JP2010018363A - Article management system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばファイルや書籍等の物品の収納区画から取り出しを利用者の取出権限に基づいて管理する物品管理システムに関する。 The present invention relates to an article management system that manages taking out of an article storage area such as a file or a book based on a user's takeout authority.
例えば企業や学校、病院、店舗等の組織では、保管してあるファイルや書籍等の物品の不必要な取り出しによる情報漏洩の防止等のため、所定の基準にて利用者に前記物品に関する取出権限を設定し、この取出権限に基づいて物品を管理することが多い。 For example, in organizations such as companies, schools, hospitals, stores, etc., in order to prevent information leakage due to unnecessary removal of stored items such as files and books, the user has the authority to take out the items according to predetermined standards. In many cases, the goods are managed based on the take-out authority.
従来、このような取出権限に基づく管理システムとしては、保管されたファイルの機密度に応じて設定されたファイルレベル値を含むファイル情報をファイル識別媒体から取得するファイル情報取得手段と、前記ファイルの利用権限に応じて利用者毎に設定した利用レベル値を含む利用者情報を利用者識別媒体から取得する利用者情報取得手段と、少なくとも取得したファイルレベル値および利用者レベル値に基づいて前記ファイルの取り出しを管理する記憶手段とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述した構成のシステムでは、ファイルレベル値および利用者レベル値に基づいて物品の取り出しを管理するので、前記ファイルレベル値および前記利用者レベル値による一定の基準にて区分けされた例えば、役員、管理職、開発部等といった系列毎にしかファイルの取出権限を設定できない可能性があり、物品の取出権限を詳細かつ柔軟に設定できない問題が考えられる。 However, in the system configured as described above, since the removal of articles is managed based on the file level value and the user level value, for example, officers classified according to a certain standard based on the file level value and the user level value. There is a possibility that the authority to extract a file can be set only for each line, such as a manager, a development department, etc., and there is a problem that the authority to extract an article cannot be set in detail and flexibly.
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、物品の取出権限を詳細かつ柔軟に設定できる物品管理システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of these points, and an object of the present invention is to provide an article management system capable of setting the authority for taking out articles in detail and flexibly.
本発明に係る物品管理システムは、複数の物品が保管される保管区画と、この保管区画からの前記各物品の取り出しを検知する検知手段と、利用者を識別する識別手段と、前記保管区画からの前記物品の取出権限を記憶する記憶手段と、前記検知手段で検知された検知情報および前記識別手段で識別された利用者識別情報に基づき、この利用者情報と対応する利用者に前記検知情報で特定された物品の取出権限の有無を、前記記憶手段からの取出権限情報に基づいて判断する管理手段とを具備した物品管理システムであって、各物品の前記保管区画からの取出権限が利用者群毎に設定され、各利用者が一または複数の利用者群に割り当てられており、前記管理手段は、前記保管区画から取り出された物品に対する取出権限を有する利用者群に前記利用者識別情報で特定される利用者が含まれるか否かを判断し、含まれている場合に前記物品の保管区画からの取り出しを許容するものである。 The article management system according to the present invention includes a storage section in which a plurality of articles are stored, a detection means for detecting the removal of each article from the storage section, an identification means for identifying a user, and the storage section. Based on the storage means for storing the article take-out authority, the detection information detected by the detection means and the user identification information identified by the identification means, the detection information is sent to the user corresponding to this user information. A management means for determining whether or not there is a right to take out the article specified in (4) based on take-out authority information from the storage means, wherein the right to take out each article from the storage section is used. Set for each user group, and each user is assigned to one or a plurality of user groups, and the management means is a user group having the authority to take out the articles taken out from the storage section. It determines whether include user identified by serial user identity, is to permit the removal from the storage compartment of the case that contains the article.
本発明によれば、物品の取出権限を詳細かつ柔軟に設定できる物品管理システムを提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the goods management system which can set the taking-out authority of goods in detail and flexibly can be provided.
以下、本発明の第1の実施の形態の構成について図1ないし図6を参照しながら詳細に説明する。 The configuration of the first embodiment of the present invention will be described in detail below with reference to FIGS.
