JP2010015512A - コンフィグ設定管理モデル作成装置、コンフィグ設定管理モデル作成方法およびそのプログラム - Google Patents

コンフィグ設定管理モデル作成装置、コンフィグ設定管理モデル作成方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信網の工事等において、この通信網を構成する各装置へ投入する一連のコマンドを判断するときに用いられるコンフィグ設定管理モデルの作成の手間を軽減する。
【解決手段】キーワード情報、コマンドポリシー情報を参照して、コマンド情報に示される各コマンドの構造解析とパラメータの抽出を行い、CLIコマンド群情報1341、機種固有コマンド情報1342およびパラメータ情報1343を作成する。そして、この構造解析結果を用いて、各工事において各装置へ投入すべきコマンドを定型化した業務情報1340に、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドを紐付ける。また、CLIコマンド群情報1341と機種固有コマンド情報1342、機種固有コマンド情報1342とパラメータ情報1343とを紐付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信網内の様々な装置に対し設定を行うときの管理情報の作成技術に関する。
近年、IP(Internet Protocol)網等の通信網を構成するルータやサーバ等の装置は、複数のベンダの製品を用いている。また、同じベンダの製品でも機種や、OS(Operating System)が異なることもあり、これらの装置の設定方法は統一されていない。このため、通信網の管理者が、この通信網の工事(例えば、回線の開通や、装置の保守のための一連の作業)に伴い、装置のベンダ、機種、OSごとにどのようなコマンドをどのような順番で投入するのかを示した管理情報を用意しておき、この管理情報を参照しながら、通信網の装置に各種設定を行っていた(非特許文献1参照)。
NTT技術ジャーナル、ネットワークサービスを支えるサービスアクティベーション技術、[online]、[平成20年6月4日検索]、インターネット、<URL:http://www.ntt.co.jp/journal/0508/files/jn200508018.pdf>
しかし、この管理情報は人手で作成しなければならず、管理情報の作成に手間がかかっていた。本発明は、前記した問題を解決し、装置に各種設定を行うときに参照する管理情報であるコンフィグ設定管理モデルの作成の手間を軽減することを目的とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、通信網に設置される装置に対する業務ごとに、当該業務において必要とされる各装置への設定を行うためのコマンドの投入順序の識別子を示した業務情報と、装置に対する業務ごとに、当該業務において装置へ投入したコマンドおよびそのコマンドに対する応答を示したコマンド情報との入力を受け付ける入力部と、装置の種別ごとに、当該種別の装置へ投入するコマンドの文法を示したコマンドポリシー情報と、各種別の装置へ投入するコマンドの種別ごとに、当該種別のコマンドを投入したときに、当該種別の装置から得られる応答に含まれるキーワードを示したキーワード情報と、業務情報とを記憶する記憶部と、入力されたコマンド情報の構造解析を行い、このコマンド情報に示される各コマンドの投入順序、コマンドモードおよびその応答を解析し、各コマンドに対する応答とキーワード情報とを参照して各コマンドの種別を判断し、装置の種別ごとに、コマンド情報に示されるコマンドの投入が行われた業務、投入されたコマンド、そのコマンドのコマンドIDと、解析された投入順序、コマンドモードおよびその応答と、判断されたコマンドの種別とを示したコマンド群情報を作成し、記憶部に記憶するコマンド構造解析部と、コマンドポリシー情報を参照して、コマンド群情報に示されるコマンドそれぞれのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別とを判断するパラメータ抽出部と、コマンド群情報に示されるコマンドおよびこのコマンドのパラメータ部を装置の種別ごとに示した機種固有コマンド情報と、機種固有コマンド情報に示されるパラメータ部それぞれのパラメータ種別を示したパラメータ情報とを作成して、記憶部に記憶する情報作成部と、記憶部から、業務情報に示される業務ごとに、その業務に関するコマンド群情報を選択し、この選択したコマンド群情報に示される各コマンドの投入順序を参照して、当該コマンド群情報から、業務情報の当該業務に関するコマンドの投入順序の識別子に相当するコマンドのコマンドIDを選択し、この選択したコマンドIDを、業務情報における当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして、業務情報に書き込む業務情報管理部とを備えることを特徴とするコンフィグ設定管理モデル作成装置とした。
請求項5に記載の発明は、通信網に設置される装置の種別ごとに、当該種別の装置へ投入するコマンドの文法を示したコマンドポリシー情報と、各種別の装置へ投入するコマンドの種別ごとに、当該種別のコマンドを投入したときに、当該種別の装置から得られる応答に含まれるキーワードを示したキーワード情報とを記憶する記憶部を備えるコンフィグ設定管理モデル作成装置が、業務ごとに、当該業務において必要とされる各装置への設定を行うためのコマンドの投入順序の識別子を示した業務情報の入力を受け付け、記憶部に記憶するステップと、装置に対する業務ごとに、当該業務において装置へ投入したコマンドおよびそのコマンドに対する応答を示したコマンド情報の入力を受け付けるステップと、入力されたコマンド情報の構造解析を行い、このコマンド情報に示される各コマンドの投入順序、コマンドモードおよびその応答を解析するステップと、各コマンドに対する応答とキーワード情報とを参照して各コマンドの種別を判断するステップと、装置の種別ごとに、コマンド情報に示されるコマンドの投入が行われた業務、投入されたコマンド、そのコマンドのコマンドIDと、解析された投入順序、コマンドモードおよびその応答と、判断されたコマンドの種別とを示したコマンド群情報を作成し、記憶部に記憶するステップと、コマンドポリシー情報を参照して、コマンド情報に示されるコマンドそれぞれのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別とを判断するステップと、コマンド群情報に示されるコマンドと、そのコマンドそれぞれのパラメータ部を装置の種別ごとに示した機種固有コマンド情報と、機種固有コマンド情報に示されるパラメータ部それぞれのパラメータ種別を示したパラメータ情報とを作成して、記憶部に記憶するステップと、記憶部から、業務情報に示される業務ごとに、その業務に関するコマンド群情報を選択するステップと、選択したコマンド群情報に示される各コマンドの投入順序を参照して、当該コマンド群情報から、業務情報の当該業務に関するコマンドの投入順序の識別子に相当するコマンドのコマンドIDを選択し、この選択したコマンドIDを、業務情報における当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして、業務情報に書き込むステップとを実行することを特徴とするコンフィグ設定管理モデル作成方法とした。
