JP2010015531A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】布団の中や枕の近くで操作できる使いやすい入力装置を提供する。
【解決手段】天地反転置き又は左右横転置きできるキーボードの、上又は下又は側壁面に設けた操作平面と、その操作平面から外れないように連結したマウスを設ける。そうするとキーボードとマウスが一体になったコンパクトで布団の中でも場所を取らず、枕の近くで反転しても使える、使いやすい入力装置が提供できる。
【選択図】図2

Description

本発明はパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)の入力装置に関するものである。
PCは机の上で使用するのが普通で、ポインティングデバイス、も机の上で使用する。キーボードでは画面にあるカーソルを動かすのは難しいから、ポインティングデバイスをキーボードと共に使う。これらの入力装置は机以外でも同様に使えれば便利であるがなぜか使う人はいない。PC操作は集中力を必要とする作業で、集中力を保てる場所は机以外ではあまり無いからかもしれないが、ベッドでは机と同等以上に集中できる。ベッドでは睡眠をとるところであるが同時に思考出来る最良の場所でもある。しかしベッドでPC操作しようとする人はあまりいなかった。最近はベッドの上に置くPC用補助机が良く売れているが、布団の中に居ては操作できない。PC用補助机は使えないし、対応したキーボードもポインティングデバイスもなかったからである。既出願(特願2007−240701)(特許4113907号)のキーボードが発明されキーボードは使えるようになったが、まだ対応するポインティングデバイスはなく、PC入力装置として完成していない。
課題を順に記すと次のようになる。▲1▼布団の中で使用できるPC入力装置を提供すること。▲2▼枕の近くで使用する天地を反転し下向きになっても使えるPC入力装置、を提供すること。▲3▼そのPC入力装置は使いやすいものであること。そのためにはポインティングデバイスは使いやすく最も一般的なマウスであること。▲4▼マウスに布団の中でも移動測定できる場所を確保できること。▲5▼反転しても機能する構造のマウス提供すること。▲6▼マウスに空中移動できる空間を確保する。▲7▼空中移動しなくても機能するマウスを提供する。▲8▼上記マウスを快適に使用できる。以上を課題とする。
特許請求の範囲に基づき順に説明する。まず請求項1について。文面は次の通り。
「天地反転置き又は左右横転置きできるコンピュータ入力用キーの配列された盤面の、上又は下又は側壁面に設けた操作平面と、前記操作平面から外れないように連結または配置して設けられたポインティングデバイスと、を備えた入力装置」
請求項1の文の「上又は下又は内側壁面に設けた操作平面」とあるが、このように作るのは、布団の中を想定しているからコンパクトにしなければならない。布団の中はそれほど広くないからである。したがって「コンピュータ入力用キーの配列された盤面」すなわちキーボードの横にポインティングデバイスを置くのが普通であるが、キーボードの真上や真下や側面、2階建ての2階か地下もしくは内壁面を操作場所にして敷地面を少なくする。また、操作中は目視することはできないから手探りで操作する。探しやすく、操作しやすいようにまとまったコンパクトな方が良い。
「操作平面から外れないように連結する」のは、マウスや入力ペンなど独立しているものは目視できずどこにいったかわからなくなる。入力装置を反転した場合も同様に連結する必要がある。
「配置して設けられたポインティングデバイス」はトラックボールやタッチパッドでは操作平面にそのまま取り付けるだけで機能する。
「天地反転置き又は左右横転置きできるコンピュータ入力用キーの配列された盤面」の天地反転置きとは、上下が逆になることで、左右横転置きとはキーボードを垂直方向に立て手を放しても立った状態を保つことである。天地反転の必要性は入力装置を布団の中から枕元に操作場所を移したとき、手の向きに合わせて天地逆転する必要がある。
