JP2010022424A - 歯清掃器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の歯清掃器では、歯に付着している頑固な汚れを超音波振動する先端工具による掻き落とし機能だけで除去するようにしているので、該先端工具が接触した部分しか除去できず、しかも超音波振動だけの掻き落としでは十分な汚れ除去ができない。
【解決手段】 器体ケース1のヘッド部3に超音波発生回路12によって超音波振動させる超音波振動子6を設け、ヘッド部3に歯の清掃を行う先端工具8を取付けて、該先端工具8を超音波振動子6により超音波振動させるようにしているとともに、先端工具8に直流電源の−極の電極端子14を接続する一方、器体ケース1の外面適所に設けたアース板4に直流電源の+極の電極端子15を接続していることにより、歯に付着している汚れに対して、超音波振動による機械的な掻き落とし機能と電気的な分解機能の両方で汚れを除去できるようにしている。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、ヘッド部の先部に設けた先端工具を超音波振動させながら歯の汚れ部分に接触させることにより、歯の汚れを清掃する(剥離させる)ことができるようにした歯清掃器に関するものである。
歯科治療においては、歯又は歯間に付着している頑固に汚れ(例えば歯石)を除去するのに、超音波スケーラと称されている歯清掃器が汎用されている。尚、この種の歯清掃器(超音波スケーラ)の一例としては、特開平8−252267号公報(特許文献1)や、特開2007−167282号公報(特許文献2)等に示されるものがある。
この種の超音波スケーラ(歯清掃器)は、器体ケースのヘッド部に取付けた先端工具(スケーラチップ)を超音波発生回路により超音波振動させながら該先端工具の先部を歯又は歯間に付着している汚れ部分に接触させることにより、頑固な汚れ(例えば歯石)でも剥離させ得るようになっている。
尚、超音波スケーラに使用される先端工具は、各種形状のもの(例えば先端が尖ったフック状のもの、ヘラ状のもの等)があり、用途に応じて取り替えて使用される。
特開平8−252267号公報 特開2007−167282号公報
ところで、従来のこの種の歯清掃器(超音波スケーラ)では、先端工具(スケーラチップ)が超音波振動しながら歯の汚れ部分に接触することにより、該汚れ部分が歯石のような頑固に付着しているものであっても、その汚れ(歯石)をかなり有効に剥離させる(掻き落とす)ことができる。
ところが、従来の歯清掃器(超音波スケーラ)では、歯の汚れに対する剥離作用は先端工具が直接接触した部分にしか発生せず、しかも超音波振動だけの汚れ剥離作用では十分な汚れ除去ができないとともに、汚れ除去時間が長くかかっているのが現状である。
そこで、本願発明は、先端工具を超音波振動させることによる直接的な汚れ剥離機能に加えて、電気的に汚れを分解させて剥離させ易くし得るようにした歯清掃器を提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、歯や歯間に頑固に付着している汚れ(例えば歯石)を除去するための歯清掃器を対象にしている。
本願発明の歯清掃器は、ハンディタイプの器体ケースのヘッド部に超音波発生回路によって超音波振動させる超音波振動子を設け、ヘッド部に歯の清掃を行う先端工具を取付けて、先端工具を超音波振動子により超音波振動させるようにしているとともに、先端工具に直流電源の−極の電極端子を接続する一方、器体ケースの外面適所に設けたアース板に直流電源の+極の電極端子を接続していることを特徴としている。
本願の歯清掃器では、直流電源を通電すると、超音波発生回路及び超音波振動子により先端工具(歯の汚れに接触する)が超音波振動する一方、先端工具とアース板間が後述するように人体を通して通電するようになる。即ち、本願の歯清掃器を使用する際には、器体ケースを手で持って先端工具の先端部を口腔内の歯に接触させるが、そのとき手又は手指がアース板に接触する一方、先端工具が口腔内の水分(例えば唾液)に接触することにより、先端工具とアース板との間に人体を介して微弱電流が流れるようになる。尚、このとき、先端工具側が−極になり、アース板側が+極になるように設定している。