このようなコンフィグ設定管理モデル作成装置(以下、モデル作成装置)によれば、各業務において各装置へ投入すべきコマンドを定型化した業務情報に、コマンド情報(過去に各装置へ投入したコマンドとそのコマンドの応答結果等を示したもの)の解析結果とを対応付けたコンフィグ設定管理モデルを容易に作成することができる。ここで、この解析結果には、コマンド群情報と、機種固有コマンド情報と、パラメータ情報とを含む。つまり、コマンドの投入順序、コマンドモードおよびその応答、コマンドの種別、機種固有コマンドおよびそのコマンドのパラメータ部、パラメータ種別が示されるので、このコンフィグ設定管理モデルを用いることで、所定の業務を行うには、どのようなコマンドを投入すればよいかや、パラメータを設定するときにはどの部分にどのようなパラメータを設定すればよいかを判断しやすくなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンフィグ設定管理モデル作成装置において、キーワード情報は、当該装置からのエラーメッセージに含まれるキーワードを含み、コマンド構造解析部は、各コマンドに対する応答とキーワード情報とを参照して、当該応答にエラーメッセージを示すキーワードが含まれていたとき、当該コマンドの種別をエラーコマンドと判断し、コマンド群情報に当該コマンドに関する投入順序の情報を書き込まず、情報作成部は、機種固有コマンド情報にエラーコマンドと判断されたコマンドの情報を含めず、業務情報管理部は、コマンド群情報の当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして、投入順序の情報が書き込まれていないコマンドのコマンドIDを書き込まないことを特徴とする。
このようにすることで、コンフィグ設定管理モデル作成装置は、コマンド情報の中にエラーコマンドを発見したとき、コマンド群情報に、このコマンドの種別がエラーコマンドである旨を示すことができる。また、機種固有コマンド情報を作成するときエラーコマンドを含まない機種固有コマンド情報を作成できる。さらに、コマンド群情報において、このエラーコマンドには投入順序を示す情報が書き込まれないので、業務情報管理部はエラーコマンドをスキップして、業務情報の投入順序の識別子に対応するコマンドIDを書き込むことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のコンフィグ設定管理モデル作成装置において、キーワード情報は、当該装置からのコマンドの投入順序の変更を指示する応答に含まれるキーワードを含み、コマンド構造解析部は、各コマンドに対する応答とキーワード情報とを参照して、当該応答にコマンドの投入順序の変更を指示するキーワードが含まれているとき、当該コマンドについて投入順序を入れ替えたコマンド群情報を作成することを特徴とする。
このようにすることで、コンフィグ設定管理モデル作成装置は、コマンド情報の中に投入順序の変更を指示する応答を発見したとき、投入順序を入れ替えたコマンド群情報を作成することができる。つまり、コマンド情報に示されるコマンドの投入順序が正しいものでなかった場合でも、これを正しい投入順序に並べ替えたコマンド群情報を作成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコンフィグ設定管理モデル作成装置において、コマンド構造解析部は、投入されたコマンド情報の構造解析を行うとき、コマンドのコマンドモードおよびその応答をもとにコマンドのモード遷移階層を判断し、コマンドのモード遷移階層を含むコマンド群情報を作成することを特徴とする。
このようにすることで、コンフィグ設定管理モデル作成装置は、コマンドのモード遷移階層を含むコマンド群情報を作成することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のコンフィグ設定管理モデル作成方法を、コンピュータであるコンフィグ設定管理モデル作成装置に実行させるためのプログラムとした。
このようなプログラムによれば、一般的なコンピュータに請求項5に記載のコンフィグ設定管理モデル作成方法を実行させることができる。
本発明によれば、装置に各種設定を行うときに参照する管理情報であるコンフィグ設定管理モデルの作成の手間を軽減することができる。
<概要>
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。まず、図1を用いて、本実施の形態のコンフィグ設定管理モデル作成装置が作成するコンフィグ設定管理モデルの概要を説明する。図1は、本実施の形態のコンフィグ設定管理モデルを例示した図である。
コンフィグ設定管理モデル134は、図1に示すように、業務情報1340と、CLI(Command Line Interface)コマンド群情報(コマンド群情報)1341と、機種固有コマンド情報1342と、パラメータ情報1343とを含む。
この業務情報1340は、通信網の工事(例えば、回線開通等)の種類ごとに、その工事において、この通信網(例えば、IP(Internet Protocol)網)を構成する各装置(ルータ等)へ投入するコマンドの投入順序の識別子(例えば、図1の業務情報1340の出力コマンド1,2,3,4,5等)を示した情報である。図1の業務情報1340において、工事Aは、この工事Aについて○印が記された出力コマンド(出力コマンド1,2,3,4)を投入し、その投入順序は出力コマンド1→出力コマンド2→出力コマンド3→出力コマンド4の順であることを示す。また、工事Bは、この工事Bについて○印が記された出力コマンド(出力コマンド2,4,5)を投入し、その投入順序は出力コマンド2→出力コマンド4→出力コマンド5の順であることを示す。
CLIコマンド群情報1341は、過去に装置へ投入された一連のコマンド群(コマンド情報)を解析して得られた情報である。このCLIコマンド群情報1341は、そのコマンド群が入力された装置の種別(機種)、工事名とともに、各コマンドのコマンドID、コマンドの内容、コマンドモード、当該コマンドを入力したとき、装置から得られた応答文字列(応答)、コマンドの投入順序、コマンド種別(例えば、通常のコマンドか、モードを遷移するためのコマンドか、エラーコマンドか等)、モード遷移階層(そのコマンドが投入された階層)等を示した情報である。
また、機種固有コマンド情報1342は、このCLIコマンド群情報1341に示される各コマンドを投入順に並べ、そのコマンドを分節したものである。ここで、このコマンドにパラメータが含まれる場合、このコマンドのパラメータ部分を示す情報も含まれる。例えば、機種固有コマンド情報1342は、「ID1」「ID2」「ID3」の順にコマンドが投入されることを示す。また、「ID2」のコマンドは、「interface」と、パラメータ「<a>」、「<b>」に分節されることを示す。なお、ここでは図示を省略しているが、この機種固有コマンド情報1342には、各コマンドの情報の作成元となったCLIコマンド群情報1341のファイル名およびコマンドIDの情報も示される。つまり、CLIコマンド群情報1341と機種固有コマンド情報1342とはそれぞれ対応するコマンドが紐付けられている。
パラメータ情報1343は、この機種固有コマンド情報1342に示される各コマンドのパラメータの属性(パラメータ種類)を示した情報である。例えば、機種固有コマンド情報1342の「ID2」のコマンドのパラメータ「<a>」、「<b>」のうち「<a>」は、文字列であり、「<b>」は、数字であることを示す。
本実施の形態のコンフィグ設定管理モデル作成装置は、コマンド情報の入力を受け付けると、まず、このコマンド情報を解析してCLIコマンド群情報1341を作成する。そして、この作成したCLIコマンド群情報1341に基づき、機種固有コマンド情報1342を作成し、次に機種固有コマンド情報1342に示されるパラメータについて、パラメータ情報1343を作成する。