図1および図2に示す物品管理システム1は、保管位置が設定された例えばファイルや書籍等の複数個の物品2を管理するシステムである。
The
物品2は、物品本体3を有し、物品本体3には固有識別情報(物品情報)を記録した非接触情報記録媒体であるRFID(Radio Frequency IDentification)タグ4が設けられている。なお、物品情報とは、例えば、物品内容、物品ID、保管場所、保管状態、取り出しに関するユーザ権限等、そのRFIDタグ4が対応する物品に関する情報が含まれるが、少なくとも固有識別情報としての物品IDを含んでいればよい。
The
物品管理システム1は、複数個の物品2を並べて保管可能な複数の保管具としての保管棚5を備えている。各保管棚5には複数の棚段6を有し、各棚段6は物品2が出し入れ可能に保管される保管区画7が設けられている。なお、同一の棚段6内に複数の保管区画7を設けてもよい。
The
物品管理システム1では、複数の保管区画7のうちのいずれかが物品2の保管位置として設定されている。
In the
物品管理システム1は、各保管区画7にそれぞれアンテナ装置8が設けられている。
In the
具体的には、アンテナ装置8は、保管棚5の各保管段6における背板部9に設けられ、同一の保管棚5に設けられた各アンテナ装置8は、マルチセレクタ10にてマルチドロップ接続されている。なお、アンテナ装置8は既設の保管棚5に後付けで設けることが可能である。アンテナ装置8は、図示しない送受信部、制御部、通信アンテナを有する。送受信部にてマルチセレクタ10側と情報を送受信し、制御部にて送受信部の送受信を制御し、通信アンテナにて誘導電磁界を形成する。通信アンテナにて形成された誘導電磁界内にRFIDタグ4が配置されると、電磁誘導作用によってRFIDタグ4に電圧が誘起され、送受信部とRFIDタグ4とが情報を通信する。
Specifically, the
物品管理システム1は、保管区画7からの物品2の取出権限を設定して記録する管理手段としての管理用PC(管理用パーソナルコンピュータ)13と、各保管棚5に設置され、リーダライタコントローラ11およびマルチセレクタ10を介してアンテナ装置8に接続され、保管区画7からの物品2の取り出しを管理する管理手段としての管理ユニット14とを備えている。
The
管理用PC13では、各物品2の保管区画7からの取出権限が利用者群毎に設定され、各利用者が一または複数の利用者群に割り当てられている。
In the
管理ユニット14および管理用PC13は物品の保管状況を管理する管理手段として機能するが、本実施の形態においては管理用ユニット13のみでも管理手段として機能し得る。なお、管理手段は、保管区画7から取り出された物品2に対する取出権限を有する利用者群に利用者識別情報で特定される利用者が含まれるか否かを判断し、含まれている場合に物品2の保管区画7からの取り出しを許容する。
The
管理ユニット14は、各保管棚5に設置され、アンテナ装置8を介して、対応する保管棚5内に保管された物品2のRFIDタグ4から物品IDを取得し、保管区画7内に保管された物品2の保管状況を管理する。管理用PC13は、各管理ユニット14から物品2の保管状況に関する情報を取得して、各保管棚5における物品2の保管状況を管理する。
The
図3および図4に示すように、管理ユニット14は、非接触型のICカード19と利用者情報を通信可能なICカード通信装置20と、表示手段24および操作手段25が設けられたマンマシン26と、サブ基板20と、メイン基板28とから構成されている。ICカード通信装置20およびマンマシン26はそれぞれサブ基板20と通信可能であり、また、サブ基板20とメイン基板28は通信可能である。メイン基板28は、管理用PC13およびリーダライタコントローラ11を介してアンテナ装置8と通信可能であり、サブ基板20およびメイン基板28にて情報を収集し、対応する保管棚5の物品2の保管状況を管理する。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
管理用PC13は、利用者に対する各物品2の保管区画7からの取り出しの可否を示す取出権限等の物品情報や利用者情報が記録された記憶手段としての管理サーバ15と、管理サーバ15の情報を出力表示する表示手段16と、物品2の検索や物品2の保管状況に関する情報を変更する際等に使用する入力手段17と、物品2およびICカード19と通信可能な管理用RFID通信装置30とが設けられている。なお、物品情報は、取出権限の他に、例えば、物品名、物品内容、物品管理番号、保管位置、保管状態等物品に関する情報である。また、利用者情報とは、利用者名、利用者登録番号、利用者郡等の登録された各利用者に関する情報である。
The
取出権限は、利用者毎に設定される。例えば、役員、管理職、開発部、企画部、営業部等の企業に関する利用者群毎に取出権限を発行するように設定され、役員および開発部のみが取り出し可能、開発部および企画部のみが取り出し可能というように、一定の基準にとらわれることなく、取出権限を自由に設定できる。また、利用者郡の中でも、利用者(個人)毎に取出権限を発行して、取出権限を設定可能である。 The extraction authority is set for each user. For example, it is set to issue the extraction authority for each user group related to companies such as officers, managers, development department, planning department, sales department, etc., and only officers and development department can take out, only development department and planning department The extraction authority can be freely set without being bound by a certain standard, such as being removable. Further, even within the user group, it is possible to issue a take-out authority for each user (individual) and set the take-out authority.
