JP2010017753A - リフロー炉模擬試験用小型加熱炉 - Google Patents

リフロー炉模擬試験用小型加熱炉 Download PDF

Info

Publication number
JP2010017753A
JP2010017753A JP2008182202A JP2008182202A JP2010017753A JP 2010017753 A JP2010017753 A JP 2010017753A JP 2008182202 A JP2008182202 A JP 2008182202A JP 2008182202 A JP2008182202 A JP 2008182202A JP 2010017753 A JP2010017753 A JP 2010017753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
furnace
temperature
housing
reflow furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008182202A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Mitsuhara
雅行 光原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2008182202A priority Critical patent/JP2010017753A/ja
Publication of JP2010017753A publication Critical patent/JP2010017753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】鉛フリー半田等のリフロー炉内での挙動を、リフロー炉と同等の昇温・降温のもとに模擬的に正確にX線透視を用いて観察することのできるリフロー炉模擬試験用小型炉を提供する。
【解決手段】X線透過率の高い材料により内部に厚さの薄い偏平な空間が形成される開閉可能な筐体10を炉体とし、その筐体10内に、偏平な空間の広がり方向に沿って一様に小径ヒータ2a,2bを設けるとともに、筐体10にはその内部空間を冷却するためのペルチェ素子3a,3bを設け、これらの小径ヒータ2a,2bおよびペルチェ素子3a,3bを、筐体10内の温度があらかじめ設定されている昇温・降温曲線に一致するように駆動制御することにより、高い温度応答性と炉内温度の均一性を実現し、リフロー炉による半田の温度変化と同等の変化を実現しつつ、その挙動をX線透視装置を用いて観察することを可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、リフロー炉の昇温・降温時における半田の挙動を、X線透視装置を用いて模擬的に観察するためのリフロー炉模擬試験用小型加熱炉に関する。
半田リフロー炉による昇温および降温時の半田ボールの溶融並びに固化の状況、その間のボイドの生成状況等の挙動を観察する方法として、従来、X線透視装置を用いた方法が知られている。
X線透視装置と加熱装置と組み合わせた装置として、従来、X線発生装置とX線検出器との間に、防護箱を兼ねる反射板を備えた加熱装置を配置し、その内部に熱源としてハロゲンランプや赤外線ランプ等からなる熱光源を設け、その熱光源はX線照射範囲外に配置した構造のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、X線透視装置を用いて模擬的に半田の挙動を透視するための小型炉で、実用に供されているものの熱源としては、上記のような熱光源のほかに、熱風加熱方式のものも知られている。
特開2003−1493173号公報
ところで、従来のリフロー炉模擬試験に用いる小型炉は、実際のリフロー炉のように高速度での昇温/降温ができず、また、試料上の各部位における温度の均一性を得ることができないという問題があった。特に、近年、環境対策のために鉛フリー半田が導入され、この鉛フリー半田は従来の半田に比してその溶融温度が高く、部品耐熱温度マージンが小さくなるため、リフロー炉内部のピーク温度のバラツキは10℃以内であることが必須となっているが、従来のこの種の模擬試験用の小型炉はこのような要件を満たすことができず、鉛フリー半田の溶融・固化時のX線透視ができないのが実情である。