この後、コンフィグ設定管理モデル作成装置は、工事ごとに、この工事に必要な出力コマンドを示した業務情報1340と、CLIコマンド群情報1341との紐付けを行う。つまり、業務情報1340に示される各工事の工事名をキーとして、CLIコマンド群情報1341のファイルの中から、その工事に関するCLIコマンド群情報1341を読み出す。そして、このCLIコマンド群情報1341の各コマンドの投入順序を参照して、業務情報1340に示される各コマンド(出力コマンド)に相当する、CLIコマンド群情報1341のコマンドのコマンドIDを書き込む。
例えば、図1の業務情報1340の工事Aの出力コマンド1(最初に投入するコマンド)に相当するコマンドとして、「ファイルA」のCLIコマンド群情報1341の投入順序「1」のコマンド(「ID1」のコマンド)を選択する。そして、コンフィグ設定管理モデル作成装置は、業務情報1340の工事Aの出力コマンド1の欄に「ファイルA」と、このコマンドのコマンドID「ID1」とを書き込む。このような処理を、業務情報1340に示される各工事について実行する。なお、同じ工事について、複数機種のCLIコマンド群情報1341があれば、そのすべての機種に関するCLIコマンド群情報1341のファイルから、当該出力コマンドに関するコマンドIDを書き込む。つまり、業務情報1340の工事ごとの出力コマンドの欄には、各機種のコマンドに関するCLIコマンド群情報1341のファイル名とコマンドIDとが書き込まれる。このようにしてコンフィグ設定管理モデル134が作成される。
このように、業務情報1340とCLIコマンド群情報1341、CLIコマンド群情報1341と機種固有コマンド情報1342、機種固有コマンド情報1342とパラメータ情報1343とが紐付けられたコンフィグ設定管理モデル134を、管理者等が管理情報として用いることで、所定の工事を行うとき各装置に対し、どのようなコマンドをどのような順で入力すればよいかを確認しやすくなる。
なお、以下の説明において、コマンドはCLIコマンドを例として説明するが、これに限定されない。また、装置の種別として機種を用いる場合を例に説明するが、装置のベンダ(メーカ)の種類、その装置にインストールされているOS(Operating System)、またはそれらの組み合わせであってもよい。
<構成>
次に、このようなコンフィグ設定管理モデルを作成するコンフィグ設定管理モデル作成装置の構成を説明する。図2は、本実施の形態のコンフィグ設定管理モデル作成装置の構成を示した図である。
図2に示すように、コンフィグ設定管理モデル作成装置10は、入出力部(入力部、出力部)11と、処理部12と、記憶部13とを備える。
入出力部11は、入出力インタフェースから構成され、処理部12は、このコンフィグ設定管理モデル作成装置10が備えるCPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。また、記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。なお、コンフィグ設定管理モデル作成装置10をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部13には、このコンフィグ設定管理モデル作成装置10の機能を実現するためのプログラムが格納される。
なお、このコンフィグ設定管理モデル作成装置10には、各種情報を入力するための入力装置200(例えば、キーボードやマウス等)や、このコンフィグ設定管理モデル作成装置10の情報を出力する出力装置300(例えば、液晶モニタ等)が接続されていてもよい。
入出力部11は、コマンド情報100の入力を受け付けたり、処理部12による処理結果を出力装置300へ出力したりする。このコマンド情報100は、例えば、過去の様々な工事において、実際に装置に投入したコマンドと、その応答とを示した情報である。
図3は、図2のコマンド情報を例示した図である。ここでは、工事Aにおいて機種Aの「ROUTER−A」のコマンド情報100を示している。この図3の(A1)〜(A6)はコマンド入力前のプロンプト、(B1)〜(B6)はコマンド、(C1)〜(C6)はコマンド入力後のプロンプトを示す。なお、このコマンド情報100に示される各コマンドが投入された装置の機種名(装置の種別)や、工事名は、このコマンド情報100を入力するときに、入力装置200経由で入力するようにしてもよいし、このコマンド情報100に含めて入力するようにしてもよい。
図2の処理部12は、コマンド構造解析部121と、パラメータ抽出部122と、情報作成部123と、業務情報管理部124と、出力処理部125とを含んで構成される。
コマンド構造解析部121は、入力されたコマンド情報100の構造解析を行う。つまり、コマンド構造解析部121は、このコマンド情報100に示される各コマンドを、このコマンドの入力前後のプロンプトやキーワード情報132(後記)をもとに解析し、各コマンドの投入順序、コマンドモードおよびその応答を示したCLIコマンド群情報1341(図1参照)を作成する。ここで作成したCLIコマンド群情報1341は記憶部13に記憶する。このときの解析手順の詳細は、フローチャートを用いて後記する。
パラメータ抽出部122は、コマンドポリシー情報131(後記)を参照して、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドと、そのコマンドそれぞれのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別とを判断する。
図4は、図2のパラメータ抽出部による処理を概念的に示した図である。例えば、図2のパラメータ抽出部122は、CLIコマンド群情報1341(図1参照)に示される「ip address 10.10.10.1 255.255.255.0」というコマンドについて、「ip」、「address」、「10.10.10.1」、「255.255.255.0」に分節する。そして、このCLIコマンド群情報1341の機種(例えば、機種A)についてのコマンドポリシー情報131を参照して、「ip」、「address」、「10.10.10.1」、「255.255.255.0」が、それぞれ、「機種固有キーワードA」、「機種固有キーワードB」、「IPv4(Internet Protocol Version 4)アドレスを示すパラメータ」、「IPv4サブネットを示すパラメータ」であると判断する。
図2の情報作成部123は、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドと、パラメータ抽出部122の判断結果に基づき、各コマンドのパラメータ部とを示した機種固有コマンド情報1342(図1参照)を作成する。また、この機種固有コマンド情報1342に示されるパラメータ部それぞれの属性(パラメータ種別)を示したパラメータ情報1343を作成する。情報作成部123は、この作成した機種固有コマンド情報1342とパラメータ情報1343とを、記憶部13に記憶する。
例えば、情報作成部123は、前記したパラメータ抽出部122による判断結果をもとに、図1に示すように、機種固有コマンド情報1342に、CLIコマンド群情報1341から抽出したコマンドの機種固有キーワードの部分(「ip」、「address」)をそのまま記載し、「IPv4アドレスを示すパラメータ」、「IPv4サブネットを示すパラメータ」についてはそれぞれ「<c>」、「<d>」等に置き換える。そして、置き換えたパラメータ部「<c>」、「<d>」について、それぞれのパラメータ種別(IPv4アドレス、IPv4サブネット等)、設定最小値および設定最大値を示したパラメータ情報1343を作成する。