管理サーバ15には、基準情報も格納されている。基準情報は、一の物品2の保管区画7からを取り出した利用者が、この物品2について取出権限を有する複数の利用者群に属する場合に、いずれの利用者群の利用者として扱うかという情報である。基準情報は、各組み合わせについてそれぞれ設定してもよいが、例えば、貸出可能期間が長く設定されている方の利用者群として取り扱うといった条件情報であってもよい。例えば、ある物品2を取り出そうとしている利用者が開発部の担当役員であり、この物品2が役員と開発部に対して取出権限が割り当てられており、役員に対しては持ち出し可能期間が一週間、開発部員に対しては二日と設定されている場合に、この利用者を持ち出し可能期間が長い方の利用者群に属する(役員の利用者群に属する)と判定するとする条件情報である。
The
ICカード19は、ICカード19の固有の情報であるカードIDやICカードが付与される利用者の利用者情報が記録されたICチップ(図示せず)が設けられたカード体であり、特定の利用者に付与される。すなわち、各利用者は、所定のICカード19を所有していることとなる。なお、利用者情報をカードIDと対応させて管理用PC13が記憶していてもよい。すなわち、管理用PC13が、管理ユニット14を介してICカード19からカードIDを所得し、このカードIDに対応した利用者情報を検索することで、ICカード19の所有者を把握する構成にしてもよい。当然、ICカード19にユーザIDのみが記憶されていてもよい。ICカード19にユーザIDのみが記憶されていてもよい。
The
ICカード通信装置20は、外面に通信面21を有するアンテナ部22を備え、通信面21より外面側には、鉛直方向の上端部が通信面21から離間する方向へ回動可能に取り付けられ、ICカード19を保持するカード保持板23が設けられている。
The IC
アンテナ部22は、図示しない送受信部、制御部、通信アンテナを有し、アンテナ装置8と同様にICカード19と通信を行い、ICカード19から情報を取得する。
The
カード保持板23は、略矩形状で、上端部が通信面21から離間する方向へ回動可能に取り付けられている。ICカード19は、通信面21とカード保持板23との間に挿入され、通信面21上に保持される。
The
管理ユニット14は、アンテナ装置8を用いて常時RFIDタグ4と通信を行い、各保管区画7にどの物品2が保管されているかを把握する。そして、物品2が保管区画7から取り出された際、ICカード通信装置20に、カード保持板23と通信面21との間に配置されたICカード19と通信を行わせ、ICカード19に格納された情報を取得する。これにより、各保管区画7に保管されている物品2の情報を管理できるとともに、保管区画7から物品2が取り出された際にICカード通信装置20にセットされていたICカード19が何であるかということを管理できる。ICカード19は上記の通り各利用者にユニークであるため、管理ユニット14は、保管区画7から物品2が取り出された際の利用者を特定することができる。このように管理ログを取れば、後日、物品2をいつ誰が取り出したか、閲覧したかを把握することができる。
The
また、管理ユニット14は、取出権限のない者によって物品2が保管区画7から取り出されたことやICカード19をICカード通信装置20にセットされない状態で物品2が保管区画7から取り出されたこと等のいわゆる不正取り出しを把握することもできるため、不正取り出しを検知した際に図示しないスピーカ部を用いて警報を発したり、表示手段24にエラー表示したり、その旨を管理用PC13に通知するといった処理を行うことができる。当然、物理的な不正取り出し防止手段(例えば保管棚5が設けられた部屋の自動扉)を用いて不正取り出しを防止するように構成することもできる。
Further, the
管理サーバ15は、各保管棚5に設置された各管理ユニット14と例えば一日一回、一時間に一回等のような所定のタイミングにて通信することにより、各管理ユニット14から物品2の保管状況に関する情報を収集し、物品2や物品2の保管に関する情報を記録して管理DB(管理データベース)を構築し、物品2に関する情報を管理記憶する。したがって、おおむね、物品2の保管区間7における管理は各管理ユニット14が行い、管理サーバ15は各管理ユニット14に共通の情報(例えば新規利用者に関する情報)の設定作業を担う。なお、管理DBに記録される物品2や物品2の保管に関する情報としては、物品2の保管位置、物品2の保管状況、ユーザ権限、物品2の貸出先、物品2の貸出期限等がある。したがって、管理DBを参照すれば、物品2が保管されている保管区画7、物品2の保管状況(貸し出し中か否か等)、物品2を過去に取り出した者の一覧(ログ)、不正取り出しされた物品2の一覧(ログ)などの情報が得られる。また、ICカード19(カードID)と利用者とを対応づける情報や物品2毎の利用者の閲覧権限情報等の各管理ユニット14で用いる情報を作成し、この情報を各管理ユニット14へ定期的に送信するなどすれば、管理ユニット14毎にこれらの情報を設定する必要がなくなり、また、各管理ユニット14で共通の(すなわちずれのない)情報に基づいた処理を行うことが可能となる。
The
物品管理システム1は、例えば部署毎に設置され、物品2の保管状況に関する情報を閲覧したり、所望の物品を検索したりするための複数の閲覧用PC(閲覧用パソコン)31,31や物品2に関する情報を印刷するプリンタ32、ラベルライタ33等を備えている。上記したように管理ユニット14が不正取り出しを検出した際、その旨を管理用PC13に通知するようにした場合には、管理用PC13は、その旨を自身で報知するだけでなく、閲覧用PC31やプリンタ32等を用いて利用者に提示してもよい。
The
管理ユニット14、管理用PC13、閲覧用PC31,31、プリンタ32、ラベルライタ33は、ネットワーク34を介して接続されてそれぞれが通信可能となっている。
The
そして、管理ユニット14は、物品2が保管区画7から取り出された際に、アンテナ装置8から検知情報を取得し、ICカード通信装置20からの利用者識別情報を取得し、管理用PC13から取出権限情報を取得して、これら検知情報、利用者識別情報、取出権限情報に基づいて、例えば、利用者の取り出しが、取出権限に則した取り出しか否かを判断して、保管区画7からの物品2の取り出しを管理する。
Then, when the