また「左右横転置」がなぜ必要があるか?それは以下の通りである。まず側面にキーボードを立てた状態で配置する。そのキーボードの盤面側である内側平面にポインティングデバイスを配置する。そうするとL型に配置される。そのL型に天井を設けてコの字にする。そのコの字形の入力装置を布団の中で横になる操作者の腰から膝の手の届く位置に配置する。その時手のひらは体の方を向いている。その手のひらに対応してキーボードの盤面は体から外に向かって配置する。手のひらを下に向けるとポインティングデバイスがある。この配置で操作すると長時間でも無理なく操作できる。また、入力装置を布団から出して枕の近くに配置した場合、手のひらが向いている体方向と天井方向は無理なく操作できるが、床面方向の長時間操作は困難となる。この時入力装置のキーボード部分を体の方に保ったまま天地反転すればポインティングデバイスは天井に付きキーボードの盤面は体から外に向かって配置されたままであるから無理なく操作できる。この入力装置は体により近く配置できるから布団からはみ出しにくくなる。操作者は左利きの人もいるから左右に横転して置く必要がある。またL型に配置することはキーボードの「内側壁面に」ポインティングデバイスを配置することになる。
以上が、解決しようとする課題の▲1▼布団の中で使用できるPC入力装置を作ること、と▲2▼枕の近くで使用する反転し下向きになっても使えるPC入力装置、の手段である。
請求項2について。請求項の文面は以下の通りである。
「前記ポインティングデバイスの1つであるマウスを、手で持つ部分であり操作キーを有するマウス把持部と、前記マウス把持部が昇降装置により持ち上がるよう連結されたマウスの底面であるマウス移動台と、に分割し、前記マウス移動台が前記操作平面から離れないように連結し、移動測定装置が前記操作平面の測定面から離れることができるか、または前記マウス把持部が前記マウス移動台から離着を検知するセンサーを設けた、請求項1の入力装置」
この項は使いやすいポインティングデバイスであるマウスを用いた入力装置に関するものである。まずマウスの機能を述べる。マウスは空中移動する空間を必要とする。それはマウスの位置を平面移動させ、移動量と方向を測定することによりデータを作り、画面上のカーソルの位置を動かす。またキーを操作することにより指示データを加えPCに送る。しかしマウスの動かしやすい位置は限られ、カーソルはあらゆる方向に動くから、マウスを操作可能位置に戻す必要ができる。マウスは操作面から離れることにより測定を中止するから、マウスを持ち上げカーソルの動きを止め、操作しやすい位置までマウスを空中移動して操作平面に戻す。仮に別の方法で測定データの変動を中断できれば、持ち上げる必要もなく平面移動でマウスの位置を動かすことができる。
上記のマウス機能を踏まえ請求項を説明する。まずマウスを2分割する。手で持つ部分であり操作キーを有するマウス把持部と、マウスの底面であるマウス移動台に分ける。そして昇降装置を介して連結する。次に分割したマウス移動台を操作平面から離れないよう操作平面と連結する。そしてマウス把持部に移動量と方向を測定する移動測定装置を設け、測定部分が操作平面に接するようにする。マウス把持部をもちあげ動かせば昇降装置により測定部分と一緒に昇降し操作平面から離れ動く。それは空中移動と動じであり、昇降装置が空中移動の空間を作ったことになる。また移動測定装置をマウス移動台に設けた場合は、移動測定装置は操作平面から離れないから、マウス移動台とマウス把持部の間にセンサーを設け両者が離れた時、データの動きを止めれば空中移動したのと同じ効果がある。
したがって解決しようとする課題の前記▲3▼そのPC入力装置は使いやすいものであること。そのためにはポインティングデバイスは使いやすく最も一般的なマウスであること。▲4▼マウスに布団の中でも移動測定できる場所を確保する。▲6▼の空中移動できる空間を確保し機能させることができる。以上が請求項2の解決手段である。