なお、この情報作成部123が、機種固有コマンド情報1342を作成するとき、図1に示すように、CLIコマンド群情報1341に示されるモード遷移階層の情報をもとに、コマンドが投入された階層の識別情報を示すようにしてもよい。例えば、図1に示すCLIコマンド群情報1341において、コマンドIDが「ID2」のコマンドのモード遷移階層は「2」なので、機種固有コマンド情報1342における、このコマンドの記述を「コマンド階層2」の欄から書き込むようにして、このコマンドの投入階層が「コマンド階層2」であることを示すようにしてもよい。
図2の業務情報管理部124は、業務情報1340とCLIコマンド群情報1341との紐付けを行う。この業務情報管理部124は、業務情報1340に示される工事(例えば、工事A,B)ごとに、その工事に関するCLIコマンド群情報1341を選択する。次に、この業務情報管理部124は、この選択したCLIコマンド群情報1341に示される各コマンドの投入順序を参照して、このCLIコマンド群情報1341から、当該工事に関する出力コマンドの識別情報(例えば、出力コマンド1等)に相当するコマンド(例えば、投入順序「1」のコマンド)のコマンドIDを選択する。この選択したコマンドIDを、業務情報1340における当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして書き込む。例えば、業務情報管理部124は、業務情報1340の「工事A」の「出力コマンド1」に相当するコマンドとして、「ファイルA」というファイルのCLIコマンド群情報1341におけるコマンドID「ID1」のコマンドであるという情報を書き込む。
出力処理部125は、記憶部13に記憶されたコンフィグ設定管理モデル134に含まれる各種情報を出力する。例えば、入出力部11経由で、工事名およびこの工事に用いる装置の機種名を含む、当該装置への出力コマンドに関する情報の出力要求を受け付けたとき、このコンフィグ設定管理モデル134に含まれる業務情報1340から、この工事名の工事における各出力コマンド(出力コマンド1〜5)の欄に示されるファイル名と、コマンドIDとを読み出す。そして、出力処理部125が、このファイル名およびコマンドIDに対応するCLIコマンド群情報1341からコマンドを出力したり、このコマンドに対応する機種固有コマンド情報1342の情報や、パラメータ情報1343を出力したりする。
次に、記憶部13を説明する。記憶部13は、コマンドポリシー情報131と、キーワード情報132と、業務情報1340と、処理部12により作成されたCLIコマンド群情報1341と、機種固有コマンド情報1342と、パラメータ情報1343とを記憶する。なお、業務情報管理部124により、業務情報1340の各出力コマンドに、CLIコマンド群情報1341に示される各コマンドのコマンドIDが紐付けられた状態の業務情報1340と、紐付けられたCLIコマンド群情報1341と、このCLIコマンド群情報1341の機種固有コマンド情報1342と、パラメータ情報1343とをまとめて、コンフィグ設定管理モデル134とする。
コマンドポリシー情報131は、機種ごとに、当該機種の装置へ投入するコマンドの文法を示した情報である。図5(a)は、図2のコマンドポリシー情報を例示した図である。ここでは、機種Aの装置のコマンドポリシー情報131を例に説明する。例えば、図5(a)に示す、機種Aのコマンドポリシー情報131は、コマンドに「?」が含まれていれば、それはヘルプコマンドであり、スペース区切りがあれば、それは「コマンド分割(コマンドの切れ目)」であることを示す。また。「GigaBitEthernet 0/0/0 〜 0/0/8」または「POS 1/0/0 〜 1/0/8」が含まれていれば、それはインタフェースを示すコマンドであり、「10.10.10.1〜100.100.100.100」の値が含まれていれば、それはIPv4アドレスであることを示す。このコマンドポリシー情報131は、コマンド構造解析部121がコマンドを分節したり、パラメータ抽出部122が、コマンドからパラメータを抽出し、このパラメータの種別を判断したりするときに参照される。
図2のキーワード情報132は、機種ごとに当該機種の装置からの各コマンドの種類(コマンド種別)を判断するためのキーワードを示した情報である。図5(b)は、図2のキーワード情報を例示した図である。ここでは、機種Aのキーワード情報132を例に説明する。例えば、図5(b)に示す機種Aのキーワード情報132は、「%,error,invalid…」は、エラーコマンドを判別するためのキーワードであり、「before,after,…」は、投入順序の入れ替えが必要だと判別するためのキーワードであり、「y/n,…」は、対話型コマンドを判別するためのキーワードであることを示す。このキーワード情報132は、コマンド構造解析部121が、コマンド情報100に示される各コマンドを解析し、CLIコマンド群情報1341を作成するときに参照される。
次に、コンフィグ設定管理モデル134を構成する各要素について説明する。
業務情報1340は、通信網の工事(例えば、回線開通等)の種類ごとに、その工事において、各装置に、どのようなコマンドをどのような順番で投入(出力)すればよいかを示した情報である。図6(a)は、初期状態における業務情報を例示した図であり、図6(b)は、ファイル名およびコマンドIDの紐付け後の状態における業務情報を例示した図である。初期状態において、業務情報1340は、図6(a)に例示するように、工事(業務)ごとに各装置に投入が必要な出力コマンド(図6(a)の○印参照)が示される。この情報は、予め管理者等により記憶部13に入力される。そして、業務情報管理部124により、この業務情報1340とCLIコマンド群情報1341のコマンドとの紐付けが行われると、図6(b)に示すように、その出力コマンドに対応するコマンドが記載されるCLIコマンド群情報1341のファイル名と、そのコマンドのコマンドIDが書き込まれる。
図2のCLIコマンド群情報1341は、前記したとおりコマンド情報100を解析して作成された情報である。このCLIコマンド群情報1341は、例えば、図1に示すように、当該コマンドが投入された装置の機種と、このコマンドが用いられた工事名と、各コマンドのコマンドIDと、コマンドのコマンドモード、応答文字列、投入順序、コマンド種別、モード遷移階層等が示される。
図2の機種固有コマンド情報1342は、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドが投入順に並べられる。そして、このコマンドにパラメータが含まれていれば、パラメータ部も示される。この機種固有コマンド情報1342は、例えば、各コマンドが投入される機種名、工事名が示され、各コマンドが投入順に並べられる。そして、分節されたコマンドと、その分節されたコマンドにパラメータが含まれていれば、そのパラメータ部が示される。また、この機種固有コマンド情報1342は、図1に示すように、各コマンドが投入されるコマンド階層に関する情報を含んでいてもよい。
図2のパラメータ情報1343は、機種固有コマンド情報1342に示される各コマンドのパラメータごとに、そのパラメータの属性(パラメータ種別)が示される。このパラメータ情報1343は、図1に示すように、各パラメータの設定最小値、設定最高値、デフォルト値等を含んでいてもよい。このような情報を含むことで、管理者がコマンドの各パラメータに値を設定するとき、どのような範囲の値をとりうるのかや、デフォルトで選択すべき値を確認できる。
<処理手順>