そして、先端工具とアース板間に電流が流れると、先端工具における口腔内の水分に接触している部分から該水分中に−イオンが連続して放出される。
他方、歯に付着している汚れ成分の多くは+極性のものであり、その汚れ部分(+極性)に先端工具から放出される−イオンが接触すると、該−イオンで+極性の汚れを分解する機能が生じ、歯の付着汚れが剥離し易くなる。
従って、歯の汚れ部分(+極性)に対して、先端工具の超音波振動(掻き落とし)による機械的剥離作用と、先端工具から連続放出される−イオンが接触することによる電気的分解作用とが同時に発生するようになり、歯に付着している汚れが頑固な場合であっても、上記両作用により歯の汚れの除去効率が良好になる。尚、汚れが歯から剥離した後は、口腔内を水で漱げばよい。
このように、本願発明の歯清掃器によれば、歯に頑固な汚れ(例えば歯石)が付着していても、先端工具の超音波振動(掻き落とし)による機械的剥離作用と、−極性の先端工具による電気的分解作用とが同時に発生するので、該両作用によって歯の汚れの除去効率が向上し、歯の汚れを短時間できれいに除去できるという効果がある。
又、本願の歯清掃器では、先端工具が直接汚れに接触しなくても、先端工具から連続放出される−イオンによって歯の汚れを電気的に分解できるので該汚れを除去し易くなるという効果もある。
図1〜図2を参照して本願実施例の歯清掃器を説明すると、この実施例の歯清掃器は、細長い器体ケース1を用いたハンディタイプ式のものが採用されている。尚、この実施例の歯清掃器は、歯科医業関係者が業務用に使用できるほか、一般家庭でも使用し得るものである。
器体ケース1は、基部側のかなり長い範囲に握り部2を有し、該握り部2の先部側に筒状のアース板4を介して半球状のヘッド部3を取付けて構成されている。
握り部2及びヘッド部3はプラスチック製であり、アース板4は通電性を有する金属製(ステンレス製)である。このアース板4は、図1に示すように器体ケース1を手で握ったときに、指Fが接触する位置にある。尚、このアース板4の取付位置は、器体ケース1を手で握ったときに、手のどこか(例えば手のひら)が接触する場所であればよい。
握り部2の内部には、図2に示すように基盤11と超音波発生回路12とイオン発生回路13とが組み込まれている。
ヘッド部3内には、取付台5が固定されている。この取付台5の前面には、超音波発生回路12によって超音波振動させる超音波振動子6が取付けられている。
取付台5には、ヘッド部3を貫通してヘッド部前方に突出する連結棒7が取付けられている。この連結棒7は、導電性を有する金属製(ステンレス製)である。尚、この連結棒7は、超音波振動子6に設けた穴を前後に貫通しているが、連結棒7と超音波振動子6とは接触していない(相互に通電しない)。又、この連結棒7の先端部には雌ネジが形成されていて、後述の先端工具8の基端部(雄ネジ)を着脱自在にネジ結合できるようになっている。
連結棒7の先端部には、歯又は歯間に付着した汚れを掻き落とすための先端工具(スケーラチップと称される)8が着脱自在に取付けられる。尚、先端工具8の取外し状態を図1に鎖線図示(符号8′)している。
この先端工具8は、通電性を有する金属(ステンレス)で製作されている。又、この先端工具8の基端部には雄ネジが形成されていて、上記連結棒7の先端部(雌ネジ)に着脱自在にネジ結合される。
又、この先端工具8は、用途に応じた各種形状のもの(例えば、先端が尖ったフック状のものや、角棒状のものや、へら状のもの等)を用意しておき、使用目的に応じた形状の先端工具8を連結棒7の先端部に付け替え得るようにするとよい。又、この歯清掃器(1台)を、一般家庭において複数人で使用するときには、同種形状の先端工具8を複数個用意しておいて、個人ごとに付け替えるようにしてもよい。