請求項3について。請求項の文面は以下の通りである。
「前記ポインティングデバイスの1つであるマウスに、移動測定の中止再開または移動情報の変動を制御するキーを設けた、請求項1に記載の入力装置。」
前記マウスに移動測定の中止再開または移動情報の変動を制御するキーを設ける。
このようにすると空中移動して移動測定を制御する代わりに指でキー操作し、PC画面のカーソルをそのままにして位置の移動ができる。簡単なことであるがなぜかマウスは空中移動するものがほとんどで、キー操作で移動するものはあまり見ない。この項は前記▲7▼の、空中移動しなくても機能する方法である。
請求項4について。 請求項の文面は以下の通りである。
「前記操作平面に設けたレールと、前記レールをスライドするレール受けを設けた連結材と、前記連結材に設けた別のレールと、前記別のレールをスライドするレール受けを設けた前記マウス移動台と、で前記操作平面と前記マウス移動台を連結した、請求項2に記載の入力装置。」
上記は平行定規かペンプロッタにマウスを乗せたもので、どこにでもある構造である。しかし物理的に安定しており確実に機能する。2方向にスライドする構造で、操作平面にマウスまたはマウス移動台を外れないようにも離れないようにも連結できる。またスライドする2方向の範囲内を自由に動かすことができる。したがって解決しようとする課題の前記▲4▼マウスに布団の中でも移動測定できる場所を確保する方法と、▲5▼マウスを反転しても離れず機能する構造を確保できる。
請求項5について。 請求項の文面は以下の通りである。
「前記操作平面と連結材Bを回動軸と回動軸受けで連結し、前記連結材Bと前記マウス移動台に設けた連結腕を回動軸と回動軸受けで連結し、前記マウス移動台又は前記マウス把持部に設けた前記移動測定装置が前記操作平面と測定距離を保てるようにした、請求項2に記載の入力装置。」
この構造は製図板の上で定規を動かす俗に言うドラフターの定規の代わりにマウスを設けたもので、操作平面と連結材B及び連結材Bと連結腕に回動軸と回動軸受けを設け、操作平面部と連結材とマウス移動台3部品を2本の棒で連結したものである。この連結方法でも操作平面からマウス移動台が離れないように保つことができる。このことは前記▲4▼マウスに布団の中でも移動測定できる場所を確保する方法と、▲5▼マウスを反転しても離れず機能する構造を確保できる。
請求項6について。 請求項の文面は以下の通りである。
「盤面が磁性体である前記操作平面と、前記マウス移動台に設けた磁石と、で前記操作平面とマウス前記移動台を連結した、請求項2に記載の入力装置。」
この連結方法は磁石で連結しているから全く外れないことはない。磁力以上の力で引けば外れるが、しかし最近の磁石はマウスを天井に貼り付け、少しの力で引いたぐらいでは外れない。マウスを使うには十分な外れない力を持つ。またこの連結では引き付ける力が強く、マウスが動かなくなる。そこでマウス底部にベアリングを設けて摩擦を調整する必要がある。以上解決しようとする課題は前記▲4▼マウスに布団の中でも移動測定できる場所を確保する方法と、▲5▼マウスを反転しても離れず機能する構造を確保できる。
請求項7について。 請求項の文面は以下の通りである。
「前記マウス移動台の昇降軸に設けた軸止めと、前記マウス把持部に設けたマウス軸受けの間にバネを挟んだ前記昇降装置を特徴とする、請求項2に記載の入力装置。」
