶されている、判別した当該階層に属するデータに基づいて、当該データの内容を前記表示面に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする表示装置を提供する。これにより、階層を移動する操作を容易に行えるような表示を行うことができる。
本発明の好ましい態様において、前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離が小さいほど、下位の階層に属するデータの内容を前記表示面に表示させてもよい。これにより、利用者は、操作子を表示面に近づけていくほど、下位の階層に移動していくような感覚で操作を行うことができる。
本発明の好ましい態様においては、前記表示手段の表示面上における前記操作子の位置を特定する位置特定手段を備え、前記制御手段は、或る階層に属するデータの内容が表示されているときに、前記位置特定手段により当該データの内容の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応するデータに連結された、前記或る階層よりも上位または下位の階層に属するデータの内容を前記表示面に表示させてもよい。これにより、利用者は、操作子の位置に対応するデータに連結されたデータの内容だけを閲覧することができる。
本発明の好ましい態様において、前記データは、文章画像を表す文章データを含み、前記制御手段は、最下位の階層に属するデータの内容を前記表示面に表示させる場合には、最下位に属する文章データが表す文章画像の縮小画像を前記データの内容として前記表示面に表示させてもよい。これにより、利用者は、最下位に属するデータの内容として、最下位に属する文章データが表す文章画像の縮小画像を閲覧することができる。
本発明の好ましい態様においては、前記表示手段の表示面において前記操作子が接触した位置を特定する接触位置特定手段を備え、前記制御手段は、前記縮小画像が表示されているときに前記接触位置特定手段により当該縮小画像の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応する文章データを前記データ記憶手段から読み出して、当該文章データが表す文章画像を前記表示面に表示させてもよい。これにより、利用者は、操作子を表示面に接触させることにより、所望の文章画像を表示させることができる。
本発明の好ましい態様において、前記距離測定手段は、前記操作子から送信された、距離の測定を行うことを指示する信号を受け取ると、前記距離の測定を行ってもよい。これにより、操作子から距離の測定を行うことを指示する信号が送信されていない間は、距離の測定が行われることがないため、利用者が意図せず操作子を移動させてしまった場合に、表示手段における表示内容を変更させないようにすることができる。
本発明の好ましい態様において、前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離が第1の閾値以下の場合には、前記表示面に表示されているデータの内容を、当該データが属する階層よりも下位の階層に属するデータの内容に変更して表示させ、前記距離測定手段によって測定された距離が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上の場合には、前記表示面に表示されているデータの内容を、当該データが属する階層よりも上位の階層に属するデータの内容に変更して表示させてもよい。これにより、表示面に表示されているデータの内容を、下位の階層に属するデータの内容に変更して表示させるときの閾値と、上位の階層に属するデータの内容に変更して表示させるときの閾値とを異ならせることができる。
また、本発明は、コンピュータを、階層的に連結されたデータ群を記憶するデータ記憶手段と、表示手段の表示面から利用者が操る操作子までの距離に応じた階層を判別し、前記データ記憶手段に記憶されている、判別した当該階層に属するデータに基づいて、当該データの内容を前記表示面に表示させる制御手段として機能させるためのプログラムを提供する。これにより、階層を移動する操作を容易に行えるような表示を行うことができる。
[構成]
図1は、本実施形態に係る表示装置1の外観を示す平面図である。この表示装置1は、例えば電子ペーパーである。図2は、表示装置1のハードウェア構成を示す図である。同図に示すように、表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、記憶部14と、電源15と、電源制御部16と、入出力部17と、操作ボタン18と、ペン検出部19と、VRAM(Video Random Access Memory)20と、記憶性表示体21と、表示体制御部22とを備えている。
CPU11は、ROM12又は記憶部14に記憶されているプログラムを実行して、表示装置1の各部を制御する制御手段である。ROM12は、表示装置1の起動に必要なプログラムやデータを記憶している。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。記憶部14は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなどのデータ記憶手段であり、CPU11によって実行されるプログラムの他に、複数の文書データや表示内容判別テーブルTなどを記憶している。