すなわち、熱光源式の小型炉では、試料表面とその内部ないしは影の部分の温度差が大きいという問題がある。また、熱風加熱方式はX線防護箱内を加熱することになり、X線管などに悪影響を与えるばかりでなく、設定温度に対する応答速度が遅いという問題もあり、更には、窒素ガスなどの雰囲気ガスの導入を行う場合には、その加熱装置が大規模なものとなるとともに、冷却が困難であり、試料の搬入・搬出も困難であるという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、鉛フリー半田のリフロー炉内での挙動を、模擬的に正確にX線透視を用いて観察することのできるリフロー炉模擬試験用小型炉の提供をその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明のリフロー炉模擬試験用小型炉は、リフロー炉の昇温・降温時の半田の挙動をX線透視装置を用いて模擬的に観察するために用いるリフロー炉模擬試験用小型加熱炉であって、X線透過率の高い材料からなり、内部に厚さの薄い偏平な空間が形成される開閉可能な筐体と、その筐体内に設けられ、当該筐体内の偏平な空間の広がり方向に沿って一様に並べられた小径ヒータと、上記筐体内の偏平な空間を冷却すべく当該筐体に取り付けられたペルチェ素子と、上記筐体内部の刻々の温度があらかじめ設定されている昇温・降温曲線に一致するように上記小径ヒータおよびペルチェ素子を駆動制御する制御手段を備えていることによって特徴づけられる(請求項1)。
ここで、本発明においては、上記小径ヒータが、一定の間隔で梯子状に並べられているとともに、上記ペルチェ素子は板状であって、その放熱面を外側にした状態で筐体の厚さ方向に上記小径ヒータと重なる位置に配置されている構成(請求項2)を好適に採用することができる。
また、本発明においては、 上記筐体が、厚さ方向に分割された本体部と蓋体部とからなり、その本体部と蓋体部が開閉機構によって全開/全閉可能に係合している構成(請求項3)を採用することができる。
更に、本発明においては、上記筐体の偏平な空間内に雰囲気ガスを導入するためのガス導入路が設けられ、そのガス導入路にはその内部を通る雰囲気ガス加熱するためのヒータが設けられた構成(請求項4)を採用することができる。
本発明は、模擬試験の対象となる回路基板等を収容し、かつ、その収容状態で炉内の残余空間を可及的に狭くすべく、厚さの薄い偏平な空間を備えた筐体内に、その偏平な空間の広がり方向に沿って一様に小径ヒータを配置するとともに、その空間をペルチェ素子によって冷却できるようにし、これらをあらかじめ設定されている昇温・降温曲線に一致する温度が得られるように駆動制御することで、課題を解決するものである。
すなわち、炉内の空間を偏平な空間とし、その偏平な空間の広がり方向に一様に小径ヒータを配置することにより、炉内の温度、ひいては試料である回路基板上の温度の均一化を達成することができると同時に、炉内温度の応答速度を速くすることができる。また、炉内の空間を狭くしているため、雰囲気ガスを導入することも容易となる。
また、請求項2に係る発明のように、小径ヒータを一定の間隔で梯子状に並べること、つまり、両サイド部分を除いて小径ヒータを一定の間隔で互いに平行に並べることにより、その平行部分の小径ヒータの間を通じて試料上の半田を任意の角度で斜め透視を行うことができ、更に、筐体の厚さ方向に小径ヒータと重なるようにペルチェ素子をその放熱面を筐体の外側にした状態で配置することにより、筐体内部の空間を効率的に冷却することができる。
更に、請求項3に係る発明のように、炉体を構成する筐体を、厚さ方向に本体部と蓋体部とに分割し、これらを開閉機構により全開/全閉可能とすることにより、試料の出し入れが容易となる。
そして、請求項4に係る発明のように、筐体内部に雰囲気ガスを導入するに当たり、その雰囲気ガスの導入路に、その内部を通る雰囲気ガスを加熱するためのヒータを設けることで、筐体内部の加熱時あるいは加熱状態の維持時に加熱した雰囲気ガスを筐体内部に導入することにより、炉内温度の応答性をより高くすることが可能となる。
本発明によれば、試料である回路基板を収容する筐体内部の空間を偏平なものとして、試料の収容状態で残余空間を狭くし、その偏平な空間の広がり方向に沿って一様に小径ヒータを配置するとともに、筐体にはその内部の空間を冷却するペルチェ素子を設けて、筐体内部の刻々の温度があらかじめ設定されている昇温・降温曲線に一致するように小径ヒータおよびペルチェ素子を駆動制御するので、従来のこの種の模擬試験用の装置に比して、炉内温度並びに試料温度の均一化を達成できると同時に、炉内温度の応答性を高くすることができる。
また、請求項2に係る発明のように、小径ヒータを一定の間隔で梯子状に並べるとともに、その小型ヒータに筐体の厚み方向に重なるように板状のペルチェ素子を放熱側を筐体の外側に向けて配した構成を採用することにより、小型ヒータの間から任意の角度で試料上の半田を斜め透視することが可能となるとともに、ペルチェ素子により筐体内の温度を効率的に降温させることができる。
請求項3に係る発明によると、炉体を構成する筐体を簡単に全開/全閉することができ、試料を容易に出し入れすることができ、作業性を向上させることができる。
更に、請求項4に係る発明によると、筐体内に導入する雰囲気ガスを必要に応じて加熱した状態とすることができ、特に昇温時における炉内温度の応答性をより高くすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の小型炉1の斜視図であり、図2はその炉体をなす筐体10の説明図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)右側面図である。ここで、図1においては筐体10を開いた状態を示し、図2は同じく筐体10を閉じた状態で示している。