上記のマウス移動台の昇降軸に設けた軸止めと、マウス把持部に設けたマウス軸受けの間にバネを挟んだ昇降装置であること。このことはマウスに移動空間を作るため、マウスを上下のマウス移動台とマウス把持部に分け、マウス移動台に設けたスライド軸をマウス把持部がスライドする構造とし、スライド軸をスライドする長さ内で空中移動できる。しかしこの時マウスが平置きで操作平面の上にある場合引力によりマウスは操作平面上にあり、持ち上げても手を離せば元の操作平面にある。しかしマウスを反転し下向きにすると落下し操作平面から離れてしまう。これでは通常のマウスではなく操作は困難である。そのため天井面の操作平面にあるマウス移動台にマウス把持部を押しつけるために、バネの力で下から上に押し付ける。この状態ではマウスを持ち下げ空中移動するにはバネを押して下げねばならないから多少不便である。また平置きにするとマウス把持部には引力とバネの力が常時かかり操作に支障をきたす。バネの調整が必要となる。以上前記▲5▼マウスを反転しても離れず機能する構造を確保する方法である。
請求項8について。 請求項の文面は以下の通りである。
「前記マウス昇降軸を伸縮できるよう外側と内側に分割し、前記昇降軸の頂部を押さえることにより前記昇降軸の長さを変え、前記バネの強さを変えるようにした請求項7項に記載の入力装置。」
この構造はノック式ペンをまねたものである。内部の回転する留め材により頂部を押すことによりスライド軸の長さを変えることができる。そうすることにより軸の外側にあるバネの強さを調整する。以上は解決しようとする課題の上記▲8▼の快適に使用できる方法である。
請求項9について。 請求項の文面は以下の通りである。
「前記マウス把持部に滑車とスライドする留め具を設け、前記昇降軸と前記留め具をバネと紐で結び、前記留め具を動かすことにより前記バネの強さを変えるようにした前記昇降装置、である請求項2に記載の入力装置。」
この方法はマウス把持部をマウス移動台にひもとバネを使って引き寄せる方法で、場所が狭いから滑車でひもの動きを変え設置できる所にバネを配置したものである。バネを止める留め具を動かすと、マウス把持部をマウス移動台にひきよせる紐の引く力が変わり、上下逆転した引力の変化に対応できる。このようにすれば上記▲8▼の快適に使用できる。
請求項10について。 請求項の文面は以下の通りである。
「マウス移動台とマウス把持部との間に設けたヒンジとバネ、が昇降装置である。」
この方法はマウス移動台からマウスを持ち上げるのに均等に持ち上げるのではなく、不均等にヒンジの反対側を持ち上げることができる。持ち上げた時把持部とマウス移動台の間に設けたセンサーが働き移動データの変動を止める。持ち上げる距離は少しでも空中移動と同じ効果を持つ。またバネは反転したときマウス把持部をマウス移動台に押し付ける機能を持つ。以上前記▲6▼のマウスに空中移動できる空間を確保する方法である。
本発明の入力装置はキーボードと一体となり、寝床の布団の中と,枕もとで使うものである。普通PCを使う場所は机の上やテーブルが大部分で、それが確保できないとき膝の上で使う程度である。集中力を必要とするPC操作ができる場所はあまりない。机上の次に考えられるのはベッドもしくは寝床である。この場所は睡眠をとる所であるが、考える場所としても最適であり、集中力を長時間保つこともできる。そしてPC操作の場所としても最適である可能性もある。しかし画面や入力の関係で、ベッドで横になり休んでいる状態では操作できなかった。既出願(特願2007−240701)(特許4113907号)のキーボードでキー操作はできるが対となるポインティングデバイスは使えるものがない。本発明はその要求に応えたものである。本発明を使用すれば他人に画面を見られることなく操作できる。またインターネットゲームに体力の限界までのめり込むこともできる。青少年にはあまり良くないかもしれない。一方、入院患者で他人を気にすることなく仕事をする人もできる。集中力を最大限発揮し創作にはげむ人も現れる。いずれにしても発明の効果はある。
以下本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
図1は本発明にかかる機能と人の操作と情報の流れを示すブロック図である。
キーボード部分と操作平面と連結材とマウス移動台と昇降装置とマウス把持部とで構成され、マウス把持部にキー入力装置を有し。移動測定装置と測定中止手段はマウス移動台かマウス把持部のどちらかに設けられ、移動測定装置は操作平面に接している.