電源15は、例えば充電可能な電池であり、表示装置1の各部に電力を供給する。電源制御部16は、電源15の管理を行うとともに、電源15による電力供給の制御を行う。入出力部17は、操作ボタン18やペン検出部19とデータのやり取りを行うインタフェースである。操作ボタン18は、図1に示すように表示装置1の前面に設けられており、入出力部17を介して利用者の操作に応じたデータをCPU11に入力する。ペン検出部19は、記憶性表示体21の背面側に設けられており、電磁誘導方式を利用して、記憶性表示体21上の検出範囲内にある電子ペン2を検出する。そして、ペン検出部19は、記憶性表示体21の表示面上における電子ペン2の位置を特定するとともに、その表示面から電子ペン2までの距離を測定する。ここでは、ペン検出部19の検出範囲が、記憶性表示体21の表示面から10cmの範囲であるものとする。
VRAM20は、記憶性表示体21に表示される1ページ分の画像を表す画像データを記憶する。記憶部14に記憶されている文書データがCPU11によって読み出され、画像データとしてこのVRAM20に記憶される。記憶性表示体21は、電子泳動素子などの複数の表示素子によって構成された表示面を有する表示手段であり、表示体制御部22によって表示素子が駆動されることにより、VRAM20に記憶されている画像データに応じた画像を表示する。この記憶性表示体21は、表示の記憶性を有しており、表示素子が駆動されて画像を表示するまでの駆動期間においては電力が必要であるが、その駆動期間が経過して画像が表示された後は、電力が供給されなくてもその画像を表示し続けることができる。表示体制御部22は、VRAM20に記憶されている画像データに基づいて記憶性表示体21の表示素子を駆動し、その画像データに応じた画像を表示させる駆動回路である。
ここで、図3を参照して、ペン検出部19が電子ペン2を検出する仕組みについて説明する。この電子ペン2は、利用者が操る操作子の一例である。ペン検出部19は、マトリックス状に配置された複数のセンサーコイル19aを有している。図中のセンサーコイル19a−1,19a−2,19a−3は、紙面手前から紙面奥側方向に延びるループ状の形状をしており、図中のX方向に並べられている。なお、図では、図中のX方向に並べられたセンサーコイル19aのみが示されているが、実際には、ペン検出部19のセンサ面上においてこのX方向と直交するY方向にも複数のセンサーコイル19aが並べられている。ペン検出部19は、センサーコイル19aに所定の時間だけ電流を流すことにより、記憶性表示体21の表示面上に磁界mを発生させる。このとき、電子ペン2が記憶性表示体21に近づけられてこの磁界m中に入ると、電子ペン2の内部に設けられたループ状のコイル25に誘導電流が流れ、コンデンサ26に電荷が蓄えられる。これにより、電子ペン2のコイル25に電流が流れてそのペン先に磁界が発生し、電子ペン2の下方に配置されているセンサーコイル19aに誘導電流が流れる。
ペン検出部19は、センサーコイル19aに流れた誘導電流を検知することにより、電子ペン2が検出範囲内に入ったことを検出することができる。さらに、ペン検出部19は、誘導電流が流れたセンサーコイル19aの位置に基づいて、電子ペン2の位置を特定することができる。図の例では、電子ペン2の直下に配置されているセンサーコイル19a−2に最大の誘導電流が流れるため、このセンサーコイル19a−2の位置に基づいて、電子ペン2の位置Ptが特定される。また、ペン検出部19は、センサーコイル19aに流れた誘導電流の大きさに基づいて、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2のペン先までの距離Lを算出することができる。この誘導電流の大きさと距離Lとの関係は、実験や計算により定めることができる。
次に、図4を参照して、記憶部14に記憶されている文章データの管理構造について説明する。図4は、文章データの管理構造を示す図である。同図に示すように、この文章データの管理構造においては、フォルダ、文章ファイル、文章データなどのデータ群が階層的に連結されている。なお、フォルダは、文章ファイルの格納場所を表すためのノードであるが、実体としては何らかの情報が書き込まれることによって構成されているため、データの一種である。図の例では、第1階層には、フォルダA〜Tが属しており、第2階層には、フォルダBに格納された文章ファイルA〜Tなどが属している。そして、第3階層には、文章ファイルAに格納された文章データA、文章ファイルBに格納された文章データB、文章ファイルTに格納された文章データTなどが属している。この管理構造をなす各データの管理は、CPU11によって行われている。