この実施の形態のリフロー炉模擬試験用小型炉は、その炉体をなす筐体10が、本体部11と蓋体部12とがリンク機構13によって連結された構造を有し、図1に示すような全開状態から、図2に示すような全閉状態とすることができる。
筐体10は全体として偏平であり、その本体部11の内部底面と、蓋体部12の内部天井面には、それぞれシースヒータ2a,2bが取り付けられている。これらの各シースヒータ2a,2bは、それぞれ梯子状の形態のもとに取り付けられている。ここで、梯子状とは、両端部分を除く部分において、見かけ上シースヒータ2aあるいは2bが一定の間隔を開けて複数本並び、その両側においてこれらがシリーズ接続されている形態(言わばジグザグ状に接続されている形態)を言う。そして、上下のシースヒータ2a,2bのパターンは、上下で同一、つまり筐体10の厚さ方向にパターンが互いに重なった状態となっている。
そして、本体部11のシースヒータ2aよりも上側(蓋体部12側)、および、蓋体部12のシースヒータ2bよりも下側(本体部12側)には、それぞれメッシュ14a,14bが取り付けられている。更に、筐体10の本体部11および蓋体部12の外側面には、板状のペルチェ素子3a,3bが取り付けられている。これにより、筐体10を閉じた状態では、その筐体10の内部に、本体部11および蓋体部12の各シースヒータ2a,2bの間にメッシュ14a,14bで囲まれた偏平な空間Sが形成され、筐体10を介してその外側がペルチェ素子3a,3bで挟み込まれた状態となる。
筐体10の本体部11には、その内部に窒素ガス等の雰囲気ガスを導入するためのガス導入口15が設けられているとともに、筐体10内の酸素濃度を検出するための酸素濃度計4が本体部11に設けられている。また、筐体10にはその内部の温度を検出するための熱電対5が挿入されている。
以上の筐体10の本体部11はトレイ16上に固定され、その本体部11に隣接してリンク機構13が設けられ、そのリンク機構13に蓋体12が保持されている。後述するように、このリフロー炉模擬試験用小型炉は、筐体10内に収容された基板上の半田の加熱/冷却時の挙動をX線透視装置を用いて観察するための模擬試験に供されるのであるが、X線透視装置の試料ステージにはトレイ16ごと搭載される。
図3に本発明の実施の形態のリフロー炉模擬試験用小型炉の全体構成を表すブロック図を示す。筐体10内の熱電対5の出力は温調器6に導入される。温調器6は、後述するX線透視装置の制御を司るコンピュータ107から筐体10内の温度の目標値信号が供給され、筐体10内の温度がその目標値信号に一致するように、シースヒータ2a,2bおよびペルチェ素子3a,3bを駆動制御するとともに、熱電対5の出力に基づく刻々の温度検出結果をコンピュータ107に送信する。また、酸素濃度計4の出力は同じくコンピュータ107に取り込まれる。
更に、筐体10に設けられているガス導入口15はガス導入配管7を通じて窒素ガスボンベ8に接続され、そのガス導入配管7上には開閉弁9が設けられており、この開閉弁9はコンピュータ107からの指令により開閉動作を行う。
さて、以上のリフロー炉模擬試験用小型炉は、その内部に試験対象である半田が塗布された基板等を収容した状態で、図4に示すように、X線透視装置100の試料ステージ103上に搭載され、内部の回路基板等に設けられている半田の昇温・降温時における挙動が透視観察される。
この例におけるX線透視装置100は、コーンビーム状のX線をそのX線光軸が鉛直上方を向くように配置されたX線発生装置101と、これに対向配置された2次元のX線検出器102と、これらの間に配置された試料ステージ103を備え、試料ステージ103はステージ移動機構104によって鉛直方向を含む互いに直交する3軸方向に移動させることができる。また、X線検出器102は、傾動機構105によってX線発生装置101のX線焦点101aを中心として一定の方向に傾動させることができる。
X線検出器102の出力は画像データ取り込み回路106を介してコンピュータ107に取り込まれる。コンピュータ107は、そのX線検出器102の出力を用いて、試料ステージ103上の対象物WのX線透視像を構築して表示器108に表示する。コンピュータ107には、マウスやキーボード、ジョイスティック等からなる操作部109が接続されており、この操作部109の操作により、コンピュータ107から軸制御回路110を通じてステージ移動機構104および傾動機構105に駆動制御信号が供給され、試料ステージ103を任意の向きに移動させたり、X線検出器102を任意の角度だけ傾動させることができる。