図2は本発明の実施例2つの透視図である。このうち(A)を最良の形態として説明する。
天地逆転できる箱の中にマウスとキーボードとが上下して操作できる空間を保ちながら入っている。キーボードは既出願(特願2007−240701)(特許4113907号)のキーボードで盤面を目視できなくても画面で確認できる。上部のマウスは図3の全体透視図の通りである。操作平面3の両側にレール7を設け、レール受け16を両側に設けた連結材Aをレール7で挟むよう取り付け、前後にスライドできるようにする。その連結材A4に2本の別のレール6を設ける。その別のレール6の間にレール受け16を設けたマウス移動台8を左右にスライドできるよう取り付ける。このようにするとマウス移動台8は操作平面に接するかほとんど接する状態で操作平面3に対し平行移動する。そしてマウス移動台8に昇降装置としてのスライド軸13(図4)を設け、そのスライド軸13にスライド軸受け18を設けたマウス把持部9を回動しスライドできる状態で取り付ける。そしてスライド軸13の頂部に設けた軸止め15とスライド軸受け18の間にコイルバネ20(図5)を挟む。マウス把持部9には入力キーと移動測定装置19を設ける。
以上で組み立ては終了し操作と機能を説明する。マウスの必要操作はキー入力と平面移動と空中移動の3つである。キー入力はマウス把持部にキーが付いてあり押すだけで機能するから平面移動と空中移動について。まず操作者が平面移動するのは移動測定装置19で測定するためである。測定は操作面に接触するか極近ければ測定できる。
入力装置1が平置きの場合について。移動測定装置19はマウス把持部9に設けられ、マウス移動台8の開口を通して操作平面3に接しているからマウス把持部9を動かせばそのまま測定できる。空中移動は移動測定装置19の測定を止めるためであるから測定距離外の空中へ離れなければならない。マウス把持部9はスライド軸13を介してマウス移動台8に拘束されているが、図5(F)の通りスライドできる分離れることができる。従って操作平面3に接していた移動測定装置19はスライドしただけ操作平面から離れることができる。操作者はこの離れた状態で平面移動すれば空中移動したことになる。
入力装置1が逆転置きの場合について。逆転したレールで連結されたマウス移動台8はレール6・7とレール受け16の遊びだけ落下する。その落下距離は1ミリ以内に抑えることができる。移動測定装置19の測定する測定面は2ミリ程度距離が離れても測定できる。測定可能な範囲内であれば測定を続けることができる。マウス把持部は反転するとスライド軸をスライドできる分だけ落下できるがコイルバネ20で操作面3方向に押されている。バネ20の力の調整により操作平面3に接した状態を保つことができる。したがって平行移動でも機能する。空中移動について。マウス把持部9を下に引けばバネ20を押してスライド軸13をスライドできる分下がり、同じだけ移動測定装置19も下がり測定距離外となる。そのまま平行移動し操作面3に戻せば空中移動したことになる。以上により反転してもキー入力と平面移動と空中移動ができる。マウスの必要操作はいずれも機能し、通常のマウスと同じように使える。
図2の(B)に実施例について。この構造は側面4面の箱の2面の内側にキーボードとマウスを1面ずつ配置したもので、その機能は[0011]で述べたコの字状入力装置の通りである。この例の特徴は、キーボードの正面に面がある。この面に鏡とカメラを設けるとキーボードの手の動きを撮影できる。また、体の近くに引き寄せて使うことができるからあまり操作のための場所を必要としない。