次に、図5を参照して、記憶部14に記憶されている表示内容判別テーブルTの内容について説明する。図5は、表示内容判別テーブルTの一例を示す図である。同図に示すように、表示内容判別テーブルTにおいては、「距離範囲」と「表示内容」とが対応付けられている。「距離範囲」は、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離の範囲を示す情報である。「表示内容」は、記憶性表示体21に表示させる表示内容を表す情報である。例えば、図中の「第1階層のフォルダ一覧」は、図4に示した第1階層に属するフォルダの一覧を表示させることを表している。「第2階層のファイル一覧」は、図4に示した第2階層に属する文章ファイルの一覧を表示させることを表している。「第3階層のサムネイル配列」は、図4に示した第3階層に属する文章データが表す文章画像の1ページ目の縮小画像を並べたものを表示させることを表している。
次に、図6を参照して、表示装置1が有する特徴的な機能について説明する。図6は、表示装置1の機能構成を示す図である。同図に示すように、ペン検出部19は、距離測定部101と、位置特定部102として機能する。距離測定部101は、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2のペン先までの距離を測定する。この距離測定部101は、距離測定手段の一例である。位置特定部102は、記憶性表示体21の表示面上における電子ペン2の位置を特定する。この位置特定部102は、位置特定手段及び接触位置特定手段の一例である。
また、CPU11は、プログラムを実行することにより、表示内容判別部103と、フォルダ一覧画像生成部104と、ファイル一覧画像生成部105と、サムネイル配列画像生成部106と、画像データ書き込み部107として機能する。表示内容判別部103は、距離測定部101によって測定された距離と、記憶部14の表示内容判別テーブルTとに基づいて、記憶性表示体21に表示させる表示内容を判別する。このとき、表示内容判別部103は、距離測定部101によって測定された距離が小さいほど、下位の階層に属するデータの内容を表示内容として判別する。フォルダ一覧画像生成部104は、第1階層に属するフォルダの一覧を表すフォルダ一覧画像を生成する。このフォルダ一覧画像は、第1階層に属するデータ(フォルダ)の内容を表すものである。ファイル一覧画像生成部105は、第2階層に属する文章ファイルの一覧を表すファイル一覧画像を生成する。このファイル一覧画像は、第2階層に属するデータ(文章ファイル)の内容を表すものである。サムネイル配列画像生成部106は、第3階層に属する文章データが表す文章画像の1ページ目のサムネイル画像が並べられたサムネイル配列画像を生成する。このサムネイル配列画像は、最下位の第3階層に属する文章データが表す文章画像の縮小画像が並べられたものである。画像データ書き込み部107は、フォルダ一覧画像生成部104、ファイル一覧画像生成部105若しくはサムネイル配列画像生成部106によって生成された画像を表す画像データ、又は、電子ペン2によって指定された文章データに応じた画像データをVRAM20に書き込み、表示体制御部22に表示開始命令を供給する。
表示体制御部22は、画像データ書き込み部107によって表示開始命令が供給されると、VRAM20に記憶されている画像データに基づいて記憶性表示体21の表示素子を駆動させる。記憶性表示体21は、表示体制御部22によって表示素子が駆動されることにより、VRAM20に記憶されている画像データに応じた画像、つまりフォルダ一覧画像、ファイル一覧画像、サムネイル配列画像又は文章画像のいずれかを表示する。
[動作]
次に、図7を参照して、表示装置1の動作について説明する。図7は、フォルダ一覧画像の表示指示が行われたときの処理を示すフロー図である。利用者によって操作ボタン18が用いられて、フォルダ一覧画像の表示を指示する操作が行われると、フォルダ一覧画像の表示指示がCPU11に入力される(ステップS11)。フォルダ一覧画像の表示指示が入力されると、CPU11は、記憶部14に記憶されている文章データの管理構造に基づいて、フォルダ一覧画像R1を生成する(ステップS12)。この例では、図4に示した文章データの管理構造において、第1階層に属するフォルダA〜Tの一覧を表すフォルダ一覧画像R1が生成される。そして、このフォルダ一覧画像R1を表す画像データがRAM13に記憶される。続いて、CPU11は、このフォルダ一覧画像R1を表す画像データをVRAM20に書き込み(ステップS13)、表示体制御部22に表示開始命令を供給する。表示開始命令が供給されると、表示体制御部22は、VRAM20に書き込まれた画像データに基づいて記憶性表示体21の表示素子を駆動し、その画像データに応じた画像を表示させる。これにより、記憶性表示体21には、フォルダ一覧画像R1が表示される(ステップS14)。
図8は、このときに記憶性表示体21に表示されるフォルダ一覧画像R1の一例を示す図である。同図に示すように、このフォルダ一覧画像R1には、フォルダA〜Tを表すアイコン画像I1とフォルダ名とが対応付けられて配置されている。利用者は、このフォルダ一覧画像R1を見ることにより、最上位の階層(第1階層)に属するフォルダA〜Tの中から所望のフォルダを選択することができる。ここでは、利用者が電子ペン2を図中の位置「P1」に記憶性表示体21の表示面から5cmの距離まで近づけて、フォルダBを指定する操作を行った場合を想定する。