すなわち、物品2のRFIDタグ4がアンテナ装置8と通信可能となったことを検出すると、この物品2について取出権限が付与されている利用者群を判断するとともに、ICカード通信装置20にセットされたICカード19に格納された情報からICカード19が付与されている利用者を判断し、この利用者が上記利用者群に含まれるか否か検討する。この利用者が上記利用者群に含まれている場合には、この取り出し行為が許容されたものであるとし、この利用者が属する利用者群に応じた管理(例えば、閲覧のみの許可、持ち出し期限の設定等)を行う。利用者が複数の利用者群に属する場合には、上記基準情報に基づき、いずれの利用者群として扱うべきかを判定し、この判定により導かれた一つの利用者群に属する利用者として取り扱う。
That is, when it is detected that the
次に、物品管理システム1による物品2の管理方法について説明する。
Next, a method for managing the
物品管理システム1は、基本的に各管理ユニット14が管理下の保管区画7の状況を把握して管理するが、上記のように管理用PC13と情報を通信して例えば新規に登録された利用者の情報(カードIDやこれに対応付けられた閲覧権限情報など)を最新のものにする。また、管理用PC13において全ての保管区画7の状況等を把握できるように管理状況を報告する。これらの処理を行うための通信は、常時行う必要はなく、定期的に通信を行い、その際差分データについてやりとりを行うようにすれば、特に既存のネットワーク34を用いる場合にこれに大きな付加をかけずに済む。したがって、以下では一つの管理ユニット14における動作に着目して説明を行う。
In the
図5は、物品2が保管区画7内から取り出された際の処理の流れを示すフローチャートである。
FIG. 5 is a flowchart showing a process flow when the
管理ユニット14は、アンテナ装置8を介して保管棚5の各保管区画7に保管された各物品2のRFIDタグ4と常時通信し、保管区画7内の物品2の物品情報を取得して(ステップ1)、対応している保管区画7内にある物品を把握する。
The
今回取得した保管区画7内の物品情報を一時的に保存し、今回取得した物品情報と前回取得した物品情報とを比較し(ステップ2)、対応する保管区画7内の物品の保管状況に変化があったか否かを判断する(ステップ3)。 The article information in the storage section 7 acquired this time is temporarily stored, the article information acquired this time is compared with the article information acquired last time (step 2), and the storage status of the article in the corresponding storage section 7 is changed. It is determined whether or not there has been (step 3).
変化があった場合、すなわち、物品2が保管区画7から取り出された場合、管理DBから取得した前回の物品情報から今回取得した物品情報を差し引き、取り出された物品2を特定する(ステップ4)。
When there is a change, that is, when the
管理ユニット14は、ICカード通信装置20がICカード19と通信可能か否かを判断する(ステップ5)。この際、管理DBに登録されているICカード19がICカード通信装置20の通信面21上に配置されている場合のみ通信可能と判断する。
The
ICカード通信装置20がICカード19と通信可能である場合は、ICカード19から利用者情報を取得して(ステップ6)利用者を特定し、利用者にユーザ権限(取出権限)があるか否かを判断する(ステップ7)。すなわち、保管区画7から取り出された物品2に対する取出権限を有する利用者群に利用者識別情報で特定される利用者が含まれるか否かを判断する。また、保管区画7からを取り出した利用者が、この物品2について取出権限を有する複数の利用者群に属する場合には、基準情報に基づいていずれの利用者群の利用者として扱うかを判断するようにしてもよい。
If the IC
利用者にユーザ権限がある場合には、管理ユニット14は、物品2が保管区画7から適正に取り出されたことを示す適正取出ログを記録して、ログ管理する(ステップ8)。
If the user has the user authority, the
上記の通り管理ユニット14は、管理用PC13と定期的に通信を行い(ステップ9)、通信が確立した際、差分情報として上記ログの更新に伴う情報を管理用PC13に送信する。
As described above, the
管理用PC13は、例えば物品の保管状況を保管中から貸し出し中に変更し、物品2を取り出した利用者を記録し、貸出期限を記録する等して管理DBを更新する(ステップ10)。
For example, the
未登録のICカード19が通信面21上に配置されたり、ICカード19が通信面21上に配置されていなかったりして、ICカード通信装置20とICカード19とが通信不可と判断した場合(ステップ5/NO)や、ICカード19が通信可能であっても、利用者にユーザ権限がないと判断した場合(ステップ7/NO)は、これらの旨を管理ユニット14の表示手段17に表示して報知(ステップ11)する。表示手段17にて報知すると同時に警告音が発生するよう設定する等してもよい。
When the IC
また、管理ユニット14は、保管区画7に上記物品2が存在しないことのログおよびその存在しない理由が不正に取り出されたことを示す不正取出ログを記録する(ステップ12)。
In addition, the
管理ユニット14は、管理用PC13と通信して不正取り出しが発生した旨等の情報を送信し(ステップ13)、この情報に基づいた処理(閲覧用PC31に上記情報を電子メールなどで送信する処理)を行う。管理用PC13は、上記不正取り出しが発生した旨等の情報に基づいてログ管理や管理DBの更新を行ってもよく、また、その場では行わずに定期的な通信時における差分データに基づいてこれらの処理を行ってもよい。
The
なお、本実施の形態では、物品2の取り出しに対して、保管状況や貸出期限等を更新して物品を管理する構成としたが、このような構成には限定されず、物品2の取り出しを検知して、その取り出しが適正か否かを判断し、判断結果を報知できる構成であればよい。
In the present embodiment, with respect to taking out the
図6は、物品2が保管区画7内へ返却された際の処理の流れを示すフローチャートである。