次に、適宜、図2を参照しつつ、コンフィグ設定管理モデル作成装置の処理手順を説明する。まず、図7を用いて、コンフィグ設定管理モデル作成装置10の処理手順の概要を説明する。図7は、図2のコンフィグ設定管理モデル作成装置の処理手順の概要を示したフローチャートである。なお、ここでは、業務情報1340は予め入出力部11経由で入力され、記憶部13に記憶されているものとする。
まず、図2のコンフィグ設定管理モデル作成装置10は入出力部11経由で、コマンド情報100の入力を受け付ける(S101)。そして、コマンド構造解析部121は入力されたコマンド情報100に示されるコマンドを構造解析し、CLIコマンド群情報1341を作成する(S102)。作成したCLIコマンド群情報1341は、記憶部13に記憶する。次に、パラメータ抽出部122は、コマンドポリシー情報131を参照して、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドそれぞれのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別とを判断し、情報作成部123は、機種固有コマンド情報1342と、パラメータ情報1343とを作成する(S103)。そして、業務情報管理部124は、業務情報1340とCLIコマンド群情報1341との紐付けを行う(S104)。
図8を用いて、図7のS102のCLIコマンド群情報1341の作成処理を詳細に説明する。図8は、図7のS102のCLIコマンド群情報の作成処理を示したフローチャートである。
まず、コマンド構造解析部121は、コマンド情報100(図3参照)を、(A)コマンド入力前のプロンプトと、(B)コマンドと、(C)コマンド入力後のプロンプトとに分割する(S201)。
例えば、コマンド構造解析部121は、図3に示すコマンド情報100の
ROUTER-A# configuration terminal
ROUTER-A (config)#
という情報を、
(A1)コマンド入力前のプロンプト:ROUTER-A#
(B1)コマンド:configuration terminal
(C1)コマンド入力後のプロンプト:ROUTER-A(config)#
に分割する。
次に、コマンド構造解析部121は、(A)コマンド入力前のプロンプトと、(C)コマンド入力後のプロンプトとが同じか否かを判断する(S202)。ここで、(A)コマンド入力前のプロンプトと、(C)コマンド入力後のプロンプトとが同じとき(S202のYes)、このコマンドのコマンド種別を通常コマンドと判断する(S209)。そして、S210へ進む。S210については後記する。
一方、S202において、(A)コマンド入力前のプロンプトと、(C)コマンド入力後のプロンプトとが異なるとき(S202のNo)、コマンド構造解析部121は、(C)コマンド入力後のプロンプトが、キーワード情報132に示されるいずれかのキーワードを含むか否かを判断する(S203)。つまり、S203において、コマンド構造解析部121は、コマンド情報100に示される機種名の装置に関するキーワード情報132を、記憶部13から選択し(例えば、図5(b)に示す機種Aに関するキーワード情報132を選択し)、(C)コマンド入力後のプロンプトが、この選択したキーワード情報132に示されるいずれかのキーワードを含むか否かを判断する。
ここで、コマンド構造解析部121は、(C)コマンド入力後のプロンプトが、キーワード情報132に示されるいずれかのキーワードを含むと判断したとき(S203のYes)、このキーワード情報132を参照して、そのキーワードは、(D−1)エラーコマンド判別キーワードか、(D−2)投入順序判別キーワードか、(D−3)対話型コマンド判別キーワードかを判断する(S204)。一方、S203において、(C)コマンド入力後のプロンプトが、キーワード情報132に示されるどのキーワードも含まないと判断したとき(S203のNo)、このコマンドのコマンド種別をモード遷移コマンドと判断し(S205)、S210へ進む。
例えば、図3に例示するコマンド情報100において、(A1)ROUTER-A#と、(C1)ROUTER-A(config)#とは異なるものであり、かつ、(C1)ROUTER-A(config)#は、キーワード情報132にも含まれていない。よって、コマンド構造解析部121は、この(C1)ROUTER-A(config)#のコマンド種別を、モード遷移コマンドと判断する。
S204において、コマンド構造解析部121は、(C)コマンド入力後のプロンプトに含まれるキーワードが、(D−1)エラーコマンド判別キーワードであるとき(S204の(D−1))、このコマンドのコマンド種別をエラーコマンドと判断し(S206)、S210へ進む。一方、このキーワードが、(D−2)投入順序判別キーワードであるとき(S204の(D−2))、このコマンドの投入順序を変更すると判断し(S207)、S210へ進む。さらに、このキーワードが、(D−3)対話型コマンド判別キーワードであるとき(S204の(D−3))、このコマンドのコマンド種別を対話型コマンドと判断し(S208)、S210へ進む。
例えば、図3に例示するコマンド情報100において、(A4)ROUTER-A(config)#と、(C4)% invalid input detected at‘~’marker.とは異なるものであり、かつ、この(C4)は、この機種Aのキーワード情報132(図5(b)参照)のエラーコマンド判別キーワードに示されるキーワード「%」、「invalid」を含む。よって、図8のS208において、コマンド構造解析部121は、この(B4)port-range 1000 2000 anyのコマンド種別をエラーコマンドと判断する。
S210において、コマンド構造解析部121は、(A)コマンド入力前のプロンプトと、(B)コマンドと、(C)コマンド入力後のプロンプトと、S205〜S209における判断結果に基づくコマンド種別、投入順序をCLIコマンド群情報1341(図1参照)に書き込む。
コマンド構造解析部121は、以上のような処理をコマンド情報100に示されるすべてのコマンド(例えば、図3に示すコマンド情報100の(A1)(B1)(C1)、(A2)(B2)(C2)、…、(A6)(B6)(C6))に実行し、CLIコマンド群情報1341を作成する。
なお、コマンド構造解析部121が、CLIコマンド群情報1341に、(A)コマンド入力前のプロンプトを書き込むとき、例えば、この(A)コマンド入力前のプロンプトのうち、ルータ名の部分をカットしたものを、このコマンドのコマンドモードとして書き込む。例えば、(A1)ROUTER-A#について、「ROUTER-A」の部分をカットした「#」をコマンドモードとして書き込む。また、同様に、コマンド構造解析部121は、CLIコマンド群情報1341に、(C)コマンド入力後のプロンプトを書き込むとき、ルータ名をカットし、このコマンドの応答文字列として書き込む。例えば、(C1)ROUTER-A(config)#について、「ROUTER-A」の部分をカットした「(config)#」を応答文字列として書き込む。なお、コマンド構造解析部121は、CLIコマンド群情報1341の投入順序を、このコマンド情報100に示されるコマンドの投入順に従って書き込むが、エラーコマンドについては、投入順序を書き込まず、その次のコマンドから投入順序を書き込む。つまり、エラーコマンドをスキップして書き込む。また、S207で投入順序の変更が必要と判断されたコマンドについては投入順序を入れ替えて書き込む。