記憶性表示体21にフォルダ一覧画像R1が表示されると、CPU11は、ペン検出部19によって、電子ペン2がその検出範囲内にあるか否かを判定する(ステップS15)。仮に、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面から10cmの範囲に近づけられていない場合、電子ペン2はペン検出部19の検出範囲内にないため検出されない。この場合、CPU11は、電子ペン2が検出範囲内にないと判定し(ステップS15:NO)、電子ペン2が検出範囲内に移動されるまで待機する。一方、この例のように、記憶性表示体21の表示面から5cmの範囲に電子ペン2が近づけられた場合には、電子ペン2がペン検出部19によって検出されるため、CPU11は、電子ペン2が検出範囲内にあると判定する(ステップS15:YES)。この場合、CPU11は、ペン検出部19によって、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離を測定するとともに、その表示面上における電子ペン2の位置を特定する(ステップS16)。この例では、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離として「5cm」が測定されるとともに、電子ペン2の位置として図8中の位置「P1」が特定される。
続いて、CPU11は、測定した距離に基づいて、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に接触したか否かを判定する(ステップS17)。この例のように、測定した距離が0cmではない場合、CPU11は、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に接触していないと判定する(ステップS17:NO)。この場合、CPU11は、ステップS16にて測定した距離と、記憶部14に記憶されている表示内容判別テーブルTとに基づいて、記憶性表示体21に表示させる表示内容を判別する(ステップS18)。仮に、測定した距離が6cmより大きい場合には、図5に示した表示内容判別テーブルTにおいて、距離範囲「6cmより大」に対応する「第1階層のフォルダ一覧」という表示内容が判別される。この場合、CPU11は、前述したステップS13に戻り、フォルダ一覧画像R1を記憶性表示体21に表示させる。一方、この例では、測定した距離が5cmであるため、図5に示した表示内容判別テーブルTにおいて、距離範囲「6cm以下3cmより大」に対応する「第2階層のフォルダ一覧」という表示内容が判別される。そして、この場合、CPU11はステップS19に進む。
続いて、CPU11は、ステップS16にて特定した電子ペン2の位置に基づいて、電子ペン2を用いて指定されたフォルダを特定する。この例では、図8に示すように、電子ペン2の位置「P1」にフォルダBを表すアイコン画像I1が表示されているため、電子ペン2を用いて指定されたフォルダとしてフォルダBが特定される。続いて、CPU11は、電子ペン2を用いて指定されたフォルダBと、記憶部14に記憶されている文章データの管理構造とに基づいて、ファイル一覧画像R2を生成する(ステップS19)。この例では、図4に示す文章データの管理構造において、第2階層に属し、フォルダBに格納されている文章ファイルA〜Tの一覧を表すファイル一覧画像R2が生成される。そして、このファイル一覧画像R2を表す画像データがRAM13に記憶される。続いて、CPU11は、このファイル一覧画像R2を表す画像データをVRAM20に書き込み(ステップS20)、表示体制御部22に表示開始命令を供給する。表示開始命令が供給されると、表示体制御部22は、VRAM20に書き込まれた画像データに基づいて記憶性表示体21の表示素子を駆動し、その画像データに応じた画像を表示させる。これにより、記憶性表示体21には、ファイル一覧画像R2が表示される(ステップS21)。
図9は、このときに記憶性表示体21に表示されるファイル一覧画像R2の一例を示す図である。同図に示すように、このファイル一覧画像R2には、フォルダ一覧画像R1において指定されたフォルダBに格納されている文章ファイルA〜Tを表すアイコン画像I2とファイル名とが対応付けられて配置されている。つまり、第1階層に属するフォルダの一覧を表すフォルダ一覧画像R1が表示されているときに、電子ペン2の位置としてフォルダ一覧画像R1の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応するフォルダに連結された、第1階層よりも下位の第2階層に属する文章ファイルの一覧を表すファイル一覧画像R2が表示される。利用者は、このファイル一覧画像R2を見ることにより、フォルダBに格納されている文章ファイルA〜Tの中から所望の文章ファイルを選択することができる。ここでは、利用者が電子ペン2を図中の位置「P2」に記憶性表示体21の表示面から3cmの距離まで近づけて、文章ファイルBを指定する操作を行った場合を想定する。