以上のX線透視装置100の試料ステージ103上に、前記した本発明の実施の形態のリフロー炉模擬試験用小型炉がトレイ16ごと搭載され、温調器6、酸素濃度計4および開閉弁9がX線透視装置100のコンピュータ107に接続されて、試験が行われる。筐体10内に収容される基板は、その注目部位、つまり観察対象となる半田が上下のシースヒータ2a,2bの平行部分の間に位置するよう、筐体10内に位置決めされる。また、筐体10は、その内部に設けられているシースヒータ2a,2bの平行部分の方向が、X線透視装置100のX線検出器102の傾動方向と一致するように配置する。そして、観察すべき半田がX線検出器102の視野の中心部分にくるように試料テーブル103を位置決めし、必要に応じてX線検出器102を傾動させる。この傾動に際して、注目部位がシースヒータ2a,2bの平行部分の間に位置しているため、得られる注目部位の透視像はシースヒータ2a,2bの像に邪魔されることがなく、任意の傾動角度(透視角度)のもとに観察が可能となる。ここで、この種の試験における注目部位は概ね2mm四方であり、シースヒータ2a,2bの間隔を5mm程度としておけば、注目部位を任意の透視方向から容易に観察することができる。
以上の筐体10の位置決めおよび透視角度が定まると、以下の手順のもとに模擬試験を行う。図5は本発明の実施の形態とX線透視装置用いた模擬試験の手順を示すフローチャートである。
まず、開閉弁9を解放し、筐体10内に窒素ガスを導入する。この窒素ガスは筐体10内の空気を本体部11と蓋体部12の僅かな隙間から押し出し、筐体10内の雰囲気は次第に窒素ガスと置換されていく。その間、酸素濃度計4による酸素濃度の検出出力がコンピュータ107によって監視され、酸素濃度が3%未満になった時点で、コンピュータ107から温調器6に対して温度目標値が供給される。この供給により、温調器6は筐体10内の温度が昇温時の温度目標のプロファイルをトレースするよう、シースヒータ2a,2bをフィードバック制御のもとに駆動する。筐体10内の温度が温度目標値の最高温度に到達すると、シースヒータ2a,2bの駆動を停止し、ペルチェ素子3a,3bの駆動を開始し、降温時の温度目標のプロファイルをトレースする。そして、温度目標のプロファイルが設定時間に達した時点で、開閉弁9を閉じるとともに、温調器6による温調動作を終了する。
図6に試験中における筐体10内の温度変化の例をグラフで示す。このグラフにおいて実線は熱電対5による温度の実測値で、破線は温度目標値を示す。筐体10内の空間を偏平にして、その広がり方向に上下に一様にシースヒータ2a,2bを配置するとともに、筐体10の上下をペルチェ素子3a,3bで挟み込んだ構造により、筐体10内の温度は高い応答性のもとに目標値に追随し、鉛フリー半田のリフロー炉内での挙動を模擬的に実現することが可能となった。
以上の筐体10内の温度制御の間、X線検出器102の出力に基づく注目部位のX線透視像が表示器108に逐次表示され、これにより、半田のリフロー炉内での温度変化による溶融と固化、その間におけるボイドの生成等、その挙動を模擬的に観察することができる。図7に表示器108の表示例を示す。この例では、表示器108の画面上に、注目部位のX線透視像を表示する領域Apと、温度目標値のプロファイルと刻々の温度実測値のグラフを表示する領域Agとを設け、炉内温度と半田の状況との関係を一目で認識できるようにしている。また、筐体10内の酸素濃度を表示する領域Aoも設けている。
以上の表示器108に表示される刻々の画像は、必要に応じてコンピュータ107を通じてハードディスク等の記憶装置にその全部または一部を記憶することができる。
ここで、ガス導入配管7の周囲にヒータを設け、このヒータを、シースヒータ2a,2bの駆動と同期して駆動することにより、筐体10内を昇温させるときに加熱された窒素ガスが導入されることになり、筐体10内の温度の応答性をより高くすることができる。
なお、以上の実施の形態では、筐体10内に上下にシースヒータ2a,2bを配置するとともに、筐体10の上面および下面にペルチェ素子3a,3bを配置した例を説明したが、例えばシースヒータは本体部側にのみ設けてもよいし、ペルチェ素子については蓋体部の上面にのみ配置した構成を採用することもできる。
本発明の実施の形態の斜視図であり、筐体を全開した状態で示す図である。 本発明の実施の形態を全閉状態で示す平面図(A)、正面図(B)および右側面図(C)である。 本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によりリフロー炉模擬試験を行う際に用いられるX線透視装置の例の構成図である。 図4の装置を用いて行う模擬試験の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の筐体内の温度変化の例を示すグラフである。 本発明の実施の形態における表示器の表示例の説明図である。
符号の説明
10 筐体
11 本体部
12 蓋体部
13 開閉機構
14a,14b メッシュ
15 ガス導入口
16 トレイ
2a,2b シースヒータ
3a,3b ペルチェ素子
4 酸素濃度計
5 熱電対
6 温調器
7 ガス導入配管
8 窒素ガスボンベ
9 開閉弁
100 X線透視装置
101 X線発生装置
102 X線検出器
103 試料ステージ