図8の実施例について。この例はマウスの底面に磁石28を設け操作平面3から離れないようにしたものである。反転しても外れないように磁石28は強力でなければならない。その力で引き寄せればマウスは摩擦で動かない。したがってベアリング27を設けて滑りを良くする必要がある。この磁石28を使った方法ではマウスは操作面3から離れない。したがって移動データの変動を止めるのは移動データの変動停止キー22(図6)を設けるか、マウス把持部9に移動測定装置19を設け、持ち上げて操作平面3の測定面から離すか、もしくはマウス把持部9とマウス移動台8の間にセンサーを設けマウス把持部9を持ち上げてセンサーを作動させて止めるか、3つの方法が考えられる。この実施例では3番目のセンサーを使用する。図15はセンサーを使ったデータ変動の停止装置の断面図である。マウス把持部9とマウス移動台8の間に設けたヒンジ46でマウス把持部9のヒンジと巻き線ばね46の反対側を持ち上げることができる。その持ち上げ可能な部分に離着検知センサー47を設ける。移動測定装置19はマウス移動台8に設ける。このようにすれば操作平面3に障害物もなく操作面全面自由に使える。上下反転したときマウス把持部9とマウス移動台8の間の開きを閉じるためヒンジに巻き線ばね46を設けていつもは閉じているようにしなければならない。またマウス把持部9には移動測定装置19はなく付属物は操作キーだけである。マウス把持部9の重量が少なければ持ち上げる力は少なくて済むし、バネの力も少なくて済む。問題は強力な磁石28を得られるかであり、その問題以外は操作しやすく本発明入力装置に合った方法である。以上は請求項6と請求項10を合わせたものである。
図9〜図13の実施例について。 この例はスライド軸の長さを変え、外側にあるバネにかかる圧力を変える方法で、天地逆転したときの引力の変化をバネ圧で補正するものである。まず軸が伸縮するため内外2つの部品にわけピストン型とする。外側のスライド軸13の内周に上案内リング34と下案内リング35を取り付け固定する。次に中スライド軸30の最下部分に回転留め材33が保持されたまま回転できる、回転留め材の回転場所36を設けて、回転留め材33が回転できるように取り付ける。そして中スライド軸30と回転留め材33をスライド軸13に差し込み回転留め材の羽37を上下案内リング34・35の間に差し込む。他に中コイルバネ32をスライド軸13の内側の底と中スライド軸30の間に挟む。外コイルバネ31は軸止め15とスライド軸受け18の間に挟む。
以上で構成は終わり、次は操作と部品の動きについて。
ノック式ペンと同じようにスライド軸頂部29を押さえると中スライド軸30がさがる。中スライド軸30に回転可能に取り付けられた回転留め材の羽根37も、同時に下案内リング35に沿って回転しながら下がり、(図12−Q図)行き止まりでぶつかり(38−2)止まる。手を離せば、中スライド軸30と回転留め材の羽根37は内外のコイルバネ31・32に押し上げられ、回転留め材の羽根37は上案内リング34に沿って回転しながら上がりぶつかって(38−3)止まる。中スライド軸30のこの位置は最初の位置まで戻らない。外のバネ31を押し下げた状態でスライド軸受け18の受けるバネ圧は変わる。再度頂部29を押さえると中スライド軸30の回転留め材の羽根37は下案内リング35に沿って回転しながら下がり、行き止まりでぶつかり(38−4)止まる。手を離すと、中スライド軸と回転留め材の羽根37は内外のコイルバネ31・32に押し上げられ、回転留め材の羽根37は上案内リング34に沿って回転しながらぶつかって(38−1)止まる。そうすると最初の位置に戻る。このように押すたびに2段階でバネ圧は変わる。このバネ圧の変化で、天地反転したマウス把持部の重さの変化による移動測定装置の測定面の圧力を、同じように保つことができる。バネを内外2つ設けるのは平置き状態でのバネ圧力を0にするためである。以上スライド軸を伸縮してバネ圧を変えて天地反転に対応する方法である。
図14の実施例について。天地反転した入力装置の操作平面に接する圧力を、平置きの状態と同じように保つ別の方法である。
図14(S)図に基づき説明する。移動測定装置19はマウス把持部9に設けている。スライド軸13の先にひもを結びマウス把持部9に設けた滑車41を介して引く方向を変えバネ43に結ぶ。バネ43の反対側は留め具44に連結し、留め具44はマウス把持部9の表面材にスライドできる状態で取り付ける。以上の構成である。