以上のような処理により、図3のコマンド情報100を解析して得られたCLIコマンド群情報は、図9に示すCLIコマンド群情報1341(ファイルA)のようになる。図9は、図3のコマンド情報に基づき作成されたCLIコマンド群情報を例示した図である。このように、CLIコマンド群情報1341には、コマンドIDごとに、コマンド情報100のコマンド、コマンドモード、応答文字列(応答)、投入順序、コマンド種別、モード遷移階層等が示される。前記したとおり、このCLIコマンド群情報1341において、エラーコマンド(「ID4」のコマンド)については、その投入順序はスキップされ、その次のコマンド(「ID5」のコマンド)から投入順序の番号が書き込まれる。
なお、前記した処理において、コマンド構造解析部121が、(A)コマンド入力前のプロンプトと、(C)コマンド入力後のプロンプトとが異なるとき、コマンド種別をモード遷移コマンドと判断するのは、以下の理由に基づく。
図10(a)および(b)は、本実施の形態のモード遷移の概念を説明する図である。例えば、図10(a)に示すように、ログインモードから「login/passed」コマンドを装置へ投入すると、ユーザモードへ移行し、この装置から「>」という応答を得る。次に、「enable」コマンドを装置へ投入すると、特権モードへ移行し、この装置から「#」という応答を得る。続いて、「c」コマンドを装置へ投入すると、コンフィグモードへ移行し、この装置から「(config)#」という応答を得る。ここから、サブコンフィグモードに入るが、このとき「interface…」コマンドを投入することで、インタフェースに関するサブコンフィグモード(サブコンフィグモード(インタフェース))へ移行する。そして、この装置から「(if-config)#」という応答を得る。また、ここから、所定のコマンドを投入することで、ルーティングに関するサブコンフィグモード(サブコンフィグモード(ルーティング))へも移行可能である。
図10(b)は、図10(a)の符号1001に示す各モードの遷移において、投入されたコマンドと、その応答を示すプロンプトを例示した図である。図10(b)に示すように、コマンドA(「configuration terminal」)を投入した後の応答を示すプロンプト(「(config)#」)と、コマンドB(「interface TenGig 1/0/0」)を投入した後の応答を示すプロンプト「(if-config)#」とは異なり、また、コマンドC(「description AAA」)を投入した後の応答を示すプロンプト「(if-config)#」と、コマンドD(「exit」)を投入した後の応答を示すプロンプト「(config)#」とは異なる。よって、コマンドA,Dはモード遷移コマンドと判断される。また、コマンドB(「interface TenGig 1/0/0」)を投入した後の応答を示すプロンプト「(if-configure)#」と、コマンドC(「description AAA」)を投入した後の応答を示すプロンプト「(if-config)#」とは同じなのでモード遷移コマンドではないと判断される。
なお、このようなモードの遷移は、図10(a)に示すように、コンフィグモード→サブコンフィグモード(インタフェース)のように、コマンドを投入する階層を遷移させるときも行われるし、サブコンフィグモード(インタフェース)→サブコンフィグモード(ルーティング)のように、同じ階層の別のモードへ遷移させるときにも行われる。ここで、モード遷移により、別の階層へ遷移したか否かは、コマンドを投入した後の応答を示すプロンプトの内容により判断される。例えば、プロンプトが「#」から「(config)#」になったときや、「(config)#」から「(if-config)#」になったときには、別の階層に遷移したと判断される。一方、プロンプトが「(if-config)#」から「(router)#」になったときは、同じ階層内でモードが遷移したと判断される。このようにして判断されたモード遷移階層は、コマンド構造解析部121によりCLIコマンド群情報1341に書き込まれる。つまり、管理者等は、このCLIコマンド群情報1341の各コマンドのコマンドモード、モード遷移階層、コマンド種別を参照することで、各コマンドが、図10(a)に示すような階層構造を持つことや、それぞれのコマンドがどの階層へ投入されたかを把握できる。
次に、図11を用いて、図7のS103における機種固有コマンド情報1342およびパラメータ情報1343の作成処理を詳細に説明する。図11は、図7のS103における機種固有コマンド情報およびパラメータ情報作成処理を示したフローチャートである。
まず、図2のパラメータ抽出部122は、コマンドポリシー情報131を参照して、CLIコマンド群情報1341の各コマンドを分節(分解)する(S301)。例えば、対象となるCLIコマンド群情報1341が機種Aに関するCLIコマンド群情報1341であった場合、パラメータ抽出部122は、この機種Aに関するコマンドポリシー情報131(図5(a)参照)を参照して、スペース区切りの部分で各コマンドを分節する。
次に、パラメータ抽出部122は、コマンドポリシー情報131を参照して、分節したコマンドのパラメータ部を抽出し(S302)、この分節したコマンドの各要素と、このコマンドのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別を判断し、機種固有コマンド情報1342およびパラメータ情報1343を作成する(S303)。そして、この作成した機種固有コマンド情報1342とパラメータ情報1343を記憶部13に記憶する。
例えば、パラメータ抽出部122は、図4に示す「ip address 10.10.10.1 255.255.255.0」というコマンドについて、「ip」、「address」、「10.10.10.1」、「255.255.255.0」に分節する。そして、コマンドポリシー情報131を参照して、「ip」、「address」、「10.10.10.1」、「255.255.255.0」が、それぞれ、「機種固有キーワードA」、「機種固有キーワードB」、「IPv4(Internet Protocol Version 4)アドレスを示すパラメータ」、「IPv4サブネットを示すパラメータ」であると判断する。次に、パラメータ抽出部122は、図1に示すように、この「ip」、「address」と、これに続くパラメータ部である「10.10.10.1」、「255.255.255.0」を、「<c>」、「<d>」に置き換えた機種固有コマンド情報1342を作成する。そして、パラメータ部である「<c>」、「<d>」について、そのパラメータ種を示したパラメータ情報1343を作成する。
パラメータ抽出部122は、このような処理をCLIコマンド群情報1341に示される各コマンドについて実行し、このCLIコマンド群情報1341に関する機種固有コマンド情報1342およびパラメータ情報1343を作成する。
次に、図12を用いて、図7のS104における業務情報1340とCLIコマンド群情報1341との紐付け処理を説明する。図12は、図7のS104における業務情報とCLIコマンド群情報との紐付け処理を示したフローチャートである。
図2の業務情報管理部124は、業務情報1340に示される工事ごとに、その工事に関するCLIコマンド群情報1341を選択する(S401)。
例えば、業務情報1340に示される工事が工事Aであったとき、この工事Aに関するCLIコマンド群情報1341を記憶部13から選択する。ここで、工事Aに関するCLIコマンド群情報1341が複数の機種についてあったときには、このすべてのCLIコマンド群情報1341を選択する。
業務情報1340は、当該工事の出力コマンドに相当するコマンドを、S401で選択したCLIコマンド群情報1341に示される各コマンドの投入順序を参照して選択する(S402)。