FIG. 6 is a flowchart showing a processing flow when the
物品2が保管棚5の保管区画7へ返却されると(ステップ21)、管理ユニット14はアンテナ装置8を介して返却された物品2のRFIDタグ4を検知し、物品2を特定して物品情報を取得する(ステップ22)。
When the
物品情報から、物品2が返却された保管区画7と保管位置情報にて示される保管区画7とが一致しているか否か、すなわち、返却位置が正しいか否かを判断し(ステップ23)、返却位置が正しい場合は、正しく返却されたという正返却ログを記録する(ステップ24)。管理用PC13との定期通信時(ステップ25)に上記の通り差分情報を送信する。管理用PC13は、この差分情報に基づき、物品2の保管状況を貸し出し中から保管中に変更する等して管理DBを更新する(ステップ26)。
From the article information, it is determined whether or not the storage section 7 to which the
管理ユニット14は、物品2の返却位置が正しくない誤返却であると判断した場合(ステップ23/NO)、その旨が表示手段16にて報知する(ステップ27)。当然、他の手段によって利用者に返却位置が正しくないことを報知してもよく、複数の報知手段を組み合わせてもよい。返却位置が正しい位置に戻された場合には、管理ユニット14は報知を中止し、ステップ24に移行する。
When the
管理ユニット14は、所定時間返却位置が正しくない状態を検出した場合、検出位置が正しくない旨のログを取り(ステップ28)、管理用PC13にその旨を通信する(ステップ29)。管理用PC13は、管理用DBを更新して上記物品2が所定外の保管区画7に存することを閲覧者が把握可能にする。
When the
なお、物品管理システム1は、誤返却に対して、間違って返却された場所を物品2の保管場所として物品情報を変更するように管理DBを更新する構成としてもよい。
Note that the
また、物品管理システム1は、誤返却に対して、管理ユニット14の表示手段24にて正しい返却位置を表示し、誤返却した利用者に正しい返却位置に返却し直すように促す構成にしてもよい。
In addition, the
さらに、物品管理システム1は、誤返却と判断すると、管理担当者に誤返却を報知し、管理担当者に正しい位置に返却し直すように促す構成にしてもよい。
Further, the
物品管理システム1では、上記の取出処理、返却処理の他に、管理用RFID通信装置18にRFIDタグ4を通信して、管理用PC13にて物品2の物品情報の追加や変更をしたり、管理用RFID通信装置18に未使用のRFIDタグ4を通信して、管理用PC13にて未登録の物品2の物品情報を新規登録したりする物品情報登録処理を行うことができる。この物品情報登録処理の際に、取出権限が設定可能であり、取出権限は適宜変更可能である。
In the
物品管理システム1は、管理用RFID通信装置18にICカード19を通信させて管理用PC13にて利用者情報の追加や変更をしたり、管理用RFID通信装置18に未使用のICカード19を通信させて未登録の利用者の利用者情報を新規登録したりする利用者情報登録処理を行うことができる構成としてもよい。
The
物品管理システム1は、物品2を保管区画7から取り出す前にICカード19を通信させて、所定の物品2を借りるための予約(前宣言)をできる構成としてもよい。
The
物品管理システム1は、例えば貸出期限の前日等の所定のタイミングで利用者や管理担当者に電子メール等により貸出期限が迫っていることを報知する貸出期限徒過報知処理を行うことができる構成としてもよい。
The
そして、上述したように、物品管理システム1では、管理ユニット14が、アンテナ装置8から取得した検知情報、ICカード通信装置20から取得した利用者識別情報(利用者情報)に基づき、利用者識別情報と対応する利用者に検知情報で特定された物品2の取出権限の有無を、管理サーバ15からの取出権限情報に基づいて判断し、保管区画7内からの物品2の取り出しや保管区画7内への物品2の返却が適正なものか不正なものかを判断して物品2を管理する。
As described above, in the
このような物品管理システム1によれば、各物品2の保管区画7からの取出権限が利用者群毎に設定され、各利用者が一または複数の利用者群に割り当てて設定できる管理用PC13と、取出権限を記録する管理サーバ15とを具備するので、例えば、役員、管理職、開発部、企画部、営業部等の企業に関する利用者群毎に取出権限を発行するように設定し、役員および開発部のみが取り出し可能、開発部および営業部のみが取り出し可能というように、一定の基準にとらわれることなく取出権限を自由に設定できる。したがって、保管区画7からの各物品2の取出権限を詳細かつ柔軟に設定でき、よりきめ細やかに物品2を管理できる。
According to such an
管理サーバ15には、一の物品2の保管区画7からを取り出した利用者が、この物品2について取出権限を有する複数の利用者群に属する場合に、いずれの利用者群の利用者として扱うかという基準情報も格納されているので、基準情報に基づいて柔軟に管理できる。
In the
物品管理システム1にて管理する物品2に、取出権限に応じて目印部(図示せず)を設けてもよい。この目印部は、例えば色等にて取出権限に応じて異なる目印が形成される。この場合、利用者群毎に色を定め、取出権限がある利用者群の色を有する目印部を物品2の一部に設けると、取出権限を有する利用者群が一目で分かり、利用者が物品2の取出権限を認識し易い。保管区画7には略同等形状の物品2(例えばファイルなど)が多数保管されるため、各物品2は、それぞれの内容を記した様々な情報がタグや見出し部によって外部から視認されるように表示される。したがって、利用者は、多数の情報の中から取出権限に関する情報を抽出することは困難である。一方で上記システムによれば、利用者が誤って取出権限のないファイルを取り出してしまうと不正取り出しフローを開始してしまう。そのため、利用者や管理者は誤りが発生する都度フローを止める処理を行う必要がある。また、間違って取り出してしまっただけであるにも関わらず不正取り出しログが取られてしまうため、後日ログの解析が必要になった際に不要な情報(誤った取り出しに起因したログ)が多数混ざってしまっており解析が困難となり、また、上記利用者に不正取り出しの嫌疑がかけられかねない。
A mark part (not shown) may be provided in the