操作する場合は、最初何もしない状態ではバネと紐に力はかかっていない。空中操作のためマウス把持部を持ち上げると(T)図の通りスライド軸をスライドできる分上に持ち上げることができる。そしてバネと紐に少し力がかかる。持ち上げるのが少し重くなる。天地反転し入力装置を下向きにしたのが(U)図である。バネと紐が平置きと同じならマウス把持部は紐の遊びの長さ落下する。そうすると移動測定装置が操作平面の測定面から離れ測定できなくなるから留め具を引いて動かし、ばねと紐に力をくわえマウス把持部を操作平面に押し付ける。空中移動するときはマウス把持部を引き下げる。そうすると(V)図の通り、バネが伸び、紐が動いてマウス把持部はスライド軸をスライドし、移動測定装置も下がって測定を中止する。したがって天地反転しても平置きと同じように機能する。
図16の実施例について。布団やベッドは人が気持ちよく眠るために作られている。動いてもすぐ外に出ないようにやや大きめに作られているが必要以上には作られていない。体の両側にキーボードを置くと布団の中に風が入りやすくなる。入力装置を置くと身動きも出来ないのでは困るから入力装置は少しでもコンパクトであることが望ましい。布団の中では小さく枕の近くでは操作しやすいように1段加える。それを形にしたのがこの実施例である。17図のように布団の中ではマウスのカバーを設けない。布団の中ではキーボードのキーを布団で押すと修復するのが大変だが、マウスのキーを押したのではさほど問題は出ないし、操作中の手の形が布団に残るからキーを圧迫することも少ないからである。一方入力装置を枕元に移したとき反転するからマウスのカバーがなければ操作できない。そこで図16(Z)図のように入力装置に脚49を設け、布団から出して枕の近くで反転したときに脚49を伸ばすようにする。このようにすると布団の中でも比較的コンパクトにできる。
他の実施例。 側壁を操作平面としてマウスを連結したときマウスの移動方向である横に引力が働く。壁面に付けたマウスは摩擦がなければ落下する。したがって摩擦を調整できる装置を設けなければならない。そのためにマウス移動台かマウスの底部にブレーキとなる摩擦調整パッドを可変に取り付ける必要がある。
他に、昇降装置はその構造上持ち上げ可能な高さは小さい。しかしそこに設けたバネよりマウスを持ち上げたときクッションとなり手応えはある。したがって大きく持ち上げなくても快く操作できる。
連結手段としてもう1例。操作平面の盤面の周辺に回動軸を設け、その回動軸にスライドする棒材を受けるスライド軸受けを設け、マウス移動台に棒状のスライド部分を設け、スライド軸受けにスライド部分を取り付ける。このようにするとマウス移動台が操作平面の盤面から離れないで操作平面の上を自由に動かすことができる。
この方法はスライド棒受けをもつ回動軸と、スライド棒を備えたマウス移動台で連結される。部材点数は少なく構造も簡単であるが、棒の柄がスライドして操作平面の外に出ていることが多いのが弱点である。
入力装置の構成を示すブロック図である。 入力装置の全体透視図で(A)と(B)の2つある。 入力装置の操作平面と連結したマウスの透視図である。 (C)は操作平面と連結したマウス部分の下部構成の透視図である。(D)はマウス移動台とスライド軸の透視図である。 (E)は操作平面と連結したマウスの断面図。(F)は(E)の持ち上がった図である。 移動測定データの変動を停止するキーの配置を示す図である。 請求項5のマウス移動台の連結方法とスライド軸とマウス把持部の関係の図である。 (I)は磁石を使った連結方法のマウスの断面図。(J)は(I)のマウス移動台の透視図(K)はマウスの全体透視図である。 請求項8のマウス移動台とスライド軸とマウス把持部と移動測定装置の断面図である。 スライド軸の部分透視図である。 (L)はスライド軸の部分断面図。(M)はスライド軸の部品断面図。(N)はスライド軸の部品透視図。(O)は部品の側面図である。 (P)はスライド軸の部品透視図。(Q)回転留め具の羽と案内リングの動き方を図にしたものである。 スライド軸の伸縮を順に図にしたものである。 請求項9の(S)は紐とバネと滑車と留め具の配置を示す断面図(T)は持ち上げた状態のバネとマウスの断面図。(U)上下逆転したマウスとバネと留め具の断面図。(V)は上下逆転したマウスの空中移動中のバネの状態断面図 (W)磁石とヒンジを付けたマウスの断面図。(X)は(W)の持ち上げた断面図である。 (Y)は平面置き入力装置の透視図。(Z)は(Y)の天地反転置きする場合の脚を展開した透視図である。 人が使用中の入力装置の断面と、手と腕の配置の側面と、の図である。