この歯清掃器は、直流電源で作動させるが、この実施例では、商業電源(図2のコンセント23)をA−D変換器(アダプター21)で直流に変換し、電気コードのコネクタ22を器体ケース1の接続口10に接続して、直流電流を歯清掃器に給電するようにしている。尚、他の実施例では、歯清掃器に使用される直流電源として、乾電池を使用することもできる。
アダプター21からの直流電流は、図2に示すように、コネクタ22からスイッチ9を介して基盤11に給電された後、該基盤11から超音波発生回路12及びイオン発生回路13にそれぞれ給電される。尚、超音波発生回路12及びイオン発生回路13は、図示していないがそれぞれ出力(電圧)調整機能を有したものが好ましい。
超音波発生回路12に通電されると、超音波振動子6を所定周波数(特に限定するものではないが、例えば400KHZ)で超音波振動させる。そして、該超音波振動子6が超音波振動すると、取付台5を介して連結棒7(先端工具8を含む)を超音波振動させるようになっている。
イオン発生回路13からは、一方の電極端子14が連結棒7に接続されている一方、他方の電極端子15がアース板4に接続されている。そして、この歯清掃器では、連結棒7に接続している電極端子14が−極で、アース板4に接続している電極端子15が+極になるようにしている。尚、連結棒7に連結される先端工具8も−極となる。
この実施例の歯清掃器は、次のように使用される。まず、図2に示すように、電源に接続した状態でスイッチ9をONにすると、超音波発生回路12により超音波振動子6を超音波振動させることにより、取付台5及び連結棒7を介して先端工具8を超音波振動させる。他方、このとき先端工具8が−極性でアース板4が+極性となる。
そして、この状態(スイッチ9のON状態)で、図2に示すように器体ケース1を作業姿勢に持って(アース板4に指Fが接触する)、先端工具8の先端部を口腔内の歯Tや歯間に付着している汚れ部分(例えば歯石)に当てる。すると、超音波振動している先端工具8により歯の汚れを機械的に掻き落とすとともに、先端工具8が口腔内の水分(唾液)に接触して、該先端工具8とアース板4間に人体を介して微弱電流が流れる。このとき、先端工具8が−極性になっており、該先端工具8における口腔内の水分に接触している部分から該水分中に−イオンが連続して放出される。
ところで、歯に付着している汚れ成分の多くは+極性のものであり、その汚れ部分(+極性)に先端工具8から放出される−イオンが接触すると、歯の付着汚れが電気的に分解されて剥離し易くなるという機能が発生する。
従って、歯の汚れ部分(+極性)に対して、先端工具8の超音波振動(掻き落とし)による機械的剥離作用と、先端工具8から連続放出される−イオンが接触することによる電気的分解作用とが同時に発生するようになり、歯に付着している汚れが頑固なものであっても、上記両作用により歯の汚れの除去効率が良好になる(歯の汚れを短時間できれいに除去できる)。又、先端工具8が直接汚れに接触しなくても、先端工具8から連続放出される−イオンによって歯の汚れを分解でき、該頑固に付着している汚れであっても除去し易くなるという機能もある。
本願発明の実施例に係る歯清掃器の側面図である。 図1の歯清掃器の使用状態を示す断面図(図1のII−II断面相当図)である。
符号の説明
1は器体ケース、2は握り部、3はヘッド部、4はアース板、6は超音波振動子、7は連結棒、8は先端工具、9はスイッチ、12は超音波発生回路、13はイオン発生回路、14は−極の電極端子、15は+極の電極端子、21は直流電源である。

Claims (1)

  1. ハンディタイプの器体ケース(1)のヘッド部(3)に超音波発生回路(12)によって超音波振動させる超音波振動子(6)を設け、前記ヘッド部(3)に歯の清掃を行う先端工具(8)を取付けて、該先端工具(8)を前記超音波振動子(6)により超音波振動させるようにしているとともに、
    前記先端工具(8)に直流電源の−極の電極端子(14)を接続する一方、前記器体ケース(1)の外面適所に設けたアース板(4)に直流電源の+極の電極端子(15)を接続している、
    ことを特徴とする歯清掃器。
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