記憶性表示体21にファイル一覧画像R2が表示されると、CPU11は、前述したステップS16に戻る。このとき、ステップS16では、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離として「3cm」が測定されるとともに、電子ペン2の位置として図9中の位置「P2」が特定される。続いて、ステップS17では、測定した電子ペン2までの距離が0cmではないため、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に接触していないと判定される(ステップS17:NO)。続いて、ステップS18では、測定した電子ペン2までの距離が「3cm」であるため、図5に示した表示内容判別テーブルTにおいて、距離範囲「3cm以下0cmより大」に対応する「第3階層のサムネイル配列」という表示内容が判別される。この場合、CPU11はステップS22に進む。
続いて、CPU11は、ステップS16にて特定した電子ペン2の位置と、記憶部14に記憶されている文章データの管理構造とに基づいて、サムネイル配列画像R3を生成する(ステップS22)。ここでは、サムネイル配列画像において一画面に配置されるサムネイル画像の数が6個であるものとする。この場合、CPU11は、まず記憶性表示体21に表示されているファイル一覧画像R2において、電子ペン2の位置の近傍にアイコン画像I2が表示されている6個の文章ファイルを特定する。この例では、図9に示したファイル一覧画像R2において、図中の位置「P2」の近傍にアイコン画像I2が表示されている文章ファイルA〜C,E〜Gが特定される。続いて、CPU11は、図4に示した文章データの管理構造において、第3階層に属し、特定した文章ファイルA〜C,E〜Gに対応する文章データの1ページ目のサムネイル画像を生成する。そして、生成されたサムネイル画像が並べられて、サムネイル配列画像R3が生成される。そして、このサムネイル配列画像R3を表す画像データがRAM13に記憶される。続いて、CPU11は、このサムネイル配列画像R3を表す画像データをVRAM20に書き込み(ステップS23)、表示体制御部22に表示開始命令を供給する。表示開始命令が供給されると、表示体制御部22は、VRAM20に書き込まれた画像データに基づいて記憶性表示体21の表示素子を駆動し、その画像データに応じた画像を表示させる。これにより、記憶性表示体21には、サムネイル配列画像R3が表示される(ステップS24)。
図10は、このときに記憶性表示体21に表示されるサムネイル配列画像R3の一例を示す図である。同図に示すように、このサムネイル配列画像R3には、文書データA〜C,E〜Gが表す文章画像の1ページ目のサムネイル画像Nとファイル名とが対応付けられて配置されている。なお、図の例では、文章データA,C,E,Gについては、サムネイル画像Nの一部だけが表示されており、そのファイル名については表示されていない。つまり、第2階層に属する文章ファイルの一覧を表すファイル一覧画像R2が表示されているときに、電子ペン2の位置としてファイル一覧画像R2の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応する文章ファイルに連結された、第2階層よりも下位の第3階層に属する文章データが表す文章画像のサムネイル画像が配列されたサムネイル配列画像R3が表示される。利用者は、このサムネイル配列画像R3を見ることにより、自分が電子ペン2を用いて指定した文章ファイルBとその近傍にある文章ファイルについて、その文章データが表す文章画像の1ページ目の内容を把握することができる。そして、利用者は、第3階層に属する文章データの中から所望の文章データを選択することができる。ここでは、利用者が記憶性表示体21の表示面における図中の位置「P3」に電子ペン2のペン先を接触させて、文章データBを指定する操作を行った場合を想定する。
記憶性表示体21にサムネイル配列画像R3が表示されると、CPU11は、前述したステップS16に戻る。このとき、ステップS16では、電子ペン2のペン先が記憶性表示体21の表示面に接触させられているため、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離として「0cm」が測定されるとともに、電子ペン2の位置として図10中の位置「P3」が特定される。続いて、ステップS17では、測定した電子ペン2までの距離が0cmであるため、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に接触したと判定される(ステップS17:YES)。この場合、CPU11は、電子ペン2の位置に対応する文章データを特定する(ステップS25)。この例では、図10に示した位置「P3」に対応する文章データBが特定される。続いて、CPU11は、特定した文章データBの1ページ目を記憶部14から読み出して、画像データとしてVRAM20に書き込み(ステップS26)、表示体制御部22に表示開始命令を供給する。表示開始命令が供給されると、表示体制御部22は、VRAM20に書き込まれた画像データに基づいて記憶性表示体21の表示素子を駆動し、その画像データに応じた画像を表示させる。これにより、記憶性表示体21には、文章データBが表す文章画像の1ページ目が表示される(ステップS27)。つまり、CPU11は、サムネイル画像が並べられたサムネイル配列画像が表示されているときに、ペン検出部19により当該サムネイル画像の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応する文章データが表す文章画像を記憶性表示体21の表示面に表示させる。