例えば、図1に示す業務情報1340において工事Aの出力コマンドは、出力コマンド1,2,3,4なので、業務情報1340は、工事Aに関するCLIコマンド群情報1341(「ファイルA」)の中から、出力コマンド1として、この「ファイルA」の投入順序「1」のコマンドを選択する。また、同様に、出力コマンド2として、投入順序「2」のコマンドを選択し、出力コマンド3として、投入順序「3」のコマンドを選択する。このような選択を出力コマンド4まで実行する。但し、ここでCLIコマンド群情報1341に示されるコマンド種別が「エラーコマンド」のコマンドは選択しない。
なお、図1に示す業務情報1340において工事Bの出力コマンドは、出力コマンド2,4,5なので、業務情報管理部124は、この工事Bに関するCLIコマンド群情報1341(「ファイルB」)から、出力コマンド2として、投入順序「2」のコマンドを選択し、出力コマンド4として、投入順序「4」のコマンドを選択し、出力コマンド5として、投入順序「5」のコマンドを選択する。
そして、業務情報管理部124は、S402で選択したコマンドを、業務情報1340の当該工事に出力コマンドとして記憶する(S403)。
例えば、業務情報管理部124は、業務情報1340の工事Aの出力コマンド1,2,3,4について、例えば、出力コマンド1に対し「ファイルA、ID1」を書き込み、出力コマンド2に対し「ファイルA、ID2」を書き込み、出力コマンド3に対し「ファイルA、ID3」を書き込み、出力コマンド4に対し「ファイルA、ID5」(「ID4」はエラーコマンドなのでスキップ)を書き込む。業務情報管理部124は、業務情報1340の工事Bについても、出力コマンド2,4,5について、それぞれに対応するCLIコマンド群情報1341のファイル名(「ファイルB」)と、コマンドIDを書き込む。
このようにして、業務情報管理部124は、業務情報1340と、CLIコマンド群情報1341の各コマンドとの紐付けを行う。つまり、業務情報管理部124は、コマンドの投入順序の識別子(例えば、出力コマンド1,2,3…)に相当するコマンド(投入順序「1」、「2」、「3」等)のコマンドIDをCLIコマンド群情報1341から選択し、この選択したコマンドIDを、業務情報1340における当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして書き込む。なお、前記したとおり、コンフィグ設定管理モデル134のCLIコマンド群情報1341の各コマンドと、機種固有コマンド情報1342とは紐付けられ、また機種固有コマンド情報1342の各パラメータは、パラメータ情報1343と紐付けられている。従って、例えば、管理者等は、このコンフィグ設定管理モデル134を参照することで、業務情報1340の各工事の出力コマンドが、CLIコマンド群情報1341のどのコマンドと対応するかや、このコマンドのパラメータ部や、そのパラメータのパラメータ種別等を確認しやすくなる。なお、業務情報管理部124は、この業務情報1340の各出力コマンドと、この出力コマンドに対応する機種固有コマンド情報1342のコマンドとを直接紐付けてもよい。
なお、前記した実施の形態において、コンフィグ設定管理モデル作成装置10は、パラメータ情報1343を、機種固有コマンド情報1342ごとに作成することとしたが、これに限定されない。例えば、パラメータ情報1343を複数の機種固有コマンド情報1342で共有するようにしてもよい。例えば、パラメータ抽出部122により判断された、機種固有コマンド情報1342に示される各パラメータ部のパラメータ種別について、情報作成部123は、この機種固有コマンド情報1342に、既存のパラメータ情報1343のどのIDの情報を参照すればよいかを書き込んでおいてもよい。
また、コンフィグ設定管理モデル作成装置10は、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドのうち、対話型コマンドと判断されたコマンドについて、そのコマンドにどのようなコマンドが続いているかを分析し、その対話型コマンドと相関が高いコマンドに関する情報を、CLIコマンド群情報1341に含めるようにしてもよい。このようにすることで、対話型コマンドに続き、どのようなコマンドを投入すればエラーとならないかを確認しやすくなる。
さらに、パラメータ抽出部122が、CLIコマンド群情報1341に示される各コマンドのヘルプコマンド(例えば、「?」等)に対する応答文字列から、そのパラメータ種別や、設定可能な数値の最大値および最小値や文字列を抽出し、この抽出した情報をコマンドポリシー情報131へ反映させてもよい。このようにすることで、パラメータ抽出部122は、様々な機種に関するコマンドポリシー情報131を作成することができる。
また、パラメータ抽出部122は、CLIコマンド群情報1341に示される各コマンドの種別を判断するとき、その装置ごとにユニークな値を設定するパラメータ部と、その装置を含む通信網(ネットワーク)に共通なパラメータを設定するパラメータ部とを識別し、それらの情報をパラメータ情報1343に書き込むようにしてもよい。
さらに、CLIコマンド群情報1341と、機種固有コマンド情報1342との紐付けは、CLIコマンド群情報1341に示されるコマンドと同じコマンドを持つ機種固有コマンド情報1342を検索し、紐付けてもよい。また、パラメータ情報1343は、機種固有コマンド情報1342のパラメータのパラメータ種別を持つものを検索して紐付けてもよい。つまり、コンフィグ設定管理モデル作成装置10は、CLIコマンド群情報1341、機種固有コマンド情報1342、パラメータ情報1343を作成しておき、これらの情報の紐付けについては後で行うようにしてもよい。
また、業務情報1340とCLIコマンド群情報1341との紐付けは、業務情報1340の出力コマンドの欄に、CLIコマンド群情報1341のファイル名と、そのコマンドのコマンドIDとを書き込むことしたが、これに限定されない。例えば、CLIコマンド群情報1341にコマンドIDが、各コマンドごとにユニークなIDであった場合、ファイル名を省き、コマンドIDのみを書き込むようにしてもよい。
本実施の形態に係るコンフィグ設定管理モデル作成装置10は、前記したような処理を実行させるプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記憶媒体(CD−ROM等)に記憶して提供することも可能である。
本実施の形態のコンフィグ設定管理モデルを例示した図である。 本実施の形態のコンフィグ設定管理モデル作成装置の構成を示した図である。 図2のコマンド情報を例示した図である。 図2のパラメータ抽出部による処理を概念的に示した図である。 (a)は、図2のコマンドポリシー情報を例示した図であり、(b)は、図2のキーワード情報を例示した図である。 (a)は、初期状態における業務情報を例示した図であり、(b)は、ファイル名およびコマンドIDが紐付けられた後の業務情報を例示した図である。 図2のコンフィグ設定管理モデル作成装置の処理手順の概要を示したフローチャートである。 図7のS102のCLIコマンド群情報の作成処理を示したフローチャートである。 図3のコマンド情報に基づき作成されたCLIコマンド群情報を例示した図である。 (a)および(b)は、本実施の形態のモード遷移の概念を説明する図である。 図7のS103における機種固有コマンド情報およびパラメータ情報作成処理を示したフローチャートである。 図7のS104における業務情報とCLIコマンド群情報との紐付け処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10 コンフィグ設定管理モデル作成装置
11 入出力部