目印部、特に色は、他の情報(例えばファイル名や保管年限などの文字情報)の中でも目立ちやすく、かつ、他の情報と区別し易いため、利用者の注目を引きやすく、かつ、利用者が認識しやすい。そのため、利用者は物品に付加された取出権限に関する情報を把握し、取出権限のないファイルが取り出される可能性が極めて低くなり、上記したような問題の影響を極めて小さくすることができ得る。 The mark part, especially the color, is easily noticeable among other information (for example, character information such as file names and storage dates), and is easily distinguishable from other information. Is easy to recognize. Therefore, the user grasps the information regarding the extraction authority added to the article, and the possibility that a file without the extraction authority is extracted becomes extremely low, and the influence of the above-described problem can be extremely reduced.
物品管理システム1の管理対象物がファイルである場合は、物品2に関する物品情報登録処理をすると、自動的にプリンタ32にてファイルに対応した背見出しが印刷される機能や、背見出しを印刷するように利用者や管理担当者に促す機能を備え、背見出しに取出権限に応じた目印部が印刷される構成にしてもよい。
When the management object of the
物品管理システム1はICカード19の印刷機能を備え、ICカード19に利用者の取出権限に応じて目印部と同様の目印を印刷できる構成にしてもよい。このような構成にすることにより、物品2を保管区画7から取り出す際に、利用者が物品2の目印部とICカード19の目印とを見比べるだけで物品2の取出権限を極めて容易に把握できるので好ましい。
The
ICカード通信装置20にICカード19がセットされた際、このICカード19で特定される利用者が属する利用者群を表示手段24に表示してもよい。この際、物品2に目印部が付加されている場合には、表示手段24には利用者が持ち出し可能な物品2の目印部を表示するとよい。特に、目印部として色を用いる場合には、表示手段で色を発すれば、利用者に当該情報が極めて効果的に確認することができるため、誤った取り出しを極めて効果的に防止し得る。
When the
物品管理システム1は、取出権限のない利用者による物品2の取り出し回数を検出し、取出権限のない取り出しの回数が一定値を越えた物品2に対して、取出権限の変更を管理担当者に推奨する構成としてもよい。このような構成とすることによって、より取り出しや貸し出しの実態に適応した取出権限を設定できる。
The
管理ユニット14は、所定のタイミングで管理用PC13と差分データを通信し、差分データに基づいて対応する保管棚5内の物品の保管状況を管理するので、ネットワーク34に負担がかかり難い。したがって、ネットワーク34がダウンし難く、より確実に物品2の保管区画7からの取り出しを管理できる。また、ネットワーク34がダウンしても、物品2の取り出しや返却が検知できる。
Since the
物品管理システム1は、物品2が取り出された際に、登録されたICカード19と通信できない場合や、取出権限のない取り出し等のような不正な取り出しを検知した場合に、不正取出ログを記録してログ管理するので、情報漏洩等の不正があった際に情報漏洩元を捜索し易い。
When the
物品管理システム1は、取出権限のある物品2が保管区画7から取り出された際に、適正取出ログおよび不正取出ログとは別に、一時取出ログを記録する構成にしてもよい。
The
一時取出ログは、保管区画7内に保管された複数の物品2の中から所望の物品2を手作業で探す際において、ICカード19をICカード通信装置20の通信面21上に配置したままの状態にて、利用者に取出権限のある複数の物品2を一時的に出し入れして確認する場合に、その場で確認しただけとされるログである。物品管理システム1をこのような構成とすることにより、物品2が取り出された際に、適正取出ログおよび不正取出ログと一時取出ログとを区別して記録してログ管理するので、物品2の貸し出し履歴をより詳細に記録でき、情報漏洩等の不正があった場合に情報漏洩元を捜索し易い。
In the temporary retrieval log, when the desired
なお、物品2の一時的な出し入れに対しては、ログを記録しないという構成であってもよい。すなわち、ICカード19を通信面21上に配置している状態では、利用者に取出権限のある物品2の出し入れに対するログは記録されず、物品2を自由に閲覧できるようにしてもよい。
In addition, the structure which does not record a log with respect to temporary taking in and out of the articles |
物品管理システム1は、物品移動モードを設定可能にしてもよい。物品移動モードとは、ICカード19を通信面21上に配置したままの状態にすると、アンテナ装置8がRFIDタグ4と通信せず自由に物品2を移動でき、物品2の移動が完了し、ICカード19を通信面21上から離してICカード通信装置20がICカード19と通信できなくなった際の物品2の位置を新たな物品2の保管場所として設定し直し、管理DBを更新するモードである。
The
このような構成とすることにより、複数の物品2の保管場所を移動する際に、各物品2の新たな保管場所を一つずつ設定しなおす必要が無いので、物品2の移動作業が極めて容易になる。なお、このような構成の場合であっても、取出権限は管理し、権限のない物品2が触られたか(アクセスされた可能性があるか)を検証するためのログを記録してもよい。
By adopting such a configuration, when moving the storage locations of the plurality of