104 ステージ移動機構
105 傾動機構
106 画像データ取り込み回路
107 コンピュータ
108 表示器
109 操作部
110 軸制御回路

Claims (4)

  1. リフロー炉の昇温・降温時の半田の挙動をX線透視装置を用いて模擬的に観察するために用いるリフロー炉模擬試験用小型加熱炉であって、
    X線透過率の高い材料からなり、内部に厚さの薄い偏平な空間が形成される開閉可能な筐体と、その筐体内に設けられ、当該筐体内の偏平な空間の広がり方向に沿って一様に並べられた小径ヒータと、上記筐体内の偏平な空間を冷却すべく当該筐体に取り付けられたペルチェ素子と、上記筐体内部の刻々の温度があらかじめ設定されている昇温・降温曲線に一致するように上記小径ヒータおよびペルチェ素子を駆動制御する制御手段を備えていることを特徴とするリフロー炉模擬試験用小型加熱炉。
  2. 上記小径ヒータが、一定の間隔で梯子状に並べられているとともに、上記ペルチェ素子は板状であって、その放熱面を外側にした状態で筐体の厚さ方向に上記小径ヒータと重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリフロー炉模擬試験用小型加熱炉。
  3. 上記筐体が、厚さ方向に分割された本体部と蓋体部とからなり、その本体部と蓋体部が開閉機構によって全開/全閉可能に係合していることを特徴とする請求項1または2に記載のリフロー炉模擬試験用小型炉。
  4. 上記筐体の偏平な空間内に雰囲気ガスを導入するためのガス導入路が設けられ、そのガス導入路にはその内部通る雰囲気ガスを加熱するためのヒータが設けられていることを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載のリフロー炉模擬試験用小型加熱炉。
JP2008182202A 2008-07-14 2008-07-14 リフロー炉模擬試験用小型加熱炉 Pending JP2010017753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008182202A JP2010017753A (ja) 2008-07-14 2008-07-14 リフロー炉模擬試験用小型加熱炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008182202A JP2010017753A (ja) 2008-07-14 2008-07-14 リフロー炉模擬試験用小型加熱炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010017753A true JP2010017753A (ja) 2010-01-28

Family

ID=41703138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008182202A Pending JP2010017753A (ja) 2008-07-14 2008-07-14 リフロー炉模擬試験用小型加熱炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010017753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110209066A (zh) * 2019-05-05 2019-09-06 珠海格力电器股份有限公司 焊接炉的控制方法、装置和设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11233934A (ja) * 1998-02-06 1999-08-27 Shinko Seiki Co Ltd 半田付け装置
JP2003260586A (ja) * 2002-03-08 2003-09-16 Fuji Electric Co Ltd 還元式はんだ接合装置
JP2005353712A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Okuhara Electric Inc X線透視カメラを含む半田付装置
JP2007207980A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Seiko Instruments Inc 圧着装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11233934A (ja) * 1998-02-06 1999-08-27 Shinko Seiki Co Ltd 半田付け装置
JP2003260586A (ja) * 2002-03-08 2003-09-16 Fuji Electric Co Ltd 還元式はんだ接合装置
JP2005353712A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Okuhara Electric Inc X線透視カメラを含む半田付装置