符号の説明
1 入力装置
2 キーボード
3 操作平面
4 連結材A
5 電気コード
6 レール
7 別のレール
8 マウス移動台
9 マウス把持部
10 入力キー
13 スライド軸
14 移動測定用開口
15 軸止め
16 レール受け
18 スライド軸受け
19 移動測定装置
20 コイルバネ
21 操作平面の盤面
22 移動データの変動停止キー
23 回動軸
24 回動軸受け
25 連結材B
26 連結腕
27 ボールベアリング
28 磁石
29 スライド軸頂部
30 中スライド軸
31 外コイルバネ
32 中コイルバネ
33 回転する留め材
34 上案内リング
35 下案内リング
36 回転留め材の回転場所
37 回転留め材の羽
38−1〜38−4 回転留め材の羽の移動位置
39 上案内リングの案内形状
40 下案内リングの案内形状
41 滑車
42 紐
43 バネ
44 留め具
45 留め具の動く方向
46 ヒンジとバネ
47 離着検知センサー
49 入力装置の反転用脚
50 反転した(Z)図の入力装置
53 (Y)図の入力装置

Claims (10)

  1. 天地反転置き又は左右横転置きできるコンピュータ入力用キーの配列された盤面の真上又は真下又は内側壁面に設けた操作平面と、前記操作平面から外れないように連結または配置して設けられたポインティングデバイスと、を備えた入力装置
  2. 前記ポインティングデバイスの1つであるマウスを、手で持ち操作する部分であり操作キーを有するマウス把持部と、前記マウス把持部が昇降装置により持ち上がるように連結されたマウスの底面であるマウス移動台とに分割し、前記マウス移動台が前記操作平面から離れないように連結し、移動測定装置が前記操作平面の測定面から離れることができるか、または前記マウス把持部と前記マウス移動台の間に離着を検知するセンサーを設けた、請求項1の入力装置
  3. 前記ポインティングデバイスの1つであるマウスに、移動測定の中止再開または移動情報の変動を制御するキーを設けた、請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記操作平面に設けたレールと、前記レールをスライドするレール受けを設けた連結材Aと、前記連結材に設けた別のレールと、前記別のレールをスライドするレール受けを設けた前記マウス移動台と、で前記操作平面と前記マウス移動台を連結した、請求項2に記載の入力装置。
  5. 前記操作平面と連結材Bを回動軸と回動軸受けで連結し、前記連結材Bと前記マウス移動台に設けた連結腕を回動軸と回動軸受けで連結し、前記マウス移動台又は前記マウス把持部に設けた前記移動測定装置が前記操作平面と測定距離を保てるようにした、請求項2に記載の入力装置。
  6. 盤面が磁性体である前記操作平面と、前記マウス移動台に設けた磁石と、で前記操作平面とマウス前記移動台を連結した、請求項2に記載の入力装置。
  7. 前記マウス移動台の昇降軸に設けた軸止めと前記マウス把持部に設けたマウス軸受けの間にバネを挟んだ前記昇降装置を特徴とする、請求項2に記載の入力装置。
  8. 前記マウス昇降軸を伸縮できるよう外側と内側に分割し、前記昇降軸の頂部を押さえることにより前記昇降軸の長さを変え、前記バネの強さを変えるようにした請求項7項に記載の入力装置。
  9. 前記マウス把持部に滑車とスライドする留め具を設け、前記昇降軸と前記留め具をバネと紐で結び、前記留め具を動かすことにより前記バネの強さを変えるようにした前記昇降装置、である請求項2に記載の入力装置。
  10. 前記マウス移動台と前記マウス把持部との間に設けたヒンジとバネ、が前記昇降装置である、請求項2に記載の入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206931A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 カルソニックカンセイ株式会社 車両用情報入力装置

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