物品管理ユニット14は、管理用PC13に設けられた管理用RFID通信装置18を用いて、アンテナ装置8が設けられていない保管具に保管された非管理物品についても管理可能な構成としてもよい。この構成では、非管理物品にRFIDタグ4を設け、管理用RFID通信装置18にて非管理物品のRFIDタグ4と通信し、取出権限を登録して管理する。
The
物品管理システム1は、管理DBに保管棚5の保管区画7の幅や棚の段数等の棚情報を記録し、物品情報として物品2の幅を記録して、棚情報と物品情報とから、どの保管棚5のどの保管区画7にどの物品2を保管するかを提案する構成にしてもよい。この構成では、新規の物品2を新たに保管する際や物品2を移動する際等に保管場所が提案される。保管場所の提案に際しては、新規の物品2の物品情報を管理DBに登録すると、棚情報、保管棚5の収納状況、物品情報に基づいて、新規の物品2が保管可能な保管場所を物品管理システム1が判断して提示する。そして、この提示された場所の中から利用者に保管場所を選択させ、選択された場所をその物品2の保管場所として登録する構成や、提示された場所の中で利用者が初めて新規の物品2を保管した場所を保管場所として登録する構成とされる。また、保管場所の提案に際しては、棚情報、保管棚5の収納状況、物品情報に基づいて関連する物品2が連続して保管されるか、または、関連する物品ができるだけ近くに保管されるように保管レイアウトを計算し、物品2の移動や新規の物品の移動を促す構成としてもよい。
The
物品管理システム1は、各保管区画7毎に優先度を設定できる構成としてもよい。この構成では、保管棚5の設置場所や保管棚5における保管区画7の高さ等に基づき、物品2が出し入れし易い保管区画7の優先度を高く設定して、使用頻度に応じて物品管理システム1が保管場所の最適プランを提案する。なお、保管区画7の優先度の設定は、自動で設定される構成でも、管理担当者や利用者にて手動で設定される構成であってもよい。
The
物品管理システム1は、貸出先である部署や利用者等の貸出傾向に応じて物品2の保管場所の移動を提案する構成にしてもよい。この構成では、ある部署に設置された保管棚5に保管された物品2の他部署員による貸出頻度が、所定の値以上になった場合、その使用頻度が多い部署の保管棚5に保管場所を移動するように提案する。
The
物品管理システム1は、物品2の貸出頻度に応じて貸出期限の変更を提案する構成にしてもよい。この構成では、物品の実際の貸出平均日数が、あらかじめ設定された貸出期限の日数を越えている場合、貸出期限の変更を提案し、貸出実体に合った保管を促すことができる。
The
物品管理システム1では、保管棚5に設置された管理ユニット14が、保管棚5の一部に載置されただけの構成でも、保管棚5に対して鍵等のロック手段にて固定された構成でもよい。そして、保管棚5に管理ユニット14が載置されただけの場合は、ユニット用RFIDタグを設け、物品管理システム1にて管理ユニット14の設置状態も管理可能な構成にしてもよい。このような構成にすることで、管理ユニット14の盗難が報知可能であり、盗難を防止できる。
In the
なお、本実施の形態では、検知手段としてアンテナ装置8を用い、識別手段としてICカード通信装置20を用いて、RFID技術により物品2の保管区画7からの取り出しを取出権限に基づいて管理する構成としたが、このような構成には限定されず、保管区画7からの物品2の取り出しを取出権限に基づいて管理できる構成であればよい。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、ICカード通信装置20が管理ユニット14に一体的に設けられた構成としたが、このような構成には限定されず、管理ユニット14とICカード通信装置20とが通信可能であればよい。
In the present embodiment, the IC
上記物品管理システム1は、ファイルや書籍等のように機密情報等を含み、一般的に閲覧制限が設けられて保管されるものの管理に好適である。さらに、外観からは識別し難いファイルの管理により好適である。
The
1 物品管理システム
2 物品
7 保管区画
8 検知手段としてのアンテナ装置
13 管理手段としての管理用PC
14 管理手段としての管理ユニット
15 記憶手段としての管理サーバ
20 識別手段としてのICカード通信装置
DESCRIPTION OF
14 Management Unit as
Claims (4)
この保管区画からの前記各物品の取り出しを検知する検知手段と、
利用者を識別する識別手段と、
前記保管区画からの前記物品の取出権限を記憶する記憶手段と、
前記検知手段で検知された検知情報および前記識別手段で識別された利用者識別情報に基づき、この利用者情報と対応する利用者に前記検知情報で特定された物品の取出権限の有無を、前記記憶手段からの取出権限情報に基づいて判断する管理手段とを具備した物品管理システムであって、
各物品の前記保管区画からの取出権限が利用者群毎に設定され、各利用者が一または複数の利用者群に割り当てられており、
前記管理手段は、前記保管区画から取り出された物品に対する取出権限を有する利用者群に前記利用者識別情報で特定される利用者が含まれるか否かを判断し、含まれている場合に前記物品の保管区画からの取り出しを許容する
ことを特徴とする物品管理システム。 A storage compartment for storing multiple items;
Detecting means for detecting the removal of each article from the storage compartment;
An identification means for identifying the user;
Storage means for storing authority to take out the article from the storage section;
Based on the detection information detected by the detection means and the user identification information identified by the identification means, whether or not the user corresponding to the user information has the right to take out the article specified by the detection information, An article management system comprising management means for judging based on take-out authority information from the storage means,