以上説明した実施形態によれば、利用者は、電子ペン2を記憶性表示体21の表示面に近づけていくだけで、文章データの管理構造において上位階層から下位階層へと移動する操作を行うことができ、そして電子ペン2のペン先を表示面に接触させることで、所望の文章データが表す文章画像の1ページ目を記憶性表示体21に表示させることができる。つまり、階層を移動する操作を容易に行えるような表示を行うことができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
前述した実施形態において、ペン検出部19は、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離を常に測定していたが、これに限らない。例えば、電子ペン2に距離決定スイッチを設け、利用者によってこの距離決定スイッチがオンにされて、距離の測定を行うことを指示する距離決定信号が電子ペン2から送信されてきたときに、ペン検出部19がその距離決定信号を受け取り、距離の測定を行ってもよい。この場合、利用者がスイッチをオフにしている間は、電子ペン2を記憶性表示体21の表示面から離しても距離が測定されることはないため、利用者が意図せず電子ペン2を移動させてしまった場合にも、記憶性表示体21の表示内容が切替えられずに済む。
(変形例2)
前述した実施形態では、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に近づけられて、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離が6cm以下になると、記憶性表示体21の表示内容がフォルダ一覧画像R1からファイル一覧画像R2にそのまま切り替えられていたが、これに限らない。例えば、図8に示したフォルダ一覧画像R1が表示されているときに、電子ペン2が図8の位置「P1」に近づくほど、フォルダBのアイコン画像I1を中心としてフォルダ一覧画像R1が拡大されていき、ある大きさまで拡大されると、図9に示したファイル一覧画像R2に切り替わるような表示を行ってもよい。また、ファイル一覧画像からサムネイル配列画像に表示を切り替える場合にも、これと同様の表示を行ってもよい。これにより、利用者は、自分が電子ペン2を近づけたところを中心に、どんどん深い階層に進んでいくような感覚で操作を行うことができる。
また、電子ペン2の位置に対応する表示位置に配置されているアイコン画像の色を反転表示させてもよい。これにより、利用者は、自分が指定しようとしているフォルダや文章ファイルなどを容易に認識することができる。
(変形例3)
前述した実施形態では、文章データの管理構造が第1〜第3階層によって構成される例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第1階層に属するフォルダの中に第2階層に属するサブフォルダが格納されており、このサブフォルダの中に第3階層に属する文章ファイルが格納されていてもよい。この場合、CPU11は、第1階層に属するフォルダの一覧を表すフォルダ一覧画像が表示されているときに、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面上に近づけられて、第1の閾値以下の距離になると、第2の階層に属し、指定されたフォルダに格納されているサブフォルダの一覧を表すサブフォルダ一覧画像を生成して表示させ、さらに電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に近づけられて、第1の閾値より小さい第2の閾値以下の距離になると、第3の階層に属し、指定されたサブフォルダに格納されている文章ファイルの一覧を表すファイル一覧画像を生成して表示させる。
また、例えば、第2階層にサブフォルダと文章ファイルとが混在しているような場合には、サブフォルダを表すアイコン画像及びフォルダ名については、表示しなくてもよい。
(変形例4)