12 処理部
13 記憶部
100 コマンド情報
121 コマンド構造解析部
122 パラメータ抽出部
123 情報作成部
124 業務情報管理部
125 出力処理部
131 コマンドポリシー情報
132 キーワード情報
134 コンフィグ設定管理モデル
200 入力装置
300 出力装置
1340 業務情報
1341 CLIコマンド群情報
1342 機種固有コマンド情報
1343 パラメータ情報

Claims (6)

  1. 通信網に設置される装置に対する業務ごとに、当該業務において必要とされる前記各装置への設定を行うためのコマンドの投入順序の識別子を示した業務情報と、前記装置に対する業務ごとに、当該業務において前記装置へ投入したコマンドおよびそのコマンドに対する応答を示したコマンド情報との入力を受け付ける入力部と、
    前記装置の種別ごとに、当該種別の装置へ投入するコマンドの文法を示したコマンドポリシー情報と、前記各種別の装置へ投入するコマンドの種別ごとに、当該種別のコマンドを投入したときに、当該種別の装置から得られる応答に含まれるキーワードを示したキーワード情報と、前記業務情報とを記憶する記憶部と、
    前記入力されたコマンド情報の構造解析を行い、このコマンド情報に示される各コマンドの投入順序、コマンドモードおよびその応答を解析し、前記各コマンドに対する応答と前記キーワード情報とを参照して前記各コマンドの種別を判断し、前記装置の種別ごとに、前記コマンド情報に示されるコマンドの投入が行われた業務、前記投入されたコマンド、そのコマンドのコマンドIDと、前記解析された投入順序、コマンドモードおよびその応答と、前記判断されたコマンドの種別とを示したコマンド群情報を作成し、前記記憶部に記憶するコマンド構造解析部と、
    前記コマンドポリシー情報を参照して、前記コマンド群情報に示されるコマンドそれぞれのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別とを判断するパラメータ抽出部と、
    前記コマンド群情報に示されるコマンドおよびこのコマンドのパラメータ部を前記装置の種別ごとに示した機種固有コマンド情報と、前記機種固有コマンド情報に示されるパラメータ部それぞれのパラメータ種別を示したパラメータ情報とを作成して、前記記憶部に記憶する情報作成部と、
    前記記憶部から、前記業務情報に示される業務ごとに、その業務に関する前記コマンド群情報を選択し、この選択したコマンド群情報に示される前記各コマンドの投入順序を参照して、当該コマンド群情報から、前記業務情報の当該業務に関する前記コマンドの投入順序の識別子に相当するコマンドのコマンドIDを選択し、この選択したコマンドIDを、前記業務情報における当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして、前記業務情報に書き込む業務情報管理部とを備えることを特徴とするコンフィグ設定管理モデル作成装置。
  2. 前記キーワード情報は、当該装置からのエラーメッセージに含まれるキーワードを含み、
    前記コマンド構造解析部は、前記各コマンドに対する応答と前記キーワード情報とを参照して、当該応答にエラーメッセージを示すキーワードが含まれていたとき、当該コマンドの種別をエラーコマンドと判断し、前記コマンド群情報に当該コマンドに関する投入順序の情報を書き込まず、
    前記情報作成部は、前記機種固有コマンド情報に前記エラーコマンドと判断されたコマンドの情報を含めず、
    前記業務情報管理部は、前記コマンド群情報の当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして、前記投入順序の情報が書き込まれていないコマンドのコマンドIDを書き込まないことを特徴とする請求項1に記載のコンフィグ設定管理モデル作成装置。
  3. 前記キーワード情報は、当該装置からのコマンドの投入順序の変更を指示する応答に含まれるキーワードを含み、
    前記コマンド構造解析部は、前記各コマンドに対する応答と前記キーワード情報とを参照して、当該応答に前記コマンドの投入順序の変更を指示するキーワードが含まれているとき、当該コマンドについて前記投入順序を入れ替えた前記コマンド群情報を作成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンフィグ設定管理モデル作成装置。
  4. 前記コマンド構造解析部は、前記投入されたコマンド情報の構造解析を行うとき、前記コマンドのコマンドモードおよびその応答をもとに前記コマンドのモード遷移階層を判断し、前記コマンドのモード遷移階層を含む前記コマンド群情報を作成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコンフィグ設定管理モデル作成装置。
  5. 通信網に設置される装置の種別ごとに、当該種別の装置へ投入するコマンドの文法を示したコマンドポリシー情報と、前記各種別の装置へ投入するコマンドの種別ごとに、当該種別のコマンドを投入したときに、当該種別の装置から得られる応答に含まれるキーワードを示したキーワード情報とを記憶する記憶部を備えるコンフィグ設定管理モデル作成装置が、
    前記業務ごとに、当該業務において必要とされる前記各装置への設定を行うためのコマンドの投入順序の識別子を示した業務情報の入力を受け付け、前記記憶部に記憶するステップと、
    前記装置に対する業務ごとに、当該業務において前記装置へ投入したコマンドおよびそのコマンドに対する応答を示したコマンド情報の入力を受け付けるステップと、
    前記入力されたコマンド情報の構造解析を行い、このコマンド情報に示される各コマンドの投入順序、コマンドモードおよびその応答を解析するステップと、
    前記各コマンドに対する応答と前記キーワード情報とを参照して前記各コマンドの種別を判断するステップと、
    前記装置の種別ごとに、前記コマンド情報に示されるコマンドの投入が行われた業務、前記投入されたコマンド、そのコマンドのコマンドIDと、前記解析された投入順序、コマンドモードおよびその応答と、前記判断されたコマンドの種別とを示したコマンド群情報を作成し、前記記憶部に記憶するステップと、
    前記コマンドポリシー情報を参照して、前記コマンド情報に示されるコマンドそれぞれのパラメータ部と、そのパラメータ部のパラメータ種別とを判断するステップと、
    前記コマンド群情報に示されるコマンドと、そのコマンドそれぞれのパラメータ部を前記装置の種別ごとに示した機種固有コマンド情報と、前記機種固有コマンド情報に示されるパラメータ部それぞれのパラメータ種別を示したパラメータ情報とを作成して、前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部から、前記業務情報に示される業務ごとに、その業務に関する前記コマンド群情報を選択するステップと、
    前記選択したコマンド群情報に示される前記各コマンドの投入順序を参照して、当該コマンド群情報から、前記業務情報の当該業務に関する前記コマンドの投入順序の識別子に相当するコマンドのコマンドIDを選択し、この選択したコマンドIDを、前記業務情報における当該投入順序の識別子に対応するコマンドIDとして、前記業務情報に書き込むステップとを実行することを特徴とするコンフィグ設定管理モデル作成方法。
  6. 請求項5に記載のコンフィグ設定管理モデル作成方法を、コンピュータである前記コンフィグ設定管理モデル作成装置に実行させるためのプログラム。
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