The right to take out each article from the storage section is set for each user group, and each user is assigned to one or more user groups,
The management means determines whether or not a user specified by the user identification information is included in a group of users having the authority to take out the articles taken out from the storage section. An article management system characterized by allowing an article to be taken out from a storage compartment.
前記記憶手段は、利用者が同一の物品に対する保管区画からの取り出しが許容された2以上の利用者群に属する際に、いずれの利用者群に属する取出条件に関する情報を採用するかの基準情報が記憶されており、
前記管理手段は、利用者識別情報で特定された利用者が含まれる利用者群が複数である場合に、前記基準情報に基づき一の取出条件に関する情報を選択し、この情報に基づいて前記利用者に前記保管区間からの前記物品の取出条件を付与する
ことを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。 The extraction authority information includes information on the extraction conditions such as the period during which it can be extracted.
When the user belongs to two or more user groups that are permitted to be taken out from the storage section for the same article, the storage means is information on criteria for determining information relating to an extraction condition belonging to which user group Is remembered,
When there are a plurality of user groups including the user specified by the user identification information, the management unit selects information on one extraction condition based on the reference information, and uses the usage based on the information. The article management system according to claim 1, wherein a condition for taking out the article from the storage section is given to a person.
ことを特徴とする請求項1または2記載の物品管理システム。 The article management according to claim 1 or 2, wherein the article is provided with a mark portion corresponding to a group of users having the right to take out at a position where the article is visible from the outside when stored in the storage section. system.
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の物品管理システム。 The article management system according to any one of claims 1 to 3, wherein each mark portion is classified by color.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008178508A JP2010018363A (en) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | Article management system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008178508A JP2010018363A (en) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | Article management system |
Publications (1)
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JP2010018363A true JP2010018363A (en) | 2010-01-28 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014227247A (en) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | グローリー株式会社 | Article management system |
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2008
- 2008-07-08 JP JP2008178508A patent/JP2010018363A/en active Pending
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