上述した実施形態では、記憶性表示体21の表示内容をフォルダ一覧画像からファイル一覧画像に変更するときの閾値と、ファイル一覧画像からフォルダ一覧画像に変更するときの閾値とが同じであったが、これらの閾値を異ならせてもよい。この場合、CPU11は、ペン検出部19によって測定された電子ペン2までの距離が第1の閾値以下の場合には、記憶性表示体21の表示内容をフォルダ一覧画像からファイル一覧画像に変更し、ペン検出部19によって測定された電子ペン2までの距離が第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下の場合には、ファイル一覧画像からフォルダ一覧画像に変更する。ここでは、第1の閾値が6cmであり、第2の閾値が7cmである場合を想定する。この場合、CPU11は、記憶性表示体21にフォルダ一覧画像が表示されているときに、利用者によって電子ペン2が記憶性表示体21の表示面から6cmまで近づけられると、記憶性表示体21の表示をフォルダ一覧画像からファイル一覧画像へと変更させる。一方、記憶性表示体21にファイル一覧画像が表示されているときには、利用者によって電子ペン2が記憶性表示体21の表示面から7cmまで遠ざけられると、CPU11は、記憶性表示体21の表示をフォルダ一覧画像からファイル一覧画像に変更させる。また、同様にして、ファイル一覧画像からサムネイル配列画像に変更する閾値と、サムネイル配列画像からファイル一覧画像に変更する閾値とを異ならせてもよい。
(変形例5)
上述した実施形態において、利用者毎に閲覧できるフォルダや文章ファイルを制限してもよい。この場合、電子ペン2には、その電子ペン2を使用する利用者のユーザIDを記憶するメモリが設けられる。表示装置1のCPU11は、ペン検出部19によって、電子ペン2のメモリに記憶されているユーザIDを取得し、RAM13などに記憶させておく。そして、CPU11は、電子ペン2の操作によって例えばフォルダBが指定されると、RAM13のユーザIDがフォルダBへのアクセスが許可されている利用者のユーザIDに含まれている場合には、フォルダBに格納されている文章ファイルの一覧を表すファイル一覧画像を表示し、RAM13のユーザIDがフォルダBへのアクセスが許可されている利用者のユーザIDに含まれていない場合には、このファイル一覧画像を表示せず、アクセスが許可されていない旨を表すメッセージを記憶性表示体21に表示させる。文章ファイルについても、同様のアクセス制限を行ってもよい。
(変形例6)
前述した実施形態では、階層的に連結されたフォルダ、文章ファイル、文章データの内容を表示する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、本発明をWebの検索結果の表示に適用してもよい。この場合、表示装置1には、インターネットなどのネットワークを介して検索サーバと通信を行う通信部が設けられる。そして、表示装置1のCPU11は、利用者によって検索キーワードを指定する操作が行われると、その検索キーワードを通信部によって検索サーバに送信する。検索サーバから検索キーワードに合致するサイトのURL(Uniform Resource Locator)やタイトルが列挙された検索結果が送信されてくると、CPU11は、通信部によってこの検索結果を受信し、記憶性表示体21に表示させる。検索結果が表示されているときに、電子ペン2が記憶性表示体21の表示面に近づけられて、閾値以下の距離になると、CPU11は、通信部によって電子ペン2の位置に対応するいくつかのURLにアクセスし、そのサイトのトップページ画面を表すデータを取得する。そして、CPU11は、取得したデータが表すトップページ画面のサムネイル画像を生成し、それらを並べてサムネイル配列画像を生成して、記憶性表示体21に表示させる。
(変形例7)
前述した実施形態において、ペン検出部19は、誘導電磁方式を用いて、記憶性表示体21の表示面上における電子ペン2の位置を特定するとともに、記憶性表示体21の表示面から電子ペン2までの距離を測定していたが、これに限らない。例えば、ペン検出部19が、タッチパネルと超音波センサとで構成されてもよい。この場合、タッチパネルは、記憶性表示体21の表示面上に配置される。また、電子ペン2は必ずしも用いられる必要はない。例えば、利用者の指が記憶性表示体21の表示面上に近づけられたり、接触されたりしてもよい。この場合、利用者の指が操作子としての役割を果たす。この場合、ペン検出部19は、タッチパネルを用いて記憶性表示体21の表示面上における操作子の位置を特定するとともに、その表示面上における操作子の接触位置を検出する。また、ペン検出部19は、超音波センサを用いて、記憶性表示体21の表示面に対して垂直に超音波を照射したときの反射を計測することにより、記憶性表示体21の表示面から操作子までの距離を測定する。
(変形例8)
前述した実施形態において、電子ペン2が検出範囲内に存在せず、ペン検出部19が電子ペン2までの距離を測定できない場合には、ステップS13の処理に戻り、フォルダ一覧画像R1を表示してもよい。
(変形例9)
前述した実施形態において、CPU11が実行していた処理は、他のハードウェアとの協働により行われてもよいし、CPU11以外の1又は複数のハードウェアにより行われてもよい。また、CPU11によって実行される各プログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
実施形態に係る表示装置の外観を示す平面図である。 上記表示装置のハードウェア構成を示す図である。 上記表示装置のペン検出部が電子ペンを検出する仕組みを説明する図である。 上記表示装置に記憶されている文章データの管理構造を説明する図である。 上記表示装置に記憶されている表示内容判別テーブルの一例を示す図である。 上記表示装置の機能構成を示す図である。 上記表示装置にて行われる処理を示すフロー図である。 上記表示装置に表示されるフォルダ一覧画像の一例を示す図である。 上記表示装置に表示されるファイル覧画像の一例を示す図である。 上記表示装置に表示されるサムネイル配列画像の一例を示す図である。