JP2007207980A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Seiko Instruments Inc 圧着装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110209066A (zh) * 2019-05-05 2019-09-06 珠海格力电器股份有限公司 焊接炉的控制方法、装置和设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6266699B2 (ja) ガラス溶解方法、システム、及び装置
Markides et al. An experimental study of spatiotemporally resolved heat transfer in thin liquid-film flows falling over an inclined heated foil
Swann et al. Controlled atmosphere pyrolysis apparatus II (CAPA II): A new tool for analysis of pyrolysis of charring and intumescent polymers
Fish et al. Design and subsystem development of a high temperature selective laser sintering machine for enhanced process monitoring and control
Ji et al. Experimental study on behavior of sidewall fires at varying height in a corridor-like structure
JP5555633B2 (ja) 所定の温度条件下で試験基板を検査する方法及び温度条件を設定可能な検査装置
Yang et al. An experimental and theoretical study of the effects of heat conduction through the support fiber on the evaporation of a droplet in a weakly convective flow
Najib et al. Experimental and numerical investigation of 3D gas flow temperature field in infrared heating reflow oven with circulating fan
JP2008261679A (ja) 形状検査装置
JPWO2013084904A1 (ja) X線分析装置
JP2010017753A (ja) リフロー炉模擬試験用小型加熱炉
CN106404824B (zh) 一种固体自燃点试验仪
CN109557242A (zh) 一种沥青材料阻燃性能测试仪器及方法
CN115290645B (zh) 模拟侧壁对储罐油池火燃烧行为影响的装置及模拟方法
JP2005353712A (ja) X線透視カメラを含む半田付装置
JP2011112518A (ja) 加熱冷却試験方法および装置
Huang et al. Automated extraction of physical parameters from experimentally obtained thermal profiles using a machine learning approach
JP2008304274A (ja) 検査装置、検査方法及び検査装置に用いるプローブユニット
JP2019179022A (ja) バッテリの試験
CN109741674A (zh) 一种火灾模拟装置设计方法及系统
JP2008157852A (ja) 非接触温度測定装置、試料ベース、および非接触温度測定方法
Wang et al. Sample environment effects on synchrotron-measured temperature profiles in an approximant of optical floating zone crystal growth
CN108168698B (zh) 目标与背景融合辐射测量装置及测量方法
US20200340883A1 (en) Thermo-mechanical fatigue system for static components
JP2008107328A (ja) 熱分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110817

A02 Decision of refusal

Effective date: 20111214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02