符号の説明
1…表示装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…記憶部、15…電源、16…電源制御部、17…入出力部、18…操作ボタン、19…ペン検出部、20…VRAM、21…記憶性表示体、22…表示体制御部、101…距離測定部、102…位置特定部、103…表示内容判別部、104…フォルダ一覧画像生成部、105…ファイル一覧画像生成部、106…サムネイル配列画像生成部、107…画像データ書き込み部。

Claims (8)

  1. 階層的に連結されたデータ群を記憶するデータ記憶手段と、
    表示面を有する表示手段と、
    前記表示手段の表示面から利用者が操る操作子までの距離を測定する距離測定手段と、
    前記距離測定手段によって測定された距離に応じた階層を判別し、前記データ記憶手段に記憶されている、判別した当該階層に属するデータに基づいて、当該データの内容を前記表示面に表示させる制御手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離が小さいほど、下位の階層に属するデータの内容を前記表示面に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示手段の表示面上における前記操作子の位置を特定する位置特定手段を備え、
    前記制御手段は、或る階層に属するデータの内容が表示されているときに、前記位置特定手段により当該データの内容の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応するデータに連結された、前記或る階層よりも上位または下位の階層に属するデータの内容を前記表示面に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記データは、文章画像を表す文章データを含み、
    前記制御手段は、最下位の階層に属するデータの内容を前記表示面に表示させる場合には、最下位に属する文章データが表す文章画像の縮小画像を前記データの内容として前記表示面に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示手段の表示面において前記操作子が接触した位置を特定する接触位置特定手段を備え、
    前記制御手段は、前記縮小画像が表示されているときに前記接触位置特定手段により当該縮小画像の表示位置が特定された場合には、特定された表示位置に対応する文章データを前記データ記憶手段から読み出して、当該文章データが表す文章画像を前記表示面に表示させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記距離測定手段は、前記操作子から送信された、距離の測定を行うことを指示する信号を受け取ると、前記距離の測定を行う
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定された距離が第1の閾値以下の場合には、前記表示面に表示されているデータの内容を、当該データが属する階層よりも下位の階層に属するデータの内容に変更して表示させ、前記距離測定手段によって測定された距離が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上の場合には、前記表示面に表示されているデータの内容を、当該データが属する階層よりも上位の階層に属するデータの内容に変更して表示させる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. コンピュータを、
    階層的に連結されたデータ群を記憶するデータ記憶手段と、
    表示手段の表示面から利用者が操る操作子までの距離に応じた階層を判別し、前記データ記憶手段に記憶されている、判別した当該階層に属するデータに基づいて、当該データの内容を前記表示面に表示させる制御手段と
    して機能させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155698A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Renbao Computer Industry Co Ltd 電子装置およびその情報表示方法
JP2014232475A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置、電子機器、及び画像形成装置
JP2015103073A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 操作表示装置

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